JPH09190136A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09190136A
JPH09190136A JP8001948A JP194896A JPH09190136A JP H09190136 A JPH09190136 A JP H09190136A JP 8001948 A JP8001948 A JP 8001948A JP 194896 A JP194896 A JP 194896A JP H09190136 A JPH09190136 A JP H09190136A
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JP
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replacement cartridge
cartridge
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old
new
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JP8001948A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ogura
充 小倉
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機本体に装着された交換カートリッジの
新旧を判別する際に、実際に画像形成に使用されていな
い交換カートリッジまで旧品として判別されることがあ
った。 【解決手段】 クリーニング器5を有する交換カートリ
ッジ21において、クリーニング器5の廃トナーボック
ス13の下面に透明プラスチック板23を設け、複写機
本体20に設けた光センサ22により透明プラスチック
板23に廃トナーが付着しているか否かを検出し、これ
を基に複写機本体20に装着された交換カートリッジ2
1の新旧を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換カートリッジ
が着脱可能に装着された複写機やレーザプリンタ等の画
像形成装置に関し、特に交換カートリッジの新旧を判別
する構造に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の感光体カートリッジ等の交換カー
トリッジが着脱可能に装着された複写機やレーザプリン
タ等の画像形成装置には、本体に装着された交換カート
リッジが未使用(新品)であるか既使用(旧品)である
かを判別して、新品の交換カートリッジであれば本体の
コピー枚数等を計測するカウンタをリセットし、このカ
ウンタで計測されるコピー枚数等に基づいて交換カート
リッジの寿命や交換時期をうながすものがあった。
【0003】この種の画像形成装置においては、単に交
換カートリッジが本体に装着されただけで交換カートリ
ッジはもはや新品の交換カートリッジではなく旧品の交
換カートリッジであると判別したり、交換カートリッジ
の新旧の判別は行うものの交換カートリッジが装着され
ているか否かまで確実に判別するには至らなかったり、
また交換カートリッジが装着されているか否かを判別す
るために新旧状態を判別する機構の他に交換カートリッ
ジの有無を検知するセンサを別設するといったように、
いずれも交換カートリッジの新旧および装着されている
か否かを簡単な構造で確実に判別できるものではなかっ
た。
【0004】そこで、特開平3−67273号公報にお
いては、本体に交換カートリッジを装着したときに検知
手段がオン状態となり、本体を駆動したときに交換カー
トリッジの回転部材が回転し、交換カートリッジが新品
であれば回転部材に配された爪が検知手段をオフ状態と
し、その後爪が折損または折曲することにより検知手段
が復帰してオン状態となり、このような1つの検知手段
のオンオフの切換から交換カートリッジが本体に装着さ
れいるか否かおよび交換カートリッジが新品であるか旧
品であるかを判別するレーザプリンタが提案されてい
る。なお、交換カートリッジが旧品であれば、既に爪が
折損または折曲しているので、本体が駆動しても検知手
段はオン状態のままであり、交換カートリッジが旧品で
あることが判る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−67273
号公報のレーザプリンタにおいては、結果的に交換カー
トリッジの回転部材の爪の状態によって交換カートリッ
ジの新旧を判別できるようになっており、本体に新品の
交換カートリッジが装着されたときには爪を折損または
折曲することで、この交換カートリッジが再び誤って本
体に装着されたときに旧品であることが判別できる。
【0006】しかしながら、使用済の交換カートリッジ
をリサイクルして新品の交換カートリッジとして再び使
用する場合には、折損または折曲した爪を元の状態に戻
さなければならず、折損している爪を元の状態に戻すの
は不可能であり、また折曲している爪を元の状態に戻す
と爪が折損してしまう恐れがあるので、リサイクルには
不向きな使い捨ての構造であった。
【0007】また、新品の交換カートリッジが装着され
て本体が単に駆動(アイドリング動作)しただけで画像
形成動作が行れなかった場合にでも、回転部材の回転に
伴って爪が折損または折曲して新品を旧品の状態に切換
えるので、実際に画像形成のために使用されていない交
換カートリッジまで旧品として扱われるといった不具合
が生じることがあった。
【0008】本発明は、上記に鑑み、簡単かつ安価な構
造で交換カートリッジの新旧を確実に判別でき、交換カ
ートリッジのリサイクルに対して容易に適用可能な画像
形成装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による課
題解決手段は、画像形成装置本体に交換カートリッジが
着脱可能に装着された画像形成装置において、前記画像
形成装置本体に装着された前記交換カートリッジに使用
済の現像剤が存在しているか否かを検出する検出部と、
該検出部からの出力信号により前記交換カートリッジが
未使用(新品)のものか既使用(旧品)のものかを判別
する新旧判別手段とを備えたものである。
【0010】ここで、交換カートリッジに使用済の現像
剤が存在しているか否かを検出することは、交換カート
リッジが画像形成のために使用されて初めて生じる痕跡
の有無を検出することになり、検出部による検出の結
果、この痕跡がなければ交換カートリッジが新品である
と判別し、痕跡があれば交換カートリッジが旧品である
と判別する。
【0011】請求項2の発明による課題解決手段は、交
換カートリッジは少なくとも感光体を有し、検出部は感
光体の表面のクリーニング領域外に現像剤が存在してい
るか否かを検出するものである。感光体の表面のクリー
ニング領域外では一旦現像剤が付着するとクリーニング
されることがないので、検出部による検出の結果、感光
体の表面のクリーニング領域外に現像剤が存在していな
ければ交換カートリッジが新品であると判別し、現像剤
が存在していれば交換カートリッジが旧品であると判別
する。
【0012】請求項3,4の発明による課題解決手段
は、交換カートリッジは少なくとも感光体の表面に付着
した現像剤をクリーニングするクリーニング器を有し、
検出部は前記クリーニング器によって前記感光体の表面
から除去された現像剤が存在する被検出体の現像剤の有
無を検出する光センサとされている。また、被検出体は
透光性を有し、光センサから照射して前記被検出体を透
過した光を光センサの方向に反射させる反射体が設けら
れている。ここで、被検出体としては、廃トナーボック
スの下面に配された透明部分や、感光体の表面に付着し
た現像剤を掻取る現像剤掻取り部材や、現像剤掻取り部
材で掻取った現像剤を受ける現像剤受け部材等が適当で
あり、光センサによる検出の結果、被検出体に現像剤が
存在していなければ交換カートリッジが新品であると判
別し、現像剤が存在していれば交換カートリッジが旧品
であると判別する。
【0013】請求項5の発明による課題解決手段は、画
像形成装置本体に交換カートリッジが着脱可能に装着さ
れた画像形成装置において、前記交換カートリッジに設
けられ未使用カートリッジであることを示す未使用状態
から既使用カートリッジであることを示す既使用状態へ
切換可能とされた作動体と、前記画像形成装置本体への
未使用の交換カートリッジの装着時に前記作動体を未使
用状態から既使用状態に切換える作動体切換機構と、前
記作動体の状態により前記交換カートリッジが新品か旧
品かを判別する新旧判別手段とを備えたものである。こ
れにより、作動体が未使用状態であれば交換カートリッ
ジが新品であると判別し、作動体が既使用状態であれば
交換カートリッジが旧品であると判別するとともに、作
動体を既使用状態から未使用状態にリセットするだけで
交換カートリッジの新旧判別に関与する部分のリセット
を行うことができ、使用済の交換カートリッジをリサイ
クルして新品の交換カートリッジとして再び使用するこ
とができる。なお、作動体の状態の切換とは、従来技術
のように爪を折損または折曲するような作動体の変形破
損を伴うものではない。
【0014】請求項6の発明による課題解決手段は、作
動体の状態に応じて変化する電気的導通路が前記作動体
に設けられ、新旧判別手段は前記電気的導通路の導通状
態により交換カートリッジが新品か旧品かを判別するも
のである。具体的には、作動体が移動して状態が変化す
ると、作動体に設けられている電気的導通路が位置的に
変化し、これに伴って例えば画像形成装置本体側で検出
される電気的導通路の導通状態(抵抗値、導通非導通
等)が変化するようになっており、この導通状態により
交換カートリッジの新旧を判別することによって、電気
的に交換カートリッジの新旧を判別できるようになって
いる。このため、交換カートリッジが帯電チャージャを
有している場合、帯電チャージャに高圧を供給するため
の回路と電気的導通路とを組合わせたり、交換カートリ
ッジが感光体を有している場合、電気的導通路として感
光体をアースするためのアース回路の一部を利用するこ
とも可能である。
【0015】請求項7の発明による課題解決手段は、作
動体の状態に応じて変化する検出パターン(例えば反射
体)が前記作動体に設けられ、該検出パターンを検出す
る光センサが設けられ、新旧判別手段は光センサの出力
信号により交換カートリッジが新品か旧品かを判別する
ものである。これにより、電気的導通路を使用しなくて
も非接触で交換カートリッジの新旧の判別を行うことが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)本発明の第一の実施形態における複
写機は、図2の如く、感光体1の周辺に、帯電チャージ
ャ2、現像器3、転写チャージャ4、クリーニング器5
が配されている。また、図2中、6は原稿載置ガラス、
7はコピーランプ、8はセルフォックレンズ、9は現像
器3におけるマグネットローラ、10は転写時に感光体
1に密着した用紙を感光体1から剥離するための剥離テ
ープ、11は感光体1から剥離された用紙を搬送する搬
送ローラ、12はクリーニング器5における現像剤(廃
トナー)を収容する廃トナーボックス13の開口部に配
され感光体1の表面に付着した廃トナーを掻取るクリー
ニングブレード、14は廃トナーボックス13の開口部
に配されクリーニングブレード12で掻取った廃トナー
を受けるサブブレード、15は廃トナーボックス13内
の廃トナーを搬送する搬送ローラである。
【0017】そして、画像プロセスを開始すると、原稿
載置ガラス6上に載置された原稿をコピーランプ7によ
り露光し、このときの反射光をセルフォックレンズ8を
通じて帯電チャージャ2により帯電された感光体1の表
面に照射することによって感光体1の表面に静電潜像を
形成し、この静電潜像を現像器3のトナーによりトナー
像として可視像化する。このトナー像にタイミングを合
せて感光体1と転写チャージャ4との画像形成位置に搬
送した用紙にトナー像を転写する。転写時に感光体1に
密着した用紙を剥離テープ10により感光体1から剥離
して図示しない定着器に搬送し、定着器で用紙上のトナ
ー像を定着した後、排紙する。
【0018】一方、感光体1の表面に残留した転写後の
廃トナーは、クリーニング器5のクリーニングブレード
12で掻取られる。掻取られて落下した廃トナーは、サ
ブブレード14で一旦受けられた後、廃トナーボックス
13内に順次落下して収容される。
【0019】このような複写機においては、感光体1、
帯電チャージャ2、現像器3、転写チャージャ4、クリ
ーニング器5、定着器といった画像形成のために使用さ
れる部材をユニット化して複写機本体(画像形成装置本
体)に着脱可能な交換カートリッジとすることにより、
各部材の寿命や故障に伴うメンテナンスや交換を容易に
している。
【0020】第一の実施形態の複写機においては、図
1,3の如く、感光体1とクリーニング器5とが一体的
にユニット化されて複写機本体20に着脱可能に装着さ
れた交換カートリッジ21を備えており、複写機本体2
0に装着された交換カートリッジ21が未使用(新品)
のものであるか既使用(旧品)のものであるかを判別す
ることができるようになっている。これにより、交換カ
ートリッジ21を交換したときに使用済の交換カートリ
ッジ21が誤って再び装着されるのを防止したり、複写
機本体20に装着された交換カートリッジ21が新品で
あることを判別したときにコピー枚数等を計測する複写
機本体20のカウンタをリセットしてこのカウンタで計
測されるコピー枚数等に基づいて交換カートリッジ21
の寿命や交換時期を把握できる。
【0021】ここで、交換カートリッジ21の新旧を判
別する構造について説明する。この構造は、図1の如
く、クリーニング器5に廃トナーが存在しているか否か
を検出する検出部22と、検出部22からの出力信号に
より交換カートリッジ21が新品か旧品かを判別する新
旧判別手段とからなっている。
【0022】前記検出部22は、複写機本体20に配さ
れた受発光素子を有する反射型の光センサ(フォトイン
タラプタ)とされ、クリーニング器5の廃トナーボック
ス13に配され感光体1の表面から掻取った廃トナーが
付着する被検出体23に対向して配置されている。被検
出体23は、廃トナーボックス13の下面の廃トナーが
最も早く付着する部分に配された透光性を有する透明プ
ラスチック板からなり、廃トナーボックス13がプラス
チック成型品であれば廃トナーボックス13自体を透明
プラスチックで成型すればよく、廃トナーボックス13
が板金等の部材であれば廃トナーボックス13の下面の
一部分に透明プラスチック板を嵌め込めばよい。
【0023】さらに、廃トナーボックス13内には被検
出体23を挟んで光センサ22と対向するように反射体
(高輝反射板)24が配され、光センサ22から照射し
て被検出体23を透過した光を高輝反射板24により光
センサ22の方向に反射させるよう構成されている。こ
の高輝反射板24は、表面が鏡面加工された反射率98
%〜99%のアルミニウム板材、あるいは低価格なプラ
スチックに高輝アルミニウム反射シートを貼付けたもの
であり、その一端が廃トナーボックス13の下面に固定
され、被検出体23への廃トナーの侵入を確保しながら
上方に向かって傾斜して配されている。
【0024】前記新旧判別手段は、複写機本体20に配
された画像形成プロセスを実行するマイクロコンピュー
タからなる制御部25の一機能とされており、光センサ
22からの出力信号すなわち光センサ22の受光量が予
め設定されている所定値よりも大であれば複写機本体2
0に装着された交換カートリッジ21が新品であると判
別し、光センサ22の受光量が予め設定されている所定
値以下であれば複写機本体20に装着された交換カート
リッジ21が旧品であると判別するようになっている。
【0025】上記構成において、図4の如く、現在使用
している交換カートリッジ21の寿命に伴って、図示し
ない操作パネルに交換カートリッジ21が寿命であるこ
とを示すライフオーバ表示がなされると、複写機本体2
0のフロントカバーを開放して旧品の交換カートリッジ
21を複写機本体20から取外して新品の交換カートリ
ッジ21を装着し、フロントカバーを閉じる。そして、
複写機の電源をオンして複写機のアイドリング動作が開
始すると、光センサ22によりクリーニング器5の被検
出体23に廃トナーが付着しているか否かを検出する。
このとき、光センサ22から照射した光は、被検出体2
3を透過した後、高輝反射板24で反射して再び被検出
体23を透過して光センサ22で受光される。複写機本
体20に新品の交換カートリッジ21が装着されていれ
ば、被検出体23に廃トナーが付着しておらず被検出体
23の透過率が良いので、光センサ22の受光量が所定
値よりも大となり、これにより交換カートリッジ21が
新品であることを判別するとともに、カウンタのリセッ
ト等を行い、アイドリング動作を継続する。
【0026】また、交換カートリッジ21の交換の際に
誤って複写機本体20に使用済の交換カートリッジ21
が装着されていれば、被検出体23に廃トナーが付着し
ており被検出体23の透過率が悪いので、光センサ22
の受光量が所定値以下となり、これにより交換カートリ
ッジ21が旧品であることを判別し、操作パネルにおい
てライフオーバ表示を行い、複写機の動作を停止する。
【0027】このように、クリーニング器5の被検出体
23に廃トナーが存在しているか否かといった交換カー
トリッジ21が画像形成のために使用されて初めて生じ
る痕跡の有無を検出することによって、複写機本体20
に装着された交換カートリッジ21の新旧を判別してい
るので、従来のように単に複写機本体に装着されただけ
のものや単に複写機のアイドリング動作で爪等が折損ま
たは折曲したのみで実際に画像形成に使用されなかった
ものまで旧品であると判別することがなく、交換カート
リッジ21の新旧の判別を適正に行うことができる。
【0028】また、廃トナーボックス13の下面に透光
性を有する被検出体23および高輝反射板24を設け、
交換カートリッジ21の外部すなわち複写機本体20に
光センサ22を設けているので、廃トナーボックス13
の外部に廃トナーを漏らすことなく交換カートリッジ2
1の廃トナーボックス13内における被検出体23の廃
トナーの有無を検出することができ、簡単な構造で、し
かも消耗品である交換カートリッジ21毎に光センサ2
2を設ける必要がなく製造コストを安価にすることがで
きる。
【0029】さらに、高輝反射板24を使用することに
より、光センサ22から照射した光の反射効率を高める
ことができ、被検出体23に微量の廃トナーが付着した
だけでも、光センサ22において正確に廃トナーを検出
することができ、光センサ22の検出精度が向上して交
換カートリッジ21の新旧の判別を確実に行うことがで
きる。
【0030】(第二の実施形態)第二の実施形態では、
図5,6の如く、クリーニング器5における被検出体2
3が廃トナーボックス13の内部に向かって突出した状
態で廃トナーボックス13の下面に取付けられ、被検出
体23と光センサ22との間の廃トナーボックス13の
下面に、光センサ22から照射された光を集光して被検
出体23に導くとともに高輝反射板24で光センサ22
の方向に反射した光を集光して光センサ22に導く集光
レンズ30が嵌め込まれている。なお、その他の構成お
よび動作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形
態と同様の機能を有する部材については同符号を付して
ある。
【0031】これにより、光センサ22の受光量をアッ
プすることができ、廃トナーの有無による光センサ22
の受光量の差が顕著となって検出精度が大巾に向上し、
交換カートリッジ21の新旧の判別をより確実に行うこ
とができる。
【0032】(第三の実施形態)第三の実施形態では、
図7,8の如く、クリーニング器5における被検出体が
透光性を有する透明なウレタン製のクリーニングブレー
ド12とされ、光センサ22がクリーニングブレード1
2に対向するように複写機本体20に配されてクリーニ
ングブレード12の先端の廃トナーの有無を検出できる
ようになっている。
【0033】さらに、廃トナーボックス13内にはクリ
ーニングブレード12を挟んで光センサ22と対向する
ように高輝反射板40が配され、光センサ22から照射
してクリーニングブレード12の先端を透過した光を光
センサ22の方向に反射させるように構成されている。
高輝反射板40は、その一端が廃トナーボックス13の
上面に固定され、下方に向かって傾斜して配されてい
る。なお、その他の構成および動作は第一の実施形態と
同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材
については同符号を付してある。
【0034】このように、クリーニング器5おいて感光
体1に付着した廃トナーを除去した際に、真先に廃トナ
ーが付着するクリーニングブレード12の先端における
廃トナーの有無を検出するので、交換カートリッジ21
の新旧の判別を素早くかつ確実に行うことができ、交換
カートリッジ21が画像形成のためにわずかに使用され
ただけであっても交換カートリッジ21が旧品であるこ
とを判別できる。
【0035】(第四の実施形態)第四の実施形態では、
図9,10の如く、クリーニング器5における被検出体
が透光性を有する透明なウレタン製の厚さ0.1mm程
度のサブブレード14とされ、光センサ22がサブブレ
ード14に対向するように複写機本体20に配されてサ
ブブレード14の廃トナーの有無を検出できるようにな
っている。
【0036】さらに、廃トナーボックス13内にはサブ
ブレード14を挟んで光センサ22と対向するように高
輝反射板50が配され、光センサ22から照射してサブ
ブレード14を透過した光を光センサ22の方向に反射
させるよう構成されている。高輝反射板50は、その一
端が廃トナーボックス13の下面に固定され、上方に向
かって傾斜して配されており、その下部中央には高輝反
射板50とサブブレード14との間に廃トナーが溜らな
いように廃トナーを逃がすための切欠50aを有してい
る。なお、その他の構成および動作は第一の実施形態と
同様であり、第一の実施形態と同様の機能を有する部材
については同符号を付してある。
【0037】このように、透光性を有する非常に薄いサ
ブブレード14の廃トナーの有無を検出するので、光セ
ンサ22から照射した光の透過率を格段に高めることが
でき、光センサ22の検出精度が向上して交換カートリ
ッジ21の新旧の判別を確実に行うことができる。
【0038】(第五の実施形態)第五の実施形態では、
図11の如く、光センサ22が感光体1の表面のクリー
ニング領域外(図中のL領域の外側)に対向するように
複写機本体20に配され、感光体1の表面のクリーニン
グ領域外の廃トナーの有無を検出できるように構成され
ている。なお、現像領域は、クリーニング領域よりも幅
狭く設定されている。
【0039】感光体1の表面は、光センサ22から照射
した光を反射する反射面としての機能を有するととも
に、感光体1の表面のクリーニング領域外では、感光体
1の表面に付着した廃トナーをクリーニングブレード1
2で掻取る際に、廃トナーがクリーニングブレード12
の両端のエッジ部からわずかに回り込んで付着し、一旦
廃トナーが付着するとクリーニングブレード12で掻取
られることがない。したがって、光センサ22により感
光体1の表面のクリーニング領域外(一周分)における
廃トナーの有無を検出することによって、交換カートリ
ッジ21が新品であるか画像形成のために使用された旧
品であるかを判別することができる。
【0040】なお、本実施形態においては、交換カート
リッジが感光体1とクリーニング器5とを一体的にユニ
ット化したものでなくてもよく、少なくとも感光体1を
有するものであればよい。また、現像領域は、クリーニ
ング領域よりも幅広く設定してもよく、この場合におい
てもクリーニング領域外の廃トナーの有無を検出するこ
とによって交換カートリッジ21が新品であるか旧品で
あるかを判別することができる。その他の構成および動
作は第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同
様の機能を有する部材については同符号を付してある。
【0041】このように、感光体1の表面のクリーニン
グ領域外における廃トナーの有無を検出しているので、
第一〜第四の実施形態のような透光性を有する部材等や
高輝反射板を必要とせず、部品点数の削減およびコスト
ダウンが可能となり、既存の感光体1を有する交換カー
トリッジ21の新旧の判別にも容易に適用可能である。
【0042】また、感光体1の表面のクリーニング領域
外で特にクリーニングブレード12のエッジ部に近い位
置に対応させて光センサ22を配置すると、クリーニン
グブレード12のエッジ部から回り込んだ廃トナーを確
実に検出することができ、交換カートリッジ21の新旧
の判別をより確実に行うことができる。
【0043】(第六の実施形態)第六の実施形態では、
図12の如く、交換カートリッジ21の新旧を判別する
構造が、交換カートリッジ21に配され未使用カートリ
ッジ(交換カートリッジ21が新品)であることを示す
未使用状態から既使用カートリッジ(交換カートリッジ
21が旧品)であることを示す既使用状態へ切換可能と
された作動体60と、複写機本体20への新品の交換カ
ートリッジ21の装着時に作動体60を未使用状態から
既使用状態に移動して保持する作動体切換機構61と、
複写機本体20への交換カートリッジ21の装着時に作
動体60の状態により交換カートリッジ21が新品のも
のか旧品のものかを判別する新旧判別手段とからなって
いる。
【0044】前記作動体60は、交換カートリッジ21
の片方の側面に横軸62周りに上下方向に回動自在に支
持された略扇形の絶縁基板63と、該絶縁基板63に配
された電気的導通路64とからなる。そして、電気的導
通路64は、絶縁基板63の回動中心位置に配された共
通接点65と、絶縁基板63の回動中心位置から等間隔
に離間した位置に配された第一,第二接点66,67
と、共通接点65と第一接点66との間に接続された第
一抵抗体68と、共通接点65と第二接点67との間に
接続され第一抵抗体68よりも抵抗値が小さい第二抵抗
体69とから構成されている。
【0045】また、複写機本体20には、複写機本体2
0に装着された交換カートリッジ21の共通接点65に
接触する接点板70と、第一または第二接点66,67
に接触する接点板71とが設けられている。
【0046】そして、作動体60が未使用状態のときに
は、複写機本体20に交換カートリッジ21を装着した
ときに電気的導通路64の共通接点65および第一接点
66が複写機本体20の両接点板70,71に夫々接触
する状態となり、既使用状態のときには、電気的導通路
64の共通接点65および第二接点67が複写機本体2
0の両接点板70,71に夫々接触する状態となる。す
なわち、作動体60の状態に応じて電気的導通路64の
位置が変化して複写機本体20の両接点板70,71を
介して検出される電気的導通路64の導通状態(抵抗
値)が変化することになる。
【0047】前記作動体切換機構61は、交換カートリ
ッジ21の片方の側面に回転自在に支持されたカムギア
72と、複写機本体20に配され交換カートリッジ21
が複写機本体20に装着されたときにカムギア72の間
欠ギア77(後述する)に噛合う本体ギア73と、複写
機本体20に配され本体ギア73を回転駆動させる図示
しない駆動モータと、作動体60を下方すなわち既使用
状態の方向に付勢するスプリング74とからなる。
【0048】前記カムギア72は、図13の如く、交換
カートリッジ21の側面に回転自在に支持された回転軸
75に偏心カム76および歯が一部欠損した間欠ギア7
7が固定されたものであり、作動体60の絶縁基板63
の下面がスプリング74の付勢力により常に偏心カム7
6に当接した状態となっている。また、間欠ギア77の
歯が欠損した部分と偏心カム76の回転軸75から最も
遠い部分が約90度位置ずれして配されている。さら
に、新品の交換カートリッジ21においては、偏心カム
76の回転軸75から最も遠い部分が作動体60の絶縁
基板63の下面に当接して、スプリング74の付勢力に
抗して作動体60を未使用状態となるように押し上げて
いる。さらに、新品の交換カートリッジ21を複写機本
体20に装着したときには、間欠ギア77における歯が
欠損した部分から約180度位置ずれした部分が本体ギ
ア73と噛合うようになっている。
【0049】前記スプリング74は、一端が絶縁基板6
3の下部に固定され、他端が交換カートリッジ21の側
面に固定されている。
【0050】前記新旧判別手段は、画像形成プロセスを
実行するマイクロコンピュータからなる制御部78の一
機能とされ、両接点板70,71を介して通電を行い、
作動体60の状態すなわち両接点板70,71を介して
検出される電気的導通路64の導通状態(抵抗値)によ
り交換カートリッジ21の新旧を判別するようになって
おり、具体的には第一抵抗体68の抵抗値に相当する抵
抗値を検出すると交換カートリッジ21が新品であると
判別し、第二抵抗体69の抵抗値に相当する抵抗値を検
出すると交換カートリッジ21が旧品であると判別する
ようになっている。また、制御部78は、両接点板7
0,71間が通電していれば交換カートリッジ21が複
写機本体20に装着されていると判別し、両接点板7
0,71間が通電していなければ交換カートリッジ21
が複写機本体20に装着されていないと判別する機能も
有している。
【0051】上記構成において、複写機本体20に新品
の交換カートリッジ21を装着すると、作動体60が未
使用状態であるので電気的導通路64の共通接点65お
よび第一接点66が複写機本体20の両接点板70,7
1に夫々接触し、間欠ギア77が本体ギア73に噛合
う。
【0052】そして、複写機の電源をオンして、複写機
のアイドリング動作が開始すると、両接点板70,70
を介して第一抵抗体68の抵抗値に相当する抵抗値を検
出し、これによって交換カートリッジ21が複写機本体
20に装着されかつ新品であることを判別する。
【0053】また、このとき本体ギア73が回転され、
間欠ギア77が回転することにより偏心カム76の回転
軸75から最も遠い部分が絶縁基板63の下面から離れ
ていき、作動体60が未使用状態から自重およびスプリ
ング74の付勢力によって下方に揺動して既使用状態に
切換わる。そして、間欠ギア77が半回転したところで
間欠ギア77の歯が欠損した部分が本体ギア73に対向
し、本体ギア73と間欠ギア77との噛合が解除されて
間欠ギア77がこれ以上回転しなくなり、作動体60は
既使用状態で保持される。
【0054】一方、交換カートリッジ21の交換の際に
誤って複写機本体20に使用済の交換カートリッジ21
を装着すれば、作動体60は既使用状態で保持されてお
り、電気的導通路64の共通接点65および第二接点6
7が複写機本体20の両接点板70,71に夫々接触す
るので、両接点板70,71を介して第二抵抗体69の
抵抗値に相当する抵抗値を検出し、これによって交換カ
ートリッジ21に複写機本体20が装着されかつ旧品で
あることを判別する。
【0055】なお、本実施形態においては、交換カート
リッジが感光体1とクリーニング器5とを一体的にユニ
ット化したものでなくてもよく、複写機本体20に着脱
可能に装着されるカートリッジすべてに適応可能であ
る。また、その他の構成および動作は、第一の実施形態
と同様であり、第一の実施形態を有する部材について
は、同符号を付してある。
【0056】このように、未使用状態から既使用状態へ
切換可能とされた作動体60の状態により交換カートリ
ッジ21の新旧を判別しているので、作動体60を既使
用状態から未使用状態にリセットするだけで交換カート
リッジ21の新旧判別に関与する部分のリセットを行う
ことができ、使用済の交換カートリッジ21をリサイク
ルして新品の交換カートリッジ21として再び使用する
ことが可能となる。これにより、従来のような爪を破損
または折曲するような構造に比べて使用性が向上し、ト
ータルコストの削減が可能となる。
【0057】そして、作動体60の状態すなわち複写機
本体20の両接点板70,71を介して検出される電気
的導通路64の抵抗値により交換カートリッジ21の新
旧を判別するといった電気的に交換カートリッジ21の
新旧を判別する構造となっているので、構造を簡単にし
て製造コストを安価にすることができるとともに、抵抗
値の検出によって交換カートリッジ21が複写機本体2
0に装着されているか否かを同時に判別することができ
る。
【0058】また、従来より電気ヒューズを有する電気
的導通路を設け、新品の交換カートリッジが本体に装着
されたときに本体側からヒューズ溶断用の電流を流して
電気ヒューズを溶断することにより、交換カートリッジ
の新旧を判別する構造があるが、このような構造におい
ては電気ヒューズに溶断用の電流を流すことができる大
きな電流に耐え得る回路が必要であり、ハーネスの線径
が太くなり、交換カートリッジ側の電気ヒューズを配す
るための基板が大きくなったり、電気ヒューズが溶断す
るので交換カートリッジのリサイクルができないといっ
た不具合が生じる。この点、本実施形態においては、複
写機本体20側の機械的駆動力により作動体60の電気
的導通路64が移動することによって複写機本体20の
両接点70,71を介して検出される電気的導通路64
の抵抗値が変化し、この抵抗値によって交換カートリッ
ジ21の新旧を判別する構造になっているので、上述の
ような不具合を解消することができる。
【0059】(第七の実施形態)第七の実施形態では、
図14の如く、絶縁基板63に配された電気的導通路8
0が、絶縁基板63の回動中心位置に配された固定接点
81と、絶縁基板63の回動中心位置から離間した位置
に配された移動接点82と、固定接点81と移動接点8
2との間に接続された配線83とからなっている。そし
て、作動体60が未使用状態のときには、複写機本体2
0に交換カートリッジ21を装着したときに電気的導通
路80の固定接点81が接点板70に接触し移動接点8
2が接点板71に接触しない非導通状態となり、既使用
状態のときには、電気的導通路80の固定接点81およ
び移動接点82が複写機本体20の両接点板70,71
に夫々接触する導通状態となる。すなわち、作動体60
の状態に応じて電気的導通路80の位置が変化して、複
写機本体20の両接点板70,71を介して電気的導通
路80の非導通状態または導通状態が検出されることに
なる。
【0060】そして、新旧判別手段は、両接点板70,
71を介して通電を行い、両接点板70,71を介して
電気的導通路80の非導通状態を検出すると交換カート
リッジ21が新品であると判別し、電気的導通路80の
導通状態を検出すると交換カートリッジ21が旧品であ
ることを判別するようになっている。
【0061】なお、図15の如く上述とは逆に、作動体
60の未使用状態では複写機本体20の両接点板70,
71を介して電気的導通路80の導通状態が検出され、
作動体60の既使用状態では電気的導通路80の非導通
状態が検出されるようにしてもよい。
【0062】また、図16の如く、交換カートリッジ2
1が帯電チャージャ2を有している場合、複写機本体2
0から帯電チャージャ2に高圧を供給するための回路と
電気的導通路80とを組合わせてもよい。図16中、8
5はチャージャケース、86,87はチャージャケース
85に接続された導電板、88は複写機本体20に配さ
れ交換カートリッジ21が複写機本体20に装着された
ときに導電板87が係合するスプリング状接点、89は
チャージャケース85と電気的導通路80の固定接点8
1との間に接続されたワイヤである。これにより、複写
機本体20に交換カートリッジ21が装着されたとき、
複写機本体20の両接点板70,71を介して電気的導
通路80の導通非導通および帯電チャージャ2への高圧
の供給が正常に行なわれているか(帯電チャージャ2に
高圧を供給するための複数の導電部材が正しく接続され
ているか)を検出することができて、交換カートリッジ
21の新旧を判別するための構造を有効利用することが
でき、しかも安価である。なお、その他の構成および動
作は第六の実施形態と同様であり、第六の実施形態と同
様の機能を有する部材については同符号を付してある。
【0063】このように、作動体60の状態すなわち複
写機本体20の両接点板70,71を介して検出される
電気的導通路80の導通、非導通状態により交換カート
リッジ21の新旧を判別しているので、抵抗値により新
旧判別を行うときと比べて、導通か非導通かすなわちオ
ンオフといったデジタル的な情報に基づいて交換カート
リッジ21の新旧を明確に判別することができる。
【0064】また、作動体60が未使用状態のときには
複写機本体20の両接点板70,71を介して電気的導
通路80の非導通状態が検出され、作動体60が既使用
状態のときには電気的導通路80の導通状態が検出され
るようにした場合には、新品の交換カートリッジ21が
装着されたときに電気的導通路80が非導通状態から導
通状態に切換わり、旧品の交換カートリッジ21が装着
されたときには、電気的導通路80が導通状態のままで
あり、交換カートリッジ21の新旧にかかわらず複写機
本体20に交換カートリッジ21が装着されると電気的
導通路80の導通状態が検出されるので、複写機本体2
0に交換カートリッジ21が装着されているか否かも判
別することができる。
【0065】さらに、作動体60を既使用状態から未使
用状態にリセットするだけで交換カートリッジ21の新
旧判別に関与する部分のリセットを行うことができ、使
用済の交換カートリッジ21をリサイクルして新品の交
換カートリッジ21として再び使用することが可能とな
る。
【0066】(第八の実施形態)第八の実施形態では、
図17の如く、交換カートリッジ21が少なくとも感光
体1を有し、複写機本体20に装着された交換カートリ
ッジ21の感光体1をアースするためのアース回路90
を利用して交換カートリッジ21の新旧を判別できるよ
うにしている。
【0067】前記感光体1は、円筒状のアルミニウム素
管91と、該アルミニウム素管91の両端に嵌合された
ドラムフランジ92と、一方のドラムフランジ92の外
周部に配されたドラムギア93とを備えている。
【0068】そして、交換カートリッジ21を複写機本
体20の前方から後方に水平にスライドさせながら複写
機本体20に装着すると、感光体1のドラムギア93が
複写機本体20側の図示しない駆動ギアと噛み合うとと
もに一方のドラムフランジ92の中央貫通孔92aに複
写機本体20側のドラム支持軸94が挿入されるように
なっている。
【0069】感光体1をアースするためのアース回路9
0は、アルミニウム素管91とドラム支持軸94とを電
気的に接続するための導電性の接点板ばね95と、ドラ
ム支持軸94と、ドラム支持軸94に接続された複写機
本体20側の図示しないアース用配線とを備えている。
【0070】前記接点板ばね95は、アルミニウム素管
91内でドラムフランジ92に固定されて先端の屈曲部
96aがアルミニウム素管91の内面に接触可能とされ
た第一接点板96と、ドラム支持軸94に接触可能とさ
れた第二接点板97とが一体成形されてなる。
【0071】そして、ドラムフランジ92には、アルミ
ニウム素管91の内面に沿って絶縁片98が延設されて
おり、第一接点板96は、屈曲部96aが絶縁片98の
先端部に接触した状態と屈曲部96aが絶縁片98の先
端部から外れてアルミニウム素管91の内面に接触した
状態との間で移動可能とされて、アルミニウム素管91
内に湾曲した状態で配されている。
【0072】したがって、新品の交換カートリッジ21
において接点板ばね95の第一接点板96を屈曲部96
aが絶縁片98の先端部に接触した状態に設定しておく
と、接点板ばね95は、新品の交換カートリッジ21で
あることを示す非導通状態(未使用状態)から旧品の交
換カートリッジ21であることを示す導通状態(既使用
状態)へ切換可能とされた電気的導通路を有する作動体
としての機能を有するものである。
【0073】そして、複写機本体20への新品の装着時
に接点板ばね95を非導通状態から導通状態に切換えて
保持する切換機構100と、複写機本体20への交換カ
ートリッジ21の装着時に接点板ばね95の状態により
交換カートリッジ21の新旧を判別する、具体的には接
点板ばね95が非導通状態となってアース回路90に流
れる電流を検出できないときに新品であると判別し、接
点板ばね95が導通状態となってアース回路90に流れ
る電流を検出したときに交換カートリッジ21が旧品で
あると判別する新旧判別手段とが設けられている。
【0074】前記切換機構100は、ドラムフランジ9
2に軸方向に移動可能に貫通支持され一端が第一接点板
96の中央に固定された可動ロッド101と、交換カー
トリッジ21のフレーム102に貫通支持され可動ロッ
ド101を押し込むプッシュロッド103と、可動ロッ
ド101を押し込む方向にプッシュロッド103を移動
させるカムギア104と、プッシュロッド103を可動
ロッド101から離間する方向に付勢するスプリング1
05と、複写機本体20に配され交換カートリッジ21
が複写機本体20に装着されたときにカムギア104の
後述する間欠ギア109に噛み合う本体ギア106と、
複写機本体20に配され本体ギア106を回転駆動させ
る図示しない駆動モータとからなる。
【0075】前記可動ロッド101には、接点板ばね9
5が非導通状態から導通状態に移動したとき、振動等に
より接点板ばね95が再び非導通状態に戻るのを防止す
るためのフック101aが取り付けられている。
【0076】前記カムギア104は、交換カートリッジ
21のフレーム102に回転自在に支持された回転軸1
07にカムフォロワー108および歯が一部欠損した間
欠ギア109(図18参照)が固定されたものである。
そして、新品の交換カートリッジ21においては、プッ
シュロッド103が可動ロッド101から最も離間する
ようにカムフォロワー108の最も厚みのない部分がプ
ッシュロッド103に当接している。また、新品の交換
カートリッジ21を複写機本体20に装着したときに
は、間欠ギア109における歯が欠損した部分から僅か
に位置ずれした部分が本体ギア106に噛合うようにな
っている。なお、プッシュロッド103には、フレーム
102から抜けでないようにフレーム102の内側にお
いてリングが外嵌されている。
【0077】前記スプリング105は、プッシュロッド
103に外嵌され、一端が交換カートリッジ21のフレ
ーム102に固定され、他端がプッシュロッド103に
固定されている。
【0078】これにより、複写機本体20に新品の交換
カートリッジ21を装着したときには接点板ばね95が
非導通状態であり、複写機の電源をオンして複写機のア
イドリング動作が開始したときにはアース回路90には
電流が流れず、これによって交換カートリッジ21が新
品であることを判別する。
【0079】また、このとき本体ギア106の回転に伴
って本体ギア106と噛み合っている間欠ギア109が
回転し、間欠ギア109がほぼ半回転したところでカム
フォロワー108の最も厚みのある部分がプッシュロッ
ド103を押し、プッシュロッド103がスプリング1
05の付勢力に抗して感光体1の方向に移動し、可動ロ
ッド101を押し込む。これによって接点板ばね95に
おける第一接点板96の屈曲部96aが絶縁片98の先
端部から外れてアルミニウム素管91の内面に接触し、
接点板ばね95が非導通状態から導通状態に切換わる。
このとき、アース回路90に電流が流れるようになって
感光体1のアースが可能となる。
【0080】そして、間欠ギア109がほぼ1回転した
ところで間欠ギア109の歯が欠損した部分が本体ギア
106に対向し、本体ギア106と間欠ギア109との
噛合が解除されて間欠ギア109がこれ以上回転しなく
なり、接点板ばね95が導通状態で保持される。なお、
このときプッシュロッド103は、スプリング105の
付勢力によって元の位置に戻って感光体1の回転の邪魔
をすることがなく、可動ロッド101は、フック101
aにより元の位置に戻ることのないように保持されてい
る。
【0081】一方、交換カートリッジ21の交換の際に
誤って複写機本体20に使用済の交換カートリッジ21
を装着すれば、接点板ばね95が導通状態で保持されて
いるので、アース回路90に流れる電流が検出されて、
装着された交換カートリッジ21が旧品であることを判
別する。
【0082】なお、図19の如く、ドラム支持軸94の
表面の一部に非導通部94aを形成し、接点板ばね11
0における第一接点板111をアルミニウム素管91の
内面に常時接触させ、第二接点板112をドラム支持軸
94の非導通部94aに接触した状態とドラム支持軸9
4の非導通部94a以外の導通部に接触した状態との間
で移動可能とする構造としてもよい。
【0083】この場合も、接点板ばね95が、新品の交
換カートリッジ21であることを示す非導通状態(未使
用状態)から旧品の交換カートリッジ21であることを
示す導通状態(既使用状態)へ切換可能とされた作動体
としての機能を有し、切換機構100および新旧判別手
段により複写機本体20に装着された交換カートリッジ
21の新旧を判別することができる。その他の構成およ
び動作は第六の実施形態と同様であり、第六の実施形態
と同様の機能を有する部材については同符号を付してあ
る。
【0084】このように、感光体1をアースするための
アース回路90を利用して複写機本体20に装着された
交換カートリッジ21の新旧を判別することができよう
になっているので、交換カートリッジ21の新旧を判別
するための特別な電気的導通路を必要とせず、部品点数
の削減、小型軽量化、コストダウンが可能となる。
【0085】また、新品の交換カートリッジ21が装着
されたときには、接点板ばね95,110が非導通状態
から導通状態に切換わり、旧品の交換カートリッジ21
が装着されたときには、接点板ばね95,110が導通
状態のままであり、交換カートリッジ21の新旧にかか
わらず複写機本体20に交換カートリッジ21が装着さ
れるとアース回路90に電流が流れることになるので、
アース回路90に流れる電流を検出することによって複
写機本体20に交換カートリッジ21が装着されている
か否かも判別することができる。
【0086】さらに、接点板ばね95,110を導通状
態から非導通状態に移動させ、間欠ギア109を元の位
置に戻すだけで交換カートリッジ21の新旧判別に関与
する部分のリセットを行うことができ、使用済の交換カ
ートリッジ21をリサイクルして新品の交換カートリッ
ジ21として再び使用することが可能となる。
【0087】また、消耗品ではない複写機本体20側の
ドラム支持軸94に接点板ばね110の非導通状態、導
通状態を区別するための構造すなわち非導通部94aを
設けることによって、例えばコピー枚数が12K程度で
寿命となって交換される交換カートリッジ21側に上記
構造を設けるときと比べて複写機の寿命までのトータル
的な部品点数の削減およびトータルコストの削減が可能
となる。
【0088】(第九の実施形態)第九の実施形態では、
図20の如く、作動体60が、交換カートリッジ21の
片方の側面に回転自在に支持された回転軸120に固定
された大径ギア121と、該大径ギア121に配された
高輝反射体からなる検出パターン122とからなり、作
動体切換機構123が、大径ギア121と噛合う小径ギ
ア124および歯が一部欠損した間欠ギア125が交換
カートリッジ21の片方の側面に回転自在に配された回
転軸126に固定されてなる二段ギア127と、複写機
本体20に配され交換カートリッジ21が複写機本体2
0に装着されたときに二段ギア127の間欠ギア125
に噛合う本体ギア73と、複写機本体20に配され本体
ギア73を回転駆動させる図示しない駆動モータとから
なる。さらに、複写機本体20には、検出パターン12
2を検出する受発光素子を有する反射型の光センサ22
(フォトインタラプタ)が設けられている。
【0089】そして、交換カートリッジ21が新品であ
るとき複写機本体20に交換カートリッジ21を装着し
たときに検出パターン122が光センサ22によって検
出不可能な位置にあり、交換カートリッジ21が旧品で
あるとき検出パターン122が光センサ22に対向した
検出可能な位置にある。すなわち、作動体60の状態に
応じて検出パターン122の位置が変化して光センサ2
2の出力信号が変化することになる。なお、新品の交換
カートリッジ21を複写機本体20に装着したときに
は、間欠ギア125における歯が欠損した部分から約1
80度位置ずれした部分が本体ギア73と噛合うように
なっている。
【0090】新旧判別手段は、光センサ22からの出力
信号すなわち光センサ22の受光量が予め設定されてい
る所定値以下(光センサ22から照射した光が検出パタ
ーン122以外で反射して光センサ22において受光さ
れるときの受光量に相当)であれば、複写機本体20に
装着された交換カートリッジ21が新品であると判別
し、光センサ22の受光量が予め設定されている所定値
よりも大(光センサ22から照射した光が検出パターン
122で反射して光センサ22において受光されるとき
の受光量に相当)であれば、複写機本体20に装着され
た交換カートリッジ21が旧品であると判別するように
なっている。
【0091】これにより、複写機本体20に新品の交換
カートリッジ21を装着したときには作動体60が未使
用状態であり、複写機の電源をオンして複写機のアイド
リング動作が開始すると、光センサ22により検出パタ
ーン122が検出されずに光センサ22の受光量が所定
値以下となり、交換カートリッジ21が新品であること
を判別する。
【0092】また、このとき本体ギア73の回転に伴っ
て本体ギア73と噛み合っている小径ギア124および
間欠ギア125が回転し、さらに大径ギア121が回転
する。間欠ギア125がほぼ半回転したところで間欠ギ
ア125の歯が欠損した部分が本体ギア73に対向し、
間欠ギア125と本体ギア73との噛合が解除されて大
径ギア121がこれ以上回転しなくなり、作動体60が
未使用状態から既使用状態に切換わり、既使用状態で保
持される。
【0093】一方、交換カートリッジ21の交換の際に
誤って複写機本体20に使用済の交換カートリッジ21
を装着すれば、作動体60が既使用状態で保持されてい
るので、光センサ22により検出パターン122を検出
することができ、作動体60の受光量が予め設定されて
いる所定値よりも大きくなって、装着された交換カート
リッジ21が旧品であることを判別する。その他の構成
および動作は第六の実施形態と同様であり、第六の実施
形態と同様の機能を有する部材については同符号を付し
てある。
【0094】このように、作動体60の検出パターン1
22を光センサ22によって検出し、光センサ22の出
力信号により複写機本体20に装着された交換カートリ
ッジ21の新旧を判別しているので、複写機本体20に
交換カートリッジ21を装着したときの交換カートリッ
ジ21側と複写機本体20側との電気的な接続により交
換カートリッジ21の新旧を判別するときのような電気
的導通路を必要とせず、より簡単な構造で製造コストを
安価とすることができ、しかも接点同士の接触不良等に
伴う判別の誤りがなく、交換カートリッジ21の新旧の
判別を確実に行うことができる。
【0095】また、新品の交換カートリッジ21が装着
されたときには、作動体60が未使用状態から既使用状
態に切換わり、旧品の交換カートリッジ21が装着され
たときには、既使用状態のままであり、交換カートリッ
ジ21の新旧にかかわらず複写機本体20に交換カート
リッジ21が装着されると光センサ22により検出パタ
ーン122が検出されることになるので、光センサ22
の出力信号を検出することによって複写機本体20に交
換カートリッジ21が装着されているか否かも判別する
ことができる。
【0096】さらに、作動体60を既使用状態から未使
用状態にリセットするだけで交換カートリッジ21の新
旧判別に関与する部分のリセットを行うことができ、使
用済の交換カートリッジ21をリサイクルして新品の交
換カートリッジ21として再び使用することが可能とな
る。
【0097】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、上記実施形態においては複写機について説明した
が、複写機に限らずレーザプリンタやレーザファクシミ
リであってもよい。
【0098】第一および第二の実施形態においては、光
センサ22の受発光素子の一方を廃トナーボックス13
内に配し、他方を複写機本体20に配して被検出体23
を挟むように対向配置させて、被検出体23に廃トナー
が付着しているか否かを検出するようにしてもよい。ま
た、光センサ22を廃トナーボックス13内に配して、
被検出体23を反射板とすることにより、被検出体23
に廃トナーが付着しているか否かを検出するようにして
もよい。さらに、光センサ22自体を廃トナーボックス
13の下面に配し、光センサ22の検知面に廃トナーが
付着しているか否かを検出するようにしてもよい。な
お、これらにおいては、交換カートリッジ21の装着時
に光センサ22と複写機本体20側との電気的な接続を
行う。
【0099】第一〜第四の実施形態において、交換カー
トリッジ21は感光体1およびクリーニング器5が一体
的にユニット化されたものに限らず、クリーニング器が
単独でユニット化されたものであってもよい。
【0100】第六の実施形態において、作動体60の絶
縁基板63に可変抵抗器を実装して、作動体60の状態
に応じて可変抵抗器の抵抗値を変化させ、この抵抗値に
より交換カートリッジ21の新旧を判別するようにして
もよい。
【0101】第九の実施形態において、検出パターンを
複数のスリット状の反射体や領域によって反射率の異な
る反射体として、作動体60の状態に応じて変化する検
出パターンを光センサ22により検出して交換カートリ
ッジ21の新旧を判別するようにしてもよい。また、光
センサおよび反射板の代わりに、検出パターンを磁石と
し、この磁石の位置を磁気センサで検出して交換カート
リッジ21の新旧を判別するようにしてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、請求項1
の発明によると、画像形成装置本体に装着された交換カ
ートリッジに使用済の現像剤が存在しているか否かとい
った交換カートリッジが画像形成のために使用されて初
めて生じる痕跡の有無を検出することによって、交換カ
ートリッジの新旧を判別しているので、従来のように単
に画像形成装置本体に交換カートリッジが装着されただ
けのものや単に装置のアイドリング動作で爪等が折損ま
たは折曲したのみで実際に画像形成に使用されなかった
ものまで旧品であると判別することがなく、交換カート
リッジの新品の判別を適正に行うことができる。
【0103】請求項2の発明によると、感光体の表面の
クリーニング領域外では一旦現像剤が付着するとクリー
ニングされることがないので、この部分の現像剤の有無
を検出することにより少なくとも感光体を有する交換カ
ートリッジの新旧を適正に判別することができ、既存の
感光体を有する交換カートリッジの新旧判別にも容易に
適用可能である。
【0104】請求項3,4の発明によると、クリーニン
グ器における被検出体の現像剤の有無を光センサにより
検出して交換カートリッジの新旧を判別しているので、
複雑な機械的構造を必要とせず、簡単な構造でしかも安
価に少なくともクリーニング器を有する交換カートリッ
ジの新旧を適正に判別することができる。また、例えば
廃トナーボックスの下面に透光性を有する被検出体およ
び反射体を設けると、交換カートリッジの外部すなわち
画像形成装置本体に設けた光センサにより廃トナーボッ
クス内における被検出体の現像剤の有無を検出すること
ができ、交換カートリッジ毎に被検出体の現像剤の有無
を検出する検出部を設ける必要がなく、製造コストを安
価にすることができる。さらに、被検出体を例えば感光
体をクリーニングした際に真先に現像剤が付着する現像
剤掻取り部材や現像剤掻取り部材により掻取った現像剤
を受ける非常に薄い現像剤受け部材とすると、交換カー
トリッジの新旧の判別を素早くかつ確実に行うことがで
き、交換カートリッジが画像形成のためにわずかに使用
されただけであっても交換カートリッジが旧品であるこ
とを判別できる。
【0105】請求項5の発明によると、未使用状態から
既使用状態へ切換可能とされた作動体の状態により交換
カートリッジの新旧を判別しているので、作動体を既使
用状態から未使用状態にリセットするだけで交換カート
リッジの新旧判別に関与する部分のリセットを行うこと
ができ、使用済の交換カートリッジをリサイクルして新
品の交換カートリッジとして再び使用することが可能と
なる。これにより、従来のような爪を破損または折曲す
るような構造に比べて使用性が向上し、トータルコスト
の削減が可能となる。
【0106】請求項6の発明によると、作動体に設けら
れた電気的導通路の導通状態(抵抗値、導通非導通等)
により交換カートリッジの新旧を判別するといった電気
的に交換カートリッジの新旧を判別する構造となってい
るので、簡単な構造で製造コストを安価にすることがで
きるとともに、電気的導通路の導通状態を検出すること
によって画像形成装置本体に交換カートリッジが装着さ
れているか否かも判別可能となる。
【0107】請求項7の発明によると、作動体に設けら
れた検出パターンを光センサによって検出して交換カー
トリッジの新旧を判別しているので、電気的に交換カー
トリッジの新旧を判別するときのような電気的導通路を
必要とせず、より簡単な構造で製造コストを安価とする
ことができ、しかも接点同士の接触不良等に伴う判別の
誤りをなくし、交換カートリッジの新旧の判別を確実に
行うことができる。
【0108】また、作動体が既使用状態のときに光セン
サにより検出パターンを検出可能としておけば、交換カ
ートリッジの新旧にかかわらず画像形成装置本体に交換
カートリッジが装着されると光センサにより検出パター
ンが検出されることになるので、光センサの出力信号を
検出することによって画像形成装置本体に交換カートリ
ッジが装着されているか否かも判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態における交換カートリ
ッジの要部断面図
【図2】複写機の感光体周辺の構成図
【図3】交換カートリッジの斜視図
【図4】交換カートリッジの交換時の動作フローチャー
【図5】第二の実施形態における交換カートリッジの要
部断面図
【図6】被検出体部分を示す斜視図
【図7】第三の実施形態における交換カートリッジの要
部断面図
【図8】クリーニングブレード部分を示す斜視図
【図9】第四の実施形態における交換カートリッジの要
部断面図
【図10】サブブレード部分を示す斜視図
【図11】第五の実施形態における感光体のクリーニン
グ領域を示す斜視図
【図12】第六の実施形態における交換カートリッジの
要部斜視図
【図13】カムギアを示す図
【図14】第七の実施形態における交換カートリッジの
要部斜視図
【図15】その他の交換カートリッジの要部斜視図
【図16】帯電チャージャへの高圧供給用の回路と電気
的導通路とを組み合わせたときの構成図
【図17】第八の実施形態における交換カートリッジの
要部断面図
【図18】間欠ギアおよび本体ギアを示す図
【図19】別の交換カートリッジの要部断面図
【図20】第九の実施形態における交換カートリッジの
要部斜視図
【符号の説明】
1 感光体 5 クリーニング器 20 画像形成装置本体 21 交換カートリッジ 22 光センサ 23 被検出体 24,40,50 反射体 60 作動体 61,100,123 作動体切換機構 64,80 電気的導通路 122 検出パターン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に交換カートリッジが
    着脱可能に装着された画像形成装置において、前記画像
    形成装置本体に装着された前記交換カートリッジに使用
    済の現像剤が存在しているか否かを検出する検出部と、
    該検出部からの出力信号により前記交換カートリッジが
    未使用のものか既使用のものかを判別する新旧判別手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 交換カートリッジは少なくとも感光体を
    有し、検出部は感光体の表面のクリーニング領域外に現
    像剤が存在しているか否かを検出することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 交換カートリッジは少なくとも感光体の
    表面に付着した現像剤をクリーニングするクリーニング
    器を有し、検出部は前記クリーニング器によって前記感
    光体の表面から除去された現像剤が存在する被検出体の
    現像剤の有無を検出する光センサとされたことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 被検出体は透光性を有し、光センサから
    照射して前記被検出体を透過した光を光センサの方向に
    反射させる反射体が設けられたことを特徴とする請求項
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置本体に交換カートリッジが
    着脱可能に装着された画像形成装置において、前記交換
    カートリッジに設けられ未使用カートリッジであること
    を示す未使用状態から既使用カートリッジであることを
    示す既使用状態へ切換可能とされた作動体と、前記画像
    形成装置本体への未使用の交換カートリッジの装着時に
    前記作動体を未使用状態から既使用状態に切換える作動
    体切換機構と、前記作動体の状態により前記交換カート
    リッジが未使用のものか既使用のものかを判別する新旧
    判別手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 作動体の状態に応じて変化する電気的導
    通路が前記作動体に設けられ、新旧判別手段は前記電気
    的導通路の導通状態により交換カートリッジが未使用の
    ものか既使用のものかを判別することを特徴とする請求
    項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 作動体の状態に応じて変化する検出パタ
    ーンが前記作動体に設けられ、該検出パターンを検出す
    る光センサが設けられ、新旧判別手段は光センサの出力
    信号により交換カートリッジが未使用のものか既使用の
    ものかを判別することを特徴とする請求項5記載の画像
    形成装置。
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