JPH04261550A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH04261550A
JPH04261550A JP3146495A JP14649591A JPH04261550A JP H04261550 A JPH04261550 A JP H04261550A JP 3146495 A JP3146495 A JP 3146495A JP 14649591 A JP14649591 A JP 14649591A JP H04261550 A JPH04261550 A JP H04261550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
image forming
forming apparatus
toner
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP3146495A
Other languages
English (en)
Inventor
So Kai
創 甲斐
Takaaki Yanagisawa
孝昭 柳沢
Masayuki Otani
大谷 雅之
Takashi Ishijima
尚 石島
Masatama Nagano
永野 雅玲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE4139428A priority patent/DE4139428C2/de
Priority to US07/800,240 priority patent/US5367363A/en
Publication of JPH04261550A publication Critical patent/JPH04261550A/ja
Priority to US08/754,520 priority patent/USRE36301E/en
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電写真プロセスに従っ
て、ユニット化されたプロセス装置によって記録紙上に
所望の画像を形成させる複写機等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置、例えば複写機では
帯電チャージャ、現像器等の静電写真プロセス装置は回
転する感光体の周囲を取り囲むように、そのプロセス順
序に従って相互の間隔に配慮しながらそれぞれ装置本体
のフレーム等に取り付けられていた。複写機に対する高
機能化の要請に従って上記プロセス装置の数が増え、あ
るいは大型化する一方で、装置全体の小型化の要請もあ
り、装置内部のレイアウトを難しくしていた。また、複
写機では例えば、トナー消費に伴うトナー補充および排
トナーの排出作業等の装置の稼動に伴って必要となる日
常的な保守作業や、用紙搬送経路での紙詰まりや各プロ
セス装置の汚損、劣化等による異常停止の際の保守点検
、修復作業あるいは定期点検が必要となる。これらの作
業は通常装置本体の要部を分割解放して行われるが、か
かる装置においては紙詰まり異常時の詰まり紙除去には
便利であるが各プロセス装置の保守点検作業等には必ず
しも適していない。そこで、例えば特開昭60−140
264号公報には感光体とプロセス装置を一体に保持す
るプロセスユニットを設け、このユニットを装置本体に
着脱可能にすると共に、感光体とプロセス装置を相互に
移動可能にした電子写真複写装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、プロセスユニットの装置本体への取り付け
位置が固定されているので、その着脱作業が煩雑になる
と共に、保守点検等の作業の際、プロセス装置等に付着
したトナーで作業者の身体や衣服が汚損したり、作業者
が誤って感光体に触れてそれを損傷したりすることがあ
った。また、トナー補充等の日常的な保守作業であって
も、装置本体の一部を分解する作業を伴うため、専門知
識を習得したサービスマンの出張作業に頼らざるを得な
かった。さらに、複写装置を長時間使用しない時には感
光体と、感光体に圧接するプロセス装置の当接部が長時
間の加圧により劣化し、あるいはそれらの圧接部でトナ
ーが固化して、複写装置の再稼動時、コピー画像に縞模
様が生じる等の不具合が発生した。本発明は従来技術に
おけるかかる課題に鑑みてなされたもので、保守作業、
特にトナー補充等の日常的な保守作業を衣類の汚損やプ
ロセス装置の損傷を招くことなく極めて容易に、かつ、
誤りなく行うことができる操作性の優れた画像形成装置
を提供することを目的とする。本発明の他の目的は保守
作業の際、トナーで作業者の身体や衣服が汚損したり、
感光体を損傷したりする虞れの少ない画像形成装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために第1の手段は、感光体と、該感光体の周囲に
配設された複数の静電写真プロセス手段を備えた画像形
成装置において、前記複数の静電写真プロセス手段の中
の少なくとも一部が、前記感光体に対して着脱可能な少
なくとも2つのユニットに分割形成されていると共に、
前記ユニットが前記感光体と一体的に回転可能に構成し
たものである。第1の手段において、帯電チャジャーや
クリーニング装置等の寿命の短い静電写真プロセス手段
と、現像装置等の寿命の長い静電写真プロセス手段は異
なるユニットに形成されたものであったり、各ユニット
は略同一形状を有するものであったり、ユニットが画像
形成装置本体から取り出された時、内部に収納された静
電写真プロセス手段が前記ユニットの平面部より突出し
ないように構成されていたり、あるいは画像形成装置本
体から取り出された複数のユニットを一括して収納可能
な円筒状容器を有したものであって良い。また、第1の
手段において、ユニットに収納されない静電写真プロセ
ス手段は前記ユニットの回転円周外に配設されていたり
、ユニットの前側端面部に把手を有していたり、ユニッ
トの周面部に、持ち下げ時、安定性の良い持手を有して
いたり、ユニットの平面部の両側部に起立可能な支持体
を有するものであったり、あるいは、各ユニットの容器
のトナーを収容する部分の一部を共通の部材で構成した
ものであっても良い。第2の手段は第1の手段において
、ユニットの着脱時、画像形成装置本体のケースの一部
に、単一のユニットのみが通過可能に形成された着脱口
を有したものである。第2の手段において、画像形成動
作時、使用寿命の短い静電写真プロセス手段を有するユ
ニットが着脱口に最も近くに位置していたり、ユニット
の着脱操作時、着脱されるユニットの感光体に着装され
る部分が上向きにして着脱されるように着脱口が配向さ
れていても良い。第3の手段は第1の手段において、感
光体は無端状ベルトに形成され、その一部が平面部とな
るように、回転可能な少なくとも2つのローラーにより
張架されており、ユニットの静電写真プロセス手段は前
記感光体の平面部に対向して配設されているようにした
ものである。さらに、第3の手段において、筐体を備え
たユニットが前記感光体に着装された時に、筐体の外周
面は感光体の外接円の一部を成すものであったり、現像
ローラーおよびクリーニングブレードは互いに異なる2
つのユニットに収納され、それらが平行な感光体の2つ
の平面部に対向して配設されているものであっても良い
。第4の手段は第1の手段において、ユニットの装着操
作時、前記ユニットの種類または前後を判別可能な判別
手段を有したものである。第4の手段において、判別手
段は、例えば各ユニットの外面のそれぞれ異なる位置に
形成された複数の導電性接触片と、画像形成装置本体の
被装着部に設けられた複数の導電性端子からなり、それ
らの接触状態により判別するようにしたもの、あるいは
、画像形成装置本体の被装着部前縁挿入口の外周より突
出した突出部をユニットの前側側板に設けたもの、ある
いはユニットの後側部分の断面積を前側部分の断面積よ
り小さくし、かつ画像形成装置本体の被装着部に断面積
が前記ユニットの前側部分の断面積より小さい部分を設
けたものであっても良い。さらにこの断面積が大きい前
側部分は、例えば、前側側板や前側端面部に設けた把手
であっても良い。
【0005】
【作用】第1の手段においては、保守作業等の際、取り
出されるユニットが感光体と一体的に回転すると共に、
ユニットが感光体から離間する。ユニットの平面部の両
側部に起立可能な支持体を有するものにあっては、ユニ
ットの側平面部を下にして台上に載置した時、支持体が
静電写真プロセス手段を台から離間した状態でユニット
を支持する。第2の手段においては、ユニットの着脱操
作時、画像形成装置本体の着脱口から単一のユニットの
みが挿通して着脱操作される。画像形成動作時、使用寿
命の短い静電写真プロセス手段を有するユニットが着脱
口に最も近くに位置していれば、それを着脱口から直ち
に取り出すことができる。また、着脱されるユニットの
感光体に着装される部分が上向きにして着脱されるよう
に着脱口が配向されていれば、ユニットの容器の密封さ
れた側を片手で支持して着脱操作できる。第3の手段に
おいて、筐体と感光体の外周が同一の円に内接するもの
にあっては、これらはその円に沿って回転する。第4の
手段においては、判別手段はユニットの種類または前後
を判別して判別情報を送出する。判別手段がユニットの
前側側板に設けられた突出部あるいは断面積が後側部分
より大きいユニットの前側部分であるものにあっては、
誤装着された場合は画像形成装置本体への着装操作が不
能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例であるデジタル複写機の構
成を示す模式図、図2は同じくその斜視図である。図1
に示すように複写機本体のケースCの上面にはコンタク
トガラス2が配設してあり、このコンタクトガラス2に
は画像形成の対象となる原稿Oが載置される。コンタク
トガラス2の下部には走査部Sが配設されている。走査
部Sは読み取り走査に伴って移動する原稿照明用の光源
3とミラー4を備えた第1の走査光学系5と、ミラー6
、7を備えた第2の走査光学系8と、固設されたレンズ
9と、画像読取素子10を有している。複写機本体の図
示せぬ操作パネルのプリントスイッチを押すと第1およ
び第2の走査光学系5、8がそれぞれ矢印の方向に移動
し、原稿Oの読み取り走査が行なわれる。走査された原
稿Oの画像が第1および第2の走査光学系5,8と、レ
ンズ9を経て画像読取素子10で読み取られ、画像の電
気信号に変換され、さらにディジタル化されて画像処理
される。走査部Sの下方には画像形成部Dが配設されて
いる。画像形成部Dはレーザーダイオード(LD)11
、LD駆動板12、ポリゴンミラー13、ミラー14、
感光体ベルト1、現像装置16、クリーニング装置23
、帯電チャージャ15、転写チャージャ18、分離チャ
ージャ19等の静電写真プロセス装置、搬送ベルト21
および定着ローラー22を具備している。転写部の上流
側に配設される給紙部17には転写紙が収納されており
、転写紙は搬送コロにより1枚ずつ取り出されて、感光
体ベルト1と転写チャージャ18との間の転写部に向け
て搬送される。一方、LD駆動板12には前述のように
画像読取素子10で読み取られ、画像処理された信号が
入力される。LD駆動板12からはLD11に駆動信号
が印加され、この駆動信号に応じてLD11から変調さ
れたレーザー光が発せられる。レーザー光はポリゴンミ
ラー13およびミラー14で反射されて感光体ベルト1
の露出部分に達する。感光体ベルト1の表面は予め帯電
チャージャ15で一様に帯電されており、レーザー光が
露光されると、その部分に静電潜像が形成される。 静電潜像は現像装置16で現像されトナーによる可視像
となる。得られた可視像は感光体ベルト1の移動につれ
てさらに搬送され、感光体ベルト1が移動方向を上下反
転する下端の露出部分において転写チャージャ18のコ
ロナ放電により、給紙部17から送られる転写紙に転写
される。画像転写された転写紙は分離チャージャ19に
より除電されて感光体ベルト1の表面より分離される。 こうして分離された転写紙は搬送ベルト21で定着ロー
ラー22に送り込まれ、定着ローラー22によって転写
像が定着された後、コピーが完了した転写紙がケースC
外へ排出される。一方、転写動作後に感光体ベルト1表
面になお残留しているトナーはクリーニング装置23に
より取り除かれる。
【0007】本実施例では感光体ベルト1は縦断面が偏
平な長円形となるように、所定距離離間したローラー間
に掛け渡された無端状ベルトで構成される。また、感光
体ベルト1の周囲に配される現像装置16、クリーニン
グ装置23などの画像形成のための主要な静電写真プロ
セス装置がほぼ同一形状の2つの略半円柱状ユニット内
に分割収納されている。これら2つのユニット(現像ユ
ニットU1とクリーニングユニットU2)は後述するよ
うに感光体ベルト1の平行な平面部を挟んでそれに着脱
自在であり、これらで構成される静電写真プロセスユニ
ットは全体として前後方向に中心軸を有する円筒状を成
し、かつその中心軸を回転軸として一体的に回転できる
ようになっている。これらユニットU1,U2は感光体
ベルト1と一体に回転させることにより、図2に示すケ
ースCの側面に形成された略半円型の装着開口25に対
向させ、その装着開口25から一つずつ取り外し、さら
に保守交換用のユニットを装置本体に装着することがで
きるようになっている。この複写機では、画像形成動作
時、感光体ベルト1は垂直方向に縦長に配置され、互い
に平行で上下逆方向に移動する対向移動部がこれらユニ
ットU1,U2間に挟装された状態となるが、上下端の
移動方向を反転する曲面を露出させて感光部と転写部と
しているので、前記ユニットU1,U2に画像形成のた
めの開口部を設ける必要がなく、感光体ベルト1を端部
の曲面部分を除いて完全にほぼ略半円柱状の外形形状を
持つユニットU1,U2の筐体で覆うことができる。ま
た、複写機の非稼動時、または保守作業時には2つのユ
ニットU1,U2の静電写真プロセス装置と感光体ベル
ト1の圧接状態が解除される。例えば、複写機の稼動中
に現像装置のトナーがほぼ消費されてしまった時、ある
いはクリーニング装置の回収タンクが満杯になった時に
は複写動作を中断して、トナー補充、あるいは排トナー
の排出等の保守作業を行わなければならない。このよう
な場合、本実施例では後述する複写機本体の操作・表示
部に警報表示とガイダンスが表示されるので、それに従
って操作パネルを操作することにより、現像ユニットU
1、またはクリーニングユニットU2が回転して装着開
口25の対向位置に移動する。そこで装着開口25を開
いて交換すべきユニットを引き出して新しいユニットを
装填するだけで保守交換作業が完了するので、誰でも保
守交換作業を容易に行うことができる。また、現像ユニ
ットU1およびクリーニングユニットU2は回転対称に
配置さるので、新しいユニットの装填に際して、そのユ
ニットの区別をすることなく何れの順序で複写機本体の
装着開口25から2つのユニットU1,U2を挿入装填
しても良く、機械装置に不慣れなユーザーであってもユ
ニットの装填作業を誤りなく行うことができる。上述の
ように、複写機の機構上その稼動に伴って必要となる新
トナーの補充および排トナーの排出作業は、従来例のよ
うにケースCの前面パネルを解放することなく、同じ装
着開口25からの2つのユニットU1,U2の引き出し
、および装填作業のみで済むので、サービスマンの出張
保守作業を依頼してその間待つ必要がなく、ユーザー自
身の手で保守作業を行うことができ、しかも労務負担は
軽微なものであり、複写機の稼動を停止させて待機する
間の時間が省かれるから作業効率が向上する。
【0008】以下、実施例の要部の構成ならびにその動
作を詳細に説明する。図3および図4は第1の実施例の
静電写真プロセスユニットの固定状態および固定解除状
態を示す正面図である。有機感光体(OPC)で作られ
た像担持体である感光体ベルト1は支持駆動体である同
一径のローラー100、101間に張設されていて、矢
印で示すようにローラー100、101の時計回り方向
の回転によって周回移動するようになっている。前述の
ように、現像ユニットU1およびクリーニングユニット
U2は感光体ベルト1の両ローラー100、101間の
互いに平行で逆走する対向移動部分1a,1bに近接対
向して配設され、かつ、縦断面形状が共に半円で回転対
称配置されている。さらに感光体ベルト1、現像ユニッ
トU1およびクリーニングユニットU2は、回転軸R1
を中心に一体的に回転自在に構成されている。これによ
り、上述の2つのユニットの順序に係わりない装置本体
への装填作業が可能になる。現像ユニットU1とクリー
ニングユニットU2の外周が成す円筒形状の間隙部分に
は、ローラー100,101に支持された感光体ベルト
1の曲面部分が露出していて、この露出部分がレーザー
光の感光部とトナー画像の転写部となっている。現像ユ
ニットU1の筺体102には現像装置16が収容支持さ
れている。現像装置16は磁石を内蔵する現像ローラー
160と、トナータンク167と、トナーを撹拌するア
ジテータ162等で構成されている。トナータンク16
7の平面部一端近傍には開口167aが形成され、この
開口167aから周面の一部を外部に臨ませて現像ロー
ラー160が回転自在に取り付けてある。トナータンク
167の内部に現像ローラー160に対接して、開口1
67aの近傍に除電ブラシ163、さらにアジテータ1
62および現像ブレード161が現像ローラー160の
回転方向に沿ってそれぞれ設けられている。トナータン
ク167内部の空間にはトナーが充填される。現像装置
16ではアジテータ162の回転によって、トナータン
ク167内のトナーが撹拌され、さらに現像ブレード1
61近傍に送り込まれ、現像ブレード161によって現
像ローラー160の周面に一定厚のトナー層が形成され
る。このトナーが現像ローラー160の回転によって現
像ローラー160に接している感光体ベルト1上の静電
潜像に供給され、感光体ベルト1表面の電荷に吸着され
て可視像が形成される。感光体ベルト1に吸着されなか
ったトナーは現像ローラー160に付着して搬送され、
除電ブラシ163で除電された後再びトナータンク16
7内に戻され、現像ブレード161によって規制される
。現像装置16全体はその一端を支持する位置決めピン
164を中心に回動自在になっていて、前記筺体102
の引掛部166とトナータンク167の遊端の引掛部1
67b間にはスプリング159が張設されいる。現像装
置16は位置決めピン164を中心にしてスプリング1
59の弾性力により、反時計回り方向、つまり現像ロー
ラー160が感光体ベルト1から離間する方向に付勢さ
れている。画像形成状態においては、現像装置16は図
示しないソレノイドに駆動されてカム165が回動し、
その突起部によってスプリング159の弾性力に抗して
トナータンク167の外円周面が感光体ベルト1側に押
し付けられ、トナータンク167の遊端が筺体102の
一端の内屈したストッパ片102aに当接して位置決め
される。これによって現像ローラー160が感光体ベル
ト1の対向移動部分1aを所定の圧力で押圧接触してい
る。また、現像ユニットU1およびクリーニングユニッ
トU2は回転軸を中心に回転しないように図示しない固
定手段により固定される。
【0009】クリーニングユニットU2は感光体ベルト
1の反対側の対向移動部分1bにその平面部が対向し、
筺体103の平面部内に帯電チャージャ15およびイレ
ーサー24を備えたクリーニング装置23を収容支持し
ている。クリーニング装置23の回収タンク236は感
光体ベルト1の対向移動部分1bと対向する位置に帯電
チャージャ15およびイレーサー24と並んで開口23
6aを有し、開口236a近傍に感光体ベルト1に当接
してクリーニングブレード230と、回転自在なファー
ブラシ231が配設されている。さらに開口236a部
には回収タンク236に一体に形成されたフリッカーバ
ー234が設けられ、ファーブラシ231に対して当接
している。開口236aのフリッカーバー234の対向
位置にケース236に延設されたトナー剥離板233と
、この先端部が圧接するトナー回収棒232が回転自在
に設けられ、これらが開口236aを塞いでいる。また
回収タンク236内のイレーサー24近傍には満杯検知
センサ239が取り付けてあり、回収タンク236が排
トナーで満たされると警報信号を発する。クリーニング
装置23では現像装置16の位置決めピン164と回転
軸R1に対して回転対称の位置に設けられた位置決めピ
ン235に、回収タンク236の一端が回動自在に支持
され、回収タンク236の遊端外縁に設けられた引掛部
236bと筺体103の引掛部158の間にはスプリン
グ237が張設されている。画像形成動作状態にはカム
238が回動してその突起部がスプリング237の弾性
力に抗して回収タンク236背面を感光体ベルト1側に
押圧し、回収タンク236の遊端が筺体103端縁の内
屈により形成されたストッパ片103aに当接してクリ
ーニング装置23が位置決め固定される。この位置決め
固定により、クリーニングブレード230およびファー
ブラシ231は感光体ベルト1の対向移動部分1bに所
定の圧力で押圧接触される。クリーニング装置23では
ファーブラシ231が感光体ベルト1上の残留トナーを
掻き落とし、フリッカーバー234はファーブラシ23
1から掻き落とされた残留トナーを叩き落とす。ファー
ブラシ231で掻き落とせなかった残留トナーはクリー
ニングブレード230によって剥がされる。このように
して掻き落とされた残留トナーはトナー回収棒232の
回転とトナー剥離板233の抑止動作によって回収タン
ク236内に順次取り込まれる。また帯電チャージャ1
5はクリーニング終了後の感光体ベルト1を帯電し、イ
レーサー24は必要とする画像領域のみに静電潜像が作
成されるように不必要な部分の帯電を消去し、ミラー1
4からの反射光による感光体ベルト1上の新たな露光走
査に備える。このようにして現像装置16、クリーニン
グ装置23、帯電チャージャ15およびイレーサー24
による感光体ベルト1への静電潜像の作像プロセスが行
なわれる。
【0010】ところで、トナータンク167内のトナー
が無くなった場合には、アジテータ162の回転負荷の
減少を検知して信号を出力する図示しないトナーエンド
センサがこれを検知してトナーエンド信号を発し、また
、前述のように回収タンク236内に排トナーが満杯に
なった場合にも満タンセンサ239がこれを検知して、
トナー満杯の検知信号を発して操作・表示部に警報表示
させる。ユーザーはこの情報に基づいて現像ユニットU
1あるいはクリーニングユニットU2の保守交換を行う
ことができるようになっている。ユーザーが自らこの保
守交換作業を行なう場合、図示しない操作パネル上の交
換スイッチを押すと、感光体ベルト1、現像ユニットU
1およびクリーニングユニットU2は固定が解除されて
回転軸R1を中心に回転し、交換すべきユニットが装着
開口25対向位置まで回転する。即ち、図示しないソレ
ノイドの駆動が解除されると、カム165あるいはカム
238が回動してロックが外れ、図4に示すように筺体
102に対する現像装置16の支持固定が解除され、あ
るいは筺体103に対するクリーニング装置23の支持
固定が解除され、トナータンク167、あるいは回収タ
ンク236はスプリング159,237の張力により、
位置決めピン164または235を中心に感光体ベルト
1から離間する方向に回動させられ、トナータンク16
7あるいは回収タンク236は装着開口25から取り出
し可能になる。交換されるトナータンク167あるいは
回収タンク236はワンタッチで着脱可能なカートリッ
ジ(以下プロセスパックと言う)として構成されており
、これを取り出した後、新規のトナータンク167ある
いは回収タンク236を装着開口25からケースC内に
挿入して筺体102あるいは筺体103に装着し、操作
パネルの装着終了の釦を押す。これにより、カム165
あるいはカム238が回動してプロセスパックをロック
し、現像ユニットU1、クリーニングユニットU2が回
転軸R1を中心に回転して、所定の垂直向きに配向する
ことにより、プロセスパックの保守交換作業が完了し、
複写機が稼動可能状態になる。ユニットU1,U2の筺
体102および筺体103は同一形状に形成されている
ので、プロセスパックの装填作業においては、2種類の
プロセスパックは感光体ベルト1の対向移動部分1a、
1bのいずれの側にも取り付けることができるようにな
っている。上述のように本実施例ではトナータンク16
7および回収タンク236は同一、かつ対称な略半円筒
形状で、さらに一体的に回転可能に構成されているので
、現像装置16のトナー切れ、あるいはトナータンク1
67の排トナー満杯の際のプロセスパックの保守交換作
業時、ケースC前面の装着開口25からの簡単なプロセ
スパックの装脱作業のみで済むから、サービスマンの手
を借りることなくユーザー自身で容易に処理することが
できる。また、感光体ベルト1の主要部および主要な静
電写真プロセス装置は常時筺体102,103で覆われ
ているので、例えば装置本体の紙詰まり異常の点検、あ
るいは紙取り除き作業の際に作業者が誤って感光体ベル
ト1等に触れて汚したり、破損する等の事故を防止でき
る。さらに、画像形成動作時以外は静電写真プロセスユ
ニットのロックを解除して、静電写真プロセス装置と感
光体ベルト1の接触を解放することができるから、例え
ば、感光体ベルト1やクリーニングブレード230が長
時間加圧により劣化したり、それらの接触部でトナーが
固化して形成画像に悪影響を及ぼすことがない。
【0011】図15はプロセスパックの交換作業等の際
、それを複写機本体から取り出し、載置台上に載置した
状態を示す斜視図であり、(a) は持手を立てた状態
、(b) は持手を伏せた状態を示す。プロセスパック
はその開口(167a,236a)を除いて密封容器で
構成されているが、それを複写機本体の装着開口25か
ら取り出して持ち運ぶ時、あるいはそれを載置台上に載
せる時等に揺動、または振動によりその内部に収納され
ているトナー、または回収トナーが開口から洩出する虞
がある。また、オペレーターがプロセスパックを運搬す
る場合に収納するトナーの偏りを防止するため、プロセ
スパックの長手方向を水平にして両手で保持して運ぼう
とすると、その途中で片手で他の物に触れたり、操作し
たりすることができず不便なので、本実施例ではプロセ
スパックの密封容器平面部に立ち上がり自在の持手60
を設けている。持手60の両端の支持部は持ち下げ時、
プロセスパックの重心を通る垂直面内にあるように密封
容器平面部に回動自在に支持されており、持手60を使
用しない時は退避溝70内に埋入可能になっている。複
写機本体から取り出した後は図の(a) に示すような
起立状態にして操作し、複写機本体への装着時は(b)
 に示す横伏状態にして挿入する。さらに、プロセスパ
ックの密封容器の前側板304の外周は円筒状部300
より径方向に若干せり出しており、従って円筒状部30
0の幅方向断面より大きな面積を有している。また、前
側板304の外周は筐体102,103より若干大きな
径を有しているので、プロセスパック本体は筐体102
,103の内部に侵入可能であるが、前側板304は筐
体102,103の前縁でその内部への挿入が阻止され
る。従って、前後を誤ってプロセスパックを複写機本体
に装填しようとしても、その前側板304が筐体102
,103の前縁で阻止されて誤装着が防止できると共に
、正しく装填された時にはプロセスパックは前側板30
4が筐体102,103の前縁で係止されるから、正確
に位置決めされた装填が可能になる。図16はプロセス
パックの組み立て時の状態を示す分解斜視図である。現
像タンク167および回収タンク236はそれぞれ現像
機能部301、半円筒状の容器カバー300およびクリ
ーニング機能部302、容器カバー300で構成される
。各構成部材は組み合わされた後、接触部が溶着され密
封容器となる。2つのプロセスパックは同一の外部形状
となっているのて、組み立てに際してはその共通部分、
即ち容器カバー300を共通の構成部材とすることによ
って量産が容易になると共に、例えば容器を樹脂で構成
する場合に組み立てが容易になり、生産価格を低減でき
る。
【0012】図5および図6は第2の実施例の静電写真
プロセスユニットの固定状態および固定解除状態をそれ
ぞれ示す正面図である。本実施例の機構上の特徴は第1
の実施例において静電写真プロセスユニットの複写機本
体からの取り出し時、カム165,238を回動させて
位置決めピン165,235を支点とする各ユニットU
1,U2のロック解除の回動動作に伴ってそれぞれのプ
ロセスパックの開口をシャッター機構により塞ぐように
した点にある。なお、以下の説明において、第1の実施
例と同一もしくは同一と見做せる部位には同じ符号を付
し、説明を省略する。本実施例においては、現像装置1
6の現像ローラ160に同心的に1枚構造のシャッター
168が設けられ、捩りコイルばね169が現像ローラ
160の軸に同心的に取り付けられている。捩りコイル
ばね169の一端はトナータンク167に係合され、他
端はシャッター168に係合されている。シャッター1
68はロック解除状態ではトナータンク167の開口1
67a部を閉める方向に付勢されているが、図5に示す
カム165によるロック状態、即ち画像形成動作状態で
は捩りコイルばね169の弾性力に抗して、開口167
a部を開いた状態としている。同様に、クリーニング装
置23のトナー剥離板233の近傍に捩りコイルばね2
41が設けられ、捩りコイルばね241の一端は回収タ
ンク236に係合され、他端は捩りコイルばね241の
軸芯を中心に回動可能な2枚構造のシャッター240の
一方のシャッターに係合されている。このシャッター2
40もロック解除状態では、捩りコイルばね241によ
り開口236a部を閉める方向に付勢されている。図6
に示すように、カム165を回動させて各ユニットU1
,U2のロックを解除すると、現像ユニットU1のトナ
ータンク167はスプリング159の張力により感光体
ベルト1の対向移動部1aから離間する方向に回動する
。この回動動作に伴ってシャッター168が捩りコイル
ばね169の弾性力によって回動して開口167aを閉
じる。シャッター168とトナータンク167の回動動
作は図示しないギヤ機構を介して連動するように構成さ
れている。このように、現像装置16を取り出す際に、
開口167aが塞がれるので、トナータンク167を取
り出した時に、トナーが開口167aから漏れてオペレ
ータの身体や部屋を汚すことがない。同様にしてカム2
38が回動してクリーニングユニットU2のロックを外
すと、回収タンク236が感光体ベルト1の対向移動部
1aから離間する方向に回動すると共に、捩りコイルば
ね241の弾性力によってシャッター240が回収タン
ク236の開口236a部を塞いで排トナーが外部へ漏
れるのを防止する。
【0013】第2の実施例でも現像ユニットU1とクリ
ーニングユニットU2とは、断面形状が同一に形成され
ているので、これらのユニットU1、U2のプロセスパ
ックを感光体ベルト1のいずれの対向移動部分1a、1
bに対しても装着することができる。図17はプロセス
パックの交換作業等の際、それを複写機本体から取り出
し、載置台上に載置した状態を示す斜視図である。プロ
セスパックを装着開口25から取り出して載置台上に載
置しようとする時、第1の実施例ではその平面部に開口
(167a,236a)を有しているので、トナー洩出
を防止するため、その円筒状部を下向きにして載置しな
ければならないが、底面が円筒状を成しているため安定
性が悪く、少しの衝撃でも回動してトナーが開口から洩
出したり、転動したりする。しかし、本実施例ではプロ
セスパックの開口(167a,236a)は取り出し時
シャッター168,240で閉じられているので、平面
部を下向きにして載置台上に載置しても、その内部に収
納されているトナー、または回収トナーが開口から洩出
する虞は少ない。プロセスパックの平面部両側部に設け
られた支持脚61は平面部に若干突出するシャッター1
68,240および開口167a,236aに望む静電
写真プロセス装置が載置台に接触するのを防止している
。持手60の両端支持部は持ち下げ時、プロセスパック
の重心を通る垂直面内にあるように密封容器円筒状部に
回動自在に支持されて退避溝70内に埋入可能になって
いる。なお、上記実施例では、交換時に現像ユニットU
1とクリーニングユニットU2のプロセスパックを共に
感光体ベルト1から離間させているが、装着開口25か
ら取り出されるユニットのもののみを離間させるように
しても良い。図7および図8はかかるロック解除機構に
よる、第2の実施例の変形例の複写機のロック解除状態
を示す正面図であり、図7は現像ユニットU1を装着開
口25に対向位置させて、現像ユニットU1のプロセス
パックのみを感光体ベルト1から離間させた状態、図8
はクリーニングユニットU2を開口25に対向位置させ
てクリーニングユニットU2のプロセスパックのみを感
光体ベルト1から離間させた状態を示している。この実
施例のその他の部分の構成、動作および効果は既に説明
した第2の実施例と何ら変わるところがない。
【0014】図9および図10は第3の実施例の静電写
真プロセスユニットのロック状態およびロック解除状態
を示す正面図である。本実施例の機構上の特徴は第1の
実施例において位置決めピン164,235を省略し、
カム165,238の回動動作によって筺体102,1
03と現像ユニットU1およびクリーニングユニットU
2がそれぞれ一体にローラー100,101を中心に回
動してロック解除するようにした点にある。即ち、現像
ユニットU1はトナータンク167とトナータンク16
7を収容支持する筺体102が一体となり、ローラー1
01と軸心を同じくして回動自在に支持され、ローラー
101の軸に同心的に取り付けた捩りコイルばね201
によって感光体ベルト1の対向移動部分1aから離れる
方向に弾性力を受けている。カム165は捩りコイルば
ね168の弾性力に抗して、現像ローラー160が対向
移動部分1aに圧接するように筺体102を押圧してい
る。同様に、クリーニングユニットU2は回収タンク2
36と回収タンク236を収容支持する筺体103が一
体となり、ローラー100と軸心を同じくして回動自在
に支持され、ローラー100の軸に同心的に取り付けた
捩りコイルばね202によって感光体ベルト1の対向移
動部分1bから離れるに方向に弾性力を受けている。カ
ム238は捩りコイルばね202の弾性力に抗して、ク
リーニングプレード230およびファーブラシ231が
対向移動部分1bに圧接するように筺体103を押圧し
ている。図10に示すように、カム165が回動して現
像ユニットU1のロックを外すと、トナータンク167
を収容した筺体102が捩りコイルばね201の弾性力
によって対向移動部分1aから離れる方向に回動し、装
着開口25からトナータンク167を取出すことが可能
な状態となる。同様にして、カム238を回動させてク
リーニングユニットU2のロックを外すと、回収タンク
236を収容した筺体103が捩りコイルばね202の
弾性力によって前記ベルト面から離れる方向に回動し、
装着開口25から回収タンク236を取出すことが可能
な状態となる。第3の実施例においても感光体ベルト1
は各ユニットU1,U2間に挟まれた部分が覆われてい
て、その両端の両ローラー100,101の支持部分が
露出し、この露出部分で露光あるいは転写が行われる。 前述の実施例で説明したように、現像ユニットU1、ク
リーニングユニットU2および感光体ベルト1を一体に
回転させて、現像ユニットU1もしくはクリーニングユ
ニットU2を装着開口25に位置させることにより、所
望のプロセスパックを取り出し、新たなプロセスパック
を各筺体102、103内に嵌入して装着することがで
きる。ただし、本実施例では複写機本体の前面パネルに
形成された装着開口25の形状は図18に示すように直
線部を上側にした半円状に形成されている。従って、プ
ロセスパックの取り出し位置はその開口(167a,2
36a)を上側に向けた位置となる。装着開口25をこ
のように構成したのは、プロセスパックの複写機本体へ
の着脱操作時、オペレーターがプロセスパックの円柱状
外周部を一方の手で支持しながら、他方の手でプロセス
パックの一端を把持して複写機本体へ挿入し、または引
き出すことができるようにしたものである。図19はプ
ロセスパックの複写機本体への着脱操作の様子を示す説
明図、図20はプロセスパックを複写機本体から取り出
した状態を示す説明図である。(a) はプロセスパッ
クを右手で把持した場合、(b) は左手で把持した場
合を示す。図から明らかなようにオペレーターが右利き
でも、左利きでも同様にプロセスパックの円柱状外周部
を一方の手で支持しながら、他方の手で一端を把持して
プロセスパックの着脱操作を行うことができる。第3の
実施例のその他の部分の構成、動作および効果は既に説
明した第1の実施例と同様である。
【0015】図11は第4の実施例の静電写真プロセス
ユニットのロック状態を示す正面図であり、本実施例の
機構上の特徴は第1の実施例においてイレーサー24を
クリーニングユニットU2の回収タンク236に取り付
けず、静電写真プロセスユニット外に取り付けた構成と
し、経時劣化の少ない静電写真プロセス装置をプロセス
パックから外してプロセスパックの価格低下と無駄の減
少を図った点にある。図21はプロセスパック後部と、
複写機本体の後部取付板(図示せず)に設けられた通電
センサーの要部を示した説明図である。(a) はプロ
セスパックの背面、(b) はプロセスパックが対向す
る後部取付板の通電センサーを示したものであり、(c
) および(d) は(a) のトナータンク167お
よび回収タンク236の通電センサーを、(e) は(
b) の通電センサーをそれぞれ拡大して示したもので
ある。図のようにプロセスパック後面には、所定距離隔
てられた2箇所の接触部411,412間を短絡する短
絡部を有してアルミニウム等の導電被膜で形成されたコ
の字状の被検知部41が設けられている。一方、被検知
部41に対向する複写機本体側の検知部40は後部取付
板に取り付けられた樹脂基板405に3つのバネ弾性を
有した接触端子、即ち、共通端子401,現像ユニット
端子402およびクリーニングユニット端子403を有
しており、それぞれに接続された引き出し線の他端が複
写機本体の制御装置に接続されている。トナータンク1
67の被検知部41aの2箇所の接触部411a,41
2a間の間隔は共通端子401と現像ユニット端子40
2間の間隔に、また、回収タンク236の被検知部41
bの2箇所の接触部411b,412b間の間隔は共通
端子401とクリーニングユニット端子403間の間隔
に一致すると共に、プロセスパック装着時にはそれぞれ
の被検知部41の接触部と複写機本体側の検知部40の
対応する端子が導電接触するように構成されている。ま
た、プロセスパック装着時にはプロセスパック後面側被
検知部41は図示しない付勢手段により、検知部40側
に付勢されている。従って、プロセスパック装着時には
その一方の接触部411は複写機本体側の検知部40の
共通端子401と、他方の接触部412は残った現像ユ
ニット端子402またはクリーニングユニット端子40
3の何れか一方と接触する。このように、検知部40と
被検知部41は共通端子401を共通端子とする選択ス
イッチとなっており、共通端子401と、現像ユニット
端子402またはクリーニングユニット端子403のい
ずれか一方の端子の通電状態によって装着されたプロセ
スパックの種類が判別できるようになっている。通電セ
ンサーの検知信号は複写機本体の制御装置に送られ、制
御装置は操作・表示部のプロセスパック表示にその種類
を表示させる。
【0016】図22および図23は操作・表示部の表示
例を示したものである。両方のプロセスパックが共に取
り外された状態では、2つのユニットU1,U2の通電
センサーは共に非導通状態になっているので、制御装置
は静電写真プロセスユニットが空であることを検知して
、図22に示すようにプロセスパックの装着を促すメッ
セージをメッセージ表示50に表示させる。このメッセ
ージに従って、例えば、オペレーターが始めに回収タン
ク236を装着した場合は、図23に示すように次に装
着すべきプロセスパック、即ち、トナータンク167の
装着を促すメッセージをメッセージ表示50に表示させ
ると共に、装着開口25近傍に配設されたプロセスパッ
ク表示51(図2参照)にも、次に装着すべきプロセス
パックはトナータンク167であることを表示させる。 その後、トナータンク167が正しく装着された時には
、静電写真プロセスユニットの固定と所定の回転移動の
後、複写機本体が画像形成待機状態になったことを同様
に表示させる。また、後から装着されたプロセスパック
が、回収タンク236であった時は、制御装置は通電セ
ンサー(40,41)からの検知信号に従って操作・表
示部に誤装着された旨の警告表示を表示すると共に、図
示しない警報ブザーによって警報音を発してオペレータ
ーに知らせる。図24はプロセスパックの交換作業等の
際、それを複写機本体から取り出した状態を示す斜視図
である。図のようにそれぞれのプロセスパックの前側板
304には把手65が設けられ、装着開口25からの着
脱操作の操作性の向上を図ると共に、前後の誤装着の防
止を図っている。図25は同じく上記実施例の変形例を
示した斜視図である。この変形例においては把手65は
プロセスパックの前側板304および筐体102,10
3より若干大きな径を有しているので、第1の実施例と
同様に筐体102,103の挿入口前縁でそれ以上の内
部への挿入が阻止される。さらに、図26は他の変形例
を示した斜視図であり、この変形例においては把手65
をプロセスパックの前側板304に備えると共に、プロ
セスパックの後側の径が前側の径より徐々に小さくなる
ように形成されている。これに対応して筐体102,1
03も同形に形成されているから、上記変形例と同様の
作用効果を奏する。
【0017】図12は第5の実施例の静電写真プロセス
ユニットのロック状態を示す正面図であり、この実施例
は第1の実施例において帯電チャージャ15とイレーサ
ー24を静電写真プロセスユニット外に取り付け、さら
に、クリーニングブレード230およびファーブラシ2
31を現像ローラー160から離して回収タンク236
の遊端寄りに配設した構成とし、第4の実施例の目的に
加えて、排トナーの回収機能の向上とクリーニングブレ
ード230およびファーブラシ231の回動時の移動距
離の増加を図ると共に、複写機本体からプロセスパック
を取り出した時に、開口が共に上側に位置するようにし
たものである。図27は本実施例のプロセスパックを複
写機本体から取り出し、それを把持可能にした状態を示
す斜視図である。本実施例では持手60はプロセスパッ
クの密封容器の円柱状外周のそれぞれの開口167a,
236aに近い側の端部に設けてあり、第1の実施例と
同様に、回動自在に両端部が支持されて退避溝70内に
埋入可能になっている。図示のように、持手60を把持
して運搬する際、トナータンク167および回収タンク
236は共に開口167a,236aがシャッター16
8,240でそれぞれ閉鎖され、かつ、上側に位置した
状態で保持されるから、運搬時トナー、または回収トナ
ーは密封容器の下部に滞留し開口から洩出する虞が少な
い。図28はプロセスパックの組み立て時の状態を示す
分解斜視図である。第1の実施例と同様に現像タンク1
67および回収タンク236は1/2の平面部からなる
容器カバー303を共通構成部材とし、それと現像機能
部301およびクリーニング機能部302でそれぞれ構
成される。容器カバー303はトナーの収納部となる部
分であって、本実施例では外周部は略1/4の円筒から
成る曲面部と、プロセスパックの容器平面部の略半分の
幅の平面部から成る樋状部材となっている。各構成部材
は組み合わされた後、接触部が溶着され密封容器となる
。本実施例におけるプロセスパックの組み立て時の作用
効果は第1の実施例と同様である。なお、これらの第4
、第5の実施例ではイレーサー24あるいは帯電チャー
ジャ15、イレーサー24と転写チャージャ18は静電
写真プロセスユニットの回転円周の外側に配設され、保
守交換やプロセスパック装着に際する静電写真プロセス
ユニットの回転が支障なく行なわれるようになっている
。また、第4、第5の実施例のその他の部分の構成、動
作および効果は既に説明した第1の実施例と同様である
【0018】図13および図14は第6の実施例の静電
写真プロセスユニットの画像形成動作状態および待機状
態を示す正面図である。本実施例は第5の実施例におい
て現像ローラー160、およびクリーニングブレード2
30とファーブラシ231がそれぞれ現像ユニットU1
およびクリーニングユニットU2の平面外周部から突出
しない位置に配設し、各ユニットU1,U2の前記平面
外周部に沿って摺動するシャッター機構により、画像形
成動作時のみ、プロセスパックの開口167a,236
aを解放すると共に、感光体ベルト1を各ユニットU1
,U2の平面外周部開口167a,236aに露出した
現像ローラー160、クリーニングブレード230およ
びファーブラシ231に押圧する押圧機構を設けたもの
である。これらの図において170および242はプロ
セスパックの複写機本体からの取り出し時、それぞれ現
像ユニットU1のトナータンク167およびクリーニン
グユニットU2の回収タンク236の開口167a,2
36aを遮蔽するシャッター、104,105は上下の
ローラー100,101の支軸に同心的に回動自在に嵌
着され、図示しないばねの張力を受けて垂直方向で互い
に対向する方向に付勢された作動バー、106,107
は上下の作動バー104,105の先端に回転自在に軸
着された押圧ローラーである。待機状態においては作動
バー104,105はばねの張力により、図14に示す
ように先端に軸着された押圧ローラー106,107が
回転軸R1を介して対向する退避位置にあるように上下
のローラー100,101の支軸を結ぶ線上に位置して
いる。本実施例では前述のようにクリーニングブレード
230、ファーブラシ231および現像ローラー160
はそれぞれの筐体102,103の内屈した両端縁を含
む面から所定距離だけ内部に埋入した位置に配設されて
いるので、静電写真プロセスユニットのロック状態にお
いても、これらは感光体ベルト1の対向移動部分1a,
1bとは一定の距離だけ離間している。プロセスパック
の開口167a,236aを遮蔽するシャッター170
,242はそれぞれプロセスパックの平面部に沿って摺
動可能に設けられ、やはり図示しないばねの張力により
、開口167a,236aを遮蔽する方向に付勢されて
いる。本実施例では静電写真プロセスユニットのロック
状態においても、待機状態ではシャッター170,24
2はばねの張力により開口167a,236aを遮蔽し
てトナータンク167および回収タンク236を密封す
るようになっている。
【0019】静電写真プロセスユニットの装置本体から
の取り出し時は、第5の実施例と同様にカム165,2
38が回動して各ユニットU1,U2のロックが解除さ
れ、交換されるユニットが回転軸R1を中心に回転して
装着開口25の対向位置に移動して待機する。前述のよ
うにシャッター170,242はそれぞれのプロセスパ
ックの平面部に沿って設けられているので、交換される
プロセスパックを複写機本体からの取り出した際には、
シャッター170,242で開口167a,236aを
遮蔽されたプロセスパックの平面部は障害になる突出物
のない密封面となり、取り扱いが容易になる。さらに、
本実施例のシャッターはその開閉機構が簡単なのでトナ
ー詰まり等による動作異常が少ない。次に、静電写真プ
ロセスユニットの画像形成動作状態においては図13に
示すように、シャッター170,242が図示しない駆
動機構によりばねの張力に抗して位置決めピン164,
235方向の退避位置に摺動移動し、それぞれの開口1
67a,236aを解放すると共に、作動バー104,
105がやはり図示しない駆動機構によりばねの張力に
抗して時計回り方向に回動して、先端に軸着された押圧
ローラー106,107を感光体ベルト1の対向移動部
分1a,1bに内側から押圧する。この押圧ローラー1
06,107の押圧動作によって感光体ベルト1の対向
移動部分1a,1bはそれぞれクリーニングブレード2
30、ファーブラシ231および現像ローラー160に
圧接される。なお、押圧ローラー106,107は感光
体ベルト1の周回移動に伴ってつれ回る。このように、
本実施例では感光体ベルト1の内側から押圧してクリー
ニングブレード230、ファーブラシ231および現像
ローラー160に感光体ベルト1を圧接させるようにし
ているので、小さな圧力でこれらを接触させることがで
きる。図29はプロセスパックを複写機本体から取り出
して収納容器に収納する様子を示す説明図である。前述
のように本実施例ではプロセスパックはその取り出し状
態においては、平面部の開口167a,236aがシャ
ッター170,242で遮蔽されて全体が完全な平面と
なるので、2つのプロセスパックを平面部で密着させて
組み合わせると、そのままで円柱体を構成する。従って
、プロセスパックの交換時の収納容器、またはセット販
売する時のパッケージとしては図に示すように単純な円
筒状の収納容器310とし、それに空隙を生じることな
く収納できるので、容器が簡素化され装置の全体価格の
低減に寄与する。なお、2つのプロセスパックの平面部
に互いに係合する係合手段を設けて互いの結合を確実な
ものとするようにしても良い。
【0020】以上に説明したように、本発明の実施例で
は現像ユニットU1あるいはクリーニングユニットU2
が収容する交換可能なプロセスパックを装置本体の筺体
Cから取り出し、静電写真プロセス装置を含むプロセス
パックに保守交換操作を施して筺体C内に再装着する操
作は、各ユニットに収容されるプロセスパックの取出し
の順序や装着の順序およびその位置の規制がなく、しか
も半自動化されたワンタッチ操作で行うことができるの
で、オペレーターの手を煩わすことなく複写機における
静電写真プロセス装置および新旧トナーのの保守交換作
業を極めて簡単かつ迅速に行なうことができる。なお、
上述したいずれの実施例においても、新しいプロセスパ
ックが複写機本体に装填された場合には、感光体ベルト
と馴染ませるための自動フォーミング運転が行なわれる
。上述の実施例では1成分系の現像装置を用いたものを
説明したが、2成分あるいは多成分系の現像装置を用い
たものであっても同様に構成できる。また、実施例では
トナータンク167内のトナーが無くなった場合、また
は回収タンク236内に排トナーが満杯になった場合は
トナーエンドセンサまたは満タンセンサ239がこれを
検知して、検知信号を発して操作・表示部に警報表示さ
せる方式のものを説明したが、それぞれのセンサが検知
信号を発した時には現像ユニットU1またはクリーニン
グユニットU2のロックを外ずし、自動的に回転して該
当するユニットが装着開口25の対向位置に移動して待
機するようにしても良い。第2の実施例では筺体が感光
体ベルトの水平部から離れるに従ってシャッターが次第
にプロセスパックの開口を塞ぐ方式を説明したが、筺体
が感光体ベルトの水平部から離れると直ちにシャッター
が開口を塞ぐようにしても良いし、シャッターは一枚式
、二(複数)枚式のいずれであっても構わない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項3記載の発明によれば、画像形成装置の保守作業等
の際、静電写真プロセス手段を備えた複数のユニットと
像担持体が一体的に回転して所定の取り出し位置に移動
すると共に、それらは互いに離間して静電写真プロセス
手段と像担持体の間の圧接状態が解除されるから、特に
トナー補充等の日常的な保守作業を極めて容易に、かつ
、迅速に誤りなく行うことができると共に、像担持体を
損傷したりする虞れがなく、画像形成装置を長時間稼動
休止する際にも像担持体や静電写真プロセス手段の経時
劣化を可及的に減らすことができる。請求項4または請
求項5記載の発明によれば、ユニットを画像形成装置か
ら取り出した時、ユニットの平面部が完全な平面になる
から、複数のユニットを平面部で結合することにより、
結合された複数のユニットに隙間ができず、収納容器の
簡素化が図れる。請求項6ないし請求項8記載の発明に
よれば、ケースの着脱口のみを開閉してユニットの着脱
操作を行うことができ、着脱操作の操作性も優れたもの
となる。請求項9ないし請求項12記載の発明によれば
、画像形成装置の内部構成を機能的、かつ、簡潔なもの
にすることができる。請求項13ないし請求項18記載
の発明によれば、ユニットの装着操作時、簡単な判別手
段でユニットの種類や前後を判別できるから、ユニット
の誤装着を未然に防止することができる。請求項19な
いし請求項23記載の発明によれば、さらに、画像形成
装置の静電写真プロセス装置を機能的に配置したり、画
像形成装置から取り出したユニットの操作性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるデジタル複写機の構成を
示す模式図である。
【図2】同じくデジタル複写機の斜視図である。
【図3】第1の実施例の静電写真プロセスユニットの固
定状態を示す正面図である。
【図4】同じく静電写真プロセスユニットの固定解除状
態を示す正面図である。
【図5】第2の実施例の静電写真プロセスユニットの固
定状態を示す正面図である。
【図6】同じく静電写真プロセスユニットの固定解除状
態を示す正面図である。
【図7】第2の実施例の変形例の静電写真プロセスユニ
ットの固定解除状態を示す正面図である。
【図8】同じく静電写真プロセスユニットの固定解除状
態を示す正面図である。
【図9】第3の実施例の静電写真プロセスユニットの固
定状態を示す正面図である。
【図10】同じく静電写真プロセスユニットの固定解除
状態を示す正面図である。
【図11】第4の実施例の静電写真プロセスユニットの
固定状態を示す正面図である。
【図12】第5の実施例の静電写真プロセスユニットの
固定状態を示す正面図である。
【図13】第6の実施例の静電写真プロセスユニットの
画像形成動作状態を示す正面図である。
【図14】同じく静電写真プロセスユニットの待機状態
を示す正面図である。
【図15】第1の実施例に係るプロセスパックを複写機
本体から取り出した状態を示す斜視図である。
【図16】同じくプロセスパックの組み立て時の状態を
示す分解斜視図である。
【図17】第2の実施例に係るプロセスパックを載置台
上に載置した状態を示す斜視図である。
【図18】第3の実施例のデジタル複写機の斜視図であ
る。
【図19】第3の実施例に係るプロセスパックの複写機
本体への着脱操作の様子を示す説明図である。
【図20】同じくプロセスパックを複写機本体から取り
出した状態を示す斜視図である。
【図21】第4の実施例の通電センサーの要部を示す説
明図である。
【図22】同じく操作・表示部の表示例を示す説明図で
ある。
【図23】同じく操作・表示部の表示例を示す説明図で
ある。
【図24】プロセスパックを複写機本体から取り出した
状態を示す斜視図である。
【図25】第4の実施例の変形例に係るプロセスパック
を複写機本体から取り出した状態を示す斜視図である。
【図26】同じく他の変形例に係るプロセスパックを複
写機本体から取り出した状態を示す斜視図である。
【図27】第5の実施例に係るプロセスパックを複写機
本体から取り出した状態を示す斜視図である。
【図28】同じくプロセスパックの組み立て時の状態を
示す分解斜視図である。
【図29】第6の実施例に係るプロセスパックを収納容
器に収納する様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1  感光体ベルト 15  帯電チャージャー 16  現像装置 23  クリーニング装置 24  イレーサー 25  装着開口 40  検知部 41  被検知部 60  持手 65  把手 102,103  筐体 160  現像ローラー 167  トナータンク 168,170,240,242  シャッター230
  クリーニングブレード 231  ファーブラシ 236  回収タンク 300  容器カバー 304  前側板

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  像担持体と、該像担持体の周囲に配設
    された複数の静電写真プロセス手段を備えた画像形成装
    置において、前記複数の静電写真プロセス手段の中の少
    なくとも一部が、前記像担持体に対して着脱可能な少な
    くとも2つのユニットに分割形成されていると共に、前
    記ユニットが前記像担持体と一体的に回転可能に構成さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】  請求項1の記載において、1つのユニ
    ットは帯電手段やクリーニング手段等の寿命の短い静電
    写真プロセス手段を有し、他の1つのユニットは現像手
    段等の寿命の長い静電写真プロセス手段を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】  請求項1または請求項2の記載におい
    て、各ユニットは略同一形状を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】  請求項3の記載において、ユニットは
    画像形成装置本体から取り出された時、内部に収納され
    た静電写真プロセス手段が前記ユニットの平面部より突
    出しないように構成されていることを特徴とする画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】  請求項4の記載において、画像形成装
    置本体から取り出された複数のユニットを一括して収納
    可能な円筒状容器を有したことを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】  請求項1の記載において、画像形成装
    置本体のケースの一部に着脱口を有し、該着脱口は、ユ
    ニットの着脱時、単一の前記ユニットのみが通過可能に
    形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】  請求項6の記載において、使用寿命の
    短い静電写真プロセス手段を有するユニットは、画像形
    成動作時、着脱口に最も近くに位置していることを特徴
    とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】  請求項6の記載において、ユニットの
    着脱操作時、着脱される前記ユニットの像担持体に着装
    される部分が上向きにして着脱されるように着脱口が配
    向されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】  請求項1の記載において、像担持体は
    無端帯状体に形成され、その一部が平面部となるように
    、回転可能な少なくとも2つの支持手段により張架され
    ており、ユニットの静電写真プロセス手段は前記像担持
    体の平面部に対向して前記ユニットに配設されているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】  請求項9の記載において、各ユニッ
    トは筐体を備え、前記ユニットが前記像担持体に着装さ
    れた時に、前記筐体の外周面は前記像担持体の外接円の
    一部を成すことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】  請求項9の記載において、像担持体
    の平面部に対向して前記ユニットに配設されている静電
    写真プロセス手段が現像ローラーおよびクリーニングブ
    レードであることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】  請求項11の記載において、現像ロ
    ーラーおよびクリーニングブレードは互いに異なる2つ
    のユニットに収納され、互いに平行な像担持体の2つの
    平面部に対向して配設されていることを特徴とする画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】  請求項1の記載において、ユニット
    の装着操作時、前記ユニットの種類または前後を判別可
    能な判別手段を有したことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】  請求項13の記載において、判別手
    段は各ユニットの外面のそれぞれ異なる位置に形成され
    た複数の導電性接触片と、画像形成装置本体の被装着部
    に設けられ、前記導電性接触片に対向して当接可能な複
    数の導電性端子を有し、前記導電性接触片と前記導電性
    端子の接触状態により判別するようにしたものであるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】  請求項13の記載において、判別手
    段はユニットの前側側板に設けられ、画像形成装置本体
    の被装着部前縁挿入口の外周より突出した突出部である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】  請求項13の記載において、判別手
    段はユニットの後側部分の断面積が前側部分の断面積よ
    り小さく、かつ画像形成装置本体の被装着部はその一部
    に断面積が前記ユニットの前側部分の断面積より小さい
    部分を有したものであることを特徴とする画像形成装置
  17. 【請求項17】  請求項16の記載において、前側部
    分は前縁挿入口であることを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】  請求項16の記載において、前側部
    分は前側端面部に設けた把手手段であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  19. 【請求項19】  請求項1の記載において、ユニット
    に分割形成されない静電写真プロセス手段は前記ユニッ
    トの回転円周外に配設されていることを特徴とする画像
    形成装置。
  20. 【請求項20】  請求項1の記載において、ユニット
    の前側端面部に把手手段を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  21. 【請求項21】  請求項1の記載において、ユニット
    の周面部に埋入および起立可能で、持ち下げ時、支持部
    が前記ユニットの重心を含む垂直面内にある持手手段を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  22. 【請求項22】  請求項1の記載において、各ユニッ
    トの容器のトナーを収容する部分の少なくとも一部を共
    通の部材で構成したことを特徴とする画像形成装置。
  23. 【請求項23】  請求項1の記載において、ユニット
    の像担持体への着脱側平面部の両側部に起立可能な支持
    手段を有することを特徴とする画像形成装置。
JP3146495A 1990-11-30 1991-05-23 画像形成装置 Pending JPH04261550A (ja)

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US07/800,240 US5367363A (en) 1990-11-30 1991-11-29 Image forming apparatus having rotatable electrophotographic process unit
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