JPH09190133A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH09190133A
JPH09190133A JP8018452A JP1845296A JPH09190133A JP H09190133 A JPH09190133 A JP H09190133A JP 8018452 A JP8018452 A JP 8018452A JP 1845296 A JP1845296 A JP 1845296A JP H09190133 A JPH09190133 A JP H09190133A
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JP
Japan
Prior art keywords
upper frame
image forming
forming apparatus
opening
closing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8018452A
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English (en)
Inventor
Kanji Yano
寛治 矢野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部枠体を自動又は手動で開閉できる画像形
成装置、或は、ジャム、現像剤補給時自動で上枠本体が
開く画像形成装置の提供が目的である。 【解決手段】 上部枠体1と下部枠体2がヒンジ3で開
閉自在に係合され、上部枠体にコロ12を設け、下部枠
体2にこのコロ12に接するカム9aを有するスライダ
9を設けた。モータ4の回転によりウォーム5、ウォー
ムホイール6、ピニオン7と回転が伝えられ、スライダ
9に設けたラック8を左右方向へ移動し、コロ12を上
下動して上部枠体1を開閉する。モータ4停止時に上部
枠体1は手動開閉できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体上に画像を
形成する電子写真画像形成装置に関するものであり、特
に二つ割りの上部枠体と下部枠体が開閉自在に結合さ
れ、上部枠体を自在に開閉できる動力開閉装置を備えた
電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述従来の技
術を更に発展させたものであり、一層取扱いの容易な二
つ割りの電子写真画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は装
置本体を上部枠体と下部枠体に2分割し、両分割部分を
相対的に上下へ開閉自在に結合した画像形成装置におい
て、画像形成装置本体から生ずる信号により作動し、上
部枠体を動力にて開放可能な開閉装置を備えたことを特
徴とする画像形成装置である。
【0004】本発明の第2の発明は手動にて開閉装置を
操作可能な操作手段を有することを特徴とする第1の発
明に記載の画像形成装置である。
【0005】本発明の第3の発明は動力にて動作時、上
部枠体は開放された最高位置と閉じた状態の最下位置及
び前記最高位置と最下位置の間の中間位置で停止できる
開閉装置を備えたことを特徴とする第1又は第2の発明
に記載の画像形成装置である。
【0006】本発明の第4の発明は搬送中の記録媒体の
搬送を検出する検出手段を備え、搬送中の記録媒体が画
像形成装置本体内で滞留した時前記検出手段の信号によ
り上部枠体を開放する開閉装置を備えたことを特徴とす
る第1から第3の発明の何れか1つに記載の画像形成装
置である。
【0007】本発明の第5の発明は上部枠体の開放位置
は中間位置であることを特徴とする第4の発明に記載の
画像形成装置である。
【0008】本発明の第6の発明は画像形成装置本体に
備える現像手段の現像剤量検出手段が現像剤が不足した
ことを検出した時、上部枠体を現像剤を補給できる位置
まで開放する開閉装置を備えたことを特徴とする第1か
ら第3の発明の何れか1つに記載の画像形成装置であ
る。
【0009】本発明の第7の発明は上部枠体の開放位置
は全開した最高位置であることを特徴とする第6の発明
に記載の画像形成装置である。
【0010】本発明の第8の発明は開閉装置は駆動源と
してモータを備えており、上部枠体が閉じる際に開閉装
置のモータの消費電流が通常の電流値と異なった値を示
す時は、上部枠体の下降を停止させるか又は上部枠体を
再び開放せしめる制御手段を有することを特徴とする第
1から第7の発明の何れか1つに記載の画像形成装置で
ある。
【0011】本発明の第9の発明は上部枠体に固定され
たカム従動子と、下部枠体に可動に設けられたカムと、
カムの駆動手段とを開閉装置とする第1の発明に記載の
画像形成装置である。
【0012】本発明の第10の発明は前記カムの駆動手
段は、駆動材からは被駆動側を駆動可能であり、被駆動
側から駆動側を駆動しようとしてもロックされて駆動で
きない不可逆動力伝動機構を有することを特徴とする第
9の発明に記載の画像形成装置である。
【0013】本発明の第11の発明は上部枠体と下部枠
体を閉じた際に両枠体を施錠する掛金装置を有し、この
掛金装置は、前記開閉装置の駆動前に開閉装置を駆動す
べき信号により解錠する自動解錠手段と、手動の解錠手
段を備えていることを特徴とする第1から第10の発明
の何れか1つに記載の画像形成装置である。
【0014】本発明の第12の発明は前記手動解錠手段
は解錠された際に開閉装置を上部枠体が開く方向へ付勢
する連動手段を備えていることを特徴とする第11の発
明に記載の画像形成装置である。
【0015】本発明の第13の発明は手で上部枠体を開
放可能な第1から第11の発明の何れか1つに記載の画
像形成装置である。
【0016】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やレーザビームプ
リンタに代表される画像形成装置では、画像形成装置本
体をほぼ記録媒体の搬送路を境に分割して上部枠体と下
部枠体に分割し、これら上下両枠体の一側端近くをヒン
ジで結合している。そして上部枠体の重量に対抗するバ
ネ部材を設けて開放を容易にしている。このような画像
形成装置は上部枠体と下部枠体間を解放できるため、保
守点検が容易であるという特徴を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】初めに実施の形態の概要を説明す
る。 (1)本発明の代表的な実施の形態は、装置本体を上部
枠体と下部枠体に2分割し、両分割部分を相対的に上下
へ開閉自在にヒンジで結合した画像形成装置において、
画像形成装置本体から生ずる信号により作動し、上部枠
体を動力にて開放可能な開閉装置を備えている。そして
(2)上記において開閉装置は手動操作可能である。そ
して(3)上記夫々において上部枠体は中間位置で停止
できる。そして(4)上記各々において記録媒体が画像
形成装置本体内に滞留すると上部枠体を開放する態様が
ある。又(5)この上部枠体の開放の際は、滞留した記
録媒体を取り除くに必要な中間位置までの開放とする。
そして(6)現像剤不足の際に上部枠体が解放する態様
がある。又(7)この上部枠体の開放の際は、最高位置
まで開放し、現像剤補給は容易である。又(8)上記の
各々において、上部枠体が閉じる際に、開閉装置のモー
タの消費電流が異常な場合に、上部枠体を停止又は開放
するようにしたので安全としてある。(9)上述(1)
において開閉装置にカム装置を採用したことにより、上
部枠体の上昇下降運動を円滑に且つ速やかにすることが
可能となる。そして(10)上記カム装置の駆動手段に
駆動側から被駆動側を駆動できるが、被駆動側から駆動
側への動力伝達はロックして出来ないようにすることに
よって特に制動装置を設けることなく上部枠体を開放位
置で保持できる。(11)上述の各々において、上部枠
体と下部枠体を閉じた際の掛金装置が、開閉装置を駆動
すべき信号により解錠する自動解錠手段と手動解錠手段
を備えている。そして(12)上記手段の解錠手段は解
錠すると開閉装置を解錠する連動手段を有する。
【0018】〔実施の形態の詳細な説明〕以下、本発明
の実施の形態を図面に従って説明する。
【0019】(実施の形態イ)図4は二つ割りの電子写
真複写機の縦断面図である。
【0020】構成と共に上記電子写真画像形成装置の作
用を説明する。ガラスの原稿台31上に置かれた原稿は
原稿圧板31aで押圧される。図示されない複写ボタン
を押すと原稿照明ランプ32が点灯して図示矢印a方向
に往復動し、原稿照明ランプ32による原稿からの反射
光は原稿照明ランプ32と共に移動する反射ミラー48
aで反射し、この反射ミラー48aの2分の1の速度で
同方向に移動する折返しミラー48bで光路を変え結像
レンズ46、固定ミラー48c群をとおり、感光ドラム
37上に結像する。
【0021】感光ドラム37は時計方向に回転してお
り、露光位置より手前で予かじめ一次帯電器47により
一様に帯電されており、前記原稿像の結像により光導電
層を外周に有する感光ドラム37に潜像が形成される。
この潜像は現像器38でトナーを付与されトナー像とな
る。上記画像の形成と共に給紙カセット33からは給紙
ローラー34で最上位の記録媒体例えば記録紙Pが送り
出されて、搬送ローラ35を通じてレジストローラ36
へ送られる。レジストローラ36は感光ドラム37上の
トナー像が転写ローラ39との対向位置へ移動するのと
同期をとって記録媒体例えば記録紙Pを感光ドラム37
と転写ローラ39との対向位置へ送り、トナー像を記録
紙Pに転写する。転写後の記録紙Pは図示されない分離
手段で感光ドラム37と分離させられ、搬送ベルト41
を通じて定着器42へ送られ、記録紙P上にトナー像が
定着され、該記録紙Pは排紙ローラー44対により機外
へ排出される。
【0022】一方感光ドラム37は更に回転を続け、ク
リーニング器40により感光ドラム37上に転写後残っ
た残トナーが除去される。
【0023】上記において定着器42はヒーター42a
を内蔵した無端シート状の定着回転体42bに加圧ロー
ラー42cが圧接回転するものであり、記録紙Pは定着
回転体42bと加圧ローラ42c間のニップで加熱加圧
されると共に搬送力を受ける。
【0024】上記各部材は上部枠体1及び下部枠体2に
含まれている。上部枠体1を下部枠体2とは大略記録紙
Pの搬送路を境に分れている。詳しくは、例えば給紙カ
セット33、給紙ローラ34、搬送ローラ35、レジス
トローラ36の内下側のローラ、転写ローラ39、搬送
ベルト41、定着器42、排紙ローラ対は下部枠体2に
備えており、下部枠体2に対して、ヒンジ3で持って上
部枠体1が下部枠体2に対して開閉自在に結合されてい
る。上部枠体1には上記下部枠体2に設けた部材以外の
光学部30、画像形成部排熱ファン43及び上側のレジ
ストローラ36及び図示されない電源装置等が担持され
ている。尚、ここで光学部30とはガラスの原稿台3
1、原稿照明ランプ32、反射ミラー48a、折返しミ
ラー48b、結像レンズ46、固定ミラー48c及びこ
れら部材に運動を与える機構部部材等が含まれる。
【0025】上記において、給紙カセット33から送り
出される記録紙Pはジャム(紙詰まり)により途中で搬
送されなくなる場合がある。このような搬送されなかっ
た記録紙Pが存在することを検出するために、記録紙P
の搬送路には、場所を変えて複数の場所に記録紙Pによ
って作動するセンサを備えており、画像形成のタイミン
グからして記録紙Pが到達すべき時点に記録紙Pが検出
されない場合又は記録紙P先端が検出された時点から後
端が検出される時点までの時間を検知して画像形成装置
本体を停止すると共に紙詰まりを表示するようになって
いる。例えば給紙ローラ34の後流側に給紙センサg
1、定着器42の入口側出口側に画像形成ゾーンセンサ
g2、排紙センサg3を配置する。
【0026】上記において複写ボタンを押され或は、2
枚目以降複写シーケンスの信号が入力され、給紙カセッ
ト33からの給紙ローラ34による記録紙Pの給紙が開
始後、所定時間内に給紙センサg1が記録紙Pによって
作動されない場合は給紙カセット33から給紙センサg
1までの給紙ゾーンに記録紙Pが滞留しているとして表
示される。又、レジストローラ39が所定のタイミング
で記録紙Pを送り出してから所定時間内に記録紙Pが画
像形成ゾーンセンサg2を作動させないときは、記録紙
Pの先端はレジストローラ36からこのセンサg2まで
の画像形成ゾーンにあって滞留していると表示される。
又、画像形成ゾーンセンサg2検知後、排紙センサg3
が記録紙Pによって作動されないときは、定着器42に
記録紙Pが滞留していることが表示されると共に定着器
42は消勢されるようになっている。
【0027】上記において、現像器38は内部のトナー
を現像スリーブ38aに薄層に付着させると共に摩擦帯
電させて感光ドラム37上の潜像に付与する。従って、
現像器38中のトナーは次第に減少する。このトナーの
量を監視するためトナー検出装置が種々提案されてい
る。例えば、現像スリーブ38aと間をおいて現像スリ
ーブ38aに平行にアンテナ線38bを配設し、現像ス
リーブ38aとアンテナ線38b間の静電容量のトナー
の有無による変化を検知回路により検知し、表示器に表
示するようになっている。
【0028】このような現像器38はトナー収納部38
cを有し、現像スリーブ38a、アンテナ38b、トナ
ー収納部38cを一体のユニットとして上部枠体1又は
下部枠体2に着脱可能となっており、上部枠体1を開放
してトナー不足となると現像ユニット毎交換するものが
ある。
【0029】又、感光ドラム37、現像器38もしくは
これらの画像形成プロセス手段を一体のカートリッジ化
してこのプロセスカートリッジを画像形成装置本体に着
脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
おり、この場合はトナー不足の場合プロセスカートリッ
ジ毎交換してトナー補給を行うことになる。
【0030】次に図1、図2を用いてこの上部枠体1を
開閉せしめる開閉装置10と上部枠体1と下部枠体2と
を閉状態におく掛金装置21を説明する。
【0031】開閉装置10は画像形成装置の図1の紙面
に直交する方向において前側と奥側に設けられている。
この開閉装置10は下部枠体2に固定された駆動モータ
4、駆動モータ4の出力軸に固定されたウォーム5、ウ
ォーム5と噛み合い下部枠体2固定した軸6aに回転自
在に支持されるウォームホイール6、ウォームホイール
6と同軸で一体のピニオン7、下部にピニオン7に噛合
う左右方向のラック8が設けられ上部には斜面状のカム
9aが設けられ、左右方向に移動可能に支持されている
スライダ9、カム9aに対してカム従動子となるコロ1
2を備えている。コロ12を除く上記部材は下部枠体2
に備えられている。
【0032】図1においてカム9aの最下面に当接する
コロ12は回転自在に支持台11に支承され、この支持
台11は前側、奥側共上部枠体1に固定されている。下
部枠体2に固定されたスイッチ13,14はスライダ9
の行程端位置を検知するものであり、図1のようにスイ
ッチ13がスライダ9に押されている場合は上部枠体1
と下部枠体2は閉じており、図2に示すようにスイッチ
14がスライダ9に押されている場合は上部枠体1は下
部枠体2に対して全開している。
【0033】上述したスライダ9は下部枠体2に固定さ
れた図1において左右方向の案内レール29の案内溝2
9a(図3参照)にスライダ9の側面に一体に設けた突
条の案内条9bが滑合していることにより左右方向に移
動自在に支持されている。
【0034】上述したカム9aはスライダ9の移動方向
に平行な平行部9a1,9a3を両端に備え、両平行部
9a1,9a3間を斜面9a2で結ばれている。
【0035】掛金装置は図1の紙面に直角方向の前側と
奥側に設けられ、上部枠体1と下部枠体2とを閉じた状
態で結合させている。
【0036】フックレバー15は上部枠体1に設けた支
軸15bを中心に実線と2点鎖線で示す間を回動できる
ように上部枠体1に支承されている。上記実線で示す場
合横向きの略T字型のフックレバー15の下端部にはフ
ック15aが形成され、このフック15aは下部枠体2
に固定された受金17の係合穴17aと係合している。
フックレバー15の上端部15cと上部枠体1に固定し
たバネ掛け20a間には引張りコイルバネの戻りバネ2
0が掛けられ、この上端部15cは上部枠体1に固定さ
れたストッパピン19に当接している。ストッパピン1
9にフックレバー15の上端部15cが当接している状
態では、上部枠体1に固定されたスイッチ18はフック
レバー15のフック15a部側で押されている。
【0037】フックレバー15の上端部15cでバネ2
0と反対側には上部枠体1に固定されたソレノイド16
のプランジャー16aが結合されている。ソレノイド1
6はフック15aと受金17の係合穴17aとの係合を
自動で解除する為のもので、通電されるとプランジャー
16aがソレノイド16中へ引込まれフックレバー15
は支軸15bを中心に時計方向に回動する。スイッチ1
8はフックレバー15のフック15aが受金17の係合
穴17aに正常に係合しているかを検知するものであ
り、後述するようにフックレバー15が係合穴17aに
係合している時はフック15a部で押されてオフ状態に
なっている。
【0038】次に上部枠体1を開放する動作を説明をす
る。
【0039】上記においてフック15a部と受金17の
関係について説明する。フック15aは図において右方
へ向って突起となっており、図2をみるとよく分るよう
にフック15aの上面15a1は上部枠体1を閉じた状
態で受金17の係合穴17aの上側の内面と接触するの
が好まして形態であり、この形態ではフツク15aの先
端は受金17の係合穴17aに嵌合し、バネ20が支軸
15bを中心にフックレバー15を時計回りに回転させ
る力で回された状態にある。フック15aの突起下面の
二番面は導入部15a2となっている。フックレバー1
5がバネ20により反時計回りに回されてストッパ19
に当接している状態において、上部枠体1を開いた状態
から閉じる際に、前記フック15aの導入部15a2が
押される導入部17bが受金17に設けてある。これに
よって上部枠体1を閉じる際に、フック15aの導入部
15a2が受金17の導入部17bに当たり、フックレ
バー15はバネ20のバネ力に抗して支軸15bを中心
に時計回りに回動し、受金17の導入部17b上をフッ
ク15aの導入部15a2が滑り、フック15aの上面
15a1と受金17の係合穴17aの上側の面が一致す
ると、バネ20のバネ力でフック15は支軸15bを中
心に反時計回りに回動し、フツク15aは受金17の係
合穴17aと係合するようになっている。そしてフック
15aが受金17の係合穴17aと係合した状態におい
て上部枠体1と下部枠体2は上部枠体1の重量で当接し
た状態となっており、図4に示す画像形成をなし得る状
態である。
【0040】なお、フック15aの上面15a1は図1
の状態で先端に向って下るようにし、受金17の係合穴
17aの上側の面にくさび作用で接触し、上部枠体1を
下部枠体2に圧接するようにすることは一層好ましい態
様である。
【0041】前述の説明において、給紙カセット33が
給紙された記録紙Pが定着器42のところで滞留し、排
紙トレイ45へ排紙されないとする。排紙センサg3が
記録紙Pの滞留を検知すると、ソレノイド16が所定時
間通電される。
【0042】ソレノイド16が通電されるとフックレバ
ー15は支軸15bを中心にバネ20に抗して時計方向
に回動しフック15aは受金17の係合穴17aとの係
合が解除される。次にモータ4が正転開始し、ウォーム
5はウォームホイール6に回転を伝えウォームホイール
6及びピニオン7は時計方向へ回転し始める。スライダ
9は案内レール29に案内されて右方に移動し、コロ1
2はカム9aの平行部9a1からカム9aの斜面9a2
上にのせられる。モータ4の回転が続くと、スライダ9
は右行し、カム9aの斜面9a2はコロ12を押し、支
持台11を介して上部枠体1を押し上げるので上部枠体
1はヒンジ3を中心にして回動し上方へ開く。スライダ
9は図2に示す位置まで移動し、スライダ9の右端部が
スイッチ14のアクチュエータを押してスイッチ14を
オフさせ、モータ4は停止する。この時コロ12はカム
9aの最上面の平行部9a3に達し、上部枠体1はヒン
ジ3を中心にワニ口状に大きく開く。ユーザーはジャム
した記録紙Pを取り除く。
【0043】次に上部枠体1に設けた操作部22の復帰
スイッチを押すとモータ4は逆転を開始しスライダ9は
図2において左方向へ移動し、コロ12は最上部の平行
部9a3から斜面部9a2上を転動し上部枠体1は徐々
に下降する。さらにスライダ9が左方へ移動すると、コ
ロ12は最下部の平行部9a1に接触しスライダ9の左
端部はスイッチ13のアクチュエータを押しモータ4へ
の通電を断ちモータ4は停止する。この時フック15a
の導入部15a2は受金17の導入部17bに当たり、
フック15aは受金17に押され、支軸15bを中心に
バネ20を引張って一旦時計回りに回動し、フック15
aの上面15a1と受金17の係合穴17aの上側が一
致するとフックレバー15はバネ20により支軸15b
を中心に反時計回りに回動しフック15aは係合穴17
aに係合する。
【0044】スイッチ18はユーザー又はサービスマン
が単独に上部枠体1を開く為のものである。例えば機内
清掃の為に上部枠体1を開ける場合は、フックレバー1
5の手掛け部15dを持ち上げると、フックレバー15
はバネ20のバネ力に抗して支軸15bを中心に時計回
りに回動し、図1に2点鎖線で示す位置となり、受金1
7からフック15aは外れる。そしてフックレバー15
の回動によりスイッチ18はオン状態になり、モータ4
は正転し、スライダ9は前述のように図1において右方
へ移動し上部枠体1は図2のように開く。
【0045】上述において、電源コンセントを抜いたり
した場合にはフックレバー15を操作しても上部枠体1
を動力で開けないが、本発明では、カム従動子のコロ1
2を上部枠体1に設け、カム従動子を駆動するカム9a
を下部枠体2に設け、カム9aの駆動手段も下部枠体2
に設けてあるため、画像形成装置が断電状態であっても
上部枠体1を開くことが可能である。即ち、図1におい
て、フックレバー15の手掛け部15dを持ち上げる
と、フックレバー15は支軸15bを中心に時計回りに
回りフック15aは受金17の係止穴17a外へ出るの
でそのまま手の力で持ち上げると上部枠体1はヒンジ3
を中心に回動して持ち上りコロ12はカム9aから離れ
る。このように停電或は開閉装置10の故障により、上
部枠体1を動力で開けられない場合でも、手の力で開く
ことができる。
【0046】以上の説明をまとめると図9、図10に示
すフローチャートとなる。
【0047】図9において ジャム又はトナー不足の場合の上部枠体1の開放動
作は同じ作動であるのでジャムの場合についての述べ
る。
【0048】図9に示すようにステップスS1でジャム
信号が生じるとステップS2で表示器に表示されると共
にソレノイド16はオンされ、ステップS3でモータ4
は正転し、これによって上部枠体1は開く。ステップS
4でスイッチ14がオンされるとステップS5でモータ
4は停止し、上部枠体1は最高位置で停止する。 上部枠体1を手動開放する場合 ステップS1−1でフックレバー15の手掛け部15d
を持ち上げると、ステップS2−1でスイッチ18がオ
ンし、ステップS3へ進み、上述と同じく上部枠体1
は最高位置まで開く。 ジャム又はトナー不足からの復帰 図10に示すように、ステップS6で復帰スイッチ22
aをオンすると、ステップS7でモータ4が逆転し、上
部枠体1は閉じ、ステップS8でスイッチ13がオン
し、ステップS9でモータ4は停止し、上部枠体1は最
低位置で停止する。そしてフック15aは受金17の係
止穴17aと係合する。
【0049】なお、上述の説明では上部枠体1の位置決
めは下方突き当り(図示せず)となつており、上部枠体
1の重力が下部枠体2の脚2−2よりも脚2−1により
多く作用するようになっている。
【0050】通常のワニ口構成ではヒンジ付近の上部枠
体1を支持する不図示のバネが上方向に作用し、フック
15aは新バネ力に抗して受金17の係合穴17aと嵌
合する関係にあるが、本実施の形態イでは下部枠体2を
上部枠体1が押圧する機能を持つのが好ましい。
【0051】(実施の形態ロ)図5、図6、図7は本発
明に係る画像装置の実施の形態ロを示す要部説明図であ
り、図5は上部枠体1が閉じた状態を示し、図6はジャ
ム処理用に上部枠体1が中間位置まで開いた状態を示
し、図7はトナー補給や機内清掃用に上部枠体1が全開
の最高位置まで開いた状態を示している。
【0052】前実施の形態イと同一部材は同一符号を用
い実施の形態イの説明を援用する。前述の実施の形態イ
においてモータは正逆可能な直流モータ4であったが、
モータ23はパルスモータでパルス指令に応じて所定角
度回転する。
【0053】このモータ23の出力軸に固定したウォー
ム5はウォームホイール6に噛合っている。ウォームホ
イール6と一体的に固定されたカム24はスライダ9の
代りのもので軸6aを中心に回転することによってコロ
12を押し上げるものである。即ち、カム24は図5に
おいて時計回りに回転することによりリフトを増大する
カム曲線を持っている。
【0054】前述と同様に紙づまり(ジャム)が発生し
た場合は、ソレノイド16はオン状態になり、フック1
5aが受金17から外れる時間よりもやや長い時間t1
秒後にオフ状態となる。ソレノイド16のオンとほぼ同
時にモータ23は正転し指定のP1パルス分回転して停
止する。これによってカム24は上記P1パルスに見合
う角度、軸6aを中心に回転し、コロ12はカム面24
aで押されて上昇し、上部枠体1は中間位置(図6)で
停止する。以上をまとめると図11、図13に示すフロ
ーチャートとなる。
【0055】図11において、画像形成装置内でジャム
が発生すると、ステップS1で紙づまりが生じたことを
検出したジャム信号が発生して制御装置を介して表示器
に表示されると共にステップS2でソレノイド16がオ
ンし、フックレバー15のフック15aは受金17から
外れ、ステップS3でコントローラ(不図示)はモータ
23へP1パルス分回転する指令を出し、ステップS4
でモータ23はP1パルス分正転して停止し、これによ
って上部枠体1は最下位置から中間位置まで上昇して停
止した状態となる。
【0056】図13において、ステップS1で復帰スイ
ッチ22aをオンすると、ステップS2でコントローラ
はP1パルス分逆転すべき指令をモータ23へ出し、ス
テップS3でモータ23はP1パルス分逆転して、上部
枠体1は中間位置から最下位置まで降下して停止する。
【0057】アンテナ38bを含むトナー残量検出手段
が現像器38のトナー不足を検知すると、その信号は不
図示のコントローラへ送られ、トナー不足の場合、不図
示のコントローラ4からはP2パルス出力されるように
なっている。従って現像器38内のトナー残量検出手段
よりトナー不足信号が出力されると、前述同様先ずソレ
ノイド16は時間t1秒オンする。ソレノイド16がオ
ンした後、モータ23は正転し、指定のP2パルス分回
転して停止する。この時コロ12はカム面24bと当接
し、上部枠体は最高位置(図7)まで持ち上げられる。
このカム面24bはカム面24aに続いており、軸6a
を中心とする円弧である。
【0058】現像器38へトナー補給が終了すると、次
に復帰スイッチ22aをオンさせる。モータ23は逆転
し、指定のP2パルス分回転して停止する。この時コロ
12は図5に示すようにカム面24aの最小動径位置に
対向している。
【0059】以上をまとめると図12、図14に示すフ
ローチャートとなる。
【0060】図12において、ステップS1でトナー残
量検出手段からトナーが不足である信号が発生すると表
示器にトナー不足が表示されると共にステップS2でソ
レノイド16がオンされ、ステップS3でコントローラ
はモータ23へP2パルス分正転する指令を出し、ステ
ップS4でモータ23はP2パルス分正転して停止す
る。これによって上部枠体1は最下位置から最高位置ま
で上昇して停止する図14において、トナー補充が終了
すると、ステップS1で復帰スイッチ22aがオンさ
れ、ステップS2でコントローラはモータ23にP2パ
ルス分逆転すべき指令を出し、ステップS3でモータ2
3はP3パルス分逆転して停止する。これによって上部
枠体1は最高位置から最下位置まで下降して停止する。
【0061】ここで復帰の操作を容易にした例を挙げ
る。
【0062】上昇した上部枠体1を復帰させる復帰スイ
ッチ22aはフックレバー15と離れた位置にあると、
操作上まごつくことがあるので、フックレバー15と同
じ場所に図8のように復帰スイッチレバー25を設ける
こともできる。
【0063】図8において、フックレバー15の支軸1
5bに回転自在に嵌合する復帰スイッチレバー25は該
レバー25と上部枠体1間に張設されたバネ27により
時計方向に回動するよう付勢され上部枠体1に設けたス
トッパ28に右端が当接している。復帰スイッチレバー
25がストッパ28に当接した状態でアクチュエータが
復帰スイッチレバー25により押し込まれているスイッ
チ26は上部枠体1に固定され前述の復帰スイッチ22
aの代りのもので、復帰スイッチレバー25の回動に対
応してオン・オフする。すなわち復帰スイッチレバー2
5の操作部25a側(図8の左端部)をバネ27のバネ
力に抗して押し上げると復帰スイッチレバー25は支軸
15bを中心に反時計方向に回動し、スイッチ26はオ
ン状態に替る。
【0064】従って持ち上った上部枠体1で復帰スイッ
チレバー25の操作部25aを軽く押し下げることでモ
ータ4又は23は逆転し、上部枠体1は下降し閉じる。
【0065】なお、以上の説明において開閉装置10の
電源は、画像形成装置本体のプロセス及び定着関係の電
源とは別であり、上部枠体1を開いた場合開閉装置10
の電源はオンされており、画像形成装置本体の電源スイ
ッチを切るか、電源コンセントを抜くと始めてオフされ
る。尚電源オフ時も既に述べたように手の力で開くこと
は可能となっている。
【0066】(実施の形態ハ)次に安全装置について説
明する。上述の説明では上部枠体1はトナー不足信号あ
るいはジャム信号が開閉装置10の不図示の制御装置に
入力されると、ただ単に上昇し、開閉装置10の制御装
置に上部枠体1を閉じる信号が入力されれば上部枠体1
は下降し、元の状態に復帰している。
【0067】図15は安全装置としてモータ4又は23
が通電電流を検知して危険を回避する説明図である。
【0068】上部枠体1が下降中はモータ4又は23の
通電電流Iは、コロ12を介して上部枠体1を支持する
小さい力をカム9a又は24に加えるので、この力はモ
ータ4又は23からカム9a又は24までの駆動力を助
勢するのできわめて小さい値となるが、上部枠体1と下
部枠体2の間に異物をはさみ込んだ場合は上部枠体1は
異物によって下降を阻止され、コロ12は停止する。カ
ム9a又は24はリフトを減少させる方向へ運動を続け
るのでコロ12とカム9a又は24とは離れ、今までコ
ロ12を介して上部枠体1でカム9a又は24を押圧助
勢していた力はなくなるので異常電流が流れる。この異
常電流を検知する電流検出回路51と制御回路50はモ
ータ4又は23と直列に接続されている。端子54には
所定の電圧が供給され、モータ4又は23は制御回路5
0により駆動される。制御回路50は各信号によりモー
タ4又は23を正転あるいは逆転及び停止させるか、比
較器52よりH能動信号が入力されると優先的にモータ
4又は23を正転するようになされている。比較器52
にはコントローラ53から、基準電圧V1が入力され、
かつ電流検出回路51よりの検知電圧V2が入力されて
いる。基準電圧V1と検知電圧V2を比較してV2>V
1であるならば、比較器52からはH能動信号が出力さ
れ、制御回路50はモータ4又は23を逆転状態から正
転状態に切りかえる。
【0069】従って上部枠体1が下降中に異常が発生し
てモータ4又は23の電流が上昇するとただちに上部枠
体1は上昇し、異物のはさみ込むのを防止することがで
きる。尚、ここで制御回路50にV2>V1に基づく信
号が比較器52を入力された際にモータ4又は23を断
電し、上部枠体1の閉じる運動を停止してもよい。
【0070】以上の説明で上部枠体1の開閉速度すなわ
ちモータ4又はパルスモータ23の回転速度について明
記しなかったが、全部等速でもよいしあるいは下降して
最後に閉じる時はゆっくり回転させてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の請求項1
に係る発明によれば、上部枠体は閉じた状態において、
大きな力が上下枠体間に加えられていないのでクリープ
変形をさけるため底板の剛性を強くする必要がない。ま
た上下枠体を特殊な治具を用いないで簡単に組み立てを
行うことができる。
【0072】また、原稿台の上に自動原稿給送装置を載
せることが多くなったが、この場合何等の手当ても必要
なく自動原稿給送装置を装着できる。さらにまた画像形
成装置を長期使用して廃トナーがクリニーング器にたま
り上部枠体の重量が重くなっても開閉動作に変化はな
い、更に上部枠体と下部枠体が片締りすることもなくな
り、操作性もよくなる。
【0073】本願請求項2に係る発明は、手動にて開閉
装置を操作可能であるので、保守点検時便利である。
【0074】本願請求項3に係る発明によれば、上部枠
体を中間位置で停止できるので、必要以上に上部枠体を
開放する場合の時間を節減できる。
【0075】本願請求項4に係る発明によれば、記録媒
体が画像形成装置中で滞留した際の、上部枠体を開放す
る操作を省くことができる。そして本願請求項5に係る
発明は上部枠体の開放位置を中間位置としてあるので、
記録媒体の上記滞留に対応でき、開放時間が短くてす
む。
【0076】本願請求項6に係る発明によれば、現像剤
が不足したとき上部枠体を開放する操作を省くことがで
きる。そして本願請求項7に係る発明は上部枠体を全開
したので現像剤の補給は容易である。
【0077】本願請求項8に係る発明は、上部枠体が下
降中開閉装置の消費電流が通常の電流値と異なった値を
示す時は、上部枠体の下降を停止するか又は上部枠体を
再び開放するようになっているので、上部枠体と下部枠
体開口を物、人の手を挟み込んでも、上部枠体が停止又
は開放するので安全である。
【0078】本願請求項9に係る発明は、開閉装置はカ
ム装置を有するため、上部枠体の開閉運動特性を選択で
きる幅が大きい。
【0079】本願請求項10に係る発明は、上述請求項
9のカム装置のカムの駆動手段を逆方向の駆動はロック
されて駆動できない不可逆動力伝動機構を介して駆動し
ているから、上部枠体を開いた状態で保持するのに制動
装置を設けなくてもよく、構成及び制御装置が簡単であ
る。
【0080】本願請求項11に係る発明は、掛金装置が
自動解錠機構と、手動の解錠機能を備えているので操作
性が良い。
【0081】本願請求項12に係る発明は、解錠するこ
とにより、開閉装置が上部枠体を開く方向へ付勢するか
ら、開閉装置の操作を別個に行う必要がなく操作性が良
い。
【0082】本願請求項13に係る発明は、開閉装置が
不具合いで動かなくなったり、開閉装置の電源が断電し
ても手でもって開けられるから、画像形成装置の使用に
際する紙づまり、現像剤不足に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態イの縦断面図である。
【図2】図1の作用を示す縦断面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】画像形成装置の縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態ロの縦断面図である。
【図6】図5の作用を示す縦断面図である。
【図7】図5の作用を示す縦断面図である。
【図8】本発明の実施の形態ハの縦断面図である。
【図9】実施の形態イにおける上部枠体の開放動作を示
すフローチャートである。
【図10】実施の形態イにおける復帰動作を示すフロー
チャートである。
【図11】実施の形態ロにおけるジャム発生時の動作を
示すフローチャートである。
【図12】実施の形態ロにおけるトナー不足時における
動作を示すフローチャートである。
【図13】実施の形態ロにおけるジャム処理後の復帰動
作を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態ロにおけるトナー補給後の復帰動
作を示すフローチャートである。
【図15】上部枠体を閉じる際のかみ込み防止回路であ
る。
【符号の説明】
1…上部枠体 2…下部枠体 2−1…ヒンジ 3…ヒンジ 4…モータ 5…ウォーム 6…ウォームホイール 6a…軸 7…ピニオン 8…ラック 9…スライダ 9a…カム 9a1,9a3…平行部
9a2…斜面 9b…案内条 10…開閉装置 11…支持台 12…コロ 13…スイッチ 14…スイッチ 15…フックレバー 15a…フック 15a1…上面
15a2…導入部 15b…支軸 15c…上端部 15d…手掛け部 16…ソレノイド 16a…プランジャ 17…受金 17a…係合穴 17b…導入部 18…スイッチ 19…ストッパ 20…バネ 20a…バネ掛け 21…掛金装置 22…操作部 22a…復帰スイッチ 23…モータ 24…カム 24a,24b…カム面 25…復帰スイッチレバー 25a…操作部 26…スイッチ 27…バネ 28…ストッパ 29…案内レール 29a…案内溝 30…光学部 31…原稿台 31a…原稿圧板 32…原稿照明ランプ 33…給紙カセット 34…給紙ローラ 35…搬送ローラ 36…レジストローラ 37…感光ドラム 38…現像器 38a…現像スリーブ 38b…アンテ
ナ 39…転写ローラ 40…クリーニング器 41…搬送ベルト 42…定着器 42a…ヒータ 42b…定着回転体
42c…加圧ローラ 43…排熱ファン 44…排紙ローラ 45…排紙トレイ 46…結像レンズ 47…一次帯電器 48a…反射ミラー 48b…折返しミラー 48c…
固定ミラー 50…制御回路 51…電源検出回路 52…比較器 53…コントローラ 54…端子 g1…給紙センサ g2…画像形成ゾーンセンサ g3
…排紙センサ P…記録紙 P1,P2…パルス t1…時間 V1…基準電圧 V2…検知電圧

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体を上部枠体と下部枠体に2分割
    し、両分割部分を相対的に上下へ開閉自在に結合した画
    像形成装置において、画像形成装置本体から生ずる信号
    により作動し、上部枠体を動力にて開放可能な開閉装置
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 手動にて開閉装置を操作可能な操作手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 動力にて動作時、上部枠体は開放された
    最高位置と閉じた状態の最下位置及び前記最高位置と最
    下位置の間の中間位置で停止できる開閉装置を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 搬送中の記録媒体の搬送を検出する検出
    手段を備え、搬送中の記録媒体が画像形成装置本体内で
    滞留した時前記検出手段の信号により上部枠体を開放す
    る開閉装置を備えたことを特徴とする請求項1から3の
    何れか1つに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上部枠体の開放位置は中間位置であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置本体に備える現像手段の現
    像剤量検出手段が現像剤が不足したことを検出した時、
    上部枠体を現像剤を補給できる位置まで開放する開閉装
    置を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1
    つに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上部枠体の開放位置は全開した最高位置
    であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 開閉装置は駆動源としてモータを備えて
    おり、上部枠体が閉じる際に開閉装置のモータの消費電
    流が通常の電流値と異なった値を示す時は、上部枠体の
    下降を停止させるか又は上部枠体を再び開放せしめる制
    御手段を有することを特徴とする請求項1から7の何れ
    か1つに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上部枠体に固定されたカム従動子と、下
    部枠体に可動に設けられたカムと、カムの駆動手段とを
    開閉装置とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記カムの駆動手段は、駆動材からは
    被駆動側を駆動可能であり、被駆動側から駆動側を駆動
    しようとしてもロックされて駆動できない不可逆動力伝
    動機構を有することを特徴とする請求項9に記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 上部枠体と下部枠体を閉じた際に両枠
    体を施錠する掛金装置を有し、この掛金装置は、前記開
    閉装置の駆動前に開閉装置を駆動すべき信号により解錠
    する自動解錠手段と、手動解錠手段を備えていることを
    特徴とする請求項1から10の何れか1つに記載の画像
    形成装置。
  12. 【請求項12】 前記手動解錠手段は解錠された際に開
    閉装置を上部枠体が開く方向へ付勢する連動手段を備え
    ていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 手で上部枠体を開放可能な請求項1か
    ら11の何れか1つに記載の画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274971A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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US7455289B2 (en) 2003-03-28 2008-11-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Paper feeder and image forming apparatus having the same
CN102053550A (zh) * 2009-10-29 2011-05-11 兄弟工业株式会社 图像形成装置
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