JPH02762Y2 - - Google Patents

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JPH02762Y2
JPH02762Y2 JP7257585U JP7257585U JPH02762Y2 JP H02762 Y2 JPH02762 Y2 JP H02762Y2 JP 7257585 U JP7257585 U JP 7257585U JP 7257585 U JP7257585 U JP 7257585U JP H02762 Y2 JPH02762 Y2 JP H02762Y2
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JP
Japan
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collection container
toner
residual toner
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discharge pipe
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JP7257585U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、静電複写機等の画像形成装置におけ
る感光体の表面等に付着した残留トナーを除去し
て回収する残留トナーの回収装置の改良に関する
ものである。
(従来技術) 感光体表面等に付着した残留トナーをクリーニ
ング部において除去し、回収容器内に回収するよ
うにしたものは従来から知られている。例えば、
特開昭56−126879号公報に示されるように、クリ
ーニング部において除去した残留トナーを、板ば
ねで上方に付勢された回収容器内に回収するとと
もに、回収したトナーの重量によつて上記回収容
器が所定位置まで押下げられたことを検出手段で
検出することにより、回収容器内がトナーで一杯
になつたことを検出するようにしたものが提案さ
れている。ところが、この構成では、回収容器の
設置状態等に応じて板ばねの付勢力が変動し易く
回収したトナー量と、その重量によつて押下げら
れる回収容器の下降量とを正確に対応させること
が困難であり、回収容器内がトナーで一杯になつ
ても上記検出手段が作動せずにトナーのオーバー
フローが発生したり、あるいは回収容器内にトナ
ーが充分収容される前に検出手段が作動するとい
う誤動作が生じたりするという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たものであり、回収容器内がトナーで一杯になつ
たことを正確に検出することができ、トナーが回
収容器内からオーバーフローするという事態の発
生を防止することができるとともに、回収容器内
に充分のスペースが残存するにも拘らず検出手段
が誤動作するという事態の発生を防止することが
できる残留トナーの回収装置を提供するものであ
る。
(考案の構成) 本考案は、感光体表面等に付着した残留トナー
を除去するクリーニング部と、除去した残留トナ
ーを排出部に搬送する搬送機構と、搬送された残
留トナーを収容する回収容器とを備えた残留トナ
ーの回収装置において、上記回収容器を上方に付
勢する付勢体と、この付勢体の付勢力に抗して回
収容器が押下げられたことを検出する検出手段と
を設け、上記排出部の下面にトナーの排出管を突
設し、この排出管の下端部を回収容器内に挿入し
てなるものである。
この構成により、回収容器内にトナーが充填さ
れて上記排出管の下端部まで達すると上記搬送機
構のトナー搬送力が回収容器に作用してこの回収
容器を強制的に押下げることにより、上記検出手
段を確実に作動させて回収容器内がトナーで一杯
になつたことを正確に検出するようにしたもので
ある。
(実施例) 第1図において、1は静電複写機の感光体とし
ての感光体ドラムであり、この感光体ドラム1の
周辺には主帯電装置2、現像装置3、転写帯電装
置4、分離帯電装置5、残留トナーの回収装置6
が配設されている。上記感光体ドラム1は、駆動
機構により矢印A方向に回転駆動される。そし
て、この回転に伴なつて主帯電装置2により帯電
された感光体ドラム1の表面に図外の光学走査系
から原稿像が照射されて静電潜像が形成され、こ
の静電潜像が現像装置3により現像された後に転
写帯電装置4を介して複写紙に転写され、かつこ
の複写紙が分離帯電装置5を介して感光体ドラム
1の表面から分離されるように構成されている。
また、上記現像装置3内には磁性トナーからな
る一成分系の現像剤もしくはトナーのキヤリアか
らなる二成分系の現像剤が収容され、この現像装
置3からトナーが感光体ドラム1の表面に供給さ
れて付着し、かつ上記転写工程において複写紙に
転写されずに感光体ドラム1上に残留したトナー
が上記回収装置6により除去されて回収されるよ
うになつている。すなわち、残留トナーの回収装
置6は、第1,2図に示すように、クリーニング
ブレード7とケース8とからなるクリーニング部
9と、このクリーニング部9の下端部に連成され
たトナーの搬送機構10と、この搬送機構10の
一端部に設けられた排出部の下面に突設された排
出管11と、この排出管11の下方に配設された
トナーの回収容器12とを有し、上記クリーニン
グブレード7の先端部を感光体ドラム1の表面に
摺接させることによつてその表面に付着した残留
トナーを除去するように構成されている。そして
除去した残留トナーをスクリユーコンベアからな
る上記搬送機構10で排出部に向けて搬送し、排
出管11を介して回収容器12内に回収するよう
になつている。
上記回収容器12は、左右両面および背面に配
設されたガイド部材13によつて昇降自在に支持
され、かつ下面に配設された圧縮ばねからなる付
勢体14,14によつて所定の付勢力で上方に付
勢されている。また、回収容器12の上端面には
係合孔15が形成され、この係合孔15を介して
上記排出管11の下端部が回収容器12内に導入
されている。そして、上記排出管11の外周面に
は突部16が形成され、回収容器12がトナーで
一杯になる前の通常の状態では上記付勢体14,
14により上方に付勢された回収容器12の上端
面がこの突部16に当接することにより、回収容
器12が上昇した位置に係止されている。
また、上記ガイド部材13の下方にはリミツト
スイツチからなる検出手段17が配設され、上記
回収容器12が下降するとその下端部がリミツト
スイツチの作動片に当接して検出手段17がオン
となり、回収容器12内がトナーで一杯になつて
回収容器12が付勢体14,14の押上げ力に抗
して押下げられたことを検出するようになつてい
る。
上記構成において、クリーニング部9によつて
感光体ドラム1の表面から除去された残留トナー
が搬送機構10を介して回収容器12内に供給さ
れ、回収容器12内が回収されたトナーで略一杯
になると、上記搬送機構10の搬送力が回収容器
12に伝達されることとなる。すなわち、第3図
に示すように、回収されたトナーが堆積して排出
管11の下端部まで到達すると、上記搬送機構1
0の搬送力が回収容器12内に堆積した上記トナ
ーを介して回収容器12の底板に伝達される。こ
の結果、回収容器12内に充填されたトナーの重
量と、上記搬送機構10の搬送力とからなる押下
げ力が回収容器12に対して同時に作用し、回収
容器12が上記付勢体14,14の押上げ力に抗
して、一挙に押下げられ、この時点で検出手段1
7から検出信号が出力される。
このように、回収容器12内が回収されたトナ
ーで略一杯になつた時点でこの回収容器12が急
激に押下げられてリミツトスイツチからなる検出
手段17がオンとなるようにしているため、従来
装置のように回収容器12内がトナーで一杯にな
つても検出手段17が作動しなかつたり、あるい
は回収容器12内にスペースが多分にあるにも拘
らず検出手段17が作動するといつた誤動作を生
じることがなく、安定したトナーの満杯検出を行
なうことができる。
そして、上記検出手段17から検出信号が出力
されると制御部を介して複写動作を停止させると
ともに、表示部において回収容器12内がトナー
で満杯になつたことを表示し、回収トナーの処理
を促すようにする。この回収トナーを処理するに
は、回収容器12を付勢体14,14の押上げ力
に抗してさらに押下げ、第3図の仮想線で示すよ
うに、回収容器12の係合孔15を排出管11か
ら離脱させた後に回収容器12をガイド部材13
から取外すようにする。
なお、上記回収容器12の昇降動作を規制する
ための案内溝およびこれに対応する突部を上記ガ
イド部材13の内面および回収容器12の外面に
形成し、回収容器12を所定の軌道に沿つて昇降
させるように構成してもよい。また、上記スクリ
ユーコンベアからなる搬送機構10に代えて、搬
送管内にコイルスプリングを回転自在に配設し、
上記コイルスプリングを適宜の駆動手段により回
転させてトナーを搬送するようにしてもよい。
また、上記実施例では、回収容器12の下方に
付勢体14,14および検出手段17を配設した
例について説明したが、第4図に示すように、回
収容器12の上方に吊下部材18を突設し、この
吊下部材18と回収容器12との間に引張りコイ
ルばねからなる付勢体14a,14aを配設し、
この付勢体14a,14aの引上げ力によつて回
収容器12を上方に付勢した構造としてもよい。
また、上記吊下部材18の下面にリミツトスイツ
チからなる検出手段17aを取付け、その作動片
に回収容器12の上端面が当接した状態から回収
容器12が下降して上記当接状態が解除された時
点で検出手段17aから検出信号が出力され、回
収容器12がトナーで一杯になつて回収容器12
が押下げられたことを検出するようにしてもよ
い。
また、上記検出手段17としてリミツトスイツ
チに代えてフオトセンサ等の他の検出装置を使用
することができる。また、第5図に示すように、
回収容器12の上部側面に透明体からなる膨出部
19を形成し、この膨出部19内にトナーが充填
された状態で回収容器12が下降してフオトセン
サからなる検出手段17bの検出光を上記膨出部
19が遮断することにより、上記検出手段17b
から検出信号が出力されるように構成してもよ
く、この場合には誤動作をなくしてより正確な制
御が可能となる。すなわち、回収容器12内がト
ナーで一杯になる前に何らかの外力が作用して回
収容器12が付勢体14aの付勢力に抗して押下
げられたとしても、上記膨出部19内にはトナー
が充填されていないため、透明体からなる膨出部
19によつては検出手段17bの検出光が遮断さ
れることはなく、したがつて誤動作が発生するの
を防止することができる。
また、本考案に係る残留トナーの回収装置は、
感光体ドラム1の表面に付着した残留トナーに限
らず、複写紙搬送ベルト等に付着したトナーの回
収用等としても使用することができ、さらに上記
静電複写機以外にもレーザビームプリンタ、フア
クシミリ等の各種の画像形成装置においても使用
可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、感光体表面等
から除去した残留トナーを搬送する搬送機構の排
出部に突設された排出管の下端部を回収容器内に
挿入することにより、上記回収容器内にトナーが
充填されて上記排出管部まで堆積した時点で上記
搬送機構の搬送力がトナーを介して回収容器に伝
達されるようにしているため、回収容器内がトナ
ーで略一杯になるとトナーの重量と上記搬送機構
の搬送力とが同時に回収容器の押下げ力として作
用し、この回収容器を上方に付勢する付勢体に抗
して回収容器が一挙に押下げられ、これを検出手
段により確実に検出することができる。このた
め、従来装置のように回収容器内がトナーで一杯
になつたにも拘らず検出手段が作動しなかつた
り、あるいは回収容器内にスペースが充分あるに
も拘らず検出手段が作動したりして誤動作が生じ
るのを効果的に防止できる。したがつて回収容器
内がトナーで一杯になつたことが正確に検出さ
れ、トナーが回収容器からオーバーフローした
り、あるいは回収容器内に充分なスペースがが残
存するにも拘らず、回収トナーを度々処理すると
いう煩雑な作業を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る残留トナーの回収装置を
備えた静電複写機の実施例を示す断面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図はトナーの満
杯状態を示す断面図、第4図および第5図はそれ
ぞれ本考案の別の実施例を示す斜視図である。 1……感光体ドラム、6……回収装置、9……
クリーニング部、10……搬送機構、11……排
出管、12……回収容器、14……付勢体、17
……検出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光体表面等に付着した残留トナーを除去する
    クリーニング部と、除去した残留トナーを排出部
    に搬送する搬送機構と、搬送された残留トナーを
    収容する回収容器とを備えた残留トナーの回収装
    置において、上記回収容器を上方に付勢する付勢
    体と、この付勢体の付勢力に抗して上記回収容器
    が押下げられたことを検出する検出手段とを設
    け、上記排出部の下面にトナーの排出管を突設
    し、この排出管の下端部を上記回収容器内に挿入
    してなることを特徴とする残留トナーの回収装
    置。
JP7257585U 1985-05-16 1985-05-16 Expired JPH02762Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7257585U JPH02762Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7257585U JPH02762Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61188170U JPS61188170U (ja) 1986-11-22
JPH02762Y2 true JPH02762Y2 (ja) 1990-01-10

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ID=30611109

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7257585U Expired JPH02762Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JPS61188170U (ja) 1986-11-22

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