JPH09188532A - 光学素子成形装置の成形型傾き調整装置 - Google Patents

光学素子成形装置の成形型傾き調整装置

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JPH09188532A
JPH09188532A JP143396A JP143396A JPH09188532A JP H09188532 A JPH09188532 A JP H09188532A JP 143396 A JP143396 A JP 143396A JP 143396 A JP143396 A JP 143396A JP H09188532 A JPH09188532 A JP H09188532A
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JP
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pressure
optical element
molding
mold
die
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JP143396A
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Tetsuo Izawa
哲雄 伊沢
Masanobu Tatsuyama
昌信 龍山
Hideya Kitagawa
英哉 北川
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Olympus Optical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/007Means for maintaining the press table, the press platen or the press ram against tilting or deflection
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/60Aligning press die axes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上下両型の軸芯合わせを高精度、
かつ、短時間に実行できる光学素子成形装置の成形型傾
き調整装置を提供する。 【解決手段】 内部に供給又は封入された流体を含む複
数の調整支柱12に支えられたべース板6と、このべー
ス板6に取り付けた上型1と、この上型1に対向配置し
た下型2とを備え、前記上型1と下型とにより、加熱軟
化されたガラス素材を押圧して光学素子を成形する光学
素子成形装置の成形傾き調整装置おいて、少なくとも1
本以上の調整支柱12の内部に供給又は封入された流体
の圧力を、各調整支柱12毎に調整し前記上型1と下型
2との位置合わせを行う圧力制御手段を備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、ガラス素材を加
熱軟化し、一対の成形用金型で成形する光学素子成形装
置の成形型傾き調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学素子成形装置の成形型傾き調
整装置として、昭和62年度における精密光学会春季大
会学術講演会論文集の707頁に記載された論文が公知
であり、また、特願平6−256740号出願明細書に
も当該技術が記載されている。
【0003】精密光学会春季大会学術講演会論文集に記
載された技術は、上下動可能な下型に対向して設けられ
た上型が上ベースを介して3本の支柱に支持されてお
り、そのうちの2本の支柱に伸縮用の電歪素子を組み込
み、この電歪素子の伸縮により金型のチルト(傾き)を
調整するように構成したものである。
【0004】また、特願平6−256740号出願明細
書に示された技術は、上下一対の金型を有し、上下金型
の細かな位置合わせを行うために、上型を保持したベー
ス板を、温度調整をしない基準支柱と、温度調整をする
調整支柱とにより支持し、この調整支柱を温度調整して
その熱膨張による伸びによってベース板の傾斜を変化さ
せ、上型と下型の軸芯を一致させるものである。
【0005】前記2つの従来技術のいずれによっても、
芯ずれの少ない高精度な光学素子を成形可能な光学素子
成形装置を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、精密光
学会春季大会学術講演会論文集に記載された技術は、ガ
ラスの成形に比べては低温、低圧で成形できるアクリル
樹脂を対象としているため、支柱を非対称に設けるとと
もに、その支柱に電歪素子を取り付けることができた
が、高温、高圧を必要とするガラス成形では、非対称な
主軸は一般的に熱変形の面で精度維持が困難である。ま
た電歪素子についても、高圧に耐えることが困難であ
る。このため、この従来技術はガラス成形には適してい
ないという課題があった。
【0007】また、上述した特願平6−256740号
出願明細書に記載された技術には、以下のような課題が
あった。即ち、調整支柱の伸びが止まるのは、調整支柱
の温度が一定になったときである。調整支柱の設定温度
を変更しても、調整支柱の温度が安定するまでは、上型
の傾きが変化し続ける。実際に上型の傾きを測定した結
果、傾きが変化しなくなるのは、設定温度変更後30乃
至60分後であることが判明した。
【0008】つまり、軸芯合わせに少なくとも30乃至
60分を要することになり、かなり長い調整時間を要し
ていた。また、軸芯合わせに時間を要することから、成
形作業中に軸芯の傾きが変化した場合、一旦成形作業を
中断してから軸芯合わせを行う必要があるという課題も
あった。
【0009】本発明は、上述した従来の課題に鑑みてな
されたものであり、請求項1記載の発明の目的は、上下
両型の位置合わせ、即ち、軸芯合わせを、高精度に、か
つ、短時間に実行できる光学素子成形装置の成形型傾き
調整装置を提供することである。また、請求項2記載の
発明の目的は、上下両型の細かな位置合わせを成形作業
を中断することなく、高精度で、かつ、短時間に実行で
きる光学素子成形装置の成形型傾き調整装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
内部に供給又は封入された流体を含む複数の支持部材に
支えられた支持板と、この支持板に取り付けた上型と、
この上型に対向配置した下型とを備え、前記上型と下型
とにより、加熱軟化された成形素材を押圧して光学素子
を成形する光学素子成形装置の成形型傾き調整装置おい
て、少なくとも1本以上の支持部材の内部に供給又は封
入された流体の圧力を、各支持部材毎に調整し前記上型
と下型との位置合わせを行う圧力制御手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の成
形型傾き調整装置における前記圧力制御手段は、前記支
持板の変位量を測定する手段と、測定した支持板の変位
量を基にこの支持板の傾きをゼロにする支持部材内部の
流体の圧力を求める手段と、求めた圧力の値だけ支持部
材内の流体の圧力を調整する手段からなるフィードバッ
ク手段を有することを特徴とするものである。
【0012】請求項1記載の発明によれば、少なくとも
1本以上の支持部材の内部に供給又は封入した流体の圧
力を、各支持部材毎に調整することで、各支持部材の長
さを自在に調整し、上下両金型の位置調整、即ち、軸芯
調整を高精度かつ短時間に実行することが可能となる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、支持板の変
位量を測定する手段により、常時上下両金型の軸芯の傾
きを検出し、支持板の傾きをゼロにするための各支持部
材内部の流体の圧力を求める手段により必要な流体の圧
力が求められ、各支持部材内の流体を調整する手段によ
る求められた値だけの流体の圧力調整に応じた各支持部
材の長さ調整というフィードバック動作が行われる。こ
の結果、常時前記上下両金型の位置調整、即ち、軸芯の
傾きを調整し、上下両型型の細かな位置合わせを成形作
業を中断することなく、高精度で、かつ、短時間に実行
することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0015】(実施の形態1)図1、図2を参照して本
発明の実施の形態1の光学素子成形装置の成形型傾き調
整装置について説明する。
【0016】図1は、実施の形態1に係る光学素子成形
装置の成形型傾き調整装置の一部を断面にした側面図で
ある。図2は、図1に示す成形型傾き調整装置の平面図
である。
【0017】この成形型傾き調整装置において、上下配
置で対峙する上型1及び下型2の外周には、型加熱ヒー
タ3が巻回されている。また、上型1は、支持板である
ベース板(上部ベース板)6の下面側に複数のボルト5
により一体的に固定された型ホルダ4を介して保持され
ている。
【0018】前記ベース板6の四隅は、成形機基台20
の四隅から立設した支持部材を構成する1本の基準支柱
8と3本の調整支柱12との各々の上端部に嵌め付けら
れ、このベース板6の上面から上方に突出する前記基準
支柱8、調整支柱12の各ネジ部にベース板6を挟む状
態で支柱取り付けナット10を各々締め付けることで、
成形機基台20の上方に支持されている。
【0019】前記各調整支柱12の内部には、図1に示
すように、油溜まり部13が設けられており、この湯溜
まり部13の底部には各調整支柱12毎に油圧ポンプ1
4が配管15を介して接続されている。
【0020】この各油圧ポンプ14には、圧力計16が
取り付けられており、油圧ポンプ14内の油圧の測定が
可能となっている。また、油圧ポンプ14及び圧力計1
6は、各々成形機基台20の外部に用意された圧力制御
器17に連通している。
【0021】従って、各油圧ポンプ14により、各油溜
まり部13に圧力油を供給することで、各調整支柱12
の油溜まり部13毎に各々圧力調整が可能となってい
る。
【0022】本実施の形態1における圧力制御手段は、
前記油圧ポンプ14のように流体の圧力を増減できる手
段と、圧力計16のように流体の圧力を測定できる手段
と、圧力制御器17のように流体の圧力を増減できる前
記油圧ポンプ14に対して必要な圧力を指令する手段か
らなるものである。
【0023】前記成形機基台20には、上端部に下型2
を保持した可動軸18がボールリテーナ19を介して上
下動可能に配置されている。
【0024】また、前記ベース板6と成形機基台20と
の間で、かつ、基準支柱8及び調整支柱12の内側の領
域に、上型1及び下型2を囲む成形室外壁部11が設け
られている。
【0025】次に、前記構成よりなる本実施の形態1の
作用を説明する。この成形型傾き調整装置自体における
上型1及び下型2の型面精度又は取り付け精度等によ
り、上型1の軸芯と下型2の軸芯との間に傾斜角γが生
じた場合、本実施の形態1においては、その傾斜角γを
調整して上型1と下型2の軸芯を一致させるために、調
整支柱12の油溜まり部13内を油圧ポンプ14の動作
で加圧し、Δpだけ圧力上昇させる。この場合、油溜ま
り部13内の油圧は、圧力計16で測定され、その測定
圧力を基に圧力制御器17により油溜まり部13内の油
圧を所要の圧力に調整する。
【0026】このような油溜まり部13の加圧により、
油溜まり部13は伸び、伸びた分だけ調整支柱12はベ
ース板6を図1において上方に押し上げる。この場合、
基準支柱8は加圧されていないので、ベース板6は基準
支柱8を支点にして傾斜することになる。前記上型1は
ベース板6に対して型ホルダ4を介して一体的に固定さ
れているので、前記上型1もベース板6の傾斜角度と等
しく傾斜する。
【0027】そして、成形型傾き調整装置の誤差である
傾斜角γがゼロになるように圧力制御器17で調整支柱
12の油溜まり部13内の油圧を制御して傾斜角γを調
整する。
【0028】前記調整支柱12の直径をDp 、縦弾性係
数をEとし、油溜まり部13の直径をDo、高さをLo
とし、油溜まり部13内の油圧をpからΔpだけ上昇さ
せたときの調整支柱12の伸び量ΔLpは、ΔLp=Δ
p・Lp・Do2 /E(Dp 2 −Do2 )(但し、(p
+Δp)・Do2 /(Dp2 −Do2 )が調整支柱12
の降伏点以下であること)となる。
【0029】また、ベース板6の傾斜角度θは、基準支
柱8、調整支柱12の中心間距離に相当するベース板6
の長さをAとすると、下記数1となる。
【0030】
【数1】
【0031】例えば、成形型傾き調整装置の構成条件
が、ベース板6の長さA=400(mm)、Lp=50
0(mm)、Dp=150(mm)、E=2.1×10
4 (kgf/mm2 )、Do=130(mm)、Δp=
0.7(kgf/mm2 )とした場合、前記上型1と下
型2の軸芯との間に生じる傾斜角γは0.43(分)で
ある。
【0032】この成形型傾き調整装置自体における上型
1及び下型2の型面精度又は取り付け精度等により、上
型1の軸芯と下型2の軸芯との間に傾斜角γが生じた場
合、本実施の形態1では、傾斜角γの大きさと向きか
ら、傾斜角γをゼロにするために必要な各調整支柱12
の変位量を求め、各調整支柱12の変位量を油溜まり部
13内の油圧に換算して、各油圧ポンプ14で各油溜ま
り部13内の油圧を調整して、傾きを傾斜角γがゼロに
なるように調整する。
【0033】本実施の形態1によれば、油圧ポンプ14
で油溜まり部13内の油圧を調整することにより、上型
1の傾きを高精度に調整して、上型1と下型2の軸芯を
確実に一致させることができる。
【0034】また、油溜まり部13内の油圧を調整した
ときの調整支柱12の伸びのタイムラグはきわめて小さ
いため、調整後直ちに上型1、下型2による成形を開始
することができる。
【0035】(実施の形態2)次に、図3を参照して本
発明の実施の形態2を説明する。図3は、本実施の形態
2に係る光学素子成形装置の一部を断面にして示す側面
図を示すものである。
【0036】本実施の形態2は、実施の形態1における
調整支柱12の油溜まり部13に対する圧力制御手段が
異なるものであり、その他の構成は実施の形態1と同様
である。本実施の形態2の圧力制御手段について以下に
説明する。
【0037】本実施の形態2においても、前記各調整支
柱12には各々油溜まり部13が設けられており、各油
溜まり部13には各々油圧ポンプ14が配管15を介し
て接続されている。
【0038】この各油圧ポンプ14には、各々圧力計1
6が取り付けられており、各油圧ポンプ14内の油圧を
測定可能としている。また、各油圧ポンプ14及び各圧
力計16はそれぞれが成形機基台20の外部に用意され
た圧力制御器17に連結されている。
【0039】さらに、成形機基台20には、図3に示す
ように、マイクロメータ取り付け治具21が固定されて
いる。このマイクロメータ取り付け治具21の先端部に
は、電気マイクロメータヘッド22が取り付けら、この
電気マイクロメータヘッド22の測定部は、前記ベース
板6を貫いている調整支柱12の取り付け部(上端部)
付近に各調整支柱12毎に当接し、各調整支柱12の伸
びによる変位量を測定することが可能な構成となってい
る。
【0040】前記電気マイクロメータヘッド22は、接
続線26によりメータ本体23に接続されている。電気
マイクロメータへッド22とメータ本体23を一括して
電気マイクロメータ25と称するものとして以下の説明
を行う。
【0041】前記メータ本体23は、演算装置24に接
続されている。この演算装置24は、前記ベース板6の
傾斜角γのデータ及びメータ本体23から送られてくる
ベース板6の変位量データを、油溜まり部13内に必要
な油圧に換算する機能を有している。さらに、演算装置
24は、圧力制御器17に接続されている。
【0042】この演算装置24の具体例としては、例え
ばパーソナルコンピュータにプログラムを組み込んで構
成することを挙げることができる。
【0043】本実施の形態2において、圧力制御手段と
は上述した油圧ポンプ14、配管15、圧力計16、圧
力制御器17、電気マイクロメータ25、演算装置24
からなる構成を意味し、これらにより調整支柱12内の
油溜まり部13内の圧力を調整するフィードバック手段
を構成している。
【0044】次に、前記構成よりなる本実施の形態2の
作用を説明する。
【0045】この装置自身における上型1及び下型2の
型面精度又は取り付け精度等により、上型1の軸芯と下
型2の軸芯との間に傾斜角γが生じた場合に、本実施の
形態2では、傾斜角γを調整して上型1と下型2の軸芯
を一致させるために、前記傾斜角γをゼロにするための
べース板6の変位量を演算装置24において求める。
【0046】さらに、演算装置24において、ベース板
6の変位量は、相当する油溜まり部13内に必要な圧力
値に換算される。
【0047】演算装置24による換算値は、圧力制御器
17に送られ、圧力計16で測定された油溜まり部13
内の油圧のデータと比較されて、油圧ポンプ14による
油溜まり部13に対する加圧量又は減圧量が演算装置2
4による換算値に基づいて調整される。
【0048】前記油圧ポンプ14による油溜まり部13
の圧力調整により、調整支柱12の長さが変化し、この
ベース板6が変位して、上型1の軸芯と下型2の軸芯と
の間の傾斜角γがゼロに調整される。
【0049】また、成形作業中に電気マイクロメータ2
5の測定値が変化した場合、この測定値は演算装置24
に送られ、この演算装置24により油圧ポンプ14の油
圧と電気マイクロメータ25の測定値が比較されて、油
溜まり部13に必要な油圧を再び換算する。
【0050】演算装置24による換算値は、圧力制御器
17に送られ、圧力計16で測定される油溜まり部13
内の油圧と比較されて、油圧ポンプ14による加圧量又
は減圧量が演算装置24にて換算された値に調整され
る。そして、油圧ポンプ14による加圧量又は減圧量の
調整により、調整支柱12の長さが変化し、ベース板6
が変位して、上型1の軸芯と下型2の軸芯との傾斜角γ
がゼロに調整される。
【0051】本実施の形態2特有の構成以外の部分にお
ける作用は、実施の形態1の場合と同様である。
【0052】本実施の形態2によれば、実施の形態1に
示した効果の他に、電気マイクロメータ25でベース板
6の変位量を測定し、演算装置24と圧力制御器17に
よって油圧ポンプ14の圧力制御を行うため、ベース板
6の傾斜角γを常時測定して、上型1の軸芯と下型2の
軸芯との間の傾斜角γを常時調整することが可能とな
り、特に成形作業中であっても、作業を中断することな
く上型1、下型2の軸芯の傾きを調整できる効果を有す
る。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各支持部
材の内部に供給又は封入した流体の圧力を、各支持部材
毎に調整し、各支持部材の長さを変化させることで、上
下両金型の位置合わせ、即ち、軸芯調整を高精度、か
つ、短時間に実行することができる光学素子成形装置の
成形型傾き調整装置を提供できる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、上部ベース
板の傾きを支持部材内部の流体の圧力に換算し、換算さ
れた値に応じて前記流体の圧力を調整するフィードバッ
ク手段を設けたので、常時前記上下両金型の軸芯の傾き
を検出し、成形作業を中断することなく上下両金型の位
置合わせ、即ち、軸芯調整を実行することができる光学
素子成形装置の成形型傾き調整装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係る光学素子成形装置及び成
形型傾き調整装置の一部を断面にして示す概略側面図で
ある。
【図2】本実施の形態1に係る光学素子成形装置の横断
面図である。
【図3】本実施の形態2に係る光学素子成形装置及び成
形型傾き調整装置の一部を断面にして示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 型加熱ヒータ 4 型ホルダ 6 ベース板 8 基準支柱 10 支柱取り付けナット 12 調整支柱 13 油溜まり部 14 油圧ポンプ 16 圧力計 17 圧力制御器 20 成型機基台 22 電気マイクロメータヘッド 23 メータ本体 24 演算装置 25 電気マイクロメータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に供給又は封入された流体を含む複
    数の支持部材に支えられた支持板と、この支持板に取り
    付けた上型と、この上型に対向配置した下型とを備え、
    前記上型と下型とにより、加熱軟化された成形素材を押
    圧して光学素子を成形する光学素子成形装置の成形型傾
    き調整装置おいて、 少なくとも1本以上の支持部材の内部に供給又は封入さ
    れた流体の圧力を、各支持部材毎に調整し前記上型と下
    型との位置合わせを行う圧力制御手段を備えたこと、 を特徴とする光学素子成形装置の成形型傾き調整装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力制御手段は、前記支持板の変位
    量を測定する手段と、測定した支持板の変位量を基にこ
    の支持板の傾きをゼロにする支持部材内部の流体の圧力
    を求める手段と、求めた圧力の値だけ支持部材内の流体
    の圧力を調整する手段からなるフィードバック手段を有
    すること、 を特徴とする請求項1記載の光学素子成形装置の成形型
    傾き調整装置。
JP143396A 1996-01-09 1996-01-09 光学素子成形装置の成形型傾き調整装置 Withdrawn JPH09188532A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1177887A2 (en) * 2000-08-04 2002-02-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Precision device molding machine and method of molding by using it

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