JPH09188232A - 自動変速機のパーキングロック装置 - Google Patents
自動変速機のパーキングロック装置Info
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- JPH09188232A JPH09188232A JP7354260A JP35426095A JPH09188232A JP H09188232 A JPH09188232 A JP H09188232A JP 7354260 A JP7354260 A JP 7354260A JP 35426095 A JP35426095 A JP 35426095A JP H09188232 A JPH09188232 A JP H09188232A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
- F16H63/3425—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission characterised by pawls or wheels
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/48—Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機のパーキングロック装置におい
て、パーキングロック時に、最初、パーキングレバーが
パーキングギヤに噛合わなかった場合でも、出力軸の回
転角を小さく抑えて車両の移動距離を短くする。 【構成】 パーキングレバーを複数設け、これらパーキ
ングレバーに対応させて複数のパーキングプランジャを
設け、一のパーキングレバーがパーキングギヤに噛合っ
ている際に他のパーキングレバーがパーキングギヤに噛
合わないように各パーキングレバーを夫々配設した。
て、パーキングロック時に、最初、パーキングレバーが
パーキングギヤに噛合わなかった場合でも、出力軸の回
転角を小さく抑えて車両の移動距離を短くする。 【構成】 パーキングレバーを複数設け、これらパーキ
ングレバーに対応させて複数のパーキングプランジャを
設け、一のパーキングレバーがパーキングギヤに噛合っ
ている際に他のパーキングレバーがパーキングギヤに噛
合わないように各パーキングレバーを夫々配設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動変速機のパ
ーキングロック装置に係り、特にパーキングロック時に
出力軸の回転角を小さく抑制し得る自動変速機のパーキ
ングロック装置に関する。
ーキングロック装置に係り、特にパーキングロック時に
出力軸の回転角を小さく抑制し得る自動変速機のパーキ
ングロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】トルクコンバータが備えられた自動変速
機を搭載した車両においては、パーキング時に駆動車輪
側からエンジン側に伝達される回転力がトルクコンバー
タを空転させることにより、エンジンの抵抗を車両のパ
ーキングに利用することができない。そこで、自動変速
機を搭載した車両においては、セレクトレバーをパーキ
ングレンジ「Ｐ」にシフト操作した際に、自動変速機の
出力軸をロックさせることにより、出力軸に連結された
駆動車輪をロックするパーキングロック装置を設けてい
る。
機を搭載した車両においては、パーキング時に駆動車輪
側からエンジン側に伝達される回転力がトルクコンバー
タを空転させることにより、エンジンの抵抗を車両のパ
ーキングに利用することができない。そこで、自動変速
機を搭載した車両においては、セレクトレバーをパーキ
ングレンジ「Ｐ」にシフト操作した際に、自動変速機の
出力軸をロックさせることにより、出力軸に連結された
駆動車輪をロックするパーキングロック装置を設けてい
る。
【０００３】即ち、図８〜１２に示す如く、車両に搭載
されたエンジン（図示せず）に連結した自動変速機１０
２は、トルクコンバータ１０４と車速機本体１０６とセ
レクトレバー１０８とを有している。セレクトレバー１
０８は、回動軸１１０によって回動可能に支持されてい
る。このセレクトレバー１０８には、該セレクトレバー
１０８の操作に連動するパーキングロック装置１１２が
設けられている。
されたエンジン（図示せず）に連結した自動変速機１０
２は、トルクコンバータ１０４と車速機本体１０６とセ
レクトレバー１０８とを有している。セレクトレバー１
０８は、回動軸１１０によって回動可能に支持されてい
る。このセレクトレバー１０８には、該セレクトレバー
１０８の操作に連動するパーキングロック装置１１２が
設けられている。
【０００４】このパーキングロック装置１１２は、セレ
クトレバー１０８に連結した連絡ロッド１１４と、この
連絡ロッド１１４に連結されて揺動軸１１６を中心に揺
動する揺動体１１８と、この揺動体１１８にパーキング
ロッド１２０を介して設けられたパーキングプランジャ
１２２と、このパーキングプランジャ１２２によって押
付けられるパーキングレバー１２４と、このパーキング
レバー１２４が噛合うパーキングギヤ１２６とを有して
いる。パーキングプランジャ１２２は、パーキングロッ
ド１２０のリテーナ部１２８に支持したスプリング１３
０によって弾性付勢されている。パーキングレバー１２
４は、支軸１３２に揺動可能に支持されている。また、
パーキングギヤ１２０は、変速機本体１０６の出力軸１
３４に固定されている。これにより、パーキングロック
装置１１２は、セレクトレバー１０８をパーキングレン
ジ「Ｐ」にセレクトすると、パーキングロッド１２０と
共にパーキングプランジャ１２２がＡ方向に押進し、パ
ーキングレバー１２４の係合部１３６をパーキングギヤ
１２６の歯谷部１２６ａに係合させ、出力軸１３４を固
定させて車両をロック状態にしている。
クトレバー１０８に連結した連絡ロッド１１４と、この
連絡ロッド１１４に連結されて揺動軸１１６を中心に揺
動する揺動体１１８と、この揺動体１１８にパーキング
ロッド１２０を介して設けられたパーキングプランジャ
１２２と、このパーキングプランジャ１２２によって押
付けられるパーキングレバー１２４と、このパーキング
レバー１２４が噛合うパーキングギヤ１２６とを有して
いる。パーキングプランジャ１２２は、パーキングロッ
ド１２０のリテーナ部１２８に支持したスプリング１３
０によって弾性付勢されている。パーキングレバー１２
４は、支軸１３２に揺動可能に支持されている。また、
パーキングギヤ１２０は、変速機本体１０６の出力軸１
３４に固定されている。これにより、パーキングロック
装置１１２は、セレクトレバー１０８をパーキングレン
ジ「Ｐ」にセレクトすると、パーキングロッド１２０と
共にパーキングプランジャ１２２がＡ方向に押進し、パ
ーキングレバー１２４の係合部１３６をパーキングギヤ
１２６の歯谷部１２６ａに係合させ、出力軸１３４を固
定させて車両をロック状態にしている。
【０００５】また、このような自動変速機のパーキング
装置としては、例えば、特開昭６２−１２８８６４号公
報に開示されている。この公報に記載のものは、遊星ギ
ヤ式変速機の後段に出力軸をロックするパーキング装置
を配置し、パーキングギヤのロック用ロッキングアーム
を揺動させるプッシュロッドを支持するパーキング装置
のアンカ部を略円筒状に形成し、パーキング装置を収容
するエクステンションハウジング部にアンカ部をアンカ
部の横方向から組立て得るようにアンカ部を固定する固
定部を形成し、エクステンションハウジング部の内面を
遊星ギヤ式変速機のトランスミッションケース部と一体
に鋳造可能な突出部のない平滑面状に形成し、アンカ部
の周囲のエクステンションハウジング部を補強する補強
ボルトを設けることにより、エクステンションハウジン
グ部の固定部に、アンカ部の軸方向からの組立を可能と
し、また、エクステンションハウジング部をトランスミ
ッションハウジング部と一体に構成し、更に、エクステ
ンションハウジング部の強度を向上するものである。
装置としては、例えば、特開昭６２−１２８８６４号公
報に開示されている。この公報に記載のものは、遊星ギ
ヤ式変速機の後段に出力軸をロックするパーキング装置
を配置し、パーキングギヤのロック用ロッキングアーム
を揺動させるプッシュロッドを支持するパーキング装置
のアンカ部を略円筒状に形成し、パーキング装置を収容
するエクステンションハウジング部にアンカ部をアンカ
部の横方向から組立て得るようにアンカ部を固定する固
定部を形成し、エクステンションハウジング部の内面を
遊星ギヤ式変速機のトランスミッションケース部と一体
に鋳造可能な突出部のない平滑面状に形成し、アンカ部
の周囲のエクステンションハウジング部を補強する補強
ボルトを設けることにより、エクステンションハウジン
グ部の固定部に、アンカ部の軸方向からの組立を可能と
し、また、エクステンションハウジング部をトランスミ
ッションハウジング部と一体に構成し、更に、エクステ
ンションハウジング部の強度を向上するものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、自動
変速機のパーキングロック装置にあっては、図１１、１
２に示す如く、車両を坂路で止めた時に、パーキングギ
ヤ１２６の歯山部１２６ｂにパーキングレバー１２４の
係合部１３６が押え付けられる場合があり、かかる場合
に、ブレーキペダルを離すと、パーキングレバー１２４
がパーキングギヤ１２６の歯谷部１２６ａに噛合うま
で、出力軸１３４が角度αだけ大きく回転してから、パ
ーキングロックされてしまい、よって、この出力軸１３
４の回転分だけ車両の移動距離が大きくなるという不都
合があった。
変速機のパーキングロック装置にあっては、図１１、１
２に示す如く、車両を坂路で止めた時に、パーキングギ
ヤ１２６の歯山部１２６ｂにパーキングレバー１２４の
係合部１３６が押え付けられる場合があり、かかる場合
に、ブレーキペダルを離すと、パーキングレバー１２４
がパーキングギヤ１２６の歯谷部１２６ａに噛合うま
で、出力軸１３４が角度αだけ大きく回転してから、パ
ーキングロックされてしまい、よって、この出力軸１３
４の回転分だけ車両の移動距離が大きくなるという不都
合があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、セレクトレバーの操作に
連動してパーキングレバーを出力軸に固定されたパーキ
ングギヤに噛合わせるように往復動するパーキングプラ
ンジャを設けた自動変速機のパーキングロック装置にお
いて、前記パーキングレバーを複数設け、これらパーキ
ングレバーに対応させて複数のパーキングプランジャを
設け、一のパーキングレバーが前記パーキングギヤに噛
合っている際に他のパーキングレバーが前記パーキング
ギヤに噛合わないように前記各パーキングレバーを夫々
配設したことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、セレクトレバーの操作に
連動してパーキングレバーを出力軸に固定されたパーキ
ングギヤに噛合わせるように往復動するパーキングプラ
ンジャを設けた自動変速機のパーキングロック装置にお
いて、前記パーキングレバーを複数設け、これらパーキ
ングレバーに対応させて複数のパーキングプランジャを
設け、一のパーキングレバーが前記パーキングギヤに噛
合っている際に他のパーキングレバーが前記パーキング
ギヤに噛合わないように前記各パーキングレバーを夫々
配設したことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】この発明は、複数のパーキングレ
バーとこれらパーキングレバーに対応させて複数のパー
キングプランジャとを設けているので、パーキングロッ
ク時に、最初、パーキングレバーがパーキングギヤに噛
合わなかった場合でも、出力軸の回転角を小さく抑えて
車両の移動距離を短くすることができる。
バーとこれらパーキングレバーに対応させて複数のパー
キングプランジャとを設けているので、パーキングロッ
ク時に、最初、パーキングレバーがパーキングギヤに噛
合わなかった場合でも、出力軸の回転角を小さく抑えて
車両の移動距離を短くすることができる。
【０００９】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図１〜７は、この発明の実施例
を示すものである。図７において、２は車両（図示せ
ず）に搭載されたエンジン（図示せず）に連結した自動
変速機、４はトルクコンバータ、６は変速機本体、８は
セレクトレバーである。セレクトレバー８は、回動軸１
０によって回動可能に支持されている。
且つ具体的に説明する。図１〜７は、この発明の実施例
を示すものである。図７において、２は車両（図示せ
ず）に搭載されたエンジン（図示せず）に連結した自動
変速機、４はトルクコンバータ、６は変速機本体、８は
セレクトレバーである。セレクトレバー８は、回動軸１
０によって回動可能に支持されている。
【００１０】変速機本体６には、セレクトレバー８の操
作に連動するパーキングロック装置１２が設けられてい
る。
作に連動するパーキングロック装置１２が設けられてい
る。
【００１１】パーキングロック装置１２にあっては、セ
レクトレバー８に連絡ロッド１４の一端側が連結され、
この連絡ロッド１４の他端側に揺動体１６の先端側が連
結ピン１８によって係着されている。この揺動体１６
は、基端側が揺動軸２０によって揺動可能に設けられて
いる。この揺動体１６には、支持ピン２２によって第１
パーキングロッド２４−１の基端側が支持されている。
この第１パーキングロッド２４−１の先端側には、往復
動される第１パーキングプランジャ２６−１が設けられ
ている。この第１パーキングプランジャ２６−１は、第
１パーキングロッド２４−１の第１リテーナ部２８−１
に支持された第１スプリング３０−１によって弾性付勢
されている。
レクトレバー８に連絡ロッド１４の一端側が連結され、
この連絡ロッド１４の他端側に揺動体１６の先端側が連
結ピン１８によって係着されている。この揺動体１６
は、基端側が揺動軸２０によって揺動可能に設けられて
いる。この揺動体１６には、支持ピン２２によって第１
パーキングロッド２４−１の基端側が支持されている。
この第１パーキングロッド２４−１の先端側には、往復
動される第１パーキングプランジャ２６−１が設けられ
ている。この第１パーキングプランジャ２６−１は、第
１パーキングロッド２４−１の第１リテーナ部２８−１
に支持された第１スプリング３０−１によって弾性付勢
されている。
【００１２】第１パーキングロッド２４−１途中には、
第２パーキングロッド２４−２の基端側が略直角に指向
して連結して設けられている。この第２パーキングロッ
ド２４−２の先端側は、第１パーキングロッド２４−１
から所定距離離間して且つ第１パーキングロッド２４−
１と平行に配置される。この第２パーキングロッド２４
−２の先端側には、第１パーキングプランジャ２６−１
と一体的に往復動される第２パーキングプランジャ２６
−２が設けられている。この第２パーキングプランジャ
２６−２は、第２パーキングロッド２４−２の第２リテ
ーナ部２８−２に支持された第２スプリング３０−２に
よって弾性付勢されている。
第２パーキングロッド２４−２の基端側が略直角に指向
して連結して設けられている。この第２パーキングロッ
ド２４−２の先端側は、第１パーキングロッド２４−１
から所定距離離間して且つ第１パーキングロッド２４−
１と平行に配置される。この第２パーキングロッド２４
−２の先端側には、第１パーキングプランジャ２６−１
と一体的に往復動される第２パーキングプランジャ２６
−２が設けられている。この第２パーキングプランジャ
２６−２は、第２パーキングロッド２４−２の第２リテ
ーナ部２８−２に支持された第２スプリング３０−２に
よって弾性付勢されている。
【００１３】第１パーキングプランジャ２６−１は、第
１パーキングレバー３２−１の表面に接している。第２
パーキングプランジャ２６−２は、第２パーキングレバ
ー３２−２の表面に接している。
１パーキングレバー３２−１の表面に接している。第２
パーキングプランジャ２６−２は、第２パーキングレバ
ー３２−２の表面に接している。
【００１４】第１、第２パーキングレバー３２−１、３
２−２は、支点となる一の支軸３４に回動可能に支持さ
れている。この支軸３４部位にあっては、第１パーキン
グレバー３２−１の第１レバー基部３２−１ａに第１切
欠部３２−１が形成され、また、第２パーキングレバー
３２−２の第２レバー基部３２−２ａには第１切欠部３
６−１に対応して第２切欠部３６−２が形成され、これ
により、第１パーキングレバー３２−１の第１レバー基
部３２−１ａと第２パーキングレバー３２−２の第２レ
バー基部３２−２ａとが一の支軸３４に支持させても、
第１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２が同一
線上に位置する。支軸３４には、第１、第２パーキング
レバー３２−１、３２−２を第１、第２パーキングプラ
ンジャ２６−１、２６−２側に弾性付勢するリターンス
プリング３８が設けられている。
２−２は、支点となる一の支軸３４に回動可能に支持さ
れている。この支軸３４部位にあっては、第１パーキン
グレバー３２−１の第１レバー基部３２−１ａに第１切
欠部３２−１が形成され、また、第２パーキングレバー
３２−２の第２レバー基部３２−２ａには第１切欠部３
６−１に対応して第２切欠部３６−２が形成され、これ
により、第１パーキングレバー３２−１の第１レバー基
部３２−１ａと第２パーキングレバー３２−２の第２レ
バー基部３２−２ａとが一の支軸３４に支持させても、
第１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２が同一
線上に位置する。支軸３４には、第１、第２パーキング
レバー３２−１、３２−２を第１、第２パーキングプラ
ンジャ２６−１、２６−２側に弾性付勢するリターンス
プリング３８が設けられている。
【００１５】第１パーキングレバー３２−１の第１係合
部４０−１及び第２パーキングレバー３２−２の第２係
合部４０−２は、パーキングギヤ４２に噛合される。こ
のパーキングギヤ４２は、変速機本体６の出力軸４４に
固定され、外周面に複数の歯谷部４２ａと複数の歯山部
４２ｂとを有している。
部４０−１及び第２パーキングレバー３２−２の第２係
合部４０−２は、パーキングギヤ４２に噛合される。こ
のパーキングギヤ４２は、変速機本体６の出力軸４４に
固定され、外周面に複数の歯谷部４２ａと複数の歯山部
４２ｂとを有している。
【００１６】図１に示す如く、第１パーキングレバー３
２−１は、支軸３４から第１係合部４０−１まで第１レ
バー長さａで形成されている。一方、第２パーキングレ
バー３２−２は、支軸３４から第２係合部４０−２まで
の第２レバー長さｂが第１レバー長さａよりも少し長く
形成されている。これにより、例えば、一のパーキング
レバーである第２パーキングレバー３２−２がパーキン
グギヤ４２に噛合っている際に、他のパーキングレバー
である第１パーキングレバー３２−１がパーキングギヤ
４２に噛合わない構成である。
２−１は、支軸３４から第１係合部４０−１まで第１レ
バー長さａで形成されている。一方、第２パーキングレ
バー３２−２は、支軸３４から第２係合部４０−２まで
の第２レバー長さｂが第１レバー長さａよりも少し長く
形成されている。これにより、例えば、一のパーキング
レバーである第２パーキングレバー３２−２がパーキン
グギヤ４２に噛合っている際に、他のパーキングレバー
である第１パーキングレバー３２−１がパーキングギヤ
４２に噛合わない構成である。
【００１７】即ち、このパーキングロック装置１２にあ
っては、パーキングレバーを複数として、例えば、第
１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２を設け、
この第１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２に
対応させて複数のパーキングプランジャとして、例え
ば、第１、第２パーキングプランジャ２６−１、２６−
２を設け、一のパーキングレバーがパーキングギヤ４２
に噛合っている際に他のキングレバーがパーキングギヤ
４２に噛合わないように各パーキングレバーを夫々配設
している。
っては、パーキングレバーを複数として、例えば、第
１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２を設け、
この第１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２に
対応させて複数のパーキングプランジャとして、例え
ば、第１、第２パーキングプランジャ２６−１、２６−
２を設け、一のパーキングレバーがパーキングギヤ４２
に噛合っている際に他のキングレバーがパーキングギヤ
４２に噛合わないように各パーキングレバーを夫々配設
している。
【００１８】次に、この実施例の作用を説明する。
【００１９】セレクトレバー８でパーキングレンジ
「Ｐ」にセレクトすると、連絡ロッド１４を介して揺動
体１６が揺動し、第１、第２パーキングロッド２４−
１、２４−２を押進して第１、第２パーキングプランジ
ャ２６−１、２６−２をＣ方向に移動させると、第１、
第２パーキングレバー３２−１、３２−２の第１、第２
係合部４０−１、４０−２がパーキングギヤ４２に押付
けられる。
「Ｐ」にセレクトすると、連絡ロッド１４を介して揺動
体１６が揺動し、第１、第２パーキングロッド２４−
１、２４−２を押進して第１、第２パーキングプランジ
ャ２６−１、２６−２をＣ方向に移動させると、第１、
第２パーキングレバー３２−１、３２−２の第１、第２
係合部４０−１、４０−２がパーキングギヤ４２に押付
けられる。
【００２０】このとき、図３に示す如く、最初、第１、
第２係合部４０−１、４０−２がパーキングギヤ４２の
歯谷部４２ａに噛合わないで歯山部４２ｂに位置し、坂
路でブレーキペダルを離すと、出力軸４４が角度βだけ
回転した後に、第１パーキングレバー３２−１の第１係
合部４０−１が歯谷部４２ａに係合し（図４参照）、車
両をロックする。この出力軸４４の回転する角度βは、
従来の角度αよりも小さい値、つまり、α＞βである。
第２係合部４０−１、４０−２がパーキングギヤ４２の
歯谷部４２ａに噛合わないで歯山部４２ｂに位置し、坂
路でブレーキペダルを離すと、出力軸４４が角度βだけ
回転した後に、第１パーキングレバー３２−１の第１係
合部４０−１が歯谷部４２ａに係合し（図４参照）、車
両をロックする。この出力軸４４の回転する角度βは、
従来の角度αよりも小さい値、つまり、α＞βである。
【００２１】または、図５に示す如く、最初、第１、第
２係合部４０−１、４０−２がパーキングギヤ４２の歯
谷部４２ａに噛合わないで歯山部４２ｂに位置し、坂路
でブレーキペダルを離すと、出力軸４４が角度γだけ回
転した後に、第１パーキングレバー３２−２の第２係合
部４０−２が歯谷部４２ａに係合し（図６参照）、車両
をロックする。この出力軸４４の回転する角度γは、従
来の角度αよりも小さい値、つまり、α＞γである。
２係合部４０−１、４０−２がパーキングギヤ４２の歯
谷部４２ａに噛合わないで歯山部４２ｂに位置し、坂路
でブレーキペダルを離すと、出力軸４４が角度γだけ回
転した後に、第１パーキングレバー３２−２の第２係合
部４０−２が歯谷部４２ａに係合し（図６参照）、車両
をロックする。この出力軸４４の回転する角度γは、従
来の角度αよりも小さい値、つまり、α＞γである。
【００２２】この結果、パーキングロック時に、最初、
第１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２がパー
キングギヤ４２に噛合わなかった場合でも、出力軸４４
の回転する角度（回転角）を小さく抑え、車両の移動距
離を短くすることができる。
第１、第２パーキングレバー３２−１、３２−２がパー
キングギヤ４２に噛合わなかった場合でも、出力軸４４
の回転する角度（回転角）を小さく抑え、車両の移動距
離を短くすることができる。
【００２３】また、複数のパーキングレバー３２を設け
ても、一の支軸３４で支持し、且つ、パーキングレバー
３２のレバー基部に切欠部３６を形成したので、複数の
パーキングレバー３２のために、大きな幅を不要とし、
つまり、一のパーキングレバー３２の幅で十分であり、
スペース的に有利にすることができる。
ても、一の支軸３４で支持し、且つ、パーキングレバー
３２のレバー基部に切欠部３６を形成したので、複数の
パーキングレバー３２のために、大きな幅を不要とし、
つまり、一のパーキングレバー３２の幅で十分であり、
スペース的に有利にすることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、パーキングレバーを複数設け、これらパ
ーキングレバーに対応させて複数のパーキングプランジ
ャを設け、一のパーキングレバーがパーキングギヤに噛
合っている際に他のパーキングレバーがパーキングギヤ
に噛合わないように各パーキングレバーを夫々配設した
ことにより、パーキングロック時に、最初、パーキング
レバーがパーキングギヤに噛合わなかった場合でも、出
力軸の回転角を小さく抑えて車両の移動距離を短くし得
る。
発明によれば、パーキングレバーを複数設け、これらパ
ーキングレバーに対応させて複数のパーキングプランジ
ャを設け、一のパーキングレバーがパーキングギヤに噛
合っている際に他のパーキングレバーがパーキングギヤ
に噛合わないように各パーキングレバーを夫々配設した
ことにより、パーキングロック時に、最初、パーキング
レバーがパーキングギヤに噛合わなかった場合でも、出
力軸の回転角を小さく抑えて車両の移動距離を短くし得
る。
【図１】パーキングロック装置の正面図である。
【図２】パーキングロック装置の底面図である。
【図３】パーキングロック装置の作動状態を説明する正
面図である。
面図である。
【図４】図３のパーキングロック装置においてロックさ
れた状態の要部拡大図である。
れた状態の要部拡大図である。
【図５】パーキングロック装置の作動状態を説明する正
面図である。
面図である。
【図６】図５のパーキングロック装置においてロックさ
れた状態の要部拡大図である。
れた状態の要部拡大図である。
【図７】自動変速機に備えたパーキングロック装置の側
面図である。
面図である。
【図８】従来において自動変速機にパーキングロック装
置を備えた側面図である。
置を備えた側面図である。
【図９】従来におけるパーキングロック装置の正面図で
ある。
ある。
【図１０】従来における図９のパーキングロック装置の
底面図である。
底面図である。
【図１１】従来におけるパーキングロック装置の作動状
態を説明する正面図である。
態を説明する正面図である。
【図１２】従来においてパーキングロックした状態の要
部拡大図である。
部拡大図である。
２ 自動変速機 ８ セレクトレバー １２ パーキングロック装置 ２４ パーキングロッド ２６ パーキングプランジャ ３２ パーキングレバー ３４ 支軸 ４２ パーキングギヤ ４４ 出力軸
Claims (2)
- 【請求項１】 セレクトレバーの操作に連動してパーキ
ングレバーを出力軸に固定されたパーキングギヤに噛合
わせるように往復動するパーキングプランジャを設けた
自動変速機のパーキングロック装置において、前記パー
キングレバーを複数設け、これらパーキングレバーに対
応させて複数のパーキングプランジャを設け、一のパー
キングレバーが前記パーキングギヤに噛合っている際に
他のパーキングレバーが前記パーキングギヤに噛合わな
いように前記各パーキングレバーを夫々配設したことを
特徴とする自動変速機のパーキングロック装置。 - 【請求項２】 前記各パーキングレバーは、一の支軸で
揺動可能に支持されていることを特徴とする自動変速機
のパーキングロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7354260A JPH09188232A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動変速機のパーキングロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7354260A JPH09188232A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動変速機のパーキングロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09188232A true JPH09188232A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=18436350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7354260A Pending JPH09188232A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 自動変速機のパーキングロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09188232A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100897093B1 (ko) * | 2007-11-08 | 2009-05-14 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기용 파킹기어의 해제장치 |
| WO2012160706A1 (ja) * | 2011-05-20 | 2012-11-29 | 株式会社牧野フライス製作所 | 回転送り軸の安全装置 |
| WO2015033776A1 (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-12 | 株式会社豊田自動織機 | 車両制御装置 |
| WO2017129174A1 (de) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Parksperrenanordnung für ein getriebe eines kraftfahrzeugs |
| FR3059387A1 (fr) * | 2016-11-28 | 2018-06-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Systeme de transmission de puissance de traction pour vehicule automobile incorporant une fonction verrou de parking |
| DE102020131225B3 (de) | 2020-11-25 | 2022-05-19 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Parksperrenanordnung mit mehreren Parksperrenklinken |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP7354260A patent/JPH09188232A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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