JPH043338B2 - - Google Patents
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- JPH043338B2 JPH043338B2 JP19068583A JP19068583A JPH043338B2 JP H043338 B2 JPH043338 B2 JP H043338B2 JP 19068583 A JP19068583 A JP 19068583A JP 19068583 A JP19068583 A JP 19068583A JP H043338 B2 JPH043338 B2 JP H043338B2
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- Japan
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- parking
- pawl
- pole
- parking pole
- gear
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 技術分野
本発明は自動変速機の駐車レンジでその出力軸
を回転しないように固定しておく所謂パークロツ
ク装置の組立方法に関するものである。
を回転しないように固定しておく所謂パークロツ
ク装置の組立方法に関するものである。
(2) 従来技術
パークロツク装置としては今日種々のものが知
られているが、そのうちの第4図に示す如きもの
は以下の問題を有する。即ち、この種型式のパー
クロツク装置は、パーキングホールaをその両端
間においてピンhで枢支し、その一端カム面bに
矢印c方向へ変位するアクチユエータdを共働さ
せてパーキングポールaを図中時針方向へ実線位
置まで回動させることにより、パーキングポール
の他端における爪eをパーキングギヤfに係合さ
せてパークロツク状態を得るよう構成され、又こ
のパークロツクを解除するに当つては、アクチユ
エータdを矢印cと反対方向へ変位させることに
よりパーキングポールaが図示せざるばねでスト
ツパ面gと衝接した仮想線位置へ戻されて、パー
クロツクの解除を行なうものであるが、パーキン
グポールaがレバー式のためそのレバー比により
製造誤差及び組立誤差が増幅されることもあつ
て、爪eとパーキングギヤfとの係合代が不正確
になり易い。係合代が大き過ぎるとパーキングギ
ヤfに対する爪eの侵入が過大となり、両者間で
セルフロツクを生じ、爪eの抜き荷重が大きく、
操作性が悪くなると共にパークロツク操作系に大
きな負担がかかる。逆に係合代が小さ過ぎると、
パーキングギヤfに対する爪eの侵入が不足し、
爪eが自然にパーキングギヤfから抜け出して、
パークロツクが駐車中に自然解除される危険を生
ずる。
られているが、そのうちの第4図に示す如きもの
は以下の問題を有する。即ち、この種型式のパー
クロツク装置は、パーキングホールaをその両端
間においてピンhで枢支し、その一端カム面bに
矢印c方向へ変位するアクチユエータdを共働さ
せてパーキングポールaを図中時針方向へ実線位
置まで回動させることにより、パーキングポール
の他端における爪eをパーキングギヤfに係合さ
せてパークロツク状態を得るよう構成され、又こ
のパークロツクを解除するに当つては、アクチユ
エータdを矢印cと反対方向へ変位させることに
よりパーキングポールaが図示せざるばねでスト
ツパ面gと衝接した仮想線位置へ戻されて、パー
クロツクの解除を行なうものであるが、パーキン
グポールaがレバー式のためそのレバー比により
製造誤差及び組立誤差が増幅されることもあつ
て、爪eとパーキングギヤfとの係合代が不正確
になり易い。係合代が大き過ぎるとパーキングギ
ヤfに対する爪eの侵入が過大となり、両者間で
セルフロツクを生じ、爪eの抜き荷重が大きく、
操作性が悪くなると共にパークロツク操作系に大
きな負担がかかる。逆に係合代が小さ過ぎると、
パーキングギヤfに対する爪eの侵入が不足し、
爪eが自然にパーキングギヤfから抜け出して、
パークロツクが駐車中に自然解除される危険を生
ずる。
そこで従来は、第4図にe,e′,e″で示す如く
爪の高さAが異なる数種のパーキングポールaを
用意し、前記の誤差によつてもパークロツク状態
でパーキングギヤfに対し良好に係合するような
爪e,e′又はe″を持つたパーキングポールaを選
択使用するようにしていた。
爪の高さAが異なる数種のパーキングポールaを
用意し、前記の誤差によつてもパークロツク状態
でパーキングギヤfに対し良好に係合するような
爪e,e′又はe″を持つたパーキングポールaを選
択使用するようにしていた。
しかしこの選択に当り、高さAが小さな爪e″を
持つたパーキングポールaを選択しなければなら
ない場合、爪e″の根元厚Dが小さくなり、ここで
パーキングポールの強度不足を免れず、折損事故
をおこす懸念がある。逆に高さAが大きな爪e′を
持つたパーキングポールaを選択しなければなら
ない場合、自動変速機、特に前輪駆動車用自動ト
ランスアスルにおいてはパーキングギヤfの歯先
円及びストツパ面g間の間隔Eを大きくとれない
ことから、パーキングポールaのパークロツク解
除位置で爪e′とパーキングギヤ歯先円との間の間
隔Bが小さくなり、パークロツク解除状態でパー
キングポールaが振動した時爪e′がパーキングギ
ヤfの歯と干渉するおそれがある。
持つたパーキングポールaを選択しなければなら
ない場合、爪e″の根元厚Dが小さくなり、ここで
パーキングポールの強度不足を免れず、折損事故
をおこす懸念がある。逆に高さAが大きな爪e′を
持つたパーキングポールaを選択しなければなら
ない場合、自動変速機、特に前輪駆動車用自動ト
ランスアスルにおいてはパーキングギヤfの歯先
円及びストツパ面g間の間隔Eを大きくとれない
ことから、パーキングポールaのパークロツク解
除位置で爪e′とパーキングギヤ歯先円との間の間
隔Bが小さくなり、パークロツク解除状態でパー
キングポールaが振動した時爪e′がパーキングギ
ヤfの歯と干渉するおそれがある。
(3) 発明の目的
本発明はこれらの問題を生ずることなく、前記
の誤差をパークロツク装置の組立時に補正して、
パーキングポールのパークロツク状態でその爪を
良好にパーキングギヤに係合させるようにするこ
とを目的とする。
の誤差をパークロツク装置の組立時に補正して、
パーキングポールのパークロツク状態でその爪を
良好にパーキングギヤに係合させるようにするこ
とを目的とする。
(4) 発明の構成
この目的のため本発明は、前記型式のパークロ
ツク装置を組立てるに際し、前記カム面が異なる
複数のパーキングポールを用意し、その爪をパー
クロツク状態でパーキングギヤに対し良好に係合
させるようなカム面を持つたパーキングポールを
選択して組付けることを特徴とする。
ツク装置を組立てるに際し、前記カム面が異なる
複数のパーキングポールを用意し、その爪をパー
クロツク状態でパーキングギヤに対し良好に係合
させるようなカム面を持つたパーキングポールを
選択して組付けることを特徴とする。
(5) 実施例
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図及び第2図は本発明方法により組立てた
パークロツク装置で、これら図中1はトランスミ
ツシヨンケース、2はサイドカバー、3は変速機
出力軸と共に回転するパーキングギヤ、4はパー
キングポール、5はその枢支軸、6はパーキング
ポール4のリターンスプリングを夫々示す。図示
のパークロツク装置はパーキングポール4を軸5
の周りで第1図中時針方向へ回動させ、その爪4
aをパーキングギヤ3の歯に係合させることによ
り、パーキングギヤ3、従つて変速機出力軸の回
転を阻止し、所定のパークロツク機能を行なうも
のとする。なお、パーキングポール4は常態でリ
ターンスプリング6により第1図中反時針方向に
回動され、爪4aをパーキングギヤ3の歯と係合
させない、パークロツク解除位置(第1図に2点
鎖線で示す如くストツパ面1aに衝接した位置)
に保たれる。
パークロツク装置で、これら図中1はトランスミ
ツシヨンケース、2はサイドカバー、3は変速機
出力軸と共に回転するパーキングギヤ、4はパー
キングポール、5はその枢支軸、6はパーキング
ポール4のリターンスプリングを夫々示す。図示
のパークロツク装置はパーキングポール4を軸5
の周りで第1図中時針方向へ回動させ、その爪4
aをパーキングギヤ3の歯に係合させることによ
り、パーキングギヤ3、従つて変速機出力軸の回
転を阻止し、所定のパークロツク機能を行なうも
のとする。なお、パーキングポール4は常態でリ
ターンスプリング6により第1図中反時針方向に
回動され、爪4aをパーキングギヤ3の歯と係合
させない、パークロツク解除位置(第1図に2点
鎖線で示す如くストツパ面1aに衝接した位置)
に保たれる。
7はトランスミツシヨンケース1の上部に取付
けた変速制御用バルブボデー、8はその内部にお
けるマニアルバルブで、マニアルバルブ8には操
作レバー9の先端を係合させる。レバー9を操作
軸10の一端に結着し、該軸の他端をトランスミ
ツシヨンケース1に回転自在に貫通してコントロ
ールレバー11に結着する。コントロールレバー
11の一端(第1図中上端)を運転席のマニユア
ルレバーに連結することで、該マニアルレバーの
操作時マニユアルバルブ8は対応レンジにされ得
る。
けた変速制御用バルブボデー、8はその内部にお
けるマニアルバルブで、マニアルバルブ8には操
作レバー9の先端を係合させる。レバー9を操作
軸10の一端に結着し、該軸の他端をトランスミ
ツシヨンケース1に回転自在に貫通してコントロ
ールレバー11に結着する。コントロールレバー
11の一端(第1図中上端)を運転席のマニユア
ルレバーに連結することで、該マニアルレバーの
操作時マニユアルバルブ8は対応レンジにされ得
る。
操作レバー9にマニユアルプレート12を一体
成形し、従つてマニユアルプレート12はマニユ
アルレバーの操作時軸によりマニユアルバルブ8
のレンジに対応した回動位置となる。P、R、
N、D、、レンジに対応したマニユアルプレ
ート12の回動位置で夫々、デイテントスプリン
グ13の先端に回転自在に設けたローラ14が陥
入する切欠き12a〜12fをマニユアルプレー
ト12の外周に形成し、これらによりマニユアル
レバーの各レンジ切換時におけり節度感を与え
る。
成形し、従つてマニユアルプレート12はマニユ
アルレバーの操作時軸によりマニユアルバルブ8
のレンジに対応した回動位置となる。P、R、
N、D、、レンジに対応したマニユアルプレ
ート12の回動位置で夫々、デイテントスプリン
グ13の先端に回転自在に設けたローラ14が陥
入する切欠き12a〜12fをマニユアルプレー
ト12の外周に形成し、これらによりマニユアル
レバーの各レンジ切換時におけり節度感を与え
る。
アクチユエータレバー15はマニユアルプレー
ト12の下方に配置して軸16によりトランスミ
ツシヨンケース1に枢支し、該レバー15とマニ
ユアルプレート12との間をパークロツド17に
よりリンク結合する。この目的のためパークロツ
ド17の一端17aを折曲してマニユアルプレー
ト12に枢着し、他端17bを枢着ブロツク18
を介しアクチユエータレバー15に枢着する。な
お、枢着ブロツク18はピン19により抜け止め
してパークロツド端部17bに摺動自在に嵌合す
ると共に、ばね20によりピン19と接した位置
に弾支し、これにより、後述の如くに機能する待
ち機構を構成する。
ト12の下方に配置して軸16によりトランスミ
ツシヨンケース1に枢支し、該レバー15とマニ
ユアルプレート12との間をパークロツド17に
よりリンク結合する。この目的のためパークロツ
ド17の一端17aを折曲してマニユアルプレー
ト12に枢着し、他端17bを枢着ブロツク18
を介しアクチユエータレバー15に枢着する。な
お、枢着ブロツク18はピン19により抜け止め
してパークロツド端部17bに摺動自在に嵌合す
ると共に、ばね20によりピン19と接した位置
に弾支し、これにより、後述の如くに機能する待
ち機構を構成する。
アクチユエータレバー15の先端に一対のロー
ラ21を相互に接して回転自在に支持し、これら
ローラ21を夫々の軸直角面内において挟むよう
パーキングサポート22及びパーキングポール4
のカム面4bを配置し、パーキングサポート22
はボルト23,24によりトランスミツシヨンケ
ース1に取着する。
ラ21を相互に接して回転自在に支持し、これら
ローラ21を夫々の軸直角面内において挟むよう
パーキングサポート22及びパーキングポール4
のカム面4bを配置し、パーキングサポート22
はボルト23,24によりトランスミツシヨンケ
ース1に取着する。
上記パークロツク装置の作用を次に説明する。
第1図及び第2図に示すように、マニユアルレ
バーのPレンジでマニユアルプレート12はその
切欠き12aにローラ14が陥入した回動位置と
なり、この時アクチユエータレバー15はパーク
ロツド17を介し、図示の回動位置にされる。こ
れによりローラ21はパーキングサポート22の
ねらい面22aに支えられ、パーキングポール4
のカム面4bに沿つて第1図中下降する。かく
て、ローラ21はパーキングポール4を第1図に
実線で示す回動位置(パークロツク状態)とな
し、所定のパークロツク機能を果たす。
バーのPレンジでマニユアルプレート12はその
切欠き12aにローラ14が陥入した回動位置と
なり、この時アクチユエータレバー15はパーク
ロツド17を介し、図示の回動位置にされる。こ
れによりローラ21はパーキングサポート22の
ねらい面22aに支えられ、パーキングポール4
のカム面4bに沿つて第1図中下降する。かく
て、ローラ21はパーキングポール4を第1図に
実線で示す回動位置(パークロツク状態)とな
し、所定のパークロツク機能を果たす。
ところでこの時、パーキングポール4の爪4a
がパーキングギヤ3の歯と衝接し、第1図に示す
回動位置となり得ない場合、アクチユエータレバ
ー15もこれに対応した位置以上に回動し得ない
ため、パークロツド17は枢着ブロツク18に対
し長手方向にばね20を圧縮しつつ相対移動して
最終位置に達する。そして、車輪のころがりによ
りパーキングギヤ3が回転してその歯溝に爪4a
が整列する時、ばね20の圧縮反力がアクチユエ
ータレバー15を回動させ、ローラ21を介しパ
ーキングポール4をその爪4aがパーキングギヤ
3の歯溝に侵入した位置に回動させ、パークロツ
クを可能にする。
がパーキングギヤ3の歯と衝接し、第1図に示す
回動位置となり得ない場合、アクチユエータレバ
ー15もこれに対応した位置以上に回動し得ない
ため、パークロツド17は枢着ブロツク18に対
し長手方向にばね20を圧縮しつつ相対移動して
最終位置に達する。そして、車輪のころがりによ
りパーキングギヤ3が回転してその歯溝に爪4a
が整列する時、ばね20の圧縮反力がアクチユエ
ータレバー15を回動させ、ローラ21を介しパ
ーキングポール4をその爪4aがパーキングギヤ
3の歯溝に侵入した位置に回動させ、パークロツ
クを可能にする。
マニユアルレバーをPレンジから他レンジに切
換える時、マニユアルプレート12は第2図中矢
印α方向に回動され、パークロツド17を介しア
クチユエータレバー15を第2図中矢印β方向に
回動する。この時ローラ21はカム面4bから離
れ、パーキングポール4はリターンスプリング6
により第1図に2点鎖線で示す如くストツパ面1
aに衝接したパークロツク解除位置に回動され、
爪4aをパーキングギヤ3の歯溝から脱出させ
て、パークロツクを解除することができる。
換える時、マニユアルプレート12は第2図中矢
印α方向に回動され、パークロツド17を介しア
クチユエータレバー15を第2図中矢印β方向に
回動する。この時ローラ21はカム面4bから離
れ、パーキングポール4はリターンスプリング6
により第1図に2点鎖線で示す如くストツパ面1
aに衝接したパークロツク解除位置に回動され、
爪4aをパーキングギヤ3の歯溝から脱出させ
て、パークロツクを解除することができる。
本発明においては、上記パークロツク装置を以
下の如くにして組立てる。つまり、第1図に2点
鎖線で示すパーキングポール4のパークロツク解
除位置で爪4aの高さAと、爪4a及びパーキン
グギヤ3の歯先円間における間隙Bとの比が、制
約された寸法A+Bの範囲内において前記従来の
問題を生じないものとなるよう爪4aを決定し、
この爪4aを共通に有するも、カム面4bが第3
図に実線、1点鎖線、2点鎖線及び点線で示すよ
うに夫々異なる数種のパーキングポール4を用意
する。
下の如くにして組立てる。つまり、第1図に2点
鎖線で示すパーキングポール4のパークロツク解
除位置で爪4aの高さAと、爪4a及びパーキン
グギヤ3の歯先円間における間隙Bとの比が、制
約された寸法A+Bの範囲内において前記従来の
問題を生じないものとなるよう爪4aを決定し、
この爪4aを共通に有するも、カム面4bが第3
図に実線、1点鎖線、2点鎖線及び点線で示すよ
うに夫々異なる数種のパーキングポール4を用意
する。
そして、これらパーキングポールのうちから、
第1図に実線で示すパークロツク状態において爪
4aを過不足なくパーキングギヤ3に侵入させ、
両者の係合を良好に行なわせるようなカム面4b
を持つたパーキングポール4を選択し、この選択
されたパーキングポールを組付けてパークロツク
装置の組立てを行なう。
第1図に実線で示すパークロツク状態において爪
4aを過不足なくパーキングギヤ3に侵入させ、
両者の係合を良好に行なわせるようなカム面4b
を持つたパーキングポール4を選択し、この選択
されたパーキングポールを組付けてパークロツク
装置の組立てを行なう。
(6) 発明の効果
かかる本発明のパークロツク装置組立方法によ
れば、カム面4bの異なるパーキングポール4の
選択使用により、パークロツク状態で爪4aがパ
ーキングギヤ3に良好に係合するようパークロツ
ク装置を組立てるから、爪4aは根元幅Dが強度
不足を生じないよう、又間隔Bが小さくて振動に
よるパーキングギヤ3との干渉を生じないよう予
め形状及び大きさを決定しておくとことができ、
前記従来の問題を生ずることなく爪4aがパーキ
ングギヤ3に対し良好に係合するようパークロツ
ク装置の製造誤差を補正することができる。
れば、カム面4bの異なるパーキングポール4の
選択使用により、パークロツク状態で爪4aがパ
ーキングギヤ3に良好に係合するようパークロツ
ク装置を組立てるから、爪4aは根元幅Dが強度
不足を生じないよう、又間隔Bが小さくて振動に
よるパーキングギヤ3との干渉を生じないよう予
め形状及び大きさを決定しておくとことができ、
前記従来の問題を生ずることなく爪4aがパーキ
ングギヤ3に対し良好に係合するようパークロツ
ク装置の製造誤差を補正することができる。
第1図は本発明方法により組立てたパークロツ
ク装置を具える自動変速機の要部縦断背面図、第
2図は同じくその要部縦断側面図、第3図は本発
明方法の実施に当り選択使用するパーキングポー
ルの側面図、第4図は従来のパークロツク装置組
立法を示す説明図である。 1……トランスミツシヨンケース、2……サイ
ドカバー、3……パーキングギヤ、4……パーキ
ングポール、4a……爪、4b……カム面、5…
…同枢支軸、6……リターンスプリング、7……
バルブボデー、8……マニユアルバルブ、9……
マニユアルバルブ操作レバー、10……同操作
軸、11……コントロールレバー、12……マニ
ユアルプレート、13……デイテントスプリン
グ、14……ローラ、15……アクチユエータレ
バー、16……同枢支軸、17……パークロツ
ド、18……枢着ブロツク、19……抜け止めピ
ン、20……待ち機構ばね、21……ローラ(ア
クチユエータ)、22……パーキングサポート、
23,24……取付ボルト。
ク装置を具える自動変速機の要部縦断背面図、第
2図は同じくその要部縦断側面図、第3図は本発
明方法の実施に当り選択使用するパーキングポー
ルの側面図、第4図は従来のパークロツク装置組
立法を示す説明図である。 1……トランスミツシヨンケース、2……サイ
ドカバー、3……パーキングギヤ、4……パーキ
ングポール、4a……爪、4b……カム面、5…
…同枢支軸、6……リターンスプリング、7……
バルブボデー、8……マニユアルバルブ、9……
マニユアルバルブ操作レバー、10……同操作
軸、11……コントロールレバー、12……マニ
ユアルプレート、13……デイテントスプリン
グ、14……ローラ、15……アクチユエータレ
バー、16……同枢支軸、17……パークロツ
ド、18……枢着ブロツク、19……抜け止めピ
ン、20……待ち機構ばね、21……ローラ(ア
クチユエータ)、22……パーキングサポート、
23,24……取付ボルト。
Claims (1)
- 1 パーキングポールをその両端間において枢支
し、該パーキングポールの一端カム面にアクチユ
エータを共働させてパーキングポールを回動させ
ることにより、パーキングポールの他端における
爪をパーキングギヤに係合させてパークロツク状
態を得るようにしたパークロツク装置を組立てる
に際し、前記カム面が異なる複数のパーキングポ
ールを用意し、前記爪をパークロツク状態で前記
パーキングギヤに対し良好に係合させるようなカ
ム面を持つたパーキングポールを選択して組付け
ることを特徴とするパークロツク装置の組立方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19068583A JPS6082446A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | パ−クロツク装置の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19068583A JPS6082446A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | パ−クロツク装置の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082446A JPS6082446A (ja) | 1985-05-10 |
JPH043338B2 true JPH043338B2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=16262167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19068583A Granted JPS6082446A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | パ−クロツク装置の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082446A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4701092B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2011-06-15 | 愛知機械工業株式会社 | パーキング機構及びパーキング機構を備えた変速機及びその製造方法 |
CN107131273B (zh) * | 2017-07-07 | 2023-07-28 | 浙江春风动力股份有限公司 | 一种车辆及其凸轮杠杆机构 |
-
1983
- 1983-10-14 JP JP19068583A patent/JPS6082446A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082446A (ja) | 1985-05-10 |
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