JPH09187616A - ガスを除塵するための装置 - Google Patents

ガスを除塵するための装置

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JPH09187616A
JPH09187616A JP9000349A JP34997A JPH09187616A JP H09187616 A JPH09187616 A JP H09187616A JP 9000349 A JP9000349 A JP 9000349A JP 34997 A JP34997 A JP 34997A JP H09187616 A JPH09187616 A JP H09187616A
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filter
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liquid
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/02Particle separators, e.g. dust precipitators, having hollow filters made of flexible material
    • B01D46/04Cleaning filters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/66Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
    • B01D46/70Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by acting counter-currently on the filtering surface, e.g. by flushing on the non-cake side of the filter
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    • B01D46/66Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/005Separating solid material from the gas/liquid stream
    • B01J8/006Separating solid material from the gas/liquid stream by filtration

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粗ガス室を取り囲む容器を有し、粗ガス室に
隣接する壁部部分が、粗ガス室内に突入するフィルタ
と、液体をフィルタの外側面に向けて噴霧するための噴
霧機構185を保持している形式の、特に粒子状の例え
ば薬品を製造するために使用される原料を流通してガイ
ドされるガスを除塵するための装置を改良して、粗ガス
室を、フィルタをブリッジする接続部によってこのフィ
ルタに隣接する純ガス室に接続することなしに、各フィ
ルタを液体によって良好に浄化若しくは洗浄できるもの
を提供する。 【解決手段】 前記壁部部分が、この壁部部分によって
保持された1つの又はそれぞれの噴霧機構185のため
の、粗ガス室内に開口する開口部を備えた孔111cを
有しており、噴霧機構185が、前記孔111の開口部
の、粗ガス室とはほぼ反対側に位置する非作業位置か
ら、粗ガス室内に摺動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスを除塵するた
めの装置、特に粒子状の原料を流通してガイドされるガ
スを除塵するための装置に関する。
【0002】まず以下に、本明細書で使用された「粗ガ
ス室“Rohgas-Raum”」及び「純ガス室“Reingas-Rau
m”」について説明する。粗ガス室とは、濾過及び除塵
しようとするガスを含有し、この粗ガス室からガスがフ
ィルタ内に流入するようになっている、少なくとも1つ
のフィルタに隣接する室のことである。純ガス室とは、
ガスが1つ若しくは多数のフィルタを貫流した後で流入
する、1つ若しくは少なくとも1つのフィルタに隣接す
る室のことである。
【0003】
【従来の技術】このような装置は、粗ガス室を取り囲む
少なくとも1つの容器と、粗ガス室内に突入する少なく
とも1つのフィルタとを有している。この装置は、例え
ば1つの原料容器を有していて、ガスを粗ガス室を通し
て及びこの粗ガス室内に存在する粒子状の原料を通して
ガイドし、原料を移動させて処理するために構成されて
いる。この場合、原料は、例えばガスによって流動せし
められるか及び/又は、粗ガス室の下側を制限する、円
板を有するロータによって移動せしめられる。このよう
な装置は、例えば粒子状の原料(少なくとも薬学的なつ
まり生物学的な作用を有する作用物質を備えた薬品を製
造するために設けられている)を移動及び処理するため
に使用される。この場合、複数の若しくは少なくとも1
つの作用物質は、乾燥又は湿った固形の状態で原料容器
内にもたらされる粒子状の原料内に含有されている。し
かしながらまた、原料容器内で粒子状の原料に、可能な
限り溶融された又は拡散された液体を噴霧することも可
能である。この装置は、原料容器に対して付加的に又は
原料容器の代わりに、後置除塵装置及び/又はその他
の、容器を備えた濾過装置を有している。この容器は、
使用時にはそれ自体が粒子状の原料を収容してはいない
が、この容器に、粒子状の原料を収容した別の原料容器
から、除塵しようとするガスが供給されるようになって
いる。この装置はさらに、噴霧式乾燥装置として構成す
ることができる。
【0004】ヨーロッパ特許公開第0572356号明
細書により公知の流動層装置は、粒子状の原料を流動さ
せるために使用される粗ガス室を収容する容器と、この
容器内に突入する、鉛直方向に延びる少なくとも1つ
の、例えば繊維の製織品より成るフィルタ部材とを有し
ている。容器は、カバーを有しており、このカバーは、
各フィルタのための1つの孔を有している。これらの各
孔は、カバーの上側に固定された円筒形のキャップによ
ってカバーされており、このキャップは、ガス導出導管
に接続された粗ガス室によって制限されている。各キャ
ップは、カバーの近くに配置されたリング状の噴霧機構
を備えた湿浄化装置若しくは洗浄装置を有しており、リ
ング状の噴霧機構は、内方に向けられた液体出口孔を有
している。
【0005】公知の流動装置装置の通常運転時において
は、フィルタは濾過位置にあって、この濾過位置では、
フィルタの上端部が、このフィルタに配属されたカバー
の孔を覆うようになっている。次いで、粒子状の原料を
流動させるために使用されるプロセスガスが、フィルタ
を通って純ガス室内に流入する。フィルタが液体によっ
て浄化、つまり洗浄される場合には、フィルタは、装置
の通常運転終了後に、調節装置によって、容器のカバー
に設けられた孔を通って上方に向かってキャップ内に摺
動せしめられて、この摺動中にリング状の噴霧機構によ
ってフィルタに浄化液体が噴霧される。
【0006】ヨーロッパ特許公開第0572356号明
細書により公知の装置においては、通常運転時に、容器
の粗ガス室に隣接する、フィルタの外側面が、湿式浄化
時に、キャップによって制限された純ガス室に達する。
しかも通常の運転時においては、フィルタの上端部によ
って閉鎖された、容器カバーの孔が、湿式浄化時に粗ガ
スと純ガス室との間でキャップ内に接続部を形成する。
従って、キャップの純ガス室とフィルタ内室とが、粗ガ
ス室から生ぜしられる材料によって汚染される危険性が
ある。この材料は、後で行われるプロセスガスによる装
置の運転時において、キャップから搬出され、装置の周
囲を汚染する可能性がある。これは、毒性のある原料及
び/又は薬品のための作用物質を処理する場合に非常に
不都合である。さらにまた、湿式浄化時においては逆
に、例えば前もって行われた湿式浄化時にキャップの純
ガス室内に達する原料が、純ガス室内で浄化液体によっ
て噴霧され、汚染される危険性がある。このような汚染
過程は、処理しようとする原料の純度及び品質に不都合
な影響がある。従ってこれは例えば、薬品を製造するた
めの種々異なる原料を相次いで処理しようとする場合
に、しばしば純度に対する非常に高い要求がかされるの
で、非常に不都合である。カートリッジ式フィルタは、
しばしば非常に大きく重いので、フィルタを摺動可能に
ガイドし摺動さあせるためには、大きく高価なガイド部
材及び調節装置が必要となる。しかも、容器のカバー上
に存在するキャップ及び調節装置は大きいスペースを必
要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、公知の装置における欠点を避けることができ、しか
も特に、粗ガス室を、フィルタをブリッジする接続部に
よってこのフィルタに隣接する純ガス室に接続すること
なしに、1つ若しくはそれぞれのフィルタを液体によっ
て良好に浄化若しくは洗浄することができるような、ガ
スによって除塵するための装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、壁部部分が、この壁部部分によって保持さ
れた1つの又はそれぞれの噴霧機構のための、粗ガス室
内に開口する開口部を備えた孔を有しており、噴霧機構
が、前記孔の開口部の、粗ガス室とはほぼ反対側に位置
する非作業位置から、粗ガス室内に摺動可能に構成され
ている。
【0009】本発明の有利な実施例は、請求項2以下に
記載されている。
【0010】
【発明の効果】本発明の構成によれば、1つ若しくそれ
ぞれのフィルタは、後述する形式で湿式浄化されるか若
しくは洗浄され、フィルタの噴霧時及び洗浄時におい
て、このフィルタをブリッジするか若しくは迂回する、
粗ガス室と、フィルタに接続された純ガス室との接続が
形成される。これによって、塵及びその他の固形物質
が、粗ガス室から純ガス室内に達し、この純ガス室から
装置の周囲に達するか及び/又は後で粗ガス室に再び戻
ることは避けられる。このことは特に、毒性の物質及び
/又は作用物質を処理する場合に大きな利点である。
【0011】1つ若しくは各噴霧機構は、有利には1つ
の端面を有しており、この端面は、非作業位置で、粗ガ
ス室に隣接する、噴霧機構を有する壁部部分の面に対し
て、少なくともほぼ、例えば正確に同一面を成してい
る。さらにまた、1つ若しくはそれぞれの噴霧機構は、
この噴霧機構のために設けられた孔を塵が侵入しないよ
うに閉鎖する。前記壁部部分及び、この壁部部分を保持
する1つ若しくは各噴霧機構は、相応に、装置の通常運
転時に、塵粒子又はその他の原料が固着する窪み及び/
又は溝又はその他のデッドスペースを形成することはな
い。
【0012】1つ若しくはそれぞれの噴霧機構は有利に
は、フィルタよりも著しく小さく及び軽く構成されてい
て、有利にはその浄化位置で、1つ若しくは複数のフィ
ルタよりも有利には著しくわずかに粗ガス室内に突入し
ている。1つ若しくは各フィルタ及び、噴霧機構をガイ
ド及び摺動させるために使用されるガイド並びに調節及
び/又は摺動部材は、フィルタをガイド及び摺動させる
ために公知の装置において必要とされたガイド及び摺動
部材よりも著しく小さく及び軽く構成することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図示の
実施例を用いて詳しく説明する。
【0014】図1に示した流動層装置1は、原料及び流
動層容器3を有しており、該原料及び流動層容器3は、
鉛直方向の容器軸線4に対して回転対称的に配置された
一般的なものである。容器3は、壁部5を有している。
この壁部5は、図示していないフレームで保持されてい
て、解除可能に互いに密に結合された多数の壁部分、例
えば下方から上方に向かって延びる底部壁−部部分6
と、下側の円錐形の液部部分7と、上側の円錐形の壁部
部分8と、円筒形の壁部部分9と、カバー壁部分8とを
有している。濾過容器底部13は、底部−壁部部分6の
上端部で容器内に配置されており、水平な旋回軸線を中
心にして旋回可能であって、種々異なる旋回位置で固定
可能である。原料−容器3はさらに、円筒形の壁部部分
9の上半部内に配置され、この状半部に堅固に及び密に
結合された内側の容器部分若しくは内側の壁部部分17
を有しており、この内側の壁部部分17は仕切壁として
使用される。
【0015】内側の壁部部分17は、少なくとも1つの
フィルタ19を有しており、図2の実施例では例えば4
つのフィルタ17が、原料及び流動層容器3内で容器軸
線4を中心にして分配して、互いに間隔を保って設けら
れている。各フィルタ19は、内側の壁部部分17に解
除可能に固定されていて、この壁部部分17から下方に
突き出ている。壁部部分17には各フィルタ19のため
に、図1では概略的にのみ示された1つのガス浄化装置
20が固定されている。この浄化装置20は閉鎖装置2
1と純ガス入口22とを有している。さらにまた内側の
壁部部分17は、フィルタ19を湿式洗浄するための湿
式浄化手段を有している。湿式浄化手段は、少なくとも
1つの湿式浄化装置若しくは洗浄装置、つまり4つの第
1の湿式浄化装置23と、第2の大きい湿式浄化装置2
5を有している。4つの第1の湿式浄化装置23の軸線
は、容器軸線4に対してフィルタ軸線よりも大きい間隔
を有しており、4つの第1の浄化装置23は一緒に1つ
のサークル状を形成していて、図2に示されているよう
に、容器軸線に対して及びフィルタ軸線に対して平行な
投影図で見て、それぞれの第1の湿式浄化装置が互いに
隣接する2つのフィルタ19間に位置するように容器軸
線4を中心にして分配して配置されている。第2の湿式
浄化装置25は、内側の壁部部分17の中心に位置して
いる。
【0016】壁部部分6,7,8,9,10は一緒に、
壁部5の外壁を形成していて、容器内室27を、周囲に
対して気密に閉鎖している。濾過器底部13と、仕切壁
として使用される内側の壁部部分17と、この壁部部分
17に固定されたフィルタ19と、装置21,23,2
6とは、内室27を3つの部分に分割している。つまり
下方から上方に向かって、ガス分配室28と流動粗ガス
室29と浄化室30とに分割している。
【0017】底部壁部部分6は、ガス入口33とガス出
口34とを備えている。ガス出口34は、貫通路と、こ
の貫通路を選択的に開閉するための調節可能な閉鎖部材
とを有している。少なくとも1つの湿式浄化装置若しく
は洗浄装置35は、濾過器底部13の下部で、底部壁部
部分6の外側に固定された、ケーシング36を備えた保
持部と、少なくとも1つの噴霧ノズル若しくは出口開口
を備えた少なくとも1つの噴霧機構37とを有してい
る。濾過器底部の上側に配置された少なくとも1つの湿
式浄化装置若しくは洗浄装置39は、円錐形の壁部部分
8の外部に固定された、ケーシング40を備えた保持部
と、少なくとも1つの噴霧ノズル若しくは吐出開口を備
えた少なくとも1つの噴霧機構41とを有している。
【0018】また、流動−粗ガス室29内に配置された
少なくとも1つの噴霧機構44を備えた噴霧装置43を
設けてもよい。この噴霧機構44は、結合材又は被覆材
又はこれと類似のものを含有する噴霧原料を噴霧するた
めの少なくとも1つの噴霧ノズルを有している。噴霧機
構44は、例えば、濾過器底部13と湿式浄化装置39
との間で保持部によって円錐形の壁部部分8に固定され
ていて、この壁部部分8を貫通して延びる液体導管に接
続されている。壁部5は、少なくとも1つのウインドを
備えており、例えば各壁部部分7,8,9には少なくと
も1つのウインド45若しくは46若しくは47が配置
されている。円筒形の壁部部分9は、内側の壁部部分1
7の上側の面の外周部箇所で、選択的に開放可能又は遮
断可能な液体出口48と、内側の壁部部分17の上側で
ガス出口49とを備えている。
【0019】装置1は、容器53を備えた後置除塵装置
51を有している。後置除塵装置51の壁部55は、一
般的に、鉛直方向に延びる容器軸線54に対して回転対
称的であって、互いに解除可能に結合された多数の壁部
部分、つまりほぼ円錐形で下方に向かって先細りする底
部−壁部部分56と、円筒形の壁部部分57と、蓋−壁
部部分58とを有している。後置除塵装置−容器53内
には、仕切壁を形成する内側の容器部分若しくは内側の
壁部部分61が固定されている。内側の壁部部分61に
はフィルタ63が解除可能に固定されており、このフィ
ルタ63には、閉鎖装置65及び純ガス入口66を備え
たそれぞれ1つのガス浄化装置64が配属されている。
また、第1の湿式浄化装置若しくは洗浄装置67と、第
2の湿式浄化装置若しくは洗浄装置68とは、内側の壁
部部分61に解除可能に固定されている。フィルタ63
と湿式浄化装置67,68とは、例えば壁部17に配置
されたフィルタ19及び湿式浄化装置23,25と同じ
か又は類似した状態で、内側の壁部部分61に分配され
ている。
【0020】壁部分56,57,58は一緒に、壁部5
5の外側壁を形成していて、内室69を外部に対して気
密に閉鎖している。仕切壁として使用される内側の壁部
部分61と、この壁部部分61に固定されたフィルタ6
3と、装置64,67,68とは、内室69を粗ガス室
70と純ガス室71とに分割しており、この場合、粗ガ
ス室70は内側の壁部部分61の下に位置していて、純
ガス室71は内側の壁部部分61の上に位置している。
容器53は、粗ガス室70内に開口するガス入口73
と、底部部分56の下端部に配置され選択的に開閉可能
な出口74と、純ガス室71から導出ガイドされたガス
出口75と、少なくとも1つのウインド77と、内側の
壁部部分61の上側面の外周部箇所に配置され選択的に
開閉可能な液体出口78とを有している。
【0021】2つの容器3若しくは53の壁部5及び5
5は、ほぼ、つまり種々異なる壁部部分間に設けられた
シール及びウインド及びこれと類似のものは度外視し
て、ステンレス鋼より成っている。各ウインドは少なく
とも1枚の窓ガラスを有している。
【0022】流動層装置1はさらに、プロセスガスつま
り空気を容器3,53を貫通して下から上にガイドする
ためのガスガイド手段81を有している。ガスガイド手
段81は、容器3,53の周囲に対して開放して空気入
口83を有している。この空気入口83は、ガス導管8
4、遮断及び/又は調整装置85、塵ガイド86、ガス
処理装置87を介して原料容器3のガス入口33に接続
されている。ガス処理装置87は、例えば加熱及び/又
は冷却装置及び/又は除湿装置を有している。流動層容
器3のガス出口49は、ガス導管89を介して後置除塵
容器53のガス入口73に接続されている。後置除塵容
器53のガス出口75は、ガス導管91及び吸い込み装
置92を介して、周囲に開口している空気出口93に接
続されている。
【0023】流動層装置1は、概略的に示した純ガス供
給手段95を有しており、この純ガス供給手段95は、
例えばフィルタ、コンプレッサ及び圧縮空気容器を有し
ている。純ガス供給手段95はさらに、1つ又はそれぞ
れの圧縮ガス源に接続された遮断装置を備えている。こ
の遮断装置は例えば、容器3の近くに配置された、電気
的又は空圧式に操作可能な弁であって、この弁の出口
は、破線の矢印で示したガス導管を介して、純ガス入口
22及び64に接続されている。
【0024】この装置はさらに、概略的に示された浄化
液体−供給手段96を有している。この浄化液体−供給
手段96は、例えば少なくとも1つのポンプ、少なくと
も1つの液体リザーバ及び遮断装置、例えば電気的又は
空圧式に操作可能な弁を有している。これらは、破線の
矢印で示された液体導管を介して、2つの容器3及び5
3内に配置された湿式浄化装置23,25,35,3
9,67及び68に接続されている。
【0025】各フィルタ19,63は、フィルタ軸線に
対してほぼ回転対称的に、摺動不能に内部の壁部部分1
7若しくは61に固定されている。各フィルタ19,6
3は、ほぼ堅固な形状を有するカートリッジ式フィルタ
として構成されていて、同様にほぼ堅固な形状を有す
る、フィルタ軸線に対して同軸的でほぼ円筒形の金属製
の、ガスを通す周壁を有している。この周壁は、空のフ
ィルタ内室の大部分を取り囲んでいて、少なくとも2つ
例えば3つの焼結された、種々異なる網目幅を有するワ
イヤ織原料を有している。周壁の最も外側つまり外周面
を形成するワイヤ織原料は、最小の網目幅を有してい
て、周壁の外側面において、濾過しようとするガスから
埃を除去するための濾過部材として使用される。周壁
は、折り畳まれていないので、その外周面はほぼ滑らか
である。
【0026】内側の壁部部分17は、図3,図4,図
8,図9に示されたプレート111を有している。これ
らのプレート111は、下部で粗ガス室29に隣接する
面111aを有していて、それぞれ第1の湿式浄化装置
23のために、図3,図4に示された孔111cを備え
ていて、第2の湿式浄化装置25のために、図8,図9
に示された孔111dを備えている。孔111c,11
1dは、貫通する孔より成っていて、面111aから粗
ガス室29内に開口する開口部を有している。
【0027】第1の湿式浄化装置若しくは洗浄装置23
のうちの1つは、図3,図4に別個に示されている。各
第1の浄化装置23は、軸線171に対してほぼ回転対
称的に配置されている。軸線171は、当該の浄化装置
23に配属された孔111cの軸線も形成している。各
浄化装置23はケーシング173を有している。このケ
ーシング173は、壁部部分17に固定されていて、粗
ガス室29とは反対側で、この粗ガス室29から離れる
方向に突き出していて、粗ガス室30の自由な領域に対
して孔111cをシールしている。ケーシング173
は、金属製でリング状の下側のケーシング部分174を
有しており、このケーシング部分174は、壁部部分1
7のプレート111の孔111cのうちの1つ内に差し
込まれていて、下側でプレート111の面111aと同
一面を成しており、上側でプレート111から突き出て
いてプレート111に気密に例えば溶接によって固定さ
れている。ケーシング部分174は、大部分が中空円筒
形であって、その上端部で外方に突き出る不乱図174
aを有している。ケーシング173は、さらに上側のケ
ーシング部分175を有している。このケーシング部分
175は、円筒形の周壁と、この周壁の下端部で外方に
突き出るフランジ176aとを有するスリーブ176を
有している。金属製のスリーブ176は、上端部で、こ
のスリーブ176に例えば溶接によって気密に結合され
た金属製の端部部材177によって閉鎖されている。こ
の端部部材177は、貫通するねじ山付き孔を有してお
り、このねじ山付き孔は、液体入口177aとして使用
され、図3及び図4に示されていない、浄化液体−供給
手段96の導管に解除可能に接続されている。
【0028】堅固な形状のプラスチックより成る一体的
なガイド体179は、ケーシング173内に配置されて
いて、下側のケーシング部分174の下端部から上側の
ケーシング部分175の下側の終端区分まで延びてい
る。ガイド体179は、下側のケーシング部分174及
びスリーブ176の円筒形の内周面内にピッタリと合致
する、円筒形の外周面と、外方に向かって2つのフラン
ジ174aと176aとの間に突入するつば179aと
を有している。ガイド体179は、軸線171に対して
同軸的な貫通する孔179bを備えている。この孔17
9bは、円筒形の孔区分179cと、この孔区分179
cの下側で、円筒形の孔区分を備えた拡張部179d
と、この拡張部179dからさらに下方に延びる、拡張
された円錐形の孔区分179eとを有している。ガイド
体179は、その下端部で、リング状で半径方向の平ら
な端面を有しており、この端面は、下側のケーシング部
分174の下端部に設けられた、プレート111の面1
11aの端面と、少なくともほぼ有利には正確に同一面
を成している(つまり少なくともほぼ同一面、有利には
正確に同一面を成している)。多数の部分の室又はブリ
ッジより成る接続部材181は、2つのフランジ174
a,176aと取り囲んでいて、2つのケーシング部分
175を、つば179aが2つのフランジ間で緊締さ
れ、2つのケーシング部分174,175を互いにシー
ルするように、互いに解除可能に接続する。シール18
2は、ガイド体179の外側面の溝内に配置されてい
て、このガイド体179をその下端部付近で下側のケー
シング部分174に対してシールしている。
【0029】プラスチックより成る円筒形のピストン1
84は、スリーブ176内で摺動可能にガイドされてい
る。ピストン184は、軸線171に対して同軸的な貫
通する孔184aを有している。この孔184aは、雌
ねじ山184bを備えた区分を有している。
【0030】一部が図5に示されている、多数の部分よ
り成る噴霧機構185は、軸線171に対して同軸的な
金属製のロッド186を有している。このロッド186
は、上端部で、雌ねじ山185bにねじ込まれた雄ねじ
山186aを有している。このロッド186はさらに、
円筒形の区分186bを有しており、この区分186b
は、ガイド体179の孔区分179c内で小さい遊びを
保って摺動可能にガイドされている。ピストン185と
は反対側に向けられた、ガイド体179の円筒形の孔区
分179cから突き出る、ロッド186の短い円筒形の
終端区分186c(特に図5に示されている)は、区分
186bの直径よりも小さい直径を有している。これら
2つの円筒形の区分186bと186cとの間には、半
径方向のショルダ面186dが設けられている。ロッド
186は、中空であって、軸線171に対して同軸的な
貫通する孔186eを有しており、該孔186eは、そ
のピストン185とは反対側の端部で雌ねじ山186f
を備えている。またロッド186の終端区分186c
は、軸方向の孔186e内に半径方向で開口する少なく
とも1つの孔186gを有している。
【0031】噴霧機構185はさらに、外側面187a
を備えたプラスチックより成る噴霧ヘッド187を有し
ている(図6及び図7参照)。この外側面187aは、
下方に向かって拡張する円錐形の外周面を有している。
この円錐形の外周面は、軸線171に対して、ガイド体
179の孔179cの円錐形の区分179eと同じ角度
を有していて、その下端部で、円錐形の孔区分179e
と少なくともほぼ同じ直径を有している。噴霧ヘッド
は、その下端部及び上端部でそれぞれ、平らな半径方向
の端面によって制限されている。噴霧ヘッド187は、
軸線171に対して同軸的な貫通する孔187bを有し
ている。この孔187bは、拡張部187dによって2
つの部分に仕切られている円筒形の区分187cを有し
ていて、下端部で拡張部187eを有している。
【0032】噴霧ヘッド187は、軸線171を中心に
して回転可能に、ロッド186の終端区分186cに小
さい遊びを保って取り付けられていて、固定部材188
によってロッド186に解除可能に接続されている。固
定部材188は、ねじより成っていて、噴霧ヘッド18
6の雌ねじ山186f内にねじ込まれたねじ山付き部分
188aと、噴霧ヘッド187の孔187bの拡張部1
87eとを有している。ねじ山付き部分188aは、そ
のヘッド188bとは反対側の端部でスリット188c
を有しているので、固定部材188は、ロッド186の
上端部から孔186e内に導入されるねじ回しによって
ロッド186内でねじ締め固定することができる。ヘッ
ド188bは、そのねじ山付き部分188aに向いた側
で、半径方向の扁平な環状面が、ロッド186の端面に
当接し、ショルダ面186dと協働して、噴霧ヘッド1
87を、最小の軸方向遊びを保ってロッド周囲で保持し
ている。ヘッド188bは、そのねじ山付き部分188
aとは反対側で、完全に扁平な端面を有していて、噴霧
ヘッド187の下側の端面と同一面を成している。ロッ
ド186を取り囲む、拡張部187dの自由な領域は、
噴霧ヘッド187のリング状の中空室187fを形成し
ている。噴霧ヘッド187は、中空室187fから外側
面187aに延びる少なくも1つ、有利には多数の液体
出口孔189,190を有している。この液体出口孔
は、真っ直ぐであって、拡張部187dの自由な領域か
ら種々異なる方向で外側面187aに向かって延びてい
る。出口孔189は軸線171と交差し、この軸線17
1に対して種々異なる角度を成している。出口孔189
はさらに、軸線171を取り囲んで互いにずらしてグル
ープ状に配置されている。例えば上端面に開口する2つ
の出口孔189と、円錐形の外周面に開口する4つの出
口孔と、下端部面に開口する2つの出口孔189とが設
けられている。出口孔はさらに、軸線171に対しては
すかけ(windschief)に延びる少なくとも1つの出口孔
190を有しており、この場合例えばこのような出口孔
190が2つ設けられていて、円錐形の外周面に位置
し、軸線171を中心にして180゜互いにずらして配
置された出口開口を有している。各出口孔190は、軸
線171と交差しない軸線を有していて、軸線171に
対して、(軸線171に対して及びその固有の軸線に対
して平行な面における投影図で見て)有利には少なくと
も70゜から有利には大きくとも110゜の角度を成し
ている。一方の出口孔190は、例えば軸線171に対
して直角な面に対して、拡張部187dから5゜〜10
゜だけ上方に傾けられていて、これに対して他方の出口
孔190は、拡張部187dから5゜〜10゜下方に傾
けられている。
【0033】ばね191は、ガイド体179とピストン
184との間に配置されていて、ロッド186を取り囲
んでいて、その端部が、ガイド体179若しくはピスト
ン184の孔179b及び184aの互いに向き合う拡
張部内に侵入している。ばね191は、粗ガス室29か
ら離れて上方に向けれらた力をピストン184に、及び
このピストンに結合された噴霧機構185に加えて、噴
霧機構185を図9に示した非作業位置に押しやる。噴
霧機構185の噴霧ヘッド187は、この噴霧機構の非
作業位置において、噴霧ヘッド187の円錐形の外周面
が、ガイド体179の円錐形の孔区分179eに当接す
る。次いで噴霧ヘッド187は、その下端部が少なくと
もほぼ、有利には正確にガイド体179若しくはケーシ
ング171の下端部及びケーシング171及び下側の面
111aと同一列を成している。
【0034】ピストン184は、少なくともほぼ液密に
スリーブ176の内周面に当接し、ロッド186に少な
くともほぼ液密に結合されている。さらにまた、ガイド
体179の孔区分179cは、ロッド186のための少
なくともほぼ、例えば完全に液密な貫通ガイド部を形成
している。固定部材188は、ロッド186の、軸17
1に対して同軸的な孔186eの下端部を少なくともあ
る程度気密に閉鎖している。また、噴霧ヘッド187の
円錐形の外周面は、この噴霧ヘッド187の非作業位置
で、ガイド体179の孔179bの円錐形の区分179
eに当接している。
【0035】液体入口177aは、ケーシング173内
で端部部材177とピストン184との間に設けられた
中空室193内に開口している。軸線171に対して同
軸的な孔186e並びにロッド186の半径方向の孔1
86eは共に、貫通孔194を形成している。この貫通
孔194は、ピストン184を貫通して、リング状の中
空室187fと接続されていて、この中空室187fを
介して液体出口孔189,190に接続されている。
【0036】第2の湿式浄化装置若しくは洗浄装置25
は、別個に図8に示されており、また部分的に図9に示
されている。第2の湿式浄化装置25は、軸線201に
対してほぼ回転対称的である。この軸線201は、当該
の装置に配属された、壁部部分17のプレート111の
孔111dを形成している。壁部部分17は、プレート
111の各孔111dにおいて、プレート111の上側
に気密に固定された、つまり溶接された補強リング20
2を有している。この補強リング202は、孔111d
に整列された、円筒形の孔202aと、この円筒形の孔
202aの周囲に沿って分配された複数のねじ山付き孔
202bとを有している。
【0037】第2の湿式浄化装置25はケーシング20
3を有しており、該ケーシング203は、壁部部分17
に気密に固定されていて、粗ガス室29とは反対側でこ
の粗ガス室29から離れた方に突き出ている。ケーシン
グ203は、下側のケーシング部分204を有してい
る。このケーシング部分204は、その下端部でリング
フランジ205を有しており、このリングフランジ20
5は、補強リング202の孔202aを貫通して、プレ
ート111の孔111d内に突入していて、下部で扁平
な端面を有している。この扁平な端面は、プレート11
1の面111aに少なくともほぼ、有利には正確に同一
列をなしている。リングフランジ205は、軸線201
に対して同軸的な孔205aを有しており、この孔20
5aは、円筒形の区分と円錐形の区分205bとを有し
ている。円錐形の区分205bは、円筒形の区分から離
れる方向に拡張して、下端面に開口している。リングフ
ランジ205はさらに、その外周面に沿って分配された
孔205cを有していて、ねじ206によって補強リン
グ202に固定されていて、シール207によって補強
リング202に対してシールされている。下側のケーシ
ング204は、さらに、一般的に円筒形の2つのスリー
ブ208,209を有しており、これらの2つのスリー
ブのうちの下側のスリーブ208は、リングフランジ2
05及び上側のスリーブ209に堅固にかつ気密に、例
えば溶接によって結合されている。
【0038】ケーシング203は、互いに整列された2
つのスリーブ212,213を備えた上側のケーシング
部分211を有しており、2つのスリーブのうちの上側
のスリーブ213は、上端部で端部部材214によって
閉鎖されている。上側のスリーブ213は、その上端部
付近で液体入口215を備えており、該液体入口215
は、上側のスリーブから半径方向に突き出た、雌ねじ山
を備えた管片によって形成されていて、図8に図示され
ていない、浄化液体供給手段96に接続されている。2
つのスリーブ212,213、端部部材214及び入口
215は、互いに堅固にかつ気密に接続つまり溶接され
ている。
【0039】ガイド体219はプラスチックより成って
いて、一般的に円筒形の外周面を有している。このガイ
ド体219は、上側のケーシング部分211の下側のス
リーブ212の、軸線201に対して同軸的な孔内に挿
入されていて、下端部でつば219aを有しており、該
つば219aは、スリーブ212の前記孔の拡張部内に
突入している。ガイド体219はさらに、軸線201に
対して同軸的で、貫通する円筒形の孔219bを有して
いる。スリーブ209と212とは、その互いに向き合
った端部で、外側に突き出ていて互いに当接し合うフラ
ンジを有している。これらのフランジを取り囲む接続部
材221は、スリーブ209並びに212を接続し、ひ
いては2つのケーシング部分204,211を解除可能
に互いに接続し、これによってガイド体のつば219a
も、2つのスリーブ209と212との間に緊締され
る。シール221は、2つのスリーブ209,212を
互いに閉鎖する。プラスチックより成る円筒形のピスト
ン224は、上部のケーシング部分211内で摺動可能
にガイドされていて、軸線201に対して同軸的な、貫
通する孔224aを有しており、該孔224aは、雌ね
じ山を有する区分と、この区分の下で拡張部とを有して
いる。
【0040】第2の湿式浄化装置25は、噴霧機構22
5を有しており、この噴霧機構225は、軸線201に
対して同軸的でほぼ円筒形の中空のロッド226を有し
ている。このロッド226は、上端部で雄ねじ山を備え
ており、該雄ねじ山が、ピストン224の孔224aの
雌ねじ山にねじ込まれ、これによってロッド226はピ
ストンに液密に結合されている。ロッド226は、ガイ
ド体219の孔219bを貫通していて、この孔219
b内で摺動可能にガイドされ、貫通する軸方向の孔22
6aを有している。ロッド219の下端部には、接続及
び支承部材227が固定されている。この接続及び支承
部材227内でロッド228は軸線201を中心にして
回転可能に支承されており、このロッド228の下部
は、接続及び支承部材227から突き出していて、貫通
する軸方向の孔228aを有している。噴霧機構225
の噴霧ヘッド229は、ロッド228の下端部に気密に
堅固に結合された中空体230を有している。この中空
体230の外周面230aは、大部分がほぼ球状である
が、ピストン224とは反対の側で、軸線201に対し
て直角で水平な面区分230bを有している。中空体2
30は中空室230cを形成している。噴霧ヘッド22
9はさらに、軸線201に対して同軸的でほぼ回転対称
的な平らなプレート231を有しており、このプレート
231は、中空体230の平らな面区分229cに当接
する平らな面を有している。プレート231は、中空体
とは反対側で、噴霧機構225全体の端面を形成する扁
平な面231aと円錐形の円錐形の縁部面231bとを
有している。この縁部面231bは、軸線201に対し
て、円錐形の孔区分205bと同じ角度を形成してい
る。噴霧ヘッド229は、いくつかの真っ直ぐに延びる
液体出口孔232、233、234を有している。出口
孔232及び233の軸線は、軸線201と交差してお
り、この軸線201に対して種々異なる角度を形成して
いる。出口孔232は、中空室230cから外側面23
0aの球状の区分まで延びている。2つの出口孔232
は、中空室230cから平らな面区分230bまで延び
ていて、さらにプレート231を貫通して面231aま
で延びている。1つの又は各出口孔234は、軸線20
1に対してはすかけ(windschief)に延びていて、この場
合軸線201を中心にして互いにずらして、はすかけに
延びる、有利には2つの出口孔234が設けられてい
る。
【0041】ガイド体219とピストン224との間に
配置されたばね235は、粗ガス室29から上方に向け
られた力をピストン242に、及びこのピストン242
に結合された噴霧機構225に加え、この噴霧機構22
5を、図8に示した非作業位置で保持するように働く。
液体入口215は、ケーシング203内で端部部材21
4とピストン224との間に設けられた中空室235内
に開口している。この中空室235は、ピストン224
とロッド226,228と接続及び支承部材227とを
貫通して延びる貫通孔236によって中空室230cに
接続されていて、この中空室230cを介して噴霧ヘッ
ド229の出口孔232,233,234に接続されて
いる。
【0042】プレート111の孔111d内に突入する
ケーシング203は、この孔111dを、純ガス室30
の自由な領域に対して気密に覆っている。噴霧機構22
5が、図8に示した非作業位置にあると、噴霧機構22
9のプレート231は、リングフランジ205の孔20
5aの円錐形の孔区分205bを閉鎖し、これによって
ケーシング203の内室を粗ガス室29に対して所定の
程度だけ気密にシールする。この場合、噴霧ヘッド22
9の中空室230cは、まだ液体出口孔233によって
粗ガス室29に接続維持されている。噴霧ヘッド229
と噴霧機構225全体の端面とを形成する、プレート2
31の面231aは、噴霧機構225の非作業位置で、
ケーシング202のリングフランジ205の下側の端面
に対して、並びに粗ガス室29に隣接する、プレート1
11の面111aに対して、少なくともほぼ、有利には
正確に同一面を成している。
【0043】第2の湿式浄化装置25は、第1の湿式浄
化装置23よりも大きい外側寸法を有している。第2の
湿式浄化装置25の中空体230の直径は、第1の湿式
浄化装置の噴霧ヘッド187の直径よりも、例えば少な
くとも又はほぼ50%大きい。洗浄液体−供給手段96
が、湿式浄化装置23,25に、さらに後述する浄化を
行う際に、同じ圧力を有する浄化液体を供給する場合、
第2の湿式浄化装置25の噴霧率は、第1の湿式浄化装
置23の噴霧率よりも、例えば2倍〜5倍大きい。
【0044】湿式浄化装置25若しくは39のケーシン
グ36,40は、壁部5のほぼ外側に配置されていて、
外部に対して気密に閉鎖されたケーシング内室を有して
いる。噴霧機構37及び41は、ケーシング36若しく
は40内にほぼ水平方向に摺動可能にガイドされてい
て、選択的に非作業位置に又は浄化位置にもたらされ
る。非作業位置において、噴霧機構は容器内室27のほ
ぼ外側でケーシング36若しくは40内に位置してい
る。ケーシング36若しくは40の内室は、例えば噴霧
機構37,41及び/又は付加的な閉鎖部材によって、
壁部5の内周面とほぼ同一面を成して容器−内室27に
対して閉鎖されている。各噴霧機構37,41は非作業
位置では、少なくとも部分的にガス分配室28内若しく
は流動−粗ガス室29内に位置している。
【0045】ケーシング36,40は、浄化液体のため
の液体入口を有している。各湿式浄化装置35,39
は、例えば湿式浄化装置23,25と同様にばねを有し
ていて、次のように構成されている。つまり、噴霧機構
37若しくは41がもっぱらその非作業位置から、圧力
下にある浄化液体を供給する際に、ばねによって生ぜし
められた戻し力に抗して浄化位置に摺動せしめられるよ
うに構成されている。次いで、噴霧機構35若しくは4
7は、浄化液体の供給が終了して、噴霧機構がばねによ
って非作業位置に押し戻されるまで、浄化位置に留まっ
ている。
【0046】噴霧機構37及び41の噴霧ノズル若しく
は出口開口は、この噴霧機構37及び41の浄化位置に
おいて例えばほぼ容器軸線4が延びる位置に配置されて
いる。噴霧機構37,41は、この噴霧機構に供給され
た液体を例えば、かなり大きい立体角度に亙って延びる
室内に噴霧する。下側の噴霧機構37の複数若しくは単
数の噴霧ノズル若しくは出口開口は、上方に向けられて
いる。噴霧機構41の、複数若しくは少なくとも1つの
噴霧ノズル若しくは下方に向けられている。
【0047】後置除塵装置51の湿式浄化装置67,6
8は、例えば原料容器3内に配置された湿式浄化装置2
3,25と同様に形成されている。
【0048】内側の壁部部分17及び61は、図1で
は、簡略化のために扁平及び水平に示されているが、実
際には、有利には中央に向かって少なくとも部分的に上
方にやや湾曲されていて、さらに一般にやや傾斜されて
いるので、内側の壁部部分の縁部によって規定された面
が、水平に対して例えば約2゜又は場合によっては5゜
までの角度を形成しており、内側の壁部部分17,61
の最も深い位置は、液体出口48若しくは78に位置し
ている。内側の壁部部分17の主要部分を形成するプレ
ート111と、内側の壁部部分61の対応するプレート
とは、それに応じて少なくとも所々やや湾曲されてい
て、やや傾斜されている。それにも拘わらず、フィルタ
19,63のフィルタ軸線は、すべて鉛直方向で容器軸
線4若しくは54に対して平行に延びている。湿式浄化
装置23若しくは25の軸線171及び201は、プレ
ート111のそれぞれ湿式浄化装置を支持する区分に対
して垂直である。少なくとも所々で湾曲されたプレート
111の曲率半径は、孔111c,111dの、それぞ
れ面111aに存在する縁部が、まだ少なくともほぼ1
つの面内に位置していて、少なくともこの面をほぼ規定
する程度の大きさである。噴霧機構185,225の非
作業位置において粗ガス室29に向けられ、この粗ガス
室に隣接する、噴霧機構の平らな面は、孔111c,1
11dの縁部によって規定された面内に位置している。
粗ガス室30,71に隣接する、ガス及び湿式浄化装置
の部分の上側に位置する面は、例えば少なくとも部分的
に、外方に下方に向かってわずかに例えば約2゜円錐形
に傾斜されている。湿式浄化装置においては、フィルタ
の周壁を貫通して、前記ガス及び湿式浄化装置の部分の
上側に位置する面及び、内側の壁部部分17,61の上
側の面に達する浄化液体は、液体出口48,78を通っ
て迅速に導出される。
【0049】以下に、流動層装置1の駆動について説明
する。
【0050】運転開始時においては、まず、例えば薬品
を製造する際に使用される、粒子状の原料99を例え
ば、図示していない、閉鎖可能な原料入口を通して流動
−及び粗ガス室29内に装入する。
【0051】以上述べた、粒子状の原料99を処理する
ための装置の“通常”運転において、濾過器底部13
が、図1に示した通常の水平な運転位置に位置してい
る。さらにまた、湿式浄化装置23,25,35,39
の噴霧機構37,41,185,225は、粗ガス室2
9の外側の非作業位置に存在している。後置除塵装置5
1の湿式浄化装置67,68は、同様の状態にある。流
動層装置容器3の原料出口と、後置除塵装置−容器53
の出口74とは閉鎖されている。
【0052】粒子状の原料99が容器3内に供給される
と、ガスガイド手段81によってプロセスガスが、原料
及び流動層容器3並びに後置除塵容器53を通じてガイ
ドされる。この際に、プロセスガスとして使用される空
気が吸い込み装置92によって、外部からガス導管の空
気入口83内に吸い込まれ、塵フィルタ86によって濾
過され、ガス処理装置87によって処理される。次いで
空気はガス入口87を通って容器3のガス分配室28内
に流入し、このガス分配室28内で、濾過器底部13及
び流動層−粗ガス室29を通って上方に流れ、この際
に、粒子状の原料99を流動させる。次いでこの原料9
9は流動層を形成し、処理される。この際に、例えばま
ず流動時間中の一部において噴霧装置44によって、液
体が原料の粒子に噴霧され、これらの粒子を大きい粒子
の塊にするか及び/又は粒子に被覆が施される。次い
で、原料99が、噴霧なしでさらに流動され乾燥され
る。また原料を前もって噴霧する必要なしに乾燥させる
こともできる。
【0053】プロセスガスを形成する、流動層によって
上方のフィルタ19に供給される空気は、一般的に塵、
例えば粒子状の原料の摩耗原料及び場合によっては固形
物の粒子を含有しており、これらの塵は噴霧された液体
によって取り除かれるか又は分散させることができる。
次いで空気はフィルタ19の周壁を通ってフィルタ内室
内に流入する。
【0054】フィルタの通常運転時において、閉鎖装置
21は、吸い込み装置93によって容器3を通って吸い
込まれた空気によって、次のような状態にもたらされ
る。つまり、空気が種々異なるフィルタ19のフィルタ
内室から閉鎖装置21の通路を通って、すべてのフィル
タ19のために共通の純ガス室30内に達し、この純ガ
ス室30からガス導管89を通って後置除塵装置51の
粗ガス室70内に流入することができるような状態にも
たらされる。次いで、空気はフィルタ63の周壁を通っ
て、このフィルタ内に設けられたフィルタ内室内に流入
し、このフィルタ内室から、後置除塵装置の純ガス室7
1内に達し、この純ガス室71から吸い込み装置92を
介して周囲に達する。空気は、フィルタ19の周壁を貫
流する際に濾過され、この際に空気内に含有された塵
が、周壁の外側に存在する濾過部材で分離される。
【0055】フィルタ19及び63によって空気から分
離され、周壁121の外側面に付着した塵は、フィルタ
の貫通流過速度を低下させる。従ってフィルタ19,6
3は、原料99の流動中に交互に個別に又はグループ毎
に純ガスによって浄化される。このような形式の浄化作
業のために、純ガス供給手段95が、1つ又は複数の浄
化しようとするフィルタの純ガス入口22,62に純ガ
スを供給する。純ガス供給手段95は、例えば純ガスパ
ルスの連続を生ぜしめ、種々異なるフィルタに周期的に
純ガスパルス供給する。純ガスは例えば空気より成って
いて、この空気は、周囲から吸い込まれ、濾過されて純
ガス供給手段95のコンプレッサによって圧縮され、従
って圧力は、周囲の空気圧よりも高く、また粗ガス室2
9若しくは70内で周囲の空気圧よりも一般的にやや低
い圧力よりも高い。純ガス供給手段95が、ガス浄化装
置21若しくは64の純ガス入口22及び/又は66
に、純ガスとして使用される圧縮空気を供給すると、こ
の圧縮空気は、当該のガス浄化装置の閉鎖装置21若し
くは65を次のように状態にもたらす。つまり、閉鎖装
置が、所属のフィルタのフィルタ内室を純ガス室30若
しくは71に対して閉鎖するような状態にもたらす。従
って純ガスをフィルタに供給する間は、粗ガス室から当
該のフィルタ内にプロセスガスがまったく流入しないか
又は少なくとも事実上殆ど流入しない。純ガスとして供
給された圧縮空気は、次いで、閉鎖装置の通路を通って
フィルタ内室内に流入し、また当該のフィルタの、ガス
を通過させる周壁を通って粗ガス室29若しくは70内
に流入する。この際に、純ガスとして使用される圧縮ガ
スは、フィルタの周壁に付着する塵を事実上完全にフィ
ルタから取り除いて粗ガス室内に吹き落とす。純ガスと
して使用される圧縮空気がまったく供給されないフィル
タ19は、フィルタの浄化中にプロセスガスを濾過す
る。
【0056】湿式浄化装置23及び25の噴霧機構18
5及び225は、装置1の通常運転中に、前述のよう
に、図3及び図8に示した非作業位置にある。この非作
業位置において、粗ガス室29に隣接する、純ガス装置
23及び25の部分は、少なくともほぼ、プレート11
1の面111aと同一面を成している。次いで、ケーシ
ング173及び203、ガイド体179、湿式浄化装置
23若しくは25の摺動可能な噴霧機構185,225
は、一緒に、プレート111の孔111c及び111d
を次のような形式で閉鎖する。つまり、壁部部分17が
湿式浄化装置23,25と一緒に、粗ガス室29に隣接
する、やや凹状及び/又は扁平でほぼ滑らかな、浄化液
体出口孔233以外には孔が設けられていない面を形成
するような形式で、孔111c及び111dを閉鎖す
る。従って湿式浄化装置23及び25は、粗ガス室29
内に存在するか又は粗ガス室29に隣接する角縁部、凹
部、溝及びその他の、塵及びその他の不純物が堆積する
可能性のあるデッドスペースを形成することはない。こ
れと同様のことは、湿式浄化装置35及び39について
もあてはまる。ウインド45,46,47,77は、こ
れらに結合された、壁部5若しくは55の区分が同様
に、塵又はその他の不純物が堆積する可能性のある、角
縁部、凹部又は溝及び特にギャップ又は割れ目等を形成
することはない。
【0057】粒子状の原料99を装入する処理が終了す
ると、吸い込み装置92はスイッチオフされ、プロセス
ガスの供給は終了し、原料99は流動層容器3から取り
出される。通常運転が終了し、原料容器3の排出作業が
終了すると、ガス分配室28特に流動−及び粗ガス室2
9に隣接する、壁部5の内周面、フィルタ19、濾過器
底部13、原料容器3のウインド45,46,47の内
周面は、湿式浄化にさらされるか若しくは洗浄される。
さらにまた、粗ガス室70に隣接する、壁部55の内周
面並びにウインド77及び後置除塵装置51のフィルタ
63は、湿式浄化にさらされる。浄化液体供給媒体96
は、選択的に種々異なる湿式浄化装置23,25,3
5,39,67,68に浄化液体を供給することができ
る。この浄化液体は、圧力が例えば200kPaから6
00kPaまで、温度が0℃以上例えば20℃から10
0℃まで場合によっては150℃までである。1つの湿
式浄化においては、フィルタ及び壁部が例えばまず冷た
い水で前洗浄され、次いで、洗剤又はその他の洗浄手段
を含有する熱い水で洗浄され、最後に純水化された水に
よって後洗浄される。フィルタ19及びその他の、容器
3内に存在する部分を湿式浄化するために、例えば各浄
化段階中に、それぞれまず浄化装置23によって、次い
で別の浄化装置25によって、最後にさらに別の浄化装
置39,35によって浄化液体が噴霧される。
【0058】第1の湿式浄化装置23の噴霧機構185
が、図3に示した非作業位置に存在し、浄化液体供給手
段96が浄化装置23の液体入口177aに浄化液体を
供給すると仮定すると、浄化液体はケーシング173の
中空室193内に流入し、ピストン184を、ばね19
1によって生ぜしめられた力に抗して下方に、粗ガス室
29に向かって、図4に示した位置に押しやる。この位
置で、ピストンはガイド体179に当接する。ピストン
184は噴霧機構185をその、図4に示した浄化若し
くは噴霧位置に押しやる。ロッド186及び噴霧ヘッド
187の一部は、この摺動運動によってケーシング17
4から及びプレート111の孔111cから突き出され
て粗ガス室29内に達する。噴霧装置185及び、噴霧
機構185の摺動経路は、フィルタの軸方向寸法よりも
著しく小さい。噴霧ヘッド187は、フィルタ19の上
終端区分の高さ領域で浄化位置に位置している。図10
に矢印で示されているように、湿式浄化装置23に供給
された浄化液体は、中空ヘッド187の中空室187f
内に流入し、次いで液体出口孔189,190を通って
種々異なる方向で、噴霧ヘッド185から、粗ガス室の
自由領域内に噴霧される。出口孔190を通じて噴霧さ
れた浄化液体は押しずらし力を生ぜしめる。この押しず
らし力は、軸線171の関連して作用する噴霧ヘッド1
87に作用するトルクを生ぜしめるので、噴霧ヘッド1
87は、軸線171及びロッド186を中心にして回転
せしめられ、各出口孔189,190は、円形軌道に沿
って軸線171を中心にして移動せしめられる。
【0059】第2の湿式浄化装置25の噴霧機構225
が、図8に示した非作業位置に位置して、この第2の湿
式浄化装置25の液体入口215に、圧力下にある浄化
液体が供給されると、この浄化液体は中空室237内に
流入して、ピストン224を、ばね235のばね力に抗
して生ぜしめられた力に抗して、ピストンガイド体21
9に当接する位置に押しずらす。この時にピストン22
4は噴霧機構225を、図9に示した浄化位置若しくは
噴霧位置に押しやり、この際に、噴霧機構225の一部
特に噴霧ヘッド229は、ケーシング203から及びプ
レート111の孔111dから出て粗ガス室29内に押
しやられる。次いで噴霧ヘッド229は、フィルタ19
の高さ領域内で、このフィルタの上端部付近に位置す
る。
【0060】第2の湿式浄化装置25に供給された浄化
液体は、中空室237から貫通孔238を通って噴霧ヘ
ッド229の中空室230c内に流入し、次いで液体出
口孔232,233,234を通って粗ガス室29内に
噴霧される。この時に出口孔234から流れ出た液体
は、噴霧ヘッド229を回転させる押しずらし力を生ぜ
しめる。
【0061】少なくとも1つの湿式浄化装置23又は2
5が浄化液体を噴霧すると、この噴霧液体の一部は、当
該の浄化装置23又は25の近くに存在するフィルタ1
9の周面にぶつかる。フィルタを噴霧洗浄する際に、浄
化液体は、中空のフィルタ内室内にも達する。フィルタ
に外部から、浄化液体が噴霧されると、フィルタには、
ガス浄化装置を介して周期的に交互に純ガスパルスが供
給されるので、フィルタは湿式浄化中にパルス形式でガ
スによって吹き付けされる。噴霧の際にフィルタ内室内
に達する浄化液体は、次いで、純ガスを通ってフィルタ
から吹き出されるか及び/又は重力に基づいて周壁の端
部を貫流して再びフィルタから流れ出る。フィルタに浄
化液体を噴霧するために瞬間的に使用された湿式浄化装
置23,25は、浄化液体を上方に向かって壁部部分1
7にも噴霧し、(当該の浄化装置の長さに関連して)壁
部部分8,9にも並びに円錐形の壁部部分7及び濾過器
底部13に向かっても噴霧する。
【0062】湿式浄化装置23又は25への浄化液体の
供給が終了すると、ばね191若しくは235は、噴霧
機構185若しくは225を再び非作業位置に押し戻
す。またフィルタへの噴霧が終了すると、フィルタは、
尚所定の時間中だけ、断続的に又は連続的に純ガスによ
って吹き付けられる。
【0063】浄化液体供給手段96が湿式浄化装置35
及び39に浄化液体を供給すると、噴霧機構37及び4
1は、容器内室27内に摺動し、浄化液体を濾過器底部
13に向かって、及び濾過器底部の付近に存在する、壁
部5の内周面区分例えば壁部部分6,7,8に向かって
噴霧する。装置23,25,35,39によって浄化液
体を噴霧する際に、浄化液体はウインド45,46,4
7の内側面及び噴霧機構44にも噴霧される。しかも、
噴霧時にフィルタ又は壁部部分にぶつかる浄化液体は、
容器内で下方に流れるので、浄化装置23,25,3
5,39は、粗ガス室29に隣接する、フィルタの全面
と、流動−及び粗ガス室29並びにガス分配室28に隣
接する、壁部5の全面とを浄化することができる。フィ
ルタ19及び濾過器底部13を浄化する際に噴霧される
液体は、例えば原料出口34を通って、又は付加的な出
口を通って容器3から導出され得る。フィルタ19に噴
霧液体を噴霧する際に、場合によっては少量の浄化液体
も、フィルタの周壁を通過して純ガス室30内に達す
る。これらの液体は、液体出口48を前もって開放して
おくことによって、純ガス室から導出することができ
る。湿式浄化後に、フィルタを乾燥させるために、及び
その他の前もって浄化液体によって噴霧された部分に、
ガスガイド手段81によって、熱い乾燥した空気又はそ
の他のガスが、通常運転時と同様に、プロセスガスが容
器及びフィルタを通過してガイドされる。
【0064】後置除塵装置51のフィルタ63及び、こ
の後置除塵装置51に隣接する、後置除塵装置容器53
のウインド77及び壁部55の内側面は、後置除塵装置
の湿式浄化装置によって、流動層容器内のフィルタ及び
流動層容器の壁部内周面と同様に浄化される。
【0065】フィルタ19及び63の周壁121は、波
状部又は折り畳み部を備えていない、円形横断面を有す
る円筒形の外側面を有していて、流動層装置の通常運転
時にフィルタの周壁の外側面に埃が堆積するように構成
されているので、浄化時にフィルタは、浄化液体によっ
て全体的に良好に浄化される。従ってフィルタは、湿式
浄化時に、一般的に塵及びその他のすべての、フィルタ
に付着する不純物を完全に取り除くことができる。さら
にまた、プロセスガスを除塵及び濾過するためのフィル
タを使用する際に、及びフィルタを浄化する際に、フィ
ルタ19,63をブリッジする接続が、粗ガス室29若
しくは70と純ガス室30若しくは71との間に生じる
ことはない。従って湿式浄化時には、粗ガス室と純ガス
室との相互の混合は事実上不可能である。それに応じ
て、流動−及び粗ガス室29から生じる、プロセスガス
の固形物が周囲に運び出されることもない。
【0066】湿式浄化装置23,25,67は流動層装
置の通常運転時に、粗ガス室29若しくは70に隣接す
る、容器部分若しくは壁部部分17若しくは61の面と
同一面を成しているので、フィルタの近辺周囲も良好に
クリーンに維持される。通常運転時には必要であれば、
プレート231を貫通する2つの液体出口孔233を介
して、容器3及び53内に存在する、第2の湿式浄化装
置25若しくは68に達する不純物は、浄化液体を噴霧
する際に、前記孔233を通って再び噴霧によって取り
出される。
【0067】濾過器底部13及びフィルタ19若しくは
63は、これらを有する容器内で次のような形式で良好
に浄化される。つまり、処理しようとする粒子状の原料
の交換時においても及び、製造された製品の交換時にお
いても、濾過器底部及びフィルタを取り外し、容器の外
側を浄化する必要はない。これは、濾過器底部、フィル
タ、及び粗ガス室に隣接する、容器壁部の面を完全に自
動的につまり作業員の協力なしで浄化することを可能に
する。これによって、人間的な影響(例えば浄化作業を
行う際に作業員の注意深さが不十分である場合における
ような)が、製造された製品の品質に不都合な影響を与
えることが避けられる。しかも浄化作業の自動化によっ
てコストが節約される。
【0068】フィルタの数及び、フィルタを浄化するた
めに使用される湿式浄化装置の数は、図2に示した配置
におけるよりも少なくても多くてもよい。しかしながら
原料容器は、有利には少なくとも2つのフィルタを有し
ている。これに対して後置除塵装置容器は、可能な限り
1つのフィルタだけを有している。フィルタを浄化しよ
うとする湿式浄化装置の数及び配置は、フィルタの数及
び配置に基づいて変えることができる。この場合、有利
には各フィルタに少なくとも2つ、有利には3つの、フ
ィルタを取り囲んで配置された湿式浄化装置が設けられ
ている。図10に示した、内側の容器部分若しくは壁部
部分281は、例えば7つのフィルタ282を有してお
り、これらのフィルタ282のうちの1つは、容器軸線
と合致する軸線を有していて、残りのフィルタは容器軸
線の周囲に分配して配置されている。さらに外側と内側
とにそれぞれ6つの同様の湿式浄化装置283がサーク
ル状に配置されている。
【0069】図11には、内側の容器部分若しくは壁部
部分291が図示されていて、14個のフィルタ292
と、19個の同様の湿式浄化装置293とが固定されて
いる。
【0070】容器部分若しくは壁部部分281及び29
1は、例えば、原料容器又は後置除塵装置容器の仕切壁
を形成している。湿式浄化装置283及び湿式浄化装置
293は、例えば第1の湿式浄化装置23又は第2の湿
式浄化装置25と同様に構成されている。
【0071】本発明による装置及びその駆動は、別の点
を考慮して変えることができる。例えば内側の容器部分
若しくは壁部部分17及び251においては、プレート
111が充分に厚く構成されていれば、補強リング20
2場合によっては省くことができる。さらにまた、場合
によってはフィルタを1つだけ容器内に配置してもよ
い。
【0072】また、1つ又は複数のフィルタ、各フィル
タに配属されたガス浄化装置、湿式浄化装置を、容器内
に存在する壁部部分の代わりに、容器の外壁に所属する
壁部分例えば容器の蓋−壁部部分に固定してもよい。
【0073】また、プロセスガス及び又は純ガスとし
て、空気の代わりに別のガス例えば窒素を使用してもよ
い。
【0074】本発明による装置の詳細、特にフィルタ及
びガス浄化装置の構成、濾過器底部の構成並びにシー
ル、ウインドの構成に関しては、スイス国特許出願第3
707/95号明細書、同第3708/95号明細書並
びに同第3709/95号明細書の優先権を主張して提
出された特許出願明細書を参照されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】粒子状の原料を処理するための流動層装置の、
原料容器及び後置除塵容器の概略的な鉛直断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】原料容器内に配置された、非作業位置にある噴
霧機構を備えた第1の湿式浄化装置の拡大した軸方向断
面図である。
【図4】浄化位置にスライドされている状態の噴霧機構
を有する第1の湿式浄化装置の軸方向断面図である。
【図5】浄化機構の一部の、図3及び図4に対して拡大
した軸方向断面図である。
【図6】図3〜図5において上側に位置する、噴霧機構
の噴霧ヘッドの端部の平面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿った、噴霧機構の軸方向
断面図である。
【図8】原料容器内に配置された第2の湿式浄化装置
の、図1及び図2に対して拡大した軸方向断面図であっ
て、この場合噴霧機構は非作業位置にある。
【図9】浄化位置に突き出されている噴霧機構を備えた
第2の湿式浄化装置の下部の軸方向断面図である。
【図10】7つのフィルタを備えた、容器の内側の壁部
部分を下側から見た図である。
【図11】14個のフィルタを備えた壁部部分を下側か
ら見た図である。
【符号の説明】
1 流動層装置、 3 製品及び流動層容器、 4 容
器軸線、 5 壁部、6 底部−壁部部分、 7 下側
の円錐形の壁部部分、 8 上側の円錐形の壁部部分、
9 円筒形の壁部部分、 10 カバー壁部部分、
13 濾過器底部、 17 内側の壁部部分、 19
フィルタ、 20 ガス浄化装置、21 閉鎖装置、
22 浄化ガス入口、 23 湿式浄化装置、 25
湿式浄化装置、 27 内径、 28 ガス分配室、
29 粗ガス室、 30 浄化室、 33 ガス入口、
34 原料出口、 35,39 湿式浄化装置若しく
は洗浄装置、 36 ケーシング、 37 噴霧機構、
40 ケーシング、41 噴霧機構、 43 噴霧装
置、 45,46,47 ウインド、 48液体出口、
49 ガス出口、 51 後置除塵装置、 53 後
置除塵装置−容器、 55 壁部、 56 底部−壁部
部分、 57 円筒形の壁部部分、58 蓋−壁部部
分、 61 内側の容器部分若しくは壁部部分、 63
フィルタ、 64 ガス浄化装置、65 接続装置、
浄化ガス入口、 67 第1の湿式浄化装置若しくは
洗浄装置、 68 第2の湿式浄化装置若しくは洗浄装
置、 69 内室、 70 粗ガス室、 71 浄化ガ
ス室、 73 ガス入口、 74 出口、 75 ガス
出口、 77 ウインド、 78 液体出口、81 ガ
スガイド手段、 83 空気入口、 84 ガス導管、
85 しゃ断及び/又は調整装置、 86 塵ガイ
ド、 87 ガス処理装置、 89,91 ガス導管、
92 吸込み装置、 93 空気出口、 95 純ガ
ス−供給手段、 96 浄化液体−供給手段、 99
原料、 111 プレート、 111a 面、 111
c,111d 孔、 121 周壁、 171 軸線、
173,174 ケーシング部分、 174a フラン
ジ、 175 上側のケーシング部分、 176 スリ
ーブ、 176a フランジ、 177 端部部材、
177a 液体入口、 179 ガイド体、 179a
つば、 179b 孔、 179c 孔区分、 17
9d 拡張部、 179e 円錐形の孔区分、 181
接続部材、 182 シール、 184 孔、 18
4b 雌ねじ山、 185 噴霧機構、 185b 雌
ねじ山、 186 ロッド、 186a 雄ねじ山、
186c 終端区分、 186d ショルダ面、 18
6e軸方向孔、 186f 雌ねじ山、 186g
孔、 187 噴霧ヘッド、187a 外側面、 18
7b 同軸孔、 187c 円筒形の区分、 187d
拡張部、 187e 軸方向孔、 187f 中空
室、 188 固定部材、 188a ねじ山付き部
分、 188b ヘッド、 188c スリット、 1
89,190 液体出口孔、 191 ばね、 193
中空室、 194 貫通孔、 201 軸線、 20
2 補強リング、 202a 孔、 202b ねじ山
付き孔、 203 ケーシング、 204 ケーシング
部分、 205 リングフランジ、 205b 円錐形
孔区分、 205c 補強リング、206 ねじ、 2
07 シール、 208 下側のスリーブ、 209
上側のスリーブ、 211 上側のケーシング部分、
212,213 スリーブ、 214 終端区分、 2
15 液体入口、 219 ガイドヘッド、 219a
つば、 219b 孔、 221 シール、 224
ピストン、 224a 孔、 225 噴霧機構、
226 ロッド、 227 接続及び支承部材、 22
8 ロッド、 229 噴霧ヘッド、 230 中空
体、 230a外側面、 230b 面区分、 231
プレート、 232,233,234 出口孔、 2
35 ばね、 236 貫通孔、 283 湿式浄化装
置、291 内側の容器若しくは壁部部分、 293
湿式浄化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッティアス トンダー ドイツ連邦共和国 ハウゼン イム ヴィ ーゼンタール バーンホーフシュトラーセ 10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを除塵するための装置、特に例えば
    薬品を製造するために使用される粒子状の原料(99)
    を流通してガイドされるガスを除塵するための装置であ
    って、粗ガス室(29,70)を取り囲む少なくとも1
    つの容器(3,53)を有しており、粗ガス室(29,
    70)に隣接する壁部部分(17,61,281,29
    1)が、粗ガス室(29,70)内に突入する少なくと
    も1つのフィルタ(19,63,282,292)と、
    液体を少なくとも1つのフィルタ(19,63,28
    2,292)の外側面に向けて噴霧するための少なくと
    も1つの噴霧機構(185,225)を保持している形
    式のものにおいて、 前記壁部部分(17,61,281,291)が、この
    壁部部分によって保持された1つの又はそれぞれの噴霧
    機構(185,225)のための、粗ガス室(29,7
    0)内に開口する開口部を備えた孔(111c,111
    d)を有しており、噴霧機構(185,225)が、前
    記孔(111c,111d)の開口部の、粗ガス室(2
    9,70)とはほぼ反対側に位置する非作業位置から、
    粗ガス室(29,70)内に摺動可能であることを特徴
    とする、ガスを除塵するための装置。
  2. 【請求項2】 1つ若しくはそれぞれの噴霧機構(18
    5,225)が、非作業位置で、粗ガス室(29,7
    0,269)に隣接する、壁部分(17,61,28
    1,291)の面(111a)と少なくともほぼ同一面
    を形成している、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 1つ若しくはそれぞれのフィルタ(1
    9,63,282,292)が、壁部部分(17,6
    1,281,291)に摺動不能に固定されている、請
    求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 1つ若しくはそれぞれの噴霧機構(18
    5,225)のためにケーシング(173,203)が
    壁部部分(17,61,281,291)に固定されて
    おり、ケーシング(173,203)が、粗ガス室(2
    9,70)とは反対側で、壁部部分(17,61,28
    1,291)から突き出していて、孔(111c,11
    1d)を、壁部部分(17,61,281,291)
    の、粗ガス室(29,70)とは反対側に隣接する室
    (30,71)に対して閉鎖している、請求項1から3
    までのいづれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 ピストン(184,224)がケーシン
    グ(173,203)内で摺動可能にガイドされてい
    て、噴霧機構(185,225)に結合されており、液
    体入口(177a,215)がケーシング(173,2
    03)内で、ピストン(184,224)の、粗ガス室
    (29,70)とは反対側に設けられた中空室(19
    3,237)内に開口しており、ピストン(184,2
    24)が、中空室(193,237)を、噴霧機構(1
    85,225)の少なくとも1つの液体出口孔(18
    9,190,232,233,234)に接続する貫通
    孔(194,238)を有しており、粗ガス室(29,
    70)とは反対方向に向けられた力をピストン(18
    4,224)に加えるばね(191,235)が設けら
    れている、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 1つ若しくはそれぞれの噴霧機構(18
    5,225)が、軸線(171,201)を中心にして
    回転可能な、液体出口孔(189,190,232,2
    33,234)を備えた噴霧ヘッド(187,229)
    を有しており、前記液体出口孔が、軸方向の投影図で見
    て軸線(171,201)に対して種々異なる角度を形
    成しており、少なくとも1つの液体出口孔(190,2
    34)が配置されていて、噴霧ヘッド(187,22
    9)が、液体を噴霧する際に、この液体によって生ぜし
    められたスラスト力によって回転せしめられるようにな
    っている、請求項1から5までのいづれか1項記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 壁部部分(17,61,281,29
    1)が、粗ガス室(29,70,319)に隣接する面
    (111a)を有していて、粗ガス室(29,70)
    を、容器(3,53)内で壁部部分(17,61,28
    1,291)の上側に位置する純ガス室(30,71)
    に対して仕切っており、多数のフィルタ(19,63,
    282,292)及び噴霧機構(185,225)が、
    前記壁部部分(17,61,281,291)で保持さ
    れていて、これらのフィルタ及び噴霧機構は、少なくと
    も1つの噴霧機構(185,225)が液体を噴霧する
    際に多数のフィルタ(19,63,282,292)に
    噴霧できるように分配されており、粗ガス室(29,7
    0)から種々異なるフィルタ(19,63,255,2
    82,292)を貫通して粗ガス室に達するガスを、純
    ガス室(30,71)から導出ガイドするために、前記
    容器(3,53)に、純ガス室(30,71)に接続さ
    れたガス出口(49,75)が設けられている、請求項
    1から5までのいづれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 1つ若しくはそれぞれのフィルタ(1
    9,63,282,292)が、フィルタ軸線に対して
    ほぼ回転対称的な、ガスを流通させる、形状の安定した
    周壁を有しており、該周壁が、ガスを粗ガス室(29,
    70)から周壁を通して、ガス内に含有された塵を周壁
    の外側面で分離させるための、粗ガス室(29,70)
    に隣接する外側面を備えた金属性のフィルタ部材を有し
    ている、請求項1から7までのいづれか1項記載の装
    置。
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