JPH09186928A - アイリス制御装置及びビデオカメラ装置 - Google Patents

アイリス制御装置及びビデオカメラ装置

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JPH09186928A
JPH09186928A JP7352767A JP35276795A JPH09186928A JP H09186928 A JPH09186928 A JP H09186928A JP 7352767 A JP7352767 A JP 7352767A JP 35276795 A JP35276795 A JP 35276795A JP H09186928 A JPH09186928 A JP H09186928A
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JP
Japan
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video signal
signal level
video
iris
pass filter
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Application number
JP7352767A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kurosawa
宏司 黒沢
Takashi Nakamura
隆 中村
Hiroshi Kihara
拓 木原
Fumihiko Sudo
文彦 須藤
Ichiro Tanji
一郎 丹治
Seiji Kawa
誠司 河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はアイリス制御装置及びビデオカメラ装
置において、極端に明るい被写体を撮像した場合にも、
当該被写体以外の被写体の映像信号レベルが適切に保た
れるようにアイリスの絞り量を制御できるようにする。 【解決手段】アイリスを介して被写体像を導かれた撮像
素子により生成される映像信号に基づいて形成される映
像画面の水平方向及び垂直方向に対してローパスフイル
タ処理を施す2次元ローパスフイルタと、映像画面の単
位面積当たりの映像信号レベル及び映像画面内の最大映
像信号レベルを検出する映像信号レベル検出手段と、当
該映像信号レベル検出手段によつて検出される映像信号
レベル及び基準レベルに基づいてアイリスの絞り量を制
御する絞り量制御手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で、本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図8〜図11) 発明が解決しようとする課題(図12) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図7) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はアイリス制御装置及
びビデオカメラ装置に関し、特にビデオカメラのアイリ
ス制御に適用して好適である。
【0003】
【従来の技術】近年、CCDイメージセンサや撮像管な
どの撮像素子を用いて撮像するビデオカメラ装置が普及
している。このビデオカメラ装置は、絞り量が可変設定
自在なアイリスを介して被写体像を導かれた撮像素子に
より生成された映像信号に基づいて形成される映像画面
の単位面積当たりの映像信号レベル及び映像画面内の最
大映像信号レベルを、レベル検出手段で検出し、当該レ
ベル検出手段で検出された映像信号レベルが基準レベル
と一致するようにアイリスの絞り量が制御されながら撮
像素子により撮像処理が行われる。
【0004】ここで、ビデオカメラ装置に設けられたア
イリス制御部の映像信号レベル検出手段を図8に示す。
この映像信号レベル検出手段1は、NAM回路2、積分
回路3、最大レベル検出回路4及び加算回路5で構成さ
れている。NAM回路2は、供給されるR、G、Bの映
像信号の最もレベルの大きな映像信号を積分回路3及び
最大レベル検出回路4に出力するものである。積分回路
3は、NAM回路2から供給された映像信号を指定領域
内で積分し、積分後の映像信号を単位面積で除算するも
のであり、最大レベル検出回路4は、NAM回路2から
供給される映像信号の指定領域内の最大レベルを検出す
るものである。加算回路5は、積分回路3から供給され
る単位面積当たりの映像信号レベルと最大レベル検出回
路4から供給される最大映像信号レベルを設定する任意
の比で加算を行い、映像信号レベルを出力するようにな
されている。
【0005】以上の構成によるアイリス制御部は、例え
ば図9に示すように微小面積で極端に明るい被写体であ
る光源のような物体Mが、矢印Rの方向に移動して指定
領域6に近づき、時間t1で指定領域外7に到達し、時
間t2で指定領域内8に到達した場合に、最大レベル検
出回路4が出力する最大映像信号レベルが大きくなり、
絞り量がこれに応じて変化することになる。このため、
物体M以外に撮像されている被写体の映像信号レベル
が、物体Mを撮像することで受ける影響で変化し、適切
な映像信号レベルにならないという問題点が生じてい
た。
【0006】この問題点を解決し得るアイリス制御部の
映像信号レベル検出手段を図10に示す。この映像信号
レベル検出手段10は、NAM回路11、ローパスフイ
ルタ12、積分回路13、最大レベル検出回路14及び
加算回路15で構成されている。NAM回路11は、供
給されるR、G、Bの映像信号の最もレベルの大きな映
像信号を出力するものであり、ローパスフイルタ12
は、NAM回路11から供給される映像信号の高域周波
数成分を除去するものである。積分回路13は、ローパ
スフイルタ12から供給される映像信号を指定する指定
領域内で積分して、積分後の映像信号レベルを単位面積
で除算し、最大レベル検出回路14は、ローパスフイル
タ12から供給される映像信号の該指定領域内の最大レ
ベルを検出するものである。加算回路15は、積分回路
13から供給される単位面積当たりの映像信号レベル
と、最大レベル検出回路14から供給される最大映像信
号レベルを設定する任意の比で加算するものである。
【0007】このアイリス制御部は、例えば図11に示
すように、微小面積で極端に明るい被写体である光源の
ような物体Mが、矢印Rの方向に移動して指定領域16
に近づき、時間t1で指定領域外17に到達し、時間t
2で指定領域内18に到達した場合に、最大レベル検出
回路14が出力する最大映像信号レベルが変化しないよ
うに抑制され、この変化に応じて絞り量の変化が抑制さ
れ、物体M以外に撮像されている被写体の映像信号レベ
ルが、物体Mを撮像することで受ける影響が抑制され、
適切な映像信号レベルが保たれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のロー
パスフイルタ12は水平方向の高域周波数成分を除去す
ることが可能だが、垂直方向の高域周波数成分を除去す
ることができない。よつて、図12に示すように、水平
方向に長い微小面積で極端に明るい被写体である光源の
ような物体Nが、矢印Rの方向に移動して指定領域1
6′に近づき、時間t1で指定領域外17′に到達し、
時間t2で指定領域内18′に到達した場合に、最大レ
ベル検出回路14が出力する最大映像信号レベルが大き
くなり、絞り量がこれに応じて変化することになる。こ
のため、物体N以外に撮像されている被写体の映像信号
レベルが、物体Nを撮像することで受ける影響が変化
し、適切な映像信号レベルにならないという問題点があ
つた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、極端に明るい被写体を撮像した場合にも、当該被写
体以外の被写体の映像信号レベルが適切に保たれるよう
にアイリスの絞り量を制御し得るアイリス制御装置及び
ビデオカメラ装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、絞り量が可変設定自在なアイリス
を制御するアイリス制御装置において、アイリスを介し
て被写体像を導かれた撮像素子により生成される映像信
号に基づいて形成される映像画面の水平方向及び垂直方
向に対してローパスフイルタ処理を施す2次元ローパス
フイルタと、映像画面の単位面積当たりの映像信号レベ
ル及び映像画面内の最大映像信号レベルを検出する映像
信号レベル検出手段と、当該映像信号レベル検出手段に
よつて検出される映像信号レベル及び基準レベルに基づ
いてアイリスの絞り量を制御する絞り量制御手段とを設
ける。
【0011】また本発明においては、アイリスを介して
被写体像を導かれた撮像素子により生成される映像信号
に基づいて形成される映像画面の水平及び垂直方向にロ
ーパスフイルタ処理を施す2次元ローパスフイルタと、
映像画面の単位面積当たりの映像信号レベル及び映像画
面内の最大映像信号レベルを検出する映像信号レベル検
出部と、当該映像信号レベル検出部によつて検出される
映像信号レベル及び基準レベルに基づいてアイリスの絞
り量を制御する絞り量制御部とでなるアイリス制御手段
と、アイリスを含み所望の被写体像を撮像する撮像光学
手段と、撮像光学手段によつて得られる被写体像の映像
信号を信号処理する信号処理手段とを設ける。
【0012】アイリス制御装置及びビデオカメラ装置に
おいて、アイリスを介して被写体像を導かれた撮像素子
により生成される映像信号に基づいて形成される映像画
面の水平方向及び垂直方向に対してローパスフイルタ処
理を施す2次元ローパスフイルタと、映像画面の単位面
積当たりの映像信号レベル及び映像画面内の最大映像信
号レベルを検出する映像信号レベル検出手段と、当該映
像信号レベル検出手段によつて検出される映像信号レベ
ル及び基準レベルに基づいてアイリスの絞り量を制御す
る絞り量制御手段とを設けることにより、極端に明るい
被写体を撮像した場合にも、当該被写体以外の被写体の
映像信号レベルが適切に保たれるようにアイリスの絞り
量を制御することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0014】図1及び図2においては、本発明のアイリ
ス制御部が設けられたビデオカメラ装置20の構成を示
す。ビデオカメラ装置20は、撮像素子としてCCDイ
メージセンサが用いられた場合の一例である。このビデ
オカメラ装置20は、アイリス21、CCDイメージセ
ンサ22R(22G、22B)、CDS回路23R(2
3G、23B)、トラツプフイルタ24R(24G、2
4B)、増幅回路25R(25G、25B)、アナログ
信号処理回路26R(26G、26B)、ローパスフイ
ルタ27R(27G、27B)、A/D変換器28R
(28G、28B)、2つの1H遅延回路29R(29
G、29B)及び30R(30G、30B)、輪郭強調
信号発生回路31R(31G、31B)、デイジタル信
号処理回路32R(32G、32B)、エンコーダ3
3、D/A変換器34、ローパスフイルタ35及びアイ
リス制御部36で構成されている。
【0015】ビデオカメラ装置20に設けられたアイリ
ス21は、ビデオカメラ本体に対物レンズを介して導か
れる被写体の照度の絞り量を設定自在に変えられるもの
であり、このアイリス21を介して導かれた被写体像に
基づいて映像信号を生成するCCDイメージセンサ22
R(22G、22B)が接続されている。このビデオカ
メラ装置20では、CCDイメージセンサ22R(22
G、22B)、CDS回路23R(23G、23B)、
トラツプフイルタ24R(24G、24B)、増幅回路
25R(25G、25B)、アナログ信号処理回路26
R(26G、26B)、ローパスフイルタ27R(27
G、27B)、A/D変換器28R(28G、28B)
の順にそれぞれ接続されている。
【0016】このA/D変換器28R(28G、28
B)は、1H遅延回路29R(29G、29B)と輪郭
強調信号発生回路31R(31G、31B)に接続され
ており、この1H遅延回路29R(29G、29B)に
は1H遅延回路30R(30G、30B)が接続されて
いる。また、輪郭強調発生回路31R(31G、31
B)は、A/D変換器28R(28G、28B)、1H
遅延回路29R(29G、29B)及び1H遅延回路3
0R(30G、30B)からそれぞれデイジタル映像信
号を供給できるように接続されている。
【0017】この輪郭強調発生回路31R(31G、3
1B)から供給される輪郭強調信号が1H遅延回路29
R(29G、29B)から供給されるデイジタル映像信
号に加算したデイジタル映像信号を供給されるデイジタ
ル信号処理回路32R(32G、32B)には、エンコ
ーダ33、D/A変換器34、ローパスフイルタ35の
順に接続されている。さらに、アイリス制御部36は、
A/D変換器28R(28G、28B)、1H遅延回路
29R(29G、29B)及び1H遅延回路30R(3
0G、30B)からそれぞれデイジタル映像信号を入力
できるように接続されており、アイリス21の絞り量を
可変設定するようになされている。
【0018】ここで、CCDイメージセンサ22R(2
2G、22B)は、アイリス21を介して導かれた被写
体像がプリズムにより分光されたR光、G光、B光が供
給されて、映像信号のR信号、G信号、B信号を生成
し、CDS回路23R(23G、23B)は、CCDイ
メージセンサ22R(22G、22B)から供給された
映像信号のノイズ成分を除去し、また、トラツプフイル
タ24R(24G、24B)は、CDS回路23R(2
3G、23B)から供給された映像信号に重畳されてい
るクロツク成分を除去するものである。
【0019】アナログ信号処理回路26R(26G、2
6B)は、増幅回路25R(25G、25B)から供給
された映像信号のシエーデイング補正やゲインアツプや
クランプ当の処理を行い、ローパスフイルタ27R(2
7G、27B)は、アナログ信号処理回路26R(26
G、26B)から供給された映像信号の不要な高域周波
数成分を除去するものである。1H遅延回路29R(2
9G、29B)では、A/D変換器28R(28G、2
8B)から供給されたデイジタル映像信号を順次1H
(Hは水平周期)分だけ遅延させると共に、遅延したデ
イジタル映像信号を出力し、1H遅延回路30R(30
G、30B)では、1H遅延回路29R(29G、29
B)から供給されたデイジタル映像信号を順次1H(H
は水平周期)分だけ遅延させると共に、遅延したデイジ
タル映像信号を出力するようになされている。
【0020】輪郭強調信号発生回路31R(31G、3
1B)は、A/D変換器28R(28G、28B)と1
H遅延回路29R(29G、29B)と1H遅延回路3
0R(30G、30B)からそれぞれ供給されたデイジ
タル映像信号から水平及び垂直方向の輪郭成分をそれぞ
れ取り出し、この成分に基づいて水平及び垂直方向の輪
郭強調信号をそれぞれ発生し、この水平及び垂直方向の
輪郭強調信号を加算した輪郭強調発生信号を出力するよ
うになされている。
【0021】また、デイジタル信号処理回路32R(3
2G、32B)は、1H遅延回路29R(29G、29
B)から供給されるデイジタル映像信号に輪郭強調信号
発生回路31R(31G、31B)から供給される輪郭
強調信号を加算したデイジタル映像信号をガンマ補正、
ニー補正、ホワイトクリツプ等の信号処理を行うもので
ある。
【0022】エンコーダ33は、デイジタル信号処理回
路32R(32G、32B)から供給された映像信号を
NTSC方式やPAL方式で出画するためのデイジタル
画像信号に変換し、ローパスフイルタ35では、D/A
変換器34から供給された画像信号をVTRやモニタ等
に出画させるように不要な高域周波数成分を除去するよ
うになされている。
【0023】ここで、本発明におけるアイリス制御部3
6の構成を図3及び図4に示す。アイリス制御部36
は、2次元ローパスフイルタ37R(37G、37
B)、映像信号レベル検出回路38及び絞り量制御回路
39で構成されている。2次元ローパスフイルタ37R
(37G、37B)は、A/D変換器28R(28G、
28B)、1H遅延回路29R(29G、29B)及び
1H遅延回路30R(30G、30B)からそれぞれ供
給されたデイジタル映像信号に基づいて、水平及び垂直
方向にローパスフイルタ処理を施すものである。
【0024】この2次元ローパスフイルタ37R(37
G、37B)には、供給された映像信号レベルを検出す
る映像信号レベル検出回路38と、この検出された映像
信号レベルが基準レベルに一致するようにアイリス21
の絞り量を制御する絞り量制御回路39とが順に接続さ
れている。
【0025】2次元ローパスフイルタ37R(37G、
37B)は、A/D変換器28R(28G、28)と1
H遅延回路29R(29G、29B)と1H遅延回路3
0R(30G、30B)からそれぞれ供給されたデイジ
タル映像信号を1:2:1の比で加算し、その後段で1
/4にする演算処理を行うことで垂直方向のローパスフ
イルタ処理を行つている。
【0026】この垂直方向のローパスフイルタ処理の後
段では、1クロツク遅延回路が2段構成されており、遅
延なしのデイジタル映像信号、1クロツク遅延デイジタ
ル映像信号、2クロツク遅延デイジタル映像信号を1:
2:1の比で加算し、その後段で1/4にする処理を行
うことで水平方向のローパスフイルタ処理を行つてい
る。このように、垂直方向のローパスフイルタ処理を行
つた後に水平方向のローパスフイルタ処理を行うこと
で、2次元ローパスフイルタを構成している。
【0027】また、映像信号レベル検出回路38は、2
次元ローパスフイルタ37R(37G、37B)から供
給されるR、G、Bの映像信号の最もレベルの大きな映
像信号を出力するNAM回路40と、NAM回路40か
ら供給される映像信号を指定領域内で積分し、積分後の
映像信号レベルを単位面積で除算する積分回路41と、
NAM回路40から供給される映像信号の該指定領域内
の最大レベルを検出する最大レベル検出回路42と、積
分回路41から供給される単位面積当たりの映像信号レ
ベルと最大レベル検出回路42から供給される最大映像
信号レベルを設定する任意の比で加算する加算回路43
とで構成されている。
【0028】さらに、例えば図5に示すように、輪郭強
調信号発生回路31R(31G、31B)は、A/D変
換器28R(28G、28B)と1H遅延回路29R
(29G、29B)と1H遅延回路30R(30G、3
0B)からそれぞれ供給されたデイジタル映像信号に基
づいて、垂直方向の輪郭強調信号を発生する垂直方向輪
郭強調信号発生回路44R(44G、44B)と、この
垂直方向輪郭強調信号発生回路44R(44G、44
B)から供給される垂直方向輪郭強調信号から水平方向
の輪郭強調信号を発生する水平方向輪郭強調信号発生回
路45と、この水平方向輪郭強調信号発生回路45R
(45G、45B)から供給される水平方向輪郭強調信
号と垂直方向輪郭強調信号発生回路44R(44G、4
4B)から供給される垂直方向輪郭強調信号をそれぞれ
利得調整して加算する加算回路46R(46G、46
B)とで構成されている。
【0029】垂直方向輪郭強調信号発生回路44R(4
4G、44B)は、A/D変換器28R(28G、28
B)と1H遅延回路29R(29G、29B)と1H遅
延回路30R(30G、30B)からそれぞれ供給され
たデイジタル映像信号を1:−2:1の比で加算し、そ
の後段で1/4にする処理を行うことで垂直方向の輪郭
強調信号を発生している。また、水平方向輪郭強調信号
発生回路45R(45G、45B)は、1クロツク遅延
回路が2段構成されており、遅延なしのデイジタル映像
信号、1クロツク遅延デイジタル映像信号、2クロツク
遅延デイジタル映像信号を1:−2:1の比で加算し、
その後段で1/4にする処理を行うことで水平方向の輪
郭強調信号を発生している。
【0030】以上の構成において、ビデオカメラ装置2
0で被写体を撮像する際、アイリス21を介して導かれ
た被写体像がプリズムにより分光されたR光、G光、B
光がCCDイメージセンサ22R(22G、22B)に
供給されて映像信号のR信号、G信号、B信号をそれぞ
れ生成し、この信号を入力したCDS回路23R(23
G、23B)は、映像信号のノイズ成分を除去し、トラ
ツプフイルタ24R(24G、24B)によつて上記映
像信号に重畳されているクロツク成分を除去する。
【0031】この後、映像信号は増幅回路25R(25
G、25B)によつて増幅され、アナログ信号処理回路
26R(26G、26B)で映像信号のシエーデイング
補正やゲインアツプやクランプ等の処理を施され、ロー
パスフイルタ27R(27G、27B)で不要な高域周
波数成分を除去され、A/D変換器28R(28G、2
8B)へと送出される。
【0032】A/D変換器28R(28G、28B)か
ら出力されたデイジタル映像信号は、1H遅延回路29
R(29G、29B)によつて順次1H(H:水平周
期)分だけ遅延され、さらに1H遅延回路30R(30
G、30B)によつて順次1H分だけ遅延される。
【0033】輪郭強調信号発生回路31R(31G、3
1B)は、A/D変換器28R(28G、28B)と1
H遅延回路29R(29G、29B)と1H遅延回路3
0R(30G、30B)からそれぞれ出力されたデイジ
タル映像信号から水平及び垂直方向の輪郭成分をそれぞ
れ取り出し、この成分に基づいて水平及び垂直方向の輪
郭強調信号をそれぞれ発生し、この水平及び垂直方向の
輪郭強調信号を加算した輪郭強調発生信号を出力する。
この輪郭強調発生信号は、1H遅延回路29R(29
G、29B)から供給されるデイジタル映像信号と共に
デイジタル信号処理回路32R(32G、32B)に供
給されて加算され、このデイジタル映像信号はガンマ補
正、ニー補正、ホワイトクリツプ等の信号処理を施さ
れ、エンコーダ33へと出力される。
【0034】エンコーダ33に入力された映像信号は、
NTSC方式やPAL方式で出画するためのデイジタル
画像信号に変換され、D/A変換器34でアナログ画像
信号に変換され、ローパスフイルタ35によつてVTR
やモニタ等に出画させるように不要な高域周波数成分を
除去する。
【0035】ここで、本発明におけるアイリス制御部3
6では、A/D変換器28R(28G、28B)、1H
遅延回路29R(29G、29B)及び1H遅延回路3
0R(30G、30B)からそれぞれ出力されたデイジ
タル映像信号が2次元ローパスフイルタ37R(37
G、37B)に送出され、水平及び垂直方向にローパス
フイルタ処理を施される。
【0036】2次元ローパスフイルタ37R(37G、
37B)では、A/D変換器28R(28G、28)と
1H遅延回路29R(29G、29B)と1H遅延回路
30R(30G、30B)からそれぞれ供給されたデイ
ジタル映像信号を1:2:1の比で加算し、その後段で
1/4にする演算処理を行うことで垂直方向のローパス
フイルタ処理を施し、次に、遅延なしのデイジタル映像
信号、1クロツク遅延デイジタル映像信号、2クロツク
遅延デイジタル映像信号を1:2:1の比で加算し、そ
の後段で1/4にする処理を行うことで水平方向のロー
パスフイルタ処理を施す。
【0037】この後、デイジタル映像信号は映像信号レ
ベル検出回路38によつて、積分回路41で検出された
単位面積当たりの映像信号レベルと、最大レベル検出回
路42で検出された最大映像信号レベルを、加算回路4
3で設定する任意の比で加算され、この映像信号レベル
が絞り量制御回路39に出力されて、当該映像信号レベ
ルが基準レベルに一致するようにアイリス21の絞り量
を制御される。
【0038】このため、例えば図6に示すように微小面
積で極端に明るい被写体である光源のような物体Mが、
矢印Rの方向に移動して指定領域47に近づき、時間t
1で指定領域外48に到達し、時間t2で指定領域内4
9に到達した場合に、最大レベル検出回路42が出力す
る最大映像信号レベルが変化しないように抑制され、こ
の変化に応じる絞り量の変化が抑制され、物体M以外に
撮像されている被写体のけ映像信号レベルが、物体Mを
撮像することで受ける影響が抑制され、適切な映像信号
レベルが保たれる。
【0039】また、図7に示すように、水平方向に長い
微小面積で極端に明るい被写体である光源のような物体
Nが、矢印Rの方向に移動して指定領域47′に近づ
き、時間t1で指定領域外48′に到達し、時間t2で
指定領域内49′に到達した場合に、最大レベル検出回
路42が出力する最大映像信号レベルが変化しないよう
に抑制され、この変化に応じる絞り量の変化が抑制さ
れ、物体N以外に撮像されている被写体の映像信号レベ
ルが、物体Nを撮像することで受ける影響が抑制され、
適切な映像信号レベルが保たれる。
【0040】さらに、輪郭強調信号発生回路31R(3
1G、31B)の垂直方向輪郭強調信号発生回路44
は、A/D変換器28R(28G、28B)と1H遅延
回路29R(29G、29B)と1H遅延回路30R
(30G、30B)からそれぞれ供給されたデイジタル
映像信号を1:−2:1の比で加算し、その後段で1/
4にする処理を行うことで垂直方向の輪郭強調信号を発
生している。水平方向輪郭強調信号発生回路45は、1
クロツク遅延回路が2段構成されており、遅延なしのデ
イジタル映像信号、1クロツク遅延デイジタル映像信
号、2クロツク遅延デイジタル映像信号を1:−2:1
の比で加算し、その後段で1/4にする処理を行うこと
で水平方向の輪郭強調信号を発生している。
【0041】このように、輪郭強調信号発生回路31R
(31G、31B)では垂直方向の輪郭強調信号を発生
するために、1H遅延回路が必要である。通常、この1
H遅延回路は、1クロツク遅延回路が1H期間(数百段
から数千段)分、構成されている回路であり、回路規
模、消費電力が大きい。よつて、この1H遅延回路を本
発明のアイリス制御部36と共用することにより、回路
規模、消費電力を半分にすることができる。また、ビデ
オカメラ装置20に上述のようなアイリス制御部36を
設けることにより、アイリス21によつてビデオカメラ
本体に対物レンズを介して導かれる被写体の照度の絞り
量を設定自在に変えられる。
【0042】以上の構成によれば、絞り量が可変設定自
在なアイリスを介して被写体像を導かれた撮像素子によ
り生成された映像信号を基づいて形成される映像画面の
水平及び垂直方向にローパスフイルタ処理を施す2次元
ローパスフイルタ37R(37G、37B)と、該映像
画面の単位面積当たりの映像信号レベル、及び該映像画
面内の最大映像信号レベルを検出する映像信号レベル検
出手段38と、映像信号レベル検出手段38で検出され
た映像信号レベルが基準レベルに一致するようにアイリ
ス21の絞り量を制御する絞り量制御手段39とでなる
アイリス制御部36をビデオカメラ装置20内に配設す
る。
【0043】これにより、2次元ローパスフイルタ37
R(37G、37B)で映像画面の水平及び垂直方向に
ローパスフイルタ処理を施した後段で、映像信号レベル
を検出するので、微小面積の高輝度被写体を撮像して
も、その影響によるアイリスの絞り量の変化が少ない制
御ができる。また、2次元ローパスフイルタに使用する
1H(Hは水平周期)遅延回路を輪郭強調手段と共用す
ることで、回路規模を縮小することができ、かつ低消費
化できる。
【0044】なお上述の実施例においては、A/D変換
器28R(28G、28B)の後段に2段の1H遅延回
路29R(29G、29B)及び1H遅延回路30Rを
接続したものについて述べたが、本発明はこれに限ら
ず、2段以上の1H遅延回路を設けるよにしても良い。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、アイリス
を介して被写体像を導かれた撮像素子により生成される
映像信号に基づいて形成される映像画面の水平方向及び
垂直方向に対してローパスフイルタ処理を施す2次元ロ
ーパスフイルタと、映像画面の単位面積当たりの映像信
号レベル及び映像画面内の最大映像信号レベルを検出す
る映像信号レベル検出手段と、当該映像信号レベル検出
手段によつて検出される映像信号レベル及び基準レベル
に基づいてアイリスの絞り量を制御する絞り量制御手段
とを設けることにより、極端に明るい被写体を撮像した
場合にも、当該被写体以外の被写体の映像信号レベルが
適切に保たれるようにアイリスの絞り量を制御し得るア
イリス制御装置及びビデオカメラ装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるアイリス制御部が設けられたビ
デオカメラ装置の全体構成を示すブロツク図である。
【図2】本発明におけるアイリス制御部が設けられたビ
デオカメラ装置の全体構成を示すブロツク図である。
【図3】映像信号レベル検出回路を含むアイリス制御部
の構成を示すブロツク図である。
【図4】映像信号レベル検出回路を含むアイリス制御部
の構成を示すブロツク図である。
【図5】輪郭強調信号発生回路の構成を示すブロツク図
である。
【図6】映像画面に出画された被写体像の移動の様子及
び当該移動による映像信号レベルの特性を示す略線図及
び特性線図である。
【図7】映像画面に出画された被写体像の移動の様子及
び当該移動による映像信号レベルの特性を示す略線図及
び特性線図である。
【図8】従来のアイリス制御部の映像信号レベル検出手
段の構成を示すブロツク図である。
【図9】従来のアイリス制御部を用いた際の映像画面に
出画された被写体像の移動の様子及び当該移動による映
像信号レベルの特性を示す略線図及び特性線図である。
【図10】従来の他のアイリス制御部の映像信号レベル
検出手段の構成を示すブロツク図である。
【図11】従来の他のアイリス制御部を用いた際の映像
画面に出画された被写体像の移動の様子及び当該移動に
よる映像信号レベルの特性を示す略線図及び特性線図で
ある。
【図12】従来の他のアイリス制御部を用いた際の映像
画面に出画された被写体像の移動の様子及び当該移動に
よる映像信号レベルの特性を示す略線図及び特性線図で
ある。
【符号の説明】
1、10……映像信号レベル検出手段、2、11……N
AM回路、3、13……積分回路、4、14……最大レ
ベル検出回路、20……ビデオカメラ装置、21……ア
イリス、31R、31G、31B……輪郭強調信号発生
回路、32R、32G、32B……デイジタル信号処理
回路、36……アイリス制御部、37R、37G、37
B……2次元ローパスフイルタ、38……映像信号レベ
ル検出回路、39……絞り量制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 文彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 丹治 一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 河 誠司 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞り量が可変設定自在なアイリスを制御す
    るアイリス制御装置において、 上記アイリスを介して被写体像を導かれた撮像素子によ
    り生成される映像信号に基づいて形成される映像画面の
    水平方向及び垂直方向に対してローパスフイルタ処理を
    施す2次元ローパスフイルタと、 上記映像画面の単位面積当たりの映像信号レベル及び上
    記映像画面内の最大映像信号レベルを検出する映像信号
    レベル検出手段と、 上記映像信号レベル検出手段によつて検出される上記映
    像信号レベル及び基準レベルに基づいて上記アイリスの
    絞り量を制御する絞り量制御手段とを具えることを特徴
    とするアイリス制御装置。
  2. 【請求項2】上記2次元ローパスフイルタは、 上記垂直方向に対するローパスフイルタ処理として、入
    力される複数の映像信号を任意の比率で加算して任意数
    で除算する演算処理を施し、 上記水平方向のローパスフイルタ処理として、上記演算
    処理後の映像信号を、所定数段の1クロツク遅延回路に
    より得られる、遅延なし及び所定クロツク遅延による各
    デイジタル映像信号を任意の比率で加算して所定数で除
    算する演算処理を施すことを特徴とする請求項1に記載
    アイリス制御装置。
  3. 【請求項3】上記映像信号レベル検出手段は、 上記映像画面の単位面積当たりの映像信号レベルを得る
    積分部と、 上記映像画面内の最大映像信号レベルを検出する最大検
    出部と、 上記映像信号レベル及び上記最大映像信号レベルを、任
    意の比で加算する加算部とでなることを特徴とする請求
    項1に記載アイリス制御装置。
  4. 【請求項4】上記2次元ローパスフイルタに配設される
    1H遅延手段を輪郭強調信号発生手段と共用することを
    特徴とする請求項1に記載アイリス制御装置。
  5. 【請求項5】上記絞り量制御手段は、 上記映像信号レベルと上記基準レベルが一致するように
    制御することを特徴とする請求項1に記載のアイリス制
    御装置。
  6. 【請求項6】アイリスを介して被写体像を導かれた撮像
    素子により生成される映像信号に基づいて形成される映
    像画面の水平及び垂直方向にローパスフイルタ処理を施
    す2次元ローパスフイルタと、 上記映像画面の単位面積当たりの映像信号レベル及び上
    記映像画面内の最大映像信号レベルを検出する映像信号
    レベル検出部と、 上記映像信号レベル検出部によつて検出される映像信号
    レベル及び基準レベルに基づいて上記アイリスの絞り量
    を制御する絞り量制御部とでなるアイリス制御手段と、 上記アイリスを含み所望の被写体像を撮像する撮像光学
    手段と、 上記撮像光学手段によつて得られる上記被写体像の映像
    信号を信号処理する信号処理手段とを具えることを特徴
    とするビデオカメラ装置。
  7. 【請求項7】上記2次元ローパスフイルタは、 上記垂直方向に対するローパスフイルタ処理として、入
    力される複数の映像信号を任意の比率で加算して任意数
    で除算する演算処理を施し、 上記水平方向のローパスフイルタ処理として、上記演算
    処理後の映像信号を、所定数段の1クロツク遅延回路に
    より得られる、遅延なし及び所定クロツク遅延による各
    デイジタル映像信号を任意の比率で加算して任意数で除
    算する演算処理を施すことを特徴とする請求項6に記載
    のビデオカメラ装置。
  8. 【請求項8】上記映像信号レベル検出手段は、 上記映像画面の単位面積当たりの映像信号レベルを得る
    積分部と、 上記映像画面内の最大映像信号レベルを検出する最大検
    出部と、 上記映像信号レベル及び上記最大映像信号レベルを、任
    意の比で加算する加算部とでなることを特徴とする請求
    項6に記載のビデオカメラ装置。
  9. 【請求項9】上記2次元ローパスフイルタに配設される
    1H遅延手段を輪郭強調信号発生手段と共用することを
    特徴とする請求項6に記載のビデオカメラ装置。
  10. 【請求項10】上記絞り量制御手段は、 上記映像信号レベルと上記基準レベルが一致するように
    制御することを特徴とする請求項6に記載のビデオカメ
    ラ装置。
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