JPH0851634A - テレビジョンカメラ装置 - Google Patents

テレビジョンカメラ装置

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Publication number
JPH0851634A
JPH0851634A JP6184650A JP18465094A JPH0851634A JP H0851634 A JPH0851634 A JP H0851634A JP 6184650 A JP6184650 A JP 6184650A JP 18465094 A JP18465094 A JP 18465094A JP H0851634 A JPH0851634 A JP H0851634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dtl
signal
gain
gain control
hue
Prior art date
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Pending
Application number
JP6184650A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Joho
仁史 城寶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP6184650A priority Critical patent/JPH0851634A/ja
Publication of JPH0851634A publication Critical patent/JPH0851634A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被写体の所定の色相の解像感(輪郭強調量)
を、ズーム比や焦点距離すなわち、被写体画像の細かさ
に応じて可変できるテレビジョンカメラ装置を開発する
ことを目的とする。 【構成】 所定の色相に対してのみ輪郭強調信号のゲイ
ンを可変する機能を有するテレビジョンカメラにおい
て、この所定の色相における輪郭強調信号のゲインを、
撮像する被写体の細かさに応じて可変するようにしたも
ので、被写体画像が大きい場合は、通常のフレッシュト
ーンDTL動作となり、被写体像が細かい場合は、フレ
ッシュトーンDTL信号のゲインが、肌色以外の色相部
分に付加されるDTL信号より高くなり、輪郭強調量が
上がるため、人間の顔や手などの肌色部分が細かい場合
にも、解像感が低下することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョンカメラ装
置において、ズームレンズのズーム比や焦点距離の変化
に対応して、所定の色相における輪郭強調量を制御した
輪郭強調信号(以後、これをフレッシュトーンDTL信
号と呼ぶ。)を映像本線系に付加する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョンカメラは高解像度
が要求されるため、輪郭強調信号(DTL信号)を映像
信号の水平(H)方向、垂直(V)方向に付加してい
る。ところが、このDTL信号は、輝度の変化に応じて
信号レベル(輪郭強調量)を決めており、色相を選別し
て、この信号レベルを変えることはしていない。このた
めに、人間の顔を明るい照明下にてアップで撮像した場
合、輝度変化の大きい顔のしわの部分にDTL信号が強
く付加され、不自然な画像となる。
【0003】この対策として従来の技術では、図3、図
4に示すように、色相演算処理回路8、DTLゲインコ
ントロール信号発生回路9を設け、ここで、映像信号の
色相を判別し、各色相に対応するDTLゲインコントロ
ール信号を発生し、この信号をDTL信号ゲインコント
ロール回路5に供給し、DTL信号発生回路4で発生し
たDTL信号のゲインを色相に応じて制御する。例え
ば、肌色部分のDTL信号のレベルを、他の色相部分に
付加されるDTL信号のレベルより下がるようにゲイン
を設定することで、肌色の部分の解像感(輪郭強調量)
が上がりすぎないようにして、上記の顔のしわの部分で
生ずる問題を解決している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の技
術では、フレッシュトーンDTL信号のゲイン設定は、
色相のみによって行なわれており、例えば、前述のよう
に中心の被写体を人間として、かつ画像がアップ(以
後、これをレンズがテレ端側にあると表現する)の時の
肌色部分が最適となるように設定され、レンズのズーム
比に対しては不変としている。このため、撮像されてい
る画像のズーム比が小(以後、これをレンズがワイド端
側にあると表現する)の時、すなわち、被写体像が細か
い時にも、フレッシュトーンDTL信号のゲインが、肌
色以外の色相部分に付加されるDTL信号より低くなる
ため、被写体である人間の顔や手などの肌色部分だけ
が、画像内の他の色相部分よりも、輪郭強調量が低く、
解像感が無く見える欠点がある。本発明は、これらの欠
点を除去し、被写体の所定の色相部分の解像感を、レン
ズのズーム比や焦点距離、すなわち、被写体画像の細か
さに応じて可変できるテレビジョンカメラの実現を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、所定の色相に対してのみ輪郭強調信号の
ゲインを可変する機能を有するテレビジョンカメラにお
いて、この所定の色相における輪郭強調信号のゲイン
を、撮像する被写体の細かさに応じて可変するようにし
たものである。
【0006】
【作用】その結果、ズームレンズがテレ端にある時(被
写体画像が大きい時)は、ゲインコントロール発生回路
が、テレ端のズーム比や焦点距離に対応して、フレッシ
ュトーンDTL信号のゲインだけを、ゲイン標準値より
下げて出力し、ズームレンズがワイド端にある時(被写
体画像が細かい時)は、ワイド端のズーム比や焦点距離
に対応して、フレッシュトーンDTL信号のゲインだけ
を、ゲイン標準値よりも上げて出力する。(なお、他の
色相のゲインは、一律にゲイン標準値)。このため、被
写体画像が大きい場合は、通常のフレッシュトーンDT
L動作となり、被写体像が細かい場合は、フレッシュト
ーンDTL信号のゲインが、肌色以外の色相部分に付加
されるDTL信号より高くなり、輪郭強調量が上がるた
め人間の顔や手などの肌色部分が細かい場合にも、解像
感が低下することがない。
【0007】
【実施例】以下、図1、図2を用いて本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明の構成を示すブロック図であ
る。図1において、ズームレンズ1(ズーム比や焦点距
離に応じた直流電圧を出力する機能を有するもの)より
得られた光は、撮像素子2によって映像信号となり、プ
リアンプ3で増幅され、出力A,B,Cとなる。出力A
はDTL信号発生回路4において、H.DTL信号、V.DTL
信号を作るための入力となり、該H.DTL信号、V.DTL信
号は、DTL信号ゲインコントロール回路5に出力され
る。該ゲインコントロール回路5では、後述するDTL
ゲインコントロール信号発生回路10よりの出力であ
る、ゲインコントロール信号(図2参照)によって、フ
レッシュトーンDTL信号のゲインを0〜2.0以上(設
計値は0〜2.0)に、他の色相のDTL信号のゲインを
0〜1.0以上(設計値は、ゲイン標準値1.0)にして、
レベル調整したDTL信号を出力する。出力Bは、本線
映像信号として、DTL信号ゲインコントロール回路5
からのDTL信号出力が付加された後に、出力アンプ6
に出力される。ここで、レベル調整が行われた後、映像
本線系出力信号7となる。そして、プリアンプ3の出力
Cは、後述する色相演算処理回路8の入力となる。
【0008】ズームレンズ1は、その設定状態等を表す
複数の直流電圧値を出力している。このうち、ズーム比
に応じた直流電圧値をズームレンズ出力電圧処理回路1
1に入力し、ここで、極性、直流電圧レベルを検出し、
検出したズーム比に対応するゲインコントロール値(例
えば、レンズのテレ端からワイド端で、ゲイン値は、0
〜2.0の範囲の値)を算出し、これをDTLゲインコン
トロール信号発生回路10に出力する。色相演算処理回
路8は、プリアンプ3の出力Cである映像信号を入力と
し、所定の色相(例えば、肌色)の映像信号部分を選択
し、各色相に対応するゲインコントロール値(例えば、
肌色においてゲイン値は0〜1.0の範囲の値、他の色相
ではゲイン値1.0)を算出し、これをDTLゲインコン
トロール信号発生回路10に出力する。ここで、DTL
ゲインコントロール信号発生回路10は、通常、DTL
信号のゲインコントロール信号として、全色相一律に、
ゲイン標準値(ゲイン値1.0)を発生する。そして、ズ
ームレンズ出力電圧処理回路11の出力ゲイン値と、色
相演算処理回路8の出力ゲイン値の乗算により、フレッ
シュトーンDTL信号の効く色相範囲およびそのゲイン
値を算出し、図2に示すゲインコントロール信号を、D
TL信号ゲインコントロール回路5に出力する。
【0009】これにより、フレッシュトーンDTL信号
のゲインを可変できるテレビジョンカメラにおいて、フ
レッシュトーンDTL信号のゲインコントロールとし
て、レンズのズーム比や焦点距離の情報も加味できるた
め、被写体の所定の色相の解像感(輪郭強調量)を、ズー
ムレンズのズーム比や焦点距離、すなわち、被写体画像
の細かさに応じて変えることができる。したがって、例
えば、中心の被写体を人間として、かつ画像がアップの
場合は通常のフレッシュトーンDTL動作となり、フレ
ッシュトーンDTL信号のゲインが下がり、人間の顔や
手などの肌色部分が過強調とならないようになる。そし
て、被写体像が細かい場合には、フレッシュトーンDT
L信号のゲインが、肌色以外の色相部分に付加されるD
TL信号より高くなり、被写体である人間の顔や手など
の肌色部分だけが、画像内の他の色相部分よりも、輪郭
強調量が上がるため、人間の顔や手などの肌色部分が細
かい場合にも、解像感が低下することがなくなる。な
お、上記実施例では、フレッシュトーンDTL信号のゲ
インコントロールとして、ズームレンズからのズーム比
に応じた電圧値を用いたが、代わりに焦点距離に応じた
直流電圧値を用いても、また、ズーム比に応じた電圧値
と焦点距離に応じた電圧値の両方を用いても、図1の構
成で、ズームレンズ出力電圧処理回路11の対処によ
り、目的とする機能が実現できる。
【0010】
【発明の効果】本発明により、フレッシュトーンDTL
信号のゲインコントロールに、ズーム比や焦点距離の情
報を入力できることになったので、被写体の任意の色相
の解像感を、ズーム比、焦点距離、すなわち、被写体画
像の細かさに応じて可変することが実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明におけるDTLゲインコントロール信号
と色相との関係を示す図。
【図3】従来技術の全体構成を示すブロック図。
【図4】従来技術でのDTLゲインコントロール信号と
色相との関係を示す図。
【符号の説明】
1ズームレンズ 2 撮像素子 3 プリアンプ 4 DTL信号発生回路 5 DTL信号ゲインコントロール回路 8 色相演算処理回路 10 DTLゲインコントロール信号発生回路 11 ズームレンズ出力電圧処理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の色相に対してのみ輪郭強調信号の
    ゲインを可変する機能を有するテレビジョンカメラにお
    いて、この所定の色相における輪郭強調信号のゲイン
    を、撮像する被写体の細かさに応じて可変する手段を有
    することを特徴とするテレビジョンカメラ装置。
JP6184650A 1994-08-05 1994-08-05 テレビジョンカメラ装置 Pending JPH0851634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184650A JPH0851634A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 テレビジョンカメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184650A JPH0851634A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 テレビジョンカメラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0851634A true JPH0851634A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16156953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6184650A Pending JPH0851634A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 テレビジョンカメラ装置

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JP (1) JPH0851634A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369794A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Pentax Corp 電子内視鏡装置
JP2006086976A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Ikegami Tsushinki Co Ltd スキン・ディテール回路及び方法
JP2006166337A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ikegami Tsushinki Co Ltd スキン・ディテール回路
JP2010283523A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Nec Casio Mobile Communications Ltd 画像処理装置およびプログラム

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