JP4003246B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はCCD等のイメージセンサを用いたビデオカメラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にCCD(CHARGE COUPLED DEVICE )を固体撮像素子として用いたビデオカメラ装置が普及しているが、これらのビデオカメラ装置では、オートアイリス調整(自動絞り調整)、オートフォーカス調整、オートホワイトバランス調整などの機能が搭載され、それぞれフィードバックループにより自動調整が実行されるようにしている。
【0003】
これらの自動調整を実現するための従来のビデオカメラ装置の構成を図3、図4に示す。
まず図3の構成において、レンズ系21を介してCCD撮像素子22に入射される撮影光に応じて、CCD撮像素子22からは例えばR、G、B各画素信号が出力される。
画素信号はAGC回路23でゲインコントロールされた後、A/D変換器24でデジタルデータに変換される。そしてクランプ回路25でデジタルクランプ処理された後、ホワイトバランスアンプ26でホワイトバランスのための各色の画素データに対して所定のゲインが与えられる。
ホワイトバランスのためのゲイン調整が行われた後、各画素データは輝度信号処理回路27及びクロマ信号処理回路28に供給される。
【0004】
輝度信号処理回路27では供給されたR、G、Bの画素データに対してγ補正やホワイトクリップなどのプロセス処理を行うとともに、R、G、Bの画素データを用いたマトリクス演算処理により輝度信号(Y信号)を生成し、撮影画像としての輝度信号として後段の回路系に出力する。
またクロマ信号処理回路28も、プロセス処理を施したR、G、Bの画素データを用いたマトリクス演算処理により色差信号R−Y,B−Yを生成し、後段の回路系に出力する。
【0005】
ホワイトバランスアンプ26における各色の画素データに与えられるゲインはフィードバックループにより制御されるが、このための各色の信号(R信号、G信号、B信号)としてのレベルが検出される必要がある。このため、R信号、G信号、B信号がクロマ信号処理回路28から抽出され、ホワイトバランス検波部31でレベル検出が行われる。各色の画素データのレベル情報DAWB はマイクロコンピュータで形成されているコントローラ32に供給され、オートホワイトバランスのための各色のゲインが算出される。例えば基準被写体を撮影している状態においてG信号レベルに対してR信号、B信号が同一レベルになるように、R信号、B信号に対するゲインが算出される。そしてそのホワイトバランスゲイン制御情報SAWB がホワイトバランスアンプ26に供給され、例えばR信号ゲインとB信号ゲインが調整される。
【0006】
一方、オートアイリス動作、オートフォーカス動作には撮影された画像信号の輝度情報が用いられる。即ち輝度信号処理回路27で生成された輝度信号が抽出されてオートアイリス検波部29及びオートフォーカス検波部30に供給される。
このオートアイリス検波部29及びオートフォーカス検波部30において、それぞれ絞り調整及びフォーカス調整のための情報DAE、DAFが抽出されコントローラ32に供給される。
【0007】
コントローラ32は情報DAE、即ち明るさ情報に応じてアイリス制御信号SAEをタイミングジェネレータ34及びAGC回路23に出力して、CCD露光時間やゲイン調整を行わせ、アイリス調整を実現する。
またコントローラ32は情報DAF、即ちレンズ系21のピント状態に相当する情報に応じてフォーカス制御信号SAFをフォーカスモータ33に出力して、レンズ系21内のフォーカスレンズを移動させ、適切なフォーカス状態が得られるようにする。
【0008】
図4は従来のカメラ装置の他の構成例である。ただし、図3の構成と同一部分については同一符号を付し説明を省略する。
この例の場合は、オートアイリス検波部29及びオートフォーカス検波部30において明るさ情報等を得るために、輝度信号生成部35が輝度信号処理回路27とは独立して設けられているものである。つまりホワイトバランスアンプ26から出力されるR、G、Bの各画素データが輝度信号生成部35に供給されてオートアイリス検波及びオートフォーカス検波に用いるための輝度信号が生成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
これらの従来の回路構成では次のような問題がある。
まず図3の構成の場合、オートアイリス検波及びオートフォーカス検波に用いるための輝度信号は、輝度信号処理回路27から取り出されるわけであるが、この輝度信号は、輝度信号処理回路27内での多数の処理を経て得られる信号である。オートアイリス動作に関しては、なるべくCCD素子22から出力された画素信号に近い状態の信号に基づいて動作制御されることが好ましいが、輝度信号処理回路27内の多段の処理を経た輝度信号を用いざるを得ない。
【0010】
一方、図4のように独立した輝度信号生成部35を設ける場合、輝度信号生成部内では検波専用の輝度信号を生成すればよいため、検波にとって不要な処理は省くことができるが、基本的には輝度信号生成回路27内と同様の輝度信号生成演算を行う回路が必要となる。つまり装置内に同様な回路構成の部位を2つ持つことになり、構成上の無駄がある。
【0011】
また図3、図4のいづれの場合も、オートホワイトバランス制御ループとオートアイリス制御ループが交錯している。
特にホワイトバランス調整は、なるべく輝度/クロマ処理よりも前段で行うことが好ましいため、アイリス調整に用いる輝度信号はホワイトバランスアンプ26よりも後段位置で取り出さざるを得ないためである。
一方、アイリス調整とは基本的には明るさ調整動作であり、ホワイトバランスは色バランスの調整であるといえるが、明るさが変化すればそれに応じた色の変化も発生する。
このため各例のように、アイリス調整のための輝度信号をホワイトバランスアンプ26より後段から取り出さなければならないことは、各制御ループの動作が互いに他方のループに影響を与えることになり、各制御ループが収束しにくくなるという欠点を生むことになる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、特にオートアイリス調整のための明るさ情報の抽出を簡易に実行できるようにするとともに、互いに影響を与える複数の制御ループが交錯しないようにし、ループ動作をより効率化することを目的とする。
【0013】
このためにビデオカメラ装置に、固体撮像素子から出力され、かつ画像信号処理手段に入力される各画素情報を積算していくことで、疑似輝度情報を生成する疑似輝度情報生成手段と、疑似輝度情報生成手段から出力される疑似輝度情報を用いてアイリス調整を行うアイリス調整手段とを設ける。
固体撮像素子のカラーフィルタを、G(グリーン)フィルタが市松状(千鳥状)に配置されるとともに、ライン毎にR(レッド)、B(ブルー)が交互に配置される、G市松及びRB線順次方式とされたカラーフィルタとする場合、疑似輝度情報生成手段は、2G+R+Bの演算により疑似輝度信号を生成する。
また、疑似輝度情報生成手段は、ホワイトバランスアンプ手段よりも前段で得られる各画素情報を積算していくことで、疑似輝度情報を生成するようにする。
画素情報の積算値である疑似輝度情報は、擬似的な輝度信号として明るさ情報を有するものとなるため、画素情報の積算値を用いてアイリス調整を行うことができる。また、この場合輝度信号を用いるものではないためホワイトバランスアンプよりも前段の画素情報を用いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図2により本発明の実施の形態を説明する。図1は本例のビデオカメラ装置における、オートアイリス調整、オートフォーカス調整、オートホワイトバランス調整の制御ループを含む要部のブロック図である。
【0015】
図1において、レンズ系1として被写体からの光線をCCD撮像素子2に導くための各種レンズが配置される。このレンズ系1内のフォーカス用のレンズは、フォーカスモータ13により前後に移動可能に配置されており、これによって撮影画像のフォーカス状態が調整される構造となっている。
CCD撮像素子2の画素は、例えば図2に示すようなR、G、B3原色フィルタ構成とされている。
図2はCCD撮像素子2のnライン目近辺の画素構成を示しているが、図からわかるように、各画素のカラーフィルタの構成はG市松及びR/B線順次方式とされている。つまりnライン、n+2ライン、n+4ラインは、R画素とG画素が交互に形成されており、一方、n+1ライン、n+3ライン、n+5ラインは、G画素とB画素が交互に形成されている。
このように1ライン毎にR−G画素ラインとB−G画素ラインが形成される。
【0016】
このようなカラーフィルタ配列とされたCCD撮像素子2は、入射される撮影光に応じてR、G、Bの各画素信号を出力する。
出力された画素信号はCDS/AGC回路3(CORRELATED DOUBLE SAMPLING / AUTO GAIN CONTROL)で、相関2重サンプリングによるデータ抽出及びゲインコントロール処理が行われた後、A/D変換器4でデジタルデータに変換される。そしてクランプ回路5でデジタルクランプ処理された後、ホワイトバランスアンプ6でホワイトバランスのための各色の画素データに対して所定のゲインが与えられる。
ホワイトバランスのためのゲイン調整が行われた各画素データは、輝度信号処理回路7及びクロマ信号処理回路8に供給される。
【0017】
輝度信号処理回路7では供給されたR、G、Bの画素データに対してγ補正やホワイトクリップなどのプロセス処理を行うとともに、R、G、Bの画素データを用いたマトリクス演算処理により輝度信号(Y信号)を生成し、撮影画像としての輝度信号として後段の回路系に出力する。
またクロマ信号処理回路8も、プロセス処理を施したR、G、Bの画素データを用いたマトリクス演算処理により色差信号R−Y,B−Yを生成し、後段の回路系に出力する。
【0018】
ホワイトバランスアンプ6における各色の画素データに与えられるゲインはフィードバックループにより制御される。この制御のためにR信号、G信号、B信号の各レベルが検出される必要があるが、このため、R信号、G信号、B信号がクロマ信号処理回路8から抽出され、ホワイトバランス検波部11でレベル検出が行われる。各色の画素データのレベル情報DAWB はマイクロコンピュータで形成されているコントローラ12に供給され、オートホワイトバランスのための各色のゲインが算出される。
例えば基準被写体を撮影している状態においてG信号レベルに対してR信号、B信号が同一レベルになるように、R信号、B信号に対するゲインが算出される。そしてそのホワイトバランスゲイン制御情報SAWB がホワイトバランスアンプ6に供給されて、例えばR信号ゲインとB信号ゲインが調整される。
【0019】
また、オートアイリス調整、オートフォーカス調整のためには、クランプ回路5の出力(ホワイトバランスアンプ6の前段の信号)が抽出され、これがオートアイリス検波部9及びオートフォーカス検波部10に供給される。
【0020】
オートフォーカス検波部10は、例えばクランプ回路5から出力される画素データについてハイパスフィルタ処理を行った後、エッジ検出処理を行う。そしてエッジ検出信号の平均化等を行ってフォーカス情報DAFを生成する。
コントローラ12はフォーカス情報DAFに応じてフォーカス制御信号SAFをフォーカスモータ13に出力して、レンズ系1内のフォーカスレンズを移動させ、適切なフォーカス状態が得られるようにする。
ジャストフォーカス状態にあるときは、画像データのエッジ成分がある程度はっきりと観測される。従って画素データのエッジ情報を検出してフィードバックループによるフォーカス制御を行うことで、適切なフォーカス状態が得られることになる。
【0021】
アイリス調整に関しては、前処理部9aにおいて必要に応じて供給された画素データの平均化等の処理が行われる。例えば入力された画素データについて4画素毎の平均化処理を行い、その4画素の平均値を順次出力していく。
このような前処理を経たデータは積算部9bに供給されるが、この積算部9bは1画面分の全画素データを積算する動作を行う。なお、前処理部9aにおいて4画素毎の平均値を求め、その平均値を順次出力していることにより、積算部9bにおける1画面分の画素データの積算の際に、その積算データ数を1/4に減らすことができることになり、回路構成や処理の簡素化を計ることができる。
【0022】
図2に示したように、CCD撮像素子2からの画素データとしては、nライン目のタイミングではRデータとGデータが、一方、n+1ライン目のタイミングではGデータとBデータが交互に出力されてくることになる。
積算部9bではこのような各色のタイミングで供給されてくる画素データをそのまま加算していき、その加算結果を明るさ情報DAEとして出力する。
従って、1画面分の画素データを加算して得られる情報DAEは、
DAE=K(2G+R+B)
となる(Kは加算画素数に伴う係数)。
加算処理で得られる(2G+R+B)という値は、ほぼ明るさ情報を示す値となるものである。つまり本例では、輝度信号を用いなくとも(2G+R+B)という明るさ情報(疑似輝度情報)を得ることができる。
【0023】
このオートアイリス検波部9からの明るさ情報DAEはコントローラ12に供給されるが、コントローラ12は明るさ情報DAEに応じてアイリス制御信号SAEを発生する。
このアイリス制御信号SAEとしては、CCD撮像素子2の露光時間を設定する電子シャッタデータと、AGCゲインデータとなる。
電子シャッタデータはタイミングジェネレータ14に供給される。タイミングジェネレータ14は電子シャッタデータに応じたタイミング信号を発生させてCCD撮像素子2の露光時間を制御する。これがアイリス調整に相当する動作となる。またAGCゲインデータはAGC回路3に供給され、AGC回路3のゲイン設定が行われる。つまり明るさ調節がAGC回路3で電気的に行われ、これもアイリス調整動作となる。
【0024】
なお、この例では電子シャッタとしてCCD撮像素子2の露光時間を調整することでアイリス調整を行うこととしているが、もちろんメカニカルな絞り機構によってアイリス調整を行う方式も考えられる。この場合アイリス制御信号SAEとして、上記電子シャッタデータに相当するモータ制御データが発生され、絞り機構の駆動モータが駆動制御されることになる。
【0025】
以上のように本例では、アイリス調整に用いる情報を輝度信号処理回路7で生成される輝度信号とはせず、(2G+R+B)という積算信号としている。
このため図4のように独立した輝度信号生成部を持たなくてもよく、回路構成上の無駄がないとともに、簡易な処理でアイリス調整に用いる擬似的な輝度情報を得ることができる。。
また、ホワイトバランスアンプ6は輝度信号処理回路7及びクロマ信号処理回路8の前段に配することが好ましいとされるが、アイリス調整に関しては(2G+R+B)という積算信号を用いることで、ホワイトバランスアンプ6の後段となる輝度信号処理回路7から輝度信号を取り出す必要はなくなる。そして上記のようにクランプ回路5の出力段階のデータから積算信号(2G+R+B)を生成すればよい。そして本例の構成は、アイリス調整ループとホワイトバランス調整ループが交錯していない状態となっているものである。
即ちフィードバックループの動作が互いに影響を与えることになるアイリス調整ループとホワイトバランス調整ループが、それぞれ信号経路上で分離されることで、各調整ループが他方のループに影響されず、それぞれ効率的に収束できるようになる。
ところで図1の場合、オートアイリス調整ループとオートフォーカス調整ループは独立した信号系内でのループとはいえないが、フォーカス状態と明るさ状態は互いに大きな影響を与えるものではないため問題ない。
【0026】
なお、上記例では積算部9bは1画面分(1フレーム分)の画素データ積算するようにしたが、積算する範囲はこれに限られない。(2G+R+B)という明るさ情報を得るには、少なくとも偶数ライン分の積算が行われればよい。
また、固体撮像素子としてCCDの例をあげたが、BBD(BUCKET BRIGADE DEVICE )を撮像素子として用いるものでも本発明を適用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のビデオカメラ装置は、固体撮像素子から出力され、かつ画像信号処理手段に入力される前段での各画素情報を積算していくことで疑似輝度情報を生成し、これに基づいてアイリス調整を行う。このため複雑な処理を経て得られる輝度信号を用いなくてもよく、簡易な回路構成でオートアイリス調整のための信号を得ることができるという効果がある。特に、固体撮像素子のカラーフィルタがG市松及びR/B線順次方式とされている場合は、単に画素情報を積算するのみで2G+R+Bという、明るさ情報として適切な疑似輝度情報を得ることができ、的確なアイリス調整が実現できる。
【0028】
またホワイトバランスアンプ手段は、輝度/色信号処理の前段に配することが好ましいとされるが、本発明のアイリス調整に用いる疑似輝度情報は、いわゆる輝度信号ではなく各画素情報の積算値であるため、疑似輝度情報生成手段はホワイトバランスアンプ手段よりも前段の各画素情報を積算して疑似輝度情報を生成できる。従ってオートアイリス調整ループとオートホワイトバランス調整ループが交錯しないように構成することができ、これによって各制御ループは効率的に収束されるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部のブロック図である。
【図2】実施の形態のCCD撮像素子の画素構成の説明図である。
【図3】従来のカメラ装置の構成例の説明図である。
【図4】従来のカメラ装置の構成例の説明図である。
【符号の説明】
1 レンズ系、2 CCD撮像素子、3 AGC/CDS回路、4 A/D変換器、5 クランプ回路、6 ホワイトバランスアンプ、7 輝度信号処理回路、8 クロマ信号処理回路、9 オートアイリス検波部、9a 前処理部、9b積算部、10 オートフォーカス検波部、11 ホワイトバランス検波部、12 コントローラ、13 フォーカスモータ、14 タイミングジェネレータ
Claims (2)
- マトリクス状に配置された複数の画素を有し、各画素に対してカラーフィルタが設けられた固体撮像素子と、
前記固体撮像素子から出力される各画素情報に基づいて輝度情報及び色情報から成る撮影画像情報を得る画像信号処理手段と、
前記固体撮像素子から出力され、かつ前記画像信号処理手段に入力される各画素情報を積算していくことで、疑似輝度情報を生成する疑似輝度情報生成手段と、
前記疑似輝度情報生成手段から出力される疑似輝度情報を用いてアイリス調整を行うアイリス調整手段と、
前記画像信号処理手段から抽出される色情報に基づいて、前記固体撮像素子から出力される各色毎の画素情報のゲイン調整を行うことでホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整手段を備え、
前記カラーフィルタは、G(グリーン)市松及びR(レッド)、B(ブルー)線順次方式とされたカラーフィルタであり、
前記疑似輝度情報生成手段は、前記ホワイトバランス調整手段よりも前段で得られる前記各画素情報を
2G+R+B
の演算により積算していくことで、疑似輝度情報を生成する
ことを特徴とするビデオカメラ装置。 - マトリクス状に配置された複数の画素を有し、各画素に対してカラーフィルタが設けられた固体撮像素子と、
前記固体撮像素子から出力される各画素情報に基づいて輝度情報及び色情報から成る撮影画像情報を得る画像信号処理手段と、
前記固体撮像素子から出力され、かつ前記画像信号処理手段に入力される前段での各画素情報から疑似輝度情報を生成する疑似輝度情報生成手段と、
前記画像信号処理手段から抽出される色情報に基づいて、前記固体撮像素子から出力される各色毎の画素情報のゲイン調整を行うことでホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整手段と、
前記擬似輝度情報生成手段から前記擬似輝度情報が入力されアイリス制御信号を出力するコントローラとを備え、
前記カラーフィルタは、G(グリーン)市松及びR(レッド)、B(ブルー)線順次方式とされたカラーフィルタであり、
前記擬似輝度情報生成手段は、前記画像情報に対して前処理を行う前処理部と、該前処理部からのデータが供給される積算部とを有し、前記ホワイトバランス調整手段よりも前段で得られる前記各画素情報を
2G+R+B
の演算により積算していくことで、疑似輝度情報を生成するとともに、
前記アイリス制御信号をフィードバックする制御ループは前記ホワイトバランス制御手段の制御ループと交錯しないよう信号経路上で分離されている
ことを特徴とするビデオカメラ装置。
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