JPH089981Y2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JPH089981Y2
JPH089981Y2 JP1987005023U JP502387U JPH089981Y2 JP H089981 Y2 JPH089981 Y2 JP H089981Y2 JP 1987005023 U JP1987005023 U JP 1987005023U JP 502387 U JP502387 U JP 502387U JP H089981 Y2 JPH089981 Y2 JP H089981Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
color
video camera
supplied
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987005023U
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English (en)
Other versions
JPS63113388U (ja
Inventor
與志知 大竹
浩 芳賀
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Studio Circuits (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はビデオカメラに関し、特に選択的にソフトフ
ォーカスで撮影を行ない得るようにしたものである。
(従来の技術) 従来から、例えば赤外線等を用いて検出された被写体
までの距離や、映像信号の高域成分に対応して取り出さ
れた焦点電圧に基づいてフォーカスレンズを自動的にジ
ャストピント位置に移動させてフォーカシングを行なう
各種方式のオートフォーカス装置が知られている。
そして、そのようなオートフォーカス装置が搭載され
たビデオカメラによれば、ボケのない極めて良好な撮影
を行なうことができる。
(考案が解決すべき問題点) ところで、ビデオカメラを用いた様々な撮影方法の中
には、映像をある程度ボカした状態、すなわちソフトフ
ォーカスで撮影を行なうような方法がある。
ところが、オートフォーカス装置が搭載された従来の
ビデオカメラによれば、オートフォーカスモードでは必
ずジャストフォーカスしてしまうためそのままではソフ
トフォーカスでの撮影を行なうことができない。
そこで、従来ではソフトフォーカス用のフィルタをレ
ンズに取り付けることによってソフトフォーカスでの撮
影を行なうようにしているが、このフィルタを常時携帯
することは不便であるとともにフィルタを外し忘れる等
の問題があった。
そのため、従来から容易にソフトフォーカスでの撮影
を行なうことができるビデオカメラが要望されていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述の如き実情に鑑みてなされたものであ
り、ソフトフォーカスでの撮影を容易に行なうことがで
きるビデオカメラを提供することを目的とする。
そして、本考案はこの目的を達成するために第1図に
示す如く、撮像素子1を介して取り出される撮像出力S
CCDから輝度信号YWを抽出するフィルタ回路2と、 上記輝度信号YWから色成分信号YL,R,Bを取り出す回路
3と、 上記色成分信号YL,R,Bに基づいて上記輝度信号YWの振
幅を任意な割合で可変することによりソフトフォーカス
用の輝度信号YW′を合成出力する合成回路4とを備えた
ことを特徴とするビデオカメラを提供するものである。
(作用) 上述の如き構成のビデオカメラによれば、輝度信号YW
と色成分信号YL,R,Bとを任意な割合で合成するだけで容
易にソフロフォーカスでの撮影を行なうことができる。
また、本考案のビデオカメラを構成するフィルタ回路
2及び色成分信号YL,R,Bを取り出す回路3は通常どのよ
うなビデオカメラにも設けられているため、本考案のビ
デオカメラを製造することは容易である。
さらに、特に複数の信号からなる色成分信号YL,R,Bを
用いることにより、これら色成分信号YL,R,Bの混合比
(例えば(R+B)/YL)で定まる特定の色(例えば、
肌色)による輪郭線だけをボカすことができる。
(実施例) 以下、本考案の公的な実施例を第1図ないし第4図を
用いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係るビデオカメラの電気的構成を示
すブロック図であり、CCD(電荷結合素子)等を用いた
一の撮像素子1から出力される断続的な撮像出力SCCD
サンプリングホールド回路(SH)5にて連続信号にされ
るとともに、自動利得制御回路(AGC)6にて利得制御
されて輝度信号抽出用のフィルタ回路(LPF)2に供給
されるようになっている。
そして、このフィルタ回路2は約3[MHz]のカット
オフ周波数を有しており、上記撮像出力SCCDから輝度信
号YWを抽出して合成回路4に供給する。
また、本実施例においては、色成分信号としてYL及び
同時化された2種類の色信号R,Bを用いており、本考案
における色成分信号を取り出す回路3は上記撮像出力S
CCDからこれら信号YL,R,Bを取り出して上記合成回路4
に供給するようになっている。
以下、この色成分信号を取り出す回路3について説明
する。
まず、上記利得制御回路6から出力される撮像出力S
CCDは約0.7[MHz]のカットオフ周波数を有するフィル
タ回路(LPF)7に供給され、このフィルタ回路7にて
上記YL信号YLが抽出されて、上記合成回路4に供給され
る。
また、このフィルタ回路7にて抽出されたYL信号YL
加算器8,9及びプロセス回路10に各々供給される。
一方、上記撮像出力SCCDは約3.58[MHz]の帯域を有
するフィルタ回路(BPF)11を介して平衡変調器(B.MO
D)12に供給され、ここでフレームインバータ13を介し
て供給される色副搬送波SCで変調されて線順次色差信号
R−YL,B−YLとされる。
そして、この線順次色差信号R−YL,B−YLはフィルタ
回路14にて約0.7[MHz]の帯域制限を受けた後、1H遅延
回路(1HDL)15とスイッチマトリクス回路(1HSW)16と
から成る同時化回路17に供給され、ここで同時化された
2種類の色差信号R−YL,B−YLとされる。
これら色差信号R−YL,B−YLは、上記加算器8,9に各
々供給され、ここで前記フィルタ回路7から供給された
YL信号YLにてグリーン成分が相殺される。
これにより、これら加算器8,9は本実施例における色
成分信号である色信号R,Bを出力し、これら色信号R,Bは
前記合成回路4に供給されるとともに前記プロセス回路
10に供給される。
次に、この合成回路4は、上述の如く供給された色成
分信号YL,R,Bと輝度信号YWとを任意は割合で合成してソ
フトフォーカス用の輝度信号YW′とし、この輝度信号
YW′を出力するとともに、合成される上記YLと各色信号
R,Bとの合成比率を適当に設定する。
また、この合成回路4における上記色成分信号YL,R,B
と輝度信号YWとの合成比(YL,R,B/YW)及び色成分信号Y
L,R,Bの混合比は外部イッチ18のボリューム操作等によ
り任意に可変設定し得るようになっている。
そして、この合成回路4から出力される輝度信号YW
は上記プロセス回路10に供給される。
このプロセス回路10は、ホワイトバランス回路(WB)
20,21とガンマ補正回路(γ)22,23,24,25及び減算器2
6,27から構成されており、上記輝度信号YW′はガンマ補
正回路22にてガンマ補正されてエンコーダ28に供給され
る。
また、Rチャンネルのホワイトバランス回路20に供給
された色信号Rは、この色信号Rを対象にしてセットア
ップ及びホワイトバランスが決められた後、ガンマ補正
回路24にて補正されて減算器26に供給される。
同様にBチャンネルのホワイトバランス回路21に供給
された色信号Bは、この色信号Bを対象にしてセットア
ップ及びホワイトバランスが決められた後、ガンマ補正
回路25にて補正されて減算器27に供給される。
なお、上記ホワイトバランス回路20,21は、被写体の
照明の色温度を検知して自動的に白バランスをコントロ
ールするものであり、R=B=YL(G)となるように各
色信号R,Bの利得をコントロールするようになってい
る。
また、前記フィルタ回路7から出力されたYL信号Y
Lは、このプロセス回路10の上記ガンマ補正回路23にて
補正された後、上記各減算器26,27に各々供給される。
これにより、これら減算器26,27からは色差信号R−Y
L,B−YLが各々出力され、これら色差信号R−YL,B−YL
はエンコーダ28に供給される。
そして、このエンコーダ28は各々供給された色差信号
R−YL,B−YL及び輝度信号YW′等に基づいてNTSC方式に
準拠したテレビジョン信号STVを生成し、このテレビジ
ョン信号STVを出力端子29を介して図示しないビデオ回
路に供給する。
上述の如き構成のビデオカメラにおいて、上記合成回
路4における輝度信号YWと色成分信号YL,R,Bとの合成比
が最小値(≒0)である場合には上記テレビジョン信号
STVの再生画像は第2図に示す如くジャストフォーカス
された明瞭な画像となる。
これに対して、上記合成比が最大値である場合には第
3図に示す如く、再生画像における特定の色による輪郭
線が極めてボケたものとなる。
そして、上記合成比を適当な値に設定することにより
第4図に示す如く、再生画像は適度にボケて、ソフロフ
ォーカスで撮像をした如きものとなる。
さらに、前記外部スイッチ18を操作して、上記合成比
を可変すれば撮影者の希望する任意なボカし量での撮影
を行なうことができる。
また、上記色信号R,BとYL信号YLとの混合比を可変す
れば、ボカしたい色の部分を変えることができる。
なお、上述の実施例では画面を全域に亙って均一なボ
カし量としたが、部分的にボカし量を変えるように上記
合成回路4における合成比を時間的に可変させてもよ
い。
また、上述の実施例では、色成分信号として色信号R,
Bを用いたが、この色信号R,Bの代わりに色差信号R−
YL,B−YLを用いたり、これら信号のうちのどれか1種類
を用いてYLとの混合比を可変してもよい。
(考案の効果) 上述の説明から明らかなように、本考案に係るビデオ
カメラによれば、輝度信号と色成分信号とを任意な任意
な割合で合成することによりソフトフォーカスでの撮像
を容易に行なうことができる。
また、特に色成分信号を利用することにより、この色
成分信号を取り出す回路を特別に設けることなく通常の
ビデオカメラのものを流用することができるため製造も
容易である。
さらに、特に色成分信号を構成する各信号の混合比を
変えることにより、ボカしたい色の部分を任意に設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビデオカメラの実施例を示すブロ
ック図、第2図ないし第4図は第1図に示すビデオカメ
ラによって得られる再生画像を模式的に各々示す図であ
る。 1……撮像素子、2……フィルタ回路、3……色成分信
号を取り出す回路、4……合成回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子を介して取り出される撮像出力か
    ら輝度信号を抽出するフィルタ回路と、 上記輝度信号から色成分信号を取り出す回路と、 上記色成分信号に基づいて上記輝度信号の振幅を任意な
    割合で可変することによりソフトフォーカス用の輝度信
    号を合成出力する合成回路とを備えたことを特徴とする
    ビデオカメラ。
JP1987005023U 1987-01-17 1987-01-17 ビデオカメラ Expired - Lifetime JPH089981Y2 (ja)

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JP1987005023U JPH089981Y2 (ja) 1987-01-17 1987-01-17 ビデオカメラ

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JP1987005023U JPH089981Y2 (ja) 1987-01-17 1987-01-17 ビデオカメラ

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JPS63113388U JPS63113388U (ja) 1988-07-21
JPH089981Y2 true JPH089981Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=30786220

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6057779A (ja) * 1983-09-08 1985-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジヨン信号処理回路

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JPS63113388U (ja) 1988-07-21

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