JPH09186788A - 親子ファクシミリ装置 - Google Patents

親子ファクシミリ装置

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JPH09186788A
JPH09186788A JP7353961A JP35396195A JPH09186788A JP H09186788 A JPH09186788 A JP H09186788A JP 7353961 A JP7353961 A JP 7353961A JP 35396195 A JP35396195 A JP 35396195A JP H09186788 A JPH09186788 A JP H09186788A
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JP7353961A
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English (en)
Inventor
Sanenori Ichimura
実紀 市村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通に使用できる画像情報を親機内に蓄積し
ておくことにより、送信の度毎に読み取らなくても送信
できる親子ファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 電話回線に接続された親機1と、上記親
機1に接続された子機2とで構成される親子ファクシミ
リ装置において、子機2内に、親機1内の蓄積情報を送
信情報として利用する旨を親機1に指示する蓄積情報利
用指示部6と、送信情報を読み取るスキャナ14aとを備
え、親機1内に、少なくとも送信情報を蓄積する情報蓄
積部4と、上記蓄積情報利用指示部6より蓄積情報を送
信情報として利用する旨の指示を受けたとき、指示に従
って上記情報蓄積部4から蓄積情報を読み出し、子機2
から送られてきた送信情報に付け加えて、または送信情
報の全てとして送信させる蓄積情報送信部5とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線に接続さ
れた親機と、上記親機に接続された子機とで構成された
親子ファクシミリ装置に係り、特に親機内に蓄積された
画像情報を、子機からのファクシミリ送信の際に送信情
報の一部または全てとして利用できる親子ファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線に接続された親機に、複数の子
機を無線回線などで接続した親子ファクシミリ装置が提
示されている。例えば、特開平5-83456 号公報に示され
たコードレスファクシミリ装置では、上記のような構成
で、複数の子機のうち少なくとも一つの子機Aは画像入
出力手段を備え、画像入出力手段を備えていない他の子
機Bが子機Aを遠隔操作して親機を介した子機Aによる
ファクシミリ送受信を実現している。また、特開平5-16
0948号公報に示されたコードレスファクシミリ装置は、
子機が電話機で、ファクシミリ装置でない相手先からの
着呼があると予め設定された接続優先順に従って空いて
いる子機に接続する。また、特開平6-37956 号公報に示
されたコードレスファクシミリ装置では、親機が受信し
た画像を複数の子機(画像出力可)の一つに出力すると
共に、どの子機に出力したかを親機の表示器に表示す
る。さらに、特開平7-111598号公報に示された無線ファ
クシミリシステムでは、親機と子機との間のデータ伝送
を暗号化されたデータで行って、他の子機で傍受される
のを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ送信を行
う際、例えば会社の所在地を示す地図のように、複数の
利用者が共通に使用できる画像情報がある。子機からフ
ァクシミリ送信ができる上記のいずれの従来技術でも、
このような共通に使用できる画像情報を送信する場合、
送信の度毎に同じ原稿を手に入れ、それぞれの子機のス
キャナにその原稿をセットし、読み取らせ、親機を介し
て送信するというわずらわしさがある。本発明の課題
は、上記のような従来技術の問題を解決し、共通に使用
できる画像情報を親機内に蓄積しておくことにより、送
信の度毎に読み取らなくても送信できる親子ファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、第1の手段では、電話回線に接続された親機と、
上記親機に接続された一つまたは複数の子機とで構成さ
れる親子ファクシミリ装置において、子機内に、親機内
の蓄積情報を送信情報として利用する旨を親機に指示す
る蓄積情報利用指示部と、送信情報を読み取るスキャナ
とを備え、親機内に、少なくとも送信情報を蓄積する情
報蓄積部と、上記蓄積情報利用指示部より蓄積情報を送
信情報として利用する旨の指示を受けたとき、指示に従
って上記情報蓄積部から蓄積情報を読み出し、子機から
送られてきた送信情報に付け加えて、または送信情報の
全てとして送信させる蓄積情報送信部とを備えたことを
特徴としている。また第2の手段では、上記第1の手段
に記載した親子ファクシミリ装置において、蓄積情報送
信部を、子機から送られてきた送信情報の後またはNペ
ージの後に、指示に従って情報蓄積部から読み出した蓄
積情報を付け加えて送信させることを特徴としている。
また第3の手段では、上記第1または第2の手段に記載
した親子ファクシミリ装置において、親機内に、子機か
ら入力した画像情報を情報蓄積部に蓄積させる蓄積登録
部を備えたことを特徴としている。また、第4の手段で
は、上記第1乃至第3の手段のいずれかに記載の親子フ
ァクシミリ装置において、子機の操作表示部または親機
の操作表示部からの指示に応じて、子機または親機の出
力部に蓄積登録リストを出力させる蓄積登録部を親機内
に備えたことを特徴としている。また、第5の手段で
は、上記第1乃至第4の手段のいずれかに記載の親子フ
ァクシミリ装置において、子機から入力された識別符号
が予め登録されているときのみ、情報蓄積部内の蓄積情
報の送信、または情報蓄積部への情報蓄積、または蓄積
登録リストの出力を許可する蓄積利用許可部を親機また
は子機内に備えたことを特徴としている。
【0005】上記の構成により、第1の手段では、子機
から入力した画像情報に親機の情報蓄積部から読み出し
た蓄積情報を付け加えた情報を送信情報として、または
親機の情報蓄積部から読み出した蓄積情報を送信情報の
全てとして送信し得るようにする。また、第2の手段で
は、情報蓄積部から読み出した蓄積情報を子機から入力
した画像情報の後または所望のページの後に付け加え得
るようにする。また、第3の手段では、子機から入力し
た画像情報を親機内に蓄積し、それを送信情報として利
用し得るようにする。また、第4の手段では、情報蓄積
部内にどのような情報が蓄積されているか、およびその
情報のファイル番号などを知り得るようにする。また、
第5の手段では、情報蓄積部の情報を利用したり、情報
蓄積部へ情報を蓄積したりする利用者を特定の者に限定
し得るようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図11は、本発明の一形態例を示
す親子ファクシミリ装置の全体構成図である。図示した
ように、この形態例の親子ファクシミリ装置は、電話回
線に接続された親機1と、親機1に無線回線などで接続
された複数の子機2から構成される。なお、子機2が1
個の構成も可能である。図1は、第1の形態例の親機1
および子機2の詳細を示す構成ブロック図である。図示
したように、親機1は、情報蓄積部4、内蔵されたプロ
グラムに従って装置全体を管理、制御する制御部11、操
作者がファクシミリ装置に指示を与えるためのキーボー
ド及びファクシミリ装置が操作者にメッセージ等を与え
るための表示手段などから成る操作表示部12、スキャナ
14から読み取った画情報、それを符号化復号化部(DC
R)18によって符号化した画情報データ、受信した符号
化画情報データ、それをDCR18によって復号化した画
情報などを一時的に格納しておくRAM13、DCR18に
よって復号化された受信画情報をRAM13を介して取り
込んで記録紙上にプロットアウトするプロッタ15、公衆
電話網を介して遠隔のファクシミリ装置との間に呼を設
定するための網制御装置(NCU)16、G3伝送制御手
順に従ってファクシミリ送受信を行うファクシミリ通信
制御部17、低速モデムおよび高速モデムから成るモデム
19、親子間通信制御部20、無線送受信回路21などを備え
ている。また、制御部11は蓄積情報送信部5および蓄積
利用許可部7を備えている。一方、子機2は、図1に示
すように、子機全体を管理、制御する制御部11a、操作
表示部12a、RAM13a、親機1を介して送信する原稿
を読み取るスキャナ14a、親機1を介して受信した画情
報を記録紙に出力するプロッタ15a、親子間通信制御部
20a、無線送受信回路21a、アンテナ22aなどを備え、
また制御部11a内には蓄積情報利用指示部6を備えてい
る。この蓄積情報利用指示部6は、ファクシミリ送信
時、親機1内の蓄積情報を送信情報の一部として、ある
いは全てとして利用する旨の指示を親機1に送信させ
る。
【0007】図2に、上記形態例の子機の動作フローお
よび図3に親機の動作フローを示す。以下、図1〜図3
によりこの形態例の動作を説明する。最初に、利用者は
子機2の操作表示部12aにより送信を指示する。そうす
ると、子機2の蓄積情報利用指示部6は、操作表示部12
aの表示器に「親機の共通利用情報蓄積部に蓄積された
情報を送信情報として利用するか?」というようなメッ
セージを表示させる(S1)。そして、利用者が操作表
示部12aにより「Yes」と指示すると(S1でYe
s)、蓄積情報利用指示部6は操作表示部12aに表示し
て識別符号の入力を要求する。利用者がそれに応じて識
別符号(IDコード)を操作表示部12aにより入力する
と、蓄積情報利用指示部6はその識別符号を親子間通信
制御部20a、20、無線送受信回路21a、21、アンテナ22
a、22を介して親機1内の蓄積利用許可部7に送る。そ
うすると、蓄積利用許可部7はその識別符号が予め登録
されているか否かをRAM13内または制御部11内のフラ
ッシュメモリ内の登録テーブルによりチェックし、同一
の識別符号が登録されていれば、「利用を許可する」旨
の応答を子機2に返す(S2でYes)。それに対し
て、同一の識別符号が登録されておらず、「許可しな
い」旨の応答が子機2に返ってくると(S2でNo)、
蓄積情報利用指示部6はその旨を操作表示部12aに表示
して識別符号を再入力させる。なお、識別符号の登録は
子機2内に行ってもよい。
【0008】こうして、親機1からの利用許可を得る
と、蓄積情報利用指示部6は操作表示部12aに表示し
て、子機2で読み取る送信原稿の何ページ目の後に共通
利用蓄積情報を挿入するのか指示させると共に、その蓄
積情報のファイル番号を指示させる(S3)。そして、
通常の送信時と同様に、相手先端末番号など所定の操作
入力を操作表示部12aにより行わせ(S4)、それを取
得すると、蓄積情報利用指示部6はファイル番号、挿入
位置情報、相手先端末番号などを親機1に送る(S
5)。なお、蓄積情報を子機2からの送信原稿の後に付
加する場合は上記送信原稿の最後のページがNページ目
であれば、例えばNの後にAという符号を付加してNA
なる挿入位置情報を送ることにより、子機2側に、その
後の送信原稿がない旨を親機1側に通知することが可能
である。また、先頭に付加する場合は0と指示し、蓄積
情報のみ送信する場合は単にAと指示する。
【0009】親機1から相手先との接続に成功した旨の
通知が来ると(S6でYes)、子機2の制御部11a
は、スキャナ14aに指示して、既にスキャナ14aにセッ
トしてある原稿を読み取らせ、無線送受信回路21aなど
を介して親機1に送る(S7)。そして、挿入位置情報
として指示したNページ目までの送信が終了すると(S
8でYes)、親機1から残りのページ(子機2の原稿
のN+1以後)の送信許可のメッセージが来るのを待つ
(後述するように、この間、親機1では挿入する蓄積情
報の送信を行う)(S9→S9)。そして、送信許可が
来ると(S9でYes)、残りのページを親機1に送信
し(S10)、全ページを送信し終るとその旨を親機1に
通知する(S11)。なお、ステップS1において「N
o」の指示の場合(S1でNo)は、通常の送信時に行
う相手先端末番号などの指示だけをして、子機2からの
送信情報を親機1に送ると、親機1は発呼して、子機2
からの送信情報のみを相手先に送信する(S12)。
【0010】図3に示すように、親機1では、無線送受
信回路21などを介して相手先端末番号、挿入位置情報な
どが子機2から送られてくると(S21)、蓄積情報送信
部5がそれらの情報を取得し、蓄積情報送信部5は取得
した相手先端末番号などをファクシミリ通信制御部17に
渡し、相手先への発呼を実行させる(S22)。そして、
相手先がBUSY(通信中)でなく相手先との接続に成
功すると(S23でNo)、または1回乃至数回の再発呼
で相手先との接続に成功すると(S23でYes→N
o)、子機のNページ目の送信情報の後に共通利用蓄積
情報の挿入要求があるか否か判定する(S24)。そし
て、挿入要求があれば(S24でYes)、蓄積情報送信
部5はファイル番号、挿入位置情報などと共に蓄積情報
挿入モードを示す情報をRAM13の所定領域に設定し
(S25)、子機2に、相手先と接続されたので送信して
もよい(受信準備OK)旨の通知を出し、送られてくる
画情報を受信する(S26)。
【0011】子機2から送られてきた画情報はRAM13
を介してDCR18に送られ、次いで、ファクシミリ通信
制御部17、モデム19、NCU16を介して相手先ファクシ
ミリ装置へ送信される(S27)。蓄積情報送信部5は挿
入モードが設定されたことにより、RAM13の所定領域
に設定されたNページ目の送信終了を監視する(S28→
S28)。そして、Nページ目の送信が終了すると(S28
でYes)、RAM13の所定領域に設定された指定のフ
ァイル番号の蓄積情報を情報蓄積部4から読み出し(こ
の情報は既にDCR18で符号化済みである)ファクシミ
リ通信制御部17などを介して相手先ファクシミリ装置へ
送信する(S29)。こうして、挿入分の送信が終了する
と、蓄積情報送信部5は、子機2からの残りのページを
受信して相手先に送信できる状態になった旨の通知を子
機2に出す(S30)。そして、子機2から残りのページ
が送られてくると、前記のようにしてそれを相手先に送
信し、子機2から全ページ送信終了の通知を受けると
(S31でYes)、この動作フローを終了する。なお、
ステップS24において、挿入要求がないと判定されると
(S24でNo)、子機2に対して子機からの送信情報を
受け取れる旨の通知を出し、子機2から送信画像情報が
送られてくると(S32)、前記のようにしてその画情報
を相手先に送信する(S33)。
【0012】図4は本発明の第2の形態例を示すファク
シミリ装置要部の構成ブロック図である。図示したよう
に、この形態例の親機1は子機2からの画情報を情報蓄
積部4に蓄積、登録できる蓄積登録部9を備えている。
図5に、この形態例の子機2の動作フローを、図6に親
機1の動作フローを示す。以下、図1および図4〜図6
によりこの形態例の動作を説明する。まず、子機2側で
は、操作表示部12aによる指示で、情報蓄積モードに入
る(S41)と、蓄積登録指示部8(図4)は操作表示部
12aに「親機の共通利用情報蓄積部に登録したいか?」
というメッセージを表示する(S42)。そして、操作表
示部12aにより「Yes」と指示されると(S42でYe
s)、前記(図2のS2)のようにして識別符号の入力
とチェックが行われる(S43)。そのとき入力された識
別符号が登録されていれば(チェックがOKであれば)
(S43でYes)、蓄積登録指示部8は蓄積したい画情
報をスキャナ14aから読み込ませ、RAM13aに格納す
る(S44)。また、蓄積登録指示部8はその画情報のフ
ァイル名(管理用のラベル)を入力させ(S45)、親機
1に対し、無線送受信回路21aなどを介して蓄積登録指
示(ファイル名も指示)を行う。そして、親機1からO
Kの通知が来ると、RAM13a内に格納されていた画情
報を親機1に送信する(S46)。なお、画情報は、スキ
ャナ14aから読み取りつつ、親機1に送信してもよい。
画情報の送信中、親機1内の情報蓄積部4の空領域がな
くなってその旨の通知を受けると(S47でYes)、蓄
積登録指示部8は親機1への画情報送信を中止し、この
動作フローを終了するが、そのような通知が来なければ
(S47でNo)、画情報を送り続け、全て送り終るとそ
の旨を親機1に通知する。そうすると、親機1からファ
イル番号、ファイル名などを伴った登録終了通知が来る
ので、その情報を操作表示部12aに表示して利用者に知
らせ、この動作フローを終了する(S48)。
【0013】親機1側では、子機2から蓄積登録要求が
来ると(S51でYes)、蓄積登録部9は情報蓄積部4
の空き領域の有無を確認し、空いていればファイル番号
を決定し、登録テーブルに上記ファイル番号と子機2か
ら送られてきたファイル名を登録する。また、子機2に
対して、蓄積許可(OK)の通知を出す。空き領域がな
ければ、子機2に対して蓄積拒否(NG)の通知を出す
(S52)。子機2に蓄積許可の通知を出した後、子機2
から画情報が送られてくると、蓄積登録部9はその画情
報をRAM13を介してDCR18に送り、DCR18で符号
化(圧縮)して情報蓄積部4に蓄積する(S53)。そし
て、蓄積中にもしも情報蓄積部4の空き領域がなくなっ
てしまったならば(S54でYes)、蓄積登録部9はそ
の旨を子機2に通知し、既に登録したファイル番号、フ
ァイル名を登録テーブルから削除し、情報蓄積部4に途
中まで蓄積した画情報を無効にする。情報蓄積部4の空
き領域が途中でなくなるというようなことがなければ
(S54でNo)、蓄積登録部9は、子機2から送信終了
の通知が来るまで送られてきた画情報の蓄積を続け(S
56→S53→S54→S56)、蓄積が終了すると(S56でY
es)、子機2に対してファイル番号、ファイル名を伴
った登録終了通知を出して(S57)この動作フローを終
了する。なお、ファイル番号などを指示して子機2から
親機1内の蓄積情報を消去することも可能である。
【0014】また、図7に要部を示す第3の形態例で
は、親機1の操作表示部12により指示して、親機1のプ
ロッタ15または操作表示部12の表示器に蓄積登録リスト
を出力できるし、子機2の操作表示部12aにより指示し
て、子機2のプロッタ15aまたは操作表示部12aの表示
器に蓄積登録リストを出力できる。図8に、親機1にお
ける蓄積登録リスト出力の動作フローを示す。以下、図
7および図8などに従って、この形態例の親機1におけ
る動作フローを説明する。まず、操作表示部12による指
示で、蓄積情報出力モードに入る(S61)。次いで、前
記(図2のS2)のようにして、蓄積登録部9aによ
り、操作表示部12から入力された識別符号のチェックが
行われ(S62)、その識別符号が登録されていれば(チ
ェックがOKであれば)(S62でYes)、操作表示部
12内のスタートキーが押されたとき(S63でNo→S63
でYes)、蓄積登録部9aが管理している登録テーブ
ル内の情報をプロッタ15または操作表示部12の表示器に
出力する(S64)。図9に、出力された蓄積登録リスト
の一例を示す。
【0015】図10は子機2における動作フロー図であ
る。この場合も、親機1の場合と同様にまず子機2の操
作表示部12aによる指示で蓄積情報出力モードに入り
(S71)、入力された識別符号をチェックし(S72)、
操作表示部12a内のスタートキーが押されると(S7
3)、登録リスト指示部10(図7)は親機1に対して蓄
積登録リストの出力( 子機への送信) を要求する(S7
4)。そうすると、親機1 内の蓄積登録部9aは登録テ
ーブル内の情報を子機2に送り、子機2内の登録リスト
指示部10がその情報を取得すると(S75でYes)、蓄
積登録リストをプロッタ15aまたは操作表示部12aの表
示器に出力する(S76)。以上、本発明の形態例を説明
した。そのなかで、親機1と子機2は無線回線で接続さ
れるとしているが、これは有線回線であってもよい。ま
た、親子間通信制御部20、20a内に符号化復号化器(D
CR)を設け、圧縮された画情報を親子間で転送するよ
うにしてもよい。また、子機2から送信される画情報の
複数位置に異なるファイルからの複数の蓄積情報を挿入
することも可能である。そのような場合、子機2から親
機1に対し、M,Nというような挿入位置情報を送り、
002,004というようなファイル番号を送る。ま
た、002−1(ファイル番号002の第1ページを意
味する)というように指示して所望のファイルの所望の
ページのみの挿入も可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、子機から入力した画像情報に親機の情報蓄積部
から読み出した蓄積情報を付け加えた情報を送信情報と
して、または親機の情報蓄積部から読み出した蓄積情報
を送信情報の全てとして送信でき、これによって複数の
利用者が送信情報として共通に使用する情報を蓄積して
おくだけで、送信の度毎に上記情報をスキャナから読み
込まなくてもよいようにすることができ、送信の操作を
容易にすることができる。第2に、上記において、情報
蓄積部から読み出した蓄積情報を子機から入力した画像
情報の後または所望のページの後に付け加えることがで
きる。これによって、蓄積情報の利用範囲を拡げること
ができる。第3に、子機から入力した画像情報を親機内
に蓄積し、それを送信情報として利用できる。これによ
って、蓄積情報の利用を促進することができる。第4
に、情報蓄積部内にどのような情報が蓄積されている
か、およびその情報のファイル番号などを知ることがで
きるので、蓄積情報を利用し易くすることができる。第
5に、情報蓄積部の情報を利用したり、情報蓄積部へ情
報を蓄積したりする利用者を特定の者に限定できるの
で、情報の機密保持性を向上させ、且つ情報蓄積部が容
量不足になるのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置の構
成ブロック図である。
【図2】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の動作フロー図である。
【図3】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の他の動作フロー図である。
【図4】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の構成ブロック図である。
【図5】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の他の動作フロー図である。
【図6】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の他の動作フロー図である。
【図7】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の他の構成ブロック図である。
【図8】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の他の動作フロー図である。
【図9】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置の出
力リストの説明図である。
【図10】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置要部
の他の動作フロー図である。
【図11】本発明の一形態例の親子ファクシミリ装置の全
体構成図である。
【符号の説明】 1…親機、2…子機、4…情報蓄積部、5…蓄積情報送
信部、6…蓄積情報利用指示部、7…蓄積利用許可部、
8…蓄積登録指示部、9…蓄積登録部、10…登録リスト
指示部、11…制御部、12…操作表示部、20…親子間通信
制御部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、上記親機
    に接続された一つまたは複数の子機とで構成される親子
    ファクシミリ装置において、子機内に、親機内の蓄積情
    報を送信情報として利用する旨を親機に指示する蓄積情
    報利用指示部と、送信情報を読み取るスキャナとを備
    え、親機内に、少なくとも送信情報を蓄積する情報蓄積
    部と、上記蓄積情報利用指示部より蓄積情報を送信情報
    として利用する旨の指示を受けたとき、指示に従って上
    記情報蓄積部から蓄積情報を読み出し、子機から送られ
    てきた送信情報に付け加えて、または送信情報の全てと
    して送信させる蓄積情報送信部とを備えたことを特徴と
    する親子ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の親子ファクシミリ装置
    において、蓄積情報送信部を、子機から送られてきた送
    信情報の後またはNページの後に、指示に従って情報蓄
    積部から読み出した蓄積情報を付け加えて送信させる構
    成にしたことを特徴とする親子ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の親子フ
    ァクシミリ装置において、親機内に、子機から入力した
    画像情報を情報蓄積部に蓄積させる蓄積登録部を備えた
    ことを特徴とする親子ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の親子ファクシミリ装置において、子機の操作表示部ま
    たは親機の操作表示部からの指示に応じて、子機または
    親機の出力部に蓄積登録リストを出力させる蓄積登録部
    を親機内に備えた構成にしたことを特徴とする親子ファ
    クシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の親子ファクシミリ装置において、子機から入力された
    識別符号が予め登録されているときのみ、情報蓄積部内
    の蓄積情報の送信、または情報蓄積部への情報蓄積、ま
    たは蓄積情報の消去、または蓄積登録リストの出力を許
    可する蓄積利用許可部を親機または子機内に備えたこと
    を特徴とする親子ファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010516084A (ja) * 2007-01-05 2010-05-13 トムソン ライセンシング シンジケーテッドデータフィードをカスタマイズするための方法及び装置

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