JPH09186461A - 貫通コンデンサを内蔵した回路基板とその製造方法 - Google Patents

貫通コンデンサを内蔵した回路基板とその製造方法

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JPH09186461A
JPH09186461A JP7342342A JP34234295A JPH09186461A JP H09186461 A JPH09186461 A JP H09186461A JP 7342342 A JP7342342 A JP 7342342A JP 34234295 A JP34234295 A JP 34234295A JP H09186461 A JPH09186461 A JP H09186461A
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JP
Japan
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hole plating
hole
circuit board
signal
capacitor
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Application number
JP7342342A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kobayashi
剛 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近年、各種の装置において、小型化、薄型化
は著しいものがあり、本提案に関する回路基板構造にお
いても同様で小型化、薄型化及び作業性に伴う構造上の
問題を抱えている。 【解決手段】 本発明では、従来、高周波ユニットの金
属ケースに実装されていた回路部品、例えばコンデンサ
を回路基板内にスルーホールを2重にして、そのスルー
ホール内にコンデンサを形成する。従って、高周波ユニ
ットの金属ケースにコンデンサを直付けする必要がなく
なり、実装スペースが不要になると共に、コネクタなど
を使用でき着脱性もよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通コンデンサを
内蔵した回路基板の構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例のTVチューナーユニット
を示す斜視図、図5はTVチューナーユニット金属ケー
スに収納された貫通コンデンサと信号線を示す図、図6
は貫通コンデンサの等価回路図である。
【0003】従来、無線機の発振モジュールやTVチュ
ーナーモジュールなど高周波回路部においては、不要な
高周波が外部へ漏洩、または内部に侵入しないように、
図4に示す金属ケース16で覆っている。
【0004】制御信号線などを金属ケース16から引き
出す場合、信号線17の途中に図5に示すような貫通コ
ンデンサ18と呼ばれる高周波成分の挿入損失の大きな
部品を金属ケース16に半田付けやナットなどによりア
ース接続し、外部と内部を高周波的に分離している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の装置の
小型化、薄型化は著しいものがあり、貫通コンデンサの
取付けスペースの確保が困難になっている。
【0006】また、金属ケースにナット止めや半田付け
等で固定されるため、コネクタなどで着脱可能とするこ
とができず、組立作業性やメンテナンス性が悪いという
問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】回路基板内にスルーホー
ルを2重にして、そのスルーホール内にコンデンサを形
成することにより、回路基板内にコンデンサを内蔵する
ことができる。
【0008】従って、高周波ユニットの金属ケースに貫
通コンデンサを直付けする必要がなくなるため、実装ス
ペースが不要となる。
【0009】また、コネクタなどを使用できるようにな
るので、組立作業性及び着脱性もよくなり上記の問題が
解消される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す貫
通コンデンサを内蔵した回路基板の断面図であって、同
図に示すように信号層A20、電源層21、信号用GN
D(グランド、以下同じ)層22、信号層B23、信号
パターン23−1より形成された4層基板を例に説明す
る。
【0011】FG(フレームグランド、以下同じ)接続
スルーホールメッキ1と信号用スルーホールメッキ2の
間に高誘電率材をねり込んだエポキシ樹脂3などで充填
し、信号用スルーホールメッキ2とFG接続スルーホー
ルメッキ1の間にコンデンサを形成する。
【0012】FG接続スルーホールメッキ1と接続され
るFG4は図2に示すように銅箔ベタの信号用GND層
22を内層分離して、数ケ所を金属ケース24と接続す
る。また、電源25の近傍にある接続個所26で電源の
GNDとFG4を接続する。このような構造の回路基板
にコネクタ5を取付座5−1で実装し、コネクタリード
6を信号スルーホール7に挿入し半田付けなどで接続固
定する。
【0013】次に、この貫通コンデンサを内蔵した回路
基板の製造方法について、前記4層基板を例に説明す
る。図3(a)、(b)、(c)、(d)はその製造工
程図である。
【0014】まず、図3(a)のように電源層21に、
ショートしないようにクリアランス8を設けて積層す
る。
【0015】次に、(b)のようにクリアランス8より
小さい径のドリルにてFG用スルーホール9をあけ、内
面スルーホールメッキ10を付けてFG層と接続する。
【0016】次に、(c)のようにこのFG用スルーホ
ール9の中に高誘電率材を含有した硬化性樹脂11を充
填し、表面層に絶縁レジスト12をつけて、この後形成
する部品取付座15とショートしないようにする。
【0017】次に、(d)のように前記樹脂11が硬化
したところで、この樹脂11よりも小さい径のドリルに
て樹脂11に信号スルーホール13をあける。信号用ス
ルーホールメッキ14と部品取付用の座15をメッキし
て完成する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、貫
通コンデンサを回路基板内に内蔵させることで、高周波
ユニットの金属ケースに貫通コンデンサを直付けする必
要がなくなる。従ってその実装スペースが不要になり、
また、コネクタなどを使用できるようになるので、着脱
性もよくなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の貫通コンデンサを内蔵した
回路基板の断面図
【図2】FGの接続方法を示す図
【図3】本発明の実施形態の貫通コンデンサ内蔵回路基
板の製造工程図
【図4】従来例のTVチューナーユニットを示す斜視図
【図5】金属ケース収納の貫通コンデンサと信号線を示
す図
【図6】貫通コンデンサの等価回路図
【符号の説明】
1,10 FG接続スルーホールメッキ 2,14 信号用スルーホールメッキ 3,11 高誘電率材含有樹脂 4 FG(フレームグランド) 7,13 信号スルーホール 8 クリアランス 9 FG接続スルーホール 12 絶縁レジスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板内にFG(フレームグランド)
    接続スルーホールメッキと信号スルーホールメッキとを
    設け、前記FG接続スルーホールメッキと前記信号スル
    ーホールメッキとの間に高誘電率材含有樹脂を充填し、
    コンデンサを形成したことを特徴とする貫通コンデンサ
    を内蔵した回路基板。
  2. 【請求項2】 電源層にクリアランスを設けて積層し、
    該クリアランスより小さい径のドリルでFG用スルーホ
    ールをあけ、内面スルーホールメッキを付けてFG層と
    接続する工程と、 前記FG用スルーホールの中に高誘電率材含有樹脂を充
    填し、表面層に絶縁レジストを付ける工程と、 前記高誘電率材含有樹脂が硬化した時点で、この高誘電
    率材含有樹脂よりも小さい径のドリルで高誘電率材含有
    樹脂に信号スルーホールをあける工程と、から成る貫通
    コンデンサを内蔵した回路基板の製造方法。
JP7342342A 1995-12-28 1995-12-28 貫通コンデンサを内蔵した回路基板とその製造方法 Pending JPH09186461A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000025378A1 (en) * 1998-10-22 2000-05-04 Ramot University Authority For Applied Research & Industrial Development Ltd. Micro-electrochemical energy storage cells
JP2006013373A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Koyo Seiko Co Ltd 多層回路基板およびトルク検出装置
JP2008028188A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Sharp Corp プリント配線板、プリント配線板の製造方法、及び電子機器

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