JP2001251027A - 電源用回路基板 - Google Patents

電源用回路基板

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JP2001251027A
JP2001251027A JP2000059703A JP2000059703A JP2001251027A JP 2001251027 A JP2001251027 A JP 2001251027A JP 2000059703 A JP2000059703 A JP 2000059703A JP 2000059703 A JP2000059703 A JP 2000059703A JP 2001251027 A JP2001251027 A JP 2001251027A
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circuit board
power supply
pattern
supply circuit
circuit
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JP2000059703A
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English (en)
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Hiroyuki Uchiyama
博之 内山
Akihito Hatakeyama
秋仁 畠山
Haruo Kawai
春夫 川井
Shigeru Kondo
繁 近藤
Yoshinori Sakai
良典 酒井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大電流、高電圧が印加でき、しかも小型化が
実現できる電源用回路基板、特にテレビジョン受信機の
電源回路として好適に使用できる電源用回路基板を提供
する。 【解決手段】 絶縁樹脂材料24aの表面に表層回路パ
ターン2a,2bを形成し、内部に内層回路パターン1
a,1bを形成する。内層回路パターン1a,1bの厚
みを表層回路パターン2a,2bの厚みよりも厚くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁樹脂材料に回
路パターンを形成した電源用回路基板に関するものであ
り、特にテレビジョン受信機に用いられる電源用回路基
板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高機能化に伴
って、電子部品のプリント基板への高密度実装が要求さ
れている。このような要求を満たすものとしてリード線
のない表面実装型のものが注目されつつあり、クリーム
半田などによるリフロー半田付け技術の進歩とともにプ
リント基板への電子部品の高密度実装化へ一段とはずみ
がかかっている。
【0003】特に、大電流や高周波を扱う分野等、具体
的にはテレビジョン受信機などのように大電流や高周波
を扱う分野では電子部品の表面実装化が遅れており、電
子部品の高密度実装による基板の小型化を図り、機器の
小型化を実現することが要求されている。
【0004】図7は、従来のプリント基板を示す。プリ
ント基板35は、絶縁樹脂材料からなる樹脂基板24b
の上に銅箔にて回路パターン36が形成されてなる。
【0005】樹脂基板24bを構成する絶縁樹脂材料に
は、紙基材やガラス基材、ガラス不織布基材などの補強
用の基材にフェノール樹脂やエポキシ樹脂を含浸させた
ものが多く使用される。
【0006】回路パターン36を形成する銅箔の厚みは
プリント基板35の用途により異なるが、一般的には3
5μm程度であり、その厚みが100μmを超える銅箔
は使用されていない。
【0007】回路パターン36は樹脂基板24bの上面
に凸状に露出しているため、隣接する回路パターン36
との絶縁を確保するために、プリント基板35の全面を
覆うようにレジスト6bと呼ばれる絶縁樹脂層が形成さ
れる。23は電極部、4bはスルーホールである。
【0008】このようなプリント基板35は、以下の手
順にて形成される。まず、補強用基材に樹脂を含浸さ
せ、乾燥させる。この時、含浸させた樹脂は硬化反応が
進行して半硬化の状態になる。半硬化状態の樹脂板はプ
リプレグと呼ばれる。
【0009】プリプレグのパターン形成面の全面には、
銅箔が張り付けられる。銅箔はパターンが必要な面にの
み張られるため、片面基板には一面だけ張られ、両面基
板では両面に銅箔が張りつけられる。
【0010】銅箔が張られた銅張板は熱プレスされ、銅
箔と樹脂とが密着すると同時に半硬化の樹脂が完全に硬
化される。その後、エッチング処理が施され回路パター
ン36が形成される。
【0011】片面基板、両面基板の場合にはこれでプリ
ント基板35として完成品であるが、多層基板の場合に
は、パターン形成後の板が複数枚重ねられて熱プレスが
行なわれ、圧着による一体化が行われる。
【0012】プリント基板35には、必要に応じてドリ
リングによるスルーホール4bや部品挿入穴等の開口部
が形成され、その表面に絶縁樹脂が印刷されてレジスト
6bが形成される。そして、電子部品の接合に使用する
電極部23を露出させた後、加熱もしくは紫外線照射に
よりレジスト6bを硬化させて実装工程へ送るプリント
基板35が得られる。
【0013】このようなプリント基板35は、例えば、
テレビジョン受信機などの家庭用電化製品に使用され
る。家庭用電化製品ではAC100Vを直接利用するた
め、電源回路の部分は上記のプリント基板35が組み合
わされて構成されている。使用されるプリント基板35
としては、特に安価に入手が可能である紙フェノール基
材による片面配線基板が一般的に利用されており、テレ
ビジョン受信機では、従来より紙フェノール基板が使用
されている。
【0014】図8は、従来のテレビジョン受信機を示
す。テレビジョン受信機34の回路部は、ブラウン管2
7の下側に配置されている。回路部は大きく分けて、ブ
ラウン管27やその他の回路に電気を供給する電源供給
回路部と、ブラウン管27の電子銃を駆動する偏向回路
部と、映像や音声信号などを処理する信号処理回路部と
に分けられる。これらの回路部のうち高電圧や大電流が
印加されるのは電源供給回路部と偏向回路部であり、以
下、電源供給回路部と偏向回路部とを総称して電源回路
と称す。
【0015】上記の各回路部を構成する基板として、こ
こでは、偏向回路部を構成する基板(以下、「偏向回路
基板」と称す)28と、電源供給回路部の一部と信号処
理回路部の一部を構成する基板29(以下、「信号処理
基板」と称す)とが配置されている。偏向回路基板28
および信号処理基板29は、それぞれ幅250mm、奥
行き330mm程度の大きさであり、紙フェノール基材
による片面配線基板である。
【0016】偏向回路基板28には、電源供給回路を構
成する基板(以下、「電源供給回路基板」としょうす)
30が垂直に配置されており、信号処理基板29には、
映像信号を処理する回路を構成する基板(以下、「映像
信号処理基板」と称す)31が垂直に配置されている。
電源供給回路基板30および映像信号処理基板31は、
それぞれ幅200mm、高さ150mm程度の大きさで
あり、紙フェノール基材による片面配線基板である。
【0017】偏向回路基板28には、電子銃を駆動する
フライバックトランス33が実装されており、電源回路
の全体には大型の挿入部品26が多数実装されている。
また、ベースとなる偏向回路基板28、信号処理基板2
9の前側にはテレビセット前面からの操作を受け付ける
前面端子基板25が配置されており、後側には映像や音
声信号を外部機器とやりとりするための端子が配置され
た後面端子基板32が垂直に配置されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たテレビジョン受信機34では、高電圧や大電流が印加
される電源回路に上記従来のプリント基板35が使用さ
れているため、プリント基板35の回路構成により基板
の小型化が難しく、機器の小型化が図れないという問題
がある。
【0019】すなわち、プリント基板35の回路パター
ン36は銅箔で形成されているため、回路パターン36
に電流容量以上の電流を印加すると回路パターン36自
体が激しく発熱して断線する。そのため大電流が印加さ
れる電源回路に使用するためには、回路パターン36の
電流容量を大きくする必要がある。
【0020】電流容量は回路パターン36の断面積に依
存し、断面積が大きいほど電流容量が大きくなる。従っ
て、電流容量の大きい回路パターン36を形成するため
には、回路パターン36の幅を広くする必要が生じ、プ
リント基板35の小型化が図れない。
【0021】例えば、回路パターン36を形成する銅箔
の厚みが35μmであるプリント基板35の場合、印加
される電流値が数mAであるデジタル信号回路ではパタ
ーン幅を0.1mm程度まで縮小できるが、10Aの電
流が印加される電源回路ではパターン幅を7mm程度ま
で広くとる必要がある。
【0022】また、上記従来のプリント基板35では、
基板の表面に回路パターン36が露出しているため、高
電圧が印加されてパターン間の絶縁が失われると、パタ
ーン間での放電により発火する恐れがある。
【0023】従って、高電圧が印加される回路パターン
36では、隣接するパターンの間に印加される電圧に応
じた絶縁距離を確保する必要が生じる。日本国内では電
気用品取締法により沿面距離と呼ばれるパターン間の絶
縁距離が定められており、例えば印加される電圧が50
〜150Vでは絶縁距離を2.5mm以上確保すること
が義務づけられている。
【0024】特に、テレビジョン受信機34の電源回路
においては、電子銃の駆動のために1000V以上に昇
圧されたパルスが流れることから、場所によってはパタ
ーン間隔を6mm以上に確保している。また、電流値が
最大で10Aを越えるパターンも存在しているため、電
流値に応じて2mm程度のパターン幅を必要としてい
る。
【0025】このように大きな絶縁距離を必要とするた
め、やはりプリント基板35の小型化が困難である。従
って、上記従来のテレビジョン受信機34の電源回路で
は、絶縁距離と電流容量確保のためのパターン幅が制約
され、搭載される部品の密度を上げることができず小型
化できないという問題がある。
【0026】また、大電流が印加される回路パターン3
6には、一般的にパワーICやパワートランジスタ、コ
イル等の発熱部品が多く使用されており、放熱構造が必
要となる。
【0027】しかしながら上記従来のプリント基板35
では、基板自体に放熱構造を備えていないため、発熱部
品を実装する際には放熱板を設ける必要がある。従っ
て、プリント基板35の面積が小さくなっても放熱板の
体積が存在するため、電源回路に使用する場合に占有体
積を小さくできないという問題もある。
【0028】また、放熱板のついた部品をプリント基板
35に実装する時には、異形状のため自動実装が困難で
手挿入が必要になるだけでなく、放熱板と部品を事前に
取り付けるための準備が必要となり、製造上の工程数が
増加して製造コストを圧迫するいう問題がある。
【0029】また、電源回路においては、大電流や高電
圧が印加されるためにパターンや部品からノイズが多数
発生するという問題がある。例えば、大電流が印加され
るパターンに小電流のパターンを配置した場合に、大電
流が流れた時にパターンに沿って磁界が発生して隣接す
るパターンに影響を及ぼし、小電流パターンに不必要な
電流を流すことがある。この電流がノイズとなり誤動作
を発生させる。
【0030】このようなノイズを防止するために、大電
流の印加されるパターンの周囲を電位0ボルトのグラン
ドパターンで囲い、ノイズの影響が他のパターンに波及
しないような工夫がなされている。しかしながら、本来
の機能に対しては不要なパターン引き回しが発生してい
るため、やはり電源回路の小型化を図ることができな
い。
【0031】さらに、テレビジョン受信機34の場合、
近年の放送機器の進展によりデジタル放送やネットワー
クに対応する必要にせまられており、付加機能を実現す
る回路を収納する必要が出てきている。
【0032】しかしながら、上記従来のテレビジョン受
信機34の電源回路では、電源回路の小型化が困難で占
有面積が現状と変化がない。この状態で付加機能用の回
路を収納するためには、追加の信号回路基板を配置すれ
ばよいが、回路基板の配置にはブラウン管の制約を受
け、容易にプリント基板35を縦形配置にすることが困
難である。このようにテレビジョン受信機34の付加機
能の追加に対応することができないという問題もある。
【0033】本発明は前記問題点を解決し、大電流、高
電圧が印加でき、しかも小型化が実現できる電源用回路
基板、特にテレビジョン受信機の電源回路として好適に
使用できる電源用回路基板を提供することを目的とす
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の電源用回路基板
は、樹脂材料の内部に厚みの厚い内層回路パターンを形
成したことを特徴とする。
【0035】この本発明によると、大電流、大電圧が印
加でき、しかも小型化が図れる電源用回路基板が実現で
きる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の電源用回
路基板は、絶縁樹脂材料に回路パターンを形成した電源
用回路基板であって、前記絶縁樹脂材料の表面に表層回
路パターンを形成し、内部に内層回路パターンを形成す
るとともに、前記内層回路パターンの厚みを前記表層回
路パターンの厚みよりも厚くしたことを特徴とする。
【0037】この構成によると、内層回路パターンの厚
みを厚くすることで回路パターンの電流容量を確保する
とともにパターン幅を縮小でき、しかも内層パターンを
絶縁樹脂材料で被覆することで絶縁距離を短縮できるた
め電源用回路基板の小型化が図れる。
【0038】本発明の請求項2記載の電源用回路基板
は、請求項1において、回路パターンの層数が内層回路
パターン1層と絶縁樹脂材料の両側表面に形成された表
層回路パターン2層の合計3層であることを特徴とす
る。
【0039】この構成によると、内層回路パターンによ
る電源用回路基板の縮小が図れるとともに、層構成を最
小限にしてコストを上昇させずに小型化が実現できる。
本発明の請求項3記載の電源用回路基板は、請求項1ま
たは請求項2において、内層回路パターンの厚みが70
μm以上であることを特徴とする。
【0040】この構成によると、パターン厚みを大きく
とり大電流部のパターン幅を縮小できる。本発明の請求
項4記載の電源用回路基板は、請求項1〜請求項3のい
ずれかにおいて、内層回路パターンが10V以上の電圧
が印加される高電圧回路ないしは0.5A以上の電流が
印加される大電流回路であることを特徴とする。
【0041】この構成によると、内層回路のパターン厚
みを大きくして大電流パターンのパターン幅を縮小で
き、内層のパターン間が樹脂で被われているため高電圧
部の絶縁距離を縮小でき、電源用回路基板の小型化が図
れる。
【0042】本発明の請求項5記載の電源用回路基板
は、請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、内層回路
パターンの一部は実装される発熱部品に熱結合する放熱
用のダミーパターンとしたことを特徴とする。
【0043】この構成によると、部品から発生した熱が
内層パターンに設けられたダミーパターンに伝達して放
熱効果が得られるため部品に取り付ける放熱板を削減な
いしは縮小でき、電源用回路基板の小型化を実現できる
とともに放熱板の取り付け作業を低減でき、製造コスト
の低減が図れる。
【0044】本発明の請求項6記載の電源用回路基板
は、請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、表層回路
パターンの少なくとも一方の側はグランドパターンとし
たことを特徴とする。
【0045】この構成によると、上下のグランドパター
ンがノイズ防止効果を有するため、配線パターンと同一
平面内にノイズ防止のためのグランド引き回しを削除な
いし削減することができ、電源用回路基板の小型化を実
現できる。
【0046】本発明の請求項7記載の電源用回路基板
は、請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、電源用回
路基板をテレビジョン受信機の電源用回路基板として用
いたことを特徴とする。
【0047】この構成によると、テレビジョン受信機の
電源用回路基板の小型化が図れる。以下、本発明の各実
施の形態を図1〜図6を用いて説明する。なお、従来例
を示す図7,図8と同様の構成をなすものについては同
一の符号を付けて説明する。
【0048】(実施の形態1)図1〜図4は、本発明の
(実施の形態1)を示す。この(実施の形態1)では、
電源用回路基板3aの小型化を図るために、絶縁樹脂材
料の内部に内層回路パターン1a,1bを設けた点で上
記従来例とは異なる。
【0049】図1に示すように、電源用回路基板3a
は、絶縁樹脂材料からなる樹脂基板24aの表面に表層
回路パターン2a,2bが形成され、内部に表層回路パ
ターン2a,2bの厚みよりも厚い内層回路パターン1
a,1bが形成されてなる。
【0050】ここでは回路パターンの層数として、樹脂
基板24aの両面に形成された表層パターン2a,2b
の2層と、内層回路パターン1a,1bの1層の合計3
層からなる構成とした。
【0051】具体的には、樹脂基板24aを構成する絶
縁樹脂材料としてガラス布にエポキシ樹脂を含浸したプ
リプレグを使用し、樹脂基板24aの大きさを幅170
mm、長さ243mm、厚み1.6mmとした。
【0052】樹脂基板24aの両表面には、銅箔からな
る厚み約35μmの外層回路パターン2a,2bが配置
されており、樹脂基板24aの厚み方向の中央部には、
エッチングにより所望のパターンに形成された厚み70
μmの銅箔からなる内層回路パターン1a,1bが配置
されている。
【0053】また、部品実装および内層回路パターン1
a,1bとの導通を確保するために、樹脂基板24aの
所望の位置にはスルーホール4aが形成されており、ス
ルーホール4aの内壁には厚み約20μmの銅メッキ5
が施されている。
【0054】この電源用回路基板3aへの部品実装は、
図2に示すように、挿入部品11のリード8がスルーホ
ール4aに挿入され、スルーホール4a内に半田10が
充填されて半田づけが行なわれ、内層回路パターン1b
との接合が行われる。また表面実装型の部品9は、表層
回路パターン2aに半田10を介して接合される。
【0055】上記の電源用回路基板3aは、以下の手順
にて製造した。まず、ガラスエポキシのプリプレグに厚
み70μmの銅箔を重ねて熱プレスし、銅箔の張りつけ
られたコア材を作成した。コア材のガラスエポキシの部
分の厚みは0.6mmであった。
【0056】コア材の表面に張り付けられた銅箔にエッ
チングを施し、所望の回路パターンを形成した。この回
路パターンは後に内層回路パターン1a,1bとなるも
のである。
【0057】上記のように回路パターンの形成されたコ
ア材と、複数枚のプリプレグとを、図3に示すように、
熱プレス機37を用いて一体化した。この時、熱プレス
機37のプレス板15aの上には、表層回路パターン形
成用の厚み18μmの銅箔12aを載置し、厚み200
μmのプリプレグ11aを介して回路パターン13が形
成されたコア材14を載置した。コア材14の回路パタ
ーン13の上面には、厚み200μmのプリプレグ11
b〜11eを4枚配置し、最後に表層回路パターン形成
用の厚み18μmの銅箔12bを配した。
【0058】この状態で熱プレス機37を作動させてプ
レス板15a,15bで熱圧着を行い、全ての材料を一
体化すると同時にプリプレグ11a〜11eの完全硬化
を行った。熱プレスは、プレス圧力15kg/cm2
温度175℃の温度条件下で30分間行い、圧力をかけ
たままの状態で30分間除冷し、その後、プレス板15
a,15bを開放して完成した回路基板を取り出した。
【0059】得られた回路基板は全体の厚みが約1.6
mmになっており、外形は樹脂の広がりによりプレス前
よりも若干大きくなっていたため、必要な寸法に外形を
切り落とした。
【0060】回路基板の両表面は、図4(a)に示すよ
うに、全面が銅箔12で被われており内層回路パターン
1a,1bが見えないため、内層回路パターン1a,1
bの所望の位置にスルーホール4aを形成できるよう、
NC加工機を用いてあらかじめ決めておいた正確な位置
にドリル16にてスルーホール4aの開口を行った。
【0061】次いで、開口したスルーホール4aの内部
を洗浄し、不要な樹脂分を除去した後に無電解銅メッキ
を施し、その後、電解銅メッキを施してスルーホール4
aの導通を確保した。このスルーホールメッキの形成工
程は、従来のプリント基板35の製造工程におけるスル
ーホールメッキの形成工程と同一である。
【0062】次いで、図4(b)に示すように、回路基
板の上にシルクスクリーン17を用いて感光性樹脂6a
を印刷し、レジスト6を形成した。感光性樹脂6aは電
極部として使用する部分を除く回路基板の全面に印刷し
た。使用した感光性樹脂6aは、従来のプリント基板3
5においても一般的に使用されている感光性樹脂6aで
あり、印刷後に紫外線硬化炉で硬化してレジスト6を形
成し、電源用回路基板3aを完成させた。
【0063】上記の電源用回路基板3aにおいて、回路
パターンをテレビジョン受信機34の偏向回路とし、印
加される電流を最大で10Aとした。回路構成として
は、10Aが印加されるパターンも含めて、0.5A以
上の電流が流れるパターンおよび10V以上の電圧がか
かる回路パターンを内層回路パターン1a,1bに配置
した。
【0064】上記の回路パターンを有する電源用回路基
板3aを作成し、同様の回路パターンを有する従来のプ
リント基板35と比較した。まず、10Aの電流に耐え
うる電流容量の内層回路パターン1a,1bは、その厚
みを70μmとした場合にパターン幅は3.5mmとな
った。得られた電源用回路基板3aに10Aの電流を印
加すると、雰囲気温度25℃に対し40℃程度で安定
し、回路自体も安定して動作した。
【0065】この内層回路パターン1a,1bと同一の
電流容量を従来のプリント基板35で得ようとすると、
紙フェノール基板の上に厚み35μmの銅箔で回路パタ
ーン36を形成した場合、そのパターン幅は7mmとな
った。回路パターン36に10Aの電流を印加したとこ
ろ、雰囲気温度25℃に対して銅箔の温度は45℃程度
まで上昇たが、この状態では回路は安定して動作した。
しかし、回路基板の小型化を図るためにパターン幅を3
mmとして上記と同様に10Aの電流を印加すると、銅
箔の温度が激しく上昇して数秒後には回路パターン36
が溶断した。
【0066】このように(実施の形態1)における電源
用回路基板3aは、樹脂基板3aの内部に内層回路パタ
ーン1a,1bが形成されるため、内層回路パターン1
a,1bの厚みを厚くとることで回路パターンの電流容
量を確保でき、従来の電源用回路基板に対しパターン幅
で1/2のサイズに小型化できることが確認された。
【0067】次に、内層回路パターン1a,1bに10
V以上の電圧、具体的には100Vの電圧が印加される
場合について調べた。内層回路パターン1a,1bは、
絶縁樹脂であるガラスエポキシによって完全に被われて
いるためIEC規格における強化絶縁構造となってい
る。IEC規格における強化絶縁構造とは、配線パター
ンが同一の絶縁材料で被われていることが条件であり、
絶縁樹脂の表面に露出している銅板パターンに対し別の
絶縁樹脂であるレジストを塗布しても強化絶縁構造とは
ならない。
【0068】IEC規格で定められた100Vの内層回
路パターン1a,1bの最小パターン間距離は0.4m
mであるが、絶縁に関して安全性に余裕をもたせるため
に、隣接するパターンとの距離を0.6mmとして10
0Vの内層回路パターン1a,1bを作成した。
【0069】一方、IEC規格で規定されている従来の
プリント基板35の最小パターン間距離は1.8mmで
あり、回路基板の表面にパターンが露出する従来のプリ
ント基板35では隣接するパターンとの距離を1.8m
m空けなければならない。
【0070】このように、(実施の形態1)における電
源用回路基板3aでは、内層パターン1a,1bを絶縁
樹脂材料で被覆することで絶縁距離を短縮でき、従来の
電源用回路基板に対して配線間隔を1/3のサイズに小
型化できた。
【0071】上記のパターン幅の縮小およびパターン間
距離の短縮により、電源用回路基板3aを用いたテレビ
ジョン受信機34の偏向回路の寸法は幅170mm、長
さ243mmとなり、従来のプリント基板35を用いた
テレビジョン受信機34の偏向回路の寸法である幅24
3mm、長さ329mmから搭載部品を変更することな
く、約1/2の寸法に小型化できた。
【0072】(実施の形態2)図5は、本発明の(実施
の形態2)を示す。この(実施の形態2)では、内層回
路パターン1a,1bの一部を実装される発熱部品18
に熱結合する放熱用のダミーパターン20とした点で、
上記(実施の形態1)における電源用回路基板3aとは
異なる。
【0073】図5(a)に示すように、電源用回路基板
3aと同様に構成された電源用回路基板3bにおいて、
樹脂基板24aの内部には内層回路パターン1a,1b
およびその一部である放熱用のダミーパターン20が形
成されている。
【0074】ダミーパターン20は、リード8がスルー
ホール4aに挿入されて半田付けされた発熱部品18と
熱結合するよう加熱部品18の付近に形成される。ま
た、実装された発熱部品18には放熱効率を高めるよう
放熱フィン19が設けられている。
【0075】このように構成された電源用回路基板3a
では、発熱部品18から発生した熱がダミーパターン2
0に伝達して放熱効果が高められるため、発熱部品18
に取り付ける冷却手段を縮小できる。
【0076】また、図5(b)に示すように、リード8
をフォーミングして発熱部品18とダミーパターン20
とを近接させると、冷却手段としての放熱フィン19が
不要となり、電源用回路基板3bをより小型化できる。
【0077】さらに、冷却手段の取り付け作業を低減で
きるため、製造コストの低減が図れる。以下、具体例に
基づいて説明する。
【0078】電源用回路基板3bの内層回路パターン1
a,1bおよびその一部であるダミーパターン20を厚
み105μmの銅箔にて形成し、表層回路パターン2
a,2bを厚み35μmの銅箔にて形成した。
【0079】ダミーパターン20は表面に配置される発
熱部品18の発熱部が接触する下側の部分に配置し、発
熱する端子に接続する内層回路パターンと接続した。そ
して、発熱部品18として通電時に50Wの発熱がある
パワートランジスタを電源用回路基板3bに実装した。
パワートランジスタの外形寸法は、幅15.5mm、リ
ード8を除いたモールド部の高さは26.5mmであ
る。
【0080】このような発熱部品18を実装する場合に
は、リード8の接合部及び発熱部品18の温度を80℃
以内に納めるためにアルミ放熱フィン19がパワートラ
ンジスタに取り付けられる。
【0081】上記のサイズのパワートランジスタを電源
用回路基板3aに実装した場合には、幅30mm、高さ
40mm、奥行き30mmのアルミ放熱フィン19をパ
ワートランジスタに設ける必要があるが、この電源用回
路基板3bでは、コレクタに接続する内層回路パターン
1a,1bの一部をダミーパターン20としているた
め、発熱部品18で発生した熱は内層回路パターン1
a,1bを介して基板の内部に放散する。
【0082】その結果、アルミ放熱フィン19の大きさ
を上記の1/3の大きさとしても通電時のリード8の接
合部及び部品温度を80℃以内に納めることができた。
また、図5(b)に示すように、リード8を90°にフ
ォーミングすればパワートランジスタの放熱部を内層回
路パターン1a,1bのダミーパターン20の直上に密
着でき、さらなる放熱効果が得られ、放熱フィン19を
削減できる。
【0083】従って、上記の電源用回路基板3bをテレ
ビジョン受信機34の電源回路基板に使用すると、放熱
手段の体積を減少ないし削減できるため電源回路基板の
小型化を実現でき、しかも放熱手段の取り付け作業を低
減できるため、製造工程が容易となりコストダウンが図
れる。
【0084】(実施の形態3)図6は、本発明の(実施
の形態3)を示す。この(実施の形態3)では、表層回
路パターン2a,2bの少なくとも一方の側をノイズ防
止のためのグランドパターン21とした点で上記(実施
の形態1)とは異なる。
【0085】上記(実施の形態1)における電源用回路
基板3aと同様に構成された電源用回路基板3cにおい
て、表層回路パターン2cの一部であるダミーのグラン
ドパターン21を設けた。
【0086】グランドパターン21は、内層回路パター
ン1a,1bにおいて2Aの電流が常時印加される内層
回路パターン1aを全面的にカバーする大きさに配置
し、内層回路パターン1aの幅2mmに対して6mmの
幅となるように配置した。
【0087】このようなダミーグランドパターン21を
設けることで、内層回路パターン1aより放射される電
磁波の影響が遮断され、大電流が流れる小信号回路パタ
ーン2cを従来のプリント基板35でのパターン間隔よ
りも2mm程度縮小しても正常動作することが確認され
た。
【0088】その結果、従来は大電流回路パターンの周
りに広いところでは5mm以上の幅で確保していたグラ
ンドパターンを表層パターンの一部として形成すること
で、グランドパターンの空間を空けただけでなく、小信
号回路パターンのパターン間距離を小さくでき、テレビ
ジョン受信機34の電源用回路基板における小型化が実
現できた。
【0089】なお、上記説明説明では、グランドパター
ン21を樹脂基板24aの一方の側のみに形成したが、
樹脂基板24aの両面にグランドパターンを形成し、内
層回路パターン1aを挟むようにすると、さらにノイズ
の低減が図れる。
【0090】なお、本発明においては、上記各実施の形
態の構成だけでなく、絶縁樹脂材料の内部に形成された
内層回路パターンの厚みを絶縁樹脂材料の表面に形成さ
れた表層回路パターンの厚みよりも厚くする構成に下記
構成要件、すなわち回路パターンの層数を内層回路パタ
ーン1層と表層回路パターン2層の3層とする、内層回
路パターンの厚みを70μm以上とする、内層回路パタ
ーンを10V以上の電圧が印加される高電圧回路ないし
は0.5A以上の電流が印加される大電流回路とする、
内層回路パターンの一部は実装される発熱部品に熱結合
する放熱用のダミーパターンとする、表層回路パターン
の少なくとも一方の側はグランドパターンとするという
構成要件の単数または複数の組み合わせを行っても従来
に較べて電源用回路基板の小型化が実現でき、製造工程
を簡略化してコストダウンが図れるとともに、この電源
用回路基板を用いたテレビジョン受信機の小型化が図れ
る。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、絶縁樹脂
材料の内部に形成された内層回路パターンの厚みを表面
に形成された表層回路パターンの厚みよりも厚くするこ
とで、電流容量を確保しながら大電流部のパターン幅を
縮小でき、電源用回路基板の小型化が図れる。また、内
層パターンはパターン間が絶縁樹脂材料で被われている
ため絶縁距離を短縮でき、電源用回路基板のさらなる小
型化が実現できる。
【0092】また、この電源用回路基板をテレビジョン
受信機の電源用回路基板として用いた場合には、テレビ
ジョン受信機の縮小および小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)における電源用回路
基板の構成図
【図2】本発明の(実施の形態1)における電源用回路
基板への電子部品の実装状態を説明する図
【図3】本発明の(実施の形態1)における電源用回路
基板の熱圧着工程を説明する図
【図4】本発明の(実施の形態1)における電源用回路
基板の開口部の形成工程とレジストの形成工程を説明す
る図
【図5】本発明の(実施の形態2)における電源用回路
基板への放熱フィンの接続状態を示す図と、リードフォ
ーミングした電子部品の接続状態を示す図
【図6】本発明の(実施の形態3)における電源用回路
基板の構成図
【図7】従来のプリント基板の構成図
【図8】従来のテレビジョン受信機の回路基板の構成図
【符号の説明】
1a,1b 内層回路パターン 2a,2b 表層回路パターン 3a〜3c 電源用回路基板 20 ダミーパターン 21 グランドパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川井 春夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 近藤 繁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 酒井 良典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E338 AA03 AA16 BB05 BB13 BB25 BB72 BB75 CC04 CC06 CC08 CC09 CD01 CD22 EE02 EE13 EE22 EE26 5E346 AA11 AA12 AA15 AA35 AA42 BB01 BB02 BB03 BB04 BB06 BB15 FF04 HH01 HH22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁樹脂材料に回路パターンを形成した電
    源用回路基板であって、 前記絶縁樹脂材料の表面に表層回路パターンを形成し、
    内部に内層回路パターンを形成するとともに、前記内層
    回路パターンの厚みを前記表層回路パターンの厚みより
    も厚くした電源用回路基板。
  2. 【請求項2】回路パターンの層数が内層回路パターン1
    層と絶縁樹脂材料の両側表面に形成された表層回路パタ
    ーン2層の合計3層である請求項1記載の電源用回路基
    板。
  3. 【請求項3】内層回路パターンの厚みが70μm以上で
    ある請求項1または請求項2記載の電源用回路基板。
  4. 【請求項4】内層回路パターンが10V以上の電圧が印
    加される高電圧回路ないしは0.5A以上の電流が印加
    される大電流回路である請求項1〜請求項3のいずれか
    に記載の電源用回路基板。
  5. 【請求項5】内層回路パターンの一部は実装される発熱
    部品に熱結合する放熱用のダミーパターンとした請求項
    1〜請求項4のいずれかに記載の電源用回路基板。
  6. 【請求項6】表層回路パターンの少なくとも一方の側は
    グランドパターンとした請求項1〜請求項5のいずれか
    に記載の電源用回路基板。
  7. 【請求項7】電源用回路基板をテレビジョン受信機の電
    源用回路基板として用いた請求項1〜請求項6のいずれ
    かに記載の電源用回路基板。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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