JPH09183526A - シートカセット及び画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートカセットに取り付けられたローラを交
換する際に、カセットを裏返すことなく容易に交換する
ことが可能とする。 【解決手段】 画像形成装置本体に給送するシートを収
納するシートカセットにおいて、シートを収納するシー
ト収納部と、前記シート収納部よりもシート給送方向下
流側に設けたシート給送面と、前記シート給送面にロー
ラを取り付けるためのローラ取付部とを有し、前記ロー
ラを前記ローラ取付部に対して前記シート給送面側から
着脱可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はローラの交換が容易
なシートカセット及びこれを用いる画像形成装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】今日、複写機やレーザービームプリンタ
等の画像形成装置にあっては、多数枚のシートをカセッ
トに収納し、このシートカセットからシートを一枚ずつ
給送して画像を形成するものものが多い。

【０００３】前記シートを一枚ずつ分離する構成として
は、フィードローラとこれに圧接する摩擦パッドによる
ものもあるが、近年ではシート給送方向に回転するフィ
ードローラと、シートを戻す方向に回転するリタードロ
ーラをニップさせ、両ローラの回転によってシートを一
枚ずつに分離する、所謂リタード分離方式が多く用いら
れている。

【０００４】このようなリタード分離方式にあっては、
フィードローラとリタードローラとが相反する方向に回
転するために磨耗し易く、そのため各ローラを磨耗に応
じて適宜交換するようにしている。

【０００５】上記リタード分離方式にあっては、フィー
ドローラとリタードローラを共に画像形成装置本体側に
取り付けているものがあるが、この構成にあってはロー
ラが磨耗して交換する必要がある場合に、シートカセッ
トを装置本体から完全に抜き出した後、その開口部から
手を内部に挿入し、或いは両ローラのニップ形成のため
の押圧力に抗してローラ対を離間させつつローラを取り
外さなければならず、交換作業が面倒であった。

【０００６】そこで、図18に示すように、フィードロー
ラ50を装置本体51側に取り付ける共に、リタードローラ
52をシートカセット53側に取り付けたものがある。この
構成にあっては、図18の二点鎖線に示すように、シート
カセット53を装置本体51から抜き出すとリタードローラ
52が装置本体51から取り出せるので、該ローラ52の交換
作業が容易となる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
シートカセット53にリタードローラ52を取り付けた構成
にあっては、該ローラ52の露出部分において、より広い
通紙面54を確保するために、リタードローラ52を露出さ
せるための切欠55を最小限にしている。このため、リタ
ードローラ52を交換する場合には、抜き出したシートカ
セット53を傾け、或いは反転させ、図18の矢印Ｅの軌跡
に示すようにシートカセット53の裏側から着脱する必要
があった。そのために、カセット53内に収納したシート
Ｓを一旦取り出さなければならないものであった。

【０００８】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、シートカセットに取り
付けられたローラを交換する際に、カセットを裏返すこ
となく容易に交換することが可能なシートカセット及び
これを用いる画像形成装置を提供するものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、画像形成装置本体に給
送するシートを収納するシートカセットにおいて、シー
トを収納するシート収納部と、前記シート収納部よりも
シート給送方向下流側に設けたシート給送面と、前記シ
ート給送面にローラを取り付けるためのローラ取付部と
を有し、前記ローラを前記ローラ取付部に対して前記シ
ート給送面側から着脱可能に構成したことを特徴として
なる。

【００１０】上記構成にあっては、シートカセットに取
り付けられているローラを交換する場合は、シートカセ
ットを装置本体から引き出し、前記ローラをカセット上
面から交換することが可能であるために、収納したシー
トを取り出す必要がなく、ローラ交換作業が容易に行え
るものである。

【００１１】

【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係るシ
ートカセット及びこれを用いる画像形成装置の構成につ
いて図面を参照して説明する。

【００１２】〔第１実施形態〕図１乃至図12を参照して
第１実施形態について説明する。尚、説明の順序とし
て、先ず画像形成装置の全体構成について説明し、次に
シートカセットの構成について説明する。

【００１３】｛画像形成装置の全体構成｝本実施形態に
係る画像形成装置（レーザービームプリンタ）Ａは、図
12に示すように、画像形成手段によってトナー像を形成
し、搬送手段によって搬送される記録シートＳに前記ト
ナー像を転写記録するものである。即ち、光学系１から
画像情報に基づいたレーザー光を、感光体ドラム２を有
するプロセスカートリッジからなる画像形成手段３に照
射してトナー像を形成する。このトナー像の形成と同期
して、記録シートＳを後述するシートカセットＢからピ
ックアップローラ４で給送すると共に、フィードローラ
５とリタードローラ６からなる分離ローラ対によって１
枚ずつ分離給送し、更に搬送ローラ対７，８等からなる
搬送手段で搬送し、前記感光体ドラム２に形成したトナ
ー像を転写ローラ９に電圧印加することによって記録シ
ートＳに転写する。そして、像転写後の記録シートＳを
ヒータを内蔵する定着装置対10に搬送して転写トナー像
を記録シートＳに定着し、この記録シートＳを排出ロー
ラ対11，12で搬送して排出部13へと排出する如く構成し
ている。

【００１４】｛シートカセットの構成｝前記画像形成装
置Ａの底部にはシートカセットＢの装着手段が設けてあ
り、シートカセットＢを矢印ａ方向に抜き差しすること
によって着脱可能に構成している。

【００１５】前記シートカセットＢは、図１に示すよう
に、シート収納部14と該収納部14よりもシート給送方向
下流側に設けたシート給送面15とを有する。前記シート
収納部14にはシートＳを積載する中板16が軸16ａを中心
に回動可能に取り付けてあり、この中板16の裏側から押
圧スプリング17によって上方へ付勢されている。

【００１６】また、前記シート給送面15には前記分離ロ
ーラ対のうちの下側のローラ、即ちリタードローラ６が
設けてある。そのために、シート給送面15に露出切欠部
18ａが形成してあり、この切欠部18ａに取り付けたリタ
ードローラ６の上面がシート給送面15の上方へ出っ張る
ように配設されている。また、前記露出切欠部18ａと連
続してスライド切欠部18ｂが形成してあり（切欠部18
ａ，18ｂは一体の切欠部）、両切欠部18ａ，18ｂの長さ
はリタードローラ６の長さの２倍よりも僅かに長くなる
ように構成している。

【００１７】また、前記切欠部18ａ，18ｂのシート給送
方向下流側端部は、給送されるシートＳの先端が引っ掛
かるのを防ぐために、シート給送面15より低くなるよう
に傾斜部19が形成してあり、分離ローラ対で分離給送さ
れるシートＳをすくい上げて給送するように構成してい
る。

【００１８】切欠部18ａに取り付けられるリタードロー
ラ６は、図３に示すように、中心に貫通孔６ａを有する
コア部６ｂの周囲にゴム部６ｃを有してなり、ローラ軸
20を前記貫通孔６ａに挿通させることによって取り付
け、またローラ軸20から抜き取ることによって取り外す
ことが出来るようになっている。尚、前記着脱操作性を
向上させるために、リタードローラ６に係合爪（図示せ
ず）を設け、該ローラ６を軸20に嵌合したときに前記係
合爪が軸20に設けた溝部に嵌合して抜け止めするように
構成すると、リタードローラ６を簡単に取り付けること
が出来るようになる。また、前記ローラ軸20の一方端に
はリタードローラ６に駆動力を伝達するためのギア（図
示せず）が取り付けられている。尚、前記リタードロー
ラ６が揺動するように構成する場合には、前記ギアとロ
ーラ軸20とは自在継手のような継手構造によって接続す
るようにしてもよい。

【００１９】前記ローラ軸20は、図４乃至図６に示すよ
うに、アーム21によって支持されており、このアーム21
はカセット本体に取り付けられた軸21ａを中心に回動可
能であると共に、フック部21ｂ，21ｃを有する。アーム
21は図示しない弾性部材によって図５の矢印Ｔ方向に加
圧されており、シートカセットＢが画像形成装置Ａに装
着されるまでは突起部21ｄがシート給送面15の裏面に突
き当たって静止している。そして、シートカセットＢが
画像形成装置Ａに装着されると、フィードローラ５によ
って押し下げられ、図５に示す位置に保持された状態と
なる。

【００２０】前記アーム21のフック部21ｂ，21ｃには、
図６に示すように、それぞれスリットが形成してあり、
リタードローラ軸20の外径よりも少し狭く、軸20を軽圧
入することによって取り付けることが出来るようになっ
ている。前記スリットはフック部21ｂと21ｃとで開口方
向が異なっており、リタードローラ６に近い側のフック
部21ｂは上向きに開口しており、遠い側のフック部21ｃ
は下側に開口している。

【００２１】前記のように開口の向きを異ならせたの
は、リタードローラ６にかかる力の向きを考慮したため
であり、シートカセットＢを画像形成装置Ａに装着した
際にローラ軸20がスリットから抜ける方向に力がかから
ないようにしている。即ち、アーム21は軸21ａを中心に
回動可能であり、且つ図７の矢印Ｔ方向に加圧されてい
るため、フィードローラ５に圧接したリタードローラ６
は矢印Ｗ方向の反力を受ける。この反力Ｗは、フック部
21ｂを支点として該フック部21ｂには矢印Ｗ1 方向の力
が作用し、フック部21ｃには矢印Ｔ1 方向の力が作用す
る。従って、これらフック部21ｂ，21ｃにかかる力を受
けるようにスリット開口を形成してローラ軸20を効率良
く受けるものである。

【００２２】上記構成においては、図８に示すように、
露出切欠部18ａとスライド切欠部18ｂからなる全体の切
欠部の長さＨは、リタードローラ６の軸方向長さｈの２
倍より少し長く設定してあり、スライド切欠部18ｂは操
作者が指を入れることが出来る程度の余裕をもってい
る。このため、リタードローラ６を交換する場合には、
シートカセットＢを画像形成装置Ａから引き抜いて取り
出し、露出切欠部18ａから露出しているリタードローラ
６を図８の矢印Ｒ方向にスライドさせ、スライド切欠部
18ｂに移動させる。これによってリタードローラ６がロ
ーラ軸20から外れる。次にリタードローラ６を矢印Ｕ方
向に持ち上げることによってシートカセットＢから取り
外すことが出来る。

【００２３】また、新しいリタードローラ６を取り付け
る場合には、前記取り外す場合と逆の操作をすることに
よってローラ軸20に取り付けることが出来る。

【００２４】このように、シートカセットＢに取り付け
たリタードローラ６を交換するに際し、シート給送面15
側から、即ちシートカセットＢの上方から交換出来るの
で、カセット内のシートを取り出す必要もなく前記ロー
ラの交換を容易に行うことが出来るものである。

【００２５】尚、本実施形態にあってはリタードローラ
６を交換する際に、ローラ軸20から取り外したローラ６
を、シートカセット内へ落としてしまうことがないよう
に、図９及び図10に示すように、露出切欠部18ａ及びス
ライド切欠部18ｂの下方にリタードローラ６の軸方向長
さよりも短い間隔のリブ22を複数本設けリタードローラ
６を離してもリブ22より下方へ落ちないようにしてい
る。

【００２６】また、前記リブ22の代わりに図11に示すよ
うに切欠部18ａ，18ｂの下方に凹部23を形成し、この凹
部23にリタードローラ６を配置するようにしても同様の
効果を得ることが出来る。このとき、前記凹部23を形成
する面は滑らかに立ち上がり、すくい上げ面23ａと滑ら
かに接合するように構成すると凹部23に落ちたローラ６
を取り出し易くなる。尚、図11において、24はローラ軸
20を貫通させるための孔である。

【００２７】また、この実施形態ではフィードローラ５
に対してリタードローラ６が揺動する例を示したが、画
像形成装置Ａ側に設けたフィードローラ５が揺動し、シ
ートカセットＢ側に設けたリタードローラ６は揺動しな
いように構成してもよいものである。

【００２８】〔第２実施形態〕次にリタードローラ６を
設けたシートカセットＢの第２実施形態について、図13
乃至図16を参照して説明する。尚、前述した第１実施形
態と同一機能を有する部材は同一符号を付して重複する
説明を省略する。

【００２９】この実施形態に係るシートカセットは、図
13に示すように、第１実施形態のシートカセットのスラ
イド切欠部18ｂの部分にカバー25を設けたものである。
このカバー25は回動軸25ａを中心に回動可能であり、通
常使用時は図13に示すようにスライド切欠部18ｂを閉じ
た状態にセットし、該カバー25上面がシート給送面とし
て機能する。一方、前記カバー25を開くとスライド切欠
部18ｂが露出してリタードローラ６を第１実施形態と同
様にして交換することが可能となっている。

【００３０】また、前記カバー25を閉じた状態では、図
14に示すように、シート給送方向（図14の矢印Ｄ方向）
に対してシートが引っ掛からないように、給送面15から
カバー25への受け渡し部26ａにおいてはカバー25が給送
面15よりも下方へ逃げ、カバー25から給送面15への受け
渡し部26ｂにおいてはカバー25が給送面15よりも上方へ
出っ張るように配設してある。

【００３１】このようにカバー25を設けることにより、
図15に示すように、リタードローラ６の軸方向両側に
（一方はカバー25、他方はシート給送面15）シート給送
面からテーパ状に突出したシート導入部27を設けること
が可能となる。このシート導入部27を設けると、図16に
示すように、フィードローラ５とリタードローラ６によ
って形成されるニップ部28に対し、シートＳの先端部を
より安定的に導くことが可能となる。

【００３２】〔第３実施形態〕前述した第２実施形態で
は、スライド切欠部18ｂを覆うカバー25を設けた例を示
したが、次に第３実施形態としてシート給送面15がカバ
ーを兼ねるようにした例を図17を参照して説明する。
尚、この場合も前述した第１実施形態と同一機能を有す
る部材は同一符号を付して重複する説明を省略する。

【００３３】この実施形態は、シートカセットのシート
給送面をカバー部材29として構成し、これをカセット本
体に対して着脱可能としたものである。このカバー部材
29の所定位置にはリタードローラ６を露出させるための
露出切欠部18ａが形成してあり、この露出切欠部18ａの
両側にはシート導入部27が形成してある。

【００３４】このように構成すると、リタードローラ６
を交換するときはカバー部材29を外すと、図17に示すよ
うに、リタードローラ６が完全に露出するために、該ロ
ーラ６の交換をより容易に行うことが可能となる。

【００３５】また、シート導入部27はカバー部材29と一
体的に構成し得るために、精度が向上してフィードロー
ラ５とリタードローラ６のニップ部へのシート導入時の
左右のバラツキを最小限に抑えることが出来るようにな
る。

【００３６】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
シートカセットに設けるローラとして、リタードローラ
を例示したが、画像形成装置本体にリタードローラを設
け、シートカセットにフィードローラを設けるようにし
た場合でも同様の効果を得ることが出来る。

【００３７】更に、前述した実施形態では画像形成装置
としてレーザービームプリンタを例示したが、前記シー
トカセットを用いる画像形成装置はこれに限定する必要
はなく、複写機やファクシミリ装置等の他の画像形成装
置にあっても同様に用いることが出来る。

【００３８】また、前述したシートカセットは画像形成
装置として画像記録を行うための記録シートを収納する
場合について説明したが、本発明における画像形成装置
は画像記録する場合に限らず、画像を読み取るための装
置であってもよく、原稿を収納してこれを読取手段へ給
送する場合のシートカセットとしても使用することが可
能である。

【００３９】

【発明の効果】本発明は前述したように、シートカセッ
トに設けるローラをカセット上側から交換可能にしたた
め、カセット内のシートを取り出すことなく、前記ロー
ラの交換作業を容易に行うことが可能となるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係るシートカセットの斜
視説明図である。

【図２】シートカセットの断面説明図である。

【図３】リタードローラの取り付け説明図である。

【図４】リタードローラの取り付け部分を切り欠いたシ
ートカセットの斜視説明図である。

【図５】リタードローラの揺動構成説明図である。

【図６】リタードローラを支持するアームの説明図であ
る。

【図７】リタードローラの支持説明図である。

【図８】リタードローラの着脱説明図である。

【図９】リタードローラの下方に設けたリブの説明図で
ある。

【図１０】図９におけるリブ部分の拡大説明図である。

【図１１】リタードローラの下方へ凹部を設けた実施形
態の説明図である。

【図１２】シートカセットを装着した画像形成装置の構
成説明図である。

【図１３】第２実施形態にかかるカバーを設けたシート
カセットの説明図である。

【図１４】カバーとシート給送面との高さ説明図であ
る。

【図１５】リタードローラの軸方向両側に設けたシート
導入部の構成説明図である。

【図１６】シート導入部によるリタードローラのニップ
部へのシート導入説明図である。

【図１７】第３実施形態に係るカバー部材がシート給送
面を兼ねるシートカセットの説明図である。

【図１８】従来技術に係るシートカセットの説明図であ
る。

【符号の説明】

１…光学系 ２…感光体ドラム ３…画像形成手段 ４…ピックアップローラ ５…フィードローラ ６…リタードローラ ７，８…搬送ローラ対 ９…転写ローラ 10…定着装置 11，12…排出ローラ 13…排出部 14…シート収納部 15…シート給送面 16…中板 16ａ…軸 17…押圧スプリング 18ａ…露出切欠部 18ｂ…スライド切欠部 19…傾斜面 20…ローラ軸 21…アーム 21ａ…軸 21ｂ，21ｃ…フック部 21ｄ…突起部 22…リブ 23…凹部 23ａ…すくい上げ面 24…孔 25…カバー 25ａ…軸 26ａ，26ｂ…受け渡し部 27…シート導入部 28…ニップ部 29…カバー部材

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成装置本体に給送するシートを収
   納するシートカセットにおいて、 シートを収納するシート収納部と、 前記シート収納部よりもシート給送方向下流側に設けた
   シート給送面と、 前記シート給送面にローラを取り付けるためのローラ取
   付部と、 を有し、 前記ローラを前記ローラ取付部に対して前記シート給送
   面側から着脱可能に構成したことを特徴とするシートカ
   セット。
2. 【請求項２】 前記ローラ取付部は、前記ローラをシー
   ト給送面から露出させるための露出切欠部と、前記露出
   切欠部と連続すると共に、前記ローラをスライドさせる
   ためのスライド切欠部とを有することを特徴とする請求
   項１記載のシートカセット。
3. 【請求項３】 前記スライド切欠部を覆うためのカバー
   部材を設けたことを特徴とする請求項２記載のシートカ
   セット。
4. 【請求項４】 前記シート給送面は、前記ローラを露出
   させるための露出切欠部を有すると共に、前記シート収
   納部に対して着脱可能に構成したことを特徴とする請求
   項１記載のシートカセット。
5. 【請求項５】 シートカセットに収納したシートを搬送
   して画像を形成する画像形成装置において、 請求項１乃至請求項４のいずれか１項記載のシートカセ
   ットを装着するためのカセット装着手段と、 前記シートカセット内のシートを搬送するための搬送手
   段と、 前記搬送されるシートに画像を形成するための画像形成
   手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。