JPH0572833A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0572833A
JPH0572833A JP3259736A JP25973691A JPH0572833A JP H0572833 A JPH0572833 A JP H0572833A JP 3259736 A JP3259736 A JP 3259736A JP 25973691 A JP25973691 A JP 25973691A JP H0572833 A JPH0572833 A JP H0572833A
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JP
Japan
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imaging cartridge
photosensitive drum
block
laser beam
photoconductor
Prior art date
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Application number
JP3259736A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Akazawa
隆史 赤澤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP92112798A priority patent/EP0530491B1/en
Priority to DE69219539T priority patent/DE69219539T2/de
Priority to US07/922,755 priority patent/US5371575A/en
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Pending legal-status Critical Current

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージングカートリッジを有する画像形成
装置において、用紙が感光体ドラムを傷つけるのを防止
する。 【構成】 レーザビームプリンタ本体15とこれから着
脱可能なイメージングカートリッジ11により、レーザ
ビームプリンタを構成する。感光体ブロック113と転
写ブロック116とをバネ118を介して連結する。本
体15への収納時はケース15Aに押圧されてブロック
113,116同士は近接し、感光体ドラム101は転
写ローラ117に圧接している。ケース15Aを開ける
と、感光体ブロック113と転写ブロック116とは互
いに離れる。すると、感光体ドラム101と転写ローラ
117とは離隔し、これらに挟持されていた用紙は解放
される。よって、用紙が感光体ドラム101表面を摺動
することなく、感光体ドラム101表面を傷つけるのを
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置、詳しくは
レーザビームプリンタ、電子写真式複写機等の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置、例えばレーザビー
ムプリンタは、入力された画像データに基づき、いわゆ
る電子写真プロセスを用い、用紙にトナー像を形成する
ものである。この画像形成装置は、画像形成装置本体
と、該画像形成装置本体の内部に着脱可能に配設された
イメージングカートリッジと、を有して構成されてい
る。イメージングカートリッジの内部には、感光体ドラ
ムと、該感光体ドラムに圧接するように配設された転写
ローラとが収容されている。このように感光体ドラム、
転写ローラ等をユニット化するのは、その保守、点検、
交換等を容易にするためである。
【0003】この装置では、画像形成装置本体の給紙部
から給紙ローラを介してイメージングカートリッジ内部
に用紙が送出される。イメージングカートリッジ内部に
おいて、用紙は、それぞれ回転する感光体ドラムと転写
ローラとに挟持されながら、いわゆる電子写真プロセス
によりトナー像を付着される。すなわち、感光体ドラム
の表面は帯電された後、レーザビーム等を照射され、靜
電潜像が形成される。さらに、この靜電潜像にトナーを
付着することによりトナー像が形成される。このトナー
像は用紙に転写され、トナー像が転写された用紙は、感
光体ドラムと転写ローラとの回転により、イメージング
カートリッジ外部に送出される。この用紙は、定着装置
にてトナー像が熱定着された後、排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置は、上記イメージングカートリッジ内にお
いて、感光体ドラムと転写ローラとは、常に当接した状
態のままである。したがって、用紙が感光体ドラムと転
写ローラとの間に挟持された状態で、イメージングカー
トリッジを画像形成装置本体から取り外したとする。す
ると、この用紙の一部はイメージングカートリッジ外部
の給紙ローラ等に挟持されているため、感光体ドラムの
表面を用紙が摺動し、感光体ドラム表面を傷つけるとい
う問題が生じていた。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は画像形成装置におい
て、イメージングカートリッジを画像形成装置本体から
取り外す際に、感光体ドラムと転写ローラとを離隔する
ことにより、用紙が感光体ドラムを傷つけるのを防止す
ることをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る画像形成装置は、画像形成装置本体と、少なくとも
感光体ドラムおよび該感光体ドラムに圧接するよう配設
され該感光体ドラムとの間に所定の電界を発生させる転
写ローラを含み、上記画像形成装置本体に着脱可能に設
けられたイメージングカートリッジと、を有し、上記感
光体ドラムと上記転写ローラとの間に挟圧された用紙
に、上記感光体ドラムに付着したトナーを転写する画像
形成装置において、上記イメージングカートリッジを上
記画像形成装置本体から取り外す際に、上記感光体ドラ
ムと上記転写ローラとは離隔していることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明に係る画像形成装置は、イ
メージングカートリッジ外部から給紙された用紙は、イ
メージングカートリッジ内部の感光体ドラムと転写ロー
ラとに挟持されながら、トナーを転写される。そして、
上記イメージングカートリッジを上記画像形成装置本体
から取り外す際には、上記感光体ドラムと上記転写ロー
ラとは互いに離隔している。このため、用紙の一部がイ
メージングカートリッジ外部の給紙ローラ等に挟持され
ていたとしても、該用紙は、感光体ドラムと転写ローラ
とから解放されているため、イメージングカートリッジ
を取り出す際に、用紙が感光体ドラム表面を摺動するこ
とはない。また、用紙の一端が給紙ローラ等に挟持され
ていない場合においても、イメージングカートリッジを
用紙とともに画像形成装置本体から取り出した後、用紙
をイメージングカートリッジから除去する際に用紙が感
光体ドラム表面を摺動することはない。したがって、感
光体ドラムの表面が傷つけられるのを防止することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0009】図1は本発明の第1実施例に係る画像形成
装置、例えばレーザビームプリンタの断面図である。
【0010】このレーザビームプリンタは、入力された
画像データに基づき、画像を用紙に形成するものであ
る。図1に示すレーザビームプリンタは、レーザビーム
プリンタ本体15と、該レーザビームプリンタ本体15
から着脱可能なイメージングカートリッジ11と、を有
して構成されている。
【0011】レーザビームプリンタ本体15は以下に示
される構成となっている。すなわち、レーザビームプリ
ンタ本体15は、箱型であって、これを上下に2分割し
た構造で、本体下部を構成するケース15Bの一端部に
はヒンジ155が配設され、このヒンジ155を支点と
して本体上部を構成するケース15Aが開閉自在に設け
られている。そして、これらのケース15A、15Bの
内部には、上記イメージングカートリッジ11が着脱自
在に収容されている。上記ケース15Bの一端部には、
用紙を蓄えるための給紙トレイ151と、給紙トレイ1
51に蓄えられた用紙をイメージングカートリッジ11
に送出するための給紙ローラ152と、が配設されてい
る。また、イメージングカートリッジ11を挟んで給紙
トレイ151の反対側、すなわちケース15Bの他端部
には、用紙にトナー像を定着させる定着装置(一対のロ
ーラで構成されている)153と、排紙トレイ154
と、が配設されている。
【0012】また、ケース15Bの底面中央部には略矩
形の支持台159が固着され、この支持台159の4隅
部には4個の圧縮バネ158を介して4個の台座157
がそれぞれ取り付けられている。すなわち、これらの圧
縮バネ158の両端は支持台159の上面および台座1
57の下面にそれぞれ係止されているものである。そし
て、これらの台座157の上にはイメージングカートリ
ッジ11が載置されている。したがって、このイメージ
ングカートリッジ11にはバネ158の付勢力が加えら
れていることとなる。
【0013】ケース15Aの下面には、イメージングカ
ートリッジ11の感光体ドラム101にレーザビームを
照射するための光学ユニット103が垂下、固設されて
いる。さらに、ケース15Aの内側には、この光学ユニ
ット103を挟むように位置して一対のL字形のレール
156が対向するように突設されている。このレール1
56はケース15Aの幅方向、すなわち感光体ドラム1
01の軸方向に沿って延設されている。イメージングカ
ートリッジ11の一部(上端突出部)はこのレール15
6に嵌合しており、この結果イメージングカートリッジ
11は全体としてレール156に沿って(感光体ドラム
101の軸方向に沿って)摺動可能に支持されている。
このようにイメージングカートリッジ11をレール15
6に沿って摺動させることにより、レーザビームプリン
タ本体15の正面側からイメージングカートリッジ11
を着脱することが可能となる。
【0014】このイメージングカートリッジ11は、感
光体ドラム101等を含む感光体ブロック113と、転
写ローラ117等を含む転写ブロック116と、を有し
て構成されている。上側の感光体ブロック113と下側
の転写ブロック116とは4個のバネ118を介して連
結されており、このバネ118の付勢力はこれらの感光
体ブロック113と転写ブロック116とを互いに排斥
する方向に働いている(バネ118は圧縮スプリングで
ある)。図1に示されるように、装着されたイメージン
グカートリッジ11は、ケース15Aを閉めた状態で
は、バネ118の付勢力以上の力によりケース15Aと
台座157とにより押圧され、感光体ブロック113と
転写ブロック116とは互いに近づいている。したがっ
て、感光体ドラム101と転写ローラ117とは互いに
圧接する。
【0015】図3は第1実施例のレーザビームプリンタ
に係るイメージングカートリッジ11の斜視図である。
この図に示すように、感光体ブロック113の上面に
は、所定長さのスリット113Aが設けられており、図
1に示す光学ユニット103から発せられたレーザビー
ムは、このスリット113Aを通過し、感光体ブロック
113内部に支持された感光体ドラム101に到達する
構成である。感光体ブロック113の長手方向の両側面
の上端部には、上記レール156に嵌合するように、突
起113Bがそれぞれ突設さられている(図1参照)。
【0016】感光体ブロック113の底面の4隅には4
本の丸軸119の上端がそれぞれ固定されており、これ
らの丸軸119は転写ブロック116の4隅に対向して
設けられた丸孔に摺動自在に嵌入している。それぞれの
丸軸119の他端には他の部分よりも径が大きい突起が
設けられており、転写ブロック116が丸軸119から
抜け落ちるのを防止している。また、各丸軸119の周
囲には上記バネ118が設けられており、感光体ブロッ
ク113と転写ブロック116とが互いに離れる方向に
このバネ118の付勢力が働いている。したがって、転
写ブロック116に外部から力が働かない限り、転写ブ
ロック116は、丸軸119の他端の突起に押し付けら
れた状態のままであり、よって、感光体ドラム101と
転写ローラ117とは所定間隔だけ離隔している。
【0017】転写ブロック116はその垂直方向の断面
が凸型となるように構成されており、図1、図3に示さ
れるように、その底面の長手方向両端側は切り欠かれて
切り欠き部116Aが設けられている。イメージングカ
ートリッジ11をケース15Aに装着し、ケース15A
を閉めると、台座157の上に切り欠き部116Aが接
してこの転写ブロック116が台座157上に載置され
る。すると、転写ブロック116には、台座157を介
してバネ158により上方に向かって付勢する力が加え
られる。したがって、感光体ドラム101と転写ローラ
117とは所定の力で当接することとなる。
【0018】次に、このレーザビームプリンタのプリン
ト動作を簡単に説明する。感光体ドラム101は矢印D
1の方向に回転する。まず、帯電ブラシ102により感
光体ドラム101の表面が帯電される。そして、感光体
ドラム101の帯電した表面に、光学ユニット103か
らレーザビームが照射されることにより、靜電潜像が形
成される。次に、この靜電潜像に、現像装置104によ
りトナーが付着され、トナー像が形成される。一方、給
紙トレイ151に蓄えられた用紙は、給紙ローラによ
り、感光体ドラム101と転写ローラ117との摺接部
(ニップ部)に搬送される。そして、ニップ部に挟持さ
れた用紙に、感光体ドラム101表面の上記トナー像が
転写される。なお、感光体ドラム101の表面に残留し
たトナーはクリーナブレード105Aにより掻き取ら
れ、クリーナ105の内部に収容される。トナー像を転
写した用紙は、定着装置153によりトナーを定着され
た後、排紙トレイ154に排出される。
【0019】次に、図2を参照してイメージングカート
リッジ11を装置本体から取り外す動作に次いて説明す
る。図2は本発明の第1実施例に係るレーザビームプリ
ンタのケース15Aを開けた状態を示した断面図であ
る。
【0020】ヒンジ155を支点としてケース15Aを
上方に開くと、レール156にその一部113Bが嵌合
したイメージングカートリッジ11はケース15Aとと
もに持ち上げられ、台座157から離れる。ケース15
Aを閉じた状態では、バネ158の付勢力により、感光
体ブロック113と転写ブロック116とは互いに近づ
き合うように押圧されているが、ケース15Aが開く
と、転写ブロック116はバネ158の付勢力から解放
され、転写ブロック116はバネ118の付勢力および
自重により感光体ブロック113から離れる。すると、
感光体ドラム101と転写ローラ117とは所定間隔だ
け離隔する。このため、感光体ドラム101と転写ロー
ラ117との間に用紙が挟まれていた場合であっても、
ケース15Aを開くことにより、用紙は感光体ドラム1
01と転写ローラ117との挟圧から解放される。この
状態でイメージングカートリッジ11をレール156に
沿って摺動させ、取り出したとしても、用紙が感光体ド
ラム101の表面を摺動することがないため、感光体ド
ラム101の表面が傷つくのを防止することができる。
【0021】また、上述とは逆に、イメージングカート
リッジ11をケース15Aに装着してケース15Aを閉
めると、感光体ドラム101と転写ローラ117とは互
いに当接し、レーザビームプリンタは動作可能な状態と
なる。
【0022】図4は本発明の第2実施例に係るレーザビ
ームプリンタの断面図である。このレーザビームプリン
タは、レーザビームプリンタ本体45と、該レーザビー
ムプリンタ本体45に着脱自在に設けられたイメージン
グカートリッジ41と、を有している。
【0023】レーザビームプリンタ本体45は、以下に
示される構成となっている。すなわち、ケース45Aの
上部には2個の窓が設けられ、それぞれの窓には開閉自
在の蓋45B、排紙トレイ45Cが配設されている。ケ
ース45A内の底部には給紙トレイ451が配設されて
いる。給紙トレイ451の一端部は蓋45Bの下方に位
置し、その他端部は蓋45Bとは反対側の端部に位置し
て設けられている。この給紙トレイ451の他端部に近
接して、用紙をイメージングカートリッジ41内に送出
するための給紙ローラ457が設けられている。この給
紙ローラ457の直上には、これに近接してイメージン
グカートリッジ41が収納、配置されている。
【0024】詳しくは、ケース45Aの内部で給紙ロー
ラ457の近傍には、湾曲した支持板455が固設され
ている。また、この支持板455から所定距離だけ離れ
てケース45Aの内部で給紙トレイ451の上方にはフ
レーム456が固設されている。これらの支持板455
とフレーム456との間に、これらに当接してイメージ
ングカートリッジ41が載置されている。
【0025】このフレーム456には光学ユニット40
3が固設されている。この光学ユニット403から発せ
られたレーザビームはイメージングカートリッジ41内
部の感光体ドラム401に対して照射される。
【0026】また、イメージングカートリッジ41の近
傍であって支持板455の上方には、定着ローラ453
が設けられており、この定着ローラ453の上方には搬
送ローラ454および排紙ローラ457が配設されてい
る。排紙ローラ457は排出口に対向して配設され、用
紙はこの排出口から上記排紙トレイ45C上に排出され
る構成である。なお、排紙トレイ45Cはケース45A
の上部にてピンを支点として揺動自在に設けられ、図4
の実線位置と仮想線位置との2位置をとり得る構成であ
る。
【0027】イメージングカートリッジ41は、感光体
ブロック413と、図示されていない軸を中心に開閉自
在に保持された転写ブロック416と、から構成されて
いる。感光体ブロック413は、感光体ドラム401
と、帯電ブラシ402と、現像器404と、残留トナー
を掻き取るブレード410と、を有している。さらに、
感光体ブロック413の一端部にはスリット41Aが設
けられており、上記光学ユニット403から発せられた
レーザビームはこのスリット413Aを通過し、感光体
ドラム401表面に達する。
【0028】転写ブロック416は転写ローラ417を
有して構成されている。転写ローラ417は感光体ドラ
ム401と対向して配設され、この感光体ドラム401
との間に挟持した用紙に所定の電圧を印加するためのも
のである。そして、イメージングカートリッジ41をレ
ーザビームプリンタ本体45に装着した状態では、これ
らの感光体ドラム401と転写ローラ417とは当接し
ている。また、感光体ブロック413と転写ブロック4
16との間にはスリット41B、41Cが設けられてい
る。給紙ローラ452により搬送された用紙はこのスリ
ット41Bを通過し、感光体ドラム401と転写ローラ
417とのニップ部に送出される。ニップ部にてトナー
像を転写された用紙はスリット41Cを通過し、定着装
置453へ送出される構成である。
【0029】また、図4に示されたレーザビームプリン
タの排紙トレイ45Cを開いた後、その窓を介してイメ
ージングカートリッジ41を出し入れすることにより、
イメージングカートリッジ41の脱着を容易に行うこと
ができる構成である。
【0030】図5は上記イメージングカートリッジ41
の斜視図である。このイメージングカートリッジ41
は、前述したように感光体ブロック413と転写ブロッ
ク416とから構成されている。感光体ブロック413
の2つの側面(感光体ドラム401の軸方向の両側面)
においてその転写ブロック416側の端部には軸413
Aがそれぞれ突設されている。そして、これらの軸41
3Aは転写ブロック416の上端部に形成した穴に嵌入
しており、転写ブロック416は軸413Aを中心とし
て感光体ブロック413に回転自在に支持されている。
すなわち、転写ブロック416は感光体ブロック413
の一端部を開閉自在とするものである。さらに、この転
写ブロック416の両側面にはピン416Aがそれぞれ
突設されている。それぞれのピン416Aは、感光体ブ
ロック413の両側面に付設された突起状のガイド板4
13Bのガイド穴に挿通しており、ピン416Aはこの
ガイド穴内をガイド穴壁面に沿って摺動可能である。ガ
イド穴の一部にはピン416Aの直径よりも若干その幅
が狭い突出部413Cが設けられており、このためピン
416Aがガイド穴壁面に沿って摺動する際に、この突
出部413Cにピン416Aが引っかかって係止される
構成となっている。さらに、より強い力にてピン416
Aを摺動させようとすると、ピン416Aはこの突出部
413Cを乗り越えることのできる構成である。つま
り、ガイド穴は2つのピン係止部を有し、このピン係止
部にピン416Aが係止されることより、転写ブロック
416は開閉2位置をとり得るように構成されている
(図6は閉、図7は開を示す)。
【0031】以上の構成を有するイメージングカートリ
ッジ41をレーザビームプリンタ本体45に着脱する動
作を図6および図7を参照しながら説明する。
【0032】図6は、レーザビームプリンタ本体45に
装着された状態でのイメージングカートリッジ41を示
す側面図である。この状態においては、感光体ブロック
413の下面側の平坦部413Jはレーザビームプリン
タ本体45のフレーム456に当接し、転写ブロック4
16の湾曲した外面は支持板455に当接している。感
光体ブロック413に対して転写ブロック416は閉じ
ており、よって、感光体ドラム401は転写ローラ41
7にニップ部にて当接している。したがって、レーザビ
ームプリンタは動作可能な状態となり、感光体ドラム4
01と転写ローラ417の当接したニップ部にて用紙に
トナー像が転写される。
【0033】図7は、レーザビームプリンタ本体45か
ら取り出す際のイメージングカートリッジ41を示す側
面図である。これらの図に示すように、本体内部に装着
された状態で転写ブロック416の両側面のピン416
Aの近傍には、先端が丸みを帯びたストッパ459が設
けられており、このストッパ459はバネ458を介し
てレーザビームプリンタ本体45のケース45Aに支持
されている。そして、このストッパ459はその保持ケ
ースより突出した状態で先端が上記ピン416Aに係合
して、転写ブロック416を所定の収納位置に装着する
ものである。したがって、レーザビームプリンタ本体4
5からイメージングカートリッジ41を取り出す場合に
は、まず、レーザビームプリンタ本体45の排紙トレイ
45Cを図4の仮想線で示す状態にまで回動して開け
る。続いて、感光体ブロック413の端部を図7中矢印
71の方向に(上方に)持ち上げる。このとき、転写ブ
ロック416に設けられたピン416Aは、ストッパ4
59に係止されている。よって、感光体ブロック413
のみが矢印81の方向に持ち上げられ、転写ブロック4
16に対して感光体ブロック413は軸413Aを中心
として回動しようとする。すると、ピン416Aはガイ
ド穴の突出部413Cを乗り越え、ガイド穴の奥端部に
達する。この結果、感光体ブロック413は転写ブロッ
ク416に対して開いた状態になり、それぞれのブロッ
クに支持された感光体ドラム401と転写ローラ417
とは互いに離隔する。よって、感光体ドラム401と転
写ローラ417とのニップ部に挟持されていた用紙は解
放される。
【0034】さらに、感光体ブロック413を矢印81
の方向に持ち上げると、ピン416Aはストッパ459
の先端部を摺動しながらストッパ459を押し下げる。
すると、ピン416Aはストッパ459を乗り越え、転
写ブロック416は感光体ブロック413とともに、レ
ーザビームプリンタ本体45から取り出される。このと
き、感光体ドラム401と転写ローラ417とは互いに
離隔しているため、上記用紙が感光体ドラム401の表
面を摺動することはなく、感光体ドラム401の表面が
傷つけられるのを防止することができる。
【0035】イメージングカートリッジ41をレーザビ
ームプリンタ本体45に装着する際の動作は、イメージ
ングカートリッジ41を取り出す際の動作の逆となる。
すなわち、イメージングカートリッジ41をレーザビー
ムプリンタ本体45内部に挿入すると、転写ブロック4
16のピン416Aがストッパ459に当接する。感光
体ブロック413を矢印82の方向に押し下げると、感
光体ブロック413は転写ブロック416に対して閉じ
た状態になる。よって、感光体ドラム401と転写ロー
ラ417とは当接する。さらに、感光体ブロック413
に矢印82の力を加えると、ピン416Aはストッパ4
59を乗り越え、転写ブロック416は支持板455に
当接し、感光体ブロック413の平坦部413Jはレー
ザビームプリンタ本体45のフレーム456に当接す
る。このようにして、イメージングカートリッジ41は
レーザビームプリンタ本体45に装着される。
【0036】このように構成された本第2実施例に係る
レーザビームプリンタにおいても、上記第1実施例に係
るレーザビームプリンタと同様の効果を得ることができ
る。すなわち、イメージングカートリッジ41をレーザ
ビームプリンタ本体45から取り外すと同時に、感光体
ドラム401が転写ローラ417から離隔するため、該
用紙は感光体ドラム401と転写ローラ417との挟圧
から解放される。よって、用紙の一端がレーザビームプ
リンタ本体側の給紙ローラ452等に挟持されていたと
しても、イメージングカートリッジ41を取り外す際
に、該用紙が感光体ドラム401の表面を摺動するこが
ない。また、用紙とともにイメージングカートリッジ1
1を取り出した場合においても、用紙をイメージングカ
ートリッジ11から抜き取る際に感光体ドラム401表
面を用紙が摺動することもない。感光体ドラム401の
表面が傷つけられるのを防止することができる。
【0037】さらに、第1実施例、第2実施例に係るレ
ーザビームプリンタにおいては、イメージングカートリ
ッジの取り外しの際に、用紙により感光体ドラムの表面
が傷つけられるかどうかをサービスマン等は配慮する必
要がなくなり、より一層、イメージングカートリッジの
取り外しが容易になる。よって、レーザビームプリンタ
のメンテナンスが容易になるという利点もある。なお、
カートリッジを取り外す際とは、上記両実施例に示すよ
うに、カートリッジを本体から抜き出すときのことであ
り、ブロック同士の開放、すなわち感光体ドラムを転写
ローラから離間させるのは、例えば排紙トレイ45Cを
開放する動作に連動させるように構成してもよいことは
もちろんである。この他にもカートリッジの交換を行お
うとする場合のためにプッシュボタン等によりブロック
同士を離間させる構成としてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、イメージングカートリッジを画像形成装置本体から
取り外す際に、感光体ドラムと転写ローラとを互いに離
隔する構成とすることにより、感光体ドラムが傷つくこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るレーザビームプリン
タの断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るレーザビームプリン
タのケースを開けて示した断面図である。
【図3】本発明の第1実施例のレーザビームプリンタに
係るイメージングカートリッジの斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るレーザビームプリン
タの断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るレーザビームプリン
タのイメージングカートリッジを示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るレーザビームプリン
タ本体に装着されたイメージングカートリッジを示す側
面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るレーザビームプリン
タ本体から取り出す際のイメージングカートリッジを示
す側面図である。
【符号の説明】
11 イメージングカートリッジ 15 レーザビームプリンタ本体(画像形成装置本
体) 101 感光体ドラム 117 転写ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体と、少なくとも感光体
    ドラムおよび該感光体ドラムに圧接するよう配設され該
    感光体ドラムとの間に所定の電界を発生させる転写ロー
    ラを含み、上記画像形成装置本体に着脱可能に設けられ
    たイメージングカートリッジと、を有し、 上記感光体ドラムと上記転写ローラとの間に挟圧された
    用紙に、上記感光体ドラムに付着したトナーを転写する
    画像形成装置において、 上記イメージングカートリッジを上記画像形成装置本体
    から取り外す際に、上記感光体ドラムと上記転写ローラ
    とは離隔していることを特徴とする画像形成装置。
JP3259736A 1991-08-02 1991-09-11 画像形成装置 Pending JPH0572833A (ja)

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JP3259736A JPH0572833A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 画像形成装置
EP92112798A EP0530491B1 (en) 1991-08-02 1992-07-27 Electrophotographic image forming apparatus with detachable imaging cartridge
DE69219539T DE69219539T2 (de) 1991-08-02 1992-07-27 Elektrofotografisches Bilderzeugungsgerät mit abnehmbarer Bilderzeugerkassette
US07/922,755 US5371575A (en) 1991-08-02 1992-07-30 Electrophotographic image forming apparatus with detachable imaging cartridge

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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