JPH09183309A - サンバイザーの取付構造 - Google Patents

サンバイザーの取付構造

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JPH09183309A
JPH09183309A JP35247995A JP35247995A JPH09183309A JP H09183309 A JPH09183309 A JP H09183309A JP 35247995 A JP35247995 A JP 35247995A JP 35247995 A JP35247995 A JP 35247995A JP H09183309 A JPH09183309 A JP H09183309A
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spring
sun visor
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shaft
support
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JP35247995A
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Morimitsu Shirai
盛満 白井
Toshihisa Kaneda
敏久 金田
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転操作時に異音を発生することがないサン
バイザーの取付構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 車体に固定されて二面巾13を有するシ
ャフト12と、シャフト12に回転自在に支持されてサ
ンバイザー本体11を取り付けたサポート15と、サポ
ート15のスプリング装着部19に装着する二股状のば
ね片24、27を有するスプリング21とを備え、スプ
リング装着部19の端面に傾斜面20を形成し、スプリ
ング21の頭部にシャフト12の二面巾13を挟持する
平坦面23を形成すると共に、一方のばね片24の先端
に傾斜面20に係止する係止片25を形成し、他方のば
ね片27の先端に一方のばね片24の先端に係合する係
合片28を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンバイザーの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサンバイザーの取付構造は、図7
に示すように、サンバイザー10はサンバイザー本体1
1がサポート15に取付けられ車体に固定されたシャフ
ト12に回転自在に支持されて、格納位置から適宜の位
置に移動、保持されて使用される。
【0003】シャフト12が挿通されたサポート15は
中間部にスプリング装着部19を備えており、このスプ
リング装着部19にはシャフト12を跨いで二股状のス
プリング21が取付けられていて、このスプリング21
によってシャフト12に対するサポート15の回転角度
が規制されるようになっている。即ち、図8に示すよう
にシャフト12には一部に面取り12aが施されてお
り、スプリング21の二股状の頭部22にはこの面取り
部12aに対向して平坦面23が形成されていて、シャ
フト12の面取り部12aにスプリング21の平坦面2
3が面当りした状態でサンバイザー10が格納位置に保
持されるように位置決めされている。また、図9のよう
に、スプリング21が回転して面取り部12aの角部1
4が平坦面23を適宜に押し拡げた状態でサンバイザー
10が適宜の回転角度で保持されるようになっている。
【0004】また、二股状のスプリング21の一方のば
ね片24の先端には鈎部24aが形成されていて、この
鈎部24aの先端がサポート15のスプリング装着部1
9の端面19aに押し付けられている。また、スプリン
グ21の他方のばね片27の下端は一方のばね片24方
向に折り曲げられおり、さらにその先端には係止部28
が形成されていて、この係止部28が鈎部24aを抱え
込んで係止していると共に、このばね片27の両側部に
は切り起こし片29が形成されていて、この切り起こし
片29がスプリング装着部19の側面を押圧している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、サンバイザー10を格納位置から回転さ
せて使用位置に移動すると、シャフト12の面取り部1
2aの角部14がスプリング21の平坦面23を押し拡
げるので、スプリング21が拡がってサポート15との
間に隙tが発生する。サンバイザー10を格納位置に移
動すると、シャフト12によるスプリング21の変形が
解除されて、シャフト12の面取り部12aとスプリン
グ21の平坦面23が面当りの状態に戻り、このときに
スプリング21がサポート15を叩いて異音を生じる虞
がある。このため、サポート15に不織布テープ15a
を貼り付けて異音の発生を防いでいるが、この対策はコ
ストアップを招き、また、長期間回転操作を繰り返して
行うと不織布テープ15aが摩耗すると異音が再発する
ことになる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、回転操作時に異音を発生することがないサンバイザ
ーの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のサンバイザーの取付構造は、車体に固定され
て二面巾を有するシャフトと、このシャフトに回転自在
に支持されてサンバイザー本体を取り付けたサポート
と、このサポートのスプリング装着部に装着する二股状
のばね片を有するスプリングとを備え、前記サポートの
スプリング装着部の端面に傾斜面を形成する一方、前記
スプリングの頭部に前記シャフトの二面巾を挟持する平
坦部を形成すると共に、前記一方のばね片の先端に、前
記サポートに形成した傾斜面に係止する係止片を形成
し、更に、前記他方のばね片の先端に前記一方のばね片
の先端に係合する係合片を形成した構成を有している。
【0008】ここで、サポートにはシャフトを挿通する
一対の軸受け部とこの軸受け部を連結する連結部が形成
されており、さらに、軸受け部の中間部にはこれより薄
肉のスプリング装着部が一体に形成されていて、このス
プリング装着部の一端面には面取りが施されて傾斜面が
形成されている。
【0009】また、スプリングの頭部の一面の中央部と
他面の両側部とには平坦面が夫々形成されている。ま
た、このスプリングには二片のばね片が接続して二股状
をなしており、一方のばね片の先端には係止片と切り起
こし片とが形成されていて、係止片がスプリング装着部
の傾斜面に係止している。また、他方のばね片は先端が
一方のばね片側に折り曲げられて、されらにその先端に
は係合片が形成されており、係合片が一方のばね片の切
り起こし片に係合している。
【0010】シャフトの中間部には二面巾が形成されて
おり、スプリングをシャフトの中間部を跨いでサポート
のスプリング装着部に装着することにより、スプリング
の平坦面が二面巾を挟持する状態になり、シャフトの二
面巾にスプリングの平坦面が面当りしたときに、サンバ
イザー本体が格納位置に格納されるようにシャフトとサ
ポートとが位置決めされている。
【0011】そして、サンバイザーを使用状態にすると
きサンバイザー本体を格納位置から回転させることによ
り、スプリングの平坦面にシャフトの二面巾の角部が当
接してスプリングの平坦面を押し拡げ、このスプリング
のばね力によってサンバイザー本体の回転角度が保持さ
れる。このとき、スプリングの一方の係止片がサポート
のスプリング装着部の傾斜面に係止しているので、スプ
リングが押し拡げられてもスプリングとサポートとの間
に隙が発生することがない。
【0012】従って、サンバイザー本体を格納位置に戻
してもスプリングが元に復帰するだけでスプリングとサ
ポートとの間で異音を生じることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のサン
バイザーの取付構造の正面図、図2はその断面図、図
3、図4はスプリングの正面図及び断面図である。尚、
従来例で示した構成と同一構成部分には同符号を付して
ある。
【0014】図に示すように、サンバイザー10は車体
に固定されたシャフト12と、シャフト12に回転自在
に支持されたサポート15と、サポート15に取付けら
れたサンバイザー本体11とを有し、サンバイザー本体
11のシャフト12に対する回転角度を保持するため
に、サポート15にはスプリング21が取付けられてい
る。
【0015】サポート15はポリフェニレンオキシド
(PPO)樹脂による成形品であって、このサポート1
5にはシャフト12を挿通する一対の軸受け部17が形
成されており、この軸受け部17に接続してサンバイザ
ー本体11を取り付けるサポート本体16が一体に形成
されている。左右のサポート本体16は連結部18によ
って連結されていると共に、このサポート本体16の中
間部にはこれより薄肉のスプリング装着部19が一体に
形成されており、このスプリング装着部19の一端面に
は面取りが施されて傾斜面20が形成されている。
【0016】スプリング21は薄鋼板から成形されてお
り、頭部には断面楕円形状に湾曲したばね本体22を備
え、このばね本体22の一面22aの中央部と他面22
bの両側部とには平坦面23、23が夫々交互の位置に
形成されている。また、このばね本体22には二片のば
ね片24、27が接続して二股状をなしており、一方の
ばね片24の先端には係止片25と切り起こし片26と
が形成されていて、係止片25がスプリング装着部19
の一端面の傾斜面20に係止している。また、他方のば
ね片27は先端が一方のばね片24側に折り曲げられ
て、されらにその先端には係合片28が形成されてお
り、係合片28が一方のばね片24の切り起こし片26
に係合している。また、このばね片27の両端にはスプ
リング装着部19を押圧する切り起こし片29が形成さ
れていて、スプリング装着部19の側面を押圧してい
る。
【0017】サポート15に挿通されてこのサポート軸
受け部17間に位置するシャフト12の中間部には二面
巾13が形成されており、スプリング21の楕円形状の
ばね本体22がシャフト12の中間部を跨ぐようにして
スプリング21の二股部をサポート15のスプリング装
着部19に装着することにより、スプリング21の平坦
面23がシャフト12の二面巾13を両面から挟持する
状態になり、シャフト12の二面巾13にスプリング2
1の平坦面23が面当りしたときに、サンバイザー本体
11が格納位置に格納されるようにシャフト12とサポ
ート15とが位置決めされている。
【0018】また、サンバイザー10を使用状態にする
ときは、図5に示すようにサンバイザー本体11を格納
位置から回転させることにより、スプリング21の平坦
面23にシャフト12の二面巾13の角部14が当接し
てスプリング21の平坦面23を押し拡げ、このスプリ
ング21のばね力によってサンバイザー本体11の回転
角度が適宜に保持される。このとき、スプリング21の
一方のばね片24の係止片25がサポート15のスプリ
ング装着部19の一端面の傾斜面20に係止しているの
で、シャフト12の二面巾13の角部14がスプリング
21の平坦面23に当接してスプリング21を押し拡げ
ても、スプリング21とサポート15との間に隙が発生
することがない。従って、サンバイザー本体11を格納
位置に戻してもスプリング21の撓みが解除されて元に
復帰するだけでスプリング21とサポート15との間で
異音を生じることがない。
【0019】また、図6に示すように上記のサポート1
5のスプリング装着部19の一端面の傾斜面20にV字
溝20aを形成し、この傾斜面20に係止するスプリン
グ21の係止片25の先端に鉤部25aを形成してV字
溝20aに係止するようにすると、スプリング21とサ
ポート15との係止が一層強固になり、スプリング21
の撓みによる隙の発生を確実に防止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、車体に固定され
て二面巾を有するシャフトと、シャフトに回転自在に支
持されてサンバイザー本体を取り付けたサポートと、サ
ポートのスプリング装着部に装着する二股状のばね片を
有するスプリングとを備え、前記サポートのスプリング
装着部の端面に傾斜面を形成する一方、スプリングの頭
部にシャフトの二面巾を挟持する平坦部を形成すると共
に、一方のばね片の先端に、前記サポートに形成した傾
斜面に係止する係止片を形成し、更に、他方のばね片の
先端に一方のばね片の先端に係合する係合片を形成する
ことにより、サンバイザー本体を格納位置から回転させ
ると、スプリングの平坦面にシャフトの二面巾の角部が
当接してスプリングの平坦面を押し拡げるが、スプリン
グの一側の係止片がサポートのスプリング装着部の一端
側の傾斜面に係止しているので、スプリングとサポート
との間に隙が発生することがない。従って、サンバイザ
ー本体を格納位置に戻してもスプリングが元に復帰する
だけでスプリングとサポートとの間で異音を生じること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるサンバイザーの
取付構造の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】同サンバイザーの取付構造のスプリングの正面
図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】同サンバイザーの取付構造の作用説明図であ
る。
【図6】本発明の他の実施の形態におけるサンバイザー
の取付構造の断面図である。
【図7】従来のサンバイザーの取付構造の斜視図であ
る。
【図8】図7のC−C線に沿う断面図である。
【図9】同サンバイザーの取付構造の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
10 サンバイザー 11 サンバイザー本体 12 シャフト 13 二面巾 15 サポート 19 スプリング装着部 20 傾斜面 21 スプリング 23 平坦面 24、27 ばね片 25 係止片 28 係合片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されて二面巾を有するシャフ
    トと、このシャフトに回転自在に支持されてサンバイザ
    ー本体を取り付けたサポートと、このサポートのスプリ
    ング装着部に装着する二股状のばね片を有するスプリン
    グとを備え、前記サポートのスプリング装着部の端面に
    傾斜面を形成する一方、前記スプリングの頭部に前記シ
    ャフトの二面巾を挟持する平坦面を形成すると共に、前
    記一方のばね片の先端に、前記サポートに形成した傾斜
    面に係止する係止片を形成し、更に、前記他方のばね片
    の先端に前記一方のばね片の先端に係合する係合片を形
    成したことを特徴とするサンバイザーの取付構造。
JP35247995A 1995-12-28 1995-12-28 サンバイザーの取付構造 Expired - Fee Related JP3111008B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1313294C (zh) * 2003-09-10 2007-05-02 延锋伟世通汽车饰件系统有限公司 一种可沿轴向滑动的遮阳板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1313294C (zh) * 2003-09-10 2007-05-02 延锋伟世通汽车饰件系统有限公司 一种可沿轴向滑动的遮阳板

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