JP2003237291A - 筆記具のクリップ - Google Patents

筆記具のクリップ

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JP2003237291A
JP2003237291A JP2002039679A JP2002039679A JP2003237291A JP 2003237291 A JP2003237291 A JP 2003237291A JP 2002039679 A JP2002039679 A JP 2002039679A JP 2002039679 A JP2002039679 A JP 2002039679A JP 2003237291 A JP2003237291 A JP 2003237291A
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JP
Japan
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clip
decorative plate
opening window
attached
writing instrument
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002039679A
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English (en)
Inventor
Mikio Kojima
幹夫 小島
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Pilot Precision KK
Original Assignee
Pilot Precision KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な製造工程にもかかわらず、クリップ3
の開口窓3Bに飾り板4を取り付けた時に、飾り板4の
裏面4Bとクリップ3の表面に隙間が生じない筆記具の
クリップを提供する。 【解決手段】 クリップ3に開口窓3Bを形成し、この
開口窓3Bに飾り板4を取り付ける。更に、クリップ3
が筆記具に取り付けられることにより、飾り板4の受部
4Dが軸筒1に押圧された時、飾り板4の裏面4Bをク
リップ3の表面に圧接させて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリップに飾り板
を取り付けた筆記具のクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、筆記具のクリップに飾り板を取り
付けたものとしては、実公昭57−5187号公報が知
られているが、これはクリップの取付穴に駒の溝部を圧
入し、かつ、クリップの位置合せ穴に駒の位置合せ突起
をかしめあるいは圧入によりクリップに駒を取り付けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クリップの位
置合せ穴に駒の位置合せ突起をかしめたものは、製造工
程が複雑となり非常にコスト高になってしまうものであ
った。また、クリップの位置合せ穴に駒の位置合せ突起
を圧入したものは、圧入不良が生じ、駒を板状に長くし
た場合には駒の裏面とクリップの表面との間に隙間が生
じてしまい、外観不良になってしまう恐れがあった。
【0004】本発明は、上記課題を解消する筆記具のク
リップを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、クリップに開
口窓を形成し、該開口窓より飾り板の受部を突出させ、
飾り板をクリップに取り付けるとともに、前記クリップ
が筆記具に取り付けられかつ受部が軸筒に押圧された
時、飾り板の裏面をクリップの表面に圧接したことを第
1の要旨とし、クリップの開口窓の後部に太幅部を形成
するとともに開口窓の前部に細幅部を形成し、かつ、飾
り板の側面両側に溝部を形成し、クリップに取り付けら
れた飾り板の受部が軸筒に押圧された状態におけるクリ
ップの開口窓の細幅部から後方に延長する表面の下方傾
斜角度に比べて、クリップに取り付けられる前の状態に
おける飾り板の溝部から後方に延長する裏面の下方傾斜
角度を大きく構成したことを第2の要旨とし、クリップ
の開口窓の後部に太幅部を形成するとともに開口窓の前
部に細幅部を形成し、かつ、飾り板の側面両側に溝部を
形成し、クリップに取り付けられた飾り板の受部が軸筒
に押圧された状態におけるクリップの表面の曲率半径に
比べて、クリップに取り付けられる前の状態における飾
り板の裏面の曲率半径を小さく構成したことを第3の要
旨とし、飾り板の両側部に形成される溝部の長手方向寸
法が、両側部の溝部後端から裏面に形成された隆起部の
後端までの寸法に比べて長く設定したことを第4の要旨
とし、クリップの開口窓の細幅部の長手方向の寸法が、
太幅部の長手方向の寸法に比べて長く設定したことを第
5の要旨とするものである。
【0006】
【実施例】以下、図1、図2、図3、図4および図5に
基づいて、本発明の筆記具のクリップにおける第1実施
例を説明する。尚、図1の左側を前方とし右側を後方と
する。先ず、軸筒1に頭冠2を固定し、該頭冠2に形成
した隆起部2Aにクリップ3の箱形の後部固定部3Aを
取り付ける。クリップ3には開口窓3Bが形成され、開
口窓3Bの前部には細幅部3Cが形成されるとともに後
部には太幅部3Dが形成される。このクリップ3には飾
り板4が嵌め込まれて取り付けられる。飾り板4は、表
面4Aには印刷が施され、裏面4Bには隆起部4Cが形
成される。更に隆起部4Cの前部にはポケット等の服地
を挟持するための受部4Dが形成される。前記隆起部4
Cの前端および両側面に前端から長手方向後方に伸びる
溝部4Eが形成される。この飾り板4の溝部4Eに、ク
リップ3の開口窓3Bの前端縁3Eおよび細幅部3Cの
縁3Fを嵌め込み、クリップ3に飾り板4を取り付け
る。しかも、前記飾り板4の溝部4Eにクリップ3の縁
3E、3Fが嵌め込まれると、飾り板4の後部側の裏面
4Bがクリップ3の表面に圧接され、飾り板4はクリッ
プ3に隙間なく取り付けられる。
【0007】この理由としては、図3、図4および図5
に示したように、クリップ3の開口窓3Bの細幅部3C
表面から後方に伸びた延長線に対し、クリップ3の開口
窓3Bの太幅部3Dの表面が下方に傾斜されて形成され
ているが、その角度α1に対し、飾り板4の両側部に形
成した溝部4Eから後方に伸びた延長線に対し、溝部4
Eより後方に形成された裏面4Bが下方に傾斜されて形
成され、かつ、その角度α2が、α1<α2に構成する
ことにより、クリップ3の表面に飾り板4の裏面4Bが
圧接される。
【0008】しかも、飾り板4の両側部に形成される溝
部4Eの長手方向の寸法Aは約21mmで、かつ、両側
部の溝部4Eの後端から裏面4Bに形成された隆起部4
Cの後端までの寸法Bは約7mmに設定される。また、
クリップ3の開口窓3Bの細幅部3Cの長手方向の寸法
Cは約20mmで、太幅部3Dの長手方向の寸法Dは約
8mmに設定される。つまり、AおよびCの寸法をBや
Dの寸法に比べて2倍程度以上長く設定すれば、飾り板
4の裏面4Bがクリップ3の表面に圧接される押圧力を
大きくすることが可能となり、取り付けが確実となって
非常に好ましい。AおよびCの寸法をBやDの寸法に比
べて2倍以下に設定した場合には、確実に飾り板4の裏
面4Bがクリップ3の表面に押圧するようにするために
は、前記α1に対するα2の角度を極端に大きくしなけ
ればならず、取り付けが困難になるとともに飾り板4の
α2が大きくなると外観を損なってしまう欠点が生じて
しまう。
【0009】また、第2実施例としては、図6および図
7に示したように、クリップ13の表面を長手方向に湾
曲して構成し、その曲率半径R1に対し、飾り板14の
裏面14Bをやはり湾曲して構成し、その曲率半径R2
が、R1>R2に構成することにより、クリップ13の
表面に飾り板14の裏面14Bが圧接される。
【0010】この第2実施例の場合にも、第1実施例の
場合と同様に、飾り板14の溝部14Eの長手方向の寸
法Aおよびクリップ13の細幅部13Cの長手方向の寸
法Cを、飾り板14の溝部14E後端から隆起部14C
の後端までの寸法Bおよびクリップ13の太幅部13D
の長手方向の寸法Dに比べて、2倍程度以上長く設定す
る。この場合も、AおよびCの寸法をBやDの寸法に比
べて2倍以下に設定した場合には、第1実施例と同様の
欠点が生じてしまう。
【0011】尚、上記クリップの材質としては、撓み可
能な材質として鉄、ステンレス等の金属材が考えられ
る。また、飾り板の材質としても撓み可能なABS等の
合成樹脂あるいはゴム等の弾性体が考えられる。
【0012】
【発明の効果】以上説明した本発明の筆記具のクリップ
は、簡単な取付方法にもかかわらず、クリップと飾り板
の間に隙間が生じることなく確実に取り付けられ、更
に、外観も向上するという種々の効果が奏せられるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筆記具のクリップにおける第1実施例
を示す断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のA−A線を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施例において、飾り板の受部が
軸筒に押圧された状態のクリップを示す断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】本発明の第1実施例における飾り板を示す正面
図である。
【図7】本発明の第2実施例において、飾り板の受部が
軸筒に押圧された状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2実施例における飾り板を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 軸筒 3 クリップ 3B クリップ3の開口窓 3C クリップ3の細幅部 3D クリップ3の太幅部 4 飾り板 4B 飾り板4の裏面 4C 飾り板4の隆起部 4D 飾り板4の受部 4E 飾り板4の溝部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップに開口窓を形成し、該開口窓裏
    側より飾り板の受部を突出させ、飾り板をクリップに取
    り付けるとともに、前記クリップが筆記具に取り付けら
    れかつ受部が軸筒に押圧された時、飾り板の裏面をクリ
    ップの表面に圧接したことを特徴とする筆記具のクリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 クリップの開口窓の後部に太幅部を形成
    するとともに開口窓の前部に細幅部を形成し、かつ、飾
    り板の側面両側に溝部を形成し、クリップに取り付けら
    れた飾り板の受部が軸筒に押圧された状態におけるクリ
    ップの開口窓の細幅部から後方に延長する表面の下方傾
    斜角度に比べて、クリップに取り付けられる前の状態に
    おける飾り板の溝部から後方に延長する裏面の下方傾斜
    角度を大きく構成したことを特徴とする請求項1記載の
    筆記具のクリップ。
  3. 【請求項3】 クリップの開口窓の後部に太幅部を形成
    するとともに開口窓の前部に細幅部を形成し、かつ、飾
    り板の側面両側に溝部を形成し、クリップに取り付けら
    れた飾り板の受部が軸筒に押圧された状態におけるクリ
    ップの表面の曲率半径に比べて、クリップに取り付けら
    れる前の状態における飾り板の裏面の曲率半径を小さく
    構成したことを特徴とする請求項1記載の筆記具のクリ
    ップ。
  4. 【請求項4】 飾り板の両側部に形成される溝部の長手
    方向寸法が、両側部の溝部後端から裏面に形成された隆
    起部の後端までの寸法に比べて長く設定したことを特徴
    とする請求項1、2乃至3のいずれかに記載の筆記具の
    クリップ。
  5. 【請求項5】 クリップの開口窓の細幅部の長手方向の
    寸法が、太幅部の長手方向の寸法に比べて長く設定した
    ことを特徴とする請求項1、2、3乃至4のいずれかに
    記載の筆記具のクリップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168142A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Kotobuki & Co Ltd 軸筒のクリップ飾り、飾り付きクリップ並びにその取り付け方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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