JPH09181931A - 水平偏向回路 - Google Patents

水平偏向回路

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Publication number
JPH09181931A
JPH09181931A JP34125495A JP34125495A JPH09181931A JP H09181931 A JPH09181931 A JP H09181931A JP 34125495 A JP34125495 A JP 34125495A JP 34125495 A JP34125495 A JP 34125495A JP H09181931 A JPH09181931 A JP H09181931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
pulse
horizontal deflection
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP34125495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Hirano
和久 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09181931A publication Critical patent/JPH09181931A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振回路を用いずに、帰線パルスを整流・平
滑化して直流電圧を得、この直流電圧に変調を加え、安
定した歪補正を行うことを可能とした偏向回路を提供す
ること。 【解決手段】コンデンサC5、C6の直列回路により補
正パルスを分割する。この補正パルスに変調を加えるた
め、直流電圧への変換回路をダイオードD3、D4およ
びコンデンサC7により構成する。ダイオードD4によ
り、パルスのピーク電圧をクランプして安定した変調を
行う。トランジスタQ2の出力電圧は直流電圧となるた
め、D級動作にて補正パルスに変調を加えることができ
る。ベースの入力には、垂直周期に同期したパルスを供
給して出力電圧を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRTを使用する
TV受像機のサイドピンクッションの補正を行う回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CRTを使用するTV受像機のサ
イドピンクッションの補正は、図3に示す回路により行
っていた。図3の回路はダイオードモジュレータ回路と
呼ばれており、電圧変調型の歪補正回路として知られて
いる。
【0003】この回路は、水平出力トランジスタQ1に
ダンパダイオードD1および共振コンデンサC2を並列
に接続した一般的な回路であり、さらに歪を補正するた
めの歪補正回路をS字補正コンデンサCsと偏向コイル
LH との直列回路に直列に接続した水平偏向回路であ
る。ここで、歪補正回路は、コイルLD とコンデンサC
4との直列回路から成っており、垂直周期のパラボラ電
圧がこの直列回路のコンデンサC4の一端に加られるこ
とにより補正が為される。ここでは、この部分を可変抵
抗VRで示してある。
【0004】また、コイルLD とコンデンサC4および
共振コンデンサC3から成る歪補正回路の部分には、偏
向コイルLH とS字補正回路Csの直列回路との接続点
に負電位の電圧が発生するため、水平出力トランジスタ
Q1の動作を保証するとともにこの接続点の電位を保証
するためのダイオードD2を、カソードを基準電位点に
向けて接続してある。なお、コイルLpおよび直流電源
Bは、フライバックトランスの一次巻線およびこのトラ
ンスの一端に接続された直流電源を示している。
【0005】このような回路では、図示はしないが、可
変抵抗VRで示した部分にトランジスタを用いた変調回
路を設けているのが一般的であり、トランジスタのベー
スにパラボラ状の電圧を加えて変調を行うため、トラン
ジスタの損失が増大するなどの問題があった。
【0006】また、共振回路の出力電圧(分割された帰
線パルス)が変動するため、左右のアンバランスを生じ
るという問題があった。さらには、共振回路を用いてい
るため、安定した変調を行うためには安定したパラボラ
電圧をコンデンサの一端に加えなければならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の歪
補正回路を具備した偏向回路においては、共振回路を用
いているため、左右のアンバランスを生ずるという問題
があった。また、共振回路があるため、安定したパラボ
ラ電圧を加えない限り、変調を行えないという問題があ
った。さらには、安定したパラボラ電圧を加えるため、
トランジスタのベースへパラボラ電圧を加えなければな
らず、トランジスタでの損失が増大するという問題があ
った。
【0008】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、共振
回路を用いずに、帰線パルスを整流・平滑化して直流電
圧を得、この直流電圧に変調を加え、安定した歪補正を
行うことを可能とした偏向回路を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、帰線パルスを直流電
圧に変換する変換手段と、この直流電圧に変調を加える
ための変調手段とを設けたものである。これらの手段の
具体的な構成を示したものが、請求項2および3に記載
の発明である。
【0010】請求項2記載の発明は変換手段の具体的な
構成を示したものであり、歪補正回路の部分の共振回路
に代えて、コンデンサの直列回路を接続し、このコンデ
ンサの直列回路にて分圧された電圧を直流電圧に変換し
て等価電源電圧に変調を加えたものである。この直流電
圧を得るために整流回路および平滑回路を用いており、
直流電圧の変動を抑制している。
【0011】さらに、直流電圧に変調を加えるため、パ
ルスで駆動可能なトランジスタを用いて、高効率化を可
能としたものが請求項3記載の発明である。
【0012】トランジスタには入力信号としてパルスを
供給しており、このパルスに応じて、垂直周期でパラボ
ラ状の変調を加えている。ここでは、積分回路などに
て、直流電圧を垂直周期で変調することを可能としてお
り、さらには、トランジスタをD級動作させて、パラボ
ラ状の電圧を得、効率よく回路を構成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態である偏向回
路を示す図である。
【0014】図3に示す歪補正部分の共振回路(コイル
LD およびコンデンサC4)を取り去り、直流電圧の変
調部を設けた以外、図3と同様の構成である。従来で
は、共振パルスにパラボラ状の電圧を加えて変調を加え
たのに対し、本発明では、直流電圧に変調を加えて、パ
ラボラ状の波形を得た。
【0015】図1に示す通り、帰線パルスをコンデンサ
C5、C6の直列回路にて分圧し、この分圧した補正パ
ルスを直流に変換して、補正を加えるようにしてある。
この部分は、安定した直流電圧を得るため、ダイオード
D3、D4から成る整流回路と平滑コンデンサC7にて
安定した直流電圧を得ている。また、ダイオードD4に
より、補正パルスのピーク電圧をクランプしている。さ
らに、トランジスタQ2のベースにパルスを供給して、
変調を加えるようにしてある。いわゆるD級増幅回路と
なる。このD級増幅回路はコレクタ効率100%であ
り、ほとんど損失がない。したがって、効率の良い偏向
回路を構成できるのである。
【0016】まず、コンデンサC5、C6にて分割した
パルスを整流回路D3、D4および平滑回路C7にて直
流電圧に変換している。この直流電圧に変調を加えてい
る。ここではパルス状の波形に対して、二次関数的に変
化する出力電圧を得た。つまり、2重積分を行ってい
る。
【0017】図1の回路では、積分用コイルL1により
積分を行い、さらにコンデンサC7により積分を行って
いる。したがって、直流電圧は2次関数的に変化、すな
わちパラボラ状に変化するのである。このパラボラ状に
変化した電圧により帰線パルスのピーク値をクランプす
るため、安定した補正パルスを得ることができる。
【0018】したがって、安定した変調波形を得ること
ができ、歪補正にアンバランスを生ずることはなくな
る。また、トランジスタQ2をD級動作にて使用でき、
効率をあげることができる。
【0019】図2は、歪補正電圧の極性の異なる回路を
構成した場合の例である。整流ダイオードD5、D6の
向きが反対となっている以外、図1と同様である。ま
た、正の電圧で補正を行うため、ダイオードD2の水平
出力トランジスタQ1との接続を切り、向きを反対にし
てある。つまり、図1が負の電圧にて補正を行ったのに
対し、図2では正の電圧にて補正を行っているのであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように請求項1乃至3記載の
本発明によれば、左右のアンバランスを解消できる。ま
た、直流電圧に変調を加えるため、安定した変調波形を
得ることができる。D級動作にてトランジスタを動作さ
せることができるため、低消費電力となり、効率が良く
なる。また、共振回路を用いないため、Q値などの電気
仕様が厳しい巻線部品を使用することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態である水平偏向回路を示す図で
ある。
【図2】本発明の他の形態を示す図である。
【図3】従来の水平偏向回路を示す図である。
【符号の説明】
Q1、Q2…トランジスタ L1…積分用コイル D3、D4、D5、D6…整流ダイオード C5、C6…分割用コンデンサ C7…平滑コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸巻き歪を補正可能な水平偏向回路であっ
    て、 帰線パルスを直流電圧に変換するための変換手段と、 前記直流電圧を垂直周期で変調するための変調手段と、 を具備したことを特徴とする水平偏向回路。
  2. 【請求項2】前記変換手段は、 水平偏向コイルとS字補正コンデンサの直列回路に直列
    に接続され、S字補正コンデンサに生ずる等価電源電圧
    を調整するためのコンデンサの直列回路と、 前記コンデンサの直列回路の接続点に接続され、直流電
    圧の極性を決定するための整流回路と、 整流回路の出力端に接続され、整流された直流電圧を平
    滑化するためのコンデンサと、 を具備したことを特徴とする請求項1記載の水平偏向回
    路。
  3. 【請求項3】前記変調手段は、 前記直流電圧をD級動作で変調するためのトランジスタ
    と、 前記整流回路の出力端と前記トランジスタのコレクタと
    の間に接続された積分用コイルと、 から成ることを特徴とする請求項1記載の水平偏向回
    路。
JP34125495A 1995-12-27 1995-12-27 水平偏向回路 Pending JPH09181931A (ja)

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JP34125495A JPH09181931A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 水平偏向回路

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JP34125495A Pending JPH09181931A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 水平偏向回路

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JP (1) JPH09181931A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6646372B2 (en) 2001-09-19 2003-11-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Deflection yoke
KR100752992B1 (ko) * 1999-02-08 2007-08-30 톰슨 라이센싱 비디오 디스플레이 편향 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100752992B1 (ko) * 1999-02-08 2007-08-30 톰슨 라이센싱 비디오 디스플레이 편향 장치
US6646372B2 (en) 2001-09-19 2003-11-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Deflection yoke

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