JPH09181227A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JPH09181227A
JPH09181227A JP34153195A JP34153195A JPH09181227A JP H09181227 A JPH09181227 A JP H09181227A JP 34153195 A JP34153195 A JP 34153195A JP 34153195 A JP34153195 A JP 34153195A JP H09181227 A JPH09181227 A JP H09181227A
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JP
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socket
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lead
blade part
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JP34153195A
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Toshiaki Arakawa
利昭 荒川
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NEC Kyushu Ltd
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NEC Kyushu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エージング用ICソケットにおいて、コンタク
ト4に付着する半田塊10を除去し安定した接触を得る
とともにICソケットのコストを低減する。 【解決手段】IC8を載置しながら蓋6と協働しIC8
を押し込む可動板1を設け、この可動板1の角部に刃部
1aを形成し、IC8の押し込み動作と連動して刃部1
aでコンタクト4のリード9との接触面を擦掻する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外郭体の両側面か
ら一方向に並んで導出されるとともに下方に折り曲げら
れかつその先端部を該外郭体の底面側に折り曲げ返され
る複数のJ字状のリードを具備するICのエージング試
験に用いられるエージング用のICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のICソケットの一例を示す
図である。従来、この種のICソケットは、図2に示す
ように、IC8を挿入する箱体3aと、箱体3aの底面
より突出するピン5aを具備するとともに挿入されたI
C8のリード9とばね圧で接触するコンタクト4aとを
備えていた。
【0003】また、図面には示していないが、IC8を
上から押える蓋とIC8を載置する座面が箱体3aに設
けられている。さらに、実際に、エージング試験を行な
う場合は、このICソケットを試験台に取付け、コンタ
クト4aから枝分れしたピン5aを試験装置の通電ケー
ブルと接続させICの試験を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICを
箱体内に挿入あるいは引き抜く際に、コンタクトとリー
ドとが互に擦れ合い、リード面の半田が剥離しコンタク
トに付着することがある。そして、やがては付着した半
田が堆積し半田塊となる。この半田塊が、長時間高温に
晒われている間に、半田に含む錫や鉛の酸化が促進さ
れ、接触不良をもたらすという問題がある。
【0005】また、この半田塊をコンタクトの一つづつ
を工具など用いて除去できるものの、一つのICソケッ
トを処理するだけでも時間がかかり、多数あるときは多
大な工数を浪費する。このようなコンタクトへの異物の
付着を解消するICソケットが、特開平4一16426
5号公報に開示されている。
【0006】このICソケットは、ICの電気的特性試
験に使用されるものであって、ICを箱体内に挿入させ
るプッシャと連動するクリーニングヘッドを設け、この
クリーニングヘッドに取り付けられた回転ブラシにより
コンタクトを擦掻しコンタクトに付着した異物を除去す
ることを特徴としている。
【0007】今、仮に、この異物除去機構を本願のIC
ソケットに適用するにしても、エージングを行なうIC
の数だけ準備する必要であり、しかも、ICソケットの
コンタクトの数毎に設けなければならず、ICソケット
のコストが大変高価なものとなる。また、高温域(12
0℃程度)で試験を行なう際に、その摺動部や回転機構
が膨張,収縮をくり返し受け、円滑な動作ができなくな
る恐れがある。
【0008】さらに、この装填・抜去の頻度の高い電気
測定用ICソケットでは、付着する異物は小さく、ブラ
シのようなものでも簡単に除去できるものの、エージン
グ用のICソケットのコンタクトのように溶着した大き
な半田塊を除去することは困難である。
【0009】一方、この複雑な異物除去機構は、コンタ
クトの接触面が単純に上側に露呈している場合は適用で
きるものの、本願のコンタクトのように、コンタクトの
接触面が箱体内にあり、しかも、接触面が箱体の内壁に
対向しコンタクトと内壁とのスペースが狭い場合は、複
雑な案内機構や回転機構を設けることは事実上困難であ
り、スペースを広げて実施出来るようにしても、繰返し
てICの装填および抜去を行なう内に、動作の不具合が
発生することが明瞭である。
【0010】従って、本発明の目的は、常に安定した接
触が維持するための簡単な自己清掃機構をもつICソケ
ットを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、外郭体
の両側面から一方向に並んで導出されるとともに下方に
折り曲げられかつその先端部を該外郭体の底面側に折り
曲げ返される複数のJ字状のリードを具備するICが挿
入される箱体と、挿入されたことにより前記リードのそ
れぞれと接触する複数のコンタクトとを備えるICソケ
ットにおいて、前記ICを載置する面を有するとともに
前記ICを挿入あるいは抜去するときに前記コンタクト
の該リードとの接触面を擦掻する刃部をもつ板状部材
と、この板状部材を押し上げるばね部材とを備えるIC
ソケットである。また、前記板状部材に前記リードの外
側部を案内するガイド部を備えることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1(a)および(b)は本発明の一実施
の形態におけるIソケットの上面図およびAA断面矢視
図である。このICソケットは、図1に示すように、I
C8のリード9を乗せる載置面1cを有するとともにI
C8を箱体3内に挿入するときにコンタクト4のリード
9との接触面を擦掻する刃部1aをもつ可動板1と、こ
の可動板1を押し上げるスプリング2とを設けたことで
ある。
【0014】刃部1aをもつ可動板1は、焼き入れ可能
な工具鋼おるいはマルテンサイト系のステンレス鋼で製
作することが望ましく、刃部1aを形成する面には、逃
げ1bを形成することが望ましい。この逃げ部1bは削
り取られた半田塊10がこの逃げ部1bでカール状に巻
き込み、半田塊10が刃部1aとコンタクト4との間に
入り込まないように設けたものである。さらに、半田塊
10が刃部1aや逃げ部1bに付着しないように、フッ
素樹脂、例えば、テプロンなどをコーティングすること
が望ましい。
【0015】次に、このICソケットによるコンタクト
の自己清掃動作を説明する。まず、IC8を可動板1の
載置面1dに乗せる。次に、蓋6を押えることでIC8
を下方へ押しさげる。このことにより、IC8と共に下
方に押しさげられる可動板1に伴ない刃部1aは、コン
タクト4のばね復元力を受けながらコンタクト4の表面
を擦掻し半田塊10を削り取る。
【0016】削り取られた半田塊10は逃げ部1cによ
りカール状に成形され、落下し抜穴7を通し試験台のポ
ケットに落し込まれる。そして、蓋6を閉めきった状態
でピン5を介してコンタクト4に通電し試験を行なう。
試験が終了したら、蓋6を開ける。このことによりスプ
リング2の反発力によりコンタクト4のばね圧に抗して
IC8は持ち上げられる。このとき、可動板1の上昇に
伴ない刃部1aはコンタクト4の下部の面と接触する。
もし、半田塊が落下しきれず下部に付着していれば、こ
の接触により完全に取り去る。でコンタクトピン2の半
田を擦りとることが可能となる。
【0017】また、この可動板1の載置面1cにIC8
のJ形状のリード9を案内するガイド11を設ければ、
ICソケットへのIC8の位置決めが確実に行なうこと
ができ、IC8がズレた位置で誤って挿入されることに
よるコンタクト4の変形や、リード9の曲りを未然に防
ぐことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ICを載
置しながら蓋と協働しICを押し込む可動板を設け、こ
の可動板の角部に刃部を形成し、ICの押し込み動作と
連動して前記刃部でコンタクトのリードとの接触面を擦
掻することによって、コンタクトの接触面に半田塊が付
着しても削り取ることができ、常に安定したコンタクト
とリードとの接触が得られ正常な試験ができるという効
果がある。
【0019】また、単に板状の一枚の可動板とばね部材
とで準備すれば良く、ICソケットのコストを安価にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるIソケットの上
面図およびAA断面矢視図である。
【図2】従来のICソケットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 可動板 1a 刃部 1b 逃げ部 1c 載置面 2 スプリング 3,3a 箱体 4,4a コンタクト 5,5a ピン 6 蓋 7 抜け穴 8 IC 9 リード 10 半田塊 11 ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭体の両側面から一方向に並んで導出
    されるとともに下方に折り曲げられかつその先端部を該
    外郭体の底面側に折り曲げ返される複数のJ字状のリー
    ドを具備するICが挿入される箱体と、挿入されたこと
    により前記リードのそれぞれと接触する複数のコンタク
    トとを備えるICソケットにおいて、前記ICを載置す
    る面を有するとともに前記ICを挿入あるいは抜去する
    ときに前記コンタクトの該リードとの接触面を擦掻する
    刃部をもつ板状部材と、この板状部材を押し上げるばね
    部材とを備えることを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 前記板状部材に前記リードの外側部を案
    内するガイド部を備えることを特徴とする請求項1記載
    のICソケット。
JP7341531A 1995-12-27 1995-12-27 Icソケット Expired - Fee Related JP2806852B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134251A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Yamaichi Electronics Co Ltd 半導体装置用ソケット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05275576A (ja) * 1992-03-30 1993-10-22 Nec Kyushu Ltd コンタクタ

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JP2007134251A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Yamaichi Electronics Co Ltd 半導体装置用ソケット
JP4638807B2 (ja) * 2005-11-11 2011-02-23 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット

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JP2806852B2 (ja) 1998-09-30

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