JPH0917456A - 充電台 - Google Patents

充電台

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JPH0917456A
JPH0917456A JP7163186A JP16318695A JPH0917456A JP H0917456 A JPH0917456 A JP H0917456A JP 7163186 A JP7163186 A JP 7163186A JP 16318695 A JP16318695 A JP 16318695A JP H0917456 A JPH0917456 A JP H0917456A
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charging
recess
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stand
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JP7163186A
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Inventor
Yoshimasa Araki
義雅 荒木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電のために被充電機器の充電接点に接触す
る充電台の充電端子の表面の汚れによる充電不良を未然
に防止できる充電台の構成を提供する。 【構成】 充電のためにコードレス電話機1を充電台2
の凹部4aに挿入すると、移動プレート15が電話機1
に押下されてバネ22の付勢に抗して下降し、移動プレ
ート15に固定されたクリーニング部材16が下降し、
充電端子7の屈曲部19に摺動する。これにより、電話
機1の充電接点10に接触する充電端子7の屈曲部19
の表面の汚れが除去され、その汚れによる充電不良を未
然に防止できる。電話機1を凹部4aの底まで挿入する
と、移動プレート15の上端部も凹部4aの底まで移動
し、それまでQ方向に弾性変形させられていた充電端子
7がR方向に変位し、屈曲部19が充電接点10に圧接
して充電を行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は充電台に関し、詳しく
は、被充電機器を挿入する凹部と、該凹部内に露出する
充電端子を有し、前記凹部に挿入された被充電機器の充
電接点に前記充電端子が接触して被充電機器に充電を行
なう充電台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の充電台としてコードレス
電話機用の充電台を図24,図25を参照して説明す
る。図24,図25は、それぞれ被充電機器としてのコ
ードレス電話機を充電台に挿入する前の状態と挿入した
状態の縦断面図であり、それぞれの状態での外観は後述
する本発明の第1実施例の図1,図7と同じである。
【0003】コードレス電話機1に充電を行う場合、電
話機1を図24中矢印P方向に充電台2の上ケース4の
凹部4aに挿入する。充電台2内には、導電性の板バネ
状の充電端子7が設けられており、ビス6により充電台
2の下ケース5に対し基板12と共締めされている。ま
た充電端子7の上部は、上ケース4に設けられた穴13
から凹部4a内に突出している。
【0004】一方、コードレス電話機1の外装は、フロ
ントケース8とリアケース9により構成されており、そ
の内部にプレート状の充電接点10が設けられており、
フロントケース8に対しビス6により基板11と共締め
されている。そして充電接点10はフロントケース8下
端部に設けられた穴14から外部に露出している。
【0005】次に図25に示すように、コードレス電話
機1を充電台2の凹部4aの底まで挿入して置くと、充
電台2の充電端子7がコードレス電話機1の充電接点1
0に当接する。ここで充電端子7は、電話機1の挿入前
は破線で示す位置にあり、挿入された電話機1の充電接
点10により押圧されて実線の位置までQ方向へ弾性変
形しているため、R方向へ戻ろうとする弾性力により充
電接点10に対し圧接し、密着する。これにより充電端
子7と充電接点10が電気的に接続され、充電が行なわ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の充電台の構造では、充電台2の充電端子7の表
面に汚れが付着した場合、ユーザーが汚れに気付き除去
しない限り、汚れは除去されなかった。その結果、充電
端子7表面の汚れが原因となり、充電時に充電端子7と
充電接点10の接続不良による充電不良が発生するとい
う問題があった。また、電話機1の充電接点10の表面
の汚れにより同様に充電不良が発生するという問題があ
った。
【0007】そこで本発明の課題は、この種の充電台に
おいて、充電台の充電端子または被充電機器の充電接点
の表面の汚れによる充電不良を未然に防止できる構成を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、被充電機器を挿入する凹部と、該
凹部内に露出する充電端子を有し、前記凹部に挿入され
た被充電機器の充電接点に前記充電端子が接触して被充
電機器に充電を行なう充電台において、被充電機器の前
記凹部への挿入動作に連動して前記充電端子に摺動し、
該充電端子の表面の汚れを除去する充電端子クリーニン
グ手段、及び/または、前記被充電機器の前記凹部への
挿入動作により被充電機器の充電接点を摺動させて該充
電接点の表面の汚れを除去する充電接点クリーニング手
段を設けた構成を採用した。
【0009】
【作用】このような構成によれば、充電台の凹部に対す
る被充電機器の挿入動作時に充電端子クリーニング手段
及び/または充電接点クリーニング手段により、充電台
の充電端子及び/または被充電機器の充電接点の表面の
汚れを除去し、その汚れに起因する充電不良を未然に防
止することができる。
【0010】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】[第1実施例]本発明の第1実施例を図1
〜図9を用いて説明する。図1(a),(b)は被充電
機器としてのコードレス電話機を第1実施例の充電台の
凹部に挿入する前の状態の外観を示す正面図及び側面
図、図2は図1(a)のC−C線に沿う断面図、図3は
図2のD−D線に沿う断面図である。また図4(a),
(b)は同充電台の凹部に対するコードレス電話機の挿
入動作中の状態の外観を示す正面図及び側面図、図5は
図4(a)のE−E線に沿う断面図、図6は図5のF−
F線に沿う断面図である。さらに図7(a),(b)は
同充電台の凹部の底までコードレス電話機を挿入して置
いた状態の外観を示す正面図及び側面図、図8は図7
(a)のG−G線に沿う断面図、図9は図8のH−H線
に沿う断面図である。
【0012】コードレス電話機1に充電を行う場合、電
話機1を図1中矢印P方向に充電台2の凹部4aに挿入
する。
【0013】図2に示すように、充電台2の外装は上ケ
ース4と下ケース5を結合して構成されており、上ケー
ス4に電話機1を挿入するための凹部4aが形成されて
いる。
【0014】充電台2内には先端部が略フの字形に屈曲
された導電性の板バネ状の充電端子7が設けられてお
り、不図示の充電回路を設けた基板12とともにビス6
により下ケース5に締め付けられている。充電端子7は
例えばリン青銅にニッケル及びパラジウムによるメッキ
を施したものが望ましい。
【0015】また、充電台2内には断面形状が略逆L字
形の移動プレート15が上ケース4に形成されたガイド
17に案内されて矢印S方向とP方向、すなわち上下方
向に摺動可能に設けられている。また移動プレート15
の下端部には突起部20が形成されており、この突起部
20には、下ケース5に設けられたガイド21に保持、
案内されるバネ22が挿入されている。このバネ22に
より移動プレート15はS方向(上方向)に付勢されて
いる。そして、移動プレート15の水平な上端部は、上
ケース4に設けられた穴13から凹部4a内に突出して
おり、コードレス電話機1を凹部4aに挿入すればその
底部と当接し得る位置にある。
【0016】また、移動プレート15の垂直な部分で凹
部4aと反対側の面には、充電端子7の表面の汚れを除
去するためのクリーニング部材16が固定されている。
クリーニング部材16の材質としては、ゴム、フェル
ト、植毛等が挙げられる。
【0017】そして、図2に示すコードレス電話機1の
挿入前の状態では、移動プレート15はバネ22の弾性
力により上端部が上ケース4の穴13の上縁に当接する
位置に押し上げられており、クリーニング部材16が充
電端子7の略フの字形の屈曲部19の表面に当接してい
る。充電端子7はクリーニング部材16に押圧されて矢
印Q方向へ弾性変形させられており、凹部4a側に向か
う矢印R方向へ復帰しようとする弾性力により屈曲部1
9がクリーニング部材16の表面に圧接している。な
お、このときの充電端子7,クリーニング部材16,移
動プレート15の水平方向の位置関係、及びガイド17
による移動プレート15の案内の構造が図3に示されて
いる。
【0018】一方、コードレス電話機1の外装はフロン
トケース8とリアケース9により構成されている。その
外装内にはプレート状の充電接点10が設けられてお
り、不図示の電話機の回路を設けた基板11とともにビ
ス6によりフロントケース8に締め付けられている。そ
して充電接点10の先端部側はフロントケース8に設け
られた穴14から外部に露出している。
【0019】次に、上記の状態から図4(a),(b)
に示すようにコードレス電話機1を充電台2の凹部4a
に挿入していくと、図5に示すようにコードレス電話機
1の底部が移動プレート15に当接し、移動プレート1
5がP方向へ押下される。このとき、クリーニング部材
16が移動プレート15とともに下降し、クリーニング
部材16が充電端子7の屈曲部19に対して摺動し、屈
曲部19の表面に付着していた汚れがクリーニング部材
16により除去される。
【0020】そして移動プレート15の上端部が充電端
子7の屈曲部19の位置より下がると、それまでQ方向
へ弾性変形させられていた充電端子7が移動プレート1
5の上端部の位置に応じて順次R方向へ復帰する。この
とき、バネ22は圧縮され移動プレート15に対してS
方向へ力を加えるが、その力よりコードレス電話機1の
自重により移動プレート15にP方向に加わる力の方が
強いため、電話機1を持った使用者が特に力を加えなく
ても、移動プレート15はガイド17に沿ってP方向へ
移動する。このときの各部材の水平方向の位置関係は図
6に示されている。
【0021】つぎに、図7(a),(b)のようにコー
ドレス電話機1をさらに深く挿入し、凹部4aの底まで
挿入すると、図8に示すように、移動プレート15の上
端部が凹部4aの底まで押下され、R方向へ弾性的に復
帰する充電端子7の屈曲部19が穴13を通して凹部4
a側に入り充電接点10に圧接し、密着する。なお、図
8においてコードレス電話機1のリアケース9と充電台
2の凹部4aの内壁面との間には隙間があるが、不図示
のガイド部材によってコードレス電話機1のQ,R方向
の位置は図示の位置に規制されており、充電端子7が充
電接点10をR方向に押圧してもコードレス電話機1は
R方向に動かず、充電端子7の屈曲部19は充電接点1
0に圧接して密着する。これにより充電端子7と充電接
点10が電気的に接続され、コードレス電話機1の充電
を行なうことができる。このときの各部材の水平方向の
位置関係が図9に示されている。
【0022】このようにして充電が行なわれた後、使用
者が電話機1を充電台2の凹部4aから持ち上げて引き
抜くと、それまでP方向へ圧縮されていたバネ22が移
動プレート15をS方向に押し上げ、移動プレート15
はクリーニング部材16を介して充電端子7をQ方向へ
押圧し弾性変形させて上昇し、図2の状態に戻る。
【0023】以上のような本実施例によれば、コードレ
ス電話機1を充電台2の凹部4aに挿入する動作に連動
して移動プレート15とともにクリーニング部材16が
下降し、充電端子7の屈曲部19の表面に対し摺動し、
屈曲部19の表面の汚れを除去するので、その汚れによ
る充電不良の発生を未然に防止することができる。
【0024】[第2実施例]つぎに、本発明の第2実施
例を図10〜図15を用いて説明する。図10はコード
レス電話機を第2実施例の充電台の凹部に挿入する前の
状態の縦断面図、図11は図10のJ−J線に沿う断面
図、図12は同充電台の凹部に対するコードレス電話機
の挿入動作中の状態の縦断面図、図13は図12のL−
L線に沿う断面図、図14は同充電台の凹部の底までコ
ードレス電話機を挿入して置いた状態の縦断面図、図1
5は図14のN−N線に沿う断面図である。なお、コー
ドレス電話機の充電台に対する挿入前、挿入動作中、凹
部の底まで挿入した状態のそれぞれの外観は第1実施例
の図1,図4,図7と同じである。また、図10〜図1
5において第1実施例の図1〜図9中と共通ないし対応
する部分には共通の符号が付してあり、共通の部分の説
明は省略する。
【0025】図10に示すように、第2実施例の充電台
2の第1実施例との相違点は、移動プレート15に第1
実施例のようにクリーニング部材16を設けておらず、
その代わりに移動プレート15の垂直な部分の充電端子
7側の表面に凹凸部23を形成した点である。この場
合、移動プレート15の材質は例えばABSまたはPO
Mが望ましい。そして、凹凸部23の凹凸の大きさとし
ては、表面荒さ6.3a〜12.5a(Ra表示)が望
ましい。この他の部分は第1実施例と共通である。
【0026】このような構成のもとに、図10に示すコ
ードレス電話機1の挿入前の状態では、移動プレート1
5はバネ22の弾性力により上端部が上ケース4の穴1
3の上縁に当接する位置に押し上げられており、移動プ
レート15の凹凸部23が充電端子7の屈曲部19の表
面に当接している。充電端子7は移動プレート15に押
圧されて矢印Q方向へ弾性変形させられており、凹部4
a側に向かう矢印R方向へ復帰しようとする弾性力によ
り屈曲部19が凹凸部23に圧接している。なお、この
ときの各部材の水平方向の位置関係が図11に示されて
いる。
【0027】次に、上記の状態から図12に示すように
コードレス電話機1を充電台2の凹部4aに挿入してい
くと、コードレス電話機1の底部が移動プレート15に
当接し、移動プレート15がP方向へ押下される。この
とき、移動プレート15の凹凸部23が充電端子7の屈
曲部19に対して摺動し、屈曲部19の表面に付着して
いた汚れが凹凸部23により除去される。
【0028】そして移動プレート15の上端部が充電端
子7の屈曲部19の位置より下がると、それまでQ方向
へ弾性変形させられていた充電端子7が移動プレート1
5の上端部の位置に応じて順次R方向へ復帰する。この
ときの各部材の水平方向の位置関係は図13に示されて
いる。
【0029】つぎに、図14のようにコードレス電話機
1をさらに深く挿入し、凹部4aの底まで挿入すると、
移動プレート15の上端部が凹部4aの底まで押下さ
れ、R方向へ弾性的に復帰する充電端子7の屈曲部19
が穴13を通して凹部4a側に入り充電接点10に圧接
し、密着する。これにより充電端子7と充電接点10が
電気的に接続され、コードレス電話機1の充電を行なう
ことができる。このときの各部材の水平方向の位置関係
が図15に示されている。
【0030】このようにして充電が行なわれた後、使用
者が電話機1を充電台2の凹部4aから持ち上げて引き
抜くと、それまでP方向へ圧縮されていたバネ22が移
動プレート15をS方向に押し上げ、移動プレート15
は充電端子7をQ方向へ押圧し弾性変形させて上昇し、
図10の状態に戻る。
【0031】以上のような本実施例によれば、コードレ
ス電話機1を充電台2の凹部4aに挿入する動作に連動
して移動プレート15が下降し、その凹凸部23が充電
端子7の屈曲部19の表面に対し摺動し、屈曲部19の
表面の汚れを除去するので、第1実施例と同様に前記汚
れによる充電不良の発生を未然に防止することができ
る。また、本実施例では移動プレート15に形成された
凹凸部23が第1実施例のクリーニング部材16の役割
を果たすので、第1実施例より部品点数を減らしコスト
ダウンが図れる。
【0032】[第3実施例]つぎに、本発明の第3実施
例を図16〜図22を用いて説明する。図16はコード
レス電話機を第3実施例の充電台の凹部に挿入する前の
状態の縦断面図、図17は図16のP−P線に沿う断面
図、図18は図16のQ−Q線に沿う断面図、図19は
同充電台の凹部に対するコードレス電話機の挿入動作中
の状態の縦断面図、図20は図19のS−S線に沿う断
面図、図21は同充電台の凹部の底までコードレス電話
機を挿入して置いた状態の縦断面図、図22は図21の
U−U線に沿う断面図である。なお、コードレス電話機
の充電台に対する挿入前、挿入動作中、凹部の底まで挿
入した状態のそれぞれの外観は第1実施例の図1,図
4,図7と同じである。また、図16〜図22において
第1実施例の図1〜図9中と共通ないし対応する部分に
は共通の符号が付してあり、共通の部分の説明は省略す
る。
【0033】図16に示すように、第3実施例の第1実
施例との相違点は、充電台2に、コードレス電話機1の
充電接点10の表面の汚れを除去するクリーニング手段
として、クリーニングバネ24とクリーニング部材25
を設けた点である。クリーニングバネ24はビス6によ
り充電端子7,基板12と共に下ケース5に締め付けら
れており、先端側は円弧状に湾曲され、先端部はV字形
に折曲されており、その先端部は上ケース4の第1実施
例より高い所まで開口した穴13の上部から凹部4a内
に突出するように配置されている。その先端部の表面に
クリーニング部材25が固定され支持されている。クリ
ーニング部材25の材質としては、ゴム、フェルト、植
毛等が挙げられる。この他の部分は第1実施例と共通で
ある。
【0034】このような構成のもとに、図16に示すコ
ードレス電話機1の挿入前の状態では、移動プレート1
5はバネ22の弾性力により上端部が不図示の規制部材
に当接する位置に押し上げられており、移動プレート1
5の垂直部分に固定されたクリーニング部材16が充電
端子7の屈曲部19に当接している。充電端子7はクリ
ーニング部材16を介し移動プレート15に押圧されて
矢印Q方向へ弾性変形させられており、凹部4a側に向
かう矢印R方向へ復帰しようとする弾性力によりクリー
ニング部材16に圧接している。また、クリーニング部
材25は移動プレート15の水平な上端部の上方におい
て凹部4a内に突出している。なお、このときの各部材
の水平方向の位置関係が図17,図18に示されてい
る。
【0035】次に、上記の状態から図19に示すように
コードレス電話機1を充電台2の凹部4aに挿入してい
くと、充電台2のクリーニング部材25が電話機1の充
電接点10にQ方向に押圧されてクリーニングバネ24
の弾性変形によりQ方向に変位し、R方向へ復帰しよう
とするクリーニングバネ24の弾性力により充電接点1
0に圧接する。この圧接状態でP方向に下降する充電接
点10がクリーニング部材25に摺動し、充電接点10
の表面に付着している汚れがクリーニング部材25によ
り除去される。このときの移動プレート15以下の各部
材の水平方向の位置関係が図20に示されている。
【0036】さらに電話機1を挿入していくと、第1実
施例と同様に電話機1の底部が移動プレート15に当接
し、移動プレート15がP方向へ押下され、クリーニン
グ部材16が充電端子7の屈曲部19に対して摺動し、
屈曲部19の表面に付着していた汚れを除去する。そし
て移動プレート15の上端部が充電端子7の屈曲部19
の位置より下がると、それまでQ方向へ弾性変形させら
れていた充電端子7が移動プレート15の上端部の位置
に応じて順次R方向へ復帰する。
【0037】続いて図21のようにコードレス電話機1
をさらに深く挿入し、凹部4aの底まで挿入すると、移
動プレート15の上端部が凹部4aの底まで押下され、
R方向へ弾性的に復帰する充電端子7の屈曲部19が穴
13を通して凹部4a側に入り充電接点10に圧接し、
密着する。これにより充電端子7と充電接点10が電気
的に接続され、コードレス電話機1の充電を行なうこと
ができる。このときの各部材の水平方向の位置関係が図
22に示されている。
【0038】このようにして充電が行なわれた後、使用
者が電話機1を充電台2の凹部4aから持ち上げて引き
抜くと、それまでP方向へ圧縮されていたバネ22が移
動プレート15をS方向に押し上げ、移動プレート15
はクリーニング部材16を介し充電端子7をQ方向へ押
圧し弾性変形させて上昇する。また、上昇する電話機1
の充電接点10がクリーニング部材25に摺動し、クリ
ーニング部材25から離れると、それまでQ方向に押圧
され変位していたクリーニングバネ24とクリーニング
部材25がR方向に復帰し、図16の状態に戻る。
【0039】以上のような本実施例によれば、コードレ
ス電話機1を充電台2の凹部4aに挿入する動作中に、
まず電話機1の充電接点10がクリーニング部材25に
摺動して充電接点10の表面の汚れが除去され、その
後、第1実施例と同様にクリーニング部材16が充電端
子7に摺動して充電端子7の表面の汚れを除去するの
で、充電端子7の表面の汚れのみならず、充電接点10
の表面の汚れによる充電端子7,充電接点10の接続不
良、充電不良を未然に防止することができる。
【0040】[第4実施例]次に、上記第3実施例の構
造の一部を変更した第4実施例を図23に示す。
【0041】図23に示すように、第4実施例の充電台
2では、第3実施例のようにクリーニングバネ24の先
端部にクリーニング部材25を設ける代わりに、クリー
ニング部材24の先端部を屈曲させて凹凸部26を形成
している。この場合、クリーニングバネ24の材質は例
えばリン青銅にニッケル及びパラジウムによるメッキを
施したものが望ましい。
【0042】また、第4実施例の充電台2では、移動プ
レート15に第3実施例のようにクリーニング部材16
を設ける代わりに、第2実施例と同様に移動プレート1
5の垂直な部分の充電端子7側の表面に凹凸部23を形
成している。この場合、移動プレート15の材質は例え
ばABSまたはPOMが望ましい。そして、凹凸部23
の凹凸の大きさとしては、表面荒さ6.3a〜12.5
a(Ra表示)が望ましい。
【0043】このような構造によれば、コードレス電話
機1を充電台2の凹部4aに挿入する動作中に、まず電
話機1の充電接点10がクリーニングバネ24の凹凸部
26に摺動して充電接点10の表面の汚れが除去され、
その後、移動プレート15の凹凸部23が充電端子7に
摺動して充電端子7の表面の汚れが除去される。したが
って、第3実施例と同様に充電端子7ないし充電接点1
0の表面の汚れによる充電不良を未然に防止することが
できる。
【0044】また、第3実施例と比較してクリーニング
部材16,25の分だけ部品点数を減らしてコストダウ
ンが図れる。
【0045】なお第3実施例と第4実施例の構成の変更
例として、移動プレート15とクリーニング部材16、
ないし凹凸部23を形成した移動プレート15とバネ2
2からなる充電端子7用のクリーニング機構を設けず、
クリーニングバネ24とクリーニング部材25、ないし
凹凸部26を形成したクリーニング部材25のみ設け
て、充電接点10のクリーニングのみ行なう構成も可能
である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、被充電機器を挿入する凹部と、該凹部内に露
出する充電端子を有し、前記凹部に挿入された被充電機
器の充電接点に前記充電端子が接触して被充電機器に充
電を行なう充電台において、被充電機器の前記凹部への
挿入動作に連動して前記充電端子に摺動し、該充電端子
の表面の汚れを除去する充電端子クリーニング手段、及
び/または、前記被充電機器の前記凹部への挿入動作に
より被充電機器の充電接点を摺動させて該充電接点の表
面の汚れを除去する充電接点クリーニング手段を設けた
構成を採用したので、充電台の凹部に対する被充電機器
の挿入動作時に、充電端子クリーニング手段及び/また
は充電接点クリーニング手段により、充電台の充電端子
及び/または被充電機器の充電接点の表面の汚れを除去
し、その汚れに起因する充電不良を未然に防止すること
ができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の充電台の凹部にコードレ
ス電話機を挿入する前の状態の外観を示す正面図及び側
面図である。
【図2】図1(a)のC−C線に沿う断面図である。
【図3】図2のD−D線に沿う断面図である。
【図4】同充電台の凹部に対するコードレス電話機の挿
入動作中の状態の外観を示す正面図及び側面図である。
【図5】図4(a)のE−E線に沿う断面図である。
【図6】図5のF−F線に沿う断面図である。
【図7】同充電台の凹部の底までコードレス電話機を挿
入して置いた状態の外観を示す正面図及び側面図であ
る。
【図8】図7(a)のG−G線に沿う断面図である。
【図9】図8のH−H線に沿う断面図である。
【図10】コードレス電話機を第2実施例の充電台の凹
部に挿入する前の状態の縦断面図である。
【図11】図10のJ−J線に沿う断面図である。
【図12】同充電台の凹部に対するコードレス電話機の
挿入動作中の状態の縦断面図である。
【図13】図12のL−L線に沿う断面図である。
【図14】同充電台の凹部の底までコードレス電話機を
挿入して置いた状態の縦断面図である。
【図15】図14のN−N線に沿う断面図である。
【図16】コードレス電話機を第3実施例の充電台の凹
部に挿入する前の状態の縦断面図である。
【図17】図16のP−P線に沿う断面図である。
【図18】図16のQ−Q線に沿う断面図である。
【図19】同充電台の凹部に対するコードレス電話機の
挿入動作中の状態の縦断面図である。
【図20】図19のS−S線に沿う断面図である。
【図21】同充電台の凹部の底までコードレス電話機を
挿入して置いた状態の縦断面図である。
【図22】図21のU−U線に沿う断面図である。
【図23】第3実施例の構成の一部を変更した第4実施
例を示す縦断面図である。
【図24】従来の充電台の凹部に対してコードレス電話
機を挿入する前の状態の縦断面図である。
【図25】同充電台の凹部の底までコードレス電話機を
挿入して置いた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 コードレス電話機 2 充電台 4 上ケース 5 下ケース 7 充電端子 8 フロントケース 9 リアケース 10 充電接点 11 基板 12 基板 15 移動プレート 16 クリーニング部材 22 バネ 23 凹凸部 24 クリーニングバネ 25 クリーニング部材 26 凹凸部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被充電機器を挿入する凹部と、該凹部内
    に露出する充電端子を有し、前記凹部に挿入された被充
    電機器の充電接点に前記充電端子が接触して被充電機器
    に充電を行なう充電台において、 被充電機器の前記凹部への挿入動作に連動して前記充電
    端子に摺動し、該充電端子の表面の汚れを除去する充電
    端子クリーニング手段を設けたことを特徴とする充電
    台。
  2. 【請求項2】 前記充電端子クリーニング手段は、前記
    凹部に挿入される被充電機器に押圧されて移動する移動
    部材と、該移動部材に固定され前記充電端子に摺動する
    クリーニング部材からなることを特徴とする請求項1に
    記載の充電台。
  3. 【請求項3】 前記充電端子クリーニング手段は、前記
    凹部に挿入される被充電機器に押圧されて移動する移動
    部材であって、前記充電端子に摺動する部分に凹凸部が
    形成された移動部材からなることを特徴とする請求項1
    に記載の充電台。
  4. 【請求項4】 前記被充電機器の前記凹部への挿入動作
    により被充電機器の充電接点を摺動させて該充電接点の
    表面の汚れを除去する充電接点クリーニング手段を設け
    たことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項
    に記載の充電台。
  5. 【請求項5】 被充電機器を挿入する凹部と、該凹部内
    に露出する充電端子を有し、前記凹部に挿入された被充
    電機器の充電接点に前記充電端子が接触して被充電機器
    に充電を行なう充電台において、 前記被充電機器の前記凹部への挿入動作により被充電機
    器の充電接点を摺動させて該充電接点の表面の汚れを除
    去する充電接点クリーニング手段を設けたことを特徴と
    する充電台。
  6. 【請求項6】 前記充電接点クリーニング手段は、前記
    充電接点が摺動するクリーニング部材と、該クリーニン
    グ部材を弾性的に支持するバネ部材からなることを特徴
    とする請求項4または5に記載の充電台。
  7. 【請求項7】 前記充電接点クリーニング手段は、前記
    充電接点が摺動する部分に凹凸部が形成されたバネ部材
    からなることを特徴とする請求項4または5に記載の充
    電台。
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