JPH0935826A - フラットケーブルコネクタ - Google Patents

フラットケーブルコネクタ

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JPH0935826A
JPH0935826A JP7185640A JP18564095A JPH0935826A JP H0935826 A JPH0935826 A JP H0935826A JP 7185640 A JP7185640 A JP 7185640A JP 18564095 A JP18564095 A JP 18564095A JP H0935826 A JPH0935826 A JP H0935826A
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JP
Japan
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housing
flat cable
cover member
holding member
cable connector
Prior art date
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JP7185640A
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English (en)
Inventor
Shiyuuji Kajinuma
修二 梶沼
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0935826A publication Critical patent/JPH0935826A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットケーブルコネクタにおいて、カバー
部材とフラットケーブルとを予め係合せしめる特別な構
造を設けることなく、しかもカバー部材とハウジングと
の係合によってハウジングが変形するのを防止する。 【解決手段】 ハウジング11の外周に金属製帯状の保持
部材12を付設し、この保持部材12と金属製のカバー部材
13との間にフラットケーブル20を挟みこみ、この保持部
材12とカバー部材13とを互いに係合せしめることによっ
て、フラットケーブル20をコネクタ10に容易に挿着、固
定せしめることができ、しかもカバー部材13を樹脂製の
ハウジング11に直接係合することによって生じる虞のあ
るハウジングの変形を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、詳細にはFFC(flexible flat cable )やFPC
(flexible printed circuit)等の可撓性の電気回路板
を接続するフラットケーブルコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機等における光学系等の
可動部とその他の固定部や可動部とを電気的に接続する
ものとしてFFCやFPC等の可撓性の電気回路板(以
下、フラットケーブルと総称するものとする)が知られ
ている。
【0003】また、これらのフラットケーブルの、導体
が露出した先端を、上記可動部や固定部に接触せしめて
電気的に導通を得るとともに、それらに固定するための
フラットケーブルコネクタも種々の形式のものが普及し
ている。
【0004】これらのフラットケーブルコネクタは、板
バネ状の複数の電気コンタクトが設けられた開口部を有
するハウジングと、このハウジングの開口部を覆うよう
にハウジングの開口部の両側端部に係合するカバー部材
とからなり、例えば実開平6-88083号、同6-68940号に
開示されているように、カバー部材とハウジングとの間
に上記フラットケーブルを挟持することによって、コン
タクトとフラットケーブルとを接触せしめて両者の間の
導通を得るようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このフラット
ケーブルは小さいものではハウジングの肉厚が1mm程度
のものもあり、このように肉厚の薄いハウジングの両側
端部にカバー部材を係合せしめる構造のコネクタは、カ
バー部材の強度が強い場合はハウジングが弓なりに反っ
てしまうため、ハウジングから外部に延出したコンタク
トと基板等との半田接続部に無理な荷重が掛かって半田
に亀裂等を生じる虞がある。
【0006】一方、カバー部材の強度が弱い場合にはカ
バー部材の方が弓なりに反ってしまうため、フラットケ
ーブルをコンタクトに均等に圧着することができないと
いう問題がある。
【0007】さらに上記実開平6-88083号、同6-68940
号に開示されているコネクタは、カバー部材とフラット
ケーブルとを予め組み立てたうえで、この組み立てられ
た組立体をハウジングに係止させるようにした構造であ
るため、カバー部材とフラットケーブルとの少なくとも
一方に両者を係合させるための係合構造を形成する必要
がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、カバー部材とフラットケーブルとを予め係合せし
める特別な構造を設けることがなく、しかもカバー部材
とハウジングとの係合によってハウジングが容易に変形
することのないフラットケーブルコネクタを提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフラットケーブ
ルコネクタは、樹脂製のハウジングの開口部以外を外周
面側から帯状の金属製の保持部材で保持し、開口部を覆
うカバー部材も金属製として、これら金属製のカバー部
材と保持部材とを係合せしめることにより、カバー部材
をハウジングに直接係合することによるハウジングの変
形を防止せしめるものである。
【0010】すなわち本発明のフラットケーブルコネク
タは、複数のコンタクトが所定の方向に配列されて露出
する開口部を有するハウジングと、該ハウジングの開口
部を覆うとともに、該開口部において露出する前記複数
のコンタクトに接触し得るように配置されるフラットケ
ーブルを該コンタクトに圧着して固定するカバー部材と
からなるフラットケーブルコネクタにおいて、前記ハウ
ジングの、少なくとも前記開口部を除く外周に金属製の
保持部材が設けられるとともに、前記カバー部材が金属
で形成されて該保持部材と互いに係合することによって
前記フラットケーブルを前記コンタクトに圧着して固定
するものであることを特徴とするものである。
【0011】ここで上記フラットケーブルとは、FFC
だけでなくFPC等の可撓性の平型柔軟ケーブルや電気
回路板をも含んで総称するものとする。
【0012】
【発明の効果】本発明のフラットケーブルコネクタは、
ハウジングの開口部以外を全周に亘って金属製の保持部
材で覆い、カバー部材も金属製として、この金属製の部
材(保持部材およびカバー部材)同士を係合させること
により、カバー部材を樹脂製のハウジングに直接係合す
ることによって生じる虞のあるハウジングの変形を防止
せしめることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフラットケーブル
コネクタの具体的な実施の形態について図面を用いて説
明する。
【0014】図1は本発明のフラットケーブルコネクタ
の一実施形態を示す斜視図および断面図、図2は図1に
示したフラットケーブルコネクタを構成する保持部材を
示す図、図3は保持部材にカバー部材を係合せしめる作
用を説明するための図である。
【0015】図示のフラットケーブルコネクタ10は、複
数のコンタクト14がFPCの挿通方向に対して略垂直な
方向に配列されて各コンタクト14の自由端14b側が露出
する開口部11aを有するハウジング11と、このハウジン
グ11の開口部11aを覆うとともに、この開口部11aにお
いて露出する複数の銅合金製コンタクト14の自由端14b
に接触し得るように配置されるFPC20をコンタクト14
に押圧して、コンタクト14とFPC20とを圧着せしめる
カバー部材13と、ハウジング11の外周の一方の側面から
底面を経由して他方の側面まで延在して両端部において
カバー部材13と互いに係合する帯状の保持部材12とから
構成されている。
【0016】ハウジング11は耐熱性を有する樹脂により
形成されたものであって、詳しくは、その上面が開放さ
れて形成され、この上面からFPC20が挿通される前面
または後面まで交互に、コンタクト14を付設せしめるた
めの溝が形成され、この溝にコンタクト14が配設され
る。ハウジング11の前面または後面に沿ったコンタクト
14の脚部14aは半田により基板30に固着され、一方ハウ
ジング11の上面に沿ったコンタクト14の自由端部14bは
上下方向にわずかに弾性力を有するようにこの溝に保持
される。
【0017】ハウジング11の両側面と底面の略中央の帯
域には、保持部材12を受容する受容溝が形成され、さら
にこの受容溝の一部には保持部材12の爪12bを係止せし
めて保持部材12をハウジング11に固定せしめる凹部(図
示せず)が設けられている。
【0018】保持部材12はSUS材料を成形してなる部
材であり、図2に示すように正面視で略コの字形状に形
成され、両端部は外方に広がる指掛部12aがそれぞれ設
けられ、長手方向の略中央部には前述のハウジング11の
凹部に嵌合する爪12bが形成されている。また指掛部12
aには後述するカバー部材13の側壁13eを挿通せしめる
ための係合孔12cが穿設されている。
【0019】カバー部材13も保持部材12と同様にSUS
材料を成形してなる部材であり、FPC20をコンタクト
14に押圧する押圧面13dとその両側部にそれぞれ形成さ
れた側壁13eとからなり、側壁13eには自由端側から順
に、案内部13a、仮係止用の凸状のディンプル13b、お
よび完全係止のための凸片13cが形成されている。
【0020】次に本実施形態のフラットケーブルコネク
タ10の作用について説明する。
【0021】ハウジング11の溝に前述のコンタクト14が
多数配設されるとともに、保持部材12の爪12bが受容溝
の凹部に嵌合し保持部材12が受容溝内に固定される。こ
のハウジング11、コンタクト14および保持部材12からな
るハウジング組立体は、ハウジング11単体よりも剛性が
増大したものとなる。
【0022】このように剛性の増大したハウジング組立
体に対して、図3(1)に示すように、カバー部材13を
保持部材12の係合孔12cに、案内部13aが案内すること
によって上方から下方(矢印X方向)に押し被せること
により、保持部材12の係合孔12cにカバー部材13の側壁
13eを内側から通す。
【0023】このときまず第1段階として、カバー部材
13のディンプル13bが保持部材12の指掛部12aを含む側
壁部分を外方に押し開き、この側壁部分が外方に弾性変
形している状態でディンプル13bが係合孔12cの内側に
進入し、ディンプル13bの上面部分が係合孔12cの上端
縁に掛かるためカバー部材13は上方向に対して係止され
るとともに、ディンプル13bより上方に設けられた凸片
13cの下端縁が指掛部12aに掛かった状態となるためカ
バー部材13は下方向に対しても係止される(図1(2)
の一点鎖線位置、図3(1)参照)。したがってカバー
部材13はこの状態で、ハウジング組立体に仮係止された
状態となる。
【0024】この仮係止状態においてはまだカバー部材
13の押圧面13dとハウジング11のコンタクト14との間に
は十分な間隙が確保されるため、ここでハウジング11の
正面から矢印Y方向に向けて、FPC20をカバー部材13
の押圧面13dとハウジング11のコンタクト14との間に挿
入する。
【0025】次いで、コネクタ10にFPC20を挿入した
状態を維持しつつ、さらにカバー部材13を矢印X方向に
押し込むことにより、カバー部材13の凸片13cが保持部
材12の側壁部分を外方(矢印R方向)に押し開き(図3
(2)参照)、凸片13cが係合孔12cまで到達すると、
保持部材12の側壁部分が弾性力によって矢印R′方向に
復元して係合孔12cの端縁と凸片13cの上端縁とが係合
し(図3(3)参照)、カバー部材13は保持部材12に完
全に係止される。
【0026】このカバー部材13が完全に係止された位置
(完全係止位置)においては、カバー部材13の押圧面13
dがFPC20をコンタクト14に圧着するため、FPC20
とコンタクト14との安定した導通が得られる。
【0027】必要に応じてFPC20をコネクタ10から取
り外す場合には、保持部材12の2か所の指掛部12aに指
や工具を掛けて、矢印R方向にこれらを弾性変形させて
いる間にカバー部材13dを上方に取り外すか、あるいは
カバー部材13dを仮係止位置まで戻した状態においてF
PC20をコネクタ10から引き抜けばよい。
【0028】このように本実施形態のフラットケーブル
コネクタ10によれば、ハウジングを全周に亘って金属製
の保持部材12で覆い、カバー部材13も金属製とし、この
保持部材12とカバー部材13とを係合させることにより、
樹脂製のハウジングが変形するのを防止することがで
き、特に小さなコネクタにおいて一層実用性の高い効果
を有する。したがってハウジングが変形することによっ
て、コンタクトの脚部が基板から浮き上がるのを防止
し、半田部に亀裂等の損傷を与えるのを防止することが
できる。
【0029】また、カバー部材13を予め前述の仮係止状
態としておくことによって、FPC20を挿着し、コネク
タ10に固定せしめる操作を非常に簡単化することがで
き、作業効率を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラットケーブルコネクタの一実施形
態を示す図、(1)斜視図、(2)(1)に示したI−
I線断面を示す断面図
【図2】図1に示したフラットケーブルコネクタを構成
する保持部材を示す図、(1)平面図、(2)正面図、
(3)側面図
【図3】保持部材にカバー部材を係合せしめる作用を経
時的に説明するための図、(1)仮係止状態、(2)仮
係止状態から完全係止状態に至る中間状態、(3)完全
係止状態をそれぞれ示す
【符号の説明】
10 フラットケーブルコネクタ 11 ハウジング 11a 開口部 12 保持部材 12c 係合孔 13 カバー部材 13e 側壁 14 コンタクト 20 フラットケーブル(FPC) 30 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンタクトが所定の方向に配列さ
    れて露出する開口部を有するハウジングと、該ハウジン
    グの開口部を覆うとともに、該開口部において露出する
    前記複数のコンタクトに接触し得るように配置されるフ
    ラットケーブルを該コンタクトに圧着して固定するカバ
    ー部材とからなるフラットケーブルコネクタにおいて、 前記ハウジングの、少なくとも前記開口部を除く外周に
    金属製の保持部材が設けられるとともに、前記カバー部
    材が金属で形成されて該保持部材と互いに係合すること
    によって前記フラットケーブルを前記コンタクトに圧着
    して固定するものであることを特徴とするフラットケー
    ブルコネクタ。
JP7185640A 1995-07-21 1995-07-21 フラットケーブルコネクタ Pending JPH0935826A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013080646A1 (ja) * 2011-12-02 2013-06-06 山一電機株式会社 ケーブル用コネクタ
US9178297B2 (en) 2012-10-31 2015-11-03 Tyco Electronics Japan G.K. Flat cable connector
CN112652904A (zh) * 2019-10-11 2021-04-13 广濑电机株式会社 扁平型导体用电连接器
KR20210121598A (ko) * 2020-03-30 2021-10-08 주식회사 신화콘텍 케이블 커넥터

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