JP3337778B2 - 圧接コネクタの電線保持機構 - Google Patents

圧接コネクタの電線保持機構

Info

Publication number
JP3337778B2
JP3337778B2 JP25100793A JP25100793A JP3337778B2 JP 3337778 B2 JP3337778 B2 JP 3337778B2 JP 25100793 A JP25100793 A JP 25100793A JP 25100793 A JP25100793 A JP 25100793A JP 3337778 B2 JP3337778 B2 JP 3337778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
press
electric wire
groove
presser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25100793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0785902A (ja
Inventor
修司 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP25100793A priority Critical patent/JP3337778B2/ja
Publication of JPH0785902A publication Critical patent/JPH0785902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3337778B2 publication Critical patent/JP3337778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワー電線や多数の電
線を束線したワイヤハーネス等の接続に用いられる圧接
コネクタの電線保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多段式コネクタの電線保持機構の
一例を図12及び図13で説明する。この多段式コネク
タは、下段用のベースハウジング1と、中間段と上段と
に共用可能なアダプタハウジング2とから構成されてお
り、該アダプタハウジング2を用いて所望段数に積層す
ることができる。アダプタハウジング2の両側壁3の下
部には枠状の連結具4が一体に設けられ、該連結具4に
隣接して本係止用突起5が設けられ、更に該本係止用突
起5に隣接して仮係止用突起6が設けられている。ま
た、側壁3の一方の仮係止用突起6の両側には、カバー
係止用突起7が設けられている。ベースハウジング1に
は、本係止用突起5aと、仮係止用突起6a及びカバー
係止用突起7aが形成されており、更に底部には座部8
が形成されている。ハウジング相互の結合は、連結具4
を係止用突起5,6に係合させることにより行われ、所
望数のアダプタハウジング2を積層状態で連結すること
ができる。
【0003】ベースハウジング1及びアダプタハウジン
グ2の内部には複数の端子収容室9が並設され、各端子
収容室9の一方の側面の後方部は開口状態になってい
る。組み立てに際しては、ベースハウジング1の開口部
10に上方からアダプタハウジング2の底部に一体的に
形成された蓋部11が重合されるとともに、更に該アダ
プタハウジング2の開口部10に上方からその上に積層
するアダプタハウジング2の蓋部11を重合させる。そ
して、所望段数を積層した最上段のアダプタハウジング
2の開口部10には、カバー12が嵌合される。該カバ
ー12には、連結具4より小型の係止具13が設けられ
ており、該係止具13がカバー用突起7に係止されて一
体化される。
【0004】ベースハウジング1及びアダプタハウジン
グ2の端子収容室9には、圧接端子15が設けられてお
り、電線16が圧接端子15の圧接刃15aに圧入さ
れ、仮係止状態となる。そして、アダプタハウジング2
がベースハウジング1に重合し、連結具4と本係止用突
起6とが係止されることにより、電線16が電線押圧部
17a,17bによってさらに圧接刃15a内に押し込
まれて本係止状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電線16の保持構造では圧接方向とコネクタの挿
入方向とが異なるため電線保持が難しく、強いて適用し
ようとすると圧接端子を大型にする必要があり、コネク
タ全体が大型化してしまう。また、電線16の保持強度
と圧接力も十分とは言えず、特に電線16の径によって
は保持力が低下してしまい電線保持が困難になる。更
に、電線16の圧接状態をチェックする等の場合、メン
テナンス性が良くなかった。
【0006】本発明の目的は、圧接端子に接続される電
線が確実に保持され、信頼性を向上させるとともに、電
線の布線及び取外し作業が簡単に行い得る圧接コネクタ
の電線保持機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ハ
ウジング内に設けた圧接端子に電線を圧入して電気的接
続を行う圧接コネクタの電線保持機構において、前記電
線の径より小径の第1の電線圧入溝と、前記電線の径と
略同径の第2の電線圧入溝とが電線の布線方向に沿って
並設されるとともに、第1及び第2の電線圧入溝の間
に、布線方向に対し直交するガイド溝が形成され、該ガ
イド溝内で往復動自在に嵌挿され、電線を横方向から押
さえ込む電線押さえ具が設けられたことを特徴とする圧
接コネクタの電線保持機構により達成することができ
る。
【0008】また上記目的は、電線押さえ具が電線を押
さえ込む鉤状の電線押さえ部を、電線を挿通可能な間隙
を保って上端に並設した平板であり、該平板上に案内用
のガイド突起片を設け、該ガイド突起片がガイド溝の内
壁面に形成されたカム溝に嵌挿されることにより達成す
ることができる。更に上記目的は、電線押さえ具がハウ
ジングの側壁に設けられた挿通孔から挿入されるロック
機構を備えたレバーによって移動されることにより達成
することができる。また更に上記目的は、前記電線押さ
え具の解除が、該電線押さえ具の前端に設けた弾性保持
片によって容易に行われるとともに、前記電線押さえ具
の布線前の位置決めが、前記弾性保持片と前記ガイド溝
の底部に垂設された位置決め突片によって行われること
により達成することができる。
【0009】
【作用】本発明に係る圧接コネクタの電線保持機構によ
れば、布線される電線は第1及び第2の電線圧入溝に圧
入されるとともに、前記第1及び第2の電線圧入溝の間
に設けられたガイド溝に嵌挿された電線押さえ具の電線
押さえ部の間に布線される。そして、電線押さえ具がレ
バーの挿入に伴ってガイド溝内を移動することにより電
線はさらに圧入されるとともに、第1及び第2の電線圧
入溝間で屈曲されて抜け止め構造が形成される。また、
布線された電線を取り外すための電線押さえ具の解除の
ときは、ロックされたレバーを抜くことで電線押さえ具
の前端に設けた弾性保持片が作用して電線押さえ具を移
動させ容易に布線解除を行うことができる。
【0010】
【実施例】本発明に係わる圧接コネクタの電線保持機構
の一実施例を図1乃至図10に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明の圧接コネクタの一実施例を示す斜視
図、図2は図1における平面図、図3は図1におけるA
−A断面図、図4は電線押さえ具の形状を示す側面図、
図5は電線の圧接状態を示す圧接コネクタの斜視図、図
6及び図7は電線押さえ具の移動を示す断面図、図8及
び図9は電線の保持過程を示す要部の拡大断面図、図1
0は電線の抜け止め構造を示す圧接コネクタの斜視図で
ある。
【0011】本実施例に示す圧接コネクタ21は、構成
を大別するとコネクタハウジング22と、該ハウジング
22内に埋設された圧接端子23と、該圧接端子23に
接続された電線24を抜け出し不可に保持する電線押さ
え具29とから構成されている。なお、圧接端子23に
接続される相手方の接続端子は、図中コネクタハウジン
グ22の下面から挿入され、コネクタハウジング22の
上部には、圧接端子23を構成する圧接刃の一部が横一
列に露呈し、その側部にはガイド溝27が設けられてお
り、その溝中に電線押さえ具29が嵌挿されている。電
線の保持機構としては、コネクタハウジング22の上面
部に形成された第1の電線圧入溝26及び第2の電線圧
入溝28と、その間に設けたガイド溝27中に嵌挿され
た電線押さえ具29と、電線押さえ具29を横方向に移
動させるレバー33とから構成されている。
【0012】図2に示すように第1の電線圧入溝26
は、圧接端子23と同一ピッチで形成されている。ま
た、ガイド溝27の平面形状は、第1の電線圧入溝26
に沿うように横方向に形成されているが、その断面形状
は上端の開口部以外は閉塞した平板形状である。そし
て、コネクタハウジング22の長手方向のハウジング内
壁部22a、及びハウジング側壁部22bの頂部に第1
及び第2の電線圧入溝26,28が凹状に形成されてい
る。第1の電線圧入溝26の溝幅W1は、後述する電線
24の電線径より若干狭く、第2の電線圧入溝28の溝
幅W2は電線24の電線径に略一致するように形成され
ている。なお、第1及び第2の電線圧入溝26,28の
深さは、圧接端子23の圧接刃の深さに対応する程度に
設定されている。そして、ガイド溝27中に嵌挿される
電線押さえ具29は、布線ラインL1〜L4上に各圧接
端子23の圧接刃、第1の電線圧入溝26、電線押さえ
具29上のスリット36、及び第2の電線圧入溝28の
中心線が略一致するような位置に一時的に保持される。
【0013】図3に示すようにガイド溝27のハウジン
グ側壁部22aには、長手状のカム溝30が形成されて
いる。該カム溝30は、電線押さえ具29をガイド溝2
7内に沿って移動するときの案内用に形成したものであ
り、水平部分と傾斜部分とから形成されている。なお、
電線圧入溝26の開口端は、電線24を上部から圧入し
やすいようにテーパ状に形成されている。また、図示す
ることは省略したが、ハウジング側壁部22b上にも、
ハウジング内壁部22aと対称の位置にカム溝30と同
一形状のカム溝が形成され、電線押さえ具29を安定的
にガイドし得るように構成されている。
【0014】また、ガイド溝27の底板部22cには、
電線押さえ具29の位置決めを行うための位置決め突片
31が設けられている。更に、ハウジング壁部22eの
下側には挿通孔32が形成され、該挿通孔32には電線
押さえ具29を移動させるレバー33が往復動自在に挿
通され、レバー33の端部には後述するロック機構34
が設けられている。
【0015】図4に示すように電線押さえ具29の基本
形状は平板状であるが、上部に鉤状の電線押さえ部35
が電線を挿通可能な間隔を保って布線本数と同数だけ並
設されている。前記電線押さえ部35間に形成された小
径のスリット36から挿通された電線24を大径部37
内で抜け出し不可に保持するようになっている。また、
電線押さえ具29の両側面には、前記カム溝30に嵌挿
されるガイド突起片38が設けられ、往復動方向の一端
には前記位置決め突片31に当接する弾性保持片39が
設けられている。
【0016】次に、電線24の圧接及び保持機構につい
て説明する。図5に示すように電線24の布線前にガイ
ド溝27中に電線押さえ具29が嵌め込まれ、弾性保持
片39が位置決め突片31に当接する位置に保持され
る。即ち、この当接位置は、電線押さえ具29のスリッ
ト36が前記圧接端子23と、第1及び第2の電線圧入
溝26,28の中心線に略一致する位置である。この状
態で電線24が上方から前記圧接端子23の圧接刃中に
圧入されて、前記第1及び第2の電線圧入溝26,28
中に嵌入される。その後、レバー33がハウジング壁部
22eに形成された挿通孔32から挿入される。
【0017】この時のガイド溝27内の状態を見ると、
図6に示すようにカム溝30の左端にガイド突起片38
が保持され、電線押さえ具29に設けられた弾性保持片
39が底板部22cに設けられた位置決め突片31に当
接した状態にある。電線24の抜け止め構造は、レバー
33を矢印C方向から押し込むだけで簡単に行われる。
即ち、レバー33を押し込むと電線押さえ具29がカム
溝30の湾曲した形状により矢印Bに示すように先ず水
平方向に移動し、次いで斜め下方に移動し、再び水平方
向に移動する。そして、図7に示すようにカム溝30の
右端にガイド突起片38がかかるようになり、レバー3
3がロック機構34によってハウジング壁部22eに係
止される。この時、位置決め突片31に当接していた弾
性保持片39が、該位置決め突片31を弾性的に乗り越
えてハウジング壁部22dに当接する。
【0018】図8及び図9に示すように電線24の抜け
止め構造は、電線押さえ具29がガイド溝27中を図中
左方向に移動しているので、図8(a)に示すように電
線24が電線押さえ具29のスリット36から押し込ま
れ、第2の電線圧入溝26内に圧入される。この状態で
は、電線24は完全に第2の電線圧入溝26には圧入さ
れていない。次に、図8(b)に示すように電線押さえ
具29がレバー33によって左方向に移動されると、電
線押さえ部35が電線24に当接する。
【0019】そして、図9(a)に示すようにカム溝3
0の形状によって、電線押さえ具29が斜め下方に移動
するので、電線24が電線押さえ部35によって下方に
押さえ込まれる。即ち、電線24は第1及び第2の電線
圧入溝26,28の底部に完全に押し込まれる。最後
に、電線押さえ具29は再び水平方向に移動するので、
図9(b)に示すように電線24が左方向に屈曲させら
れることにより、抜け止め構造が形成される。
【0020】ここで注目すべきは、当初は直線状に布線
された電線24が、電線押さえ具29の作用により第1
及び第2の電線圧入溝26,28の間で蛇行状、或いは
クランク状とも言える形状に屈曲することである。そし
て、この形状を形成するためには、圧接端子23に圧入
されていない第2の電線圧入溝28側の電線24を引き
込む必要がある。即ち、引き込み時に圧接端子23の圧
接部分に引き込み力を付加させることはできないので、
反対側の第2の電線圧入溝28側から引き込むしか方法
がない。
【0021】そこで本実施例では、一方の第1の電線圧
入溝26の幅W1を電線24の線径より小さく設定し、
他方の第2の電線圧入溝28の幅W2を線径程度に設定
することにより、圧接端子23側に負荷をかけずに第2
の電線圧入溝28側から引き込むことができた。即ち、
図9(b)で示した状態のとき、電線24が第2の電線
圧入溝28側から引き込まれながら蛇行状に変形するこ
とになる。従って、圧接端子23と電線24との圧接部
分に不要な力が作用せず、圧接端子23が変形して接触
不良等を起こす欠陥品の発生が未然に防止される。
【0022】図10に示すように電線24の圧接と抜け
止めを行った後、ロック機構34によりレバー33がコ
ネクタハウジング22の一端に抜け出し不可の状態で係
止される。この結果、圧接端子23に電線24が通電可
能に圧接され、しかも電線24が抜け出し不可の状態で
保持されて圧接コネクタ21への布線作業が完了する。
【0023】以上のように布線された圧接コネクタ21
では、電線24に引張力や押圧力が作用しても圧接部分
には何ら影響がなく、安定した通電が行われる。なお、
電線24をメンテナンス時に取り外す場合は、レバー3
3のロック機構34が解除されることで、電線押さえ具
29の前端に設けた弾性保持片39の弾性作用によって
電線押さえ具29が解除される方向に移動する。この結
果、図8及び図9で説明した逆の動作が行われ、電線2
4は上方に引き上げるだけで容易に抜き取ることができ
る。
【0024】次に、本発明の第2実施例を説明する。な
お、本実施例と前記第1実施例との主な相違点は、使用
する電線の外径に合わせて第1及び第2の電線圧入溝が
交換し得るように構成されていることである。
【0025】即ち、図11に示すように本実施例ではガ
イド溝27や電線押さえ具29の形状は前記第1実施例
と同様である。しかしながら、圧接コネクタ21aの上
端部が平面状に形成されており、別体で第1実施例と同
じ構成の第1及び第2の電線圧入溝26,28が形成さ
れた電線圧入具41が設けられている。この電線圧入具
41はコネクタハウジング22の上方から突出した電線
押さえ具29を挿通して、各圧接端子23の布線ライン
上に、第1の電線圧入溝26、電線押さえ具29上のス
リット36、及び第2の電線圧入溝28の中心線が略一
致するような位置に固定される。但し、第1及び第2の
電線圧入溝26,28の幅は、圧接する電線の幅に対応
して第1実施例と同様に設定される。この構成によれ
ば、一種のコネクタハウジング22を用いて電線圧入具
41が交換されることにより、各種径の電線を圧接し且
つ保持することが可能な圧接コネクタを提供することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る圧接
コネクタの電線保持機構においては、電線の径より小径
の第1の電線圧入溝と、前記電線の径と略同径の第2の
電線圧入溝とが電線の布線方向に沿って並設されるとと
もに、第1及び第2の電線圧入溝の間に、布線方向に対
し直交するガイド溝が形成され、該ガイド溝内で往復動
自在に嵌挿され、前記電線を横方向から押さえ込む電線
押さえ具が設けられたものである。従って、圧接端子に
接続された電線に外力が作用しても、第1及び第2の電
線圧入溝間で担持され、圧接部分に作用することはな
く、圧接端子の変形や電線の接触不良等を未然に防止す
ることができる。また、電線の抜け止めは電線押さえ具
を往動させることで一括的に行われ、逆に電線保持の解
除は電線押さえ具を復動させることで一括的に行われる
ので、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す圧接コネクタの斜視
図である。
【図2】図1における圧接コネクタの平面図である。
【図3】図1におけるA−A断面図である。
【図4】電線押さえ具の形状を示す側面図である。
【図5】布線状態を示す圧接コネクタの斜視図である。
【図6】電線押さえ具の往動時の作用を説明する断面図
である。
【図7】電線押さえ具がロックされた状態を示す断面図
である。
【図8】電線の保持状態を示す要部の拡大断面図であ
る。
【図9】電線の保持作用を示す要部の拡大断面図であ
る。
【図10】電線保持状態を示す圧接コネクタの斜視図で
ある。
【図11】本発明の第2実施例を示す圧接コネクタの斜
視図である。
【図12】従来の多段式コネクタの斜視図である。
【図13】従来の多段式コネクタの構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
21 圧接コネクタ 22 コネクタハウジング 23 圧接端子 24 電線 26 第1の電線圧入溝 27 ガイド溝 28 第2の電線圧入溝 29 電線押さえ具 30 カム溝 31 位置決め突片 33 レバー 34 ロック機構 35 電線押さえ部 36 スリット 38 ガイド突起片 39 弾性保持片 41 電線圧入具
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/24 H01R 9/03

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に設けた圧接端子に電線を
    圧入して電気的接続を行う圧接コネクタの電線保持機構
    において、 前記電線の径より小径の第1の電線圧入溝と、前記電線
    の径と略同径の第2の電線圧入溝とが前記電線の布線方
    向に沿って並設されるとともに、前記第1及び第2の電
    線圧入溝の間に前記布線方向に対し直交するガイド溝が
    形成され、該ガイド溝内で往復動自在に嵌挿され、前記
    電線を横方向から押さえ込む電線押さえ具が設けられた
    ことを特徴とする圧接コネクタの電線保持機構。
  2. 【請求項2】 前記電線押さえ具が、前記電線を押さえ
    込む鉤状の電線押さえ部を電線の挿通可能な間隙を保っ
    て上端に並設した平板であり、該平板上に案内用のガイ
    ド突起片を設けた請求項1記載の圧接コネクタの電線保
    持機構。
  3. 【請求項3】 前記ガイド突起片が、前記ガイド溝の内
    壁面に形成されたカム溝に嵌挿される請求項2記載の圧
    接コネクタの電線保持機構。
  4. 【請求項4】 前記電線押さえ具が、前記ハウジングの
    側壁に設けられた挿通孔から挿入されるロック機構を備
    えたレバーによって移動される請求項2記載の圧接コネ
    クタの電線保持機構。
  5. 【請求項5】 前記電線押さえ具の解除が、電線押さえ
    具の前端に設けた弾性保持片によって行われる請求項1
    及び4記載の圧接コネクタの電線保持機構。
  6. 【請求項6】 前記電線押さえ具の布線前の位置決め
    が、前記弾性保持片と前記ガイド溝の底部に垂設された
    位置決め突片によって行われる請求項1及び4記載の圧
    接コネクタの電線保持機構。
JP25100793A 1993-09-14 1993-09-14 圧接コネクタの電線保持機構 Expired - Fee Related JP3337778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25100793A JP3337778B2 (ja) 1993-09-14 1993-09-14 圧接コネクタの電線保持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25100793A JP3337778B2 (ja) 1993-09-14 1993-09-14 圧接コネクタの電線保持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0785902A JPH0785902A (ja) 1995-03-31
JP3337778B2 true JP3337778B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=17216258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25100793A Expired - Fee Related JP3337778B2 (ja) 1993-09-14 1993-09-14 圧接コネクタの電線保持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3337778B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5500506B2 (ja) * 2010-09-21 2014-05-21 住友電装株式会社 圧接端子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0785902A (ja) 1995-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1562262B1 (en) A connector and a method of mounting it to an electric device
JP6713009B2 (ja) 端子、及びコネクタ
KR100493332B1 (ko) 압접 커넥터
US7033229B2 (en) Terminal fitting and a connector
US6692294B2 (en) Connector
JP3106940B2 (ja) 圧接コネクタ
EP0388216A1 (en) Electrical connector for flexible flat cable
JP2004528692A (ja) フラットフレキシブルケーブルコネクタの使用方法及び装置
EP0239422A1 (en) Electrical connector for flexible flat cable
US9640922B2 (en) Connector
JP2900210B2 (ja) 圧接ターミナル
JPH01232680A (ja) 圧着コネクタおよびその取付け方法
JP3542072B2 (ja) コネクタの電線ガタ防止構造
JPH0345514B2 (ja)
JP3337778B2 (ja) 圧接コネクタの電線保持機構
JP3340325B2 (ja) 複数段にケーブル列を配する電気コネクタ
JP3583061B2 (ja) ワイヤーハーネス
JP2005166357A (ja) 圧接構造および圧接治具
JPH11121079A (ja) 圧接コネクタ及び圧接コネクタの組立方法
JPH0315180A (ja) ツーピースコネクタ
JP2005332796A (ja) 電線圧接型コネクタ
JPH03685Y2 (ja)
JPH0724783Y2 (ja) 圧接コンタクトおよびそれを用いた電線接続用コネクタ
JP3030290B1 (ja) 電気コネクタ
JP2596689Y2 (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees