JPH09180838A - 片口金蛍光灯ソケット - Google Patents
片口金蛍光灯ソケットInfo
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- JPH09180838A JPH09180838A JP33551995A JP33551995A JPH09180838A JP H09180838 A JPH09180838 A JP H09180838A JP 33551995 A JP33551995 A JP 33551995A JP 33551995 A JP33551995 A JP 33551995A JP H09180838 A JPH09180838 A JP H09180838A
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- ended
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 片口金蛍光灯の着脱の操作性を良くすると共
に確実に保持できるようにする。 【解決手段】 ランプピン5aが突設された片口金蛍光
灯6の口金5が挿入される収納凹部1aを備え、収納凹
部1aの側壁1dに、口金5の側面5bに形成された突
出部5cを挿入回転して係止させる係止部1mが設けら
れた片口金蛍光灯ソケットにおいて、係止部1mが、収
納凹部1aの側壁1dの前面側から底面1b側に開口し
突出部5cがランプピン5a挿入方向に挿入される挿入
穴部1nと、収納凹部1aの底面1b側で挿入穴部1n
の側方に連通して設けられた係止穴部1pとを備え、挿
入穴部1nに、挿入された突出部5cを係止穴部1pに
押し込む押し込みバネ10が設けた。また、押し込みバ
ネ10は、片口金蛍光灯6の取り外し時の回転操作で突
出部5cが所定位置まで回転されると、突出部5cを前
面側に押し出す押し出しバネとなるようにした。
に確実に保持できるようにする。 【解決手段】 ランプピン5aが突設された片口金蛍光
灯6の口金5が挿入される収納凹部1aを備え、収納凹
部1aの側壁1dに、口金5の側面5bに形成された突
出部5cを挿入回転して係止させる係止部1mが設けら
れた片口金蛍光灯ソケットにおいて、係止部1mが、収
納凹部1aの側壁1dの前面側から底面1b側に開口し
突出部5cがランプピン5a挿入方向に挿入される挿入
穴部1nと、収納凹部1aの底面1b側で挿入穴部1n
の側方に連通して設けられた係止穴部1pとを備え、挿
入穴部1nに、挿入された突出部5cを係止穴部1pに
押し込む押し込みバネ10が設けた。また、押し込みバ
ネ10は、片口金蛍光灯6の取り外し時の回転操作で突
出部5cが所定位置まで回転されると、突出部5cを前
面側に押し出す押し出しバネとなるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片口金蛍光灯ソケ
ットに関するものである。
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6乃至図8は、実開昭63−4758
6号公報に開示された従来の片口金蛍光灯ソケットを示
すもので、この片口金蛍光灯ソケットは、ソケット本体
1と、導電端子2、カバー3、及びコイルバネ4とを備
えて形成されている。そして、一端に口金5を備え、そ
の口金5の底部に4本のランプピン5aが設けられると
共に、口金5の一方向に対向する側面5bに、それぞれ
突出部5cが設けられてなる片口金蛍光灯6を装着する
ように形成されている。
6号公報に開示された従来の片口金蛍光灯ソケットを示
すもので、この片口金蛍光灯ソケットは、ソケット本体
1と、導電端子2、カバー3、及びコイルバネ4とを備
えて形成されている。そして、一端に口金5を備え、そ
の口金5の底部に4本のランプピン5aが設けられると
共に、口金5の一方向に対向する側面5bに、それぞれ
突出部5cが設けられてなる片口金蛍光灯6を装着する
ように形成されている。
【0003】ソケット本体1は、絶縁材料により形成さ
れ、前面側に片口金蛍光灯6の口金5を略収納する収納
凹部1aが設けられてなり、その収納凹部1aの底面1
bにはランプピン5aが挿入される長孔状のランプピン
挿入孔1cが設けられている。また、収納凹部1aの側
壁1dには、片口金蛍光灯6の口金5の突出部5cを口
金5の挿入方向であるランプピン5aと略平行方向にガ
イドし、その奥方で挿入方向を中心軸として所定角度だ
け回転するようにガイドすると共に、回転終了位置で係
止する係止溝1eが設けられており、収納凹部1aの底
面1bよりも背面側には導電端子収納部1fが設けられ
ている。
れ、前面側に片口金蛍光灯6の口金5を略収納する収納
凹部1aが設けられてなり、その収納凹部1aの底面1
bにはランプピン5aが挿入される長孔状のランプピン
挿入孔1cが設けられている。また、収納凹部1aの側
壁1dには、片口金蛍光灯6の口金5の突出部5cを口
金5の挿入方向であるランプピン5aと略平行方向にガ
イドし、その奥方で挿入方向を中心軸として所定角度だ
け回転するようにガイドすると共に、回転終了位置で係
止する係止溝1eが設けられており、収納凹部1aの底
面1bよりも背面側には導電端子収納部1fが設けられ
ている。
【0004】導電端子2は、導電材料で形成され、一端
に電線7が接続されると共に、他端にランプピン5aに
当接するランプピン挿入孔1cより大径で略円板状のラ
ンプ端子部2aがを備えて構成されている。そして、4
つの導電端子2が、そのランプ端子部2aが背面側から
それぞれランプピン挿入孔1cに臨むように、ソケット
本体1の導電端子収納部1fに収納されており、各導電
端子2間は導電端子収納部1fに設けられた隔壁1gに
より絶縁されて接触しないように構成されている。
に電線7が接続されると共に、他端にランプピン5aに
当接するランプピン挿入孔1cより大径で略円板状のラ
ンプ端子部2aがを備えて構成されている。そして、4
つの導電端子2が、そのランプ端子部2aが背面側から
それぞれランプピン挿入孔1cに臨むように、ソケット
本体1の導電端子収納部1fに収納されており、各導電
端子2間は導電端子収納部1fに設けられた隔壁1gに
より絶縁されて接触しないように構成されている。
【0005】カバー3は、ソケット本体1の導電端子収
納部1fの背面側を覆うように配設されるもので、電線
7が導入される電線挿通孔3aを備えてなり、打ち込み
鋲8等によりソケット本体1に取り付けられている。ま
た、ランプ端子部2aの背面側にはコイルバネ4が配設
されて、ソケット本体1の収納凹部1aの底面1bの背
面側とカバー3との間で挟まれており、コイルバネ4
は、ランプピン挿入孔1cに挿入されるランプピン5a
がランプ端子部2aを押し下げることにより圧縮され
て、ランプ端子部2aをランプピン挿入孔1c側に押圧
する。
納部1fの背面側を覆うように配設されるもので、電線
7が導入される電線挿通孔3aを備えてなり、打ち込み
鋲8等によりソケット本体1に取り付けられている。ま
た、ランプ端子部2aの背面側にはコイルバネ4が配設
されて、ソケット本体1の収納凹部1aの底面1bの背
面側とカバー3との間で挟まれており、コイルバネ4
は、ランプピン挿入孔1cに挿入されるランプピン5a
がランプ端子部2aを押し下げることにより圧縮され
て、ランプ端子部2aをランプピン挿入孔1c側に押圧
する。
【0006】このように構成された片口金蛍光灯ソケッ
トでは、ソケット本体1の収納凹部1a側に片口金蛍光
灯6の口金5のランプピン5a側を向け、その収納凹部
1aの係止溝1eの前面側に、片口金蛍光灯6の口金5
に形成した突出部5cを合わせて挿入して、その挿入方
向に略平行な軸を中心軸として所定角度だけ回転させる
ことにより、ランプピン5aを導電端子2のランプ端子
部2aに当接させて電気的導通をとると共に、突出部5
cがソケット本体1の側壁1dに設けた係止溝1eの底
面1b側で係止されて片口金蛍光灯6が装着される。
トでは、ソケット本体1の収納凹部1a側に片口金蛍光
灯6の口金5のランプピン5a側を向け、その収納凹部
1aの係止溝1eの前面側に、片口金蛍光灯6の口金5
に形成した突出部5cを合わせて挿入して、その挿入方
向に略平行な軸を中心軸として所定角度だけ回転させる
ことにより、ランプピン5aを導電端子2のランプ端子
部2aに当接させて電気的導通をとると共に、突出部5
cがソケット本体1の側壁1dに設けた係止溝1eの底
面1b側で係止されて片口金蛍光灯6が装着される。
【0007】図9は、特開昭62−237684号公報
に開示された白熱ランプ用のランプソケットを示すもの
であり、このランプソケットは、発光体を外包するガラ
ス球9aの一端に略筒状の外周電極9bを備え、さらに
その外周電極9bの端部に中心電極9cが設けられると
共に、外周電極9bには、その表面から突出する突起9
dが設けられてなる白熱ランプ9が装着できるように構
成されている。
に開示された白熱ランプ用のランプソケットを示すもの
であり、このランプソケットは、発光体を外包するガラ
ス球9aの一端に略筒状の外周電極9bを備え、さらに
その外周電極9bの端部に中心電極9cが設けられると
共に、外周電極9bには、その表面から突出する突起9
dが設けられてなる白熱ランプ9が装着できるように構
成されている。
【0008】つまり、このランプソケットは、ソケット
本体1の前面側に、白熱ランプ9の中心電極9c及び外
周電極9bが挿入される収納凹部1aを備え、その収納
凹部1aの側壁1dには、収納凹部1aの前面側から底
面1b側に斜め方向に一端が開口した略U字状をなす弾
性溝1hが設けられて、その略U字状の弾性溝1hに囲
まれた部分が撓み部材1kとされている。
本体1の前面側に、白熱ランプ9の中心電極9c及び外
周電極9bが挿入される収納凹部1aを備え、その収納
凹部1aの側壁1dには、収納凹部1aの前面側から底
面1b側に斜め方向に一端が開口した略U字状をなす弾
性溝1hが設けられて、その略U字状の弾性溝1hに囲
まれた部分が撓み部材1kとされている。
【0009】そして、ランプソケットに白熱ランプ9を
装着させるには、収納凹部1aの側壁1dに設けた弾性
溝1hの開口側に、白熱ランプ9の外周電極9bの突起
9dを合わせて、収納凹部1aに中心電極9c及び外周
電極9bを押し込めば、突起9dが撓み部材1k上を摺
動して白熱ランプ9が回転し、突起9dが弾性溝1hの
奥側に案内され、このとき突起9dは、弾性溝1h内で
撓み部材1kにより付勢されて保持される。
装着させるには、収納凹部1aの側壁1dに設けた弾性
溝1hの開口側に、白熱ランプ9の外周電極9bの突起
9dを合わせて、収納凹部1aに中心電極9c及び外周
電極9bを押し込めば、突起9dが撓み部材1k上を摺
動して白熱ランプ9が回転し、突起9dが弾性溝1hの
奥側に案内され、このとき突起9dは、弾性溝1h内で
撓み部材1kにより付勢されて保持される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の片口金蛍光灯ソケットにおいて
は、片口金蛍光灯6を装着させるには、ソケット本体1
の収納凹部1aの係止溝1eの前面側に、片口金蛍光灯
6の口金5に形成した突出部5cを合わせて挿入した後
に、その挿入方向に略平行な軸を中心軸として所定角度
だけ回転させて係止溝1eの底面1b側で突出部5cを
係止させるという2操作が必要であって着脱の操作性が
悪く、回転操作が中途半端である場合には片口金蛍光灯
6が片口金蛍光灯ソケットから外れる恐れが生ずるとい
う問題点があった。
うに構成された従来の片口金蛍光灯ソケットにおいて
は、片口金蛍光灯6を装着させるには、ソケット本体1
の収納凹部1aの係止溝1eの前面側に、片口金蛍光灯
6の口金5に形成した突出部5cを合わせて挿入した後
に、その挿入方向に略平行な軸を中心軸として所定角度
だけ回転させて係止溝1eの底面1b側で突出部5cを
係止させるという2操作が必要であって着脱の操作性が
悪く、回転操作が中途半端である場合には片口金蛍光灯
6が片口金蛍光灯ソケットから外れる恐れが生ずるとい
う問題点があった。
【0011】また、図9に示すランプソケットは、白熱
用ランプソケットであって、撓み部材1kでは白熱用ラ
ンプよりも重量物である片口金蛍光灯6を保持させる大
きな保持力は期待できず、片口金蛍光灯ソケットにこの
構成を採用したとしても、上述の従来例と同様に、回転
操作が中途半端である場合には片口金蛍光灯6が片口金
蛍光灯ソケットから外れる恐れが生ずるという問題点が
あった。
用ランプソケットであって、撓み部材1kでは白熱用ラ
ンプよりも重量物である片口金蛍光灯6を保持させる大
きな保持力は期待できず、片口金蛍光灯ソケットにこの
構成を採用したとしても、上述の従来例と同様に、回転
操作が中途半端である場合には片口金蛍光灯6が片口金
蛍光灯ソケットから外れる恐れが生ずるという問題点が
あった。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなされもの
で、その目的とするところは、片口金蛍光灯の着脱の操
作性が良く、片口金蛍光灯が確実に保持される片口金蛍
光灯を提供することにある。
で、その目的とするところは、片口金蛍光灯の着脱の操
作性が良く、片口金蛍光灯が確実に保持される片口金蛍
光灯を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、ランプ
ピン5aが底部に突設された片口金蛍光灯6の口金5が
挿入される収納凹部1aを前面側に備え、該収納凹部1
aの側壁1dに、前記口金5の一方向に対向する側面5
bに形成された突出部5cを挿入回転して係止させる係
止部1mが設けられた片口金蛍光灯ソケットにおいて、
前記係止部1mが、前記収納凹部1aの側壁1dの前面
側から底面1b側に開口して前記突出部5cが前記ラン
プピン5a挿入方向と略平行方向に挿入される挿入穴部
1nと、前記収納凹部1aの底面1b側で前記挿入穴部
1nの側方に連通して設けられた係止穴部1pとを備
え、前記挿入穴部1nに、該挿入穴部1nに挿入された
前記口金5の突出部5cを前記係止穴部1pに押し込む
押し込みバネ10が設けられたことを特徴とするもので
ある。
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、ランプ
ピン5aが底部に突設された片口金蛍光灯6の口金5が
挿入される収納凹部1aを前面側に備え、該収納凹部1
aの側壁1dに、前記口金5の一方向に対向する側面5
bに形成された突出部5cを挿入回転して係止させる係
止部1mが設けられた片口金蛍光灯ソケットにおいて、
前記係止部1mが、前記収納凹部1aの側壁1dの前面
側から底面1b側に開口して前記突出部5cが前記ラン
プピン5a挿入方向と略平行方向に挿入される挿入穴部
1nと、前記収納凹部1aの底面1b側で前記挿入穴部
1nの側方に連通して設けられた係止穴部1pとを備
え、前記挿入穴部1nに、該挿入穴部1nに挿入された
前記口金5の突出部5cを前記係止穴部1pに押し込む
押し込みバネ10が設けられたことを特徴とするもので
ある。
【0014】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の片口金蛍光灯ソケットにおいて、前記押し
込みバネ10は、前記片口金蛍光灯6の取り外し時の片
口金蛍光灯6の回転操作により、前記突出部5cを前面
側に押し出す押し出しバネであることを特徴とするもの
である。
求項1記載の片口金蛍光灯ソケットにおいて、前記押し
込みバネ10は、前記片口金蛍光灯6の取り外し時の片
口金蛍光灯6の回転操作により、前記突出部5cを前面
側に押し出す押し出しバネであることを特徴とするもの
である。
【0015】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1、または請求項2記載の片口金蛍光灯ソケットに
おいて、前記挿入穴部1nと係止穴部1pが交わる前面
側の角部に、前記片口金蛍光灯6装着時の片口金蛍光灯
6の回転操作により前記突出部5cを係止穴部1pに案
内するガイド部1qを設けたことを特徴とするものであ
る。
求項1、または請求項2記載の片口金蛍光灯ソケットに
おいて、前記挿入穴部1nと係止穴部1pが交わる前面
側の角部に、前記片口金蛍光灯6装着時の片口金蛍光灯
6の回転操作により前記突出部5cを係止穴部1pに案
内するガイド部1qを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0016】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、請求項1、乃至請求項3のうちの1つの請求項記載
の片口金蛍光灯ソケットにおいて、前記片口金蛍光灯6
の装着完了時に、前記突出部5cの前記係止部1m内で
の装着位置を維持されるように、前記押し込みバネ10
の先端近傍を前記突出部5cに当接させたことを特徴と
するものである。
は、請求項1、乃至請求項3のうちの1つの請求項記載
の片口金蛍光灯ソケットにおいて、前記片口金蛍光灯6
の装着完了時に、前記突出部5cの前記係止部1m内で
の装着位置を維持されるように、前記押し込みバネ10
の先端近傍を前記突出部5cに当接させたことを特徴と
するものである。
【0017】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項1、乃至請求項4のうちの1つの請求項記載の片口
金蛍光灯ソケットにおいて、前記係止穴部1nの前記ラ
ンプピン5a挿入方向の高さ寸法が、前記突出部5cの
高さ寸法と略等しくされたことを特徴とするものであ
る。
求項1、乃至請求項4のうちの1つの請求項記載の片口
金蛍光灯ソケットにおいて、前記係止穴部1nの前記ラ
ンプピン5a挿入方向の高さ寸法が、前記突出部5cの
高さ寸法と略等しくされたことを特徴とするものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の片口金
蛍光灯ソケットの第1の実施の形態を示すものであり、
この片口金蛍光灯ソケットは、ソケット本体1と、導電
端子2、及び押し込みバネ10とを備えて形成されてい
る。そして、一端に口金5を備え、その口金5の底部に
4本のランプピン5aが設けられると共に、口金5の一
方向に対向する側面5bに、それぞれ突出部5cが設け
られてなる片口金蛍光灯6が装着されるように構成され
ている。
蛍光灯ソケットの第1の実施の形態を示すものであり、
この片口金蛍光灯ソケットは、ソケット本体1と、導電
端子2、及び押し込みバネ10とを備えて形成されてい
る。そして、一端に口金5を備え、その口金5の底部に
4本のランプピン5aが設けられると共に、口金5の一
方向に対向する側面5bに、それぞれ突出部5cが設け
られてなる片口金蛍光灯6が装着されるように構成され
ている。
【0019】ソケット本体1は、絶縁材料により形成さ
れ、前面側に片口金蛍光灯6の口金5を略収納する収納
凹部1aが設けられてなり、その収納凹部1aの底面1
bにはランプピン5aが挿入される略円弧状のランプピ
ン挿入孔1cが設けられている。また、収納凹部1aの
側壁1dには、片口金蛍光灯6の口金5の突出部5cを
挿入回転して係止させる係止部1mが設けられている。
この係止部1mは、収納凹部1aの側壁1dの前面側に
開口し前面側から底面1b側に向かって切り欠き状に設
けられて突出部5cがランプピン5a挿入方向と略平行
方向に挿入される挿入穴部1nと、収納凹部1aの底面
1b側で挿入穴部1nの側方に連通して略L字状をなす
ように設けられると共に、そのランプピン5a挿入方向
の高さ寸法Hが突出部5cの高さ寸法と略同じ寸法とさ
れた係止穴部1pとを備えて構成されている。また、挿
入穴部1nと係止穴部1pが交わる前面側の角部が面取
りされて、片口金蛍光灯6装着時の片口金蛍光灯6の回
転操作により、突出部5cを係止穴部1pに案内するガ
イド部1qとされている。また、収納凹部1aの底面1
bよりも背面側には、導電端子2が収納される導電端子
収納部1fが設けられており、その背面側が、絶縁材料
により形成されたカバー(図示せず)により覆われるよ
うにされている。
れ、前面側に片口金蛍光灯6の口金5を略収納する収納
凹部1aが設けられてなり、その収納凹部1aの底面1
bにはランプピン5aが挿入される略円弧状のランプピ
ン挿入孔1cが設けられている。また、収納凹部1aの
側壁1dには、片口金蛍光灯6の口金5の突出部5cを
挿入回転して係止させる係止部1mが設けられている。
この係止部1mは、収納凹部1aの側壁1dの前面側に
開口し前面側から底面1b側に向かって切り欠き状に設
けられて突出部5cがランプピン5a挿入方向と略平行
方向に挿入される挿入穴部1nと、収納凹部1aの底面
1b側で挿入穴部1nの側方に連通して略L字状をなす
ように設けられると共に、そのランプピン5a挿入方向
の高さ寸法Hが突出部5cの高さ寸法と略同じ寸法とさ
れた係止穴部1pとを備えて構成されている。また、挿
入穴部1nと係止穴部1pが交わる前面側の角部が面取
りされて、片口金蛍光灯6装着時の片口金蛍光灯6の回
転操作により、突出部5cを係止穴部1pに案内するガ
イド部1qとされている。また、収納凹部1aの底面1
bよりも背面側には、導電端子2が収納される導電端子
収納部1fが設けられており、その背面側が、絶縁材料
により形成されたカバー(図示せず)により覆われるよ
うにされている。
【0020】導電端子2は、導電材料で形成され、少な
くとも一端側の断面が略C字状に形成されると共に他端
側に電線(図示せず)が接続されており、ソケット本体
1の導電端子収納部1f内であって、略円弧状のランプ
ピン挿入孔1cの、片口金蛍光灯6の装着時の回転終了
側の端部近傍に、一端側を収納凹部1aの底面1b側に
向けて配設されている。そして、片口金蛍光灯6の装着
時の片口金蛍光灯6の回転操作により、ランプピン5b
が略C字状に開口した側から挿入されて挟持され、電気
的導通がとられるように構成されており、片口金蛍光灯
6のランプ軸方向への力は必要とはしない。
くとも一端側の断面が略C字状に形成されると共に他端
側に電線(図示せず)が接続されており、ソケット本体
1の導電端子収納部1f内であって、略円弧状のランプ
ピン挿入孔1cの、片口金蛍光灯6の装着時の回転終了
側の端部近傍に、一端側を収納凹部1aの底面1b側に
向けて配設されている。そして、片口金蛍光灯6の装着
時の片口金蛍光灯6の回転操作により、ランプピン5b
が略C字状に開口した側から挿入されて挟持され、電気
的導通がとられるように構成されており、片口金蛍光灯
6のランプ軸方向への力は必要とはしない。
【0021】押し込みバネ10は、弾性部材により形成
され、ソケット本体1の係止部1mを構成する挿入穴部
1nの係止穴部1pと反対側に設けられてなり、先端が
係止部1m内でソケット本体1の前面側から背面側に向
かって係止穴部1pの方向に斜めに傾斜するようにされ
ている。そして、この押し込みバネ10は、片口金蛍光
灯6の装着時に、係止部1mの挿入穴部1nに前面側か
ら挿入される突出部5cを、突出部5cが所定深さ以上
に挿入穴部1nに押し込まれると係止穴部1p側に押し
込むように働き、装着完了時には、その先端近傍が突出
部5cに当接して突出部5cの装着位置を維持するよう
にされている。また、片口金蛍光灯6の取り外し時に
は、口金5の回転により突出部5cが押し込みバネ10
を変形させながらそれに乗り上げて所定深さより浅くな
ると、突出部5cを挿入穴部1pから前面側に押し出す
押し出しバネとして働くように構成されている。また、
係止部1mの背面側である開口と反対側には、押し込み
バネ10が弾性変形した際に、その先端を逃げるように
逃がし穴1rが形成されており、ガイド部1qは、片口
金蛍光灯6の着脱時に、突出部5cの前面側が当接して
摺動するガイドとされている。
され、ソケット本体1の係止部1mを構成する挿入穴部
1nの係止穴部1pと反対側に設けられてなり、先端が
係止部1m内でソケット本体1の前面側から背面側に向
かって係止穴部1pの方向に斜めに傾斜するようにされ
ている。そして、この押し込みバネ10は、片口金蛍光
灯6の装着時に、係止部1mの挿入穴部1nに前面側か
ら挿入される突出部5cを、突出部5cが所定深さ以上
に挿入穴部1nに押し込まれると係止穴部1p側に押し
込むように働き、装着完了時には、その先端近傍が突出
部5cに当接して突出部5cの装着位置を維持するよう
にされている。また、片口金蛍光灯6の取り外し時に
は、口金5の回転により突出部5cが押し込みバネ10
を変形させながらそれに乗り上げて所定深さより浅くな
ると、突出部5cを挿入穴部1pから前面側に押し出す
押し出しバネとして働くように構成されている。また、
係止部1mの背面側である開口と反対側には、押し込み
バネ10が弾性変形した際に、その先端を逃げるように
逃がし穴1rが形成されており、ガイド部1qは、片口
金蛍光灯6の着脱時に、突出部5cの前面側が当接して
摺動するガイドとされている。
【0022】このように構成された片口金蛍光灯ソケッ
トでは、片口金蛍光灯6の装着時には、ソケット本体1
の収納凹部1aに片口金蛍光灯6の口金5の底部を向
け、係止部1mの挿入穴部1nに口金5の突出部5cを
合わせて、口金5を収納凹部1aに押し込めば、押し込
みバネ10が弾性変形しながら突出部5cが挿入穴部1
nに挿入され、さらに押し込めば突出部5cが押し込み
バネ10及びガイド部1qに案内されて口金5が回転す
る。そして、突出部5cの前面側がガイド部1qの所定
の位置に当たる位置まで押し込めば、その後は、突出部
5cが押し込みバネ10により側方から係止穴部1q側
に押し込まれて、片口金蛍光灯6がさらに回転して突出
部5cが係止部1mに係止され、片口金蛍光灯6が装着
される。このとき、押し込みバネ10の形状は変形前の
状態に復帰している。また、片口金蛍光灯6の取り外し
時には、口金5を回転させると突出部5cの下端が押し
込みバネ10を変形させながらそれに乗り上げ、さらに
回転させると突出部5cの前面側がガイド部1qに案内
されて所定角度する。このとき、突出部5cの前面側が
ガイド部1qの所定の位置まで至ると、押し込みバネ1
0は突出部5cを挿入穴部1nから前面側に押し出す方
向に作用して、突出部5cを挿入穴部1nの前面側に押
し出す。
トでは、片口金蛍光灯6の装着時には、ソケット本体1
の収納凹部1aに片口金蛍光灯6の口金5の底部を向
け、係止部1mの挿入穴部1nに口金5の突出部5cを
合わせて、口金5を収納凹部1aに押し込めば、押し込
みバネ10が弾性変形しながら突出部5cが挿入穴部1
nに挿入され、さらに押し込めば突出部5cが押し込み
バネ10及びガイド部1qに案内されて口金5が回転す
る。そして、突出部5cの前面側がガイド部1qの所定
の位置に当たる位置まで押し込めば、その後は、突出部
5cが押し込みバネ10により側方から係止穴部1q側
に押し込まれて、片口金蛍光灯6がさらに回転して突出
部5cが係止部1mに係止され、片口金蛍光灯6が装着
される。このとき、押し込みバネ10の形状は変形前の
状態に復帰している。また、片口金蛍光灯6の取り外し
時には、口金5を回転させると突出部5cの下端が押し
込みバネ10を変形させながらそれに乗り上げ、さらに
回転させると突出部5cの前面側がガイド部1qに案内
されて所定角度する。このとき、突出部5cの前面側が
ガイド部1qの所定の位置まで至ると、押し込みバネ1
0は突出部5cを挿入穴部1nから前面側に押し出す方
向に作用して、突出部5cを挿入穴部1nの前面側に押
し出す。
【0023】このように構成されているため、本実施の
形態における片口金蛍光灯ソケットにおいては、片口金
蛍光灯6の装着時には、口金5の突出部5cを係止部1
mの挿入穴部1nに所定深さだけ挿入すれば、押し込み
バネ10が突出部5cを係止穴部1pに押し込んでその
位置を維持し、片口金蛍光灯6の装着の操作が挿入動作
のみで行えて、装着の操作性が良くなる。また、片口金
蛍光灯6の取り外し時には、口金5を所定角度だけ回転
させれば、押し込みバネ10は押し出しバネとして働く
ようになって、突出部5cを挿入穴部1nの前面側に押
し出して、片口金蛍光灯6の取り外しの操作が回転動作
のみで行えて、取り外しの操作性も良くなる。さらに
は、片口金蛍光灯6は、押し込みバネ10の作用によっ
て押し込み(装着)、押し出し(取り外し)のどちらか
の力を受けて、口金5が中途半端な位置で係止されるこ
とがなくなり、片口金蛍光灯6が片口金蛍光灯ソケット
から不用意に外れて落下する恐れがない。また、片口金
蛍光灯6の着脱時に突出部5cがガイド部1qによって
案内されて回転し易く、片口金蛍光灯6の着脱の操作が
スムーズに行える。また、係止部1mの係止穴部1pの
ランプピン5a挿入方向の高さ寸法Hが、口金5の突出
部5cの高さ寸法と略同じ寸法とされているため、突出
部5cが係止穴部1pに係止されればランプピン5aの
位置が定まり、ランプピン5aと導電端子2を接触させ
るためにランプピン5a挿入方向の力を必要とせず、片
口金蛍光灯6が保持できて、どのような導電端子2も使
用でき、導電端子2の種類が限定されなくなる。
形態における片口金蛍光灯ソケットにおいては、片口金
蛍光灯6の装着時には、口金5の突出部5cを係止部1
mの挿入穴部1nに所定深さだけ挿入すれば、押し込み
バネ10が突出部5cを係止穴部1pに押し込んでその
位置を維持し、片口金蛍光灯6の装着の操作が挿入動作
のみで行えて、装着の操作性が良くなる。また、片口金
蛍光灯6の取り外し時には、口金5を所定角度だけ回転
させれば、押し込みバネ10は押し出しバネとして働く
ようになって、突出部5cを挿入穴部1nの前面側に押
し出して、片口金蛍光灯6の取り外しの操作が回転動作
のみで行えて、取り外しの操作性も良くなる。さらに
は、片口金蛍光灯6は、押し込みバネ10の作用によっ
て押し込み(装着)、押し出し(取り外し)のどちらか
の力を受けて、口金5が中途半端な位置で係止されるこ
とがなくなり、片口金蛍光灯6が片口金蛍光灯ソケット
から不用意に外れて落下する恐れがない。また、片口金
蛍光灯6の着脱時に突出部5cがガイド部1qによって
案内されて回転し易く、片口金蛍光灯6の着脱の操作が
スムーズに行える。また、係止部1mの係止穴部1pの
ランプピン5a挿入方向の高さ寸法Hが、口金5の突出
部5cの高さ寸法と略同じ寸法とされているため、突出
部5cが係止穴部1pに係止されればランプピン5aの
位置が定まり、ランプピン5aと導電端子2を接触させ
るためにランプピン5a挿入方向の力を必要とせず、片
口金蛍光灯6が保持できて、どのような導電端子2も使
用でき、導電端子2の種類が限定されなくなる。
【0024】図4は、本実施の形態の変形例を示すもの
で、図1乃至図3に示す片口金蛍光灯ソケットの押し込
みバネ10の先端にR部10aを形成したものである。
このように構成しても、上述の効果に加えて、片口金蛍
光灯6の取り外し時に突出部5cがR部10aを容易に
乗り越えて、取り外し時の口金5の回転操作がスムーズ
に行える。
で、図1乃至図3に示す片口金蛍光灯ソケットの押し込
みバネ10の先端にR部10aを形成したものである。
このように構成しても、上述の効果に加えて、片口金蛍
光灯6の取り外し時に突出部5cがR部10aを容易に
乗り越えて、取り外し時の口金5の回転操作がスムーズ
に行える。
【0025】図5は、本発明の片口金蛍光灯ソケットの
第2の実施の形態を示すものであり、前記第1の実施の
形態と異なる点は、ソケット本体1に形成した係止部1
mと、導電端子2であり、他は前記第1の実施の形態と
略同様に構成されている。
第2の実施の形態を示すものであり、前記第1の実施の
形態と異なる点は、ソケット本体1に形成した係止部1
mと、導電端子2であり、他は前記第1の実施の形態と
略同様に構成されている。
【0026】ソケット本体1に形成した係止部1mは、
第1の実施の形態と同様に挿入穴部1nと、その挿入穴
部1nの背面側であって側方に連通して形成される係止
穴部1pとを備えて略L字状に形成されたものであっ
て、挿入穴部1nと係止穴部1pの前面側の角部には、
第1の実施の形態におけるガイド部1qを設けず、した
がって、突出部5cは挿入穴部1nの側壁と係止穴部1
pの前面側壁、及び押し込みバネ10に案内されるよう
にされたものである。そして、突出部5cは、その前面
側の頂部が係止部1mの挿入穴部1nと係止穴部1pの
交わる前面側の角部を境として、わずかでも係止穴部1
n側に当接する状態では押し込みバネ10は突出部5c
を押し込むように働き、逆に挿入穴部1n側に位置する
と押し込みバネ10は突出部5cを挿入穴部1nの前面
側に押し出すように働く。また、導電端子2は、図示し
たものに限定されるものではないが、導電端子収納部1
f内の収納凹部1a側に、ランプピン5aの先端に当接
する略円板状の当接部2aを備え、その背面側にはコイ
ルバネ4が配設されて構成されている。
第1の実施の形態と同様に挿入穴部1nと、その挿入穴
部1nの背面側であって側方に連通して形成される係止
穴部1pとを備えて略L字状に形成されたものであっ
て、挿入穴部1nと係止穴部1pの前面側の角部には、
第1の実施の形態におけるガイド部1qを設けず、した
がって、突出部5cは挿入穴部1nの側壁と係止穴部1
pの前面側壁、及び押し込みバネ10に案内されるよう
にされたものである。そして、突出部5cは、その前面
側の頂部が係止部1mの挿入穴部1nと係止穴部1pの
交わる前面側の角部を境として、わずかでも係止穴部1
n側に当接する状態では押し込みバネ10は突出部5c
を押し込むように働き、逆に挿入穴部1n側に位置する
と押し込みバネ10は突出部5cを挿入穴部1nの前面
側に押し出すように働く。また、導電端子2は、図示し
たものに限定されるものではないが、導電端子収納部1
f内の収納凹部1a側に、ランプピン5aの先端に当接
する略円板状の当接部2aを備え、その背面側にはコイ
ルバネ4が配設されて構成されている。
【0027】このように構成しても、前記第1の実施の
形態と略同様の効果を奏すると共に、導電端子2をコイ
ルバネ4の力によりランプピン5aに当接させることが
できるため、係止穴部1pの高さ寸法や、口金5の突出
部5cの高さ寸法がばらつくことがあっても安定した接
触を確保することができる。
形態と略同様の効果を奏すると共に、導電端子2をコイ
ルバネ4の力によりランプピン5aに当接させることが
できるため、係止穴部1pの高さ寸法や、口金5の突出
部5cの高さ寸法がばらつくことがあっても安定した接
触を確保することができる。
【0028】なお、前記各実施の形態においては、片口
金蛍光灯6の装着完了時に、押し込みバネ10の先端近
傍が口金5の突出部5cに当接するものを例示したが、
本発明はこれに限らず、装着完了時には押し込みバネの
先端近傍が突出部に当接しないものであっても良い。
金蛍光灯6の装着完了時に、押し込みバネ10の先端近
傍が口金5の突出部5cに当接するものを例示したが、
本発明はこれに限らず、装着完了時には押し込みバネの
先端近傍が突出部に当接しないものであっても良い。
【0029】
【発明の効果】このように構成されているため本発明
は、請求項1記載の発明にあっては、片口金蛍光灯の装
着時には、口金の突出部を係止部の挿入穴部に所定深さ
だけ挿入すれば、押し込みバネが突出部を係止穴部に押
し込み、片口金蛍光灯の装着の操作が挿入動作のみで行
えて、片口金蛍光灯の装着の操作性が良くなる。また、
片口金蛍光灯は、押し込みバネの作用によって係止穴部
方向への押し込み(装着)方向の力を受けて、口金が中
途半端な位置で係止されることがなくなり、片口金蛍光
灯が片口金蛍光灯ソケットから不用意に外れて落下する
恐れがない。
は、請求項1記載の発明にあっては、片口金蛍光灯の装
着時には、口金の突出部を係止部の挿入穴部に所定深さ
だけ挿入すれば、押し込みバネが突出部を係止穴部に押
し込み、片口金蛍光灯の装着の操作が挿入動作のみで行
えて、片口金蛍光灯の装着の操作性が良くなる。また、
片口金蛍光灯は、押し込みバネの作用によって係止穴部
方向への押し込み(装着)方向の力を受けて、口金が中
途半端な位置で係止されることがなくなり、片口金蛍光
灯が片口金蛍光灯ソケットから不用意に外れて落下する
恐れがない。
【0030】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、片口金蛍光灯の取り外し時
には、口金を所定角度だけ回転させれば、押し込みバネ
は口金の押し出しバネとして働くようになって、突出部
を挿入穴部の前面側に押し出して、片口金蛍光灯の取り
外しの操作が回転動作のみで行え、取り外しの操作性も
良くなる。また、片口金蛍光灯は、取り外し時に取り外
し方向に所定以上回転させると、押し込みバネの挿入穴
部の前面側方向への力によって突出部が押し出し(取り
外し)方向の力を受け、口金が中途半端な位置で係止さ
れることがなくなり、片口金蛍光灯が片口金蛍光灯ソケ
ットから不用意に外れて落下する恐れがない。
記載の発明の効果に加えて、片口金蛍光灯の取り外し時
には、口金を所定角度だけ回転させれば、押し込みバネ
は口金の押し出しバネとして働くようになって、突出部
を挿入穴部の前面側に押し出して、片口金蛍光灯の取り
外しの操作が回転動作のみで行え、取り外しの操作性も
良くなる。また、片口金蛍光灯は、取り外し時に取り外
し方向に所定以上回転させると、押し込みバネの挿入穴
部の前面側方向への力によって突出部が押し出し(取り
外し)方向の力を受け、口金が中途半端な位置で係止さ
れることがなくなり、片口金蛍光灯が片口金蛍光灯ソケ
ットから不用意に外れて落下する恐れがない。
【0031】請求項3記載の発明にあっては、請求項
1、または請求項2記載の発明の効果に加えて、片口金
蛍光灯の着脱時に突出部がガイド部によって案内されて
回転し易く、片口金蛍光灯の着脱の操作がスムーズに行
える。
1、または請求項2記載の発明の効果に加えて、片口金
蛍光灯の着脱時に突出部がガイド部によって案内されて
回転し易く、片口金蛍光灯の着脱の操作がスムーズに行
える。
【0032】請求項4記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項3のうちの1つの請求項記載の発明の効
果に加えて、片口金蛍光灯の装着完了時には、押し込み
バネが突出部に当接して係止部内での突出部の位置を維
持するため、片口金蛍光灯が片口金蛍光灯ソケットから
不用意に外れて落下する恐れがさらに少なくなる。
1、乃至請求項3のうちの1つの請求項記載の発明の効
果に加えて、片口金蛍光灯の装着完了時には、押し込み
バネが突出部に当接して係止部内での突出部の位置を維
持するため、片口金蛍光灯が片口金蛍光灯ソケットから
不用意に外れて落下する恐れがさらに少なくなる。
【0033】請求項5記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項4のうちの1つの請求項記載の発明の効
果に加えて、係止部の係止穴部のランプピン5a挿入方
向の高さ寸法が、口金の突出部の高さ寸法と略同じ寸法
とされているため、突出部が係止穴部に係止されればラ
ンプピンの位置が定まり、ランプピンと導電端子を接触
させるためにランプピン挿入方向の力を必要とせずに片
口金蛍光灯が保持できて、どのような導電端子も使用で
き、導電端子の種類が限定されなくなる。
1、乃至請求項4のうちの1つの請求項記載の発明の効
果に加えて、係止部の係止穴部のランプピン5a挿入方
向の高さ寸法が、口金の突出部の高さ寸法と略同じ寸法
とされているため、突出部が係止穴部に係止されればラ
ンプピンの位置が定まり、ランプピンと導電端子を接触
させるためにランプピン挿入方向の力を必要とせずに片
口金蛍光灯が保持できて、どのような導電端子も使用で
き、導電端子の種類が限定されなくなる。
【図1】本発明の片口金蛍光灯ソケットの第1の実施の
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
【図2】同上の要部を示すもので、(a) は突出部の挿入
動作を説明する一部断面の側面図、(b) はランプピンが
挿入された導電端子を示す断面図である。
動作を説明する一部断面の側面図、(b) はランプピンが
挿入された導電端子を示す断面図である。
【図3】同上の突出部の取り外し動作を説明する一部断
面の側面図である。
面の側面図である。
【図4】同上の変形例の要部を示すもので、突出部の挿
入動作を説明する一部断面の側面図である。
入動作を説明する一部断面の側面図である。
【図5】本発明の片口金蛍光灯ソケットの第2の実施の
形態を示すもので、突出部の挿入動作を説明する一部断
面の側面図である。
形態を示すもので、突出部の挿入動作を説明する一部断
面の側面図である。
【図6】従来の片口金蛍光灯ソケットを示す分解斜視図
である。
である。
【図7】同上の平面図である。
【図8】同上の断面図である。
【図9】従来の白熱ランプ用ソケットを示す正面図であ
る。
る。
1 ソケット本体 1a 収納凹部 1d 側壁 1m 係止部 1n 挿入穴部 1p 係止穴部 1q ガイド部 5 口金 5a ランプピン 5b 側面 5c 突出部 6 片口金蛍光灯 10 押し込みバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 登茂之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 ランプピンが底部に突設された片口金蛍
光灯の口金が挿入される収納凹部を前面側に備え、該収
納凹部の側壁に、前記口金の一方向に対向する側面に形
成された突出部を挿入回転して係止させる係止部が設け
られた片口金蛍光灯ソケットにおいて、前記係止部が、
前記収納凹部の側壁の前面側から底面側に開口して前記
突出部が前記ランプピン挿入方向と略平行方向に挿入さ
れる挿入穴部と、前記収納凹部の底面側で前記挿入穴部
の側方に連通して設けられた係止穴部とを備え、前記挿
入穴部に、該挿入穴部に挿入された前記口金の突出部を
前記係止穴部に押し込む押し込みバネが設けられたこと
を特徴とする片口金蛍光灯ソケット。 - 【請求項2】 前記押し込みバネは、前記片口金蛍光灯
の取り外し時の片口金蛍光灯の回転操作により、前記突
出部を前面側に押し出す押し出しバネであることを特徴
とする請求項1記載の片口金蛍光灯ソケット。 - 【請求項3】 前記挿入穴部と係止穴部が交わる前面側
の角部に、前記片口金蛍光灯装着時の片口金蛍光灯の回
転操作により前記突出部を係止穴部に案内するガイド部
を設けたことを特徴とする請求項1、または請求項2記
載の片口金蛍光灯ソケット。 - 【請求項4】 前記片口金蛍光灯の装着完了時に、前記
突出部の前記係止部内での装着位置を維持されるよう
に、前記押し込みバネの先端近傍を前記突出部に当接さ
せたことを特徴とする請求項1、乃至請求項3のうちの
1つの請求項記載の片口金蛍光灯ソケット。 - 【請求項5】 前記係止穴部の前記ランプピン挿入方向
の高さ寸法が、前記突出部の高さ寸法と略等しくされた
ことを特徴とする請求項1、乃至請求項4のうちの1つ
の請求項記載の片口金蛍光灯ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33551995A JPH09180838A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 片口金蛍光灯ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33551995A JPH09180838A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 片口金蛍光灯ソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09180838A true JPH09180838A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18289487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33551995A Pending JPH09180838A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 片口金蛍光灯ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09180838A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130384A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | ランプソケット及びそれを用いた照明器具 |
JP2011070159A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-04-07 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP33551995A patent/JPH09180838A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130384A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | ランプソケット及びそれを用いた照明器具 |
JP4616820B2 (ja) * | 2006-11-21 | 2011-01-19 | パナソニック電工株式会社 | ランプソケット及びそれを用いた照明器具 |
JP2011070159A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-04-07 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
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