JPH09180531A - 連結形蛍光灯照明器具 - Google Patents

連結形蛍光灯照明器具

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JPH09180531A
JPH09180531A JP7334672A JP33467295A JPH09180531A JP H09180531 A JPH09180531 A JP H09180531A JP 7334672 A JP7334672 A JP 7334672A JP 33467295 A JP33467295 A JP 33467295A JP H09180531 A JPH09180531 A JP H09180531A
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side edge
plate
reflectors
socket
metal fitting
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JP7334672A
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English (en)
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Masanao Hieda
正直 稗田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V21/00Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
    • F21V21/005Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips for several lighting devices in an end-to-end arrangement, i.e. light tracks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S4/00Lighting devices or systems using a string or strip of light sources
    • F21S4/20Lighting devices or systems using a string or strip of light sources with light sources held by or within elongate supports
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】反射板の部品点数及び製作上の工数を少なくで
きると共に、隣接する反射板相互の連結を強固かつ容易
にでき、この連結作業において作業者が傷を負う恐れを
少なくできる連結形蛍光灯照明器具を提供することにあ
る。 【解決手段】ソケット通し溝23を有した複数の反射板1
4,19 の側縁24を、反射板の側板22の下縁から外側に張
出す側縁ベース24a と、この先端から上向きに折曲げら
れた側縁逆U字状部24b とで形成する。通し溝23の奥行
き寸法Bの2倍の幅Cの連結金具29を、反射板14,19 相
互の接合部を外面から覆う金具本体30と、この一端に設
けられ通し溝23の側部溝縁23a に嵌合するU字状断面の
第1連結部31と、金具本体30の他端に設けられ前記ベー
ス24a に重ねられる基板部33及びこれから折曲げられて
側縁逆U字状部24b に嵌入される起立板部33を有した第
2連結部32とから形成する。この金具29を介して隣接す
る反射板相互を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直管形けい光ラン
プの軸方向に延びるように並べて連結される複数の反射
板を備える連結形蛍光灯照明器具に係り、特に、隣接す
る反射板相互を連結する構造について改善した連結形蛍
光灯照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】連結形蛍光灯照明器具は、軸方向に延び
るように並べられる複数の長尺状の反射板の内側に、夫
々少なくとも一本の直管形けい光ランプを収容するとと
もに、これらランプを支持するランプソケットが長手方
向両端部に取付けられた器具本体を各反射板の上側に夫
々配置してなる。そして、隣接して連結される反射板相
互間には、これら反射板の端板が配置されることはな
く、端板は互いに連結された複数の反射板構体の長手方
向両端においてのみ設けられるようになっている。
【0003】この種照明器具における隣接する反射板相
互の連結構造の従来例は図5に示されている。
【0004】詳しくは、図5中1、2は隣接する板金製
反射板であって、これらは天板3と、一対の側板4とを
備えている。図示しないけい光ランプの上側に位置され
る天板3の長手方向両端部には、ソケット通し溝5が夫
々切欠いて設けられ、これらの溝5には前記ランプソケ
ットが通されるようになっている。側板4は、天板3の
両側縁から夫々斜め下方に開いて折り曲げられ、その下
縁に側縁6を有している。この側縁6は、側板4の下縁
から折り曲げられて外側に張り出す側縁ベース6aと、
このベース6aの先端から直角に折り曲げられた側縁上
向き部6bとから形成されている。
【0005】前記反射板1、2の内の一方の反射板1の
長手方向一端部には、L形に折り曲げられた一対の第1
連結金具7(一方のみ図示)が固定されている。これら
連結金具7は、側縁6の内側に重ねられていて、側縁ベ
ース6aおよび側縁上向き部6bに夫々スポット溶接さ
れているとともに、側縁6の端面よりも反射板2方向に
突出されている。また、この反射板1の長手方向一端に
突き合わされる反射板2の長手方向一端部には、逆V字
状をなす折り曲げ部の一端に挟み片8aを折り曲げると
ともに他端に固定片8bを折り曲げてなる一対の第2連
結金具8が、その固定片8bを側縁6の側縁ベース6b
にスポット溶接して固定されている。
【0006】そして、隣接する反射板1、2は、その端
面を互いに突き合わせるとともに、反射板1に固定され
た第1連結金具7の突出部分を、反射板2に固定された
第2連結金具8の挟み片8aとこれが接する側縁ベース
6aとの間に差し込んで、これら側縁ベース6aと挟み
片8aとで挟持することにより、連結されるようになっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような反射板
1、2の連結構造によれば、これら反射板1、2の突き
合わせ側の端部に夫々2個ずつの第1連結金具7または
第2連結金具8を固定するので、部品点数が多いととも
に、各連結金具7、8を固定するのにスポット溶接が必
要であるので、部品製作上の工数が多いという問題があ
る。しかも、反射板1、2のスポット溶接が施される部
分には、この溶接の際に熱が加えられるから、組立て後
の塗装作業を省略する上で有効なカラー鋼板で反射板
1、2を作ることができないという問題もある。
【0008】そして、第1、第2の連結金具7、8は言
わば雄・雌の関係にあるから、3個以上の反射板を連結
する場合には、両端に位置される反射板以外の反射板の
向きを、隣接する反射板が有する連結金具に適合させる
手間が必要である。さらに、前記スポット溶接により取
付けられる各連結金具7、8は、その固定位置や向きが
ばらつくことに加えて、連結にあたっては第1連結金具
7の突出部分で第2連結金具7の挟み片8aをこじり起
すようにして差し込む手間が必要である。したがって、
これらの理由により、隣接する反射板相互の連結作業が
面倒であるという問題がある。
【0009】しかも、反射板1、2の側縁6の側縁立上
がり部6bの上端は、板金の切断面(エッジ)が露出し
ているので、既述の連結作業等において、作業者が側縁
立上がり部5bのエッジに触れて傷付けられる恐れが高
いという問題もある。
【0010】また、隣接する反射板1、2は、その幅方
向両側の側縁6において第1、第2連結金具7、8を介
して連結されるだけであるから、反射板1、2の連結が
強固ではなく、連結された一方の第1、第2連結金具
7、8を中心に反射板1、2が開いたり、反射板1、2
の突き合わされた接合部を上げるような反射板1、2の
動きを許したり、或いは前記接合部が下がるような反射
板1、2の動きを許したりし易いという問題がある。し
かも、適正に反射板1、2が突き合わされている場合に
あっても、その接合部分に形成される若干の隙間を通し
て光漏れを生じるので、接合部の隙間が目立ち易いとい
う問題もある。
【0011】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、反射板の部品点数および製作上の工数を少
なくでき、反射板をカラー鋼板製とすることも可能であ
るとともに、隣接する反射板相互の連結を強固かつ容易
にでき、そして、この連結作業において作業者が傷を負
う恐れを少なくでき、しかも、接合部の隙間を目立たな
くできる連結形蛍光灯照明器具を提供することにある。
【0012】また、本発明が解決しようとする第2の課
題は、前記第1の課題を解決するにあたり、連結作業を
より容易にできる連結形蛍光灯照明器具を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、直管形けい光
ランプが収容されるとともに、このランプの軸方向に延
びるように並べて連結される反射板を複数備え、これら
反射板が、その両端部に前記ランプを支持するランプソ
ケットが通されるソケット通し溝を有して前記ランプの
上側に位置される天板と、この天板の両側縁から夫々斜
め下方に開いて折り曲げられ前記ランプの側方に位置さ
れるとともに下縁に側縁を有した側板とを備えてなる連
結形蛍光灯照明器具を前提とする。
【0014】そして、前記第1の課題を解決するために
請求項1の発明は、前記側縁を、前記側板の下縁から折
り曲げられて外側に張り出す側縁ベースと、このベース
の先端から断面略逆U字状をなして折り曲げられて上向
きに突出した側縁逆U字状部とから形成し、隣接する反
射板相互を連結する連結金具を備え、この金具が、前記
ソケット通し溝の奥行き寸法に対しそれ以上でかつ2倍
以下の幅を有して、前記隣接する反射板相互の接合部を
外面から覆って設置される金具本体と、この本体の一端
に設けられ前記ソケット通し溝の奥行き方向に沿う側部
溝縁に嵌合するU字状断面の第1連結部と、前記金具本
体の他端に設けられ前記側縁ベース上に重ねられる基板
部およびこの基板部から上向きに折り曲げられて前記側
縁逆U字状部に嵌入される起立板部を有した第2連結部
とを備えてなり、前記第1連結部を前記隣接する反射板
の相連続する前記ソケット通し溝の側部溝縁に渡って嵌
合し、かつ、前記第2連結部の基板部を前記隣接する反
射板の相連続する側板部ベース部に渡って重ねるととも
に、前記第2連結部の起立板部を前記隣接する反射板の
相連続する側縁逆U字状部に渡って嵌入させて、前記連
結金具を介して前記隣接する反射板相互を連結してなる
ことを特徴としている。
【0015】この発明において、連結金具を用いて隣接
する反射板を連結するには、まず、隣接される反射板の
一方の端部に連結金具を取付ける。この取付けは、連結
金具を前記一方の反射板の端部外面に重ねながら、その
第1連結部を前記一方の反射板端部に設けられたソケッ
ト通し溝の側部溝縁に嵌合するとともに、第2連結部を
前記一方の反射板における側縁に重ね、その際、第2連
結部の起立板部を前記側縁の側縁逆U字状部内に嵌入さ
せるて行う。
【0016】このような前記一方の反射板への連結金具
の取付けにおいて、この連結金具は、その幅方向一側縁
がソケット通し溝の奥端に当たることにより位置決めさ
れる。それによって、連結金具の幅方向他端縁側を、前
記一方の反射板の端部よりも突出させて、連結金具が前
記一方の反射板の端部に取付けられる。
【0017】次に、他方の反射板を前記連結金具の突出
部分の裏面に重なるように前記一方の反射板に端面に突
き合わせる。その際、前記他方の反射板の端部に設けら
れたソケット通し溝の側部溝縁を、連結金具の第1連結
部に嵌入させるとともに、連結金具の第2連結部を前記
他方の反射板における側縁に重ねて、その起立板部を前
記側縁の側縁逆U字状部内に嵌入させる。
【0018】こうして連結金具は隣接する反射板の接合
部をその外面から覆って配置されて、これら反射板を連
結する。
【0019】したがって、この照明器具は、隣接する反
射板を連結するのに2個の連結金具を用いるだけでよ
い。しかも、この金具を反射板にスポット溶接などで固
定する必要がなく、それにより、特に、反射板がカラー
鋼板製である場合であっても、反射板に対する連結金具
の取付け部分が加熱されて変色することがない。
【0020】そして、前記構成の連結金具を用いて隣接
する反射板を以上のようにして連結するので、反射板の
端部の構成を同じにでき、その方向性をなくすことがで
きる。しかも、既述のようにU字状断面をなす第1連結
部の内側に前記側部溝縁を嵌合させるとともに、反射板
の側縁逆U字状部に第2連結部の起立板部を嵌合させ
て、隣接する反射板相互を連結するので、その作業にお
いてこじ開けながら差し込みを行う手間を余儀なくされ
ることがない。
【0021】さらに、第1、第2連結部を反射板に夫々
嵌合させて設けられる連結金具は、反射板のソケット通
し溝から側縁に渡って配置されて、隣接する反射板を連
結するので、反射板相互の連結強度が高められる。
【0022】その上、連結金具は、前記取付けにより連
結された反射板の接合部をその外面から覆い隠すから、
接合部を通しての光り漏れを防止する。
【0023】しかも、反射板の側縁は側縁逆U字状部を
有していて、そのエッジは側縁ベースに対向しているか
ら、反射板の取扱い作業中に前記エッジに手が触れるこ
とがない。
【0024】また、前記第2の課題を解決するために請
求項2の発明は、前記第2連結部の基板部の両端に、少
なくとも先端部が斜め上向きに傾斜する傾斜突出片を夫
々設けたものである。
【0025】この発明において、第2連結部の傾斜突出
片は、第2連結部を反射板の側縁に挿入する際に、第2
連結部が側縁の端面に突き当たることを防止するガイド
として使用される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。第1の実施の形態に
係る天井埋め込み式の連結形蛍光灯照明器具は、図1に
示されるように複数台例えば2台の照明器具を後述の連
結金具を介して連結してなるものである。
【0027】一方の照明器具は、器具本体11と、一対
のランプソケット12と、一対の反射板ホルダ13と、
反射板14と、例えば1本の直管形けい光ランプ15と
を備えている。同様に他方の照明器具も、器具本体16
と、一対のランプソケット17と、一対の反射板ホルダ
18と、反射板19と、例えば1本の直管形けい光ラン
プ20とを備えている。
【0028】板金製の各器具本体11、16はけい光ラ
ンプ15、20の長さに対応した長細い箱状をなし、そ
の下面は開放されており、また、内部には図示しない放
電灯安定器などの電気部品が取付けられている。器具本
体11の長手方向両端部には、その下方に突出するラン
プソケット12がソケット取付け金具を介して夫々取付
けられ、同様に器具本体16の長手方向両端部にも、そ
の下方に突出するランプソケット17がソケット取付け
金具を介して夫々取付けられている。そして、器具本体
11の長手方向両端部側2か所には夫々板金製の反射板
ホルダ13が固定され、同様に器具本体16の長手方向
両端部側2か所にも夫々板金製の反射板ホルダ18が固
定されている。これらのホルダ13、18は器具本体1
1、16をその幅方向に横断して連結されるベース部の
両端から夫々直角下方に折り曲げられたアーム部とから
略コ字形状をなしている。
【0029】けい光ランプ15、20を収容する長尺状
の各反射板14、19は、板金製、例えばカラー鋼板製
(なお、後述の端板を除く)であって、図2および図3
に示されるように天板21と、一対の側板22とを備え
ている。これら天板21および側板22は反射板14、
19の本体をなす。
【0030】天板21はけい光ランプ15、20の上側
に水平に位置されるものであって、その長手方向両端部
には夫々ソケット通し溝23が設けられている。ソケッ
ト通し溝23は、天板21の長手方向両端部を切欠くこ
とによって形成されたものであり、天板21の長手方向
両端に開放されている。天板21は左右(長手方向)お
よび前後(幅方向)に対称の形状をなしている。
【0031】一対の側板22は、天板21の両側縁から
夫々斜め下方に開いて折り曲げられてけい光ランプ1
5、20の側方に位置されるものであって、その下縁に
は側縁24が設けられている。この側縁24は側板22
の下縁から外側に張り出して折り曲げられた水平な側縁
ベース24aと、このベース24aから折り曲げられて
上向きに突出した側縁逆U字状部24bとから形成され
ている。
【0032】側縁逆U字状部24bは断面略逆U字状を
なしており、その下向きに折り返された先端は側板ベー
ス24aに対向されている。この側縁逆U字状部24b
の内側に形成される隙間の幅A(図2および図3参照)
は後述する連結金具の板厚と同様である。
【0033】また、この実施の形態では反射板の使用数
が2個であって、使用される反射板14、19は、これ
らを連結してなる反射板構体の長手方向両端に配置され
る反射板に相当するので、反射板14、19は夫々一つ
の板金製端板25(図1参照)を備えている。この端板
25は反射板14、19の長手方向の一端を塞いで取付
けられている。そのため、天板21に形成されたソケッ
ト通し溝23の一方は、その開放端を端板25により塞
がれている。そして、端板25はその下縁から折り曲げ
形成された端板側縁26を有している。この側縁26は
前記側縁24と同様な構造であって、側縁24の一端に
連続されている。
【0034】前記反射板14、19のうちの一方の反射
板14は、器具本体11に固定される。この固定は、反
射板14の天板21を上向きに挿通するねじ27(図1
参照)を反射板ホルダ13のベース部に螺合して行われ
る。その際、反射板ホルダ13は、反射板14を幅方向
に跨ぎ、その一対のアーム部の折り曲げ端部が側縁逆U
字状部24bの下向きに折り返された先端に引っ掛けら
れて反射板14を幅方向からも支持するようになってい
る。同様に、他方の反射板19は、器具本体16に固定
される。この固定は、反射板19の天板21を上向きに
挿通するねじ28(図1参照)を反射板ホルダ18のベ
ース部に螺合して行われる。その際、反射板ホルダ18
は、反射板19を幅方向に跨ぎ、その一対のアーム部の
折り曲げ端部が側縁逆U字状部24bの下向きに折り返
された先端に引っ掛けられて反射板19を幅方向からも
支持するようになっている。こうした器具本体11、1
6とそれに対応する反射板14、19との組立てによ
り、ランプソケット12、17はソケット通し溝23を
通って反射板14、19内に突出されて、この内部でけ
い光ランプ15、20を夫々別々に両端支持するように
なっている。
【0035】反射板14、19はけい光ランプ15、2
0の軸方向に延びるように並べて設けられ、一対の連結
金具29を介して互いに連結される。次に、これら連結
金具29とそれによる連結について図2〜図4を参照し
て説明する。
【0036】連結金具29は、金具本体30と、第1連
結部31と、第2連結部32とを備えている。
【0037】金具本体30は前記ソケット通し溝23の
奥行き寸法Bに対しそれ以上でかつ2倍以下の幅Cを有
している。なお、この実施の形態では、相連続するソケ
ット通し溝23の奥端23b間に金具本体30を挟持し
て連結金具29を動き止めし、連結強度をより向上させ
るために、金具本体30の幅Cを奥行き寸法Bの2倍と
してある。金具本体30は、反射板14、19の幅方向
におけるソケット通し溝23の側部溝縁23a(これは
反射板14または19の長手方向、言い換えれば、ソケ
ット通し溝23の奥行き方向に延びている。)から側縁
24bに渡る端部部分の外面形状に沿う形状、つまり、
図4(B)に示されるように側面視略Z字状をなしてい
る。
【0038】第1連結部31は、金具本体30の一端縁
を裏面側に向けて折り返すことによりU字状断面をなし
て金具本体30の一端に形成されている。この連結部3
1は前記側部溝縁23aに嵌合されるものであって、そ
の折り返し片の長手方向両端部は図4(A)に示される
ように円弧状に丸められている。こうした面取り31a
を有することにより、側部溝縁23aへの第1連結部3
1の嵌合をガイドでき、それにより、前記嵌合作業を容
易にできるようにしてある。なお、この面取り31aは
省略してもよい。
【0039】第2連結部32は金具本体30の他端に設
けられている。この連結部32は、金具本体30の他端
から折り曲げられた水平状の基板部33と、この基板部
33の先端から直角上方に折り曲げられた起立板部34
と、基板部33の両側に一体に突設された傾斜突出片3
5とから形成されている。
【0040】基板部33および一対の傾斜突出片35は
前記側縁ベース24a上に重ねられるものである。起立
板部34は前記側縁逆U字状部24bの内側に嵌入され
るものであって、その高さは側縁逆U字状部24bの高
さよりも少し短いとともに、この起立板部34の両側部
は図4(C)等に示されるように円弧状に丸められてい
る。こうした面取り34aを有することにより、側縁逆
U字状部24bへの起立板部34の嵌入をガイドでき、
それにより、前記嵌入作業を容易にできるようにしてあ
る。なお、この面取り34aは省略してもよい。傾斜突
出片35は略V字状をなすものであって、その先端部は
斜め上向きに傾斜している。
【0041】前記構成の連結金具29により隣接する反
射板14、19を連結する手順を説明する。
【0042】まず、隣接される反射板14、19の内の
一方の開放された端部、例えば反射板14の開放された
端部に、一対の連結金具29を取付ける。これらの取付
けは、連結金具29を反射板14の開放された端部外面
に重ねながら、その第1連結部31を反射板14のソケ
ット通し溝23の側部溝縁23aに嵌合するとともに、
第2連結部32を反射板14における側縁24に重ね、
その際、第2連結部32の起立板部34を側縁24の側
縁逆U字状部24b内に嵌入させる。
【0043】こうした反射板14への連結金具29の取
付けにおいて、連結金具29は、その幅方向一側縁がソ
ケット通し溝23の奥端23bに当たることにより位置
決めされる。それによって、連結金具29はその幅方向
他端縁側を、反射板14の端部よりも突出して取付けら
れる。
【0044】次に、他方の反射板19を、一方の反射板
14に取付けられた連結金具29の突出部分の裏面に重
なるように反射板14に端面に突き合わせる。その際、
反射板19の端部に設けられたソケット通し溝23の側
部溝縁23aを、連結金具29の第1連結部31に嵌入
させるとともに、連結金具29の第2連結部32を反射
板14の側縁24に重ねて、その起立板部34を側縁2
4の側縁逆U字状部24b内に嵌入させる。
【0045】こうして装着される一対の連結金具29
は、端面を互いに突き合わせて隣接する反射板14、1
9の接合部を、その外面から覆って配置されて、これら
反射板14、19を連結する。この連結状態は図3に示
されており、連結された反射板14、19間においてソ
ケット通し溝23は互いに連続して四角いソケット通孔
を形成する。
【0046】この連結により形成される反射板構体は、
既述のように反射板ホルダ13、18を介して器具本体
11、16に支持され、しかも、これらの組立て体は図
示しない天井面に設けた細長い器具取付け開口に挿入さ
れ、この開口の縁部に前記側縁24および端板側縁26
を当てた状態で、天井に埋め込み固定されるものであ
る。
【0047】前記のように隣接する反射板14、19が
連結された連結形蛍光灯照明器具は、隣接する反射板1
4、19を連結するのに2個の連結金具29を用いるだ
けでよく、それにより、連結に要する部品点数を少なく
できる。しかも、これら連結金具29を反射板14、1
9にスポット溶接などで固定する必要がないので、反射
板14、19を容易に作ることができる。これらの理由
により、反射板構体を安価に得ることができ、それに伴
い照明器具のコストを下げることができる。
【0048】また、既述のように反射板14、19に連
結金具29をスポット溶接しないので、カラ−鋼板製の
反射板14、19の連結金具29が取付けられる部分が
加熱されて変色することがない。したがって、この実施
の形態のように反射板14、19にカラー鋼板製のもの
を採用でき、それにより、前記反射板14、19に対す
る塗装作業を省略できる。なお、本発明において反射板
14、19はカラー鋼板に代えて、成形後に塗装を施す
板金製としてもよい。
【0049】そして、前記構成の連結金具29を用いて
隣接する反射板14、19を連結するので、反射板1
4、19の端部の構成を同じにでき、その方向性をなく
すことができる。しかも、既述のようにU字状断面をな
す第1連結部31の内側にソケット通し部23の側部溝
縁23aを嵌入させるとともに、反射板14、19の側
縁逆U字状部24bに第2連結部32の起立板部34を
嵌合させて、隣接する反射板14、19相互を連結する
ので、この連結作業においてこじ開けながら差し込みを
行う手間を余儀なくされることがない。したがって、隣
接する反射板14、19の連結作業を容易に行うことが
できる。
【0050】さらに、連結金具29は、その両端の第
1、第2連結部31、32を反射板14、19に夫々嵌
合させて、反射板14、19のソケット通し溝23から
側縁24に渡って設けられて、隣接する反射板14、1
9を連結するので、前記各嵌合箇所による保持力で連結
金具29が反射板14、19の端部から不用意に抜け外
れることを防止できる。さらに、連続されたソケット通
し溝23の側部溝縁23aに渡る第1嵌合部31の嵌合
と、同じく連続された側縁逆U字状部24bに渡る第2
嵌合部32の嵌合とにより、連結された反射板14、1
9がその突き合わされた一方の側縁24の端面の接合部
を中心に開いたり、反射板14、19の突き合わされた
接合部を上げるような反射板14、19の動きや、前記
接合部が下がるような反射板14、19の動きを防止で
きる。しかも、前記のように連結金具29は反射板1
4、19のソケット通し溝23から側縁24に渡って配
置されるので、互いに端面を突き合わせて隣接される反
射板14、19の面一度を高めることができる。
【0051】そのため、反射板14、19相互の連結強
度を高くでき、極めて安定したものとでき、かつ、連結
状態の収まりも向上できる。
【0052】なお、本発明において連結金具29は弾性
を有する金属板で形成するとよい。連結金具29を例え
ばステンレス等の板ばね製とする場合には、それを既述
のように取付けたときに、反射板14、19の突き合わ
された端部外面に金具本体30を良好になじませ得、そ
れにより、両反射板14、19の面一度をより向上させ
て反射板14、19を連結できる。
【0053】また、以上のように連結金具29は、反射
板14、19の接合部をその外面から覆い隠し前記接合
部外面に面接触して設置されるため、適正に反射板1
4、19が突き合わされている場合であっても、その接
合部分に形成される若干の隙間を通しての光漏れを防止
できる。したがって、接合部の隙間を目立ちずらくでき
る。
【0054】しかも、反射板14、19の側縁24は側
縁逆U字状部24bを有していて、そのエッジは側縁ベ
ース24aに対向しているから、前記連結作業等におけ
る反射板14、19の取扱い作業中に前記エッジに手が
触れることがない。それにより、エッジで手が傷を受け
ることを防止できるとともに、取扱いが容易となるの
で、連結作業性の向上にも貢献できる。
【0055】また、連結金具29の第2連結部32の基
板部33の両端に、少なくとも先端部が斜め上向きに傾
斜する傾斜突出片35を夫々設けたから、前記連結作業
において第2連結部32を側縁24に挿入させる際に、
傾斜突出片35を第2連結部32が側縁の側縁24の端
面に突き当たることを防止するガイドとして使用でき
る。それにより、第2連結部32を反射板14、19の
側縁24に円滑に挿入でき、隣接する反射板14、19
相互の連結作業をより容易に実施できる。
【0056】なお、この実施の形態では傾斜突出片35
が略V字状であるので、起立板部34が側縁逆U字状部
24bに嵌入されるに伴い基板部33が側縁ベース24
aに押し付けられると同時に、傾斜突出片35は弾性変
形する。そのため、側縁24に対する連結金具29の第
2連結部32の嵌合がより強固となって、連結強度をよ
り向上させることができる。
【0057】なお、本発明は前記第1の実施の形態には
制約されない。例えば、本発明は反射板が3個以上連結
される連結形照明器具にも適用でき、その場合、両端に
位置される反射板間に配置される中間の反射板には、両
端に端板を備えないものを使用すればよい。また、請求
項1の発明において第2連結部の傾斜突出片は省略して
もよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳記した本発明によれば、次の効果
を有する。
【0059】請求項1の発明に係る連結形蛍光灯照明器
具によれば、隣接する反射板を連結するのに2個の連結
金具を用いるだけでよいので、反射板の部品点数を少な
くできるとともに、これら連結金具を反射板にスポット
溶接などで固定する必要がないから、反射板を製作する
上での工数も少なくできる。そして、連結金具の取付け
にあたりスポット溶接が不要であるから、必要により反
射板をカラー鋼板製とすることもできる。また、反射板
の端部の構成が同じであって方向性がないことと相俟っ
て、隣接する反射板相互の連結作業においてこじ開けな
がら差し込みを行う手間を要しないから、反射板相互を
容易に連結できる。さらに、連結金具はその両連結部を
反射板のソケット通し溝と側縁とに夫々嵌合して設けら
れるので、反射板相互の連結強度を高めることができる
とともに、連結された反射板の接合部を通しての光り漏
れを連結金具により防止して、前記接合部の隙間を目立
たなくできる。しかも、反射板の側縁は側縁逆U字状部
を有するから、反射板の取扱い作業中において側縁のエ
ッジにより作業者が傷を負う恐れを少なくできる。
【0060】また、請求項2の発明に係る連結形蛍光灯
照明器具によれば、第2連結部を反射板の側縁に挿入す
る際に、この第2連結部の傾斜突出片で第2連結端部が
側縁の端面に突き当たらないようにガイドできるから、
隣接する反射板相互の連結作業をより容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る連結形蛍光灯
照明器具全体の構成を分解して示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る連結形蛍光灯照明器具
の反射板連結構造を分解して示す斜視図。
【図3】第1の実施の形態に係る連結形蛍光灯照明器具
の反射板連結構造を示す斜視図。
【図4】(A)は第1の実施の形態に係る連結形蛍光灯
照明器具が備える連結金具の構成を示す背面図。(B)
は第1の実施の形態に係る連結形蛍光灯照明器具が備え
る連結金具の構成を示す側面図。(C)は第1の実施の
形態に係る連結形蛍光灯照明器具が備える連結金具の構
成を示す正面図。
【図5】従来例に係る連結形蛍光灯照明器具の反射板連
結構造を示す斜視図。
【符号の説明】
12、17…ランプソケット、 14、19…反射板、 15、20…けい光ランプ、 21…天板、 22…側板、 23…ソケット通し溝、 23a…ソケット通し溝の側部溝縁、 24…側板の側縁、 24a…側縁ベース、 24b…側縁逆U字状部、 29…連結金具、 30…金具本体、 31…第1連結部、 32…第2連結部、 33…基板部、 34…起立板部、 35…傾斜突出片、 B…ソケット通し溝の奥行き寸法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直管形けい光ランプが収容されるととも
    に、このランプの軸方向に延びるように並べて連結され
    る反射板を複数備え、これら反射板が、その両端部に前
    記ランプを支持するランプソケットが通されるソケット
    通し溝を有して前記ランプの上側に位置される天板と、
    この天板の両側縁から夫々斜め下方に開いて折り曲げら
    れ前記ランプの側方に位置されるとともに下縁に側縁を
    有した側板とを備えてなる連結形蛍光灯照明器具におい
    て、 前記側縁を、前記側板の下縁から折り曲げられて外側に
    張り出す側縁ベースと、このベースの先端から断面略逆
    U字状をなして折り曲げられて上向きに突出した側縁逆
    U字状部とから形成し、 隣接する反射板相互を連結する連結金具を備え、 この金具が、前記ソケット通し溝の奥行き寸法に対しそ
    れ以上でかつ2倍以下の幅を有して、前記隣接する反射
    板相互の接合部を外面から覆って設置される金具本体
    と、この本体の一端に設けられ前記ソケット通し溝の奥
    行き方向に沿う側部溝縁に嵌合するU字状断面の第1連
    結部と、前記金具本体の他端に設けられ前記側縁ベース
    上に重ねられる基板部およびこの基板部から上向きに折
    り曲げられて前記側縁逆U字状部に嵌入される起立板部
    を有した第2連結部とを備えてなり、 前記第1連結部を前記隣接する反射板の相連続する前記
    ソケット通し溝の側部溝縁に渡って嵌合し、かつ、前記
    第2連結部の基板部を前記隣接する反射板の相連続する
    側板部ベース部に渡って重ねるとともに、前記第2連結
    部の起立板部を前記隣接する反射板の相連続する側縁逆
    U字状部に渡って嵌入させて、前記連結金具を介して前
    記隣接する反射板相互を連結してなることを特徴とする
    連結形蛍光灯照明器具。
  2. 【請求項2】前記第2連結部の基板部の両端に、少なく
    とも先端部が斜め上向きに傾斜する傾斜突出片を夫々設
    けたことを特徴とする前記請求項1に記載の連結形蛍光
    灯照明器具。
JP7334672A 1995-12-22 1995-12-22 連結形蛍光灯照明器具 Pending JPH09180531A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003046434A1 (en) * 2001-11-29 2003-06-05 Eveready Battery Company, Inc An improved user assembled flashlight
KR100889496B1 (ko) * 2007-03-30 2009-03-23 (주)하이룩스 형광등기구

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WO2003046434A1 (en) * 2001-11-29 2003-06-05 Eveready Battery Company, Inc An improved user assembled flashlight
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