JPH09180391A - フレキシブル磁気記録ディスク接着用両面粘着テープ - Google Patents
フレキシブル磁気記録ディスク接着用両面粘着テープInfo
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- JPH09180391A JPH09180391A JP33957195A JP33957195A JPH09180391A JP H09180391 A JPH09180391 A JP H09180391A JP 33957195 A JP33957195 A JP 33957195A JP 33957195 A JP33957195 A JP 33957195A JP H09180391 A JPH09180391 A JP H09180391A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】良好な打ち抜き加工性を維持しながらセンター
コアとの充分な接着力を有し、しかもセパレーターとの
剥離が容易でフレキシブル磁気記録ディスクとの貼り合
わせ作業のスピード化により生産性の向上を図ることが
できる優れたフレキシブル磁気記録ディスク接着用両面
粘着テープを提供することを目的とする。 【解決手段】リング状のテープ基材1と、このテープ基
材1の表裏両面にそれぞれリング表面および裏面に沿っ
て形成されたリング状の粘着剤層2,3とを備えた3層
構造であるリング状の両面粘着テープ4が、セパレータ
ー5の片面に仮着されてなるフレキシブル磁気記録ディ
スク接着用両面粘着テープである。しかも、上記リング
状の両面粘着テープ4のセパレーター5側接着面の表面
粗さが0.15以下であり、上記両面粘着テープ4の他
方の接着面の表面粗さが1.10〜1.85である。
コアとの充分な接着力を有し、しかもセパレーターとの
剥離が容易でフレキシブル磁気記録ディスクとの貼り合
わせ作業のスピード化により生産性の向上を図ることが
できる優れたフレキシブル磁気記録ディスク接着用両面
粘着テープを提供することを目的とする。 【解決手段】リング状のテープ基材1と、このテープ基
材1の表裏両面にそれぞれリング表面および裏面に沿っ
て形成されたリング状の粘着剤層2,3とを備えた3層
構造であるリング状の両面粘着テープ4が、セパレータ
ー5の片面に仮着されてなるフレキシブル磁気記録ディ
スク接着用両面粘着テープである。しかも、上記リング
状の両面粘着テープ4のセパレーター5側接着面の表面
粗さが0.15以下であり、上記両面粘着テープ4の他
方の接着面の表面粗さが1.10〜1.85である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器用磁気フ
ロッピーディスクを構成するフレキシブル磁気記録ディ
スクと、センターコアとを接着するためのフレキシブル
磁気記録ディスク用両面粘着テープに関するものであ
る。
ロッピーディスクを構成するフレキシブル磁気記録ディ
スクと、センターコアとを接着するためのフレキシブル
磁気記録ディスク用両面粘着テープに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】3.5インチ以下の小型フレキシブル磁
気記録ディスクは、記録密度が高いため、キャッチング
精度(ディスク上のデータを正確にキャッチするための
位置精度)をこれまで以上に高める必要がある。このた
め、上記小型フレキシブル磁気記録ディスクには、その
中央に設けられた孔に金属製のセンターコアが嵌合され
固定されている。
気記録ディスクは、記録密度が高いため、キャッチング
精度(ディスク上のデータを正確にキャッチするための
位置精度)をこれまで以上に高める必要がある。このた
め、上記小型フレキシブル磁気記録ディスクには、その
中央に設けられた孔に金属製のセンターコアが嵌合され
固定されている。
【0003】上記フレキシブル磁気記録ディスク孔にセ
ンターコアを嵌合・固定する方法としては、ディスク孔
の内周縁に沿った環状部分と、センターコアの外周縁に
沿った環状部分とを接着する必要がある。この接着方法
としては、例えば、従来から下記に示す方法が採用され
ている。
ンターコアを嵌合・固定する方法としては、ディスク孔
の内周縁に沿った環状部分と、センターコアの外周縁に
沿った環状部分とを接着する必要がある。この接着方法
としては、例えば、従来から下記に示す方法が採用され
ている。
【0004】基材に、粘着剤を塗布または含浸させた
両面シートをリング状に打ち抜いて作製した接着リング
を用い、この接着リングを介して接着する方法。 接着剤自体のシートをリング状に打ち抜いて接着リン
グを介して接着する方法。 フレキシブル磁気記録ディスクと、センターコアとの
接着部分に液状接着剤を塗布して接着帯を形成し、この
接着帯を介して接着する方法。
両面シートをリング状に打ち抜いて作製した接着リング
を用い、この接着リングを介して接着する方法。 接着剤自体のシートをリング状に打ち抜いて接着リン
グを介して接着する方法。 フレキシブル磁気記録ディスクと、センターコアとの
接着部分に液状接着剤を塗布して接着帯を形成し、この
接着帯を介して接着する方法。
【0005】このうち、フレキシブル磁気記録ディスク
とセンターコアとの貼り合わせが瞬時にでき、固定治具
が不要であり、生産性の面で有利である等の理由によ
り、およびの方法に比べて、の両面粘着テープを
使用する方法が主流となっている。
とセンターコアとの貼り合わせが瞬時にでき、固定治具
が不要であり、生産性の面で有利である等の理由によ
り、およびの方法に比べて、の両面粘着テープを
使用する方法が主流となっている。
【0006】ところで、上記両面粘着テープを、フレキ
シブル磁気記録ディスクとセンターコアとの接着のため
に使用するには、その使用目的に適するように、まず、
両面粘着テープをリング状にカットする必要があり、し
かも精密な作業性および良好な再現性が必要とされる。
このリング状にカットされた両面粘着テープは、図9に
示すように、基材21を介してその両面にそれぞれ粘着
剤層22、23が形成された構成であり、この構成から
なる両面粘着テープ24は粘着剤層23を介してセパレ
ーター25に仮着されている。この両面粘着テープは、
図10に示す工程によって作製される。まず、両面粘着
テープ24の粘着剤層22に打ち抜き加工用紙セパレー
ター28を貼りながら、略円柱状のロータリー式金型2
7(リング状打ち抜き穴30を有する)をあてて両面粘
着テープ24をリング状に打ち抜く。ついで、打ち抜き
加工用紙セパレーター28を両面粘着テープ24の粘着
剤層22から剥離し、両面粘着テープ24をリング状に
加工する。
シブル磁気記録ディスクとセンターコアとの接着のため
に使用するには、その使用目的に適するように、まず、
両面粘着テープをリング状にカットする必要があり、し
かも精密な作業性および良好な再現性が必要とされる。
このリング状にカットされた両面粘着テープは、図9に
示すように、基材21を介してその両面にそれぞれ粘着
剤層22、23が形成された構成であり、この構成から
なる両面粘着テープ24は粘着剤層23を介してセパレ
ーター25に仮着されている。この両面粘着テープは、
図10に示す工程によって作製される。まず、両面粘着
テープ24の粘着剤層22に打ち抜き加工用紙セパレー
ター28を貼りながら、略円柱状のロータリー式金型2
7(リング状打ち抜き穴30を有する)をあてて両面粘
着テープ24をリング状に打ち抜く。ついで、打ち抜き
加工用紙セパレーター28を両面粘着テープ24の粘着
剤層22から剥離し、両面粘着テープ24をリング状に
加工する。
【0007】そして、このリング状に加工した両面粘着
テープを用いて、フレキシブル磁気記録ディスクとセン
ターコアとを接着する際には、図11に示すように、ま
ず、両面粘着テープ24の粘着剤層22にセンターコア
29を貼り合わせ、ついでセパレーター25を上記両面
粘着テープ24から剥離し、この露出した粘着剤層23
にフレキシブル磁気記録ディスク(図示せず)を貼り合
わす。
テープを用いて、フレキシブル磁気記録ディスクとセン
ターコアとを接着する際には、図11に示すように、ま
ず、両面粘着テープ24の粘着剤層22にセンターコア
29を貼り合わせ、ついでセパレーター25を上記両面
粘着テープ24から剥離し、この露出した粘着剤層23
にフレキシブル磁気記録ディスク(図示せず)を貼り合
わす。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の両面粘着テープ24は、その製造時において打ち抜
き加工用紙セパレーター28が両面粘着テープ24から
剥離しやすいように、あらかじめ両面粘着テープ24の
接着剤層22を粗面加工しているため、上記センターコ
ア29と粘着剤層22とを貼り合わせる際の接着力に劣
る。そのため、セパレーター25を粘着剤層23から剥
離する工程で両面粘着テープ24がセパレーター25か
ら剥離せず、図12に示すように、両面粘着テープ24
がセパレーター25と接着したままの状態で、センター
コア29から剥離するという問題が生じる。したがっ
て、貼り合わせ作業のスピード化を図ることができず、
生産性が低いという課題を有していた。
来の両面粘着テープ24は、その製造時において打ち抜
き加工用紙セパレーター28が両面粘着テープ24から
剥離しやすいように、あらかじめ両面粘着テープ24の
接着剤層22を粗面加工しているため、上記センターコ
ア29と粘着剤層22とを貼り合わせる際の接着力に劣
る。そのため、セパレーター25を粘着剤層23から剥
離する工程で両面粘着テープ24がセパレーター25か
ら剥離せず、図12に示すように、両面粘着テープ24
がセパレーター25と接着したままの状態で、センター
コア29から剥離するという問題が生じる。したがっ
て、貼り合わせ作業のスピード化を図ることができず、
生産性が低いという課題を有していた。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、良好な打ち抜き加工性を維持しながらセンター
コアとの充分な接着力を有し、しかもセパレーターとの
剥離が容易でフレキシブル磁気記録ディスクとの貼り合
わせ作業のスピード化により生産性の向上を図ることが
できる優れたフレキシブル磁気記録ディスク接着用両面
粘着テープを提供することを目的とする。
もので、良好な打ち抜き加工性を維持しながらセンター
コアとの充分な接着力を有し、しかもセパレーターとの
剥離が容易でフレキシブル磁気記録ディスクとの貼り合
わせ作業のスピード化により生産性の向上を図ることが
できる優れたフレキシブル磁気記録ディスク接着用両面
粘着テープを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のフレキシブル磁気記録ディスク接着用両面
粘着テープは、セパレーターの片面にリング状の両面粘
着テープが仮着されてなるフレキシブル磁気記録ディス
ク接着用両面粘着テープであって、上記リング状の両面
粘着テープのセパレーター側接着面の表面粗さが0.1
5以下であり、上記両面粘着テープの他方の接着面の表
面粗さが1.10〜1.85であるという構成をとる。
め、本発明のフレキシブル磁気記録ディスク接着用両面
粘着テープは、セパレーターの片面にリング状の両面粘
着テープが仮着されてなるフレキシブル磁気記録ディス
ク接着用両面粘着テープであって、上記リング状の両面
粘着テープのセパレーター側接着面の表面粗さが0.1
5以下であり、上記両面粘着テープの他方の接着面の表
面粗さが1.10〜1.85であるという構成をとる。
【0011】ここで、「表面粗さ」は、凸凹に直角な平
面で切断したとき、その切り口に現れる輪郭(これを断
面曲線という)から、所定の波長より長い表面うねり成
分をカットオフした粗さ曲線より求められる。本発明に
おける「表面粗さ」の測定は、JIS B 0601−
1982に準ずる方法で行った。測定条件は、駆動速
度:0.3mm/s、CUT OFF:0.8mm、測
定長さ:4mm、縦倍率:×2Kで行い、この測定条件
下での中心平均粗さRaを求めた。すなわち、本発明で
いう「表面粗さ」とは、この中心平均粗さRaを意味す
る。
面で切断したとき、その切り口に現れる輪郭(これを断
面曲線という)から、所定の波長より長い表面うねり成
分をカットオフした粗さ曲線より求められる。本発明に
おける「表面粗さ」の測定は、JIS B 0601−
1982に準ずる方法で行った。測定条件は、駆動速
度:0.3mm/s、CUT OFF:0.8mm、測
定長さ:4mm、縦倍率:×2Kで行い、この測定条件
下での中心平均粗さRaを求めた。すなわち、本発明で
いう「表面粗さ」とは、この中心平均粗さRaを意味す
る。
【0012】また、「セパレーターの片面にリング状の
両面粘着テープが仮着されてなる」とは、リング状の両
面粘着テープとフレキシブル磁気記録ディスクとを接着
する際に、粘着剤がセパレーター側に残存せずリング状
の両面粘着テープからセパレーターが容易に剥離可能な
状態を意味する。
両面粘着テープが仮着されてなる」とは、リング状の両
面粘着テープとフレキシブル磁気記録ディスクとを接着
する際に、粘着剤がセパレーター側に残存せずリング状
の両面粘着テープからセパレーターが容易に剥離可能な
状態を意味する。
【0013】すなわち、本発明者らは、上記目的を達成
するために、まず、両面粘着テープのセパレーター側接
着面と反対側の接着面、すなわちセンターコアを接着す
る際の接着面(以下「第1の接着面」という)の表面粗
さについて一連の研究を重ねた。そして、この第1の接
着面の表面粗さとともに、もう一方の面である両面粘着
テープのセパレーター側接着面、すなわちフレキシブル
磁気記録ディスクを接着する際の接着面(以下「第2の
接着面」という)の表面粗さについても研究を重ねた。
つまり、この両面粘着テープが、打ち抜き加工性に優
れ、しかもセンターコアを接着するのに充分な接着力を
有するという条件と、センターコアと両面粘着テープと
を接着したままで両面粘着テープからセパレーターを容
易に剥離することができるという条件とを同時に満足さ
せうる特性(表面粗さ)を得るべく、上記双方のバラン
スを考慮して研究を重ねた。
するために、まず、両面粘着テープのセパレーター側接
着面と反対側の接着面、すなわちセンターコアを接着す
る際の接着面(以下「第1の接着面」という)の表面粗
さについて一連の研究を重ねた。そして、この第1の接
着面の表面粗さとともに、もう一方の面である両面粘着
テープのセパレーター側接着面、すなわちフレキシブル
磁気記録ディスクを接着する際の接着面(以下「第2の
接着面」という)の表面粗さについても研究を重ねた。
つまり、この両面粘着テープが、打ち抜き加工性に優
れ、しかもセンターコアを接着するのに充分な接着力を
有するという条件と、センターコアと両面粘着テープと
を接着したままで両面粘着テープからセパレーターを容
易に剥離することができるという条件とを同時に満足さ
せうる特性(表面粗さ)を得るべく、上記双方のバラン
スを考慮して研究を重ねた。
【0014】その結果、第1の接着面の表面粗さが1.
10〜1.85の範囲であれば、両面粘着テープをリン
グ状に加工した後、打ち抜き加工用紙セパレーターを剥
離する際の打ち抜き加工性に優れ、しかもセンターコア
を接着する際の充分な接着力を有することを見出した。
また、第2の接着面の表面粗さが0.15以下であれ
ば、センターコアと両面粘着テープとを接着したままの
状態でセパレーターから両面粘着テープを容易に剥離す
ることができ、しかも剥離後はフレキシブル磁気記録デ
ィスクとの充分な接着力を有することを見出し本発明に
到達した。
10〜1.85の範囲であれば、両面粘着テープをリン
グ状に加工した後、打ち抜き加工用紙セパレーターを剥
離する際の打ち抜き加工性に優れ、しかもセンターコア
を接着する際の充分な接着力を有することを見出した。
また、第2の接着面の表面粗さが0.15以下であれ
ば、センターコアと両面粘着テープとを接着したままの
状態でセパレーターから両面粘着テープを容易に剥離す
ることができ、しかも剥離後はフレキシブル磁気記録デ
ィスクとの充分な接着力を有することを見出し本発明に
到達した。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
しく説明する。
【0016】本発明のフレキシブル磁気記録ディスク接
着用両面粘着テープ(以下「両面粘着テープ」という)
は、図1および図2に示すように、リング状のテープ基
材1の表裏両面に、それぞれ表面粗さが1.10〜1.
85に調整してなるリング状の粘着剤層2および表面粗
さが0.15以下に調整してなるリング状の粘着剤層3
を有する3層構造からなる両面粘着テープ4と、離型処
理されたセパレーター5とから構成され、このセパレー
ター5の片面に、上記粘着剤層3を介して上記リング状
に加工された両面粘着テープ4が仮着されている。な
お、本発明における両面粘着テープは、基材1を有する
ものに限定されるものではなく、例えば、粘着テープの
両面において一方の面の表面粗さが1.10〜1.85
に調整され、他方の面の表面粗さが0.15以下に調整
された粘着テープであれば基材は必ずしも必要ではな
い。
着用両面粘着テープ(以下「両面粘着テープ」という)
は、図1および図2に示すように、リング状のテープ基
材1の表裏両面に、それぞれ表面粗さが1.10〜1.
85に調整してなるリング状の粘着剤層2および表面粗
さが0.15以下に調整してなるリング状の粘着剤層3
を有する3層構造からなる両面粘着テープ4と、離型処
理されたセパレーター5とから構成され、このセパレー
ター5の片面に、上記粘着剤層3を介して上記リング状
に加工された両面粘着テープ4が仮着されている。な
お、本発明における両面粘着テープは、基材1を有する
ものに限定されるものではなく、例えば、粘着テープの
両面において一方の面の表面粗さが1.10〜1.85
に調整され、他方の面の表面粗さが0.15以下に調整
された粘着テープであれば基材は必ずしも必要ではな
い。
【0017】上記テープ基材1としては、特に限定する
ものではなく、従来から両面粘着テープの基材として用
いられているものがあげられる。具体的には、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレン
テレフタレートフィルム、ポリエーテルケトンフィルム
等が好適に用いられる。
ものではなく、従来から両面粘着テープの基材として用
いられているものがあげられる。具体的には、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレン
テレフタレートフィルム、ポリエーテルケトンフィルム
等が好適に用いられる。
【0018】また、上記セパレーター5としては、特に
限定するものではないが、表面が平滑なプラスチックフ
ィルムが好ましい。具体的には、ポリエチレンテレフタ
レートフィルムやポリプロピレンフィルム等が好適に用
いられる。
限定するものではないが、表面が平滑なプラスチックフ
ィルムが好ましい。具体的には、ポリエチレンテレフタ
レートフィルムやポリプロピレンフィルム等が好適に用
いられる。
【0019】上記粘着剤層2、3を形成する粘着剤とし
ては、粘着剤層2、3の表面粗さを1.10〜1.85
(第1の接着面)、0.15以下(第2の接着面)とし
た各粘着剤面を保持できる粘着剤の弾性率を適正に選択
しなければならない。そこで、各粘着剤としては、スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(以下
「SBS」と称す)を主成分とし、かつ、SBSとして
はスチレン含有量が20〜60モル%のものが好適なも
のの一例としてあげられる。また、このSBSには種々
の添加剤を配合することができる。例えば、粘着付与
剤、軟化剤、可塑剤、老化防止剤等があげられる。これ
ら添加剤は、各々単独でもしくは2種以上併せて用いら
れる。
ては、粘着剤層2、3の表面粗さを1.10〜1.85
(第1の接着面)、0.15以下(第2の接着面)とし
た各粘着剤面を保持できる粘着剤の弾性率を適正に選択
しなければならない。そこで、各粘着剤としては、スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(以下
「SBS」と称す)を主成分とし、かつ、SBSとして
はスチレン含有量が20〜60モル%のものが好適なも
のの一例としてあげられる。また、このSBSには種々
の添加剤を配合することができる。例えば、粘着付与
剤、軟化剤、可塑剤、老化防止剤等があげられる。これ
ら添加剤は、各々単独でもしくは2種以上併せて用いら
れる。
【0020】上記粘着付与剤としては、ポリテルペン系
樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、脂環族系
石油樹脂、テルペンフェノール樹脂、水添ロジンエステ
ル系樹脂、クロマン樹脂、スチレン系樹脂等があげられ
る。
樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、脂環族系
石油樹脂、テルペンフェノール樹脂、水添ロジンエステ
ル系樹脂、クロマン樹脂、スチレン系樹脂等があげられ
る。
【0021】上記軟化剤としては、パラフィン系プロセ
スオイル、芳香族プロセスオイル等があげられる。
スオイル、芳香族プロセスオイル等があげられる。
【0022】上記可塑剤としては、ポリイソブチレン、
ポリブテン、液状ポリイソブチレン等の液状ゴムや、二
塩基酸エステル等があげられる。
ポリブテン、液状ポリイソブチレン等の液状ゴムや、二
塩基酸エステル等があげられる。
【0023】上記老化防止剤としては、フェノール系、
アミン系、ベンズイミダゾール系等の従来公知のものが
あげられる。
アミン系、ベンズイミダゾール系等の従来公知のものが
あげられる。
【0024】上記各種添加剤の配合量は、適宜に設定す
ることができるが、本発明に用いられる粘着剤の形成材
料としては、SBS100重量部(以下「部」と略す)
に対して、粘着付与剤を50〜100部、軟化剤を0.
5〜10部、可塑剤を5〜100部、老化防止剤を0.
5〜10部に設定することが好ましい。なお、本発明で
用いる両面粘着テープの粘着剤は上記組成の粘着剤を用
いるが、本発明は上記粘着剤に限定されるものではな
い。
ることができるが、本発明に用いられる粘着剤の形成材
料としては、SBS100重量部(以下「部」と略す)
に対して、粘着付与剤を50〜100部、軟化剤を0.
5〜10部、可塑剤を5〜100部、老化防止剤を0.
5〜10部に設定することが好ましい。なお、本発明で
用いる両面粘着テープの粘着剤は上記組成の粘着剤を用
いるが、本発明は上記粘着剤に限定されるものではな
い。
【0025】上記粘着剤層の形成材料を構成する各成分
および各成分の配合量は、上記範囲内で粘着剤の弾性率
が40〜80g/mm2 となるよう、好ましくは50〜
70g/mm2 となるよう適宜に設定される。すなわ
ち、粘着剤の弾性率が40g/mm2 未満であれば、粘
着剤が流動し、凹凸を付けた粘着面の表面粗さを保持で
きず、剥離紙によって平滑になってしまうためである。
また、弾性率が80g/mm2 を超えると、粘着剤に凹
凸が付けにくく、また、実用的な接着力が得られにくく
なるからである。
および各成分の配合量は、上記範囲内で粘着剤の弾性率
が40〜80g/mm2 となるよう、好ましくは50〜
70g/mm2 となるよう適宜に設定される。すなわ
ち、粘着剤の弾性率が40g/mm2 未満であれば、粘
着剤が流動し、凹凸を付けた粘着面の表面粗さを保持で
きず、剥離紙によって平滑になってしまうためである。
また、弾性率が80g/mm2 を超えると、粘着剤に凹
凸が付けにくく、また、実用的な接着力が得られにくく
なるからである。
【0026】ここで、上記粘着剤の弾性率は、つぎのよ
うにして求める。すなわち、粘着剤溶液を、セパレータ
ー上に塗布し、温度120℃で5分間乾燥することによ
り、厚み47μmの粘着剤層を形成する。これを、長さ
30mm×幅10mmの大きさに切断し、サンプルを得
る。ついで、このサンプルを万能引張試験機(東洋測器
社製、テンシロンUTM−III−100)を用い、温
度23℃、湿度65%、チャック間隔10mm、引張速
度50mm/minの条件で荷重−伸長曲線をグラフ用
紙に描き、原点近傍の直線部分を延長して、伸長率20
0%における荷重を読み取る方法により求める。
うにして求める。すなわち、粘着剤溶液を、セパレータ
ー上に塗布し、温度120℃で5分間乾燥することによ
り、厚み47μmの粘着剤層を形成する。これを、長さ
30mm×幅10mmの大きさに切断し、サンプルを得
る。ついで、このサンプルを万能引張試験機(東洋測器
社製、テンシロンUTM−III−100)を用い、温
度23℃、湿度65%、チャック間隔10mm、引張速
度50mm/minの条件で荷重−伸長曲線をグラフ用
紙に描き、原点近傍の直線部分を延長して、伸長率20
0%における荷重を読み取る方法により求める。
【0027】本発明のフレキシブル磁気記録ディスク接
着用両面粘着テープは、例えばつぎのようにして得られ
る。
着用両面粘着テープは、例えばつぎのようにして得られ
る。
【0028】まず、上記成分を適宜に配合して有機溶媒
に溶解することにより粘着剤溶液を調製する。
に溶解することにより粘着剤溶液を調製する。
【0029】上記有機溶媒としては、特に限定するもの
ではなく上記粘着剤を溶解可能なものであればよい。例
えば、トルエン、キシレン、酢酸エチル等があげられ
る。
ではなく上記粘着剤を溶解可能なものであればよい。例
えば、トルエン、キシレン、酢酸エチル等があげられ
る。
【0030】つぎに、粘着剤層の表面に粗さを付ける方
法を、図3を用いて説明する。まず、離型処理したポリ
エチレンテレフタレートフィルムやポリプロピレンフィ
ルム等の表面が平滑なプラスチックフィルムからなるセ
パレーター5に、上記粘着剤溶液を直接塗布すること
で、表面粗さを0.15以下とした粘着剤層3' を有す
る中間構成品Aを得る。ついで、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレート
フィルム、ポリエーテルケトンフィルム等の基材1'
に、上記中間構成品Aの粘着剤層3' を貼り合わせて中
間構成品Bを得る。これとは別に、必要な表面粗さ
(1.10〜1.85)に設定した離型処理された紙セ
パレーター6表面に粘着剤を塗布することにより、表面
粗さ1.10〜1.85を有する粘着剤層2' を作製
し、中間構成品Cを得る。この場合、好適な表面粗さを
持つ紙セパレーター6を選択することによって、上記粘
着剤層2' の表面粗さを1.10〜1.85の範囲で適
宜に調整することができる。そして、上記中間構成品B
の基材1' 面側と、上記中間構成品Cの粘着剤層2' と
を貼り合わせる。最後に、紙セパレーター6を除去する
ことにより両面粘着テープ材4' (セパレーター5が仮
着されている)を得る。
法を、図3を用いて説明する。まず、離型処理したポリ
エチレンテレフタレートフィルムやポリプロピレンフィ
ルム等の表面が平滑なプラスチックフィルムからなるセ
パレーター5に、上記粘着剤溶液を直接塗布すること
で、表面粗さを0.15以下とした粘着剤層3' を有す
る中間構成品Aを得る。ついで、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレート
フィルム、ポリエーテルケトンフィルム等の基材1'
に、上記中間構成品Aの粘着剤層3' を貼り合わせて中
間構成品Bを得る。これとは別に、必要な表面粗さ
(1.10〜1.85)に設定した離型処理された紙セ
パレーター6表面に粘着剤を塗布することにより、表面
粗さ1.10〜1.85を有する粘着剤層2' を作製
し、中間構成品Cを得る。この場合、好適な表面粗さを
持つ紙セパレーター6を選択することによって、上記粘
着剤層2' の表面粗さを1.10〜1.85の範囲で適
宜に調整することができる。そして、上記中間構成品B
の基材1' 面側と、上記中間構成品Cの粘着剤層2' と
を貼り合わせる。最後に、紙セパレーター6を除去する
ことにより両面粘着テープ材4' (セパレーター5が仮
着されている)を得る。
【0031】このようにして得られた両面粘着テープ材
4' をフロッピーディスクの製造に用いるためには、上
記両面粘着テープ材4' をリング状に打ち抜き加工しな
ければならない。この加工方法としては、公知の方法を
用いて行う。
4' をフロッピーディスクの製造に用いるためには、上
記両面粘着テープ材4' をリング状に打ち抜き加工しな
ければならない。この加工方法としては、公知の方法を
用いて行う。
【0032】まず、図4に示すように、上記の方法で作
製した両面粘着テープ材4' を、ロータリー式金型27
で打ち抜き加工する。この際、表面粗さを1.10〜
1.85とした粘着剤面2に、離型処理した打ち抜き工
程用紙セパレーター28を貼りながらロータリー式金型
27をあて押圧し、矢印方向に回転させながら、リング
状に両面粘着テープ材4' を打ち抜く。ついで、この時
使用した打ち抜き工程用紙セパレーター28を、両面粘
着テープ材4' から剥離する。この場合、両面粘着テー
プ4の粘着剤層2の表面粗さが1.10未満であれば、
リング状に打ち抜き加工した両面粘着テープ4が、打ち
抜き工程用紙セパレーター28に貼り付き、両面粘着テ
ープ4とセパレーター5とが剥離してしまう。しかも、
上記粘着剤層2の表面粗さが1.85を超えると、粘着
剤層2から打ち抜き工程用紙セパレーター28が剥離し
易すくなり打ち抜き加工性が向上する反面、粘着剤層2
とセンターコア(図示せず)との接着力に劣り、組み立
て加工性が悪くなる。したがって、上記粘着剤層2の表
面粗さは、1.10〜1.85の範囲内に設定されてい
なければならない。最後に、リング状に打ち抜いた両面
粘着テープ4以外の不用部分の両面粘着テープ4aをセ
パレーター5から剥離することにより、図1および図2
に示す、リング状に打ち抜いた両面粘着テープ4(セパ
レーター5が仮着されている)を得る。
製した両面粘着テープ材4' を、ロータリー式金型27
で打ち抜き加工する。この際、表面粗さを1.10〜
1.85とした粘着剤面2に、離型処理した打ち抜き工
程用紙セパレーター28を貼りながらロータリー式金型
27をあて押圧し、矢印方向に回転させながら、リング
状に両面粘着テープ材4' を打ち抜く。ついで、この時
使用した打ち抜き工程用紙セパレーター28を、両面粘
着テープ材4' から剥離する。この場合、両面粘着テー
プ4の粘着剤層2の表面粗さが1.10未満であれば、
リング状に打ち抜き加工した両面粘着テープ4が、打ち
抜き工程用紙セパレーター28に貼り付き、両面粘着テ
ープ4とセパレーター5とが剥離してしまう。しかも、
上記粘着剤層2の表面粗さが1.85を超えると、粘着
剤層2から打ち抜き工程用紙セパレーター28が剥離し
易すくなり打ち抜き加工性が向上する反面、粘着剤層2
とセンターコア(図示せず)との接着力に劣り、組み立
て加工性が悪くなる。したがって、上記粘着剤層2の表
面粗さは、1.10〜1.85の範囲内に設定されてい
なければならない。最後に、リング状に打ち抜いた両面
粘着テープ4以外の不用部分の両面粘着テープ4aをセ
パレーター5から剥離することにより、図1および図2
に示す、リング状に打ち抜いた両面粘着テープ4(セパ
レーター5が仮着されている)を得る。
【0033】このようにして作製した両面粘着テープ4
は、第1の接着面(粘着剤層2面)の表面粗さが1.1
0〜1.85でなければならず、特に1.28〜1.5
0であるのが好ましい。すなわち、上述したように、第
1の接着面の表面粗さが1.10未満であれば、リング
状に打ち抜き加工した両面粘着テープ4が、打ち抜き工
程用紙セパレーター28に貼り付き、両面粘着テープ4
の第2の接着面とセパレーター5とが剥離してしまうか
らである。また、上記表面粗さが1.85を超えると、
第1の接着面から打ち抜き工程用紙セパレーター28が
剥離し易すくなり打ち抜き加工性が向上する反面、第1
の接着面とセンターコアとの接着力に劣り、組み立て加
工性が悪くなるからである。
は、第1の接着面(粘着剤層2面)の表面粗さが1.1
0〜1.85でなければならず、特に1.28〜1.5
0であるのが好ましい。すなわち、上述したように、第
1の接着面の表面粗さが1.10未満であれば、リング
状に打ち抜き加工した両面粘着テープ4が、打ち抜き工
程用紙セパレーター28に貼り付き、両面粘着テープ4
の第2の接着面とセパレーター5とが剥離してしまうか
らである。また、上記表面粗さが1.85を超えると、
第1の接着面から打ち抜き工程用紙セパレーター28が
剥離し易すくなり打ち抜き加工性が向上する反面、第1
の接着面とセンターコアとの接着力に劣り、組み立て加
工性が悪くなるからである。
【0034】また、上記両面粘着テープの第2の接着面
(粘着剤層3面)の表面粗さは0.15以下でなければ
ならず、上記表面粗さが0.15を超えると、第2の接
着面からセパレーター5を剥離し易くなることにより、
打ち抜き加工時に両面粘着テープ4が剥がれてしまい、
打ち抜き加工性が悪くなるからである。
(粘着剤層3面)の表面粗さは0.15以下でなければ
ならず、上記表面粗さが0.15を超えると、第2の接
着面からセパレーター5を剥離し易くなることにより、
打ち抜き加工時に両面粘着テープ4が剥がれてしまい、
打ち抜き加工性が悪くなるからである。
【0035】以上のようなことから、第1の接着面およ
び第2の接着面の表面粗さのバランスを考慮すれば、上
記両面粘着テープは、第1の接着面の表面粗さが1.2
8〜1.50、第2の接着面の表面粗さが0.15以下
であるものが最も好ましい。
び第2の接着面の表面粗さのバランスを考慮すれば、上
記両面粘着テープは、第1の接着面の表面粗さが1.2
8〜1.50、第2の接着面の表面粗さが0.15以下
であるものが最も好ましい。
【0036】ところで、以上のようにして作製した両面
粘着テープ4が、フレキシブル磁気記録ディスクとセン
ターコアとの接着用に採用されるためには、両面粘着テ
ープ4の接着力(180°ピール)、打ち抜き加工性、
打ち抜き加工品の接着力(90°ピール)、および組み
立て加工性において満足のいくものでなければならな
い。
粘着テープ4が、フレキシブル磁気記録ディスクとセン
ターコアとの接着用に採用されるためには、両面粘着テ
ープ4の接着力(180°ピール)、打ち抜き加工性、
打ち抜き加工品の接着力(90°ピール)、および組み
立て加工性において満足のいくものでなければならな
い。
【0037】上記接着力(180°ピール)の評価は、
つぎのようにして行う。すなわち、JIS Z 023
7−1991に準ずる方法で、引張速度:300mm/
min、テープ幅:20mm、被着体:SUS板(#2
80のサンドペーパーで研磨後にトルエン洗浄)という
条件で測定を行う。この場合、接着力の値が700g以
上であることが要求される。
つぎのようにして行う。すなわち、JIS Z 023
7−1991に準ずる方法で、引張速度:300mm/
min、テープ幅:20mm、被着体:SUS板(#2
80のサンドペーパーで研磨後にトルエン洗浄)という
条件で測定を行う。この場合、接着力の値が700g以
上であることが要求される。
【0038】また、打ち抜き加工性の評価は、つぎのよ
うにして行う。すなわち、図4に示したように、両面粘
着テープ4から打ち抜き工程用紙セパレーター28を剥
離する際に、打ち抜き工程用紙セパレーター28が両面
粘着テープ4から剥離せずに、両面粘着テープ4が打ち
抜き工程用紙セパレーター28側に接着してセパレータ
ー5から剥離する状態の発生率によって評価を行う。
うにして行う。すなわち、図4に示したように、両面粘
着テープ4から打ち抜き工程用紙セパレーター28を剥
離する際に、打ち抜き工程用紙セパレーター28が両面
粘着テープ4から剥離せずに、両面粘着テープ4が打ち
抜き工程用紙セパレーター28側に接着してセパレータ
ー5から剥離する状態の発生率によって評価を行う。
【0039】さらに、打ち抜き加工品の接着力(90°
ピール)の評価は、つぎのようにして行う。すなわち、
図5に示すように、センターコア9の外周縁部に、リン
グ状の両面粘着テープ4を貼り付け、この両面粘着テー
プ4を介してフレキシブル磁気記録ディスク10を貼り
付けたフロッピーディスクを準備する。ついで、センタ
ーコア9の中心の孔に固定用治具11を取り付け、その
下部を下部チャック12に接続する。一方、上記フレキ
シブル磁気記録ディスク10の端部に導き用テープ13
を取り付け、この導き用テープ13の端部を上部チャッ
ク14に接続する。そして、上記上部チャック14を矢
印Aの方向に引張速度5mm/minで引っ張ることに
より、フレキシブル磁気記録ディスク10と両面粘着テ
ープ4とがセンターコア9から剥離し始めたときの接着
力を測定する。この場合、接着力の値が200g以上で
あることが要求される。
ピール)の評価は、つぎのようにして行う。すなわち、
図5に示すように、センターコア9の外周縁部に、リン
グ状の両面粘着テープ4を貼り付け、この両面粘着テー
プ4を介してフレキシブル磁気記録ディスク10を貼り
付けたフロッピーディスクを準備する。ついで、センタ
ーコア9の中心の孔に固定用治具11を取り付け、その
下部を下部チャック12に接続する。一方、上記フレキ
シブル磁気記録ディスク10の端部に導き用テープ13
を取り付け、この導き用テープ13の端部を上部チャッ
ク14に接続する。そして、上記上部チャック14を矢
印Aの方向に引張速度5mm/minで引っ張ることに
より、フレキシブル磁気記録ディスク10と両面粘着テ
ープ4とがセンターコア9から剥離し始めたときの接着
力を測定する。この場合、接着力の値が200g以上で
あることが要求される。
【0040】最後に、組み立て加工性の評価は、つぎの
ようにして行う。すなわち、図6に示すように、両面粘
着テープ4をセンターコア9に貼り合わせた後に、セパ
レーター5を矢印Aの方向に引き上げる際に、両面粘着
テープ4がセパレーター5から剥離せずにセンターコア
9に接着しない悪い状態の発生率によって評価を行う。
ようにして行う。すなわち、図6に示すように、両面粘
着テープ4をセンターコア9に貼り合わせた後に、セパ
レーター5を矢印Aの方向に引き上げる際に、両面粘着
テープ4がセパレーター5から剥離せずにセンターコア
9に接着しない悪い状態の発生率によって評価を行う。
【0041】本発明の両面粘着テープを用いたフロッピ
ーディスクの一例を図7に示す。このフロッピーディス
クは、中央が凸部に形成され外周につば部が形成された
センターコア9の外周縁部(つば部)に、リング状に打
ち抜き加工した両面粘着テープ4を貼り付け、この両面
粘着テープ4を介してフレキシブル磁気記録ディスク1
0を貼り合わせることにより得られる。
ーディスクの一例を図7に示す。このフロッピーディス
クは、中央が凸部に形成され外周につば部が形成された
センターコア9の外周縁部(つば部)に、リング状に打
ち抜き加工した両面粘着テープ4を貼り付け、この両面
粘着テープ4を介してフレキシブル磁気記録ディスク1
0を貼り合わせることにより得られる。
【0042】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【実施例1】
【0043】本発明の実施例1における両面粘着テープ
材は、図8に示す通りの構成であり、この両面粘着テー
プ材4' は以下の方法によって作製される。
材は、図8に示す通りの構成であり、この両面粘着テー
プ材4' は以下の方法によって作製される。
【0044】まず、スチレン含有量40モル%のSBS
100部に対し、ポリテルペン系樹脂(粘着付与剤)1
00部、ナフテン系プロセスオイル(軟化剤)5部をト
ルエンに溶解して固形分濃度40重量%の粘着剤溶液を
調製した。
100部に対し、ポリテルペン系樹脂(粘着付与剤)1
00部、ナフテン系プロセスオイル(軟化剤)5部をト
ルエンに溶解して固形分濃度40重量%の粘着剤溶液を
調製した。
【0045】つぎに、上記各材料を用いてなる両面粘着
テープの製造工程を、図3を用いて説明する。まず、セ
パレーター5として離型処理した厚み50μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルムを準備し、このフィルム
5に上記粘着剤溶液を直接塗布して、温度120℃で5
分間乾燥することにより、表面粗さを0.15以下とし
た厚み47μmの粘着剤層3' を有する中間構成品Aを
得る。ついで、基材1' として厚み50μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルムを準備し、このフィルム
1' に、上記中間構成品Aの粘着剤層3' を貼り合わせ
て中間構成品Bを得る。これとは別に、表面粗さ(1.
10)に設定した離型処理された紙セパレーター6の表
面に上記粘着剤を塗布して、温度120℃で5分間乾燥
することにより、表面粗さ1.10を有する厚み47μ
mの粘着剤層2' を作製し、中間構成品Cを得る。そし
て、上記中間構成品Bの基材1' 面側と、上記中間構成
品Cの粘着剤層2' とを貼り合わせる。最後に、紙セパ
レーター6を除去することにより、図8に示す両面粘着
テープ材4' (セパレーター5が仮着されている)を得
た。なお、このようにして得られた両面粘着テープ材
4' の粘着剤層2' 、3' の弾性率は60g/mm2 で
あった。
テープの製造工程を、図3を用いて説明する。まず、セ
パレーター5として離型処理した厚み50μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルムを準備し、このフィルム
5に上記粘着剤溶液を直接塗布して、温度120℃で5
分間乾燥することにより、表面粗さを0.15以下とし
た厚み47μmの粘着剤層3' を有する中間構成品Aを
得る。ついで、基材1' として厚み50μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルムを準備し、このフィルム
1' に、上記中間構成品Aの粘着剤層3' を貼り合わせ
て中間構成品Bを得る。これとは別に、表面粗さ(1.
10)に設定した離型処理された紙セパレーター6の表
面に上記粘着剤を塗布して、温度120℃で5分間乾燥
することにより、表面粗さ1.10を有する厚み47μ
mの粘着剤層2' を作製し、中間構成品Cを得る。そし
て、上記中間構成品Bの基材1' 面側と、上記中間構成
品Cの粘着剤層2' とを貼り合わせる。最後に、紙セパ
レーター6を除去することにより、図8に示す両面粘着
テープ材4' (セパレーター5が仮着されている)を得
た。なお、このようにして得られた両面粘着テープ材
4' の粘着剤層2' 、3' の弾性率は60g/mm2 で
あった。
【0046】
【実施例2〜4】粘着剤層2' の表面粗さをそれぞれ
1.28(実施例2)、1.50(実施例3)および
1.85(実施例4)とする他は上記実施例1と同様に
して、本発明の実施例2〜4における両面粘着テープ材
を得た。なお、粘着剤層2' を形成する方法としては、
それぞれ表面粗さ1.28(実施例2)、1.50(実
施例3)および1.85(実施例4)を持つ離型処理し
た各紙セパレーター6に粘着剤を塗布することにより作
製した。
1.28(実施例2)、1.50(実施例3)および
1.85(実施例4)とする他は上記実施例1と同様に
して、本発明の実施例2〜4における両面粘着テープ材
を得た。なお、粘着剤層2' を形成する方法としては、
それぞれ表面粗さ1.28(実施例2)、1.50(実
施例3)および1.85(実施例4)を持つ離型処理し
た各紙セパレーター6に粘着剤を塗布することにより作
製した。
【0047】
【比較例1〜4】粘着剤層2' の表面粗さをそれぞれ
0.66(比較例1)、0.97(比較例2)、2.0
8(比較例3)および3.10(比較例4)とする他は
上記実施例1と同様にして、比較例1〜4における両面
粘着テープ材を得た。なお、粘着剤層2' を形成する方
法としては、それぞれ表面粗さ0.66(比較例1)、
0.97(比較例2)、2.08(比較例3)および
3.10(比較例4)を持つ離型処理した各紙セパレー
ター6に粘着剤を塗布することにより作製した。
0.66(比較例1)、0.97(比較例2)、2.0
8(比較例3)および3.10(比較例4)とする他は
上記実施例1と同様にして、比較例1〜4における両面
粘着テープ材を得た。なお、粘着剤層2' を形成する方
法としては、それぞれ表面粗さ0.66(比較例1)、
0.97(比較例2)、2.08(比較例3)および
3.10(比較例4)を持つ離型処理した各紙セパレー
ター6に粘着剤を塗布することにより作製した。
【0048】
【比較例5】粘着剤層3' の表面粗さを0.28とする
他は上記実施例1と同様にして、比較例5における両面
粘着テープ材を得た。
他は上記実施例1と同様にして、比較例5における両面
粘着テープ材を得た。
【0049】
【比較例6】粘着剤層3' の表面粗さを0.28とする
他は上記実施例4と同様にして、比較例6における両面
粘着テープ材を得た。
他は上記実施例4と同様にして、比較例6における両面
粘着テープ材を得た。
【0050】〔両面粘着テープの評価試験〕上記実施例
1〜4および比較例1〜6の両面粘着テープ材を用い
て、以下の4項目、すなわち両面粘着テープの接着力
(180°ピール)、打ち抜き加工性、打ち抜き加工性
の接着力(90°ピール)、組み立て加工性を満たすか
否かについて、比較評価を行った。これらの結果を下記
の表1にまとめて示す。なお、打ち抜き加工性について
は、不良発生率0.05%未満を◎、0.05%以上〜
0.3%未満を○、0.3%以上〜1%未満を△、1%
以上を×として4段階の評価を行った。同様に、組み立
て加工性についても、不良発生率0.05%未満を◎、
0.05%以上〜0.1%未満を○、0.1%以上〜
0.5%未満を△、0.5%以上を×として4段階の評
価を行った。
1〜4および比較例1〜6の両面粘着テープ材を用い
て、以下の4項目、すなわち両面粘着テープの接着力
(180°ピール)、打ち抜き加工性、打ち抜き加工性
の接着力(90°ピール)、組み立て加工性を満たすか
否かについて、比較評価を行った。これらの結果を下記
の表1にまとめて示す。なお、打ち抜き加工性について
は、不良発生率0.05%未満を◎、0.05%以上〜
0.3%未満を○、0.3%以上〜1%未満を△、1%
以上を×として4段階の評価を行った。同様に、組み立
て加工性についても、不良発生率0.05%未満を◎、
0.05%以上〜0.1%未満を○、0.1%以上〜
0.5%未満を△、0.5%以上を×として4段階の評
価を行った。
【0051】
【表1】
【0052】上記表1の結果から明らかなように、本発
明の実施例1〜4における両面粘着テープは、接着力
(180°ピール)がいずれも700g以上、加工品の
接着力(90°ピール)がいずれも200g以上であ
り、打ち抜き加工性および組み立て加工性に優れすべて
を満足する結果であった。
明の実施例1〜4における両面粘着テープは、接着力
(180°ピール)がいずれも700g以上、加工品の
接着力(90°ピール)がいずれも200g以上であ
り、打ち抜き加工性および組み立て加工性に優れすべて
を満足する結果であった。
【0053】これに対して、比較例1の両面粘着テープ
は、粘着剤の表面粗さが0.66と最も小さいため接着
力が1900gと最も良好である一方、リング状に打ち
抜き加工した両面粘着テープが打ち抜き工程用紙セパレ
ーターに多数取られてしまうため、打ち抜き加工性の点
において要求特性を満足するものではなかった。
は、粘着剤の表面粗さが0.66と最も小さいため接着
力が1900gと最も良好である一方、リング状に打ち
抜き加工した両面粘着テープが打ち抜き工程用紙セパレ
ーターに多数取られてしまうため、打ち抜き加工性の点
において要求特性を満足するものではなかった。
【0054】また、比較例2の両面粘着テープは、接着
力が1700g、加工品の接着力が490gといずれも
良好であったが、比較例1の場合と同様に、リング状に
打ち抜き加工した両面粘着テープが打ち抜き工程用紙セ
パレーターに少数であるが取られてしまうため、安定し
た打ち抜き加工が行えず若干の問題がある。
力が1700g、加工品の接着力が490gといずれも
良好であったが、比較例1の場合と同様に、リング状に
打ち抜き加工した両面粘着テープが打ち抜き工程用紙セ
パレーターに少数であるが取られてしまうため、安定し
た打ち抜き加工が行えず若干の問題がある。
【0055】さらに、比較例3の両面粘着テープは、接
着力および打ち抜き加工性では要求特性を満足している
が、加工品の接着力が要求される特性すれすれの値であ
る200gであった。このため、近年の組み立てライン
の高速化において接着力不足による貼り合わせ不良が発
生する結果となり、組み立て加工性の点において若干の
問題がある。
着力および打ち抜き加工性では要求特性を満足している
が、加工品の接着力が要求される特性すれすれの値であ
る200gであった。このため、近年の組み立てライン
の高速化において接着力不足による貼り合わせ不良が発
生する結果となり、組み立て加工性の点において若干の
問題がある。
【0056】そして、比較例4の両面粘着テープは、粘
着剤層の表面粗さが3.10と最も大きいため、接着力
が500gと最も小さい値であった。このため、必要と
される700g以上には達せず接着力不足であり、組み
立て加工性の点において大きな問題がある。
着剤層の表面粗さが3.10と最も大きいため、接着力
が500gと最も小さい値であった。このため、必要と
される700g以上には達せず接着力不足であり、組み
立て加工性の点において大きな問題がある。
【0057】最後に、比較例5および比較例6の両面粘
着テープは、粘着剤層3' の表面粗さがいずれも0.2
8であり、0.15を超えるため、打ち抜き加工時にセ
パレータ−5から両面粘着テープ4が剥離してしまうと
いう問題がある。
着テープは、粘着剤層3' の表面粗さがいずれも0.2
8であり、0.15を超えるため、打ち抜き加工時にセ
パレータ−5から両面粘着テープ4が剥離してしまうと
いう問題がある。
【0058】つぎに、上記実施例における両面粘着テー
プ材4' を用いて、先に述べた打ち抜き加工法により、
リング状の両面粘着テープ4を製造した。このとき、上
記両面粘着テープ4が打ち抜き工程用紙セパレーター2
8に貼り付くという問題は生じなかった。また、上記両
面粘着テープ4とセンターコア9を接着し、フレキシブ
ル磁気記録ディスクを貼り合わせが、何の問題もなく作
業が行われた。
プ材4' を用いて、先に述べた打ち抜き加工法により、
リング状の両面粘着テープ4を製造した。このとき、上
記両面粘着テープ4が打ち抜き工程用紙セパレーター2
8に貼り付くという問題は生じなかった。また、上記両
面粘着テープ4とセンターコア9を接着し、フレキシブ
ル磁気記録ディスクを貼り合わせが、何の問題もなく作
業が行われた。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明の両面粘着テープ
は、両面粘着テープのセパレーター側接着面と反対側の
接着面、すなわちセンターコアを接着する際の接着面で
ある第1の接着面の表面粗さが1.10〜1.85であ
るため、両面粘着テープをリング状に加工した後、打ち
抜き加工用紙セパレーターを剥離する際の打ち抜き加工
性に優れ、しかもセンターコアを接着する際の充分な接
着力を有する。加えて、両面粘着テープのセパレーター
側接着面、すなわちフレキシブル磁気記録ディスクを接
着する際の接着面である第2の接着面の表面粗さが0.
15以下であるため、センターコアと両面粘着テープと
を接着したままの状態でセパレーターから両面粘着テー
プを容易に剥離することができ、しかも剥離後はフレキ
シブル磁気記録ディスクとの充分な接着力を有する。し
たがって、本発明の両面粘着テープを用いれば、センタ
ーコアとフレキシブル磁気記録ディスクとの貼り合わせ
作業のスピード化を図ることができるため、生産性の向
上を図ることができる。
は、両面粘着テープのセパレーター側接着面と反対側の
接着面、すなわちセンターコアを接着する際の接着面で
ある第1の接着面の表面粗さが1.10〜1.85であ
るため、両面粘着テープをリング状に加工した後、打ち
抜き加工用紙セパレーターを剥離する際の打ち抜き加工
性に優れ、しかもセンターコアを接着する際の充分な接
着力を有する。加えて、両面粘着テープのセパレーター
側接着面、すなわちフレキシブル磁気記録ディスクを接
着する際の接着面である第2の接着面の表面粗さが0.
15以下であるため、センターコアと両面粘着テープと
を接着したままの状態でセパレーターから両面粘着テー
プを容易に剥離することができ、しかも剥離後はフレキ
シブル磁気記録ディスクとの充分な接着力を有する。し
たがって、本発明の両面粘着テープを用いれば、センタ
ーコアとフレキシブル磁気記録ディスクとの貼り合わせ
作業のスピード化を図ることができるため、生産性の向
上を図ることができる。
【図1】本発明の両面粘着テープの一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の両面粘着テープのA−A' 矢視断面図で
ある。
ある。
【図3】両面粘着テープ材の製造方法を説明する概略図
である。
である。
【図4】両面粘着テープの製造工程である打ち抜き加工
の工程を説明する概略図である。
の工程を説明する概略図である。
【図5】打ち抜き加工品の接着力(90°ピール)によ
る試験方法を示す説明図である。
る試験方法を示す説明図である。
【図6】両面粘着テープとセンターコアとを貼り合わせ
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図7】本発明の両面粘着テープを用いたフロッピーデ
ィスクを示す断面図である。
ィスクを示す断面図である。
【図8】両面粘着テープ材の断面図である。
【図9】従来の両面粘着テープの断面図である。
【図10】従来の両面粘着テープの製造工程である打ち
抜き加工の工程を説明する概略図である。
抜き加工の工程を説明する概略図である。
【図11】両面粘着テープとセンターコアとを貼り合わ
せた状態を示す断面図である。
せた状態を示す断面図である。
【図12】両面粘着テープがセパレーターと接着しセン
ターコアから剥離した状態を説明する概略図である。
ターコアから剥離した状態を説明する概略図である。
1 テープ基材 2 粘着剤層 3 粘着剤層 4 両面粘着テープ 5 セパレーター
Claims (2)
- 【請求項1】 セパレーターの片面にリング状の両面粘
着テープが仮着されてなるフレキシブル磁気記録ディス
ク接着用両面粘着テープであって、上記リング状の両面
粘着テープのセパレーター側接着面の表面粗さが0.1
5以下であり、上記両面粘着テープの他方の接着面の表
面粗さが1.10〜1.85であることを特徴とするフ
レキシブル磁気記録ディスク接着用両面粘着テープ。 - 【請求項2】 上記リング状の両面粘着テープが、リン
グ状のテープ基材と、このテープ基材の表裏両面にそれ
ぞれリング表面および裏面に沿って形成されたリング状
の粘着剤層とを備えた3層構造である請求項1記載のフ
レキシブル磁気記録ディスク接着用両面粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33957195A JPH09180391A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フレキシブル磁気記録ディスク接着用両面粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33957195A JPH09180391A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フレキシブル磁気記録ディスク接着用両面粘着テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09180391A true JPH09180391A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18328740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33957195A Pending JPH09180391A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フレキシブル磁気記録ディスク接着用両面粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09180391A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003013013A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Mikata:Kk | 両面粘着部材保持構造体 |
WO2017212736A1 (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | Dic株式会社 | 接着シート及び物品 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33957195A patent/JPH09180391A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003013013A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Mikata:Kk | 両面粘着部材保持構造体 |
WO2017212736A1 (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | Dic株式会社 | 接着シート及び物品 |
JP6256670B1 (ja) * | 2016-06-06 | 2018-01-10 | Dic株式会社 | 接着シート及び物品 |
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