JPH09180142A - 磁気ヘッドの検査方法および磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ヘッドの検査方法および磁気ディスク装置

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JPH09180142A
JPH09180142A JP33440595A JP33440595A JPH09180142A JP H09180142 A JPH09180142 A JP H09180142A JP 33440595 A JP33440595 A JP 33440595A JP 33440595 A JP33440595 A JP 33440595A JP H09180142 A JPH09180142 A JP H09180142A
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JP33440595A
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Masayoshi Shimokoshi
正義 霜越
Chikashi Yoshida
史 吉田
Naoki Kodama
直樹 兒玉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MRヘッドのMR素子の磁区構造変化に伴う
再生波形変動を短時間で正確に検査する。 【解決手段】 記録用媒体の一部に設けられた検査用領
域に検査用信号を記録した後(ステップ501,50
2)、検査用領域からMRヘッドによって検査用信号の
読出しおよび測定を行うステップ(ステップ503)
と、検査用領域から離れた磁界印加領域に移動してMR
ヘッドに磁界を印加するステップとを所定の回数だけ繰
り返した後(ステップ504〜507)、測定結果の各
種変動量(たとえば再生出力変動、再生波形の非対称性
の変動)を計算して(ステップ508)評価し(ステッ
プ509)、変動量が規定値以下の場合に当該MRヘッ
ドを良品とし(ステップ510)、規定値を越えた場合
に不良品と判定する(ステップ511)磁気ヘッドの検
査方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装
置、磁気テープ装置あるいはビデオやオーディオ信号を
記録再生する一般の磁気記録再生装置における磁気ヘッ
ドの検査技術に関し、より具体的には信号の再生を行う
磁気抵抗効果型ヘッドの性能の検査、選別、評価等に適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、磁気抵抗効果型ヘッド(以下
MRヘッドと記述する)は磁気抵抗効果を有する薄膜
(以下MR膜と記述する)から構成され、媒体からの漏
洩磁束の変化をその抵抗変化として検出し、データの再
生を行うものである。MRヘッドは高密度で記録された
媒体上の信号を効率良く再生するのに適したデバイスと
して期待されている。磁気抵抗効果を再生ヘッドに利用
する考えは公知であり、たとえば、チン ツアンら(C.
Tsang et.al, J.Appl.Phys, 55(6), 15, 1984)[1]
や、松本 光功、’磁気ヘッドと磁気記録’、電子総合
出版、1983, p182−p190[文献2]に詳述されている。
MR膜はその抵抗変化を検出するための2本の電極で区
切られ、感磁部とよばれる電極で挾まれた部分が媒体か
らの漏洩磁界を検出する。MR膜の抵抗変化は通常、非
線形となる。このためMRヘッドでは短冊状のMR膜の
短い方向(MR高さ方向)に非線形補償のためのバイア
ス磁界(横方向バイアス磁界)を必要とする。バイアス
磁界の印加方法については古くから検討されており、前
述の文献にも種々の方法が紹介されているのでここでは
省略する。
【0003】MRヘッドにはバルクハウゼンノイズとよ
ばれる磁性膜特有のノイズ現象があり、ヘッド実用化の
妨げとなっている。[文献1]はMR膜の抵抗値がバル
クハウゼンノイズにより不連続に変化する現象を開示し
ており、バルクハウゼンノイズは、MR膜の中に存在す
る複数の磁区構造の変化に起因している。このような複
数の磁区構造の存在はバルクハウゼンノイズの発生とと
もに再生出力の変動や再生波形の変動の発生も引き起こ
す。
【0004】記録時に記録ヘッドに記録電流を印加した
際に発生する記録磁界は、記録ギャップでは数千エルス
テッド、MR素子部では数十〜数百エルステッドにな
る。このような磁界がMR素子に印加された場合、その
前後でMR素子の磁区状態が変化してしまう場合があ
る。MR素子の磁区状態が変化すると前記バルクハウゼ
ンノイズの発生や再生出力、波形の変化などが生じてし
まう。再生出力や波形の変化がひどい場合、検出データ
を誤って認識してしまう場合が生じる。
【0005】このような磁区構造の変化の抑制方法につ
いても数多くの検討がなされているが、MRヘッドは膜
厚数10ナノメータの薄膜を積層した構造であり、生産
された全てのヘッドについて磁区変化を完全に抑制する
事は非常に困難である。またMR膜が磁気記録装置内で
経時変化を起こし磁区構造の変化を起こすことも懸念さ
れる。
【0006】磁気記録装置内で磁区構造が変化を起こし
再生波形の変動が生じた場合、このような現象をモニタ
ーし、一時的に直流の記録電流をヘッドに流すことによ
りMR素子の磁区構造を制御し、再生波形の変動がない
状態にする方法も提案されている(たとえば特開平7−
134804号公報)。しかし、磁気記録装置内に取り
付けられた複数の磁気ヘッドの各々について磁区構造制
御に必要な最適な記録電流値を決定し、装置使用時に適
用するのは困難である。また、このような対処法で必ず
しも最適な磁区構造に制御できるとは限らず、その場合
には磁区構造が変化を起こしたヘッドについては使用が
不可能になってしまう。さらに、このような対処法を磁
気記録装置内で行った場合は、情報の記録再生動作に必
要な時間が増加し、磁気記録装置の性能を低下させる要
因となる。
【0007】したがって生産されたMRヘッドを磁気記
録再生装置に搭載する前に、磁区構造変化に伴う再生波
形の変動の有無を効果的に検出し、磁気記録装置の保証
する寿命の間に装置動作に影響を与えるような再生波形
変動が起きないことを確認する検査を行うことが極めて
重要である。
【0008】装置寿命を5年とした場合、実際の装置で
は記録再生は数万〜数百万回行われると予想される。こ
の間、再生波形変動が許容できる範囲であることが必要
とされる。再生波形を定量的に表す方法としては再生波
形の振幅値、再生波形振幅値の非対称性、再生波形の半
値幅等が従来使用されている。再生波形の変動を定量的
に表す方法としては、これらの量を磁気ヘッドが磁気記
録装置内で使用される条件のもとで記録再生を数十〜数
百回繰り返し測定し、その測定値の変動を調べる方法が
行われてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】たとえば従来から使用
されてきたインダクティブ型のヘッドについて再生出力
や波形の半値幅のくり返し測定を行い、その変動を解析
する事によりヘッド動作の安定性をクラッセンらは議論
している(K.Klassen et.al IEEE Tras.on Magnetics,
Vol.30, No2, 375-380) 文献3 。同様の測定をMRヘ
ッドに対して行い、再生出力の変動を調べた測定結果を
図11に示す。ここでN回再生出力を繰り返し測定した
場合の再生出力変動は、次の(式1)のように定義し
た。ただし、(式1)において、VmaxはN回再生出力測
定時における再生出力の最大値、VminはN回再生出力測
定時における再生出力の最小値、VavgはN回再生出力測
定時における再生出力の平均値である。
【0010】
【数1】
【0011】ここで1回の再生出力の測定値としてはト
ラック一周の再生波形の振幅値の平均値であるTAA値
(Track Average Amplitude)を用いる。また再生波形の
振幅値としては図7に示すようなp−p値(再生波形8
01の波形振幅値804)を用いた。再生出力のくり返
し測定値は、必ずしも正規分布をしているとは限らず、
数百回程度の繰り返し測定で、実際に記録再生を数万回
以上繰り返した場合の再生出力の変動量を正確に見積も
ることは困難である。また変動を正確に見積もるために
測定回数を多くする検査であると、測定時間が増大し、
磁気ヘッドの検査工程での生産性を低下させることにな
る。ここでは再生出力について紹介したが、他の再生波
形を示す量、たとえば波形の非対称性や波形の半値幅な
どについても同様な問題点がある。
【0012】本発明の目的はMRヘッドのMR素子の磁
区構造変化に伴う再生波形変動を短時間で正確に測定す
ることが可能な磁気ヘッドの検査技術を提供することに
ある。
【0013】本発明の他の目的はMRヘッドのMR素子
の性能の劣化を短時間で正確に予測することが可能な磁
気ヘッドの検査技術を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、MR素子を含む複合
型の磁気ヘッドの不良品の選別を短時間で的確に行うこ
とが可能な磁気ヘッドの検査技術を提供することにあ
る。
【0015】本発明のさらに他の目的は、MR素子を用
いた磁気ヘッドの予防保守が可能な磁気ディスク装置を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドの検
査方法は、媒体に信号を記録する記録ヘッド部と、磁気
抵抗効果を有する薄膜素子から構成され媒体からの漏洩
磁束の変化をその素子の抵抗変化として検出しデータの
再生を行う磁気抵抗効果型再生ヘッドから成る複合型磁
気ヘッドにおいて、記録媒体に記録された再生信号波形
に対し、該磁気ヘッドの磁気抵抗効果型再生ヘッドへの
外部からの磁界の印加と前記再生信号波形の電気的特性
の測定を交互に繰り返すことによって得られる複数の測
定値の変動を検査するものである。
【0017】磁気ヘッドの磁気抵抗効果型再生ヘッドへ
外部からの磁界の印加を行う方法としては、磁気ヘッド
の外部に別個に設けられた、たとえば電磁石や永久磁石
を用いることができる。
【0018】また、磁気ヘッドの磁気抵抗効果型再生ヘ
ッドへ外部からの磁界の印加を行う方法としては、磁気
抵抗効果型再生ヘッドとともに設けられている記録ヘッ
ド部を利用し、磁気ヘッドを磁気記録再生装置内で使用
する場合の記録電流値より大きな値の記録電流を用いて
記録動作を行い、この時に記録ヘッド部から発生する磁
界を用いることができる。
【0019】また、磁気ヘッドの磁気抵抗効果型再生ヘ
ッドへ外部からの磁界の印加を行う方法としては、磁気
抵抗効果型再生ヘッドとともに設けられている記録ヘッ
ド部を利用し、磁気ヘッドを磁気記録再生装置内で使用
する場合の記録周波数より大きな値の記録周波数を用い
て記録動作を行い、この時に記録ヘッド部から発生する
磁界を用いることができる。
【0020】また、磁気抵抗効果型再生ヘッドとともに
設けられている記録ヘッド部から発生する磁界を利用す
る場合、通常の記録電流よりも大きな電流を記録ヘッド
部に印加して記録動作を行わせることと、通常の記録周
波数よりも大きな周波数で記録ヘッド部に記録動作を行
わせることとを組み合わせてもよい。
【0021】また、記録媒体上に検査用の領域を持た
せ、その検査用領域にあらかじめ再生用信号を記録して
おき、磁気ヘッドの磁気抵抗効果型再生ヘッドへの外部
からの磁界を印加する際には、検査用領域に印加磁界の
影響が及ばない他の位置まで移動させるようにしてもよ
い。
【0022】また、複合型磁気ヘッドを備えた磁気ディ
スク装置において、磁気ディスク上に再生用信号が記録
された検査用の領域を設定し、この検査用の領域以外の
位置で、随時、複合型磁気ヘッドの記録ヘッド部への定
格値よりも大きな記録電流や記録周波数の印加によって
発生される比較的大きな磁界を磁気抵抗効果型再生ヘッ
ドに作用させる動作と、検査用の領域から再生用信号を
読み出して測定する動作とを反復し、複数の測定値の変
動から磁気抵抗効果型再生ヘッドの性能の劣化等の予
測、評価を行う制御論理を持たせたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態である磁気
ヘッドの検査方法の一例を示すフローチャートであり、
図2は、本発明の磁気ヘッドの検査方法の幾つかの実施
例および比較例での測定条件の一例を対比して例示した
説明図である。また、図3の(a)および(b)は、本
実施の形態の検査方法において用いられる検査装置の一
例を示す斜視図および側面図であり、図4、図5、図6
および図7は、本実施の形態の検査方法の作用の一例を
示す線図、図8は、本実施の形態の検査方法で用いられ
た記録再生複合型ヘッドの一例を示す斜視図である。
【0025】まず、本実施の形態における検査装置の構
成を簡単に説明する。記録用媒体404は、図示しない
スピンドルモータ等に支持されて所定の速度で回転す
る。記録用媒体404の一主面の近傍には、磁気ヘッド
取付具402が配置されており、この磁気ヘッド取付具
402の先端部には、検査対象の複合磁気ヘッド403
が固定され、実使用状態を再現可能なように押圧荷重等
が磁気ヘッド取付具402から複合磁気ヘッド403に
作用されるとともに、磁気ヘッド取付具402の水平方
向の移動動作によって、複合磁気ヘッド403は、記録
用媒体404の径方向の任意の位置に位置付けられる。
さらに、記録用媒体404の一主面の近傍の所定の位置
には、複合磁気ヘッド403に所望の強さの磁界を印加
することが可能な磁界印加用電磁石401が配置されて
いる。
【0026】記録用媒体404の一部には、特定の信号
が予め記録された検査用領域404aが円周状に設けら
れ、磁界印加用電磁石401の配置位置は、検査用領域
404aから径方向に十分に離れた異なる磁界印加領域
404bに設定されており、磁界印加用電磁石401か
ら複合磁気ヘッド403に作用される磁界の影響は検査
用領域404aに及ばないように配慮されている。
【0027】検査用領域404aに記録される特定の信
号としては、再生波形が単純で、波形に対する各種測定
が容易なように、比較的周期の大きな信号が適してい
る。具体的には、たとえば、磁気記録信号の1−7符号
化方式における8Tパターン(“10000000”の
繰り返し)を用いることが考えられる。
【0028】一方、本実施の形態における検査対象の複
合磁気ヘッド403は、一例として、図8に例示される
ような構造を備えている。すなわち、セラミックス等の
基板上に形成された下部シールド205の上には、磁気
抵抗効果を線型応答に近づけるためのSAL膜211
(ソフトフィルム膜)、分離膜210、MR膜209が
順に積層されたMR素子部403aが形成され、MR素
子部403aの両端には、一対の磁区制限膜207が配
置されている。一対の磁区制限膜207の上には、MR
膜209に通電するための一対の電極206が形成され
ている。下部シールド205との間にこれらの構造を挟
むようにシールド204が形成されており、このシール
ド204の上には、導体からなるコイル202およびシ
ールド204とコイル202の中央部で接続されること
によって当該コイル202に鎖交するコアをなす磁気ヘ
ッド上部磁性膜201が配置されている。
【0029】磁気ヘッド上部磁性膜201とコイル20
2およびシールド204によって記録ヘッド部403b
が構成され、磁気ヘッド上部磁性膜201とシールド2
04との間にはMR素子部の直上部に記録ギャップ20
3が形成されている。コイル202への通電によって記
録ギャップ203には磁界が発生し、この磁界によって
磁気記録媒体を磁化することによって記録動作が行われ
る。
【0030】次に、本発明の一実施の形態である磁気ヘ
ッドの検査方法の原理を明らかにすべく、再生波形変動
を調べた例として、特に再生波形の振幅値および再生波
形の非対称性について調べた結果について述べる。先に
述べたように記録磁界がMR膜に作用した場合、MR膜
の磁区構造が変化してしまうことがある。図3に示すよ
うに磁界印加用電磁石401を用い、磁界印加領域40
4bにおける磁界の印加と、検査用領域404aにおけ
る再生用信号の再生を交互に繰り返し100回行い、そ
の際得られた再生波形の振幅値の変動量および再生波形
の非対称性の変動量を調べる実験を行った結果の一例を
図4に示す。ここで再生波形の非対称性は、次の(式
2)で定義した。ただし、次の(式2)において、Vpos
は再生波形の正の振幅値、Vnegは再生波形の負の振幅値
である。
【0031】
【数2】
【0032】ここで再生波形の正、負の振幅値について
は、図7に示すような0−p値(再生波形801の正の
波形振幅値802または負の波形振幅値803)をトラ
ック1周分について平均した値を使用した。
【0033】また再生波形の非対称性の変動量は、次の
(式3)のように定義した。ただし、次の(式3)にお
いて、AmaxはN回の波形振幅の非対称性測定時における
波形振幅の非対称性の最大値、AminはN回の波形振幅の
非対称性測定時における波形振幅の非対称性の最小値で
ある。
【0034】
【数3】
【0035】なお本実施の形態では、再生波形変動をあ
らわす量として再生振幅および再生波形の非対称性の変
動量を用いるが、他の方法、たとえば、波形の半値幅等
の量を用いてもよく、特に限定するものではない。また
変動量の定義として(式1)、(式3)を用いているが
他の統計量、たとえば標準偏差等を用いてもよく特に
(式1)、(式3)に限定されるものではない。
【0036】図4(a)に示すように印加磁界を大きく
すると再生振幅の変動量、再生波形の非対称性の変動量
が大きくなる現象を見いだした。このとき磁界印加用電
磁石401の作る磁界の代わりに記録ヘッド部403b
のコイル202に記録電流を流すことによって記録ギャ
ップ203から発生する磁界によってもMR素子部40
3aに磁界を印加することができる。この場合、記録電
流値を大きくすることは印加磁界を大きくすることに対
応すると考えられる。
【0037】記録電流値を大きくした場合も、図4
(b)に示すように磁界印加用電磁石401による磁界
を大きくした場合と同様の効果が得られることがわかっ
た。さらに、このとき周波数を大きくすることにより再
生電圧の変動量が大きくなることがわかった。これらの
現象を用いることにより再生電圧や再生波形の変動量を
増大させ加速的に試験を行うことができる。
【0038】後に実施例で詳細に述べるが、MRヘッド
が実際に記録装置で使用される際にMR膜に作用するよ
り強い磁界の印加を行なった状態で記録再生を行うこと
により、MRヘッドの再生出力や波形の変動を加速的に
引き起こし、短時間でこれらの現象を調べることができ
る。このような試験を行う場合、外部から印加する磁界
の強さや記録ヘッド部403bの記録電流の作る磁界の
強さ、周波数がある値以上になるとヘッドが媒体にきち
んと情報を記録できなくなり、再生出力や波形変動の測
定ができなくなる恐れがある。このとき、図1に示すよ
うなフローチャートに従い、あらかじめ記録用媒体40
4の決まった位置(検査用領域404a)に再生用の信
号を記録しておき、MR膜への磁界印加は再生用信号か
ら十分離れた位置(磁界印加領域404b)で行い、磁
界印加後、再生用信号を記録した位置(検査用領域40
4a)まで複合磁気ヘッド403を移動し再生出力、波
形の測定を行う動作を繰り返すことによりこの問題を解
決できる。
【0039】すなわち、最初に検査用領域404aに複
合磁気ヘッド403を位置付けて(ステップ501)、
検査用信号を記録し(ステップ502)、検査用信号の
読み出しおよび測定を行い(ステップ503)、その
後、磁界印加領域404bに複合磁気ヘッド403を移
動させ(ステップ504)、たとえば、磁界印加用電磁
石401によってMR素子部403aに所定の強さの磁
界を印加し(ステップ505)、検査用領域404aに
複合磁気ヘッド403を移動させ(ステップ506)、
測定回数が所定の値に達したか否かを判定し、未到達の
場合には、ステップ503以降を繰り返す。そして、所
定の測定回数に到達したら、前述の(式1)、(式3)
で示される値を計算し(ステップ508)、各種変動量
が規定値以下の場合には合格(良品)と判定し(ステッ
プ510)、規定値を超過した場合には、故障の発生が
予想される不良品と判断して不合格とする(ステップ5
11)。
【0040】次に、検査条件を具体的に規定した幾つか
の実施例について図2を用いて具体的に説明する。
【0041】図2において、比較例は、従来通りMRヘ
ッドが装置で使用される場合と同じ条件で再生出力、波
形変動を調べた場合である。図8に例示した複合型MR
ヘッド(複合磁気ヘッド403)で以上の実施例、比較
例の検査法で再生出力の変動を調べた場合の結果が図5
である。図5からわかるように比較例の試験方法では数
百回以下の測定回数で数十万回のばら付きを見積もるこ
とは難しい。他方、本発明の実施例1〜7に示すような
方法で加速試験を行った場合、比較例よりも少ない回数
で装置で10万回使用した場合の変動率を推定できる。
なお本実施例で使用した複合型MRヘッドに磁界印加用
電磁石401で外部から磁界を印加した際にMR膜に作
用する磁界強度は、有限要素法によるシミュレーション
によって見積もった。
【0042】これらの試験方法を複数の異なるヘッドに
対して実施し、比較例で10万回測定したときに得られ
る変動の値が実施例の方法では何回の結果で得られたか
を示したのが図6である。MR膜に印加する磁界が通常
の記録時に作用する磁界より大きい場合、またMR膜に
印加する磁界の周波数が通常の記録時に作用する磁界の
周波数より高い場合、比較例で行なった試験よりも少な
い回数で再生出力および波形変動の変動を予測できるこ
とがわかる。特に磁界強度が通常の記録時に作用する磁
界の1.6倍以上であれば100回以下の試験回数で10
万回使用する場合の値を予測することができる。また、
この時、周波数を高くすることにより、より少ない測定
回数で試験を行うことができ、検査時間を短縮できる。
しかしヘッド外部から印加する磁界の強さや記録ヘッド
部403bの記録電流の作る磁界の強さ、周波数がある
値以上になるとヘッドが媒体にきちんと情報を記録でき
なくなり、再生出力や波形変動の測定ができなくなる恐
れがある。この場合も前述したように試験を行う際、図
1に示すようにあらかじめ媒体の決まった位置に再生用
の信号を記録しておき、MR膜への磁界印加は再生用信
号から十分離れた位置で行い、磁界印加後、再生用信号
を記録した位置までヘッドを移動し再生出力、波形の測
定を行う動作を繰り返すことにより、この問題を解決で
きる。
【0043】なお上記の説明において測定量を再生出
力、波形振幅の対称性変動についてのみ述べたが、これ
らの測定量の代わりに波形幅、分解能、SN比、ビット
シフト量等他の測定量を用いても同様の効果が得られ、
本発明の検査法において測定量を再生出力、波形振幅の
対称性変動のみに限定するものではない。また再生出力
値としてトラック一周の振幅値の平均値であるTAA値
を用いたが、TAA値の代わりにRMS値やトラック内
の一部の振幅値等の量を用いてもよく特にTAA値に限
定するものではない。
【0044】以上詳しく説明したように本発明の上述の
実施の形態および実施例によれば、MRヘッドのMR素
子の磁区変化に伴う再生出力変動および再生波形変動を
短時間で正確に測定することができる。従って、この原
理を磁気ヘッドの検査工程にに適用して磁気ヘッドの検
査方法を行なうことでMRヘッドの選別がより容易で確
実になり、磁気ヘッドの検査工程の生産性が大幅に向上
する。
【0045】また検査プログラムを持つ記憶装置を作成
し、出荷時、または使用中に試験を行うことで装置の信
頼性を高めることができる。以下、磁気ディスク装置に
適用した場合の一例を示す。図9は本発明の磁気ヘッド
の検査方法を実行する機能を備えた磁気ディスク装置の
全体構成を一部破断して示す斜視図である。
【0046】図9に例示されるように、複数の磁気ディ
スク310が共通のスピンドル314に所定の間隔で同
軸かつ平行な姿勢で固定され、個々の磁気ディスク31
0の複数の記録面の各々には、ロードアーム311の先
端部に個別に保持された複数の複合磁気ヘッド403が
セットされている。複合磁気ヘッド403は、たとえ
ば、図8に例示した構成のものを用いることができる。
ロードアーム311の基端部はピボット軸312aを中
心として揺動するアクチュエータ312に支持され、こ
のアクチュエータ312はさらにボイスコイルモータ3
13によって駆動される。
【0047】すなわち、ボイスコイルモータ313に対
する通電方向や通電量の制御によって、アクチュエータ
312およびロードアーム311は磁気ディスク310
と平行な平面内を、揺動速度や角度が制御された揺動運
動をし、この揺動運動によって、ロードアーム311の
先端部に支持されている複合磁気ヘッド403は磁気デ
ィスク310の記録面上を当該磁気ディスク310の径
方向に移動し、たとえば磁気ディスク310の記録面上
に同心円状に配置された複数のトラックの間の移動(シ
ーク動作)や、特定のトラックに対して追従する動作を
行う。装置全体の制御は、制御基板315に設けられた
図示しないコントローラが行う。
【0048】本実施の形態の磁気ディスク装置では、磁
気ディスク310の複数のトラックの一部には、検査用
信号が予め記録された検査用トラック310aと、この
検査用トラック310aから、磁界印加の影響を受けな
い程度に、たとえば数トラック離れた位置に設定される
磁界印加用トラック310bが設定されている。検査用
トラック310aおよび磁界印加用トラック310b
は、たとえば磁気ディスク310の最内外周側に設けら
れた、ユーザのアクセスできないガードバンド領域等を
利用して設定することができる。
【0049】制御基板315に設けられた図示しないコ
ントローラには、図10に例示されるフローチャートの
ような磁気ヘッドの検査動作を行う制御論理がプログラ
ムされている。
【0050】そして、制御基板315に設けられた図示
しないコントローラが、たとえば装置の電源投入時に図
10の動作を行う検査プログラムを起動して、自発的に
複合磁気ヘッド403の検査を行ったり、上位のホスト
コンピュータからのヘッド検査コマンド等の指令に基づ
いて随時、検査プログラムを起動する等の動作により複
合磁気ヘッド403の検査を実行し、不良が予想される
場合には、装置の筐体外部に設けられた図示しないLE
D等を点灯させたり、上位のホストコンピュータに検査
結果を報告する等の動作によって、複合磁気ヘッド40
3の異常の予報や、交換を促す等の予防保守を実現す
る。
【0051】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドの検査方法によれ
ば、MRヘッドのMR素子の磁区構造変化に伴う再生波
形変動を短時間で正確に測定することができる、という
効果が得られる。
【0052】また、MRヘッドのMR素子の性能の劣化
を短時間で正確に予測することができる、という効果が
得られる。
【0053】また、MR素子を含む複合型の磁気ヘッド
の不良品の選別を短時間で的確に行うことができる、と
いう効果が得られる。
【0054】また、本発明の磁気ディスク装置によれ
ば、MR素子を用いた磁気ヘッドの予防保守ができる、
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気ヘッドの検査方法
の一例を示すフローチャートである。
【図2】本発明の磁気ヘッドの検査方法の幾つかの実施
例および比較例での測定条件の一例を対比して例示した
説明図である。
【図3】(a)および(b)は、本発明の一実施の形態
である検査方法において用いられる検査装置の一例を示
す斜視図および側面図である。
【図4】(a)および(b)は、印加磁界強度と再生出
力の変動との関係、および記録電流値と再生出力の変動
との関係の一例を示す線図である。
【図5】測定回数と予測可能な再生出力変動量との関係
を、本願発明の実施例と比較例とを対照して示す線図で
ある。
【図6】MR素子に対する印加磁界の強度と特性変動を
予測可能な測定回数との関係の一例を示す線図である。
【図7】再生波形の振幅値の定義の一例を示す線図であ
る。
【図8】本発明の一実施の形態である検査方法で用いら
れた記録再生複合型ヘッドの一例を示す斜視図である。
【図9】本発明の磁気ヘッドの検査方法を実行する機能
を備えた磁気ディスク装置の全体構成を一部破断して示
す斜視図である。
【図10】本発明の磁気ヘッドの検査方法を実行する機
能を備えた磁気ディスク装置の作用の一例を示すフロー
チャートである。
【図11】(a)〜(c)は、比較例での再生出力変動
の測定結果の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
201…磁気ヘッド上部磁性膜、202…コイル、20
3…記録ギャップ、204…シールド、205…下部シ
ールド、206…電極、207…磁区制限膜、209…
MR膜、210…分離膜、211…SAL膜、310…
磁気ディスク、310a…検査用トラック、310b…
磁界印加用トラック、311…ロードアーム、312…
アクチュエータ、312a…ピボット軸、313…ボイ
スコイルモータ、314…スピンドル、315…制御基
板、401…磁界印加用電磁石、402…磁気ヘッド取
付具、403…複合磁気ヘッド、403a…MR素子
部、403b…記録ヘッド部、404…記録用媒体、4
04a…検査用領域、404b…磁界印加領域、801
…再生波形、802…正の波形振幅値(正の0−p
値)、803…負の波形振幅値(負の0−p値)、80
4…波形振幅値(p−p値)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に信号を記録する記録ヘッド部
    と、磁気抵抗効果を有する薄膜素子から構成され、前記
    記録媒体からの漏洩磁束の変化を前記薄膜素子の抵抗変
    化として検出することによって前記信号の再生を行う磁
    気抵抗効果型再生ヘッドとを含む磁気ヘッドの検査方法
    であって、 前記磁気抵抗効果型再生ヘッドへ外部から磁界を印加す
    る第1のステップと、前記記録媒体に記録された前記信
    号から前記磁気抵抗効果型再生ヘッドによって再生され
    る前記再生信号波形の電気的特性を測定する第2のステ
    ップとを交互に繰り返すことによって得られる複数の測
    定値の変動を検査することを特徴とする磁気ヘッドの検
    査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ヘッドの検査方法に
    おいて、 前記第1のステップでは、前記磁気ヘッドを磁気記録再
    生装置に装着して使用する場合の記録電流値より大きな
    値の記録電流を用いて記録動作を行う時に前記記録ヘッ
    ド部から発生する磁界によって、前記磁気抵抗効果型再
    生ヘッドへの外部からの前記磁界の印加を行うことを特
    徴とする磁気ヘッドの検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の磁気ヘッドの検
    査方法において、 前記第1のステップでは、前記磁気ヘッドを磁気記録再
    生装置に装着して使用する場合の記録周波数より大きな
    値の記録周波数を用いて記録動作を行う時に前記記録ヘ
    ッド部から発生する磁界によって、前記磁気抵抗効果型
    再生ヘッドへの外部からの前記磁界の印加を行うことを
    特徴とする磁気ヘッドの検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の磁気ヘッド
    の検査方法において、 あらかじめ再生用信号が記録された検査用の第1の領域
    を前記記録媒体上に設定し、前記第1の領域において前
    記再生用信号を前記磁気抵抗効果型再生ヘッドで再生し
    再生信号波形の電気的特性を測定する前記第2のステッ
    プを実行するとともに、前記磁気抵抗効果型再生ヘッド
    へ外部から磁界を印加する前記第1のステップを実行す
    る際には前記第1の領域に印加磁界の影響が及ばない第
    2の領域まで前記磁気ヘッドを移動させることを特徴と
    する磁気ヘッドの検査方法。
  5. 【請求項5】 回転する磁気ディスクと、前記磁気ディ
    スクに信号を記録する記録ヘッド部、および磁気抵抗効
    果を有する薄膜素子から構成され前記磁気ディスクから
    の漏洩磁束の変化を前記薄膜素子の抵抗変化として検出
    することによって前記信号の再生を行う磁気抵抗効果型
    再生ヘッドを含む磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記
    磁気ディスク上の任意の位置に位置決めするアクチュエ
    ータと、全体の制御を行う制御部とを含む磁気ディスク
    装置であって、 前記磁気ディスク上には、前記磁気抵抗効果型再生ヘッ
    ドによって再生される前記再生信号波形の電気的特性を
    測定する第2のステップのための検査用の信号が記録さ
    れる第1の領域と、通常の書込動作時における書込電流
    および記録周波数の少なくとも一方の値を上回る書込信
    号を前記記録ヘッド部に印加し、この時当該記録ヘッド
    部から発生する磁界を前記磁気抵抗効果型再生ヘッドに
    印加する第1のステップが行われる第2の領域が設けら
    れ、 前記制御部には、随時、前記磁気ヘッドを前記第2およ
    び第1の領域に交互に位置づけて前記第1および第2の
    ステップを反復実行し、複数の前記第2のステップにお
    ける測定結果に基づいて前記磁気抵抗効果型再生ヘッド
    の状態を評価する制御論理を備えたことを特徴とする磁
    気ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006073048A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Toshiba Corp ディスク記憶装置、ヘッドアンプ装置及びヘッドテスト方法
US7123428B2 (en) 2003-09-09 2006-10-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of screening hard disk drive

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