JP2000322719A - 磁気ヘッドの評価方法および評価装置ならびに磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの評価方法および評価装置ならびに磁気ヘッドの製造方法

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JP2000322719A
JP2000322719A JP11133449A JP13344999A JP2000322719A JP 2000322719 A JP2000322719 A JP 2000322719A JP 11133449 A JP11133449 A JP 11133449A JP 13344999 A JP13344999 A JP 13344999A JP 2000322719 A JP2000322719 A JP 2000322719A
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micro
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Shigeru Tadokoro
茂 田所
Sei Ishii
生 石井
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気シールドの磁化によるノイズを抑制し
て、磁気抵抗効果ヘッドの出力特性を正確に評価する。 【解決手段】 強磁性体膜をコイル32に励磁電源33
から印加される電流にて励磁することで、この強磁性体
膜の端縁に線状に形成される微小励磁源31を、支持部
材36を介して微動ステージ37に搭載し、微小励磁源
31の線方向とトラック幅方向が直交するように磁気ヘ
ッド34を配置する。磁気ヘッド34を微小励磁源31
に対して微小なステップでトラック幅方向に移動させつ
つ、各ステップ位置(再生トラックの幅方向の各点)で
微小励磁源31から印加される磁荷による磁気抵抗ヘッ
ドの出力をプリアンプ41およびスペクトラムアナライ
ザ42にて測定することで、磁気シールド等の磁気抵抗
効果部位以外の磁化のノイズ排除して、計算機40にて
記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドの評価
技術および製造技術に関し、特に、磁気抵抗効果ヘッド
の製造過程において、磁気抵抗効果ヘッドの出力特性を
測定する評価技術等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子計算機の発達に伴い、磁気ディスク
装置などの記憶装置は大容量化、高速化が急激に進んで
いる。磁気ディスク等に用いられる磁気ヘッドは、装置
の大容量化を達成するために、記録トラック幅の狭小
化、感度の増大が図られている。大容量の磁気ディスク
装置では、記録トラック幅が非常に小さいため、磁気ヘ
ッドを所定のトラックに精密に位置合わせすることが必
要になる。また、再生感度が低いと必要な信号強度を得
ることができず、信号にエラーが発生するため高い感度
が必要になる。
【0003】磁気抵抗効果ヘッドはNiFe合金薄膜等
の電気抵抗が外部磁界に対して変化する磁気抵抗効果を
用いて磁気媒体からの信号の検出を行うものであり、再
生感度を高めるために磁気ディスク装置に広く用いられ
ている。磁気抵抗効果ヘッドは誘導型ヘッドに比べ再生
出力が磁気ディスクとの相対速度に依存しない、高出力
が得られる等の特徴がある。最近では、磁気抵抗効果ヘ
ッドをさらに高出力化するため、NiFe合金薄膜等に
比べ、磁界に対する電気抵抗の変化率がより大きな、G
MR効果と呼ばれる磁気抵抗効果を有する多層膜を使用
した磁気抵抗効果ヘッドも開発されている。
【0004】磁気ヘッドは、装置の大容量化のキーとな
る部品の一つであり、装置の性能は磁気ヘッドの性能に
左右される場合もある。このため、磁気ディスク装置を
製作する場合には、磁気ヘッドが所定の性能を達成して
いるか検査することが必要になる。ところが、磁気抵抗
効果ヘッドは、ヘッド加工時のストレスや、磁気抵抗効
果膜が持つ内部応力、磁気歪などのため、ウエハ状態で
の特性とは異なる場合が多く、ヘッド加工後に出力特性
を測定する必要がある。
【0005】従来の参考技術の磁気ヘッドの評価方法に
は大きく分けて2種の方法がある。第1の評価方法は動
的測定と呼ばれ、磁気ヘッドを実際に磁気媒体上で記録
及び再生試験を行い、そこでの再生信号、オーバーライ
ト特性等の諸特性を測定する方法である。この方法は実
際の磁気媒体で記録再生を行うため、磁気ヘッドの動作
は装置内での動作とほぼ同じであり、磁気ヘッドの特性
を高精度に評価することができる。しかしながら、この
方法は実際に磁気媒体を回転させ、ヘッドを磁気媒体上
に浮上させ測定をしなければならないため、測定手順が
複雑になる。また実際にヘッドの最終工程まで作製して
からでないと測定することができないため、特性を評価
して不合格とした場合には、それまでの工程に掛かった
工数、材料費が無駄になってしまう等の技術的課題があ
る。
【0006】第2の評価方法は、準静的測定と呼ばれ、
ヘルムホルツコイルなどによる外部一様磁界を磁気抵抗
効果ヘッドに印加し、この外部一様磁界に対する磁気抵
抗効果ヘッドの出力特性を測定するものである。外部磁
界は、通常磁気ヘッドの寸法に対して十分大きなコイル
によって印加されるため、この試験中は磁気抵抗効果ヘ
ッドはヘッド全体が磁界の中に置かれる。この方法は比
較的簡単に測定できることが特徴で、またヘッドの最終
工程まで終了していなくても適当な方法で電極に電流を
流すことができれば測定することができるため、工程途
中で不良品を選別することが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の参考技術の第2
の評価方法は測定が簡便でかつヘッドの最終工程まで達
していなくても測定可能などの特徴を持っているが、こ
の方法には次のような技術的課題がある。すなわち、磁
気抵抗効果ヘッドは、後述の図2に示すように、磁気抵
抗効果膜を上下の2枚の磁気シールドで挟んだような構
造になる。上述の第2の評価方法では、磁気ヘッド全体
がほぼ均一な磁界中に置かれるため、磁気ヘッド全体に
磁界が印加される形になり、磁気シールド部分にも磁界
が印加されるため、検出される信号は磁気シールド部分
の影響を受けた信号になってしまい、正確な測定結果が
得られない、という懸念がある。
【0008】磁気抵抗効果(MR)部分の感度が向上す
ると、磁気シールド部分の影響も非常に大きくなるた
め、磁気シールド部分の影響を小さく押さえ、磁気抵抗
効果ヘッドの出力特性を正確に評価することが必要にな
る。
【0009】本発明の目的は、磁気抵抗効果部位以外の
磁気シールド部分等の周辺構造の影響を排除し、磁気抵
抗効果ヘッドの出力特性を正確に評価することが可能な
評価技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、磁気記録媒体等の特
性や仕様等に応じた最適な再生特性や構造を有する磁気
抵抗効果ヘッドを歩留り良く、高い生産性にて製造する
ことが可能な磁気ヘッドの製造技術を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドの評
価方法は、線状に配置された微小励磁源を測定対象の磁
気ヘッドの磁気抵抗効果部位に近接させ、前記微小励磁
源と前記磁気抵抗効果部位とを相対的に移動させつつ前
記磁気抵抗効果部位からの出力信号を計測するものであ
る。
【0012】より具体的には、線状に配置された微小励
磁源と、この微小励磁源と媒体対向面がほぼ密着し、か
つ励磁源の線方向ヘッドのトラック幅方向がほぼ直交す
るように配置された磁気抵抗効果ヘッドとを、ヘッドの
トラック幅方向に相対的に、微小なステップで移動さ
せ、各ステップにおける磁気抵抗効果ヘッドからの信号
を測定する方法である。
【0013】微小励磁源は、例えば、磁気ヘッドの媒体
対向面に直交する、強磁性薄膜の直線状の端縁部と、こ
の強磁性薄膜を励磁する外部励磁源とで構成される。強
磁性薄膜は外部励磁源で磁化されることで線状の微小励
磁源として機能する端縁部に磁荷を生じ、この磁荷によ
る磁界が磁気抵抗効果ヘッドを励磁する。強磁性薄膜の
端縁部に生じる磁荷は強磁性薄膜の膜厚程度に限定され
るため、磁気抵抗効果ヘッドを微小な幅で励磁すること
ができる。従って強磁性薄膜の膜厚を磁気シールド部分
に対して十分小さくすれば、磁気シールドをほとんど励
磁することなく、各点における磁気抵抗効果ヘッドの出
力信号を正確に検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態である磁気
ヘッドの評価方法を実施する評価装置の構成の一例を示
す概念図であり、図2は、本実施の形態の評価技術の評
価対象となる磁気抵抗効果ヘッドの要部の構成の一例を
示す断面図である。
【0016】まず、本実施の形態の磁気ヘッドの評価方
法および装置を説明する前に、図2によって、評価対象
となる磁気抵抗効果ヘッドの構造の一例について簡単に
説明する。
【0017】図2は磁気抵抗効果ヘッドの一般的な構造
を示す図である。10は下部磁気シールド膜であり、1
1は磁気抵抗効果膜、12は磁気抵抗効果膜に信号の検
出電流13を流すための一対の電極で磁気抵抗効果膜1
1の両端に接続されている。磁気抵抗効果膜11は下部
絶縁膜15および上部絶縁膜16によって下部磁気シー
ルド膜10および上部磁気シールド膜14と絶縁されて
おり、一方の電極12から磁気抵抗効果膜11に流され
た検出電流13は、磁気抵抗効果膜11を通ってもう一
方の電極12に流れる。紙面の手前側が磁気抵抗効果ヘ
ッドの媒体と対向する面であり、媒体からの磁界は紙面
に垂直方向に磁気抵抗ヘッドに印加される。この磁界に
よって磁気抵抗効果膜11の磁化方向が変化し、それに
伴って磁気抵抗効果膜11の電気抵抗が変化し、電極1
2に電圧の変化となって検出される。磁気抵抗効果ヘッ
ドの再生のトラック幅は、通常、磁気抵抗効果膜11の
幅寸法11aとほぼ等しい。磁気抵抗効果膜11は通常
NiFe合金薄膜などの強磁性薄膜が用いられている。
磁気抵抗効果膜11の膜厚は10から40nm程度であ
る。下部磁気シールド膜10および上部磁気シールド膜
14もNiFe合金薄膜のような軟磁気特性を有する強
磁性膜で作製されるが、膜厚は磁気抵抗効果膜11の膜
厚に比べ桁違いに厚く、2〜3μm程度である。磁気抵
抗効果膜11を絶縁する下部絶縁膜15および上部絶縁
膜16はAl23 等で作製され、膜厚は0.1〜0.2μm
程度である。上部絶縁膜16と下部絶縁膜15は、磁気
抵抗効果膜11が下部磁気シールド膜10および上部磁
気シールド膜14の間のちょうど中心にくるように膜厚
が調整される。下部磁気シールド膜10と上部磁気シー
ルド膜14の間隔、すなわち上部絶縁膜16および下部
絶縁膜15と磁気抵抗効果膜11の全体の厚さは、磁気
ヘッドの再生ギャップとなるため、再生分解能を高める
ためには下部磁気シールド膜10と上部磁気シールド膜
14の間隔を狭くしなければならない。以上説明したよ
うに、磁気抵抗効果ヘッドでは、非常に薄い磁気抵抗効
果膜11が、非常に厚い磁気シールド膜と、薄い絶縁膜
を介して積層されたものであることがわかる。
【0018】図9は磁気抵抗効果磁気ヘッドを、従来法
のように均一磁界で励磁し外部の磁界の大きさに対する
抵抗の変化を測定した例である。磁気抵抗効果ヘッドを
均一磁界中で励磁すると、外部磁界の大きさに対して抵
抗が変化するため、外部磁界に応じて電気抵抗が変化
し、そこに検出電流を流すことによって、抵抗の変化を
電圧の変化として検出することができる。磁気抵抗効果
ヘッドでは、磁界に対して出力の大きさが線形に変化す
ることが要求されるため、この応答曲線はなるべく直線
に近いものが望ましい。ところが、図9に示すように、
しばしば磁界−抵抗曲線上にジャンプ21が見られる場
合がある。このようなジャンプの見られる原因は、磁気
シールド膜の磁壁が外部磁界の印加によって移動し、そ
の磁壁からの磁界が磁気抵抗効果膜に印加されてしまう
ためである。磁気シールドが磁化した際に、その磁化が
磁気抵抗効果膜に印加されてしまうのは、前述のよう
に、磁気抵抗効果ヘッドでは非常に厚い下部磁気シール
ド膜10および上部磁気シールド膜14と近接して、磁
気抵抗効果膜11が置かれている、という磁気抵抗効果
ヘッドの構造に起因するものである。
【0019】そこで、本実施の形態では、以下のよう
に、下部磁気シールド膜10および上部磁気シールド膜
14は磁化せずに、磁気抵抗効果膜11を選択的に磁化
することで、磁気抵抗効果膜11の特性を磁気シールド
膜の影響を排除して正確に測定する技術を開示する。
【0020】図1は本実施の形態の磁気ヘッドの評価方
法を実施する評価装置の全体の構成を示している。この
図1を用いて、本実施の形態の磁気ヘッドの評価方法、
評価装置について説明する。本実施の形態の評価装置
は、微動ステージ37、微小励磁源31を支持し微動ス
テージ37にて移動される支持部材36、この支持部材
36の微小励磁源31に近接して対向するように評価対
象の磁気抵抗効果型の磁気ヘッド34を支持するバネ3
5、支持部材36を取り囲み、励磁電源33からの電流
にて微小励磁源31を励磁するコイル32、微動ステー
ジ37の動作を制御するステージコントローラ39、磁
気ヘッド34の磁気抵抗効果膜11に検出電流を流して
外部磁荷による電圧変化を測定するプリアンプ41およ
びスペクトラムアナライザ42、全体を制御するととも
に、測定結果を微動ステージ37の位置情報とともに記
録する計算機40等をふくんでいる。
【0021】すなわち、コイル32は励磁電源33に接
続され、励磁電源33からの電流によって磁界を発生す
る。この磁界は後述の図3〜図6に例示される強磁性膜
43(強磁性膜47)を励磁し、強磁性膜43(47)
の端部に線状の微小励磁源31を形成する。磁気ヘッド
34はバネ35によってトラック幅方向が微小励磁源3
1の線方向とほぼ直交するように固定されており、支持
部材36に密着されている。さらに線状の微小励磁源3
1と支持部材36はともに、微動ステージ37上にのっ
ている。微動ステージ37はステージコントローラ39
によってコントロールされ、移動方向38の方向(想定
される媒体上のトラックの幅方向)に移動可能である。
ステージコントローラ39は計算機40によって制御さ
れるとともに、微動ステージ37の位置信号を計算機4
0に対して出力する。磁気ヘッド34はプリアンプ41
と接続されており、プリアンプ41の出力はスペクトラ
ムアナライザ42で励磁周波数成分のみの信号強度が取
り出され、その出力が計算機40に出力される。計算機
40では微動ステージ37の位置信号と、微動ステージ
37の各位置での磁気抵抗効果ヘッドの信号の強度が記
録される。
【0022】測定はまず微小励磁源31が磁気抵抗効果
ヘッドの想定される再生トラックから幅方向に数μmず
れた位置、すなわち磁気抵抗効果ヘッドの磁気抵抗効果
膜11から数μm離れた位置から開始し、その位置での
ヘッドの出力を測定するとともに、微動ステージ37の
位置も測定する。次に、計算機40からステージコント
ローラ39に出される制御信号によって微動ステージ3
7が微小なステップで、磁気抵抗効果ヘッドのトラック
の幅方向に移動され、再びその位置でのヘッドの出力と
微動ステージ37の位置を測定する。このステップを、
微小励磁源31が磁気抵抗効果ヘッドのトラック部分を
通過し、反対側に至るまで繰り返すことによって、磁気
抵抗効果ヘッドのトラック幅方向の全体の出力特性が測
定される。
【0023】図8はこのようにして測定された磁気抵抗
効果ヘッドの出力特性である。横軸はトラック幅方向の
位置であり、縦軸がその位置でのヘッド(磁気抵抗効果
膜11)の出力である。ヘッドの出力はトラック中心付
近で大きくなり、トラックの端部で小さくなっている。
本実施の形態の評価方法では、磁気抵抗効果ヘッドの出
力電圧をそのままでは測定できないが、このようにして
得られた測定データをトラック方向に積分することによ
って、出力を相対的に比較することは可能である。ま
た、このトラック方向の出力電圧の分布は、磁気抵抗効
果ヘッドの再生感度の分布に対応しており、例えばこの
出力の半値幅HWを求めることによって、当該磁気抵抗
効果ヘッドを構成する磁気抵抗効果膜11の幅寸法11
aに対応した再生トラック幅を測定することも可能であ
る。
【0024】微小励磁源31を構成する強磁性膜43
(47)を励磁するコイル32の励磁周波数は100K
Hz以上の比較的高い周波数に設定することが望まし
い。これはプリアンプ41のゲインが周波数の低いとこ
ろで低下するためと、出力の検出にスペクトラムアナラ
イザ42を使用するので低い周波数では信号の検出がで
きないためである。したがって、強磁性膜43(47)
を励磁するコイル32は巻き数が少なく、高周波で励磁
できるものとすることが必要である。ただし、プリアン
プ41に周波数の下限の低いものを用い、他の高感度の
検出手段でヘッドの再生電圧を検出する場合には、励磁
周波数はこれより低くてもよい。たとえばヘッド出力の
検出はスペクトラムアナライザ42の代わりにロックイ
ンアンプを用いて、励磁周波数と位相の同期した信号の
みを取り出せば、励磁周波数は数十Hzでもよい。微動
ステージ37の移動ステップは磁気ヘッドの再生トラッ
ク幅に対し十分狭くすることが必要で、好ましくは微小
励磁源31の幅と同程度であることが望ましい。現在、
磁気ディスク装置で用いられている磁気ヘッドは再生ト
ラック幅が1μm以下となっているため、微動ステージ
37の移動ステップは少なくとも0.1μm以下とするこ
とが必要である。
【0025】図3は線状の微小励磁源31として、媒体
対向面に対し直交して配置された強磁性膜43を用いた
場合の斜視図であり、図4は、微小励磁源31が形成さ
れる支持部材36のみを取り出して示す斜視図である。
なお、図1の構成例では、この図3および図4の微小励
磁源31を用いた例が示されている。
【0026】強磁性膜43は、支持部材36を構成する
一対のブロック36bおよびブロック36cによって挟
みこまれ、その直線状の端縁部が微小励磁源31を形成
し、磁気ヘッド34の媒体対向面34aと密着してい
る。強磁性膜43はコイル32によって囲まれており、
コイル32から発生する磁界によって磁化される。従っ
て、強磁性膜43は比較的小さな励磁磁界で磁化するよ
うに、NiFe合金薄膜のような軟磁気特性にすぐれた
材料が望ましい。また、強磁性膜43の膜厚43aは磁
気ヘッド34の再生トラック幅に対して十分小さくする
ことが必要である。ただし、強磁性膜43の膜厚をあま
り薄くすると、強磁性膜43の端縁部すなわち微小励磁
源31に発生する磁荷が減少し、磁気ヘッド34の出力
が減少するので、磁気ヘッド34の再生トラック幅の1
/10から1/20程度の厚さ(一例として400Å以
下)とするのが良い。強磁性膜43と支持部材36は、
磁気ヘッドの媒体対向面34aと密着することが必要な
ため、磁気ヘッドと接触するヘッド対向面36aは十分
平滑に研磨することが必要である。磁気ヘッドと強磁性
膜43の端縁部(微小励磁源31)の間のギャップが大
きくなると、磁気ヘッドの再生出力が減少してしまうた
め、磁気抵抗効果ヘッドと微小励磁源31の間は十分に
密着させなければならない。
【0027】なお、支持部材36を構成する一対のブロ
ック36bおよびブロック36cによって強磁性膜43
を挟む構造は、たとえば一方のブロック36bの一主面
に必要な厚さに強磁性膜43をスパッタ等の方法にて形
成した後、他方のブロック36cを強磁性膜43に張り
合わせ、さらに、強磁性膜43の端縁部が露出するヘッ
ド対向面36aとなる部分を平坦に研磨することで、任
意の厚さの強磁性膜43を精密に形成することができ
る。
【0028】図5は線状の微小励磁源31を別の方法で
形成した場合の斜視図であり、図6は、微小励磁源31
が形成される支持部材36のみを取り出して示す斜視図
である。この図5の方法では、磁気ヘッドの媒体対向面
34aと平行で、支持部材36上に形成された強磁性膜
47の直線状の端縁部を微小励磁源31とする。この場
合は強磁性膜47は、磁気ヘッド34のトラック方向に
磁化される。したがって、強磁性膜47を励磁するコイ
ル32は強磁性膜47を囲むように配置される。強磁性
膜47がトラック方向に磁化すると、図3の場合と同様
に強磁性膜47の、微小励磁源31として機能する端縁
部に磁荷を生じ、この磁荷による磁界が磁気抵抗効果ヘ
ッドを励磁する。
【0029】上述の図3の方法は、強磁性膜43を支持
部材36のブロック36bおよび36cで挟み、かつ支
持部材36と強磁性膜43の端縁部を平滑に研磨する必
要があったが、この図5の方法では、強磁性膜47をガ
ラス基板のような平滑な面上に作製し、イオンミリング
のような適当な方法で端縁部を形成することによって微
小励磁源31を作製することができるので、微小励磁源
31の作製が容易である。ただし、強磁性膜47の微小
励磁源31として機能する端縁部に生じる磁荷は、強磁
性膜47の膜厚方向、すなわち磁気抵抗効果ヘッドの媒
体対向面34aに垂直方向に分布するため、強磁性膜4
7の膜厚47aが厚いと相対的に励磁源の幅が増大して
しまう欠点があるので、強磁性膜47の膜厚47aはあ
まり厚くできない。たとえば強磁性膜47の膜厚47a
は100Å以下に設定することができる。
【0030】本実施の形態によれば、磁気抵抗効果ヘッ
ドの出力測定時に、微細な幅の直線状の微小励磁源31
によって、磁気抵抗効果ヘッドの媒体対向面の微小な領
域のみが励磁されるため、磁気シールドをあまり磁化さ
せることなく、すなわち磁気シールドの磁化による影響
を受けることなく、磁気シールドに挟まれた磁気抵抗効
果膜11の出力特性の測定を正確に行うことが可能であ
る。これは、磁気シールド膜の膜厚、幅に比べ微小励磁
源31の幅が非常に小さいためであり、磁気シールド膜
の磁壁移動によるノイズの発生を押さえることができる
からである。
【0031】また、本実施の形態の測定方法によれば、
磁気抵抗効果ヘッドのトラック幅方向の再生感度の分布
を精密に測定することが可能なため、磁気抵抗効果ヘッ
ドの再生トラック幅を精度良く測定、あるいは決定する
ことも可能である。
【0032】さらに、本実施の形態の磁気抵抗効果の評
価装置を用いれば、微小励磁源31による磁気抵抗効果
ヘッドの出力を、トラック幅方向の各位置において精密
に測定することができる。
【0033】次に、図7のフローチャートにて、上述の
ような本実施の形態の磁気ヘッドの評価方法および装置
を用いた磁気ヘッドの製造方法の一例を説明する。
【0034】磁気抵抗効果ヘッドの製造プロセスでは、
対象となる磁気ディスク媒体の記録密度、すなわち、当
該媒体に同心円状に設定されるトラックの幅寸法や間隔
に応じて、磁気抵抗効果膜11のトラック幅方向の寸法
等の仕様を精密に決定する必要がある。
【0035】従って、量産に先立つヘッド試作工程で
は、ウェハプロセスにて、ウェハに図2に例示された構
造の磁気抵抗効果部位を含む複数の磁気ヘッドを一括し
て形成した後(ステップ101)、ウェハのダイシング
にて個々の磁気ヘッドを分離し(ステップ102)、上
述のような評価方法および装置を用いた磁気抵抗効果部
位の機能評価を行う(ステップ103)。
【0036】この評価結果が、目的の磁気ディスク媒体
に適合した性能となるまで、製造プロセスやヘッド構
造、各薄膜の材質等を適宜変化させる操作を繰り返す
(ステップ104、ステップ111)。
【0037】そして、上述の試作工程で目的の性能の磁
気ヘッドが得られた後に、量産工程に移行し、量産工程
では、ウェハプロセスにて、ウェハに図2に例示された
構造の磁気抵抗効果部位を含む複数の磁気ヘッドを一括
して形成した後(ステップ105)、ウェハのダイシン
グにて個々の磁気ヘッドを分離したり研磨等の必要な加
工を施す(ステップ106)。
【0038】そして、必要に応じて、量産された磁気ヘ
ッドに対して、上述の評価方法および装置等を用いた抜
取り検査を実行し(ステップ107)、性能不良等が認
められた場合には(ステップ108)、当該不良ヘッド
を含むロットの廃棄(ステップ112)等の対策を行
う。なお、この性能不良の原因は必要に応じて解析さ
れ、ステップ105、ステップ106等の量産工程の製
造プロセスにフィードバックされる(ステップ11
3)。
【0039】良品の磁気ヘッドは、出荷あるいは、自社
内のヘッド・ディスク・アセンブリ(HDA)工程に供
給される(ステップ109、ステップ110)。
【0040】本実施の形態の磁気ヘッドの製造方法によ
れば、磁気抵抗効果ヘッドを構成する磁気抵抗効果膜1
1等の特性を、磁気シールド膜等の影響を受けることな
く高精度の正確に測定できるので、試作段階における磁
気ヘッドの構造や仕様を対象となる磁気ディスク媒体の
性能等に応じて正確に決定でき、試作工程の工程完了ま
での所要時間の短縮による生産性の向上を実現できる。
【0041】さらに、量産工程においても、抜取り検査
等における磁気ヘッドの正確な評価により、不良の解析
や、工程条件の改良等に寄与でき、磁気ヘッドの歩留り
の向上、さらには製造工程での生産性の向上を実現でき
る。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】たとえば、評価対象としては、磁気ヘッド
等に限らず、評価対象に対する微小な磁荷の印加を必要
とする技術に広く適用することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドの評価方法によれ
ば、磁気抵抗効果部位以外の磁気シールド部分等の周辺
構造の影響を排除し、磁気抵抗効果ヘッドの出力特性を
正確に評価することができる、という効果が得られる。
【0045】本発明の磁気ヘッドの評価装置によれば、
磁気抵抗効果部位以外の磁気シールド部分等の周辺構造
の影響を排除し、磁気抵抗効果ヘッドの出力特性を正確
に評価することができる、という効果が得られる。
【0046】本発明の磁気ヘッドの製造方法によれば、
磁気記録媒体等の特性や仕様等に応じた最適な再生特性
や構造を有する磁気抵抗効果ヘッドを歩留り良く、高い
生産性にて製造することができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である磁気ヘッドの評価
方法を実施する評価装置の構成の一例を示す概念図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態である評価技術の評価対
象となる磁気抵抗効果ヘッドの要部の構成の一例を示す
断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である磁気ヘッドの評価
装置における微小励磁源の構成の一例を磁気ヘッドとと
もに示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態である磁気ヘッドの評価
装置における微小励磁源の構成の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態である磁気ヘッドの評価
装置における微小励磁源の他の構成の一例を磁気ヘッド
とともに示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態である磁気ヘッドの評価
装置における微小励磁源の他の構成の一例を示す斜視図
である。
【図7】本発明の一実施の形態である磁気ヘッドの評価
方法および装置を用いた磁気ヘッドの製造方法の一例を
説明するフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態である磁気ヘッドの評価
方法を実施する評価装置にて測定された磁気抵抗効果ヘ
ッドの出力特性の一例を示す線図である。
【図9】磁気抵抗効果磁気ヘッドを、従来法のように均
一磁界で励磁し外部の磁界の大きさに対する抵抗の変化
を測定した線図である。
【符号の説明】
10…下部磁気シールド膜、11…磁気抵抗効果膜、1
1a…幅寸法、12…電極、13…検出電流、14…上
部磁気シールド膜、15…下部絶縁膜、16…上部絶縁
膜、21…従来法の磁界―抵抗曲線上のシールド膜によ
るジャンプ、31…微小励磁源、32…コイル、33…
励磁電源(外部励磁源)、34…磁気ヘッド、34a…
媒体対向面、35…バネ、36…支持部材、36a…ヘ
ッド対向面、36b…ブロック、36c…ブロック、3
7…微動ステージ、38…移動方向、39…ステージコ
ントローラ、40…計算機、41…プリアンプ、42…
スペクトラムアナライザ、43…強磁性膜(第1の強磁
性膜)、43a…膜厚、47…強磁性膜(第2の強磁性
膜)、47a…膜厚。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状に配置された微小励磁源を測定対象
    の磁気ヘッドの磁気抵抗効果部位に近接させ、前記微小
    励磁源と前記磁気抵抗効果部位とを相対的に移動させつ
    つ前記磁気抵抗効果部位からの出力信号を計測すること
    を特徴とする磁気ヘッドの評価方法。
  2. 【請求項2】 線状に配置された微小励磁源と、前記微
    小励磁源に近接し、前記微小励磁源の線方向とトラック
    幅方向が実質的に直交するように配置された磁気抵抗効
    果ヘッドとを、前記磁気抵抗効果ヘッドのトラック幅方
    向に、微小なステップで相対的に移動させ、各ステップ
    毎に当該ステップ位置で前記微小励磁源からの磁界によ
    る前記磁気抵抗効果ヘッドの出力信号を検出し、トラッ
    ク幅方向の各点における前記磁気抵抗効果ヘッドの前記
    磁界に対する応答を測定することを特徴とする磁気ヘッ
    ドの評価方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の磁気ヘッドの評
    価方法において、 前記微小励磁源が、前記磁気抵抗効果ヘッドまたは前記
    磁気抵抗効果部位の媒体対向面に直交する第1の強磁性
    薄膜の直線状の端縁部と、前記強磁性薄膜を励磁する外
    部励磁源と、からなる第1の構成、 前記微小励磁源が、前記磁気抵抗効果ヘッドまたは前記
    磁気抵抗効果部位の媒体対向面に対し平行に配置された
    第2の強磁性薄膜の直線状の端縁部と、前記第2の強磁
    性薄膜を励磁する外部励磁源とからなる第2の構成、 のいずれかの構成であることを特徴とする磁気ヘッドの
    評価方法。
  4. 【請求項4】 線状に配置された微小励磁源と、前記微
    小励磁源に近接し、前記微小励磁源の線方向とトラック
    幅方向が実質的に直交するよう磁気抵抗効果ヘッドを固
    定するヘッド支持手段と、前記磁気抵抗効果ヘッドのト
    ラック幅方向に、前記磁気抵抗効果ヘッドと前記微小励
    磁源を微小なステップで相対的に移動させる移動手段
    と、前記微小なステップの各々において、前記微小励磁
    源からの磁界による前記磁気抵抗効果ヘッドからの出力
    信号を検出するヘッド出力検出手段と、複数の前記ステ
    ップの各々の位置と前記磁気抵抗効果ヘッドからの出力
    信号とを対応付けて記録する記録手段と、を含むことを
    特徴とする磁気ヘッドの評価装置。
  5. 【請求項5】 ウェハプロセスにて磁気抵抗効果部位を
    含む複数の磁気抵抗効果ヘッドをウェハに一括して制作
    する工程と、前記ウェハを切断して個々の前記磁気抵抗
    効果ヘッドを切り出す工程とを含む磁気ヘッドの製造方
    法であって、 線状に配置された微小励磁源を測定対象の前記磁気抵抗
    効果ヘッドの前記磁気抵抗効果部位に近接させ、前記微
    小励磁源と前記磁気抵抗効果部位とを相対的に移動させ
    つつ前記磁気抵抗効果部位からの出力信号を計測する工
    程を必要に応じて実行することを特徴とする磁気ヘッド
    の製造方法。
JP11133449A 1999-05-14 1999-05-14 磁気ヘッドの評価方法および評価装置ならびに磁気ヘッドの製造方法 Pending JP2000322719A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272154A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Hitachi High-Technologies Corp 磁気ヘッドの製造方法

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