JPH10124828A - 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置 - Google Patents

磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置

Info

Publication number
JPH10124828A
JPH10124828A JP27914896A JP27914896A JPH10124828A JP H10124828 A JPH10124828 A JP H10124828A JP 27914896 A JP27914896 A JP 27914896A JP 27914896 A JP27914896 A JP 27914896A JP H10124828 A JPH10124828 A JP H10124828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
magnetic field
external magnetic
stress
output voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27914896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kagaya
正規 加賀谷
Yoshiaki Karakama
義彬 唐鎌
Takayuki Fukumoto
剛之 福元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Computer Peripherals Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Priority to JP27914896A priority Critical patent/JPH10124828A/ja
Publication of JPH10124828A publication Critical patent/JPH10124828A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】微少な、例えば数%の微少出力変動レベルのバ
ルクハウゼンノイズの検出は可能であったが、例えば3
0〜50%の大出力変動のバルクハウゼンノイズの検出
が再現性よく検出できないという問題があった。 【解決手段】センス電流によってバイアス磁界を発生さ
せる磁気抵抗ヘッド(以下MRヘッドと称する)であっ
て、ストレスとしての外部磁場を該MRヘッドとは別の
外部磁場発生手段により、スライダ−浮上面側からMR
ストライプの磁化困難軸方向(以下この方向をP方向と
する)へ、パルス磁場として印加し、その後該MRヘッ
ドの出力電圧波形を検査することにより達成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
などの磁気媒体から再生を行なう磁気抵抗ヘッド(Ma
gnet Resistive head,以下MRヘ
ッドと称する)の検査方法及び検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置等の薄膜磁気ヘ
ッドとして、磁気抵抗効果を利用したMRヘッドが実用
化されている。
【0003】MRヘッドは、パ−マロイ等の強磁性体薄
膜の磁気抵抗効果を利用したものであるため、磁気媒体
との相対速度に依存することなく大きな再生出力を得る
ことができるが、バルクハウゼンノイズ、出力変動、出
力上下非対称変動等が潜在する不良品が生成されてしま
う。このような不良を潜在的に持ったヘッドでは正常な
再生動作ができない。このため、MRヘッド製造時の検
査においては、バルクハウゼンノイズ、出力変動等発生
しない良品であることを確認する必要がある。バルクハ
ウゼンノイズ、出力変動等は、発生したりしなかったり
ランダムに発生する為その検出及び定量化が非常に困難
である。従来この種のバルクハウゼンノイズの検出方法
として、特開平6−84147号公報に記載の如く、セ
ンス電流を徐々に変化させながらMRヘッドの出力電
圧、半値幅、アシンメトリ等を測定し、バルクハウゼン
ノイズが生じ易いセンス電流領域をすべてカバ−し、バ
ルクハウゼンノイズ検出を行なう方法が開示されてい
る。又、特開平6−84148号公報においては、セン
ス電流の極性を交番させてバイアス磁界の極性を正負交
互に変化させ、前公知例と同様な項目を測定し、ノイズ
検出を行なう方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術の方法では、微少な、例えば数%の微少出力変動レベ
ルのバルクハウゼンノイズの検出は可能であったが、例
えば30〜50%の大出力変動のバルクハウゼンノイズ
の検出が再現性よく検出できないことが判明した。事
実、数千から数十万回の書き込み読みだしテスト、すな
わち、実使用に近いテストでは、前記の大出力変動等が
発生することが判った。したがって、誘導型記録ヘッド
に通電し、その磁界をMRヘッドに印加し、大出力変動
やバルクハウゼンノイズを検出するためには、実機(装
置)のヒ−トランテスト(連続書き込み、読みだしテス
ト)程度のテスト回数と時間を要し、MRヘッドの検査
方法としては実用的ではない。微少なバルクハウゼンノ
イズ及び出力変動は、前記従来の技術によれば、MRス
トライプの強磁性薄膜内の磁壁が磁性体内の欠陥や不純
物等にひっかかりながら移動又はひっかかったままの状
態になっているためと説明されている。
【0005】しかし、MRヘッドが受ける磁気的外乱は
他に種々ある。例えば、磁気抵抗薄膜を囲み積層された
磁気シ−ルド膜、磁気抵抗薄膜にバイアス磁界を印加さ
せるためのソフトバイアス膜(又はバイアス用強磁性薄
膜)、さらに書き込み用磁気ヘッドの磁性膜等の中のい
ずれか1枚の膜の非可逆的磁化特性あるいは、膜面にお
ける部分的な非可逆的磁化特性によりMRヘッドのMR
ストライプの受ける磁化が変化する。その結果前述の大
バルクハウゼン、又は大出力変動が発生すると考えられ
る。
【0006】本発明の目的は、大バルクハウゼンノイズ
又は、大出力変動を再現性良くかつ短時間に検出可能な
検査方法及び、検査装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のセンス電流の変化
及びセンス電流の極性変化及び誘導型記録ヘッドへの通
電(書き込み)のみでは、MRヘッドのMRストライプ
の部分的変化を加速するにすぎず、前述の磁性膜全てに
おいての非可逆的磁化特性の加速評価を行なっていな
い。また、前述の誘導型記録ヘッドは、磁性薄膜で磁気
回路が構成されている為磁気飽和が生じやすく、実験結
果では最大40〜50ガウスしか磁界がMRヘッド内部
に印加されない。又磁界はMRストライプの浮上面側数
μm付近にのみ印加され、MRストライプ全面及び他の
構成磁性膜全面に磁界が印加されるに至らない。本発明
は、磁性膜全てにおいて加速を行ない、MRストライプ
が受ける磁化変化を検知できる方法として、MRヘッド
全面に磁界が印加出来、その強さが50ガウス以上20
0ガウスの磁界が発生可能な外部磁場発生器を備え、検
査すべきMRヘッドへストレスとしての外部磁場を印加
したのちに、該MRヘッドから出力電圧波形を受け取
り、受け取った出力電圧波形に基いて必要な項目の測定
結果を得るようにしたMRヘッドの検査方法及び装置が
提供される。また検査すべきMRヘッドへ、ストレスと
しての外部磁場を印加しているので、バルクハウゼンノ
イズ、出力変動等のノイズを潜在的に有しているMRヘ
ッドの場合、数回の同一検査でノイズ発生が観測される
ので極めて容易に短時間に検査可能である。
【0008】さらに本発明によれば、MRヘッドのバイ
アス磁界を発生させるためのセンス電流供給手段、MR
ヘッドから出力電圧を得るための増幅手段、出力電圧か
ら所望の測定結果を得る測定手段、ストレスとしてMR
ヘッドに外部磁場を印加する手段、外部磁場を制御する
手段、さらには、他の検査手段として、通常の読みだ
し、書き込みのための媒体を含む読みだし、書き込み手
段を備えており、前述の外部磁場印加によるMRヘッド
の特性測定を行なえる構成を有する検査装置が提供され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の上記動作を実行す
るための一実施例であるMRヘッド検査装置の概略を示
すブロック図である。
【0010】1は検査すべきMRヘッド、2はセンス電
流供給源、3は出力電圧増幅器、4は磁場発生用コイル
ユニット(以下コイルユニットと称する)、5はコイル
用電流増幅器、6は任意波形発生器、7はデジタルオシ
ロスコ−プ、8はコンピュ−タ−ユニット、9はコイル
ユニットから発生した磁場である。
【0011】以下各部の動作を図1に従って説明する。
本実施例は、磁気記録媒体を使用しないで、MRヘッド
の特性を評価する方法を述べる。任意波形発生器6より
より発生された電圧はコイル用電流増幅器5により増幅
され、さらにコイルユニット4に印加され、コイルユニ
ット4で磁場9が発生される。発生した磁場9の強度、
周波数、極性、回数の設定は任意波形発生器6に接続さ
れているコンピュ−タ−ユニット8により設定可能であ
るよう構成されている。MRヘッド1をコイルユニット
4へ装着することによりMRヘッド1へ必要な磁場9を
印加することができる。たとえばMRヘッドの標準特性
(記録媒体を使用した書き込み、読みだし特性に相当す
る特性)を測定する場合、MRヘッド1へ磁界強度±2
0〜±50ガウス、周波数50Hz又は60Hzの磁場
9を印加しさらにセンス電流供給源2でMRヘッド1へ
必要なセンス電流、例えば数mA〜数十mAを供給する
ことによりMRヘッド1は印加磁場9に対応した出力電
圧を発生することになる。この出力電圧を出力電圧増幅
器3にて増幅したのち、これをデジタルオシロスコ−プ
7に取り込み信号処理を行ないコンピュ−タ8によりデ
−タ集計しMRヘッド1の標準特性の評価を行なうこと
ができる。一方MRヘッド1へ、ストレスとしての外部
磁場を印加する場合は、MRヘッド1へ前記磁場より強
く、例えば磁界強度±50〜±200ガウスの直流又は
任意波形の磁場9がコイルユニット4により印加され
る。
【0012】図2は、コンピュ−タ8の制御プログラム
を表すフロ−チャ−トであり、以下同図を用いてMRヘ
ッド1の検査方法について説明する。
【0013】まずステップS1において、MRヘッド1
に印加するセンス電流の大きさ、及び極性とMRヘッド
標準特性評価用磁場、及びストレスとしての外部磁場の
強度、極性及び試験の繰返し評価回数nが初期設定され
る。ステップS2において、MRヘッド1へステップS
1で設定したストレスとしての外部磁場が印加される。
もしMRヘッド1がノイズ成分を潜在しているヘッドで
あればこの状態で、ノイズ成分が非常に出現しやすい状
態となっている。次のステップS3に移る前にストレス
としての外部磁場印加を終了させる。そこでステップS
3でMRヘッド1へS1で設定したセンス電流を供給
し、MRヘッド標準特性評価用磁場においてヘッドの特
性調査を行なう。ここで再度ステップS2へ戻り前述の
動作を行い、ステップS2とステップS3をn回繰り返
すことにより不良ヘッドの検出率が上がることになる。
最終的にこれらのデ−タをコンピュ−タ8により集計し
表示することでMRヘッドの検査は終了する。
【0014】次に前述の外部磁場の印加方向の詳細を図
5にて説明する。磁気抵抗素子であるMRストライプ1
01は媒体対向面105を有し、磁化容易軸103の如
く着磁成膜され、磁化容易軸103とほぼ直角に磁化困
難軸104が生じている。MRヘッドの前記標準特性は
外部磁場を磁化困難軸104方向に交流的に、例えば磁
界強度±20〜±50ガウス、周波数50Hzを印加し
ながらセンス電流102のバイアス電流によるMRスト
ライプの磁気抵抗変化を前述の出力電圧増幅器で増幅し
測定される。
【0015】ストレスとしての外部磁場は、磁化困難軸
104方向(P方向)、あるいはその逆方向(N方向)
に直流パルスとして50〜200ガウスが印加される。
その方向はセンス電流の方向及び、MRストライプと隣
接配置されたバイアス磁化膜(又はソフト膜とよばれて
いる)の配置により定まり、検査すべきMRヘッドによ
り選択される。また他の方法としてMRストライプ10
1の両サイド106、107には通常、磁区制御膜が配
置されており、本制御膜の適正化テストのためにストレ
スとしての外部磁場をMRストライプ101の磁化容易
磁区103方向(以下R方向と称する)及びその反対方
向(以下L方向と称する)に前述と同様に印加される。
その方向は、前述の理由と同様な原因で選択される。
【0016】一方、MRヘッドは大口径(例えば5〜6
インチ)のウエハ上に形成される、よって中心付近と外
周付近とではMRストライプの磁化方向が不均一になり
やすい。又、前述の磁区制御膜も不均一になりやすい。
これら不均一性をテストする方法として、前述の磁化容
易軸103や磁化困難軸104の方向とは異なる、MR
ストライプに対して斜めの方向(以下この方向をθ方向
と称する)にストレスとしての外部磁場を印加し、MR
ヘッドの特性を測定する方法が提供される。
【0017】前述のP、N、R、L、θ方向をストレス
としての外部磁場方向としてMRヘッド1へ印加し図2
のフロ−チャ−トに従いn回測定する方法として、第一
はストレスとしての外部磁場を同一方向、同一強度で繰
返し印加する方法、第二はP方向とN方向または、R方
向とL方向、あるいは±θ方向のようにステップS3に
おけるMRヘッド1の標準特性を測定するたびに、スト
レスとしての外部磁場の極性を交互に変化させる方法が
提供される。さらには第三として前述の磁区のひっかか
りの程度により磁性膜の磁壁エネルギ−等は異なると考
えられるため、ストレスとしての外部磁場を徐々に強め
又は徐々に弱めることにより、検査すべきMRヘッド1
の性質に応じた検査を行なうことが出来ることを本発明
は提供する。さらに第4としてストレスとしての外部磁
場印加時にMRストライプへセンス電流をON(通電状
態)としておくかOFF(非通電状態)としておく方法
である。このことは、MRヘッドにおいて重要な問題で
ある。何故ならMRストライプにセンス電流を通電する
ことにより各磁性膜、特にMRストライプ、ソフトバイ
アス膜は電磁気学的に定まる方向にバイアスされ磁化さ
れるからである。このような状態でストレスとしての外
部磁場を印加するということは、MRストライプ又はソ
フトバイアス膜の全体的あるいは部分的な磁化反転を促
し、ストレスとしての外部磁場がなくなった時点で良好
なMRヘッドは理想的な磁化状態に戻るが、前述のよう
なノイズを内在した変動しやすいMRヘッドは理想的な
磁化状態には戻らないと考えられる。実験によると、検
査すべきMRヘッドにより前述の条件は選択される必要
があることが判った。
【0018】図3は本発明を実際に実験した結果を示し
た図である。条件は、センス電流=11mA、ストレス
としての外部磁場はN方向、磁界強度=100ガウスで
一定とした。又ストレスとしての外部磁場印加時はセン
ス電流をOFFとし、MRヘッド標準特性測定の外部磁
界強度=±30ガウス、周波数=50Hzとした。図3
の横軸は繰返し測定回数であり縦軸はMRヘッドの出力
電圧を表している。図3.aは良品ヘッドで図3.b及
びcはバルクハウゼンノイズや出力変動などのノイズ成
分を内在しているヘッドを調査した結果である。良品ヘ
ッドaはストレスとしての外部磁場を印加しているのに
かかわらずヘッドの出力電圧は安定している、これに対
して不良ヘッドb.cについて同一調査を行なうと大き
く出力変動が発生しているのが判る。これは不良MRヘ
ッドへストレスとしての外部磁場を印加することによっ
てMRヘッド内の種々の磁性膜の残留磁区に影響を与
え、内在していたノイズ発生原因が出現しやすい状態と
なったからである。ここで不良MRヘッドb.cについ
てストレスとしての外部磁場印加を行なわずMRヘッド
の標準特性を調査した場合は、出力変動が発生すること
もあるが出力変動が発生する頻度はストレス磁場印加時
と比較すると大きく低下する。
【0019】さらに他の実験結果によると、ヘッドのノ
イズ内在状態の違いにより、出力変動が発生しやすいス
トレスとしての外部磁場印加方法があることが判った。
そのため実際にMRヘッドの不良摘出を行なう際には、
いくつかのストレス磁場印加方法を組み合わせた検査方
法で、より確実に不良ヘッドの摘出が可能となる。
【0020】図4に本発明による他の実施例を示す。M
Rヘッド1を磁気記録媒体301上に浮上させ、磁気記
録媒体301及びMRヘッド1を挾み込むように磁場発
生用コイルユニット4を設ける。本図以外の部位動作は
前の実施例図1、図2、図5と同じである。ただし、前
述のMRヘッドの標準特性測定時の外部磁場印加は行な
わず、磁気記録媒体との書き込み、読みだしにより標準
特性測定を行なうことは本図に示す通りである。
【0021】
【発明の効果】以上実施例に述べたように本発明に依れ
ば、MRヘッドの標準特性測定を行う前にMRヘッドへ
ストレスとしての外部磁場を印加することによって、M
Rヘッドに潜在しているバルクハウゼンノイズや出力変
動などのノイズを再現性良くかつ短時間に検査可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるMRヘッド検査装置の
概略を表すブロック図である。
【図2】本発明の制御プログラムを表すフロ−チャ−ト
である。
【図3】本発明を実際に実験した結果を表す図である。
【図4】本発明のほかの実施例を表す図である。
【図5】外部磁場の方向を表す図である。
【符号の説明】
1…MRヘッド、2…センス電流供給源、3…出力電圧
増幅機、4…磁場発生用コイルユニット、5…コイル用
電流増幅機、6…任意波形発生器、7…デジタルオシロ
スコ−プ、8…コンピュ−タ、101…MRストライ
プ、102…センス電流、103…磁化容易軸、104
…磁化困難軸、105…媒体対向面、106…MRスト
ライプの両サイド、107…MRストライプの両サイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福元 剛之 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センス電流によってバイアス磁界を発生さ
    せる磁気抵抗ヘッド(以下MRヘッドと称する)におい
    て、ストレスとしての外部磁場を該MRヘッドとは別の
    外部磁場発生手段により、スライダ−浮上面側からMR
    ストライプの磁化困難軸方向(以下この方向をP方向と
    する)へ、パルス磁場として印加し、その後該MRヘッ
    ドの出力電圧波形を検査することを特徴とするMRヘッ
    ドの検査方法。
  2. 【請求項2】請求項1のMRヘッドにおいて、前記P方
    向と逆方向(以下この方向をN方向とする)へ、ストレ
    スとしての外部磁場を該MRヘッドとは別の外部磁場発
    生手段により印加して、その後該MRヘッドの出力電圧
    波形を検査することを特徴とするMRヘッドの検査方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2のストレスとしての外部
    磁場の強さが50〜200ガウスであることを特徴とす
    るMRヘッドの検査方法。
  4. 【請求項4】請求項1の検査と請求項2の検査を交互に
    行なうことを特徴とするMRヘッドの検査方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4において、ストレスとして
    の外部磁場の強さを徐々に強めながらMRヘッドの出力
    電圧波形を検査することを特徴とする検査方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4において、ストレスとして
    の外部磁場の強さを徐々に弱めながらMRヘッドの出力
    電圧波形を検査することを特徴とする検査方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6において、ストレスとして
    の外部磁場印加時に、MRヘッドのセンス電流をON又
    はOFFの状態で行なうことを特徴とする検査方法。
  8. 【請求項8】請求項1乃至6において、ストレスとして
    の外部磁場方向をMRストライプの磁化容易軸方向に印
    加し、MRヘッドの出力電圧波形を検査することを特徴
    とする検査方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至6において、ストレスとして
    の外部磁場方向をMRストライプの磁化困難軸方向と磁
    化容易軸方向に対して斜めの方向に印加しMRヘッドの
    出力電圧波形を検査することを特徴とする検査方法。
  10. 【請求項10】MRヘッドのバイアス磁界を発生させる
    センス電流源及び、MRヘッドの出力電圧を増幅する手
    段及び、外部磁場発生と設定が行うことができるコイル
    及び磁気回路よりなる少なくとも請求項1〜9の内1項
    目以上の検査を可能とすることを特徴とするMRヘッド
    の検査装置。
JP27914896A 1996-10-22 1996-10-22 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置 Pending JPH10124828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27914896A JPH10124828A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27914896A JPH10124828A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10124828A true JPH10124828A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17607122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27914896A Pending JPH10124828A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10124828A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7138797B2 (en) 2004-09-30 2006-11-21 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V. Reverse magnetic reset to screen for weakly pinned heads
JP2007305291A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Kla-Tencor Technologies Corp 垂直磁気媒体計測の方法とシステム
US7355393B2 (en) 2005-07-15 2008-04-08 Hitachi High-Technologies Corporation Magnetic head slider testing apparatus and magnetic head slider testing method
US7414394B2 (en) 2006-05-25 2008-08-19 Fujitsu Limited Method of quality-testing a shield film of a magnetoresistive effect head
WO2008139543A1 (ja) * 2007-05-01 2008-11-20 Fujitsu Limited 磁気抵抗効果型再生ヘッドの評価方法
JP2011146618A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Tohoku Tokushuko Kk 磁気抵抗評価装置
US7987583B2 (en) 2007-03-22 2011-08-02 Hitachi High-Technologies Corporation Magnetic head slider testing apparatus and magnetic head slider testing method
JP2011222067A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Hitachi Ltd 磁気ヘッドスライダ検査装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7138797B2 (en) 2004-09-30 2006-11-21 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V. Reverse magnetic reset to screen for weakly pinned heads
US7355393B2 (en) 2005-07-15 2008-04-08 Hitachi High-Technologies Corporation Magnetic head slider testing apparatus and magnetic head slider testing method
JP2007305291A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Kla-Tencor Technologies Corp 垂直磁気媒体計測の方法とシステム
US7414394B2 (en) 2006-05-25 2008-08-19 Fujitsu Limited Method of quality-testing a shield film of a magnetoresistive effect head
US7987583B2 (en) 2007-03-22 2011-08-02 Hitachi High-Technologies Corporation Magnetic head slider testing apparatus and magnetic head slider testing method
US8327525B2 (en) 2007-03-22 2012-12-11 Hitachi High-Technologies Corporation Magnetic head slider testing method
WO2008139543A1 (ja) * 2007-05-01 2008-11-20 Fujitsu Limited 磁気抵抗効果型再生ヘッドの評価方法
JP2011146618A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Tohoku Tokushuko Kk 磁気抵抗評価装置
JP2011222067A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Hitachi Ltd 磁気ヘッドスライダ検査装置
US8553512B2 (en) 2010-04-06 2013-10-08 Hitachi, Ltd. Magnetic head slider inspection device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5926019A (en) System for evaluating the play back of magnetoresistive heads
US6111406A (en) System and method for testing a write head in a combined magnetic head using an associated read sensor in the combined head
JPH10124828A (ja) 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置
US7183762B2 (en) Apparatus and method for evaluating magnetic heads, and disk for use in evaluating magnetic heads
JP3603636B2 (ja) 複合型磁気ヘッドの検査方法及び装置
JP2783084B2 (ja) 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置
JP2000260012A (ja) 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法、および磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査装置
JP3717628B2 (ja) 磁気抵抗効果型ヘッドの評価方法およびその評価装置
JP2783087B2 (ja) 磁気抵抗ヘッドの検査方法及び装置
JP2002133621A (ja) 磁気抵抗効果素子を有する磁気ヘッドの検査方法及び装置
JP3134538B2 (ja) 磁気記録再生装置及び磁気ヘッドの検査装置
US6661223B2 (en) Method of testing for response abnormalities in a magnetic sensor
JP2004022024A (ja) 磁気抵抗効果型ヘッドの検査方法及び検査装置
SU1704164A1 (ru) Способ контрол магнитных дефектов носителей информации
JP2006302414A (ja) 複合型磁気ヘッドの検査方法および複合型磁気ヘッドの検査装置
JPH01201816A (ja) 薄膜磁気ヘッド用トランスデューサの検査方法及び検査装置
JPH10188230A (ja) 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法
JP2588007B2 (ja) 薄膜ヘッドのウイグルの検査方式および検査装置
JPH09180142A (ja) 磁気ヘッドの検査方法および磁気ディスク装置
JP3868684B2 (ja) 磁気記憶装置用磁気ヘッドの評価方法
JP2988438B2 (ja) 磁気抵抗効果型ヘッドの振幅対称性変動の測定方法及び装置
JPH02105316A (ja) 薄膜磁気ヘッドの検査方法及びその装置
JPH10198924A (ja) 磁気抵抗効果型ヘッドの評価方法およびその評価装置
JP2001084540A (ja) 磁気ヘッドの検査方法および検査装置
JPH06187620A (ja) 薄膜磁気ヘッドの検査方法