JPH09180121A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Publication number
JPH09180121A
JPH09180121A JP34381595A JP34381595A JPH09180121A JP H09180121 A JPH09180121 A JP H09180121A JP 34381595 A JP34381595 A JP 34381595A JP 34381595 A JP34381595 A JP 34381595A JP H09180121 A JPH09180121 A JP H09180121A
Authority
JP
Japan
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magnetic
film
metal
gap
magnetic head
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Pending
Application number
JP34381595A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Sakata
勝美 坂田
Takashi Hirata
昂士 平田
Hiroshi Domon
大志 土門
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラミネート型の磁気ヘッドのギャップ位置の
認識を容易にし、マウント時の作業性を改善し、生産性
の向上を図る。 【解決手段】 1対の非磁性基板23により金属磁性膜
部24を挟み込んでなる磁気コア半体331,341同
士が突き合わされて磁気ギャップgが形成されてなる磁
気ヘッドにおいて、金属磁性膜部24は電気的絶縁膜2
8と金属磁性膜27が交互に重なる積層構造をなし、少
なくとも一方の磁気コア半体において積層化された金属
磁性膜27の厚みを2種類以上にした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオテー
プレコーダ(VTR)やデジタルデータレコーダ等の高
密度記録可能な磁気記録再生装置に搭載して有用な磁気
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばVTR(ビデオテープレコーダ)
等の磁気記録再生装置においては、高画質化等を目的と
して情報信号の短波長記録化が進められており、これに
対応して磁性粉に強磁性体粉末を用いた所謂メタルテー
プやベースフィルム上に強磁性金属材料を直接被着した
蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体が使用されるよう
になってきている。
【0003】一方、これに対処すべく磁気ヘッドの分野
においても研究が進められており、高抗磁力磁気記録媒
体を可能ならしめるため、コア材料に金属磁性材料を用
いるとともに狭トラック化及び狭ギャップ化を図った磁
気ヘッドが開発されている。
【0004】かかる磁気ヘッドとしては、非磁性材料よ
りなる基板で両側より高透磁率かつ高飽和磁束密度を有
する金属磁性膜を挟み込んだ所謂ラミネート型の磁気ヘ
ッドが知られている。
【0005】このラミネート型の磁気ヘッド1は、例え
ば図12Bに示すように、閉磁路を構成する1対の磁気
コア半体2及び3をギャップ材を介して突き合わせ接合
一体化して磁気記録媒体摺動面4に臨んで磁気ギャップ
gを形成して構成される。磁気コア半体2及び3は、夫
々金属磁性膜部5が非磁性ガート材6及び7によって挟
み込まれた構造をなしている。
【0006】磁性コア半体2及び3同士の突き合わせ面
においては、金属磁性膜部5,5の端部が突き合わされ
ることによって磁気ギャップgが形成されている。磁気
ギャップgのギャップ幅(いわゆるトラック幅)は、ガ
ート材6及び7が非磁性体であることから、金属磁性膜
部5の膜厚によって規制される。
【0007】また、磁気コア半体2及び3の突き合わせ
面には、磁気ギャップgのデプスD P を規制するととも
に、コイルを巻装するための巻線溝8が形成され、巻線
溝8内の上部には補強ガラス10が充填されている。さ
らに磁気コア半体2及び3の外側面には巻線溝10に巻
装されるコイルの巻装状態を確保するための巻線ガイド
溝11が形成されている。
【0008】上記磁気ヘッド1においては、金属磁性膜
部5の膜厚がすなわち磁気ギャップgのトラック幅とな
るものであるから、金属磁性膜部5の膜厚を制御するこ
とで簡単に狭トラック化が図れること、及び構造的に疑
似ギャップが発生しないこと、さらに図12Aにおい
て、この磁気ヘッド1の記録媒体との対接面を示すが、
金属磁性膜部5を金属磁性膜13と例えばSiO2 ,A
2 3 ,Si3 4 等の酸化物や窒化物の如き電気的
絶縁膜14とを交互に積層させることで渦電流損失を回
避できることにより高周波帯域での高出力化が望めるな
ど、種々の利点を有する。なお、図12A中、16は接
合層、17は下地膜層である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】磁気ヘッドにおいて
は、記録密度向上の為に狭ギャップ化が図られている。
上述のラミネートタイプの磁気ヘッド1の場合は、狭ギ
ャップ化によりギャップ位置の判別がしにくくなり、特
にギャップ材に貴金属を用いた磁気ヘッドにおいては貴
金属と金属磁性膜の光の反射率が同程度であることから
光学顕微鏡でギャップ位置を判断するのが大変難しくな
る。VTR等に用いられる磁気ヘッドは回転ドラムに高
精度にマウントされるが、上述の問題のため、マウント
時の作業性が低下するという問題があった。
【0010】本発明は、上述の点に鑑み、従来のものの
有する欠点を解消し、ギャップ位置を認識しやすくして
マウント時の作業性を改善し生産性を向上させるように
した磁気ヘッドを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ヘッド
は、磁気ギャップを有する金属磁性膜部が電気的絶縁膜
と金属磁性膜を交互に重ねた積層構造をなし、少なくと
も一方の磁気コア半体において積層化された金属磁性膜
の厚みが2種類以上とした構成とする。
【0012】この構成によれば、積層化された金属磁性
膜の厚みが2種類以上あることから、磁気ギャップにお
いて両コア半体の電気的絶縁膜が互いにトラック幅方向
でずれて突き合わされることから、ギャップ面と同一面
上にある電気的絶縁膜のギャップ側のエッジ部が容易に
判別できる。従って、ギャップ位置を正確かつ容易に判
別することが可能となり、磁気ヘッドを回転ドラム等へ
高精度でマウントする際の作業性が改善され、生産性が
向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、1対の非磁性基板によ
り金属磁性膜を挟み込んでなる磁気コア半体同士が、金
属磁性膜部の端面同士を対向させて、これらの金属磁性
膜部の突き合わせ面間に磁気ギャップが形成されてなる
磁気ヘッドにおいて、金属磁性膜部を酸化物、窒化物の
電気的絶縁膜と金属磁性膜が交互に重なる積層構造と
し、少なくとも一方の磁気コア半体において積層化され
た金属磁性膜の厚みが2種類以上となる構成とする。
【0014】本発明は、上記磁気ヘッドにおいて、一方
の磁気コア半体の積層化された金属磁性膜の第1層目
と、他方の磁気コア半体の積層化された金属磁性膜の最
終形成層が相対向した構成とする。
【0015】本発明においては、ギャップ材として貴金
属を用いることができる。
【0016】以下、図面を参照して本発明に係る磁気ヘ
ッドの実施例をその製法と共に詳細に説明する。
【0017】先ず、図2に示すように、両面が鏡面加工
された非磁性材からなる基板23を設け、この非磁性基
板23の片面に図3Aに示すように金属磁性膜部24を
スパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティング
法、イオンビーム法等に代表される真空薄膜形成法によ
り被着形成してコア基板25を形成する。非磁性基板2
3は、非磁性フェライト、セラミックス、結晶化ガラス
等で形成することができる。
【0018】この金属磁性膜部24の形成に際しては、
図3Bの拡大図に示すように、非磁性基板23上に非磁
性下地膜26を真空薄膜形成法により形成する。この非
磁性下地膜26は、次に被着する金属磁性膜27と非磁
性基板23との密着性を確保するためのものであり、例
えばCr,Ti等の非磁性メタルを用いることができ
る。なお、金属磁性膜27と非磁性基板23との密着が
充分確保される際は、非磁性下地膜26を必ずしも形成
する必要はない。次いで、磁気コアとなる金属磁性膜2
7と電気的絶縁膜28を交互に順次真空薄膜形成法によ
り形成する。
【0019】この際、電気的絶縁膜28で分断された金
属磁性膜27の厚みを2種類以上とする。本実施例で
は、非磁性下地膜26側から数えて第1層目、第2層目
及び第3層目の金属磁性膜27は同じ膜厚L1 とし、第
4層目の金属磁性膜27の膜厚を他の膜厚より薄い膜厚
2 としている(L1 >L2 )。金属磁性膜27の形成
が終了した後、接合層30を金属磁性膜27上及び非磁
性基板23の金属磁性膜部24が形成されない裏面へ形
成する。このようにして、図3Aの短冊状のコア基板2
5を形成する。
【0020】ここで、金属磁性膜27としては、(1)
Fe−Al−Si,Fe−Ni−Al−Si,Fe−G
a−Si,Fe−Al−Ge等、及びそれらに8原子%
以下のCo,Ti,Cr,Nb,Mo,Ta,Ru,A
u,Pd,N,C,O等を一種または数種添加した結晶
質材料、(2)Coを主としてZr,Ta,Ti,H
f,Mo,Nb,Au,Pd,Ru等の一種または数種
添加して構成されたアモルファス材料、(3)Co,F
eに主としてNi,Zr,Ta,Ti,Hf,Mo,N
b,Si,Al,B,Ga,Ge,Cu,Sn,Ru,
B等の一種または数種と、N,C,Oの一種または数種
を添加して構成された微結晶材料、等が選ばれる。
【0021】尚、高周波帯域での渦電流損失を回避させ
高出力化を図ると共に、ギャップ位置を容易に判別可能
とさせる電気的絶縁膜28は、SiO,TiO2 ,Ta
2 5 ,SiO2 ,Al2 3 ,Si3 4 等の酸化物
や窒化物等の如き電気的絶縁膜より選ぶことができ、5
0〜200nmの厚みとすることが望ましい。また、金
属磁性膜27と絶縁膜28間の密着性を考慮する必要が
ある場合には、金属膜Cr,Ti等を使用してCr膜,
SiO2 膜,Cr膜を順次積層した、いわゆるCr/S
iO2 /Cr構造というようにして電気的絶縁膜28を
構成しても良い。
【0022】接合層30としては、ガラス層あるいはA
u,Ag,Pd等の貴金属を使用することが可能であ
る。
【0023】次に、図4に示すように、金属磁性膜部2
4及び接合膜30が形成された複数の短冊状のコア基板
25を整列させ、加圧固定し熱処理を施して接合一体化
してコア基板ブロック31を形成する。
【0024】次に、このコア基板ブロック31を、A−
A′,B−B′,C−C′の線に沿って切断し、図5に
示すように、互いに略対称な1対の磁気コア半体ブロッ
ク33及び34を作製する。
【0025】次に、図6に示すように、この磁気コア半
体ブロック33及び34の一面に、その長手方向(コア
基板25の積層方向)に沿って伸びる巻線溝35を形成
する。この場合、巻線溝35は、夫々の磁気コア半体ブ
ロック33及び34に対し、切断時の同じ方向に向く面
(切断面)に形成する。この後、巻線溝加工を施した強
磁性金属膜露出面に鏡面加工を行う。
【0026】次に、図7Aに示すように、磁気コア半体
ブロック33、又は/及び34の上記巻線溝35が形成
された側の研磨面にギャップスペーサ兼、接合膜とし
て、融着用ガラス膜、或いはAu,Ag,Pd等の貴金
属膜を上記スパッタリング等の真空薄膜形成法により形
成し、これら磁気コア半体ブロック33及び34を、夫
々の金属磁性膜部24同士が相対向するように突き合わ
せ、ガラス融着法、或いは低温金属接合法により、接合
一体化させる。金属磁性膜部24同士を相対向するよう
に突き合わせると、図7Bの拡大図(図7AのB部の拡
大図)で示すように、一方の磁気コア半体ブロック33
の金属磁性膜27の初期に形成した層(第1層目)27
Sと、他方の磁気コア半体ブロック34の金属磁性膜2
7の最終形成層(第4層目)27Eが相対向する構造と
なる。この際、金属磁性膜27間に配置された絶縁膜2
8の端部28Eがギャップと同一面上に配置される。
【0027】即ち、第1層目27Sと最終形成層の第4
層目27Eの厚みが異なる(L1 ≠L2 )ことから、金
属磁性膜27間にある電気的絶縁膜28同士、つまり、
両コア半体ブロック33及び34の電気的絶縁膜28同
士がギャップ面で対向することなく、ギャップ上で互い
にずれた位置で突き合わされることになる。
【0028】次に、図8に示すように、巻線溝35内に
ガラス棒38を配置し、溶融させて巻線溝35内の上部
に補強ガラスとして充填する。この結果、各磁気コア半
体ブロック33及び34に夫々形成された金属磁性膜部
24の突き合わせ面間に、記録再生ギャップとして動作
する磁気ギャップgが形成された磁気コアブロック36
が形成される。
【0029】次に、図9に示すように、磁気コアブロッ
ク36に対し、曲率をもった磁気記録媒体摺動面、例え
ばテープ摺動面39を形成し、さらに、磁気コアブロッ
ク36の両外側に巻線用ガイド溝40を形成する。
【0030】次いで、図10に示すように、テープ摺動
面39側にテープ当たり幅規制溝41を形成する。しか
る後、図11に示すように、テープ当たり幅規制溝41
の中間をD−D′,E−E′,F−F′,G−G′,H
−H′の線に沿って切断することで、図1A及びBに示
す目的の磁気ヘッド21を得る。
【0031】即ち、図1A及びBに示す磁気ヘッド21
においては、金属磁性膜部24を両側から非磁性基板2
3で挟み込んだ1対の磁気コア331及び341が突き
合わされ、突き合わせ間に磁気ギャップgが形成され
る。また、突き合わせ面には磁気ギャップgのデプスD
P を規制すると共に、コイルを巻装するための巻線溝3
5が形成され、巻線溝35内の上部に補強ガラス38が
充填される。さらに、磁気コア半体331及び341の
外側面には巻線溝35に巻装されるコイルの巻装状態を
確保するための巻線ガイド溝40が形成される。
【0032】そして、この磁気ヘッド21では、特に、
図1Aの拡大図で示すように、テープ摺動面39に臨ん
で互いに厚みを異にした(L1 ≠L2 )一方の磁気コア
半体331側の金属磁性膜27の第1層目27Sと、他
方の磁気コア半体341側の金属磁性膜27の最終形成
層(第4層目)27Eとが相対向した構造を有する。従
って、この金属磁性膜27の第1層目27Sと最終形成
層27Eの厚みが異なることから金属磁性膜27間にあ
る電気的絶縁層28同士がギャップ面で対向することな
く、絶縁層28の端部28Eがギャップ面に形成された
構成となる。
【0033】上述した本実施例の磁気ヘッド21によれ
ば、磁気ギャップgを光学顕微鏡で観察する際、電気的
絶縁膜と金属磁性膜27では光の反射率が大きく異なる
ことから絶縁膜28は暗部となり、金属磁性膜27は明
部となって観察される。これにより、ギャップ面と同一
面に位置する絶縁膜端部28Eが明瞭に判断されること
から、磁気ギャップgの位置を正確に知ることができ
る。
【0034】本実施例のラミネート型の磁気ヘッド21
は、狭ギャップ化しても、またギャップ材に貴金属を用
いギャップ位置が判別しにくい場合でも、ギャップと同
一面上にある絶縁膜28の端部28Eが容易に判別でき
ることから、ギャップ位置を容易かつ正確に知ることが
できる。
【0035】従って、磁気ヘッドを回転ドラム等に高精
度にマウントする際の作業性が改善され、生産性を向上
することができる。
【0036】尚、上例では両磁気コア半体331,34
1において積層化された金属磁性膜27の厚みが2種類
となるように構成したが、その他、いずれか一方の磁気
コア半体側のみ積層化された金属磁性膜27の厚みが2
種類となるように構成しても良い。また金属磁性膜27
の厚みは2種類以上としてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ラミネート型の磁気ヘ
ッドのギャップ位置認識が容易となり、回転ドラムのマ
ウント時の作業性が改善され、生産性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A 本発明に係る磁気ヘッドの一例を示すテー
プ摺動面の拡大図である。 B 本発明に係る磁気ヘッドの一例を示す斜視図であ
る。
【図2】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次示
すもので、非磁性基板を示す斜視図である。
【図3】A 実施例における磁気ヘッドの製造方法を順
次示すもので、非磁性下地膜、金属磁性膜が成膜された
短冊状コア基板を示す斜視図である。 B 図3AのA部の拡大図である。
【図4】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次示
すもので、複数の短冊状コア基板を整列加圧固定し接合
一体化させ磁気コア半体ブロックを切り出す工程を示す
斜視図である。
【図5】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次示
すもので、磁気コア基板から切り出された一対の磁気コ
ア半体ブロックを示す斜視図である。
【図6】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次示
すもので、一対の磁気コア半体ブロックに巻線溝加工を
施す工程を示す斜視図である。
【図7】A 実施例における磁気ヘッドの製造方法を順
次示すもので、磁気コア半体ブロックをそれぞれの金属
磁性膜同士が相対向するように突き合わせた工程を示す
斜視図である。 B 図7AのB部の拡大図である。
【図8】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次示
すもので、突き合わせた磁気コア半体ブロックの巻線溝
内に補強用ガラス棒を配置した工程を示す斜視図であ
る。
【図9】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次示
すもので、磁気コアブロックに曲率を持ったテープ対接
面を形成し巻線用ガイド溝加工を施す工程を示す斜視図
である。
【図10】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次
示すもので、磁気コアブロックに当たり幅規制溝加工を
施す工程を示す斜視図である。
【図11】実施例における磁気ヘッドの製造方法を順次
示すもので、磁気コアブロックを切断しヘッドチップに
切り出す工程を示す斜視図である。
【図12】A 従来の磁気ヘッドのテープ摺動面の拡大
図である。 B 従来の磁気ヘッドの斜視図である。
【符号の説明】
21 磁気ヘッド 23 非磁性基板 24 金属磁性膜部 25 コア基板 26 非磁性下地膜 27 金属磁性膜 28 電気的絶縁膜 30 接合層 31 コア基板ブロック 33,34 磁気コア半体ブロック 35 巻線溝 36 磁気コアブロック 38 ガラス棒 39 テープ摺動面 331,341 磁気コア半体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の非磁性基板により金属磁性膜部を
    挟み込んでなる磁気コア半体同士が突き合わされて磁気
    ギャップが形成されてなる磁気ヘッドにおいて、 金属磁性膜部は電気的絶縁膜と金属磁性膜が交互に重な
    る積層構造をなし、少なくとも一方の磁気コア半体にお
    いて上記積層化された金属磁性膜の厚みが2種類以上と
    なることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記一方の磁気コア半体の積層化された
    金属磁性膜の第1層目と、上記他方の磁気コア半体の積
    層化された金属磁性膜の最終形成層とが相対向して成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 ギャップ材として貴金属を用いて成るこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 ギャップ材として貴金属を用いて成るこ
    とを特徴とする請求項2に記載の磁気ヘッド。
JP34381595A 1995-12-28 1995-12-28 磁気ヘッド Pending JPH09180121A (ja)

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