JPH09179562A - 電磁型発音体 - Google Patents
電磁型発音体Info
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- JPH09179562A JPH09179562A JP30766896A JP30766896A JPH09179562A JP H09179562 A JPH09179562 A JP H09179562A JP 30766896 A JP30766896 A JP 30766896A JP 30766896 A JP30766896 A JP 30766896A JP H09179562 A JPH09179562 A JP H09179562A
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- Japan
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- plate
- coil
- terminal
- diaphragm
- magnet
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Abstract
お知らせ、警報など)として用いられる電磁型発音体に
関するものであり、自動生産可能な電磁型発音体の提供
を目的とするものである。 【解決手段】 本発明の電磁型発音体は、フープ状に連
続して設けた一対の端子足12a,13aと端子12,
13を有するターミナルと、センターポール14を有す
るプレート4と、このターミナル8とプレート4を樹脂
成形して構成された樹脂ボビン11bからなる樹脂筐体
と、上記端子足12a,13aに両端が接続された上記
センターポール14を中心に巻回されたコイル6と、上
記プレート4に装着されたマグネット5と、上記センタ
ーポール14上に配置された振動板3と、この振動板3
と界磁部(上記プレート4と上記マグネット5と上記コ
イル6で構成)を覆う放音孔16を有する共鳴ケース9
aとで構成した。
Description
器、自動車、時計などの分野において放音用(呼び出
し、お知らせ、警報など)として用いられる電磁型発音
体に関するものである。
発音体として、小型、薄型のものが注目されており、多
機能化が進むにつれてその構造は複雑になってきてい
る。
されている従来の電磁型発音体について、図面を参照し
ながら説明する。
示しており、図に見られるようにマグネット(永久磁
石)25を載置したプレート(ヨーク)23上にプレー
ト23のセンターポール23aを中心にしてコイル24
が載置されて界磁部を構成し、狭いギャップ27を介し
て透磁率の高いダイアフラム21とサスペンション22
からなる振動板20が界磁部に結合したフレーム26の
上部の支持段部に周縁部を保持されて設けられている。
ット25による直流磁界のためにあらかじめプレート2
3に吸引され支持されているが、フレーム26の底部に
結合された端子31を通してコイル24に交流信号が印
加されると、それによって発生した交流磁束が直流磁界
に重畳され、交流信号の周波数に応じて変化する交流磁
束のために発生するプレート23の吸引力によって振動
板20が振動し音が発生する。この発生した音が共鳴ケ
ース30内のキャビティ28によって増幅され、放音孔
29を通じて外部に放出されるものである。
来の電磁型発音体では、部品点数が多く且つ小形である
ために取り扱いが難しく量産性に優れたものではなかっ
た。
ものであり、製造工程の自動化に対応できる電磁型発音
体を提供するものである。
に本発明の電磁型発音体は、送りピッチ孔を設けてフー
プ状に連続して設けた一対の端子足と端子からなるター
ミナルと、センターポールを有するプレートと、上記タ
ーミナルと上記プレートを樹脂成形して構成された樹脂
筐体と、上記端子足に両端が接続されるとともに上記セ
ンターポールを中心にして配置されたコイルと、上記プ
レートに装着されたマグネットと、上記プレートとマグ
ネットおよびコイルからなる界磁部により駆動される上
記センターポール上に配置された振動板と、この振動板
と上記界磁部を覆う放音孔を有する共鳴ケースとで構成
したので、フープ状に連続に形成された端子とプレート
を樹脂筐体に一体に連続して作製して、この上にマグネ
ット、コイル、振動板および共鳴ケース等を装着して構
成される自動生産可能な電磁型発音体を提供できるもの
である。
は、送りピッチ孔を設けてフープ状に連続して設けた一
対の端子足と端子からなるターミナルと、センターポー
ルを有するプレートと、上記ターミナルと上記プレート
を樹脂成形して構成された樹脂筐体と、上記端子足に両
端が接続されるとともに上記センターポールを中心にし
て配置されたコイルと、上記プレートに装着されたマグ
ネットと、上記プレートとマグネットおよびコイルから
なる界磁部により駆動される上記センターポール上に配
置された振動板と、この振動板と上記界磁部を覆う放音
孔を有する共鳴ケースとで構成したので、フープ状に連
続に形成された端子とプレートを樹脂筐体に一体に連続
して作製して、この上にマグネット、コイル、振動板お
よび共鳴ケース等を装着して構成される自動生産可能な
電磁型発音体を提供できるものである。
ついて図1から図5により説明する。
体の平面図、図2は同A−O−Bにおける正面断面図、
図3は同内部構造を示す部分破断斜視図、図4は同要部
であるターミナルの平面図、図5は要部であるターミナ
ルとプレートの一体成型を示す展開例である。
1とサスペンション2で構成され、共鳴ケース9aを上
部蓋体とする第1の樹脂筐体9の内部隔壁の上端にその
周縁部を固定して載置されている。
り、プレート4、マグネット5およびコイル6とから構
成され、振動板3の下面とギャップ10を介して第1の
樹脂筐体9と振動板3によって囲まれる内部に密閉して
ある。
を絶縁結合させている樹脂ボビンであり、その樹脂ボビ
ン11bはプレート4のセンターポール14の先端に接
する一端にリング状のストッパー11aを備えて第2の
樹脂筐体11を構成している。
を持っており、そのため、中央の穴をはさんで2つの部
分に分かれている。
長して設けられたコイル6に外部からの入力信号を伝え
るための一対の端子であり、12a,13aもこのター
ミナル8に一体に設けられたコイル6の巻始めと巻終わ
りの両端の線をそれぞれ巻付けるための一対の端子足で
ある。
に第2の樹脂筐体11の中央部に設けられている樹脂ボ
ビン11bを結合させた後、まずコイル6の巻始め部分
6aを端子12の端子足12aに巻付け、樹脂ボビン1
1bにコイル6を巻線し、コイル6の巻終わり部分(図
示せず)を他の端子足13a(図示せず)に巻付ける。
巻始め部分6aと巻終わり部分とをそれぞれレーザ半田
等で電気的に接続することによってセンターポール14
を中心にコイル6の巻線工程から半田付け工程までを、
自動で行うことが可能となるものである。
ランナー17で多数連結した環帯状態にしておけば、連
続した組立およびモールド成型工法が可能となり、送り
ピッチ孔18で各工程での位置設定も容易に行うことが
できる。
8とプレート4を樹脂ボビン11b、ストッパー11a
とともに第2の樹脂筐体11でモールド成型して、以降
の組立も含め一貫した連続自動生産が可能となるもので
ある。
ド成型工法により、電磁型発音体の内部を完全に密閉す
ることができ、接着剤を必要とせず、音響的にも、回路
基板へ実装する上でも優れた電磁型発音体を提供するこ
とができるものである。
フープ状に連続に形成された端子とプレートを樹脂筐体
に一体に連続して作製して、この上にマグネット、コイ
ル、振動板および共鳴ケース等を装着して構成される自
動生産可能な電磁型発音体を提供できるものである。
側断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 送りピッチ孔を設けてフープ状に連続し
て設けた一対の端子足と端子からなるターミナルと、セ
ンターポールを有するプレートと、上記ターミナルと上
記プレートを樹脂成形して構成された樹脂筐体と、上記
端子足に両端が接続されるとともに上記センターポール
を中心にして配置されたコイルと、上記プレートに装着
されたマグネットと、上記プレートとマグネットおよび
コイルからなる界磁部により駆動される上記センターポ
ール上に配置された振動板と、この振動板と上記界磁部
を覆う放音孔を有する共鳴ケースとで構成される電磁型
発音体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30766896A JP2964965B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 電磁型発音体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30766896A JP2964965B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 電磁型発音体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1834490A Division JP2773347B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 電磁型発音体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09179562A true JPH09179562A (ja) | 1997-07-11 |
JP2964965B2 JP2964965B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17971811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30766896A Expired - Lifetime JP2964965B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 電磁型発音体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2964965B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1215935A2 (en) * | 2000-12-15 | 2002-06-19 | Star Micronics Co., Ltd. | Electroacoustic transducer |
EP1185140A3 (en) * | 2000-08-30 | 2003-04-02 | Star Micronics Co., Ltd. | Electroacustic transducer |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP30766896A patent/JP2964965B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1185140A3 (en) * | 2000-08-30 | 2003-04-02 | Star Micronics Co., Ltd. | Electroacustic transducer |
EP1215935A2 (en) * | 2000-12-15 | 2002-06-19 | Star Micronics Co., Ltd. | Electroacoustic transducer |
EP1215935A3 (en) * | 2000-12-15 | 2002-09-25 | Star Micronics Co., Ltd. | Electroacoustic transducer |
US6654478B2 (en) | 2000-12-15 | 2003-11-25 | Star Micronics Co., Ltd. | Electroacoustic transducer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2964965B2 (ja) | 1999-10-18 |
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