JP2773347B2 - 電磁型発音体の製造方法 - Google Patents

電磁型発音体の製造方法

Info

Publication number
JP2773347B2
JP2773347B2 JP1834490A JP1834490A JP2773347B2 JP 2773347 B2 JP2773347 B2 JP 2773347B2 JP 1834490 A JP1834490 A JP 1834490A JP 1834490 A JP1834490 A JP 1834490A JP 2773347 B2 JP2773347 B2 JP 2773347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
winding
coil
center pole
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1834490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03221998A (ja
Inventor
眞司 森本
正二 中島
新一 西
清司 樋野
一美 羽生
弘志 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1834490A priority Critical patent/JP2773347B2/ja
Publication of JPH03221998A publication Critical patent/JPH03221998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2773347B2 publication Critical patent/JP2773347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家電製品、OA機器、自動車、時計などの分野
において放音用(呼び出し、お知らせ、警報など)とし
て用いられる電磁型発音体の製造方法に関するものであ
る。
従来の技術 近年、音響振動的に音を発生する電磁型発音体とし
て、小型、薄型のものが注目されており、多機能化が進
むにつれてその構造は複雑になってきている。
ここで一般的に、回路基板に実装され、使用されてい
る従来の電磁型発音体について図面を参照しながら説明
する。
第6図、第7図は従来の電磁型発音体の構成を示して
おり、図に見られるようにマグネット(永久磁石)25を
載置したプレート(ヨーク)23上にプレート23のセンタ
ーポール23aを中心にしてコイル24が載置されて界磁部
を構成し、狭いギャップ27を介して透磁率の高いダイア
フラム21とサスペンション22からなる振動板20が界磁部
に結合したフレーム26の上部の支持段部に周縁部に保持
されて設けられている。
上記の構成において、振動板20はマグネット25による
直流磁界のためにあらかじめプレート23に吸引され支持
されているが、フレーム26の底部に結合された端子31を
通してコイル24に交流信号が印加されると、それによっ
て発生した交流磁束が直流磁界に重畳され、交流信号の
周波数に応じて変化する交流磁束のために、発生するプ
レート23の吸引力によって振動板20が振動し音が発生す
る。この発生した音が共鳴ケース30内のキャビティ28に
よって増幅され、放音孔29を通じて外部に放出されるも
のである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の電磁型発音体では、部品点
数が多く且つ小形であるために取り扱いが難しく量産性
に優れたものではなかった。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであ
り、量産性に優れた電磁型発音体の製造方法を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の電磁型発音体の製
造方法は、ランナーに送りピッチ孔を設けたフープに連
続して設けた一対の端子と端子足からなるターミナルを
センターポールを有するプレートをも一体化するように
樹脂成形して連続して樹脂筐体を形成し、上記端子足の
一方に巻始め部分を巻付け、上記センターポールを中心
に巻回し、さらに上記端子足の他方に巻終わり部分を巻
付けてコイルを形成し、上記樹脂筐体マグネットを装着
するとともに、上記センターポール上に上記プレートと
マグネットおよびコイルからなる界磁部により駆動され
る振動板を配置し、放音孔を有する共鳴ケースでこの振
動板と上記界磁部を覆うようにしたので、フープ状に形
成されたターミナルをベースに連続して樹脂筐体を形成
し、さらにコイルをも端子上での形成を可能としてより
生産性の向上を図った電磁型発音体の製造方法を提供で
きるものである。
作用 本発明は、ランナーに送りピッチ孔を設けたフープに
連続して設けた一対の端子と端子足からなるターミナル
をセンターポールを有するプレートをも一体化するよう
に樹脂成形して連続して樹脂筐体を形成し、上記端子足
の一方に巻始め部分を巻付け、上記センターポールを中
心に巻回し、さらに上記端子足の他方に巻終わり部分を
巻付けてコイルを形成し、上記樹脂筐体にマグネットを
装着するとともに、上記センターポール上に上記プレー
トマグネットおよびコイルからなる界磁部により駆動さ
れる振動板を配置し、放音孔を有する共鳴ケースでこの
振動板と上記界磁部を覆うようにしたので、フープ状に
形成されたターミナルをベースに樹脂筐体を連続形成
し、さらに上記コイルの上記端子上での形成を可能とし
たのでより生産性の向上を図った電磁型発音体の製造方
法を提供できるものである。
実施例 以下、本発明のスピーカーの一実施例について第1図
から第5図により説明する。
第1図は本発明の一実施例の電磁型発音体の平面図、
第2図は同A−O−Bにおける正面断面図、第3図は同
内部構造を示す部分破断斜視図、第4図は同要部である
ターミナルの平面図、第5図は要部であるターミナルと
プレートの一体成型を示す展開例である。
図に示すように、振動板3はダイアフラム1とサスペ
ンション2で構成され、共鳴ケース9aを上部蓋体とする
第1の樹脂筐体9の内部隔壁の上端にその周縁部を固定
して載置されている。7は振動板3を駆動するための界
磁部であり、プレート4、マグネット5およびプレート
4のセンターポール14を中心に配置したコイル6とから
構成され、振動板3の下面とギャップ10を介して第1の
樹脂筐体9と振動板3によって囲まれる内部に密閉して
ある。
また、11bはプレート4とターミナル8を絶縁結合さ
せている樹脂ボビンであり、その樹脂ボビン11bはプレ
ート4のセンターポール14の先端に接する一端にリング
状のストッパー11aを備えて第2の樹脂筐体11を構成し
ている。
また、ターミナル8はそれぞれ正と負の極を持ってお
り、そのため、中央の穴をはさんで2つの部分に分かれ
ている。また、12,13はこのターミナル8を延長して設
けられたコイル6に外部からの入力信号を伝えるための
一対の端子であり、12a,13aもこのターミナル8に一体
に設けられたコイル6の巻始めと巻終わりの両端の線を
それぞれ巻付けるための一対の端子足である。
すなわち、第3図に示すようにターミナル8に第2の
樹脂筐体11の中央部に設けられている樹脂ボビン11bに
結合させた後、まずコイル6の巻始め部分6aを端子12の
端子足12aに巻付け、樹脂ボビン11bにコイル6を巻線
し、コイル6の巻終わり部分(図示せず)を他の端子足
13a(図示せず)に巻付ける。
次に、端子足12a,13aとコイル6の巻始め部分6aと巻
終わり部分とをそれぞれレーザ半田等で電気的に接続す
ることによってコイル6の巻線工程から半田付け工程ま
でを、自動で行うことが可能となるものである。
さらに、第4図に示すようにターミナル8をランナー
17で多数連結したフープ帯状にしておけば、連続した組
立およびモールド成型工法が可能となり、送りピッチ孔
18で各工程での位置設定も容易に行うことでき、第5図
に示すごとく、ターミナル8とプレート4を樹脂ボビン
11b、ストッパー11aとともに第2の樹脂筐体11でモール
ド成型して、以降の組立も含め一貫した連続自動生産が
可能となるものである。
即ち、第4図に示したランナー17に送りピッチ孔18を
設けてフープ状に連続して設けた一対の端子12,13と端
子足12a,13aからなるターミナル8をベースに第5図に
示すごとくセンターポール14を有するプレート4をも一
体化するごとく第2の樹脂筐体11である樹脂筐体を樹脂
成形し、第3図に示したごとく巻始め部分6aを端子足12
aに巻付け、巻回後巻終わり部分(図示せず)を端子足1
3a(図示せず)に巻付けてコイル6をターミナル8上に
形成し、次いで、マグネット5、振動板3、共鳴ケース
を装着するものであり、フープ状に形成されたターミナ
ル8をベースにコイル6をも上記ターミナル上に形成し
て別工程でコイルを作製する必要がなく、量産性に優れ
た製造方法としたものである。
発明の効果 本発明は以上のように、フープ状に形成されたターミ
ナルをベースに樹脂筐体を形成し、さらにコイルのター
ミナル上での形成を可能としたのでより生産性の向上を
図った電磁型発音体の製造方法を提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電磁型発音体の平面図、第
2図は同第1図のA−O−Bにおける正面断面図、第3
図は同内部構造を示す部分破断斜視図、第4図は同要部
であるターミナルの平面図、第5図は同ターミナルとプ
レートの成型状態を説明する側断面図、第6図は従来の
電磁型発音体の平面図、第7図は同正面断面図である。 3……振動板、4……プレート、5……マグネット、6
……コイル、6a……巻始め部分、7……界磁部、8……
ターミナル、9……第1の樹脂筐体、9a……共鳴ケー
ス、11……第2の樹脂筐体、12,13……端子、12a,13a…
…端子足、16……放音孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋野 清司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 羽生 一美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 和田 弘志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−12800(JP,A) 特開 昭62−204700(JP,A) 特開 平2−199998(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランナーに送りピッチ孔を設けたフープに
    連続して設けた一対の端子と端子足からなるターミナル
    をセンターポールを有するプレートをも一体化するよう
    に樹脂成形して連続して樹脂筐体を形成し、上記端子足
    の一方に巻始め部分を巻付け、上記センターポールを中
    心に巻回しさらに上記端子足の他方に巻終わり部分を巻
    付けてコイルを形成し、上記樹脂筐体にマグネットを装
    着するとともに、上記センターポール上に上記プレート
    とマグネットおよびコイルからなる界磁部により駆動さ
    れる振動板を配置し、放音孔を有する共鳴ケースでこの
    振動板と上記界磁部を覆う電磁型発音体の製造方法。
JP1834490A 1990-01-29 1990-01-29 電磁型発音体の製造方法 Expired - Fee Related JP2773347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1834490A JP2773347B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 電磁型発音体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1834490A JP2773347B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 電磁型発音体の製造方法

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30766896A Division JP2964965B2 (ja) 1996-11-19 1996-11-19 電磁型発音体
JP30766996A Division JP2964966B2 (ja) 1996-11-19 1996-11-19 電磁型発音体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03221998A JPH03221998A (ja) 1991-09-30
JP2773347B2 true JP2773347B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=11969041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1834490A Expired - Fee Related JP2773347B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 電磁型発音体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2773347B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3224690B2 (ja) * 1994-06-16 2001-11-05 スター精密株式会社 電気音響変換器の製造方法
JP4465822B2 (ja) * 2000-06-29 2010-05-26 パナソニック株式会社 マグネットワイヤの半田付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03221998A (ja) 1991-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0650308B1 (en) Electroacoustic transducer and method of fabricating the same
CN209787376U (zh) 磁感应耳机喇叭及耳机
JP2002186074A (ja) 多機能型発音体
US5625700A (en) Method of farbicating an electroacoustic transducer
GB2074773A (en) Electromagnetic buzzer
JP2773347B2 (ja) 電磁型発音体の製造方法
JP3251868B2 (ja) 電磁音響変換器
JP2964965B2 (ja) 電磁型発音体
JP2001290484A (ja) 電磁型発音体
JP2964966B2 (ja) 電磁型発音体
JP2004177624A (ja) 電気音響変換器
JP2002199490A (ja) スピーカ
JPS5936479B2 (ja) 電磁型音響変換装置
JP3151814B2 (ja) 電磁型発音体
JP2600363B2 (ja) 電磁型発音体
JPS5844719Y2 (ja) 電磁形音響変換器
KR20040107014A (ko) 스피커용 리드 단자 일체형 댐퍼
JP3255171B2 (ja) 電磁型発音体
CN113271529B (zh) 发声器件及发声器件的装配同心度监测方法
JPH0116155Y2 (ja)
JP3639784B2 (ja) 電気音響変換器
JP2516987B2 (ja) 電磁型発音体
KR100328875B1 (ko) 박판부저 및 그의 제조방법
JPH046287Y2 (ja)
JP3531705B2 (ja) 表面実装型電磁発音体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees