JP3151814B2 - 電磁型発音体 - Google Patents

電磁型発音体

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裕子 川合
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家電機器、OA機器、自動車、時計など各産業
分野の放音用(呼出し、お知らせ、警報など)として用
いられる電磁型発音体に関するものである。
従来の技術 近年、音響振動的に音を発生する電磁型発音体として
小型・薄型のものが注目されており、多機能になればな
るほどその構造は複雑になってきている。
そこで、回路基板に実装され耐洗浄タイプの発音体に
ついて、先に我々が提案した例を図面を参照しながら説
明する。
第3図が従来の電磁型発音体の平面図、第4図が同A
−O−B正面断面図である。
マグネット(永久磁石)3とプレート(ヨーク)5
と、このプレート5を固定するフレーム6からなる磁気
回路にコイル4が固定されて界磁部を構成し、狭いギャ
ップ12を介して透磁率の高い、ダイアフラム8とサスペ
ンション9からなる金属振動板が上記フレーム6の上端
部に保持されるように設けられている。前記金属振動板
はマグネット3による直流磁界のためにあらかじめプレ
ート5に吸引され支持されているが、端子20を通してコ
イル4に交流信号が印加すると、それによる交流磁束が
重畳され、吸引力が交流信号の周波数に応じて変化する
ために、金属振動板が振動し音が発生する。この発生し
た音は共鳴ケース1間のキャビティ2によって増幅さ
れ、放音孔11を通じて外部に放出されるものである。
ここでは、耐洗浄タイプなので金属振動板を取付けた
フレーム6の上面に防水膜7を設け、放音孔11を共鳴ケ
ース1の側面下部に2個設けてある。また、基板へ直接
実装するため、リード線と端子10の電気結合部13を共鳴
ケース1の外側でなく内部に設けてある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような構造のものでは界磁部イン
サート時に樹脂圧によりマグネット3にヒビが入り、落
下試験でマグネット3が欠けたり、粉砕する。それによ
り、マグネット3の破片が磁気ギャップ12中に入り込ん
だり、マグネット3が割れたりして性能不良が生じる等
の問題点を有していた。
本発明は、このような問題点を解決することのできる
電磁型発音体を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、プレート上にマ
グネットおよびコイルを配置して構成される界磁部に樹
脂成形によりフレームを形成するとともに少なくとも前
記マグネットを樹脂の上記フレームの内側に設けられた
モールド部で包み込んで前記フレームと前記界磁部を一
体化し、フレームと一体の筒状部上に金属振動板を配置
するとともに共鳴ケースを被せた構造としたものであ
る。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、界磁部のモールド時にマグネットを完全に
包み込む構造としたため、モールド時にヒビが入っても
衝撃等にによりマグネットが欠けたり粉砕しないものと
することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面第1図〜第2図を
用いて説明する。
14はセンターポール15を有するプレートで、このプレ
ート14上のセンターポール15の周囲にはリング状に巻回
されたコイル16と、このコイル16の外周にリング状のマ
グネット17が配置され界磁部を構成している。また、プ
レート14上にはコイル16の端部と電気的に接続されて端
子18へ導かれる導電部19が配置されている。
これらの界磁部には、上記プレート14の外周縁部を被
うように成形され、上部に上端に段部20をもった筒状部
21を有するフレーム22が樹脂成型によって形成され、こ
のフレーム22の形成時に上記プレート14上のマグネット
17、コイル16を同時にモールド(成型)するモールド部
23が形成され、センターポール15のみがこのモールド部
23の上面に表出している。
上記フレーム22の筒状部21の段部20には、高透磁率材
料からなるダイアフラム24を中央に結合したサスペンシ
ョン25とからなる金属振動板の周縁部が保持されてい
る。
さらに、フレーム22の筒状部21の金属振動板の上面に
は防水膜26が結合されている。
また、フレーム22には共鳴ケース27が被せられ、この
共鳴ケース27にとってキャビティ28を形成し、この共鳴
ケース27の下部の2個所に放音孔29を設けてある。
このような構成で端子18を通してコイル16に交流信号
が印加されると、それによる交流磁束が重畳され、吸引
力が交流信号の周波数に応じて変化するために金属振動
板が振動し音が発生する。この発生した音は共鳴ケース
27のキャビティ28によって増幅され、放音孔29を通して
外部に放出される。
また、上記界磁部のコイル16やマグネット17はモール
ド部23によって完全に被われているため、マグネット17
にヒビが入ったり欠けたりすることがなく、たとえ衝撃
などで欠けたりしてもマグネット17の破片が金属振動板
と界磁部との間の磁気ギャップに入りこんで異常音を発
生させたり性能不良を発生させるといったことが防止で
きることになる。
発明の効果 本発明は、界磁部にフレームを形成する時にマグネッ
トを完全に包み込み構造としたことにより、モールド時
に前記マグネットにヒビが入っても、前記マグネットが
落下、振動および熱衝撃等により欠けたり、粉砕したり
しないので、界磁部による発音体の性能不良は全く発生
しなくなるのである。
また、モールド部は界磁部にフレームを形成するとき
に同時に形成できるので部品点数の増加なしに行えると
共に、フレーム形成時に界磁部もモールド部によってフ
レームに一体化したことにより、フレームと一体の筒状
部に載置される金属振動板との間隔を安定して確保でき
て品質安定した量産性に富む電磁型発音体の提供を可能
とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電磁型発音体の平面図、第
2図は同第1図のC−O−D断面図、第3図は従来の電
磁型発音体の平面図、第4図は同第3図のA−O−B断
面図である。 14……プレート、15……センターポール、16……コイ
ル、17……マグネット、18……端子、20……段部、21…
…筒状部、22……フレーム、23……モールド部、24……
ダイアフラム、25……サスペンション、26……防水膜、
27……共鳴ケース、28……キャビティ、29……放音孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 9/22 G10K 9/13 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレート上にマグネットおよびコイルを配
    置して構成される界磁部に樹脂成形によりフレームを形
    成するとともに少なくとも前記マグネットを樹脂の上記
    フレームの内側に設けられたモールド部で包み込んで前
    記フレームと前記界磁部を一体化し、フレームと一体の
    筒部上に金属振動板を配置するとともに共鳴ケースを被
    せてなる電磁型発音体。
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