JP2862802B2 - 小型発音体 - Google Patents

小型発音体

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    • H05K3/3431Leadless components
    • H05K3/3442Leadless components having edge contacts, e.g. leadless chip capacitors, chip carriers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用電話機等に告知
手段として使用される音響・振動発生体であって、音響
や振動を発生する小型発音体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型発音体は、携帯用電話機、ペ
ージヤー、ポケットベル等、小型の電子機器に告知手段
として使用され、その形態には図7ないし図11に示す
もの等がある。
【0003】図7に示す小型発音体は、標準的な電磁音
響変換器であって、この小型発音体にあっては、ハウジ
ング200は上部ハウジング202と下部ハウジング2
04とが合体して円筒形を成し、その内部に電磁音響変
換部206が内蔵され、その背面側に棒状を成すリード
端子208、210が形成されている。そして、この小
型発音体にあっては、回路基板212に透孔214、2
16を形成してリード端子208、210を貫通させ、
背面側の導電パターン218に対して半田付けによって
電気的に接続する。この場合、上部ハウジング202に
形成されている放音孔219は、回路基板212と直交
する方向、即ち、上方に向けられている。
【0004】図8に示す小型発音体にあっては、ハウジ
ング200が一体に形成されている点が図7に示した小
型発音体と異なるが、その他の構成は同様である。
【0005】図9の(A)及び(B)に示す小型発音体
にあっては、ハウジング200の側面部に固定用突部2
20が形成されているとともに、ハウジング200の背
面部を塞ぐ基板212に固定用突部220を中心にして
リード端子208、210が形成され、このリード端子
208、210は板状材を用いてL字形を成し、固定用
突部220の突出方向を平坦部222としたものであ
る。したがって、この小型発音体の接続にあっては、図
9の(B)に示すように、回路基板212に形成された
透孔224又は凹部に対して固定用突部220を挿入し
てハウジング200を固定し、リード端子208、21
0の平坦部222を回路導体226に半田等によって電
気的に接続する方法が取られる。この場合、ハウジング
200に形成された放音孔219は、回路基板212と
平行に向けられることになる。
【0006】また、図10に示す小型発音体にあって
は、図8に示す小型発音体と同様にハウジング200及
びその内部構造を構成し、リード端子208、210に
ついては、図9に示した小型発音体と同様に平板状材で
形成し、それをハウジング200の壁面側から放音孔2
19が形成された面部まで延長してL字形を成して平坦
部228を形成したものである。この小型発音体にあっ
ては、回路基板212に透孔230を形成し、この透孔
230に対して放音孔219を合わせてハウジング20
0を設定し、この位置でリード端子208、210の平
坦部228と回路基板212側の導電パターンと半田付
けを行う。この小型発音体は、リード端子208、21
0の形態を変更して回路基板212を通して放音させる
点に特殊性がある。
【0007】そして、図11の(A)及び(B)に示す
小型発音体にあっては、一辺を数ミリメートルとした偏
平な直方体を成すハウジング200に電磁音響変換部2
06を内蔵したものであり、その長辺側の一側面部には
プラス側のリード端子208及びダミー端子209、他
側面部にはマイナス側のリード端子210及びダミー端
子211が形成されている。各リード端子208、21
0は面実装用、ダミー端子209、211は固定用であ
る。そして、ハウジング200は、直方体を成す上部ハ
ウジング202と平板状を成す下部ハウジング204を
合体したものであり、下部ハウジング204の背面側に
は一対の位置決め用突部232が形成されている。この
ような超小型の発音体にあっては、図11の(B)に示
すように、回路基板212に形成した位置決め用の透孔
234に突部232を挿入して位置決めするとともに、
各リード端子208、210及びダミー端子209、2
11を回路基板212上の導電パターンに半田付けして
電気的に接続する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
小型発音体において、種々の実装形態が取られる理由の
一つは放音孔219の方向を設定することにあり、放音
孔219が振動エネルギの発射方向に指向性を持ってい
るためである。
【0009】各小型発音体においては、ハウジング20
0の内部に電磁音響変換部206を備えており、この電
磁音響変換部206は、図7に示すように、ポールピー
ス240を成すベース242に立設した磁心244にコ
イル246が巻回され、その周囲部には環状を成すマグ
ネット248が設置されている。ハウジング200の内
壁部には磁性材料で形成された共鳴板250が設置さ
れ、マグネット248が持つ磁力は共鳴板250に作用
するとともに、ベース242を介して磁心244に作用
し、ギャップ252を通して閉磁路を形成している。コ
イル246は、リード端子208、210に加えられた
交流信号によって励磁され、磁心244に入力される電
気信号に応じて交番磁界で磁化する。この結果、共鳴板
250はその交番磁界によって振動し、共鳴室254を
共鳴させ、放音孔219から振動ないし音響が発せられ
るが、その開孔方向に振動エネルギが効率的に発射され
るのである。このため、電子機器にあっては、小型発音
体の実装形態、即ち、放音孔219の指向性が実装上問
題となる。
【0010】そして、従来の小型発音体にあっては、リ
ード端子208、210自体を変更したり、その形状を
変更することによって、種々の実装形態に対応したので
ある。しかしながら、このようなリード端子208、2
10の形状等の部分的な変更によっては、形状が複雑化
し、しかも、リード端子208、210が組立て上、個
別の部品であるため、部品点数が多く、小型発音体の小
型化を妨げ、組立工数が多いという問題がある。また、
合成樹脂で形成されたハウジング200やベース242
の背面側に設置された基板256から引き出されたリー
ド端子208、210に対する曲げ加工は、リード端子
208、210とその固定部分との間に過剰な応力が加
わることになり、ハウジング200や基板256に亀裂
を生じさせ、さらにリード端子208、210とハウジ
ング200との間の位置精度が出にくく、導電パターン
226との接合が不安定になる等の不都合がある。
【0011】そこで、本発明は、端子構成の簡略化とと
もに、面実装を容易にし、かつ放音孔の向きを任意の方
向に設定可能にした小型発音体を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の小型発音体は、
図1に例示するように、音響又は振動に変換すべき電気
信号を受け、この電気信号を振動磁界に変換し、この振
動磁界によって共鳴板(20)を振動させることによ
り、音響又は振動を発生する小型発音体(52A、52
B、52C、52D)であって、絶縁体で形成されて多
面体を成すハウジング(2)と、このハウジングに内蔵
されている前記共鳴板の前面側に設けられ、前記共鳴板
の振動に共鳴する共鳴空間(40)と、この共鳴空間を
外気に開放して音響又は振動を発生する放音孔(8)
と、前記ハウジング内の前記共鳴板の背面側に設置され
て前記電気信号を振動磁界に変換して前記共鳴板を振動
させる電磁変換部(電磁音響変換部18)と、前記ハウ
ジングと一体を成して前記ハウジングの外面部に配設さ
れるとともに前記電磁変換部に接続された端子(10、
12)とを備えて、前記ハウジングの任意の面を選択し
て前記端子を外部接続することにより、前記放音孔の向
きを任意に設定可能にしたことを特徴とする。
【0013】本発明の小型発音体において、前記端子
は、多面体を成す前記ハウジングの表面体の表面部に任
意のパターンを成す導体を配して成ることを特徴とす
る。
【0014】本発明の小型発音体において、前記ハウジ
ングは、合成樹脂で形成するとともに一部に合成樹脂か
らなる突部(44、46、48、50)を形成し、この
突部に導体を配して前記端子としたことを特徴とする。
【0015】そして、端子はハウジングの面部に形成さ
れていればよく、合成樹脂で形成されたハウジング
(2)の表面に任意のパターンを成す金属板を貼り付け
又は埋め込んで形成、導体層(下地メッキ層105、保
護メッキ層107、仕上げメッキ層109)をメッキで
形成、又は、導体層を印刷して形成する等の方法を取る
ことができる。
【0016】
【作用】本発明の小型発音体にあっては、ハウジングの
表面部に任意のパターンを成す導体を配することによ
り、ハウジングと一体に端子が形成されている。即ち、
ハウジング自体が端子の一部を構成しており、従来製品
のように、組立部品としてのリード端子は存在していな
い。その分だけ、部品点数は削減され、端子構成の簡略
化とともに、小型発音体の小型化が図られている。そし
て、この小型発音体の接続は、回路基板上の導電パター
ンにハウジングの端子を当て、半田等の接続手段によっ
て電気的に接続することができる。
【0017】ハウジングを多面体として構成し、その表
面に任意のパターンを成す導体を配して端子とすれば、
多面体を成すハウジングの各面が接続面、即ち、回路基
板への実装面となる。この結果、特定の面に放音孔が形
成されているものとすると、その面の任意の方向に向け
てハウジング上の端子を回路基板に接続することがで
き、指向性を持つ放音孔を任意の方向に向けることがで
きる。そして、放音孔が形成されている面にも端子を形
成でき、その端子によって回路基板に接続するものとす
ると、回路基板側に放音孔を向け、回路基板を貫通させ
るように放音させることができる。
【0018】また、ハウジングの一部に突部を形成する
と、この突部に導体を配して端子とすることができ、面
実装以外の接続形態にも対応できる。この端子を回路基
板等への仮固定や位置決め手段としても利用できる。そ
の場合には、他の端子が電気的な接続を担当することに
なるが、突部による位置決め及び固定と端子の半田付け
等によって接続及び固定は強固なものとなり、回路接続
の信頼性の向上に寄与することになる。また、この突部
の形態は、円柱形、板状の何れであってもよい。ハウジ
ングの一部を延長するように板状の突部を形成すると、
回路基板にハウジングを設置する場合に電気的に接続と
ともに、ねじ等の固定手段によって突部を固定でき、そ
の固定はより安定したものとなる。
【0019】また、本発明の小型発音体において、端子
は、合成樹脂からなるハウジングに対し、金属板の埋め
込み、金属層のメッキ、金属層の印刷等の各種の方法に
より、容易に形成することができる。そして、この形成
方法は、端子を形成すべきハウジングの形態、即ち、凹
部、角、平面等の態様によって最も適正なものを選択す
ることにより、歩留りや信頼性を高めることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
【0021】図1、図2及び図3は、本発明の小型発音
体の第1実施例を示している。この第1実施例の小型発
音体にあっては、絶縁性合成樹脂で多面体を成すハウジ
ング2が形成され、このハウジング2は直方体に面4、
6を形成して8面体としたものである。このハウジング
2は、背面側を開口させるとともに、前面側に円形を成
す放音孔8が形成されている。
【0022】このハウジング2の表面部には、図2に示
すように、前面、左右側面、背面及び底面に連続的なパ
ターンを成す導体によって一対の端子10、12がハウ
ジング2と一体に形成されている。端子10、12は、
各面部を接続面、即ち、実装面とする面実装端子を形成
している。この実施例にあっては、各端子10、12は
同一パターンであるが、各パターンを一致させる必要は
ない。各端子10、12が部分的に矩形を成して広い面
積となっているのは、接続上の便宜からである。側面部
には、L字形を成す延長端子部14、16が形成され、
この延長端子部14、16を会して側面部嘉穂の端子1
0、12と背面部側の各端子10、12とが電気的に接
続されている。これら端子10、12及び延長端子部1
4、16は、例えば、銅等の導体層の表面に保護メッキ
層を形成したものである。図4は、図2のIV−IV線に沿
う断面を示しており、端子10は、ハウジング2の表面
に形成された導体形成部101、触媒層103、銅等か
らなる下地メッキ層105、ニッケルメッキ層等の保護
メッキ層107、金層等の仕上げメッキ層109で形成
されている。即ち、下地メッキ層105、保護メッキ層
107及び仕上げメッキ層109は導体層として形成さ
れており、図示しないが、端子12側も同様の構成であ
る。
【0023】そして、このハウジング2の内部には、図
3に示すように、電気信号を音響又は振動に変換する変
換手段として電磁音響変換部18が内蔵されている。即
ち、磁気振動を機械的に振動に変換する手段として共鳴
板20が設置されている。この共鳴板20は、薄い磁性
材料板で形成されており、その中心部には実質質量を増
大させるための手段として磁片22が固着されている。
この共鳴板20は、ハウジング2の内部に形成された凹
部24と、ハウジング2の内部に設置された支持手段と
しての支持環26の頂部との間に縁部が挟まれて支持さ
れている。ハウジング2には、ポールピース28が設置
されており、このポールピース28は、円板状を成すベ
ース30の中央に柱状を成す磁心32を立設したもので
あり、この磁心32と共鳴板20との間にはギャップ3
3が形成されている。ベース30及び磁心32は共に磁
性材料で形成されている。ベース30はハウジング2に
固定されており、磁心32の中心軸は共鳴板20の中心
に一致している。磁心32には、円筒状を成すコイル3
4が巻回され、そのコイル端末は端子10、12に接続
され、このコイル34の周囲部には間隙36を設けて環
状マグネット38が設置されている。この環状マグネッ
ト38は、支持環26の内径部によって位置決めされて
いる。そして、環状マグネット38、ポールピース28
及び共鳴板20は閉磁路を成し、環状マグネット38が
持つ磁力はバイアス磁界として共鳴板20の吸引力とし
て作用している。
【0024】また、ハウジング2には、共鳴板20の上
面側に共鳴空間40が形成されているとともに、この共
鳴空間40を外気に開放する放音孔8が形成された放音
筒42が形成されている。
【0025】このような小型発音体においては、任意の
面部における端子10、12の間に交流入力が加えられ
てコイル34が励磁されると、このコイル34が発生す
る交番磁界によって磁心32及びベース30が磁化さ
れ、その交番磁界は閉磁路を通して共鳴板20を上下方
向に振動させる。この振動は、交流入力が持つ周波数に
依存し、その結果、共鳴空間40を共鳴させる。この共
鳴振動及び共鳴音は、ハウジング2を振動させるととも
に、放音孔8から外気に放出される。
【0026】次に、図5の(A)、(B)、(C)及び
(D)は、本発明の小型発音体の第2実施例を示してい
る。この第2実施例の小型発音体にあっては、底面側の
端子10、12に端子ピンを成す突部44、46が形成
されているとともに、背面側の端子10、12にも端子
ピンを成す突部48、50が形成されている。この実施
例では、各突部44〜50は円柱状を成しており、突部
44、46にあっては底面の対角状に形成されている。
底面部側の突部44、46は、対角状に配置して4本構
成としてもよい。そして、これらの突部44〜50は、
その表面に導体を配して端子10、12の一部を構成し
ている。この第2実施例の小型発音体の内部構造は、第
1実施例と同様である。
【0027】そして、この小型発音体にあっては、各面
部に端子10、12が形成されていることから、図6に
示すように、種々の実装形態を取ることができる。52
A、52B、52Cは第1実施例の小型発音体、52D
は第2実施例の小型発音体を示している。
【0028】小型発音体52Aでは回路基板54に回路
導体56、58が対角線状に形成されており、各回路導
体56、58に対して底面側の端子10、12が半田付
けされている。その結果、この小型発音体52Aの放音
孔8は、回路基板54と平行方向を向いている。
【0029】また、小型発音体52Bでは回路基板54
に回路導体60、62が平行に配置されており、各回路
導体60、62に対して背面側の端子10、12が半田
付けされている。その結果、この小型発音体52Bの放
音孔8は、上面側を向いている。
【0030】また、小型発音体52Cでは回路基板54
に回路導体64、66が平行に配置されており、各回路
導体64、66に対して前面側の端子10、12が半田
付けされている。この場合、回路基板54には放音孔8
に対応する例えば矩形の開口68が形成されており、こ
の開口68に向けられた放音孔8から回路基板54を貫
通して音響が発せられる。
【0031】そして、小型発音体52Dにあっては、回
路基板54に形成された透孔に端子10、12の一部を
成す突部44、46を貫通させ、突出した各突部44、
46と各回路導体70、72を個別に半田付けしてい
る。この場合、突部44、46は回路基板54の透孔に
挿入して仮固定でき、固定手段として機能させることが
できる。そして、このような実装形態により、小型発音
体52Dは、回路基板54の背面側に小型発音体52A
と同様に実装することができる。
【0032】なお、実施例では、端子は、メッキ処理に
よって形成することを説明したが、導体印刷やスパッタ
リング等による導体形成処理によって端子10、12を
形成してもよい。また、端子10、12は、ハウジング
2又は下部ハウジング2Bに表面を露出させて金属フィ
ルム等の金属板を貼り付け又は埋め込んでもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小型発音
体によれば、次の効果が得られる。 a.多面体を成すハウジングの複数の面部に面実装が可
能な端子を形成したので、各面部を実装面に設定でき、
一つの発音体で多方向に実装できるとともに、端子構造
簡略化でき、かつ、各面部を以て実装できるため、放
音孔の向きを任意の方向に設定することができる。 b.ハウジングに形成された放音孔とリード端子の位置
及びその形状寸法の精度が向上するため、配線基板等へ
の取付け精度が安定するとともに、放音孔の設定位置の
精度を向上させることができる。 c.端子がハウジングの表面に形成されているため、従
来品のようなワイヤやピン等からなるリード端子を用い
た発音体に比較して部品点数を低減でき、発音体に対し
てリード端子の占める割合が少なく、製品としての発音
体の小型化を図ることができるとともに、組立ての単純
化、工数削減等を図ることができ、自動組立化を図るこ
とができる。 d.端子の基材に化学的に安定した樹脂等を用いること
ができるため、端子メッキ層に不純物析出がなく、半田
付け時の半田ぬれ性が安定化し、接続の信頼性を高める
ことができる。 e.端子は、ハウジングと一体化されているため、外力
による変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型発音体の第1実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示した小型発音体の各面を示し、(A)
は正面図、(B)は右側面面図、(C)は左側面図、
(D)は背面図、(E)は底面図である。
【図3】図2の(A)の3−3線断面図である。
【図4】図2の(A)のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明の小型発音体の第2実施例を示し、
(A)はその正面図、(B)はその右側面図、(C)は
その背面図、(D)はその底面図である。
【図6】本発明の小型発音体の実装形態を示す斜視図で
ある。
【図7】従来の発音体及びその実装形態を示す縦断面図
である。
【図8】従来の他の発音体及びその実装形態を示す縦断
面図である。
【図9】従来の他の発音体を示し、(A)はその背面
図、(B)はその実装形態を示す縦断面図である。
【図10】従来の他の発音体及びその実装形態を示す縦
断面図である。
【図11】従来の他の発音体を示し、(A)はその水平
断面図、(B)はその実装形態を示す正面図である。
【符号の説明】
2 ハウジング 10、12 端子 18 電磁音響変換部(変換手段) 52A、52B、52C、52D 小型発音体 44、46、48、50、84、86 突部 105 下地メッキ層(導体層) 107 保護メッキ層(導体層) 109 仕上げメッキ層(導体層)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響又は振動に変換すべき電気信号を受
    け、この電気信号を振動磁界に変換し、この振動磁界に
    よって共鳴板を振動させることにより、音響又は振動を
    発生する小型発音体であって、絶縁体で形成されて多面体を成すハウジングと、 このハウジングに内蔵されている前記共鳴板の前面側に
    設けられ、前記共鳴板の振動に共鳴する共鳴空間と、 この共鳴空間を外気に開放して音響又は振動を発生する
    放音孔と、 前記ハウジング内の前記共鳴板の背面側に設置されて前
    記電気信号を振動磁界に変換して前記共鳴板を振動させ
    る電磁変換部と、 前記ハウジングと一体を成して前記ハウジングの外面部
    に配設されるとともに前記電磁変換部に接続された端子
    と、 を備えて、前記ハウジングの任意の面を選択して前記端
    子を外部接続することにより、前記放音孔の向きを任意
    に設定可能にしたことを 特徴とする小型発音体。
  2. 【請求項2】 前記端子は、多面体を成す前記ハウジン
    グの表面体の表面部に任意のパターンを成す導体を配し
    て成ることを特徴とする請求項1記載の小型発音体。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは合成樹脂で形成すると
    ともに一部に合成樹脂からなる突部を形成し、この突部
    に導体を配して前記端子としたことを特徴とする請求項
    1記載の小型発音体。
  4. 【請求項4】 前記端子は、合成樹脂で形成された前記
    ハウジングの表面に任意のパターンを成す金属板を貼り
    付け又は埋め込んで形成したことを特徴とする請求項2
    記載の小型発音体。
  5. 【請求項5】 前記端子は、合成樹脂で形成された前記
    ハウジングの表面に任意のパターンを成す導体層をメッ
    キして形成したことを特徴とする請求項2記載の小型発
    音体。
  6. 【請求項6】 前記端子は、合成樹脂で形成された前記
    ハウジングの表面に任意のパターンを成す導体層を印刷
    して形成したことを特徴とする請求項2記載の小型発音
    体。
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