JPH09178998A - 光アダプタユニット - Google Patents

光アダプタユニット

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Publication number
JPH09178998A
JPH09178998A JP7333435A JP33343595A JPH09178998A JP H09178998 A JPH09178998 A JP H09178998A JP 7333435 A JP7333435 A JP 7333435A JP 33343595 A JP33343595 A JP 33343595A JP H09178998 A JPH09178998 A JP H09178998A
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JP
Japan
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optical adapter
optical
tray
unit
cable
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JP7333435A
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English (en)
Inventor
Hideo Araki
日出夫 荒木
Toshiharu Kamiya
俊治 神谷
Minoru Oyama
実 大山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線収容効率の向上及び光ケーブルの破損等
の障害を防止することである。 【解決手段】 内線及び外線光ケーブルを分離可能に接
続するための光アダプタユニットである。前面開口を有
するユニット筐体11の内部に複数の光アダプタトレイ
12を配列的に設ける。これらのトレイ12は筐体11
の開口近傍にそれぞれ下端部にて回転自在に支持されて
いる。接続すべき内線及び外線光ケーブルは筐体11の
下側からトレイ12の下面板13eに形成された導入口
を介して導入され、先端の光コネクタが光アダプタ17
にそれぞれ嵌合されることにより互いに接続される。光
ケーブルは、トレイ12の回転中心近傍を通過している
から、トレイ12の回転に伴う負荷等が少なく、破損や
特性の劣化が防止される。ギア22とダンパー24によ
り、トレイ12の急激な飛び出しが防止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外線光ケーブルを
光通信装置に接続するために使用される光アダプタユニ
ットに関する。
【0002】光ケーブルを介して回線多重化された信号
を送受信するようにした光通信装置においては、収容回
線数の増大が著しく、これに伴い光ケーブルの導入本数
が増大してきている。光ケーブルは光アダプタユニット
を介して光通信装置に導入されるが、光ケーブルに不要
なストレスを加えることなく、光アダプタユニットの高
密度化・小型化を図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】図4は従来の光アダプタユニットを示す
図である。同図において、31は光通信装置の筐体を構
成するフレームであり、このフレーム31にはユニット
板32がネジ止め固定されている。このユニット板32
には、光ケーブルを固定する複数のケーブル押さえ部材
33、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダ34
及び複数の光アダプタ35が取り付けられている。
【0004】光アダプタ35は、光ケーブル先端に取り
付けられた光コネクタが嵌合される一対の嵌合口を有し
ており、一対の光ケーブルの光コネクタがそれぞれ光ア
ダプタの嵌合口に嵌合されることにより、これらを接続
するものである。光アダプタ35は、取付板36を介し
てユニット板32に取り付けられている。
【0005】外線光ケーブル37aはケーブル押さえ部
材33により固定され、ケーブルホルダ34に巻回され
ることにより余長が処理されて、先端の光コネクタが光
アダプタ35に下側から嵌合される。一方、内線光ケー
ブル37bはケーブル押さえ部材33により固定され、
ケーブルホルダ34に巻回されることにより余長が処理
されて、先端の光コネクタが光アダプタ35に上側から
嵌合される。これにより、外線光ケーブル37aと内線
光ケーブル37bが接続される。
【0006】しかし、この光アダプタユニットは、ユニ
ット板32上を平面的に利用するものであるから、収容
回線数の増大に対応することが困難である。図5は、収
容回線数の増大に対応するために提案された他の従来の
光アダプタユニットを示す図である。同図おいて、41
はユニット筐体であり、ユニット筐体41は、図示しな
い光通信装置の筐体の背面に取り付けられる。ユニット
筐体41は開口を有しており、両側板には、互いに相対
するように複数のガイド溝42及び複数の貫通溝43が
形成されている。
【0007】44は光アダプタトレイであり、光アダプ
タトレイ44には、光ケーブルを固定する複数のケーブ
ル押さえ部材45a、45b、光ケーブルを保持する複
数のケーブルホルダ46a、46b及び複数の光アダプ
タが取り付けられている。
【0008】光アダプタは、光ケーブル先端に取り付け
られた光コネクタが嵌合される一対の嵌合口を有してお
り、一対の光ケーブルの光コネクタがそれぞれ光アダプ
タの嵌合口に嵌合されることにより、これらを接続する
ものである。光アダプタは、弾性を有する取付部材47
の貫通口に圧入され、この取付部材47が光アダプタト
レイ44に取り付けられている。
【0009】外線光ケーブルはケーブル押さえ部材45
aにより固定され、ケーブルホルダ46aに巻回される
ことにより余長が処理されて、先端の光コネクタが光ア
ダプタに横側から嵌合される。一方、内線光ケーブルは
ケーブル押さえ部材45bにより固定され、ケーブルホ
ルダ46bに巻回されることにより余長が処理されて、
先端の光コネクタが光アダプタに他方の横側から嵌合さ
れる。これにより、外線光ケーブルと内線光ケーブルが
接続される。
【0010】この状態で、光アダプタトレイ44の両側
縁部をユニット筐体41のガイド溝42に沿って挿入
し、このとき外線光ケーブル及び内線光ケーブルを貫通
溝43内に位置せしめて、押し込むことにより、光アダ
プタトレイ44がユニット筐体41に収納される。
【0011】図5に示した他の従来の光アダプタユニッ
トは、光アダプタトレイ44を積層した状態でユニット
筐体41内に収容するものであるから、収容回線数の増
大に対応できる構造である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光アダプタユニットによると、回線収容効率が低いと
いう問題があった。
【0013】また、他の従来の光アダプタユニットによ
ると、回線収容効率は改善することができる。しかし、
構造上、光アダプタトレイのユニット筐体に対する挿入
又は抜去に伴う移動量が大きいため、挿抜作業に伴い内
線光ケーブル及び外線光ケーブルに破損が生じたり、あ
るいは不要な負荷がかかり、光信号の伝送特性に悪影響
を及ぼすことがあるという問題があった。
【0014】よって、本発明の目的は、回線収容効率が
高く、且つ光ケーブルに破損等の障害を生じさせること
が少ない光アダプタユニットを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0016】内線光ケーブルと外線光ケーブルを分離可
能に接続するための光アダプタユニットである。開口を
有するユニット筐体を設け、概略矩形状の表面板と該表
面板に直交する側板を有し、該側板に相対する面が開放
された箱状に形成され、前記内線光ケーブル及び前記外
線光ケーブルを導入するケーブル導入口を有するトレイ
本体と、該トレイ本体の該開放面を着脱可能に閉塞する
閉塞板とから構成される複数の光アダプタトレイを、互
いに隣接するように配列的に設ける。
【0017】前記光アダプタトレイは、押し込む方向に
回転させたときに前記ユニット筐体の内部に位置すると
ともに、該光アダプタトレイの該表面板が前記ユニット
筐体の前記開口の一側から他側に渡るように位置し、押
し出す方向に回転させたときに前記ユニット筐体の前記
開口から外部に突出するように、該光アダプタトレイの
該表面板の一端部にて、前記ユニット筐体の前記開口の
近傍にそれぞれ回転自在に支持されている。
【0018】前記光アダプタトレイの前記側板の内面
に、前記内線光ケーブル及び前記外線光ケーブルの余長
を処理するための複数のケーブルホルダ、及び該内線光
ケーブルのコネクタと該外線光ケーブルのコネクタがそ
れぞれ嵌合されることによりこれらを接続する光アダプ
タを配設する。
【0019】本発明の光アダプタユニットによると、ユ
ニット筐体に複数の光アダプタトレイを互いに隣接する
ように配列的に収容するようにしたから、回線収容効率
が高い。また、ユニット筐体に光アダプタトレイを回転
自在に支持しているから、接続すべき内線光ケーブル及
び外線光ケーブルを、この回転支持部の近傍を通過する
ように配線することにより、光アダプタトレイの挿抜に
伴う光ケーブルの移動量が少ない。従って、光ケーブル
に不要な負荷を加えてしまうことが少なく、破損や伝送
特性の劣化を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1乃至図3は本発明の実
施の形態の構成を説明するための図であり、図1は斜視
図、図2は分解斜視図、図3は側断面図である。
【0021】同図おいて、11はユニット筐体であり、
ユニット筐体11は、背面板11a、一対の天井枠11
b、底面板11c及び左右側壁板11dから構成された
筐体であり、前面側(正面側)に開口を有している。ユ
ニット筐体11の背面板11aには、この光アダプタユ
ニットを光通信装置に取り付けるための取付穴が形成さ
れている。
【0022】ユニット筐体11の内部には、背面板11
aに対して概略平行に内面板11eが設けられている。
ユニット筐体11の底面板11cには、概略矩形状の貫
通穴11fが形成されている。
【0023】12はユニット筐体11の内部に収容され
る複数の光アダプタトレイである。光アダプタトレイ1
2は、トレイ本体13及び閉塞板14から構成されてい
る。トレイ本体13は、概略台形状の側板13aの周縁
部をそれぞれ概略直角に折り曲げて、表面板13b、裏
面板13c、上面板13d、下面板13eを形成して構
成されている。下面板13eの一部には、光ケーブル導
入口としての切欠部が形成されている。閉塞板14はト
レイ本体13の開放された側面開口を着脱可能に閉塞す
るものであり、透明なアクリル板から構成されている。
【0024】トレイ本体13の側板13aの内面には、
内線及び外線光ケーブルの余長を処理するための複数の
ケーブルホルダ15が配設されている。側板13aの概
略中央部には、L字状に形成された取付板16がネジ止
め固定されており、この取付板16には、複数の光アダ
プタ17が貫通するように取り付けられている。
【0025】光アダプタ17は、内線及び外線光ケーブ
ル先端に取り付けられた光コネクタがそれぞれ嵌合され
る一対の嵌合口を有しており、一対の光ケーブルの光コ
ネクタがそれぞれ光アダプタの嵌合口に嵌合されること
により、これらを接続するものである。
【0026】トレイ本体13の側板13aの内面には、
複数のスタッド(間隔ボルト)18がネジ止め固定され
ており、これらのスタッド18に閉塞板14がネジ止め
固定されることにより、トレイ本体13の開放された側
面開口が閉塞される。
【0027】トレイ本体13は、表面板13bの下面板
13e側の端部にて、蝶番19を介して、ユニット筐体
11の底面板11cの前端部に回転可能に支持されてい
る。この蝶番19にはコイルバネが一体的に取り付けら
れており、このコイルバネによりトレイ本体12はユニ
ット筐体11から押し出される方向に付勢されている。
【0028】トレイ本体13は、蝶番19の回転中心か
ら裏面板13cと上面板13dの交差部までの寸法が、
蝶番19の回転中心から表面板13bと上面板13dの
交差部までの寸法よりも小さくなるように設定されてい
る。換言すれば、トレイ本体13は、表面板13bの回
転支持された一端部と反対側の先端部が描く円弧内に納
まるように構成されている。
【0029】また、光アダプタ17は、光ケーブルのフ
ォーミング領域を小さくするため、光ケーブルの光コネ
クタが、蝶番19の回転中心から裏面板13cと上面板
13dの交差部に至る線に対して概略直交する方向から
挿入・嵌合されるように配列されている。
【0030】トレイ本体13の下面板13eの裏面板1
3c側の端部近傍には、ストッパ板20が側板13aを
貫通して突出するようにネジ止め固定されている。この
ストッパ板20は、光アダプタトレイ12を引き出す方
向に回転させて概略90度回転したところで、隣接する
光アダプタトレイ12の表面板13bに内側から当接し
て、その回転角度を制限するためのものである。
【0031】トレイ本体13の側板13aの蝶番19の
近傍の内面には、台部材21を介して円弧状のギア22
がネジ止め固定されている。一方、ユニット筐体11の
底面板11cのこの円弧ギア22に対応する部分には、
取付板23を介してダンパー24がネジ止め固定されて
いる。このダンパー24は内部に油が充填された箱部材
に、内外に貫通する軸を回転自在に支持し、この軸の内
側端部に羽を取り付け、外側端部にギアを取り付けて構
成されている。このダンパー24のギアは、円弧ギア2
2に噛合され、油内で羽が回転するときの抵抗により、
光アダプタトレイ12の急激な回転を防止するものであ
る。
【0032】トレイ本体13の裏面板13cの上面板1
3d側の近傍には、首部が細く形成された突起部材25
がネジ止め固定されている。一方、光アダプタトレイ1
2を押し込む方向に回転させてユニット筐体11内に収
容した状態で、内面板11eのこの突起部材25に対応
する位置には、この突起部材25に係合して光アダプタ
トレイ12を解除可能に固定するキャッチ手段(プッシ
ュ式ボールキャッチ等)26が配列的に取り付けられて
いる。突起部材25及びキャッチ手段26により係合固
定手段が構成される。
【0033】キャッチ手段26は一対の係合爪を有し、
この係合爪は、突起部材25が押し込まれるときの押圧
力により、突起部材25を把持し、一旦押圧力が開放さ
れた後に再度押圧されることにより、突起部材25を外
側に押し出す方向に付勢する手段である。
【0034】ユニット筐体11の底面板11cの内面板
11e近傍には、光アダプタトレイ12を案内する概略
コの字状の案内部材27が、各光アダプタトレイ12に
対応して配列的に取り付けられている。また、ユニット
筐体11の背面板11aには、光ケーブルを保持する複
数のケーブル案内ホルダ28が配列的に取り付けられて
いる。
【0035】このように構成された光アダプタユニット
は、図3に示されているように、上下に複数段積み重ね
られた状態で、光通信装置の筐体に取り付けられる。以
下、内線及び外線光ケーブルの接続・配線作業について
説明する。まず、光アダプタトレイ12がユニット筐体
11内に収容された状態で、光アダプタトレイ12の表
面板13bの上側を押圧すると、キャッチ手段26によ
り突起部材25が押し出されるとともに、蝶番19のコ
イルバネの作用により、光アダプタトレイ12がユニッ
ト筐体11から押し出される方向に回転を開始する。
【0036】このとき、ダンパー24及び円弧ギア22
の作用により、光アダプタトレイ12が急激に飛び出す
ことはない。光アダプタトレイ12はゆっくりと回転
し、ストッパ板20が隣接する光アダプタトレイ12の
一部に干渉することにより、光アダプタトレイ12は概
略90度回転したところで停止する。
【0037】この状態において、閉塞板14のネジ止め
を解除してこれを取り外す。外線光ケーブルを、下側に
配置された光アダプタユニットのユニット筐体11の背
面板11aに取り付けられたケーブル案内ホルダ28に
保持せしめ、底面板11cの貫通穴11fを通過させ
て、光アダプタトレイ12のケーブル導入口から内部に
導入する。この外線光ケーブルを、ケーブルホルダ15
に巻回・保持して余長を処理し、先端の光コネクタを光
アダプタ17の一方の嵌合口に挿入・嵌合する。
【0038】内線光ケーブルもこれと同様に、下側に配
置された光アダプタユニットのユニット筐体11の背面
板11aに取り付けられたケーブル案内ホルダ28に保
持せしめ、底面板11cの貫通穴11fを通過させて、
光アダプタトレイ12のケーブル導入口から内部に導入
する。この内線光ケーブルを、ケーブルホルダ15に巻
回・保持して余長を処理し、先端の光コネクタを光アダ
プタ17の他方の嵌合口に挿入・嵌合せしめる。
【0039】次いで、閉塞板14をネジ止め固定して、
光アダプタトレイ12をユニット筐体11の内部に押し
込む方向に回転させる。光アダプタトレイ12は、案内
部材27により案内されるとともに、突起部材25がキ
ャッチ手段26により係合固定されることにより、ユニ
ット筐体11の内部に収容・固定される。このように、
光ケーブルの配線・接続作業は極めて簡単である。
【0040】本実施の形態によると、光アダプタトレイ
12を回転させることにより、ユニット筐体11から引
き出し又は押し込むようにしている。そして、接続すべ
き外線光ケーブル及び内線光ケーブルは光アダプタトレ
イ12の回転中心の近傍を通過しているから、光アダプ
タトレイ12のユニット筐体11からの引き出し又は押
し込みによって、光ケーブルに不要な負荷(ストレス)
が加わることが少なく、光ケーブルの破損や特性の劣化
という問題が少なくなる。
【0041】また、突起部材25及びキャッチ手段26
により、光アダプタトレイ12の固定及び固定解除を容
易に行える。蝶番19のコイルバネにより光アダプタト
レイ12を押し出す方向に付勢する一方、ダンパー24
及び円弧ギア22により光アダプタトレイ12の急激な
回転を緩和しているから、光アダプタトレイ12の引き
出し作業が容易であるとともに、急激に飛び出すことに
よる障害等を防止できる。
【0042】さらに、概略コの字状の案内部材27によ
り、光アダプタトレイ12を案内・保持するようにした
から、この光アダプタユニットの輸送等に伴う耐震性、
耐衝撃性が高い。閉塞板14は透明なアクリル板を採用
したから、光アダプタトレイ12内での光ケーブルの状
態を外部から目視することができ、信頼性の高い配線が
行える。
【0043】加えて、光アダプタトレイ12を、表面板
13bの回転支持された一端部と反対側の先端部が描く
円弧内に納まるように構成するとともに、背面板11a
にケーブル案内ホルダ28を配設して、各光アダプタト
レイ12とユニット筐体11により画成される余剰空間
を、隣接する光アダプタユニットの光ケーブルの敷設に
利用するようにしたから、ユニット筐体11の内部空間
の利用効率が高い。
【0044】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、例えば、この光アダプタユニッ
トをその天地を逆にし、あるいは横向きにして、光通信
装置に取り付けることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、回線収容効率が高く、且つ光ケーブルに破損等の障
害を生じさせることが少ない光アダプタユニットが提供
されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光アダプタユニットの全
体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の光アダプタユニットの要
部構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の光アダプタユニットの断
面図である。
【図4】従来の光アダプタユニットの構成を示す斜視図
である。
【図5】他の従来の光アダプタユニットの構成を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
11 ユニット筐体 12 光アダプタトレイ 13 トレイ本体 13a 側板 13b 表面板 14 閉塞板 15 ケーブルホルダ 17 光アダプタ 19 蝶番 22 円弧ギア 24 ダンパー 25 突起部材 26 キャッチ手段 27 案内部材 28 ケーブル案内ホルダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線光ケーブルと外線光ケーブルを分離
    可能に接続するための光アダプタユニットにおいて、 開口を有するユニット筐体を設け、 概略矩形状の表面板と該表面板に直交する側板を有し、
    該側板に相対する面が開放された箱状に形成され、前記
    内線光ケーブル及び前記外線光ケーブルを導入するケー
    ブル導入口を有するトレイ本体と、該トレイ本体の該開
    放面を着脱可能に閉塞する閉塞板とから構成される複数
    の光アダプタトレイを、互いに隣接するように配列的に
    設け、 該光アダプタトレイは、押し込む方向に回転させたとき
    に前記ユニット筐体の内部に位置するとともに、該光ア
    ダプタトレイの該表面板が前記ユニット筐体の前記開口
    の一側から他側に渡るように位置し、押し出す方向に回
    転させたときに前記ユニット筐体の前記開口から外部に
    突出するように、該光アダプタトレイの該表面板の一端
    部にて、前記ユニット筐体の前記開口の近傍にそれぞれ
    回転自在に支持され、 前記光アダプタトレイの前記側板の内面に、前記内線光
    ケーブル及び前記外線光ケーブルの余長を処理するため
    の複数のケーブルホルダ、及び該内線光ケーブルのコネ
    クタと該外線光ケーブルのコネクタがそれぞれ嵌合され
    ることによりこれらを接続する光アダプタを配設したこ
    とを特徴とする光アダプタユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光アダプタユニットに
    おいて、 前記光ケーブル導入口を、前記光アダプタトレイの前記
    回転支持部の近傍に形成し、前記内線光ケーブル及び前
    記外線光ケーブルを該回転支持部の近傍を通過させて該
    光アダプタトレイ内に導入するようにしたことを特徴と
    する光アダプタユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光アダプタユニットに
    おいて、 前記光アダプタトレイは、該光アダプタトレイの前記表
    面板の回転支持された一端部に対して反対側の先端部が
    描く円弧内に納まるように構成されていることを特徴と
    する光アダプタユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光アダプタユニットに
    おいて、 前記光アダプタトレイを前記ユニット筐体から押し出す
    方向に付勢する付勢部材を設け、 前記光アダプタトレイの急激なる回転を緩和するダンパ
    ー手段を、前記ユニット筐体の該光アダプタトレイの回
    転支持部の近傍に設け、 前記光アダプタトレイが前記ユニット筐体の内部に位置
    した状態で、該光アダプタトレイを該ユニット筐体に解
    除可能に係合固定する係合固定手段を設けたことを特徴
    とする光アダプタユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光アダプタユニットに
    おいて、 前記光アダプタトレイの回転角度を、該光アダプタトレ
    イが前記ユニット筐体の内部に位置された状態から、外
    側に概略90度に制限する回転角度制限手段を設けたこ
    とを特徴とする光アダプタユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光アダプタユニットに
    おいて、 前記ユニット筐体の内部に、前記光アダプタトレイを案
    内する概略コの字状の案内部材を設けたことを特徴とす
    る光アダプタユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の光アダプタユニットに
    おいて、 前記ユニット筐体の前記閉塞板を、透明板で構成したこ
    とを特徴とする光アダプタユニット。
JP7333435A 1995-12-21 1995-12-21 光アダプタユニット Withdrawn JPH09178998A (ja)

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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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