JP2008170502A - 配線接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ケーブルの接続先である光アダプタを高密度に(大量に)搭載可能で、且つ、装置全体を小型化(薄型化)でき、容易に増設することができると共に、良好な光ケーブルルート及び作業操作性を実現する配線接続装置であって、光ケーブルの損傷を招くことのない安全な光ケーブル接続を提供することができる配線接続装置を提供することができる。
【解決手段】複数の配線29、30を接続する配線接続部材31が内部に複数配設されたトレイ21と、前記トレイ21を収容するトレイ収容筐体22と、を備えた配線接続装置20は、前記トレイ21が前記トレイ収容筐体22に回動自在に設けられ、前記トレイ21の回動の中心近傍に、前記複数の配線29、30を前記トレイ21内に導入する配線導入口36が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、配線接続装置に関し、より具体的には、通信機器、情報処理機器、計測機器等の電子機器全般に用いられ、一の側の配線と他の側の配線とを中継接続する配線接続装置に関する。
従来より、ケーブルを用いた情報配線システムにおいて、ケーブルの接続関係の変更を容易にすべく、ケーブルが着脱自在に差し込まれるアダプタを複数備えた配線接続装置が用いられている。この種の配線接続装置は、パッチパネルと称され、ネットワークの配線作業を支援するものである。
図1は、従来のパッチパネルの構造を示す斜視図である。
図1を参照するに、従来のパッチパネル10においては、図示を省略する金属製のラックに取り付けられるフレーム1に、板状のパネル2が鉛直方向に立設し保持されている。
パネル2には、複数の光アダプタ3が取り付けられている。より具体的には、パネル2において所定の間隔をもって、略矩形状の光アダプタ取付孔4が複数形成され、各光アダプタ取付孔4に2つの光アダプタ3が鉛直方向に並んで、嵌め込まれて取り付けられている。
フレーム1の左右両端部に設けられた固定片5には取付ねじが挿入される固定用孔6が形成されており、固定用孔6に挿入される前記取付ねじをラックに設けたねじ孔に螺合させることにより、フレーム1がラックに固定される。
この状態で、光アダプタに光ケーブルが接続される。具体的には、通信局舎の幹線側の光ケーブル7が、光アダプタ3においてパッチパネル10の前面側に形成された取付口に接続され、装置側の光ケーブル8が、光アダプタ3においてパッチパネル10の裏面側に形成された取付口に接続される。
そのほか、複数のトレイが筐体に回動自在に設けられ、各トレイに三日月形状の内壁部が複数形成され、ケーブルが前記内壁部に巻かれた状態で収納されて、余長ケーブルがゆるんでトレイの外部に垂れてしまうことを防ぐ態様が提案されている(特許文献1参照)。
米国特許第6,263,141号公報
しかしながら、パネル2における光アダプタ3の配置は、光ケーブル7、8の接続作業のために作業者の指が入るスペースを確保しながらの配置となるため、図1に示す従来のパッチパネル10においては、光ケーブル7、8の接続先である光アダプタ3を高密度に(大量に)取り付けることは困難である。
仮に、多くの光アダプタ3をパネル2に取り付けようとすると、パネル2のサイズを拡大しなければならず、そうすると、パッチパネル10全体の大型化を招いてしまう。
パッチパネルとしての薄型化を実現するために、筐体にトレイを引き出し自在に収容し、かかるトレイの中に光アダプタを設ける態様が考えられる。しかしながら、この場合、トレイの筐体からの引き出し長さに相当する余長を有するケーブルをトレイ内部に収納することになり、その結果、アダプタをトレイに実装することができる領域が少なくなってしまう。
更に、図1に示す従来のパッチパネル10では、板状のパネル2に光アダプタ3を取り付けた構造となっているため、パッチパネル10として所定の大きいサイズが必要となり、増設するのが難しい。
また、図1に示す従来のパッチパネル10では、鉛直方向に立設している板状のパネル2に取り付けられた光アダプタ3を介して、通信局舎の幹線側の光ケーブル7と装置側の光ケーブル8とが接続されており、何れかのケーブル(図1に示す例では、装置側の光ケーブル8)は、パネル2の裏面側からの接続となっている。
従って、パネル2の裏面側から接続されているケーブル(図1に示す例では光ケーブル8)をパネル2の前面側に引き出す等の作業において、当該ケーブルを操作者が引っ掛けたり、予期しない負荷をかけてしまうこと等により損傷させてしまうおそれがある。
よって、安全な光ケーブル接続を実現するために、通信局舎の幹線側の光ケーブル7と装置側の光ケーブル8の接続ルートに工夫が必要となるとともに、これらの光ケーブル7、8を保護する必要がある。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、光ケーブルの接続先である光アダプタを高密度に(大量に)搭載可能で、且つ、装置全体を小型化(薄型化)でき、容易に増設することができると共に、良好な光ケーブルルート及び作業操作性を実現する配線接続装置であって、光ケーブルの損傷を招くことのない安全な光ケーブル接続を提供することができる配線接続装置を提供することを本発明の目的とする。
本発明の一観点によれば、複数の配線を接続する配線接続部材が内部に複数配設されたトレイと、前記トレイを収容するトレイ収容筐体と、を備えた配線接続装置であって、前記トレイは前記トレイ収容筐体に回動自在に設けられ、前記トレイの回動の中心近傍に、前記複数の配線を前記トレイ内に導入する配線導入口が形成されていることを特徴とする配線接続装置が提供される。
前記トレイと前記トレイ収容筐体は、回転軸を有する回転軸部品を介して接続され、前記配線導入口は、前記回転軸の近傍に形成され、前記トレイは、前記回転軸を中心に回動することとしてもよい。また、前記回転軸部品は、前記回転軸に回動自在に連結された第1の板部及び第2の板部を備え、前記第1の板部は前記トレイ収容筐体に締結され、前記第2の板部は前記トレイに締結され、前記第2の板部と略同一面上に前記配線導入口が形成され、前記第2の板部が前記回転軸を中心に回動することにより、前記トレイが前記回転軸を中心に回動することとしてもよい。
前記複数の配線接続部材が取り付けられた配線接続部材取付部材が前記トレイ内に複数列配設され、一の列に於いて隣接して取り付けられた配線接続部材同士の間に、他の列に取り付けられた配線接続部材に接続された配線を通すための配線配設用溝部が形成されていてもよい。前記配線接続部材取付部材は、前記トレイの幅方向に延設された2つの折曲部材を当該折曲部材同士が接する面を対象線として線対称に配置して成り、前記配線接続部材取付部材において、前記配線接続部材が取り付けられる面の上下には、天板部と底板部が設けられ、前記配線接続部材取付部材は、略コの字型の断面形状を有することとしてもよい。
前記配線接続部材を前記配線接続部材取付部材に対して挿抜するための配線接続部材用挿抜部材を、前記トレイ内に備え、前記配線接続部材用挿抜部材は、前記配線接続部材の外形形状に対応した形状を有する挟持部を有することとしてもよい。
前記トレイ収容筐体は、天板及び底板を備え、前記天板及び前記底板の内部には、凹凸部を有する補強板が設けられていることとしてもよい。前記補強板には、前記トレイの前記回動中心を中心とした円弧上に、回動用溝部が貫通形成されていてもよい。前記回動用溝部には、前記トレイに固定されたブッシュが挿入されており、前記ブッシュが前記回動用溝部を移動すると、前記トレイが回動することとしてもよい。
前記トレイを回動させることにより露出する前記トレイの側面に、板状のトレイ回動停止用部材が回動自在に設けられていてもよい。前記トレイ回動停止用部材は、回転軸部と、前記回転軸部と所定長さ離間して設けられたネジ部と、前記回転軸部を中心とし、前記回転軸部と前記ネジ部との離間長さを径とした円弧上に、トレイ回動停止用溝部が貫通形成された主部と、前記主部から延在形成された天板当接部と、を備え、前記ネジ部は、前記トレイ回動停止用溝部内に位置し、前記トレイ回動停止用部材を回動することにより、前記天板当接部と前記トレイ収容筐体の天板とが当接することとしてもよい。
前記トレイの上方を覆うシートが、前記トレイの側面部に回動自在に設けられていることとしてもよい。前記シートの外周部にシート回動用孔が形成され、前記トレイの前記側面部に、略コの字型形状を有するシート回動支持部材が形成され、前記シートの前記回動用孔内に前記トレイの前記シート回動支持部材が移動自在に挿入されて、前記シートと前記トレイとが移動自在に接合されることとしてもよい。
本発明によれば、光ケーブルの接続先である光アダプタを高密度に(大量に)搭載可能で、且つ、装置全体を小型化(薄型化)でき、容易に増設することができると共に、良好な光ケーブルルート及び作業操作性を実現する配線接続装置であって、光ケーブルの損傷を招くことのない安全な光ケーブル接続を提供することができる配線接続装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るパッチパネル20の全体構成を示す斜視図である。
図2では、トレイ21をトレイ収容筐体22対して回動し、トレイ21上方を覆う透明シート40を開いた状態が示されている。
本発明の配線接続装置の一例としてのパッチパネル20は、例えば、奥行き方向(図2におけるX1−X2方向)の長さが約30.5センチ(12インチ)、幅(図2におけるY1−Y2方向の長さ)が約58.3センチ(23インチ)、高さが1U(4.445センチ)の大きさを有する。一般に、パッチパネルが固定される金属製のラックの高さはU単位で構成されるため、高さが1Uの本例のパッチパネル20は、どのような高さのラックにも適用でき、容易に増設が可能である。但し、上記寸法はあくまでも例示であり、本発明は、上記以外の寸法を有するパッチパネルにも適用することができる。
例えばステンレスから成り、略直方体形状を有するトレイ収容筐体22は、平面視略矩形形状を有する天板23及び底板24(図8参照)を備える。
天板23の奥行き方向(図2におけるX1−X2方向)の外周部分と、底板24(図8参照)の奥行き(図2におけるX1−X2方向)方向の外周部分との間には、例えばステンレスから成る側面板25が底板24(図8参照)から延設されている。
また、天板23の幅(図2におけるY1−Y2方向)方向の外周部分及び底板24(図8参照)の幅(図2におけるY1−Y2方向)方向の外周部分のうち、奥行き側(図2におけるX2側)には、例えばステンレスから成る奥行き面板(図示せず)が設けられている。
一方、天板23の幅(図2におけるY1−Y2方向)方向の外周部分及び底板24(図8参照)の幅(図2におけるY1−Y2方向)方向の外周部分のうち、手前側(図2におけるX1側)は開口しており、トレイ21を回動させることにより、トレイ21をトレイ収容筐体22から外部に露出させることができる。即ち、本例では、トレイ21が、トレイ収容筐体22の天板23と底板24(図8参照)との間を回動する。トレイ収容筐体22に対するトレイ21の回動構造の詳細については、図8を参照して後述する。
トレイ収容筐体22の側面板25には、固定片26が締結されており、当該固定片26には取付ねじが挿入される固定用孔27が形成されており、固定用孔27に挿入される前記取付ねじを、図示を省略するラックに設けたねじ孔に螺合させることにより、パッチパネル20はラックに固定される。
トレイ21は、例えば、ステンレスから成り、略直方体形状を有する。
トレイ21がトレイ収容筐体22に収容された状態で手前側(図2におけるX1側)に位置する側面部28には、透明シート40が約270度回動自在に設けられている。透明シート40により、トレイ21の上方が覆われる。透明シート21の回動構造の詳細については、図13及び図14を参照して後述する。
トレイ21内には、通信局舎の幹線側の光ケーブル(配線)29と、装置側の光ケーブル(配線)30とが接続される光アダプタ31(配線接続部材)等が高密度に(大量に)実装される。光ケーブル29、30の光アダプタ31への接続構造の詳細については、図4乃至図6を参照して後述する。
ここで、図2に加え、図3も参照する。図3は、トレイ21における光ケーブル29、30の収容構造を説明するための図(その1)である。
より具体的には、図3(a)は、トレイ21がトレイ収容筐体22に収容された状態における、図2において点線Aで示す箇所の部分拡大図であり、図面を見やすくするために光ケーブル29、30の図示は省略している。
図3(b)は、トレイ21を回動操作し、トレイ収容筐体22からトレイ21を外部に露出した状態における、図2において点線Aで示す箇所の部分拡大図である。なお、図3(b)に示す例では、透明シート40は、トレイ21の上方を覆っている。また、図面を見やすくするために、図3(b)では、光ケーブル29、30については一部のみ図示している。
図2及び図3を参照するに、トレイ21は、回転軸32を有する軸金具(回転軸部品)33を介して、トレイ収容筐体22の天板23と底板24(図8参照)との間に設けられた側面板25に回動自在に連結されている。軸金具33は、例えば、蝶番であり、1本の回転軸32と当該回転軸32に回動自在に連結された2枚の金属板34、35(図3(a)参照)から略構成され、一方の金属板(第1の板部)34がトレイ収容筐体22の側面板25にネジ等で締結され、他方の金属板(第2の板部)35がトレイ21にネジ等で締結されている。かかる構造により、トレイ21は、軸金具32の回転軸32を中心に、回動する。
トレイ21の、軸金具33の回転軸32の近傍の1箇所において、光アダプタ31に接続される光ケーブル29、30の導入箇所であるケーブル導入口(配線導入口)36が形成されている。具体的には、ケーブル導入口36は、略コの字型形状を有する金属製のケーブル整合部材37とトレイ21の側面部28の端部とにより形成され、トレイ21に締結されている金属板35と略同一面上にケーブル導入口36の開口部が形成されている。
光アダプタ31に接続される通信局舎の幹線側の光ケーブル29と、装置側の光ケーブル30との双方の全てが集約されて、パッチパネル20の外部からケーブル導入口36を介して、トレイ21内に収納される。
上述のように、トレイ21の、軸金具33の回転軸32の近傍の1箇所において、トレイ21に締結されている金属板35と略同一面上にケーブル導入口36の開口部が形成され、トレイ21に締結されている金属板35は、回転軸32を中心に回動する。よって、トレイ21が回転軸32を中心に回動すると、それに伴い、ケーブル導入口36の開口部も回動する。即ち、ケーブル導入口36の開口部の近傍を中心としてトレイ21が回動する。従って、光ケーブル29、30がトレイ21内に設けられた光アダプタ31に接続された状態であっても、当該光ケーブル29、30の長さ(ケーブル長)を変えることなく、トレイ21を回動させることができる。
このように、本例では、光ケーブル29、30のケーブル長を変えることなく、即ち、光ケーブル29、30に余長をもたせることなく、光ケーブル29、30をトレイ21の内部に収納することができるため、トレイ21の内部における光アダプタ31の実装領域を大きくとることができる。よって、トレイ21の内部において、光アダプタ31及び当該光アダプタ31に接続される光ケーブル29、30を高密度に(大量に)実装することができる。
また、光ケーブル29、30に余長をもたせることなく、光ケーブル29、30をトレイ21の内部に収納することができるため、トレイ21の回動の際に光ケーブル29、30に不要な負荷がかかってしまうことを回避することができる。よって、光ケーブル29、30に損傷を与えることなく安全に光ケーブル29、30の接続作業を行うことができる。
上述のように、本例のパッチパネル20は、高さが1U(4.445センチ)という薄型の装置であり、かかる薄型の装置内で、かかる光アダプタ31及び光ケーブル29、30のトレイ21内における高密度実装と、良好な光ケーブルルート及び作業操作性とを実現している。
次に、光ケーブル29、30の光アダプタ31への接続構造の詳細について、図4乃至図6も参照して説明する。
図4は、トレイ21における光ケーブル29、30の収容構造を説明するための図(その2)であり、図2において点線Bで示す箇所の部分拡大図である。図4では、図面を見やすくするために、光ケーブル29、30については部分的に図示し、また、透明シート40の図示は省略している。
図2及び図4を参照するに、集約されて、パッチパネル20の外部からケーブル導入口36を介してトレイ21内に導入された通信局舎の幹線側の光ケーブル29及び装置側の光ケーブル30は、トレイ内を所定のルートで回った状態で、トレイ21内に実装された光アダプタ31に接続されている。
具体的には、通信局舎の幹線側の光ケーブル29はケーブル導入口36から反時計回りでトレイ21内に導入され光アダプタ31に接続され、装置側の光ケーブル30はケーブル導入口36から時計回りでトレイ21内に導入され、略コの字型形状を有する金属製のケーブル整合部材70、71(図2参照)を通って光アダプタ31に接続されている。
但し、光ケーブル29、30の機械的損傷(劣化)及び光損失の観点から、トレイ21内での光ケーブル29、30の曲げ角度が所定の値を越えないようにする必要があり、光ケーブル29、30のケーブル導入口36からのトレイ21内への導入方向は、前記光ケーブル29、30の曲げ角度と、光ケーブル29、30が接続される光アダプタ31の配設位置により定められる。
また、トレイ21内での光ケーブル29、30の曲げ角度が所定の値を越えないようにするために、ケーブル曲げ半径制御部材42が、トレイ21の内壁面に沿って(X1−X2方向に)複数設けられている。図2に示すように、ケーブル導入口36からトレイ21内に導入された光ケーブル29、30は、かかるケーブル曲げ半径制御部材42とトレイ21の内壁面との間を通り、所定の径を有する曲線状に曲げられて、光アダプタ31に接続されている。
次に、光アダプタ31の配設構造について、図4に加え、図5及び図6も参照して説明する。ここで、図5は、光アダプタ31の配設構造を示す図であり、図4の部分拡大図である。図6は、図5の線C−Cにおける断面図である。
図4に示すように、複数の光アダプタ31は、トレイ21の奥行き方向(Y1−Y2方向)に、2列配設されている。
より具体的には、図6に示すように、略コの字型の鉛直方向の断面を有するように折曲形成され、トレイ21の幅方向(X1−X2方向)に延設された薄板である2つの折曲パネル部材(折曲部材)44−1及び44−2を、両者が接する面を対象線として線対称に配置(背中合わせに配置)して構成された光アダプタ取付部材(配線接続部材取付部材)44に、光アダプタ31が取り付けられている。
図5に示すように、光アダプタ取付部材44の鉛直方向に形成された面には、所定の間隔をもって、略矩形状の光アダプタ取付孔46が複数貫通形成され、各光アダプタ取付孔46に2つの光アダプタ31が鉛直方向に並んで、嵌め込まれて取り付けられている。
また、隣接する光アダプタ取付孔46の間には、略U字型の光ケーブル通過スリット(配線配設用溝部)48が形成されている。
図4に示すように、このような構造を有する光アダプタ取付部材44は、トレイ21の奥行き方向(Y1−Y2方向)に2列配設されている。一の光アダプタ取付部材44に取り付けられた光アダプタ31に接続された光ケーブル29又は30が、他の光アダプタ取付部材44に形成された光ケーブル通過スリット48内を通るように、一の光アダプタ取付部材44に形成された光アダプタ取付孔46と他の光アダプタ取付部材44に形成された光アダプタ取付孔46とは、トレイ21の奥行き方向(Y1−Y2方向)から見たときに互い違いになるように形成されている。
かかる構造により、隣接する光アダプタ取付孔46の間隔を図1に示す例に比し大きくすることができ、これにより、光ケーブル29、30のり接続作業スペースを確保して作業性を向上させることができると共に、光アダプタ31を高密度に(大量に)トレイ21に実装することができる。
ところで、隣接する光アダプタ取付孔46の間に形成されている光ケーブル通過スリット48は、略U字型の形状を有するが、図5に示すように、鉛直方向の断面が略コの字型を有するよう折曲形成された折曲パネル部材44−1及び44−2の天板部44−1a、44−2aの外周部分の一部が、略U字型の形状を有する光ケーブル通過スリット48の上部を覆っている。
従って、かかる折曲パネル部材44−1及び44−2の天板部44−1a、44−2aの外周部分の一部により、光ケーブル通過スリット48の上部が下部よりも狭い形状となっている。かかる構造により、光ケーブル通過スリット48内を通る光ケーブル29、30は、最も上方に位置しても折曲パネル部材44−1及び44−2の天板部44−1a、44−2aの外周部分の一部に引っかかるため、光ケーブル29、30のはね上がりを防止することができる。
折曲パネル部材44−1の天板部44−1aと、折曲パネル部材44−2の天板部44−2aとは同一面を形成しており、かかる面に、書き込み可能なラベル50を貼り付けることができる。例えば、ラベル50に、光ケーブル29、30の接続先を表示することにより、トレイ21における光アダプタ31及び光ケーブル29、30の高密度実装により複雑化した光ケーブル29、30の接続作業を明確にすることができる。
また、図1に示す従来のパッチパネル10では、光アダプタ取付孔4が形成された板状のパネル2の強度を確保するために、鉛直方向に隣接する光アダプタ取付孔4同士の間に所定の間隔が形成されている。一方、本例では、折曲パネル部材44−1、44−2において、光アダプタ取付孔46が形成された鉛直方向の面の上下に、ひさし状の天板部44−1a、44−2aと底板部44−1b、44−2bとが設けられており、これらによって、光アダプタ取付部材44の強度を確保すると共に、光アダプタ取付部材44の高さを低く抑えることを実現している。
次に、光アダプタ取付孔46への光アダプタ31の挿抜の仕方について、図7を参照する。ここで、図7は、光アダプタ取付孔46への光アダプタ31の挿抜の仕方を説明するための図であり、図2において点線Dで示す箇所の部分拡大図である。図面を見やすくするために、図7では、光ケーブル29、30の図示は省略している。
図7(a)を参照するに、アダプタ取付孔46への光アダプタ31の挿抜は、トレイ21の内側面に設けられた光アダプタ挿抜用部材(配線接続部材用挿抜部材)60を用いて行われる。光アダプタ挿抜用部材60はネジ60−1が取り付けられた支持部60−2と、支持部60−2から延設され、断面が略コの字型で光アダプタ31の外形形状に対応した形状を有する挟持部60−3から大略構成された金具である。
トレイ21の内側面には、挟持部60−3の形状に対応した略矩形形状の光アダプタ取外し部材取付孔61が形成されており、通常時には、光アダプタ挿抜用部材60の挟持部60−3が光アダプタ取外し部材取付孔61に嵌合され、更に、ネジ60−1により、光アダプタ挿抜用部材60はトレイ21の内側面に固定されている。
光アダプタ31の清掃や保守等のために、光アダプタ31をアダプタ取付孔46に対して挿抜する場合には、トレイ21の内側面からネジ60−1を緩めて、光アダプタ取外し部材取付孔61から挟持部60−3を引き出す。次いで、光アダプタ挿抜用部材60の挟持部60−3の内側面で、光アダプタ31の側面に設けられている爪部65を押し込み、光アダプタ31をアダプタ取付孔46(図5参照)から抜き出す場合には、図7(b)において矢印で示す方向に光アダプタ挿抜用部材60を移動し、光アダプタ31をアダプタ取付孔46(図5参照)に挿入する場合には、図7(b)において矢印で示す方向と反対の方向に光アダプタ挿抜用部材60を移動する。
このように、本例では、トレイ21に簡易な構造を有する光アダプタ挿抜用部材60を配設し、かかる光アダプタ挿抜用部材60を用いることにより、光アダプタ31の清掃や保守等のために、高密度に(大量に)配置された光アダプタ31をアダプタ取付孔46に対して容易に挿抜することができる。
次に、トレイ収容筐体22に対するトレイ21の回動構造について、図8乃至図11を参照して後述する。
図8は、トレイ収容筐体22の概略構造を示す分解斜視図であり、図8(a)は、トレイ収容筐体22の天板23側の分解斜視図であり、図8(b)は、トレイ収容筐体22の底板24側の分解斜視図である。
図8(a)に示すように、トレイ収容筐体22の天板23の内部の下部に、板金部品である補強板75が設けられている。補強板75の幅方向(Y1−Y2方向)の外周部分には、断面が凹凸状の凹凸部76−1、76−2が、当該幅方向に形成されている。この凹凸部76−1、76−2は、梁の役割を果たし、補強板75は、トレイ収容筐体22の天板23の機械的強度を補強する。
補強板75において、トレイ21のトレイ収容筐体22に対する回動中心である軸金具32の回転軸32を中心とした約4分の1円弧上には、スリット(回動用溝部)77が貫通形成されている。例えば、当該円弧の半径を約3インチ(7.6センチ)に、スリット77の幅を約1センチに設定してもよい。
図8(b)に示すように、トレイ収容筐体22の底板24の内部の上部に、板金部品である補強板78が設けられている。補強板78の幅方向(Y1−Y2方向)の外周部分には、断面が凹凸状の凹凸部79−1、79−2が、当該幅方向に形成されている。この凹凸部79−1、79−2は、梁の役割を果たし、補強板78は、トレイ収容筐体22の底板24の機械的強度を補強する。
補強板78において、トレイ21のトレイ収容筐体22に対する回動中心である軸金具32の回転軸32を中心とした約4分の1円弧上には、スリット80が貫通形成されている。例えば、当該円弧の半径を約3インチ(7.6センチ)に、スリット80の幅を約1センチに設定してもよい。
上述のスリット77、80には、図9に示すブッシュ81、82が設けられる。ここで、図9は、トレイ収容筐体22の天板23の補強板75のスリット77に設けられるブッシュ81及び底板24の補強板78のスリット80に設けられるブッシュ82の外形を示す斜視図である。
図9に示すように、樹脂製のブッシュ81、82はともに同じ形状を有し、底部83上に、底部よりも径が小さい突起部84が設けられている。突起部84の内部には、リベット、ネジ等の締結部材を挿入できるように締結部材用孔85が形成されている。突起部84の径は、上述のスリット77、80の幅よりも僅かに小さく設定されている。
スリット77内に、ブッシュ81の突起部84を天板23側から、即ち、上方側から挿入する。かかる突起部84を、突起部84の位置と対応する位置に設けられたトレイ21の凸部(図示せず)に、突起部84の締結部材用孔85に設けられたリベット、ネジ等の締結部材を介して固定し、これにより、ブッシュ81がトレイ21に固定される。
同様に、スリット80内に、ブッシュ82の突起部84を底板24側から、即ち、下方側から挿入する。かかる突起部84を、突起部84の位置と対応する位置に設けられたトレイ21の凸部(図示せず)に、突起部84の締結部材用孔85に設けられたリベット、ネジ等の締結部材を介して固定し、これにより、ブッシュ82がトレイ21に固定される。
図10に、トレイ収容筐体22の天板23の補強板75のスリット77にブッシュ81を設けた状態を示す。なお、図10においては、天板23及び光ケーブル29、30の図示は省略している。
図10を参照するに、ブッシュ81は、トレイ収容筐体22の天板23の補強板75のスリット77を介してトレイ21に固定されると共に、突起部84の径はスリット77の幅よりも僅かに小さく設定されているため、スリット77内をトレイ21とともに、図10において矢印で示す方向に移動することができる。同様のことが、底板側のブッシュ82もいえる。
このように、トレイ収容筐体22の天板23の補強板75のスリット77に設けられたブッシュ81及び底板24の補強板78のスリット80に設けられたブッシュ82により、トレイ21を上下から挟み込む構造となっているため、トレイ21を回動してトレイ収容筐体22から引き出しても、トレイ21が自重により撓んでしまうことを防止することができる。即ち、ブッシュ81、82がトレイ21の回動操作時においてトレイ21の重量を支える強度部材として機能する。
更に、スリット77、80内をブッシュ81、82が移動することにより、トレイ21のトレイ収容筐体22に対する円滑な回動操作をサポートすることができる。また、ブッシュ81、82が、スリット77、80の端部と当接することにより、トレイ21のトレイ収容筐体22に対する回動が停止され、トレイ21がそれ以上回動できないことを把握することができる。
次に、トレイ21を回動してトレイ収容筐体22から引き出した状態におけるトレイ21の回動停止構造について、図11を参照して説明する。図11は、トレイ21を回動してトレイ収容筐体22から引き出した状態におけるトレイ21の回動停止構造を説明するための図であり、図11(b)は、図11(a)の点線Eで示す箇所を拡大して示す図である。
図11を参照するに、トレイ21がトレイ収容筐体22に収容されたときに、トレイ収容筐体22の奥行き側に位置するトレイ21の側面に、例えば、ステンレスから成る板状のトレイ回動停止用部材90が設けられている。
図11(b)に示すように、トレイ回動停止用部材90は、略4分の1円の形状を有する主部90−1と、主部90−1から延存形成された天板当接部90−2から大略構成される。
主部90−1の角部には、ネジ等で構成される回転軸部90−3が設けられ、回転軸部90−3から所定長さ離間した箇所であって、天板当接部90−2の近傍にネジ部90−4が設けられている。更に、回転軸部90−3を中心に、回転軸部90−3とネジ部90−4との間の長さを径とした4分の1円弧上に、スリット(トレイ回動停止用溝部)90−5が、主部90−1に貫通形成されている。ネジ部90−4は、かかるスリット90−5内に位置している。
かかる構造の下、図11(a)に示すように、天板当接部90−2が、トレイ回動停止用部材90が設けられているトレイ21の側面の下部に位置するように、ネジ部90−4により、トレイ回動停止用部材90がトレイ21の側面に固定されている(図11(b)では、この状態を点線で示している)。
ネジ部90−4を僅かに緩めることにより、図11(b)に矢印で示すように、回転軸部90−3を中心に、トレイ回動停止用部材90を90度回動(摺動)させることができる。90度回動すると、トレイ回動停止用部材90の天板当接部90−2が、トレイ収容筐体22の天板23の外縁部に当接する。この状態で、ネジ部90−4を締め込むことにより、トレイ回動停止用部材90の天板当接部90−2と、トレイ収容筐体22の天板23の外縁部との当接状態が固定・維持される。
かかる構造により、光ケーブル29、30の挿抜操作等のためにトレイ21を回動してトレイ収容筐体22から引き出した場合に、誤ってトレイ21をトレイ収容筐体22に押し込んでしまうことを回避することができる。即ち、トレイ回動停止用部材90の天板当接部90−2がトレイ収容筐体22の天板23の外縁部と当接することにより、当該天板当接部90−2が回動操作のストッパーとして機能し、誤ってトレイ21をトレイ収容筐体22に押し込んでしまうことが回避でき、更に、ネジ部90−4を締め込むことにより、かかる当接状態が固定・維持される。よって、安全な光ケーブル29、30の挿抜等の操作を確保することができる。
上述のように、本例では、トレイ回動停止用部材90は、回転軸部90−3を中心に回動することができる構造となっている。これに対し、天板当接部90−2を鉛直方向(上下方向)に摺動させる構造を有するトレイ回動停止用部材が考えられる。しかしながら、天板当接部90−2を鉛直方向(上下方向)に摺動させる方向の最大寸法は、トレイ21の側面の鉛直方向の長さであり短い。一方、本例の構造では、天板当接部90−2がトレイ回動停止用部材90が設けられているトレイ21の側面の下部に位置している状態において、当該天板当接部90−2が当該トレイ21の側面内に位置している限り、当該天板当接部90−2の長さに制限はない。
また、天板当接部90−2を鉛直方向(上下方向)に摺動させる構造を有するトレイ回動停止用部材では、天板当接部90−2を一方の手で上方から支えながら、他方の手でネジ部90−4を操作する態様となってしまう。一方、本例では、トレイ回動停止用部材90は、回転軸部90−3を中心に回動することができる構造となっているため、片手で、トレイ回動停止用部材90の天板当接部90−2がトレイ収容筐体22の天板23の外縁部と当接するように回動し、かかる状態を維持・固定でき、便利である。
ところで、図2を参照して説明したように、トレイ21がトレイ収容筐体22に収容された状態で手前側(図2におけるX1側)に位置する側面部28には、透明シート40が約270度回動自在に設けられている。ここで、透明シート40について、図12を参照して説明する。
図12は、トレイ21に設けられた透明シート40を説明するための図であり、トレイ21がトレイ収容筐体22から回動により引き出された状態を示す斜視図である。なお、図12においては、トレイ21の内部構造の図示及び光ケーブル29、30の図示は省略している。図2においては、トレイ21をトレイ収容筐体22に対して回動され、透明シート40を開いた状態が示されているが、図12では、透明シート40により、トレイ21の上方全体が覆われる。
透明シート40は、例えば、プラスチックから成る。透明シート40がトレイ21の上方全体を覆っているため、トレイ21内において接続された光ケーブル29、30(図2参照)、特に、トレイ21内において密集している箇所における光ケーブル29、30のはね上がりを防止することができる。
また、透明シート40の上面には、書き込み可能なラベル97を貼り付けることができる。例えば、ラベル97に、光ケーブル29、30の接続先を表示することにより、トレイ21における光アダプタ31及び光ケーブル29、30の高密度実装により複雑化した光ケーブル29、30の接続作業を明確にすることができる。具体的には、ラベル97として、透明又は半透明のものを用いる。これにより、透明シート70でトレイ21の上方を覆った状態においても、光ケーブル29、30の接続状況を把握することができる。
本例では、トレイ21の上方全体を覆っている透明シート40は、図12において矢印で示す方向に約270度回動させることができる。図2では、図12に示す状態から透明シート40を約270度回動させた状態が示されている。ここで、かかる透明シート21の回動構造について、図13及び図14を参照して説明する。
図13は、透明シート21の回動構造を説明するための図であり、トレイ21の部分拡大斜視図である。
図13に示すように、透明シート40のうち、トレイ21の側面部28側の外周部分には、内部に透明シート回動用孔100が形成された凸部101が、透明シート40の外周部分から延在形成されている。
また、トレイ21がトレイ収容筐体22に収容された状態で手前側(図2におけるX1側)に位置する側面部28の上部には切欠けが形成され、矢印Fで示す方向に見たときに略コの字型形状を有する透明シート回動支持部材102が前記切欠きに設けられている。
透明シート40の凸部101を、図13において白抜きの矢印で示すように、トレイ21の側面部28の切欠きに滑り込ませ、透明シート40の凸部101に形成された透明シート回動用孔100内にトレイ21の透明シート回動支持部材102を挿入させることにより透明シート40とトレイ21とが接合される。
図14は、透明シート40の凸部101に形成された透明シート回動用孔100と、トレイ21の透明シート回動支持部材102との接合と、透明シート40の回動方向を説明するための図である。図14では、図13の矢印Fで示す方向から見たときの、トレイ21の透明シート回動支持部材102及び透明シート40を示している。
図14に示すように、透明シート40の凸部101に形成された透明シート回動用孔100を介して、トレイ21の透明シート回動支持部材102と透明シート40は接合され、矢印で示す方向に透明シート回動用孔100が略コの字型を有するトレイ21の透明シート回動支持部材102を滑ることにより、透明シート40を約270度回動させることができる。
かかる構造により、蝶番等の特別な部品を設けることなく、透明シート40を回動させることができ、トレイ21の大きさを薄型化することができる。また、約270度、即ち、トレイ21の上面と垂直の方向まで透明シート40を回動させて、トレイ21上方を開くことができるため、トレイ21内の光アダプタ31や光ケーブル29、30の接続等の作業を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上述の実施の形態においては、本発明の配線接続装置を、光ケーブルが接続されるパッチパネルを例として説明したが、本発明はかかる例に限定されず、通信機器、情報処理機器、計測機器等の電子機器全般に用いられ、一の側の配線と他の側の配線とを中継接続する配線接続装置に適用することができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1) 複数の配線を接続する配線接続部材が内部に複数配設されたトレイと、
前記トレイを収容するトレイ収容筐体と、を備えた配線接続装置であって、
前記トレイは前記トレイ収容筐体に回動自在に設けられ、
前記トレイの回動の中心近傍に、前記複数の配線を前記トレイ内に導入する配線導入口が形成されていることを特徴とする配線接続装置。
(付記2) 付記1記載の配線接続装置であって、
前記トレイと前記トレイ収容筐体は、回転軸を有する回転軸部品を介して接続され、
前記配線導入口は、前記回転軸の近傍に形成され、
前記トレイは、前記回転軸を中心に回動することを特徴とする配線接続装置。
(付記3) 付記2記載の配線接続装置であって、
前記回転軸部品は、前記回転軸に回動自在に連結された第1の板部及び第2の板部を備え、
前記第1の板部は前記トレイ収容筐体に締結され、前記第2の板部は前記トレイに締結され、
前記第2の板部と略同一面上に前記配線導入口が形成され、
前記第2の板部が前記回転軸を中心に回動することにより、前記トレイが前記回転軸を中心に回動することを特徴とする配線接続装置。
(付記4) 付記1乃至3いずれか一項記載の配線接続装置であって、
前記複数の配線接続部材が取り付けられた配線接続部材取付部材が前記トレイ内に複数列配設され、
一の列に於いて隣接して取り付けられた配線接続部材同士の間に、他の列に取り付けられた配線接続部材に接続された配線を通すための配線配設用溝部が形成されていることを特徴とする配線接続装置。
(付記5) 付記4記載の配線接続装置であって、
前記配線接続部材取付部材は、前記トレイの幅方向に延設された2つの折曲部材を当該折曲部材同士が接する面を対象線として線対称に配置して成り、
前記配線接続部材取付部材において、前記配線接続部材が取り付けられる面の上下には、天板部と底板部が設けられ、
前記配線接続部材取付部材は、略コの字型の断面形状を有することを特徴とする配線接続装置。
(付記6) 付記5記載の配線接続装置であって、
互いに接触して設けられた前記2つの折曲部材のそれぞれの前記天板部は同一面を形成し、当該面に書込可能なラベルを貼付することができることを特徴とする配線接続装置。
(付記7) 付記4乃至6いずれか一項記載の配線接続装置であって、
前記配線配設用溝部は、上部が下部よりも狭い形状を有することを特徴とする配線接続装置。
(付記8) 付記1乃至付記7いずれか一項記載の配線接続装置であって、
前記配線接続部材を前記配線接続部材取付部材に対して挿抜するための配線接続部材用挿抜部材を、前記トレイ内に備え、
前記配線接続部材用挿抜部材は、前記配線接続部材の外形形状に対応した形状を有する挟持部を有することを特徴とする配線接続装置。
(付記9) 付記1乃至8いずれか一項記載の配線接続装置であって、
前記トレイ収容筐体は、天板及び底板を備え、
前記天板及び前記底板の内部には、凹凸部を有する補強板が設けられていることを特徴とする配線接続装置。
(付記10) 付記9記載の配線接続装置であって、
前記補強板には、前記トレイの前記回動中心を中心とした円弧上に、回動用溝部が貫通形成されていることを特徴とする配線接続装置。
(付記11) 付記10記載の配線接続装置であって、
前記回動用溝部には、前記トレイに固定されたブッシュが挿入されており、
前記ブッシュが前記回動用溝部を移動すると、前記トレイが回動することを特徴とする配線接続装置。
(付記12) 付記1乃至付記11記載の配線接続装置であって、
前記トレイを回動させることにより露出する前記トレイの側面に、板状のトレイ回動停止用部材が回動自在に設けられていることを特徴とする配線接続装置。
(付記13) 付記12記載の配線接続装置であって、
前記トレイ回動停止用部材は、
回転軸部と、
前記回転軸部と所定長さ離間して設けられたネジ部と、
前記回転軸部を中心とし、前記回転軸部と前記ネジ部との離間長さを径とした円弧上に、トレイ回動停止用溝部が貫通形成された主部と、
前記主部から延在形成された天板当接部と、を備え、
前記ネジ部は、前記トレイ回動停止用溝部内に位置し、
前記トレイ回動停止用部材を回動することにより、前記天板当接部と前記トレイ収容筐体の天板とが当接することを特徴とする配線接続装置。
(付記14) 付記1乃至13いずれか一項記載の配線接続装置であって、
前記トレイの上方を覆うシートが、前記トレイの側面部に回動自在に設けられていることを特徴とする配線接続装置。
(付記15) 付記14記載の配線接続装置であって、
前記シートは透明であることを特徴とする配線接続装置。
(付記16) 付記15記載の配線接続装置であって、
前記シートには、書込可能なラベルを貼付することができることを特徴とする配線接続装置。
(付記17) 付記14乃至16いずれか一項記載の配線接続装置であって、
前記シートの外周部にシート回動用孔が形成され、
前記トレイの前記側面部に、略コの字型形状を有するシート回動支持部材が形成され、
前記シートの前記回動用孔内に前記トレイの前記シート回動支持部材が移動自在に挿入されて、前記シートと前記トレイとが移動自在に接合されることを特徴とする配線接続装置。
(付記18) 付記17記載の配線接続装置であって、
前記シート回動用孔が前記シート回動支持部材を滑ることにより、前記シートを前記トレイに対して回動させることができることを特徴とする配線接続装置。
従来のパッチパネルの構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るパッチパネル20の全体構成を示す斜視図である。 トレイにおける光ケーブルの収容構造を説明するための図(その1)である。 トレイにおける光ケーブルの収容構造を説明するための図(その2)である。 光アダプタの配設構造を示す図である。 図5の線C−Cにおける断面図である。 光アダプタ取付孔への光アダプタの挿抜の仕方を説明するための図である。 トレイ収容筐体の概略構造を示す分解斜視図である。 トレイ収容筐体の天板の補強板のスリットに設けられるブッシュ及び底板の補強板のスリットに設けられるブッシュの外形を示す斜視図である。 トレイ収容筐体の天板の補強板のスリットにブッシュを設けた状態を示す部分拡大斜視図である。 トレイを回動してトレイ収容筐体から引き出した状態におけるトレイの回動停止構造を説明するための図である。 トレイに設けられた透明シートを説明するための斜視図である。 透明シートの回動構造を説明するための部分拡大斜視図である。 透明シートの透明シート回動用孔と、トレイの透明シート回動支持部材との接合と、透明シートの回動方向を説明するための図である。
符号の説明
20 パッチパネル
21 トレイ
22 トレイ収容筐体
23 天板
24 底板
29、30 光ケーブル
31 光アダプタ
32 回転軸
33 軸金具
34、35 金属板
36 光ケーブル導入口
40 透明シート
44 光アダプタ取付部材
44−1、44−2 折曲パネル部材
44−1a、44−2a 天板部
44−1b、44−2b 底板部
48、77、90−5 スリット
60 光アダプタ挿抜部材
75 補強板
81、82 ブッシュ
90 トレイ回動停止用部材
90−1 主部
90−2 天板当接部
90−3 回転軸部
90−4 ネジ部
100 透明シート回動用孔
102 透明シート回動支持部材

Claims (10)

  1. 複数の配線を接続する配線接続部材が内部に複数配設されたトレイと、
    前記トレイを収容するトレイ収容筐体と、を備えた配線接続装置であって、
    前記トレイは前記トレイ収容筐体に回動自在に設けられ、
    前記トレイの回動の中心近傍に、前記複数の配線を前記トレイ内に導入する配線導入口が形成されていることを特徴とする配線接続装置。
  2. 請求項1記載の配線接続装置であって、
    前記トレイと前記トレイ収容筐体は、回転軸を有する回転軸部品を介して接続され、
    前記配線導入口は、前記回転軸の近傍に形成され、
    前記トレイは、前記回転軸を中心に回動することを特徴とする配線接続装置。
  3. 請求項1又は2記載の配線接続装置であって、
    前記複数の配線接続部材が取り付けられた配線接続部材取付部材が前記トレイ内に複数列配設され、
    一の列に於いて隣接して取り付けられた配線接続部材同士の間に、他の列に取り付けられた配線接続部材に接続された配線を通すための配線配設用溝部が形成されていることを特徴とする配線接続装置。
  4. 請求項1乃至3いずれか一項記載の配線接続装置であって、
    前記トレイ収容筐体は、天板及び底板を備え、
    前記天板及び前記底板の内部には、凹凸部を有する補強板が設けられていることを特徴とする配線接続装置。
  5. 請求項4記載の配線接続装置であって、
    前記補強板には、前記トレイの前記回動中心を中心とした円弧上に、回動用溝部が貫通形成されていることを特徴とする配線接続装置。
  6. 請求項5記載の配線接続装置であって、
    前記回動用溝部には、前記トレイに固定されたブッシュが挿入されており、
    前記ブッシュが前記回動用溝部を移動すると、前記トレイが回動することを特徴とする配線接続装置。
  7. 請求項1乃至6記載の配線接続装置であって、
    前記トレイを回動させることにより露出する前記トレイの側面に、板状のトレイ回動停止用部材が回動自在に設けられていることを特徴とする配線接続装置。
  8. 請求項7記載の配線接続装置であって、
    前記トレイ回動停止用部材は、
    回転軸部と、
    前記回転軸部と所定長さ離間して設けられたネジ部と、
    前記回転軸部を中心とし、前記回転軸部と前記ネジ部との離間長さを径とした円弧上に、トレイ回動停止用溝部が貫通形成された主部と、
    前記主部から延在形成された天板当接部と、を備え、
    前記ネジ部は、前記トレイ回動停止用溝部内に位置し、
    前記トレイ回動停止用部材を回動することにより、前記天板当接部と前記トレイ収容筐体の天板とが当接することを特徴とする配線接続装置。
  9. 請求項1乃至8いずれか一項記載の配線接続装置であって、
    前記トレイの上方を覆うシートが、前記トレイの側面部に回動自在に設けられていることを特徴とする配線接続装置。
  10. 請求項9記載の配線接続装置であって、
    前記シートの外周部にシート回動用孔が形成され、
    前記トレイの前記側面部に、略コの字型形状を有するシート回動支持部材が形成され、
    前記シートの前記回動用孔内に前記トレイの前記シート回動支持部材が移動自在に挿入されて、前記シートと前記トレイとが移動自在に接合されることを特徴とする配線接続装置。
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