JPH10339817A - 光配線盤及びそのトレイユニット - Google Patents
光配線盤及びそのトレイユニットInfo
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- JPH10339817A JPH10339817A JP9151168A JP15116897A JPH10339817A JP H10339817 A JPH10339817 A JP H10339817A JP 9151168 A JP9151168 A JP 9151168A JP 15116897 A JP15116897 A JP 15116897A JP H10339817 A JPH10339817 A JP H10339817A
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- Japan
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- rotation axis
- lower tray
- front side
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトで省スペースながら収納容量が大
きく、しかも作業性の良好な光配線盤のトレイユニット
を提供する。 【解決手段】 光ファイバの接続部を収納するための複
数のトレイ10を多段に配置し、トレイ10をその奥側にて
水平な第一回転軸Ｘを中心として回転可能に支持面７に
取り付けるとともに、各トレイ10を、手前側が奥側より
も低くなった傾斜状態と、下段のトレイ10との間に手前
側が奥側よりも広がった空間を創出する開き状態とに、
選択的に保持するための保持機構(16,18,22)を設ける。
各トレイ10を重ね合わせた上トレイ10ａと下トレイ10ｂ
とで構成し、上トレイ10ａを第二回転軸Ｙを中心として
手前側に約90度回転させて振り出すと、下トレイ10ｂへ
のアクセスが可能となる。さらに、振り出した上トレイ
10ａを第三回転軸Ｚを中心として回転させて垂下させる
ことにより、省スペースとなると共に作業もしやすくな
る。
きく、しかも作業性の良好な光配線盤のトレイユニット
を提供する。 【解決手段】 光ファイバの接続部を収納するための複
数のトレイ10を多段に配置し、トレイ10をその奥側にて
水平な第一回転軸Ｘを中心として回転可能に支持面７に
取り付けるとともに、各トレイ10を、手前側が奥側より
も低くなった傾斜状態と、下段のトレイ10との間に手前
側が奥側よりも広がった空間を創出する開き状態とに、
選択的に保持するための保持機構(16,18,22)を設ける。
各トレイ10を重ね合わせた上トレイ10ａと下トレイ10ｂ
とで構成し、上トレイ10ａを第二回転軸Ｙを中心として
手前側に約90度回転させて振り出すと、下トレイ10ｂへ
のアクセスが可能となる。さらに、振り出した上トレイ
10ａを第三回転軸Ｚを中心として回転させて垂下させる
ことにより、省スペースとなると共に作業もしやすくな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバ用の
配線盤すなわち光配線盤に関するもので、より詳しく
は、光ファイバケーブルあるいは光ファイバコードなど
の光ファイバ心線の接続部を保持するとともに光ファイ
バの余長部を収納するためのトレイユニットに関する。
配線盤すなわち光配線盤に関するもので、より詳しく
は、光ファイバケーブルあるいは光ファイバコードなど
の光ファイバ心線の接続部を保持するとともに光ファイ
バの余長部を収納するためのトレイユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】光配線盤は、光ファイバを用いて信号伝
送経路を形成する場合に、幹線等に使用される多心構造
の光ケーブルをローカル線や屋内に分岐接続するために
設置される。光配線盤の内部には、光ファイバ心線の接
続部やケーブル余長部を収納するためのトレイユニット
が設けられる。トレイユニットの構造としては、たとえ
ば、ケース内に複数段のトレイを収納した引き出し式の
トレイユニットが知られている（実開平６−６９９０７
号公報）。
送経路を形成する場合に、幹線等に使用される多心構造
の光ケーブルをローカル線や屋内に分岐接続するために
設置される。光配線盤の内部には、光ファイバ心線の接
続部やケーブル余長部を収納するためのトレイユニット
が設けられる。トレイユニットの構造としては、たとえ
ば、ケース内に複数段のトレイを収納した引き出し式の
トレイユニットが知られている（実開平６−６９９０７
号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のト
レイユニットは、引き出し式であるため各トレイの出し
入れに追従する光ファイバの余長が必要となる。そのた
め、ケース内部に光ファイバの余長を処理するスペース
が必要となり、各トレイの大きさに制約を受ける。ま
た、収納ユニットを通路に面した場所に設置した場合、
トレイは通路側に引き出されるため、特に通路幅が狭い
場合、作業スペースが制約を受けて作業性を阻害する。
レイユニットは、引き出し式であるため各トレイの出し
入れに追従する光ファイバの余長が必要となる。そのた
め、ケース内部に光ファイバの余長を処理するスペース
が必要となり、各トレイの大きさに制約を受ける。ま
た、収納ユニットを通路に面した場所に設置した場合、
トレイは通路側に引き出されるため、特に通路幅が狭い
場合、作業スペースが制約を受けて作業性を阻害する。
【０００４】そこで、この発明の主要な目的は、コンパ
クトで省スペースながら収納容量が大きく、しかも作業
性の良好な光ファイバー接続部収納ユニットを提供する
ことにある。
クトで省スペースながら収納容量が大きく、しかも作業
性の良好な光ファイバー接続部収納ユニットを提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の光配線盤のトレイユニットは、光ファイ
バの接続部を収納するための複数のトレイを多段に配置
し、トレイの奥側を水平な回転軸を中心として回転可能
に支持面に取り付けるとともに、各トレイを、手前側が
奥側よりも低くなった傾斜状態と、下段のペアトレイと
の間に手前側が奥側よりも広がった空間を創出する開き
状態とに、選択的に保持するための保持機構を設けてな
り、各トレイが重ね合わせた多角形の上トレイと下トレ
イとで構成され、下トレイは奥側の辺において水平な第
一回転軸の回りに回転自在に支持面に取り付けられ、上
トレイと下トレイは手前側の辺の角部付近にて、下トレ
イの面に垂直な第二回転軸を備えた連結部を介して、第
二回転軸を中心として回転自在に連結され、前記連結部
は下トレイの前記手前側の辺と平行な第三回転軸を備え
ている。
め、この発明の光配線盤のトレイユニットは、光ファイ
バの接続部を収納するための複数のトレイを多段に配置
し、トレイの奥側を水平な回転軸を中心として回転可能
に支持面に取り付けるとともに、各トレイを、手前側が
奥側よりも低くなった傾斜状態と、下段のペアトレイと
の間に手前側が奥側よりも広がった空間を創出する開き
状態とに、選択的に保持するための保持機構を設けてな
り、各トレイが重ね合わせた多角形の上トレイと下トレ
イとで構成され、下トレイは奥側の辺において水平な第
一回転軸の回りに回転自在に支持面に取り付けられ、上
トレイと下トレイは手前側の辺の角部付近にて、下トレ
イの面に垂直な第二回転軸を備えた連結部を介して、第
二回転軸を中心として回転自在に連結され、前記連結部
は下トレイの前記手前側の辺と平行な第三回転軸を備え
ている。
【０００６】ここで、トレイの形状は多角形で、一般的
には矩形のものを手前側と奥側に長辺を配置して用いる
が、台形その他の多角形としてもよい。また、多角形と
称しても必ずしも厳密な意味での角部を有する必要はな
く、たとえば矩形のものの角部を湾曲させて長円あるい
は円に近い形状としたものも含まれるものとする。
には矩形のものを手前側と奥側に長辺を配置して用いる
が、台形その他の多角形としてもよい。また、多角形と
称しても必ずしも厳密な意味での角部を有する必要はな
く、たとえば矩形のものの角部を湾曲させて長円あるい
は円に近い形状としたものも含まれるものとする。
【０００７】複数のトレイを、手前側が奥側よりも低く
なった傾斜状態に多段に配置することにより、引出し式
のように水平の引出を多段に配置する場合に比べて奥行
きが小さくなり、省スペースとなる。さらに、ある特定
のトレイよりも上段に位置するすべてのトレイを開き状
態に保持することにより、当該特定のトレイとその直上
のトレイとの間に空間ができ、しかも、その空間は手前
側が奥側よりも広がっているため、当該特定のトレイ内
に収納した光ファイバー接続部へのアクセスが容易に行
なえる。加えて、トレイが手前側が奥側よりも低くなっ
た状態に保持されているため、作業者の視線および手が
トレイの全面に及びやすく、したがって、トレイ上の光
ファイバー接続部についての点検や各種作業を能率よく
遂行できる。また、引出し式のもののように作業時に引
出し分だけ手前側に余分なスペースを確保する必要がな
いため、この点でも省スペースとなる。
なった傾斜状態に多段に配置することにより、引出し式
のように水平の引出を多段に配置する場合に比べて奥行
きが小さくなり、省スペースとなる。さらに、ある特定
のトレイよりも上段に位置するすべてのトレイを開き状
態に保持することにより、当該特定のトレイとその直上
のトレイとの間に空間ができ、しかも、その空間は手前
側が奥側よりも広がっているため、当該特定のトレイ内
に収納した光ファイバー接続部へのアクセスが容易に行
なえる。加えて、トレイが手前側が奥側よりも低くなっ
た状態に保持されているため、作業者の視線および手が
トレイの全面に及びやすく、したがって、トレイ上の光
ファイバー接続部についての点検や各種作業を能率よく
遂行できる。また、引出し式のもののように作業時に引
出し分だけ手前側に余分なスペースを確保する必要がな
いため、この点でも省スペースとなる。
【０００８】各トレイを重ね合わせた矩形の上トレイと
下トレイとで構成することにより収納容量を高めること
ができる。この場合、下トレイに収納した光ファイバ接
続部についての点検や各種作業を可能にするため、下ト
レイに対する上トレイの位置を変更できるようにする。
たとえば、下トレイを奥側の辺において水平な第一回転
軸の回りに回転自在に支持面に取り付け、上トレイと下
トレイとを手前側の辺の角部付近にて、下トレイの面に
垂直な第二回転軸を備えた連結部を介して、第二回転軸
を中心として回転自在に連結する。これにより、上トレ
イを第二回転軸を中心として手前側に約９０度回転させ
て振り出すと、上トレイが下トレイの上から移動して下
トレイのトレイ面が露出する。この状態で下トレイに収
納された光ファイバー接続部へのアクセスが可能とな
る。さらに、上述のようにして手前側に振り出した上ト
レイを、下トレイの手前側の辺と平行な第三回転軸を中
心として回転可能となすことにより、上トレイを下に垂
れ下がらせることができ、省スペースとなると共に作業
もしやすくなる（請求項２）。
下トレイとで構成することにより収納容量を高めること
ができる。この場合、下トレイに収納した光ファイバ接
続部についての点検や各種作業を可能にするため、下ト
レイに対する上トレイの位置を変更できるようにする。
たとえば、下トレイを奥側の辺において水平な第一回転
軸の回りに回転自在に支持面に取り付け、上トレイと下
トレイとを手前側の辺の角部付近にて、下トレイの面に
垂直な第二回転軸を備えた連結部を介して、第二回転軸
を中心として回転自在に連結する。これにより、上トレ
イを第二回転軸を中心として手前側に約９０度回転させ
て振り出すと、上トレイが下トレイの上から移動して下
トレイのトレイ面が露出する。この状態で下トレイに収
納された光ファイバー接続部へのアクセスが可能とな
る。さらに、上述のようにして手前側に振り出した上ト
レイを、下トレイの手前側の辺と平行な第三回転軸を中
心として回転可能となすことにより、上トレイを下に垂
れ下がらせることができ、省スペースとなると共に作業
もしやすくなる（請求項２）。
【０００９】各トレイを、手前側が奥側よりも低くなっ
た傾斜状態と、下段のトレイとの間に手前側が奥側より
も広がった空間を創出する開き状態とに、選択的に保持
するための保持機構の具体例としては次のようなものを
採用することができる。係合部を備えた支持片を下トレ
イの側面に回転自在に取り付け、当該下トレイの下段に
位置するトレイの支持軸に係合させることによってトレ
イを傾斜状態に保持する（請求項３）。また、支持面と
平行な支柱に複数のピンを突設し、支持片の係合部を前
記ピンに係合させることによってトレイを開き位置に保
持する（請求項４）。係合部は支持片の先端を湾曲凹形
に切り欠いただけのものでもよい（請求項５）。請求項
６の発明のように、支持片を手前側に弾性的に押す部材
を設けるとともにストッパに当てて所定角度に維持する
ことにより、トレイの保持が安定するだけでなく、トレ
ーを傾斜状態と開き状態との間で移動させるときの操作
が簡便となる。支持片を弾性的に押す部材としては、コ
イルばねや圧縮コイルばね、板ばねを挙げることができ
る。引っ張りコイルばねも取り付け方によっては実質的
に同じ機能を果たす部材として採用し得る。
た傾斜状態と、下段のトレイとの間に手前側が奥側より
も広がった空間を創出する開き状態とに、選択的に保持
するための保持機構の具体例としては次のようなものを
採用することができる。係合部を備えた支持片を下トレ
イの側面に回転自在に取り付け、当該下トレイの下段に
位置するトレイの支持軸に係合させることによってトレ
イを傾斜状態に保持する（請求項３）。また、支持面と
平行な支柱に複数のピンを突設し、支持片の係合部を前
記ピンに係合させることによってトレイを開き位置に保
持する（請求項４）。係合部は支持片の先端を湾曲凹形
に切り欠いただけのものでもよい（請求項５）。請求項
６の発明のように、支持片を手前側に弾性的に押す部材
を設けるとともにストッパに当てて所定角度に維持する
ことにより、トレイの保持が安定するだけでなく、トレ
ーを傾斜状態と開き状態との間で移動させるときの操作
が簡便となる。支持片を弾性的に押す部材としては、コ
イルばねや圧縮コイルばね、板ばねを挙げることができ
る。引っ張りコイルばねも取り付け方によっては実質的
に同じ機能を果たす部材として採用し得る。
【００１０】請求項７の発明は、重ね合わせた矩形の上
トレイと下トレイとで構成され、下トレイは奥側の辺に
おいて水平な第一回転軸の回りに回転自在に支持面に取
り付けられ、上トレイと下トレイは手前側の辺の角部付
近にて、下トレイの面に垂直な第二回転軸を備えた連結
部を介して、第二回転軸を中心として回転自在に連結さ
れ、前記連結部は下トレイの前記手前側の辺と平行な第
三回転軸を備えている光ファイバ接続部収納トレイであ
る。既述のように、上トレイを第二回転軸を中心として
約９０度回転させて手前に振り出して、第三回転軸の回
りに回転させて下トレイの手前側に垂れ下がらせた状態
で、下トレイへのアクセスを可能にするのである。下ト
レイの一辺の立ち上がり壁に光ファイバケーブルを通す
ための切り欠き部を設け（請求項８）、下トレイから上
トレイに上トレイの一辺の立ち上がり壁から底部にかけ
て切り欠き部を設ける（請求項９）。上トレイの切り欠
き部を第二回転軸に近接した位置に設けることにより
（請求項１０）、上トレイが下トレイ上に重なっている
ときと手前側に振り出して垂下させたときとで変化する
上トレイの分岐導入部の位置の変化量を最小限度にとど
めることができ、光ファイバの余長が短くて済む。それ
ゆえに、また、各トレイの容積を小さくすることが可能
となり、省スペース、コンパクト化に寄与する。
トレイと下トレイとで構成され、下トレイは奥側の辺に
おいて水平な第一回転軸の回りに回転自在に支持面に取
り付けられ、上トレイと下トレイは手前側の辺の角部付
近にて、下トレイの面に垂直な第二回転軸を備えた連結
部を介して、第二回転軸を中心として回転自在に連結さ
れ、前記連結部は下トレイの前記手前側の辺と平行な第
三回転軸を備えている光ファイバ接続部収納トレイであ
る。既述のように、上トレイを第二回転軸を中心として
約９０度回転させて手前に振り出して、第三回転軸の回
りに回転させて下トレイの手前側に垂れ下がらせた状態
で、下トレイへのアクセスを可能にするのである。下ト
レイの一辺の立ち上がり壁に光ファイバケーブルを通す
ための切り欠き部を設け（請求項８）、下トレイから上
トレイに上トレイの一辺の立ち上がり壁から底部にかけ
て切り欠き部を設ける（請求項９）。上トレイの切り欠
き部を第二回転軸に近接した位置に設けることにより
（請求項１０）、上トレイが下トレイ上に重なっている
ときと手前側に振り出して垂下させたときとで変化する
上トレイの分岐導入部の位置の変化量を最小限度にとど
めることができ、光ファイバの余長が短くて済む。それ
ゆえに、また、各トレイの容積を小さくすることが可能
となり、省スペース、コンパクト化に寄与する。
【００１１】請求項１１の発明は、次の（イ）（ロ）
（ハ）の要素を具備してなり、特定のトレイよりも上段
のすべてのトレイを開き位置に保持した状態で、当該特
定のトレイにおける上トレイを第二回転軸の回りにほぼ
９０度回転させるとともに上トレイを第三回転軸の回り
に回転させて下トレイの手前側に垂下させるようにした
光配線盤である。 （イ）垂直な支持面と、前記支持面と平行な支柱を備え
た筐体。 （ロ）支持面に多段に配置した複数のトレイ。
（ハ）の要素を具備してなり、特定のトレイよりも上段
のすべてのトレイを開き位置に保持した状態で、当該特
定のトレイにおける上トレイを第二回転軸の回りにほぼ
９０度回転させるとともに上トレイを第三回転軸の回り
に回転させて下トレイの手前側に垂下させるようにした
光配線盤である。 （イ）垂直な支持面と、前記支持面と平行な支柱を備え
た筐体。 （ロ）支持面に多段に配置した複数のトレイ。
【００１２】・各トレイは、重ね合わせた矩形の上トレ
イと下トレイとで構成される。
イと下トレイとで構成される。
【００１３】・下トレイは奥側の辺において水平な第一
回転軸の回りに回転自在に支持面に取り付けられてい
る。
回転軸の回りに回転自在に支持面に取り付けられてい
る。
【００１４】・上トレイと下トレイは手前側の辺の角部
付近にて、トレイの面に垂直な第二回転軸を備えた連結
部を介して、第二回転軸を中心として回転自在に連結さ
れている。
付近にて、トレイの面に垂直な第二回転軸を備えた連結
部を介して、第二回転軸を中心として回転自在に連結さ
れている。
【００１５】・前記連結部は下トレイの前記手前側の辺
と平行な第三回転軸を備える。 （ハ）各トレイを、手前側が奥側よりも低くなった傾斜
状態と、下段のトレイとの間に手前側が奥側よりも広が
った空間を創出する開き状態とに、選択的に保持するた
めの保持機構。
と平行な第三回転軸を備える。 （ハ）各トレイを、手前側が奥側よりも低くなった傾斜
状態と、下段のトレイとの間に手前側が奥側よりも広が
った空間を創出する開き状態とに、選択的に保持するた
めの保持機構。
【００１６】・保持機構は、下トレイの側面から突出し
た支持軸に回転自在に取り付けた支持片と、支柱に突設
した複数のピンとを具備する。
た支持軸に回転自在に取り付けた支持片と、支柱に突設
した複数のピンとを具備する。
【００１７】・あるトレーの支持片の係合部を下段に位
置するトレイの支持軸に係合させると、当該トレイは傾
斜状態に保持される。
置するトレイの支持軸に係合させると、当該トレイは傾
斜状態に保持される。
【００１８】・あるトレイの支持片の係合部を支柱のピ
ンに係合させると、当該トレイは開き状態に保持する。
ンに係合させると、当該トレイは開き状態に保持する。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、図面に従ってこの発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【００２０】図１は床面に設置された光配線盤の概観を
示す。図は筐体（２）の前面扉（３）を開いた状態であ
って、トレイを多段に配置したトレイユニット（１）が
現れている。筐体（２）は前面扉（３）と背面板（４）
と側面板（５）と頂板（６）で構成され、背面板（５）
がトレイユニット（１）を取り付けるための支持面
（７）を提供する。ここで、図１の紙面の表側を手前
側、紙背側を奥側ということとする。なお、図１では光
ファイバケーブルや光ファイバコード、コネクタ等を省
略してある。
示す。図は筐体（２）の前面扉（３）を開いた状態であ
って、トレイを多段に配置したトレイユニット（１）が
現れている。筐体（２）は前面扉（３）と背面板（４）
と側面板（５）と頂板（６）で構成され、背面板（５）
がトレイユニット（１）を取り付けるための支持面
（７）を提供する。ここで、図１の紙面の表側を手前
側、紙背側を奥側ということとする。なお、図１では光
ファイバケーブルや光ファイバコード、コネクタ等を省
略してある。
【００２１】トレイユニット（１）は、図２〜図５に示
すように、コネクタ等の光ファイバ接続部（８）および
光ファイバの余長部（９）を収納するためのトレイ（１
０）を多段に配置したものである。各トレイ（１０）は
重ね合わせた上トレイ（１０ａ）と下トレイ（１０ｂ）
とで構成される。上トレイ（１０ａ）および下トレイ
（１０ｂ）は矩形で四辺に立上がり壁（１２）を備えた
概ね角盆のような形状を呈している。図４および図５に
おいて斜線で透明の表示を施した部材は、上トレイ（１
０ａ）および下トレイ（１０ｂ）のトレイ面上に脱着可
能に装着した透明のアクリル板で作られたカバーであっ
て、トレイ内の光ファイバやコネクタ等を保護するため
のものである。
すように、コネクタ等の光ファイバ接続部（８）および
光ファイバの余長部（９）を収納するためのトレイ（１
０）を多段に配置したものである。各トレイ（１０）は
重ね合わせた上トレイ（１０ａ）と下トレイ（１０ｂ）
とで構成される。上トレイ（１０ａ）および下トレイ
（１０ｂ）は矩形で四辺に立上がり壁（１２）を備えた
概ね角盆のような形状を呈している。図４および図５に
おいて斜線で透明の表示を施した部材は、上トレイ（１
０ａ）および下トレイ（１０ｂ）のトレイ面上に脱着可
能に装着した透明のアクリル板で作られたカバーであっ
て、トレイ内の光ファイバやコネクタ等を保護するため
のものである。
【００２２】下トレイ（１０ｂ）は奥側の辺において水
平な第一回転軸（Ｘ）の回りに回転自在に支持面（７）
に取り付けてある。上トレイ（１０ａ）と下トレイ（１
０ｂ）は手前側の辺の角部付近にて、トレイの面に垂直
な第二回転軸（Ｙ）を備えた連結部（１４）を介して、
第二回転軸（Ｙ）を中心として回転自在に連結されてい
る。連結部（１４）は下トレイ（１０ｂ）の手前側の辺
と平行な第三回転軸（Ｚ）を備える。図示した例では連
結部（１４）は蝶番の形態をとっている( 図１０（Ｅ）
参照）。
平な第一回転軸（Ｘ）の回りに回転自在に支持面（７）
に取り付けてある。上トレイ（１０ａ）と下トレイ（１
０ｂ）は手前側の辺の角部付近にて、トレイの面に垂直
な第二回転軸（Ｙ）を備えた連結部（１４）を介して、
第二回転軸（Ｙ）を中心として回転自在に連結されてい
る。連結部（１４）は下トレイ（１０ｂ）の手前側の辺
と平行な第三回転軸（Ｚ）を備える。図示した例では連
結部（１４）は蝶番の形態をとっている( 図１０（Ｅ）
参照）。
【００２３】下トレイ（１０ｂ）の一辺の立ち上がり壁
（１２）に切り欠き部（１３）を設け、上トレイ（１０
ａ）用と下トレイ（１０ｂ）用の光ファイバをまとめて
この切り欠き部（１３）から下トレイ（１０ｂ）内に導
入する。また、下トレイ（１０ｂ）内に導入した光ファ
イバの一部を上トレイ（１０ａ）に導入するため、上ト
レイ（１０ａ）の一辺の立ち上がり壁（１２）から底部
にかけて切り欠き部（１５）を設ける。上トレイ（１０
ａ）の切り欠き部（１５）を第二回転軸（Ｙ）に近接し
た位置に設けることにより、上トレイ（１０ａ）が下ト
レイ（１０ｂ）上に重なっているときと手前側に振り出
して垂下させたときとで変化する切り欠き部（１５）の
位置の変化量を最小限度にとどめるのが、光ファイバの
余長を短くする上で有利である。
（１２）に切り欠き部（１３）を設け、上トレイ（１０
ａ）用と下トレイ（１０ｂ）用の光ファイバをまとめて
この切り欠き部（１３）から下トレイ（１０ｂ）内に導
入する。また、下トレイ（１０ｂ）内に導入した光ファ
イバの一部を上トレイ（１０ａ）に導入するため、上ト
レイ（１０ａ）の一辺の立ち上がり壁（１２）から底部
にかけて切り欠き部（１５）を設ける。上トレイ（１０
ａ）の切り欠き部（１５）を第二回転軸（Ｙ）に近接し
た位置に設けることにより、上トレイ（１０ａ）が下ト
レイ（１０ｂ）上に重なっているときと手前側に振り出
して垂下させたときとで変化する切り欠き部（１５）の
位置の変化量を最小限度にとどめるのが、光ファイバの
余長を短くする上で有利である。
【００２４】各トレイ（１０）を、手前側が奥側よりも
低くなった傾斜状態と、下段のトレイ（１０）との間に
手前側が奥側よりも広がった空間を創出する開き状態と
に、選択的に保持するための保持機構を設ける。傾斜状
態におけるトレイ（１０）の傾斜角度は、たとえば１５
度程度が適当であるが、トレイ面へのアクセスや作業が
容易で、かつ、筐体（２）の高さ方向の寸法を過度に増
大させない範囲で適宜設定することができるものであ
る。また、開き状態におけるペアトレイ（１０）の角度
ないし姿勢は、下段のペアトレイ（１０）との間に下段
のペアトレイ（１０）へのアクセスを可能にする適当な
作業空間を形成させるという見地より設定され、たとえ
ば、ほぼ水平か、図２に示すように多少手前側が高くな
る程度に保持するのが好ましい。
低くなった傾斜状態と、下段のトレイ（１０）との間に
手前側が奥側よりも広がった空間を創出する開き状態と
に、選択的に保持するための保持機構を設ける。傾斜状
態におけるトレイ（１０）の傾斜角度は、たとえば１５
度程度が適当であるが、トレイ面へのアクセスや作業が
容易で、かつ、筐体（２）の高さ方向の寸法を過度に増
大させない範囲で適宜設定することができるものであ
る。また、開き状態におけるペアトレイ（１０）の角度
ないし姿勢は、下段のペアトレイ（１０）との間に下段
のペアトレイ（１０）へのアクセスを可能にする適当な
作業空間を形成させるという見地より設定され、たとえ
ば、ほぼ水平か、図２に示すように多少手前側が高くな
る程度に保持するのが好ましい。
【００２５】保持機構の具体的構成を図２および図９に
従って例示する。すなわち、下トレイ（１０ｂ）の側面
にトレイ面と平行に突出した支持軸（１６）を設け、こ
の支持軸（１６）に回転自在に支持片（１８）を取り付
ける。一方、トレイ（１０）の連結部（１４）に隣接す
る位置に支柱（２０）を設置し、この支柱（２０）の長
さ方向に等間隔で複数のピン（２２）を固定する。支持
片（１８）の先端には支持軸（１６）およびピン（２
２）と係合し得る湾曲凹形の係合部（１９）を設ける。
支持片（１８）の係合部（１９）を下段のペアトレイ
（１０）の下トレイ（１０ｂ）の支持軸（１６）に係合
させることによって当該ペアトレイは傾斜状態に保持さ
れ、また、トレイ（１０）の手前側を持ち上げて支持片
（１８）の係合部（１９）を支柱（２０）のピン（２
２）に係合させることによって当該トレイ（１０）は開
き状態に保持される。この状態で、当該トレイ（１０）
の下段のトレイ（１０）の上トレイ（１０ａ）にアクセ
スすることができる。
従って例示する。すなわち、下トレイ（１０ｂ）の側面
にトレイ面と平行に突出した支持軸（１６）を設け、こ
の支持軸（１６）に回転自在に支持片（１８）を取り付
ける。一方、トレイ（１０）の連結部（１４）に隣接す
る位置に支柱（２０）を設置し、この支柱（２０）の長
さ方向に等間隔で複数のピン（２２）を固定する。支持
片（１８）の先端には支持軸（１６）およびピン（２
２）と係合し得る湾曲凹形の係合部（１９）を設ける。
支持片（１８）の係合部（１９）を下段のペアトレイ
（１０）の下トレイ（１０ｂ）の支持軸（１６）に係合
させることによって当該ペアトレイは傾斜状態に保持さ
れ、また、トレイ（１０）の手前側を持ち上げて支持片
（１８）の係合部（１９）を支柱（２０）のピン（２
２）に係合させることによって当該トレイ（１０）は開
き状態に保持される。この状態で、当該トレイ（１０）
の下段のトレイ（１０）の上トレイ（１０ａ）にアクセ
スすることができる。
【００２６】また、特定のトレイの下トレイにアクセス
するときは、図６〜図８に示すように、当該特定のトレ
イ（１０）よりも上段のすべてのトレイ（１０）を開き
状態に保持した状態で、当該特定のトレイ（１０）にお
ける上トレイ（１０ａ）を第二回転軸（Ｙ）の回りにほ
ぼ９０度回転させて手前側に振り出すとともに上トレイ
（１０ａ）を第三回転軸（Ｚ）の回りに回転させて下ト
レイ（１０ｂ）の手前側に垂れ下がらせる。これによ
り、上トレイ（１０ａ）に隠れていた下トレイ（１０
ｂ）のトレイ面が露出する。なお、図６〜図８は光ファ
イバ接続部を収納するまえの空の状態を示している。
するときは、図６〜図８に示すように、当該特定のトレ
イ（１０）よりも上段のすべてのトレイ（１０）を開き
状態に保持した状態で、当該特定のトレイ（１０）にお
ける上トレイ（１０ａ）を第二回転軸（Ｙ）の回りにほ
ぼ９０度回転させて手前側に振り出すとともに上トレイ
（１０ａ）を第三回転軸（Ｚ）の回りに回転させて下ト
レイ（１０ｂ）の手前側に垂れ下がらせる。これによ
り、上トレイ（１０ａ）に隠れていた下トレイ（１０
ｂ）のトレイ面が露出する。なお、図６〜図８は光ファ
イバ接続部を収納するまえの空の状態を示している。
【００２７】図２および図９では、支持片（１８）を手
前側に向けて、つまり図では左向きに、弾性的に押す部
材としてコイルバネ（１７）を採用するとともに、下ト
レイ（１０ｂ）にストッパ（図示省略）を設けて、支持
片（１８）を図示するような角度に弾性的に保持した構
成を示している。当該角度すなわちトレイ（１０）に対
する支持片（１８）の角度は、トレイ（１０）が傾斜状
態にあるときでも開き状態にあるときでも同じである。
これにより、トレー（１０）を傾斜状態から開き状態に
移動させるとき、支持片がコイルバネ( １７) の弾性力
に抗して奥側に逃げつつ支柱のピンを通過する。したが
って、トレイ（１０）の手前側を持ち上げて対応するピ
ン（２２）を通過させ、その後トレイ（１０）を降ろす
と支持片（１８）の係合部（１９）がそのピン（２２）
に係合する。トレイ( １０) を開き状態から傾斜状態に
移動させるときは、支持片（１８）とピン（２２）との
係合を解いてトレイ（１０）を下方に移動させるだけ
で、支持片（１８）の係合部（１９）が下段のトレイ
（１０）の支持軸（１６）と係合するに至る。
前側に向けて、つまり図では左向きに、弾性的に押す部
材としてコイルバネ（１７）を採用するとともに、下ト
レイ（１０ｂ）にストッパ（図示省略）を設けて、支持
片（１８）を図示するような角度に弾性的に保持した構
成を示している。当該角度すなわちトレイ（１０）に対
する支持片（１８）の角度は、トレイ（１０）が傾斜状
態にあるときでも開き状態にあるときでも同じである。
これにより、トレー（１０）を傾斜状態から開き状態に
移動させるとき、支持片がコイルバネ( １７) の弾性力
に抗して奥側に逃げつつ支柱のピンを通過する。したが
って、トレイ（１０）の手前側を持ち上げて対応するピ
ン（２２）を通過させ、その後トレイ（１０）を降ろす
と支持片（１８）の係合部（１９）がそのピン（２２）
に係合する。トレイ( １０) を開き状態から傾斜状態に
移動させるときは、支持片（１８）とピン（２２）との
係合を解いてトレイ（１０）を下方に移動させるだけ
で、支持片（１８）の係合部（１９）が下段のトレイ
（１０）の支持軸（１６）と係合するに至る。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光配線
盤によれば、作業性の良い完全前面作業が実現し、すべ
てのケーブル引き込み光芯線接続作業が光配線盤の前面
で実行できる。
盤によれば、作業性の良い完全前面作業が実現し、すべ
てのケーブル引き込み光芯線接続作業が光配線盤の前面
で実行できる。
【００２９】三軸回転式収納構造のペアトレイ( 上トレ
イ、下トレイ）を採用してトレイを多層化したことによ
り、収納容量が増大したばかりでなく、光ケーブル余長
の最小化、ストレス緩和といった効果も得られる。
イ、下トレイ）を採用してトレイを多層化したことによ
り、収納容量が増大したばかりでなく、光ケーブル余長
の最小化、ストレス緩和といった効果も得られる。
【００３０】三軸回転式収納構造のペアトレイ（上トレ
イ、下トレイ）は、引き出し式トレイのように作業スペ
ースに張り出すことがなく、作業スペースの大幅削減が
実現した。
イ、下トレイ）は、引き出し式トレイのように作業スペ
ースに張り出すことがなく、作業スペースの大幅削減が
実現した。
【図１】光配線盤の開扉状態の正面図である。
【図２】トレイユニットの側面図である。
【図３】上トレイの斜視図である。
【図４】下トレイの斜視図である。
【図５】上トレイを垂下させた状態の正面図である。
【図６】上トレイをＹ軸の回りに回転させる過程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図７】上トレイを手前に振り出した状態の斜視図であ
る。
る。
【図８】上トレイを垂下させた状態の斜視図である。
【図９】トレイを傾斜状態から開き状態に変更する過程
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図１０】（Ａ）〜（Ｄ）はペアトレイの模式的斜視
図、（Ｅ）は連結部の斜視図である。
図、（Ｅ）は連結部の斜視図である。
１ トレイユニット ２ 筐体 ３ 前面扉 ４ 背面板 ５ 側面板 ６ 頂板 ７ 支持面 ８ 光ファイバ接続部( コネクター） ９ 余長部 １０ トレイ( ペアトレイ) １０ａ 上トレイ １０ｂ 下トレイ １２ 立ち上がり壁 １３ 切り欠き １４ 連結部 １５ 切り欠き １６ 支持軸 １８ 支持片 １９ 係合部 ２０ 支柱 ２２ ピン Ｘ 第一回転軸 Ｙ 第二回転軸 Ｚ 第三回転軸
Claims (11)
- 【請求項１】 光ファイバの接続部を収納するための複
数のトレイを多段に配置し、トレイの奥側を水平な回転
軸を中心として回転可能に支持面に取り付けるととも
に、各トレイを、手前側が奥側よりも低くなった傾斜状
態と、下段のペアトレイとの間に手前側が奥側よりも広
がった空間を創出する開き状態とに、選択的に保持する
ための保持機構を設けてなり、各トレイが重ね合わせた
多角形の上トレイと下トレイとで構成され、下トレイは
奥側の辺において水平な第一回転軸の回りに回転自在に
支持面に取り付けられ、上トレイと下トレイは手前側の
辺の角部付近にて、下トレイの面に垂直な第二回転軸を
備えた連結部を介して、第二回転軸を中心として回転自
在に連結され、前記連結部は下トレイの前記手前側の辺
と平行な第三回転軸を備えている光配線盤のトレイユニ
ット。 - 【請求項２】 特定のトレイよりも上段のすべてのトレ
イを開き位置に保持した状態で、当該特定のトレイにお
ける上トレイを第二回転軸の回りにほぼ９０度回転させ
るとともに上トレイを第三回転軸の回りに回転させて下
トレイの手前側に垂下させるようにしたことを特徴とす
る請求項１の光配線盤のトレイユニット。 - 【請求項３】 係合部を備えた支持片を下トレイの側面
に回転自在に取り付け、当該下トレイの下段に位置する
トレイの支持軸に係合させることによってペアトレイを
傾斜状態に保持することを特徴とする請求項１の光配線
盤のトレイユニット。 - 【請求項４】 支持面と平行な支柱に複数のピンを突設
し、支持片の係合部を前記ピンに係合させることによっ
てトレイを開き位置に保持することを特徴とする請求項
１の光配線盤のトレイユニット。 - 【請求項５】 前記係合部が支持片の先端に形成した湾
曲凹部であることを特徴とする請求項３または４の光配
線盤のトレイユニット。 - 【請求項６】 支持片を手前側に弾性的に押す部材を設
けるとともにストッパに当てて所定角度に維持したこと
を特徴とする請求項５の光配線盤のトレイユニット。 - 【請求項７】 重ね合わせた矩形の上トレイと下トレイ
とで構成され、下トレイは奥側の辺において水平な第一
回転軸の回りに回転自在に支持面に取り付けられ、上ト
レイと下トレイは手前側の辺の角部付近にて、下トレイ
の面に垂直な第二回転軸を備えた連結部を介して、第二
回転軸を中心として回転自在に連結され、前記連結部は
下トレイの前記手前側の辺と平行な第三回転軸を備えて
いる光ファイバ接続部収納トレイ。 - 【請求項８】 下トレイの一辺の立ち上がり壁に、光フ
ァイバケーブルを通すための切り欠き部を設けた請求項
７の光ファイバ接続部収納トレイ。 - 【請求項９】 上トレイの一辺に立ち上がり壁から底部
にかけて切り欠き部を設けた請求項７の光ファイバ接続
部収納トレイ。 - 【請求項１０】 前記切り欠き部を前記第二回転軸に近
接した位置に設けたことを特徴とする請求項９の光ファ
イバー接続部収納トレイ。 - 【請求項１１】 下記の（イ）（ロ）（ハ）を具備して
なり、特定のトレイよりも上段のすべてのトレイを開き
位置に保持した状態で、当該特定のトレイにおける上ト
レイを第二回転軸の回りにほぼ９０度回転させるととも
に上トレイを第三回転軸の回りに回転させて下トレイの
手前側に垂下させるようにした光配線盤。 （イ）垂直な支持面と、前記支持面と平行な支柱を備え
た筐体。 （ロ）支持面に多段に配置した複数のトレイ。 ・各トレイは、重ね合わせた矩形の上トレイと下トレイ
とで構成される。 ・下トレイは奥側の辺において水平な第一回転軸の回り
に回転自在に支持面に取り付けられている。 ・上トレイと下トレイは手前側の辺の角部付近にて、ト
レイの面に垂直な第二回転軸を備えた連結部を介して、
第二回転軸を中心として回転自在に連結されている。 ・前記連結部は下トレイの前記手前側の辺と平行な第三
回転軸を備える。 （ハ）各トレイを、手前側が奥側よりも低くなった傾斜
状態と、下段のトレイとの間に手前側が奥側よりも広が
った空間を創出する開き状態とに、選択的に保持するた
めの保持機構。 ・保持機構は、下トレイの側面から突出した支持軸に回
転自在に取り付けた支持片と、支柱に突設した複数のピ
ンとを具備する。 ・あるトレーの支持片の係合部を下段に位置するトレイ
の支持軸に係合させると、当該トレイは傾斜状態に保持
される。 ・あるトレイの支持片の係合部を支柱のピンに係合させ
ると、当該トレイは開き状態に保持する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15116897A JP3478944B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光配線盤及びそのトレイユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15116897A JP3478944B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光配線盤及びそのトレイユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10339817A true JPH10339817A (ja) | 1998-12-22 |
| JP3478944B2 JP3478944B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=15512812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15116897A Expired - Fee Related JP3478944B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光配線盤及びそのトレイユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3478944B2 (ja) |
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