JP2775226B2 - テレビゲーム機用棚 - Google Patents

テレビゲーム機用棚

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JP2775226B2
JP2775226B2 JP6001990A JP199094A JP2775226B2 JP 2775226 B2 JP2775226 B2 JP 2775226B2 JP 6001990 A JP6001990 A JP 6001990A JP 199094 A JP199094 A JP 199094A JP 2775226 B2 JP2775226 B2 JP 2775226B2
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宏幸 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビゲーム機用棚、
特にテレビゲーム機を構成しているゲーム機本体および
コントローラと、プログラムソフトを格納したカセット
とを使いやすくしたり整理したりすることなどのために
用いられるテレビゲーム機用棚に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に従来のテレビゲーム機用棚Aの
使用状態を示してある。このテレビゲーム機用棚Aは、
枠組みに設けた上板を上段棚110として用い得るよう
にし、枠組みに出入自在に設けた引出しを下段棚120
として用い得るようにしたものであり、枠組みには複数
箇所に移動用キャスター130…が設けられている。こ
の種のテレビゲーム機用棚Aにおいて、上段棚110に
は図示するようにテレビゲーム機を構成しているゲーム
機本体210やゲーム機本体210にコード250,2
50を介して接続された2つの平たいコントローラ23
0,230を置くことができ、引出し式の下段棚120
にゲーム機本体210に着脱可能なカセットを整理して
収納することができるようになっている。図中、310
はゲーム機本体210に装着されたカセットを示してい
る。また、上記テレビゲーム機用棚Aは、使用しないと
きにテレビ台(不図示)の下などに収納し、テレビゲー
ム機を使用するときにテレビ台の下などから出して用い
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビゲーム機用棚Aによると、2つの平たいコントロ
ーラ230,230を図11のように上段棚110の上
に寝かせた状態で置いておくことを余儀なくされるの
で、コントローラ230,230を置くための広いスペ
ースが必要になるという問題があった。また、テレビ台
の下でテレビゲーム機用棚を出し入れするときに上段棚
に置いてあるコントローラやカセットが落ちてそれらが
損傷したりコントローラとゲーム機本体とを接続してい
るコードが傷んだりするおそれがあった。さらに、テレ
ビ台の下に出し入れできる程度の大きさのテレビゲーム
機用棚Aでは、上段棚110に平たいカセットを寝かせ
た状態で置けるだけの十分な広さを確保しにくいので、
ゲーム機本体210から取り外したり下段棚120から
取り出したりした平たいカセットを上段棚110に置い
ておけず、周囲にそれらのカセットが乱雑に散らばって
しまうということになり、そのため、人がコントローラ
やカセットを足で踏みつけるおそれがあり、たとえ上段
棚110にカセットを置けたとしても不安定にならざる
を得ないので、それらが上段棚110から落ちやすいと
いう問題があった。
【0004】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
である。すなわち、請求項1に記載の発明は、テレビゲ
ーム機用棚において特に上段棚の構造に工夫を講じ、平
たいコントローラや平たいカセットを、場所を取らない
安定した起立姿勢で上段棚に置けるようにすることによ
って、コントローラやカセットを置くための上段棚での
スペースが狭くて済むようにすると同時に、テレビゲー
ム機用棚を移動させても上段棚に置いてあるコントロー
ラやカセットが落ちにくいテレビゲーム機用棚を提供す
ることを目的とする。請求項2に記載の発明は、上段棚
を安価でしかも軽量なものにすることを目的とする。請
求項3に記載の発明は、コントローラやカセットのみな
らず、ゲーム機本体も上段棚から落ちにくいようにする
ことを目的とする。請求項4に記載の発明は、上段棚に
置いてある2つのコントローラを取り上げやすくするこ
とを目的とする。請求項5に記載の発明は、ゲーム機本
体とコントローラとを接続しているコードと、ゲーム機
本体と画像再生装置とを接続するための接続コードとを
もつれ合いにくくすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上段棚と下段棚とを備え、上段棚にゲーム機本体の
載置部と、ゲーム機本体に着脱可能なカセットを起立姿
勢で支持可能なカセット用凹溝と、ゲーム機本体にコー
ドを介して接続されゲーム機本体と共にテレビゲーム機
を構成しているコントローラを起立姿勢で支持可能なコ
ントローラ用凹溝と、を有するというものである。請求
項2に記載の発明は、請求項1に記載のものにおいて、
カセット用凹溝が有底状に形成され、かつ上段棚が合成
樹脂で一体成形されているというものである。請求項3
に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のもの
において、上段棚にゲーム機本体の載置部とカセット用
凹溝とコントローラ用凹溝とを取り囲む周壁が立ち上げ
られているというものである。請求項4に記載の発明
は、請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の
ものにおいて、コントローラ用凹溝が当該凹溝の溝幅方
向で隣合う2箇所に1つずつ設けられ、これら2箇所の
コントローラ用凹溝が当該凹溝の長手方向に位置ずれし
た状態に配置されているというものである。請求項5に
記載の発明は、請求項3、請求項4、請求項5のいずれ
かに記載のものにおいて、ゲーム機本体とテレビジョン
受像機などの画像再生装置とを接続するための接続コー
ドの位置を定位置に保つための開口部が周壁の所定箇所
に設けられているというものである。
【0006】
【作用】請求項1に記載の発明によると、上段棚のカセ
ット用凹溝にはカセットを、コントローラ用凹溝にはコ
ントローラをそれぞれ起立姿勢で挿入して支持させる
と、カセットやコントローラが平たくてもそれらが場所
を取らずに安定した起立姿勢で支持される。そのため、
上段棚に余裕スペースが生まれ、その余裕スペースをゲ
ーム機の拡張機器やカセットの外箱などの置き場所とし
て活用できるようになる。また、平たいカセットをカセ
ット用凹溝に起立姿勢で支持させることができ、平たい
コントローラをコントローラ用凹溝に起立姿勢で支持さ
せることができるので、そのようにしておくことによ
り、テレビゲーム機用棚を移動させても上段棚に置いて
あるコントローラやカセットが上段棚から落ちにくい。
【0007】請求項2に記載の発明によると、金属板で
作られた上段棚に比べて上段棚が軽量化され、しかも安
価になる。
【0008】請求項3に記載の発明によると、上段棚か
らのゲーム機本体の滑落が周壁により防止される。上記
の余裕スペースに置いた拡張機器やカセットの外箱など
の滑落も周壁により防止される。また、カセットやコン
トローラがそれらを起立姿勢で支持するための上記凹溝
から抜け出してもそれらの上段棚からの滑落が周壁によ
り防止される。
【0009】請求項4に記載の発明によると、2箇所に
1つずつ設けられたコントローラ用凹溝のそれぞれにコ
ントローラを起立姿勢で支持させた場合、それら2つの
コントローラは全体がラップした状態にはならず、双方
のコントローラの少なくとも一部だけは単独でコントロ
ーラ用凹溝の長手方向に突き出す。このため、使い手
は、それぞれのコントローラの単独で突き出た部分を手
で容易につかみ取ることができるようになり、別人が個
々のコントローラを別々に取り出しやすくなる。
【0010】請求項5に記載の発明によると、ゲーム機
本体と画像再生装置とを接続するための接続コードが周
壁に所定箇所で定位置に保たれるので、ゲーム機の使用
中は勿論、テレビゲーム機用棚を移動させたときでもそ
の接続コードとゲーム機本体とコントローラとを接続し
ているコードとがもつれ合いにくくなる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例によるテレビゲーム機
用棚Aの使用状態を説明するための概略斜視図、図2は
テレビゲーム機用棚Aの一部を切欠した平面図、図3は
図2のIIIーIII線に沿う拡大断面図、図4は図2
のIVーIV線に沿う拡大断面図、図5は図2のVーV
線に沿う位置での上段棚1の拡大断面図、図6は図2の
VIーVI線に沿う位置での上段棚1の拡大断面図、図
7は図2のIVーIV線に沿う位置での上段棚1の断面
図、図8は図2のIIIーIII線に沿う位置での上段
棚1の拡大断面図、図9は他の実施例によるテレビゲー
ム機用棚Aの使用状態を示す一部省略断面図、図10は
テレビゲーム機用棚Aをテレビ台Dの下に入れた状態の
側面図である。
【0012】図1、図3および図4のように、テレビゲ
ーム機用棚Aは、上段棚1と下段棚5とを備えている。
【0013】上段棚1は合成樹脂で一体成形されてお
り、平面視形状が略矩形の棚板11と、この棚板11の
外縁部全周に亘って立ち上げられた周壁12とを備えて
いる。そして、上記棚板11は左右方向(図2に符号W
で示してある)で略半分ずつに2区画されており、片側
の区画S1がゲーム機本体210の置き場所として用い
られる載置部13とされ、他側の区画S2すなわち載置
部13の側方の区画S2に、3つのカセット用凹溝2
1,22,23と2つのコントローラ用凹溝31,32
とが前後に振り分けて配置されている。
【0014】3つのカセット用凹溝21,22,23は
同じ形状・大きさの左右方向Wに細長い有底溝でなり、
その長さaや溝幅bのそれぞれがカセット310の横長
さや厚さのそれぞれよりもやゝ長めになっている。した
がって、カセット用凹溝21,22,23にはカセット
310を横長にして起立姿勢で挿入したり、挿入されて
いるカセット310を指でつかんで取り出したりする動
作を容易に行うことができる。また、カセット310を
カセット用凹溝21,22,23に挿入したときにはた
とえば図5のようにカセット310がカセット用凹溝2
1,22,23に起立姿勢で支持される。
【0015】図2で判るように、この実施例においては
3つのカセット用凹溝21,22,23が上段棚1の奥
行き方向Dに接近して並べられており、左右方向Wでは
同一位置に配置されている。そして、それぞれのカセッ
ト用凹溝21,22,23の相互間隔は手の指が楽に入
る程度の広さになっている。このため、中央のカセット
用凹溝32に支持されているカセット310を取り出す
ときでも、その両隣のカセット用凹溝31,33に支持
されているカセット310,310にじゃまされずに取
り出すことが可能である。
【0016】2つのコントローラ用凹溝31,32はそ
の長さcや溝幅dのそれぞれがコントローラ230の横
長さや厚さのそれぞれよりもやゝ長めになっている。し
たがって、コントローラ用凹溝31,32にはコントロ
ーラ230を横長にして起立姿勢で挿入したり、挿入さ
れているコントローラ230を指でつかんで取り出した
りする動作を容易に行うことができる。また、コントロ
ーラ230をコントローラ用凹溝31,32に挿入した
ときにはたとえば図5のようにコントローラ230がコ
ントローラ用凹溝31,32によって起立姿勢で支持さ
れる。
【0017】また、2つのコントローラ用凹溝31,3
2はその溝幅方向を上段棚1の奥行き方向Dに一致させ
て隣合う2箇所に1つずつ設けられており、当該凹溝3
1,32の長手方向すなわち上記の左右方向Wに位置ず
れした状態に配置されている。図4で判るように、コン
トローラ用凹溝31の底壁部33の形状はコントローラ
230の輪郭形状に合わされているので、この凹溝31
にはコントローラ230を安定した状態で支持させるこ
とが可能である。他のコントローラ用凹溝32について
も同様である。
【0018】2つのコントローラ用凹溝31,32を左
右方向Wに位置ずれした状態に配置する態様には、図2
のように奥行き方向Dにおいて一部がラップするように
位置ずれさせた状態や、個々のコントローラ用凹溝3
1,32が奥行き方向Dにおいてまったくラップしない
状態が含まれるけれども、前者すなわち奥行き方向Dに
おいて一部がラップするように位置ずれさせ、しかも平
行に配置させた状態にしておくと、2つのコントローラ
用凹溝31,32を場所をとらずに配置することがで
き、しかもそれらの凹溝31,32に挿入されている個
々のコントローラ230,230を、凹溝31,32が
ラップしていない箇所で指でつかんで容易に取り出すこ
とができる。
【0019】この実施例においては、隣合わせで設けら
れた3つのカセット用凹溝21,22,23を他側区画
S2の後方部位に配置し、隣合わせで設けられた2つの
コントローラ用凹溝31,32を他側区画S2の前方部
位に配置してあるので、他側区画S2の中央部位には一
定の広い余剰スペースSが確保される。この余剰スペー
スSはゲーム機本体210に付設して用いられる拡張機
器(不図示)やカセットなどの置き場所として活用する
ことが可能である。
【0020】カセット用凹溝21,22,23の数は上
記したところに限定されることはなく、たとえばカセッ
ト用凹溝を2つまたは3つより多い数にすることも可能
であり、3つより多い数にする場合において、余剰スペ
ースSの一部または全体をカセット用凹溝の形成箇所と
して利用することも可能である。また、コントローラ用
凹溝31,32の数についても2つに限定されることは
なく、2つのコントローラ31,32を一緒にして挿入
することができるような溝幅の広い1つの凹溝であって
もよい。
【0021】なお、上段棚1の棚板11において、カセ
ット用凹溝21,22,23やコントローラ用凹溝3
1,32が設けられていない箇所は平坦である。
【0022】図3〜図8のように、上段棚1の周壁12
は、内壁14と外壁15とを備えた二重壁によってな
り、内壁14と外壁15との相互間の所定の間隔を隔て
た箇所にビスポケット16…が一体に設けられている。
また、上段棚1の左右の各辺部においては図4、図6お
よび図7のように内壁14が下方に長く突き出ており、
この突出部分が後述する引出し式の下段棚5の引出し9
のガイド片14aとなされている。さらに、上段棚1の
後辺部においては図2、図4、図6および図7のように
上記棚板11の片側区画S1に対応箇所に横長の開口1
7が開設されている。この開口17は、上記棚板11の
片側区画S1に置いたゲート機本体210とテレビゲー
ム受像機Tや録画装置(ビデオ)V(図10参照)とい
った画像再生装置とを接続するための接続コード240
を挿通させてその接続コード240の位置を定位置に保
つための開口部の例示である。このような作用を果たす
開口部としては、上記のような開口17に代えて、周壁
12に形成した凹所によってもよい。
【0023】図1および図4のように、下段棚5は上部
が開放した有底の箱体からなる引出し9と外ケース6と
により構成されている。この引出し9は合成樹脂や鋼板
(たとえばカラー鋼板)、木などで作ることができる
が、合成樹脂を用いると一体成形が可能でしかも安くつ
く点で有利である。この引出し9には、使用しないカセ
ットやテレビゲーム機の付属部品(コードなど)を自由
に収納して整理しておくことができる。引出し9は、把
手51を手で持って外ケース6の内部空間に対して出し
入れ可能になっている。また、外ケース6には複数のキ
ャスター61…が備わっており、これらのキャスター6
1…の作用により床面上などで自由に任意の方向に移動
させることができる。
【0024】上記上段棚1は、その周壁12が外ケース
6の上縁部62に嵌め込まれ、図3および図4のように
ビスポケット16…にねじ込まれた取付ビス7…で外ケ
ース6に結合される。
【0025】以上の構成を備えたテレビゲーム機用棚A
においては、図1および図2のように、上段棚1におけ
る棚板11の片側区画S1の載置部13にゲーム機本体
210を置き、2つのコントローラ210,210を他
側区画S2のコントローラ用凹溝31,32に個別に挿
入して起立姿勢で支持させ、開口17に挿通した接続コ
ード240の一端部と他端部とをそれぞれゲーム機本体
210と上記画像再生装置とにそれぞれ接続し、さら
に、ゲーム機本体210と2つのコントローラ230,
230とを接続している2本のコード250,250と
を棚板11の外周部分に引き回しておくと、ゲーム機本
体210やコントローラ230,230やコード25
0,250が棚板11の上で整然と整理された状態に配
置される。また、接続コード240が周壁12の開口1
7に挿通されているので接続コード240の位置が定位
置に保たれる。このため、テレビゲーム機用棚Aを図1
0の矢印で示すようにテレビ台Dの下で出し入れしても
接続コード240がコード250,250ともつれ合っ
たりすることもない。さらに、カセット用凹溝21,2
2,23に下段棚5から出したカセット310…を挿入
して支持させておくと、その中から使用したいカセット
310を直ちに取り上げてゲーム機本体210に装着す
ることができ、また、ゲーム機本体210から取り外し
たカセット310を空いているカセット用凹溝21,2
2,23に挿入しておくことができる。テレビゲーム機
用棚Aを移動させるときにゲーム機本体210が棚板1
1の上で滑って移動しても、周壁12によってゲーム機
本体210が上段棚1から落ちることを防げる。また、
コントローラ230…やカセット310…は各凹溝2
1,22,23,31,32に起立姿勢で安定して挿入
支持されているので、これらが上段棚1から滑り落ちる
こともない。
【0026】上記した実施例では上段棚1に設けられた
カセット用凹溝21,22,23やコントローラ用凹溝
31,32が有底状に形成されているけれども、図9の
ようにこれらの凹溝21,22,23,31,32を、
前後一対ずつの突片34によって形成することも可能で
ある。この場合において、一対の突片34を下窄まり形
状に形成して、凹溝21,22,23,31,32に挿
入したカセット310やコントローラ230をこれら一
対の突片34の弾性復元力によって挾み付けるようにす
ることが可能である。このようにしておくと、カセット
310やコントローラ230ががたつきなく凹溝21,
22,23,31,32によって支持される。なお、上
段棚1には内棚8が付設され、この内棚8によって、凹
溝21,22,23,31,32に挿入されたカセット
310やコントローラ230が受け止められるようにな
っている。
【0027】図9の実施例において、上段棚1の材質や
上記凹溝21,22,23,31,32を除く部分の構
成は図1〜図8で説明したものとまったく同様である。
下段棚(図9において不図示)などについても同様であ
る。したがって、同一部分に同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0028】以上実施例について説明した他に、本発明
のテレビゲーム機用棚は、次に列挙するような態様で実
施することも可能である。 (1)下段棚5の外ケース6をカラー鋼板などの鋼板で
作って耐用寿命を高める。 (2)カセット用凹溝21,22,23を上段棚1の棚
板11の前方部位に形成し、コントローラ用凹溝31,
32を棚板11の後方部位に形成する。 (3)上段棚1の棚板11に設けた浅い凹所にゲーム機
本体210を置くようにしてゲーム機本体210が棚板
11の上で滑らないようにする。
【0029】
【発明の効果】本発明のテレビゲーム機用棚によれば、
上段棚に平たいカセットやコントローラを安定した起立
姿勢で支持させておくことが可能であるので、上段棚に
カセットやコントローラの置き場所として広いスペース
を確保する必要がなくなる。そのため、従来の同じ大き
さの上段棚に比べて、拡張機器などを置くための余裕ス
ペースを確保しやすくなる。しかも多くのカセットを下
段棚から出して違う種類のゲームを楽しみたいときでも
それらのカセットを上段棚に置いておけるので、それら
のカセットが周囲に散らばって足で踏みつけるというお
それがなくなる。また、カセットをカセット用凹溝に、
コントローラをコントローラ用凹溝にそれぞれ起立姿勢
で支持させておくことにより、テレビゲーム機用棚を移
動させてもコントローラやカセットが上段棚から落ちに
くくなり、コントローラやカセットが上段棚から落ちて
それらやコードが損傷するというおそれが少なくなる。
【0030】そして、請求項2に記載の発明によると、
上段棚を軽量化してテレビゲーム機用棚を小さい力で移
動させやすくなると同時に、テレビゲーム機用棚を安価
に提供できるようになる。
【0031】さらに、請求項3に記載の発明によると、
テレビゲーム機用棚を移動させたときにゲーム機本体や
コントローラ、カセット、余裕スペースに置いた拡張機
器などか容易には落ちなくなり、そのことがそれらの機
器などの滑落による損傷を未然に防ぐことに役立つ。
【0032】さらに、請求項4に記載の発明によると、
コントローラの置き場所が狭くて済むにもかかわらず、
上段棚に置いた個々のコントローラを手でつかみ取りや
すく、また、個々のコントローラを上段棚のコントロー
ラ用凹溝に置きやすくなる。
【0033】さらに、請求項5に記載の発明によると、
テレビゲーム機用棚を移動させたときでも接続コード
と、ゲーム機本体とコントローラを接続しているコード
とがもつれ合いにくいので、もつれ合いによる各コード
の損傷などが防止される。特に、開口部を周壁の所定箇
所に設けられている開口によって形成しておくと、各コ
ードのもつれ合いが確実に防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるテレビゲーム機用棚の使
用状態を説明するための概略斜視図である。
【図2】テレビゲーム機用棚の一部を切欠した平面図で
ある。
【図3】図2のIIIーIII線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】図2のIVーIV線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2のVーV線に沿う位置での上段棚の拡大断
面図である。
【図6】図2のVIーVI線に沿う位置での上段棚の拡
大断面図である。
【図7】図2のIVーIV線に沿う位置での上段棚の断
面図である。
【図8】図2のIIIーIII線に沿う位置での上段棚
の拡大断面図である。
【図9】他の実施例によるテレビゲーム機用棚の使用状
態を示す一部省略断面図である。
【図10】テレビゲーム機用棚をテレビ台の下に入れた
状態の側面図である。
【図11】従来のテレビゲーム機用棚の使用状態を示す
概略斜視図である。
【符号の説明】
A テレビゲーム機用棚 T テレビジョン受像機(画像再生装置) V 録画装置(画像再生装置) 1 上段棚 5 下段棚 12 周壁 13 載置部 17 開口部 21,22,23 カセット用凹溝 31,32 コントローラ用凹溝 210 ゲーム機本体 230 コントローラ 240 接続コード 250 コード 310 カセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 9/22 A63F 9/00 511 A47B 81/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上段棚と下段棚とを備え、上段棚にゲー
    ム機本体の載置部と、ゲーム機本体に着脱可能なカセッ
    トを起立姿勢で支持可能なカセット用凹溝と、ゲーム機
    本体にコードを介して接続されゲーム機本体と共にテレ
    ビゲーム機を構成しているコントローラを起立姿勢で支
    持可能なコントローラ用凹溝と、を有することを特徴と
    するテレビゲーム機用棚。
  2. 【請求項2】 カセット用凹溝が有底状に形成され、か
    つ上段棚が合成樹脂で一体成形されている請求項1に記
    載のテレビゲーム機用棚。
  3. 【請求項3】 上段棚にゲーム機本体の載置部とカセッ
    ト用凹溝とコントローラ用凹溝とを取り囲む周壁が立ち
    上げられている請求項1または請求項2に記載のテレビ
    ゲーム機用棚。
  4. 【請求項4】 コントローラ用凹溝が当該凹溝の溝幅方
    向で隣合う2箇所に1つずつ設けられ、これら2箇所の
    コントローラ用凹溝が当該凹溝の長手方向に位置ずれし
    た状態に配置されている請求項1、請求項2、請求項3
    のいずれかに記載のテレビゲーム機用棚。
  5. 【請求項5】 ゲーム機本体とテレビジョン受像機など
    の画像再生装置とを接続するための接続コードの位置を
    定位置に保つための開口部が周壁の所定箇所に設けられ
    ている請求項3、請求項4のいずれかに記載のテレビゲ
    ーム機用棚。
JP6001990A 1994-01-13 1994-01-13 テレビゲーム機用棚 Expired - Lifetime JP2775226B2 (ja)

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