JP2002209646A - 下駄箱の構造 - Google Patents

下駄箱の構造

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JP2002209646A
JP2002209646A JP2001012040A JP2001012040A JP2002209646A JP 2002209646 A JP2002209646 A JP 2002209646A JP 2001012040 A JP2001012040 A JP 2001012040A JP 2001012040 A JP2001012040 A JP 2001012040A JP 2002209646 A JP2002209646 A JP 2002209646A
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JP
Japan
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piece
shelf
shoes
projecting
horizontal state
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JP2001012040A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Fujishiro
充良 藤城
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の要求に応じた効率の良い靴の収納
を、使い勝手良く行うことができる。 【解決手段】 基箱2の側板3、3間に、靴を載置する
棚板4を上下多段に架け渡してなり、該棚板4は、側板
3の内面から突出する前、後の支持片5f、5rに係止
され、水平状態Y1と前下がりの傾斜状態Y2とで位置
替え可能に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴の形状等に応じ
て、棚板を水平状態と前下がりの傾斜状態とで自在に位
置替えでき、効率の良い収納を使い勝手良く行いうる下
駄箱の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の下駄箱の構造としては、一般に、
例えば図8(A)に示すように、基箱a内に棚板bを水
平に配置し、この棚板b上に靴を水平に並べて収納する
もの、或いは図8(B)に示すように、棚板bを前下が
りの傾斜状態で配置し、靴を斜めに収納することによ
り、下駄箱の奥行き寸法を減じた薄型の構造のものなど
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらは何れ
も、靴の形状等に応じて棚板bの間隔を調整可能に構成
されているとはいえ、各棚板bが互いに平行に配される
ものであるため、靴のつま先側に大きな空きスペースc
が生じるなど、下駄箱の内部スペースが有効に活用され
ていないという問題がある。特に、背の高い靴ほど前記
空きスペースcが大きくなるため、この傾向は強くな
る。
【0004】そこで本発明者は、図7に略示する如く、
水平状態の棚板b1と傾斜状態の棚板b2とを混用し、
靴の収納姿勢を変えることにより空きスペースcを減じ
ることを提案した。しかし、このものは、奥側に収納さ
れる靴が取り出し難くなるなど使い勝手を損ねる傾向と
なる。従って、このような収納は、収納する靴の種類や
靴の使用頻度などに応じて、使用者が選択すべきであ
り、そのためには、棚板を、水平状態と傾斜状態とで位
置替え自在に構成することが必要となる。
【0005】本発明は、棚板を水平状態と傾斜状態とで
位置替え可能に支持することを基本として、使用者の要
求に応じた効率の良い収納を使い勝手良く行いうる下駄
箱の構造の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願の請求項1の発明は、基箱の側板間に、靴を載
置する載置面を有する棚板を上下多段に架け渡してな
り、該棚板は、前記側板の内面から突出する前、後の支
持片に係止され、水平状態と前下がりの傾斜状態とで位
置替え可能に支持されることを特徴としている。
【0007】また請求項2の発明では、前記棚板は、そ
の側縁部に、前記水平状態において前記前、後の支持片
に係止される前、後の係止凹部と、該棚板の前端部に設
けられ、前記傾斜状態において前記載置面の前縁から略
直角に立上がり載置される靴を滑り止めする立片と、こ
の立片上端で前方に突出し、前記立片と協働して前記傾
斜状態において前記前の支持片に係止されうる係合部を
下方に形成する張出し片とを設けたことを特徴としてい
る。
【0008】また請求項3の発明では、前記棚板は、前
記張出し片と平行にのびこの張出し片との間で前記前の
支持片を係脱自在に狭持する外れ防止用のストッパ片を
具えることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明の下駄箱の構
造を示す断面図である。
【0010】図1において、下駄箱1は、基箱2の側板
3、3間に、靴を載置する載置面4Sを有する棚板4を
上下多段に架け渡してなり、該棚板4は、各側板3の内
面から突出する前、後の支持片5f、5rに係止され、
水平状態Y1と前下がりの傾斜状態Y2とで位置替え可
能に支持される。
【0011】前記基箱2は、側板3、上板9、下板10
及び背板11で周囲を囲む前開放の矩形箱状をなし、そ
の前面は扉体12によって開閉される。なお、基箱2の
側部や上部などに、例えば傘収納部や引出状の小物収納
部などを自在に延設することができる。
【0012】又各側板3は、その内面に、棚板4を支持
する前、後の支持片5f、5r(総称するとき支持片5
という)が、その取付け高さを調整自在に取付けられ
る。詳しくは、前記支持片5は、図2に示すように、所
謂「だぼ」と呼ばれるピン状のネジ金具14であって、
この支持片5は、前記側板3に、二列(前列Fと後列
R)で形成する多数のネジ孔13に、選択的に螺着され
る。
【0013】そして本願では、前記棚板4が、この支持
片5によって、水平状態Y1と前下がりの傾斜状態Y2
とで位置替え可能に支持されており、そのために本例で
は、棚板4を以下の如く構成している。
【0014】即ち前記棚板4は、図3にその傾斜状態Y
2を示すように、前記載置面4Sを一面に設けた矩形板
状の棚板主部15を具え、この棚板主部15の前端部に
は、前記載置面4Sの前縁から略直角に立上がり載置さ
れる靴を滑り止めする立片16と、該立片16の上端で
前方に突出する張出し片17とを設けている。そしてこ
の張出し片17は、前記立片16と協働して、前記前の
支持片5fに係止されうるL字凹状の係合部19を下方
に形成する。
【0015】なお本例では、前記棚板4が上方に跳ね上
がり、前記支持片5fから外れるのを防止するために、
前記立片16に、前記張出し片17と平行にのびこの張
出し片17との間で前記前の支持片5fを係脱自在に狭
持する外れ防止用のストッパ片20を突設している。こ
れにより、例えば下方で収納する靴を取出す際に、この
靴に当たって上の棚板4が落下するなどの不具合を防止
できる。
【0016】このように、傾斜状態Y2では、棚板4
は、前記係合部19に係止される前の支持片5fによっ
てその前端側が支持される。又後端側は、前記前の支持
片5fよりも高所に取り付く後の支持片5rによって支
持される。本例では、前記棚板主部15の側縁部かつ下
面側に、前記後の支持片5rに係止される係止凹部21
を凹設している。この係止凹部21は、後の支持片5r
における種々の取付け高さに対応できるよう、複数個形
成するのが好ましい。
【0017】次に、前記棚板4は、図4に示すように、
同高さで取り付く前、後の支持片5f、5rによって水
平状態Y1で支持される。このとき棚板4は、前記立片
16が、靴の出し入れの邪魔にならないように、その前
後を向き換えして用いられる。
【0018】又前記棚板4は、この水平状態Y1におい
て前後に位置決めされるよう、前記棚板主部15の側縁
部かつ下面側に、同高さの前記前、後の支持片5f、5
rに係止される前、後の係止凹部22f、22r(総称
するとき係止凹部22という)を形成している。この係
止凹部22としては、前記係止凹部21と同様、前記支
持片5が填り合うものであるならば、半円弧状、三角形
状、矩形状など種々の形状のものが採用できる。特に本
例では、複数の係止凹部21のうちの一つを、前記後の
係止凹部22fと共通使用している。
【0019】又水平状態Y1においても、上方への跳ね
上がりにより棚板4が落下するのを防止するため、落下
防止手段23を設けるのが好ましい、本例では、この落
下防止手段23として、前記側板3に取り付き、前記張
出し片17とストッパ片20との間に介在する例えばネ
ジ金具14からなる突起状のものを例示しているが、例
えば図5(A)に示すように、背板11から突出し、張
出し片17又はストッパ片20と係止するリブ状のも
の、或いは図5(B)に示すように、張出し片17又は
ストッパ片20を嵌入する溝状のものなど種々の形態の
ものが採用できる。
【0020】又前記ストッパ片20としても、図6に示
すように、前記張出し片17の前端から前記立片16と
平行に下方にのびるものであっても良く、係る場合には
立片16との間で前の支持片5fを狭持し、外れ止めが
行われる。
【0021】このように、本願では、棚板4を水平状態
Y1と傾斜状態Y2とで位置替え可能に支持している。
従って、図1、7の如く、靴の収納姿勢を自在に変化さ
せることができ、空きスペースを減じることができる。
しかも、背の高い靴や使用頻度の少ない靴のみ、奥側に
収納できるなど、使用者の要求に応じた自在な配置が可
能となり、効率の良い収納を使い勝手良く行いうる。
【0022】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0023】
【発明の効果】叙上の如く本発明は、棚板を水平状態と
傾斜状態とで位置替え可能に支持しているため、使用者
の要求に応じた効率の良い収納を使い勝手良く行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下駄箱の構造の一実施例を示す断面図
である。
【図2】支持片の取付き状態を示す分解斜視図である。
【図3】棚板の傾斜状態における取付けを示す断面図で
ある。
【図4】棚板の水平状態における取付けを示す断面図で
ある。
【図5】(A)、(B)は、落下防止手段23の他の例
を示す線図である。
【図6】ストリッパ片の他の例を示す線図である。
【図7】本発明の効果を示す線図である。
【図8】(A)、(B)は従来技術を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】
1 下駄箱 2 基箱 3 側板 4 棚板 4S 載置面 5、5f、5r 支持片 16 立片 17 張出し片 19 係合部 20 ストッパ片 22f、22r 係止凹部 Y1 水平状態 Y2 傾斜状態

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基箱の側板間に、靴を載置する載置面を有
    する棚板を上下多段に架け渡してなり、該棚板は、前記
    側板の内面から突出する前、後の支持片に係止され、水
    平状態と前下がりの傾斜状態とで位置替え可能に支持さ
    れることを特徴とする下駄箱の構造。
  2. 【請求項2】前記棚板は、その側縁部に、前記水平状態
    において前記前、後の支持片に係止される前、後の係止
    凹部と、該棚板の前端部に設けられ、前記傾斜状態にお
    いて前記載置面の前縁から略直角に立上がり載置される
    靴を滑り止めする立片と、この立片上端で前方に突出
    し、前記立片と協働して前記傾斜状態において前記前の
    支持片に係止されうる係合部を下方に形成する張出し片
    とを設けたことを特徴とする請求項1記載の下駄箱の構
    造。
  3. 【請求項3】前記棚板は、前記張出し片と平行にのびこ
    の張出し片との間で前記前の支持片を係脱自在に狭持す
    る外れ防止用のストッパ片を具えることを特徴とする請
    求項3記載の下駄箱の構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20080401