JP2005226967A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】 庫内に対して出し入れ自在で、持ち運び可能な棚トレーとして、また、棚部としてそれぞれ使用可能とする。
【解決手段】 冷蔵庫本体3の庫内5に設けられたガイドレール13に沿って出し入れ自在に支持された棚トレー9に、そのトレー本体15の四周からトレー壁17を立上げ、庫内5への挿入セット時、前記トレー本体15の上面は、食料品等を載せる棚部として使用可能となる一方、トレー壁17は、トレー本体15が庫内5から引き出され持ち運ぶ時、落下を防ぐストッパー壁となることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 冷蔵庫本体3の庫内5に設けられたガイドレール13に沿って出し入れ自在に支持された棚トレー9に、そのトレー本体15の四周からトレー壁17を立上げ、庫内5への挿入セット時、前記トレー本体15の上面は、食料品等を載せる棚部として使用可能となる一方、トレー壁17は、トレー本体15が庫内5から引き出され持ち運ぶ時、落下を防ぐストッパー壁となることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、食料品等の出し入れを容易にした冷蔵庫に関する。
一般に冷蔵庫本体の庫内には、棚板が設けられその棚板に食料品等を載せることで庫内への収納が可能となる。
庫内への食料品の出し入れは、入れる時、1つ1つ棚板に載せるようになる。また、取出す時も、面倒でも1つ1つ取出すようになり、棚板に載っているものを一度に取出すことはできない。
この場合、一度に取出すことができるように冷蔵庫用の入れ物受けに、それ専用の角形の皿をセットしたものが公知となっている。その概要は、四角に形成された前後、左右の四方の内、三方に短く立上がる縁が設けられ、残りの一方が開放された入れ物受けの上に、縦・横に整列した角形の皿がセットされた構造となっている。
実開平5−3881号公報
入れ物受けにセットされた角形の皿は、入れ物受けに対してその設置スペースを最大限に利用して並べることができる反面、入れ物受け専用の皿となっているところから例えば、料理の入った皿を庫内に入れるには角形の皿が邪魔となり、通常の棚板として使用するようにはなっていない。
また、入れ物受けの一方は開放されているため、持ち運ぶ時、あるいは、傾斜させて置いた時等の不注意によって開放口から滑り落ちる不具合を招く恐れがある。
そこで、本発明は通常の棚部としての使用が可能で、しかも、落下させることなく持ち運び可能な棚トレーを備えた冷蔵庫を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明にあっては、冷蔵庫本体の庫内に、その庫内の少なくとも左右に設けられたガイドレールに沿って出し入れ自在に支持され、トレー本体の四周から立上がるトレー壁を備えた棚トレーを設け、その棚トレーは、庫内への挿入セット時、前記トレー本体の上面が食料品を載せる棚部として使用可能で、かつ、庫内から引き出され持ち選ぶ時、前記トレー壁が落下を防ぐストッパー壁となることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、料理したものを一時的に庫内へ入れる際に、庫内から引き出した棚トレーの上に、料理が盛られた複数の皿を載せることで、その棚トレーによって一度に各料理を庫内へ入れることができる。また、取出す時も、棚トレーごと引き出すことで、その料理を一度にテーブルまで持ち運ぶことができる。しかも、棚トレーの持ち運び時、不注意に斜めにしてもストッパー壁となるトレー壁によって落下を防ぐことができる。
一方、通常はトレー本体の上面が食料品を載せる棚部として使用することができる。
第1には、前記トレー壁に、トレー本体を両手で支持し持ち運びするための取手を設けるようにする。
第2には、前記棚トレーに、トレー本体に対して360度回転自在に支持され、トレー本体の上面と面一なターンテーブルを設け、奧に入れた食料品を手前まで回転させて取出し易くする。
以下、図1と図2の図面に基づき本発明の実施形態について具体的に説明する。
図2はドアを省略した本発明にかかる冷蔵庫1の概要斜視図を示している。
冷蔵庫本体3の冷蔵室となる庫内5には、棚板7が複数配置され、その内のいくつかが本発明にかかる棚トレー9となっている。
棚トレー9の数は、1つでも、あるいは複数でもよく冷蔵庫1の大きさ等に対応して適宜自由に設定可能である。
棚板7は庫内5の左右に設けられたガイドレール11によって両端支持され、例えば、庫内5の汚れ等をきれいにする時に一時的に取り外すことが可能となっている。
棚トレー9は、庫内5の左右に設けられたガイドレール13に沿って出し入れ自在に支持されたトレー本体15の四周からトレー壁17が立上がる形状となっている。
ガイドレール13は、断面内向きコ字状に形成され、コ字状に形成された上方ガイド面13aは左右のトレー壁17の上端縁を、下方ガイド面13bはトレー壁17の底面をそれぞれスライド自在に支持し、前記棚板7のガイドレール11のレール溝より広幅なレール溝に作られている。
この場合、ガイドレール13は庫内5の左右に設けられた実施形態となっているが、図3に示すように庫内5の奧となる背面に設けるようにし、棚トレー9を奥まで一杯に挿入した時、左右と奧の三箇所で棚トレーを支持するようにしてもよい。
一方、トレー本体15のトレー壁17は、四周を取囲む壁となることで例えば、料理が入った皿をトレー本体15に載せて持ち運ぶ時に落下を防ぐストッパー壁として機能するようになっている。
トレー壁17の左右には、トレー本体15を両手で支持し、持ち運びするための取手19が設けられている。
取手19の形状としては図1に示すように、トレー壁17の左右に親指を除く4本の指が容易に入る大きさに形成された横長の取手孔形状となっている。
取手孔形状の取手19は、トレー壁17から上方に突出する突出部分17aに設けられているところから、ガイドレール13の上方ガイド面13aは、トレー本体15の出し入れ時に支障が起きないように突出部分17aの移動ストローク領域にわたってカットしてある。
なお、取手18は、取手孔形状に特定されない。例えば、図4,図5に示すように、トレー壁17の上端縁から全周囲にわたって指が入る程度の隙間を有して180度下向きに折返し、その折返し部を取手19とすることも可能である。
この場合、下向きに折返えた折返し部の取手19領域の前後に、例えば図6に示すように曲面領域19aを組合せ、特徴をもたせた取手19形状とすることも可能である。
これら実施形態の取手19にあっては、ガイドレール13に対して前記取手19となる折返し部が図5仮想線で示すようにスライド自在に係合支持されるようになる。
あるいは、取手19は、それ専用のガイドレールとなるが、図7,図8に示すようにトレー壁17の左右の上端縁中央部位から指が入る程度の隙間を有して短く下向きに180度折返し、その折返し部を取手19とする形状としてもよい。
この実施形態の取手19にあっては、前記したように、取手19専用の断面U字状のガイドレール21に対して上方からスライド自在に係合支持される支持手段を兼ねる形状となる。
このように構成された冷蔵庫1の棚トレー9によれば、トレー本体15の上面を、食料品等を出し入れするための棚部として使用することが可能となる。
一方、例えば、来客等のために作った料理を一時的に庫内5へ入れるには、棚トレー9を引き出した後、その上に料理を載せることで、料理ごと一度に庫内5へ入れることができる。
一方、取出す時は、棚トレー9を引き出すことで、そのままテーブルまで一度に持ち運びすることができる。この時に、不注意で棚トレー9を斜めにしてもストッパー壁となるトレー壁17によって外へ滑り落ちる等の不具合は起こらず安全に運べるようになる。
図9と図10は棚トレー9の実施例2を示したものである。
この棚トレー9は、トレー本体15の上面に、その上面と同一なターンテーブル23を回転自在に設けるようにしたものである。
ターンテーブル23の径は、前後のトレー壁17までの径とほぼ同一となっていて、前後となるテーブル外周縁の一部領域は前記トレー壁17に設けられた横長の開口操作孔25内に臨む形状となっている。
これにより、開口操作孔25から指によってターンテーブル23のテーブル外周縁を指で操作することでターンテーブル23の回転が可能となっている。この場合、テーブル外周縁には凹凸部27を設け、指による操作時に滑ることなくその凹凸部27によって操作がし易いようにすることが望ましい。
したがって、この実施形態によれば、棚トレー9を両手で支持し、持ち運びができることは無論として、それを棚部として使用する時に、ターンテーブル23を回転させることで、奧に入れた食料品等を手前に位置させることができるようになり、容易に取出せるようになる。
3…冷蔵庫本体
5…庫内
7…棚板
9…棚トレー
13…ガイドレール
15…トレー本体
17…トレー壁
19…取手
23…ターンテーブル
5…庫内
7…棚板
9…棚トレー
13…ガイドレール
15…トレー本体
17…トレー壁
19…取手
23…ターンテーブル
Claims (3)
- 冷蔵庫本体の庫内に、その庫内の少なくとも左右に設けられたガイドレールに沿って出し入れ自在に支持され、トレー本体の四周から立上がるトレー壁を備えた棚トレーを設け、その棚トレーは、庫内への挿入セット時、前記トレー本体の上面が食料品を載せる棚部として使用可能で、かつ、庫内から引き出され持ち選ぶ時、前記トレー壁が落下を防ぐストッパー壁となることを特徴とする冷蔵庫。
- 前記トレー壁は、トレー本体を両手で支持し持ち運びするための取手を有していることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記棚トレーは、トレー本体に対して360度回転自在に支持され、トレー本体上面と面一なターンテーブルが設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004038523A JP2005226967A (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004038523A JP2005226967A (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005226967A true JP2005226967A (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=35001817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004038523A Pending JP2005226967A (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005226967A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100703674B1 (ko) * | 2006-05-10 | 2007-04-09 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고용 선반어셈블리 장착구조 |
WO2007090696A2 (de) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät und fachboden dafür |
DE102006001001B4 (de) * | 2005-10-07 | 2012-10-04 | Cristof Burkart | Tablett |
CN113834270A (zh) * | 2020-06-08 | 2021-12-24 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冰箱 |
-
2004
- 2004-02-16 JP JP2004038523A patent/JP2005226967A/ja active Pending
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WO2007090696A2 (de) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät und fachboden dafür |
WO2007090696A3 (de) * | 2006-02-06 | 2007-11-01 | Bsh Bosch Siemens Hausgeraete | Kältegerät und fachboden dafür |
KR100703674B1 (ko) * | 2006-05-10 | 2007-04-09 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고용 선반어셈블리 장착구조 |
CN113834270A (zh) * | 2020-06-08 | 2021-12-24 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冰箱 |
CN113834270B (zh) * | 2020-06-08 | 2022-12-27 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冰箱 |
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