JPH0532104Y2 - - Google Patents

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JPH0532104Y2
JPH0532104Y2 JP5242289U JP5242289U JPH0532104Y2 JP H0532104 Y2 JPH0532104 Y2 JP H0532104Y2 JP 5242289 U JP5242289 U JP 5242289U JP 5242289 U JP5242289 U JP 5242289U JP H0532104 Y2 JPH0532104 Y2 JP H0532104Y2
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plate piece
movable plate
housing container
piece
fixed
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラツク、カートの棚板や、その他机
の天板等のように、各種の機器が載置される機器
載置板に設けられる筺体容器の固定具に関するも
のである。
[従来の技術] 例えば、電子内視鏡のプロセツサ、モニタ装置
等をユニツト化して収納するために、カートが用
いられるが、このカートは、第4図に示したよう
に構成される。即ち、底板1と天板2及び、これ
らの左右両側に固定して設けた支柱3,3と、該
支柱3,3間に複数の棚板4を固定して設けるこ
とによつて、前記底板1、各棚板4及び天板2の
上に各種機器の載置部が形成されるようになつて
いる。
具体的には、図示のものにあつては、棚板4を
3段設けるようになし、まず最下段の載置部を構
成する底板1上には、ビデオテープレコーダ
(VTR)5を載置し、また各段の棚板4上には、
下段の棚板4にスチルビデオ装置6を、中段の棚
板4にはプロセツサ7を、また上段の棚板4には
キーボード8とハードコピー装置9を、さらに天
板2にはモニタ装置10をそれぞれ載置するよう
にしている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、前述したカートは、省スペースの見
地等から、前述した各機器の寸法、形状に応じて
コンパクトに収納させることができる形状及び数
の底板、天板の形状及び棚板が用いられるように
なつている。従つて、これら底板、天板及び棚板
には余分な物を載置する余裕がないのが普通であ
る。また、たとえ物を載置することができるスペ
ースがあつたとしても、かかる載置物を固定する
機構は備えてはおらず、このために軽量な物を載
置した場合には、それを安定した状態に保持する
ことができず、誤つてこの物を落したりする不都
合がある。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであつ
て、その目的とするところは、機器載置板に装着
されて、物を収納する筺体容器を着脱可能に装着
することができる筺体容器の固定具を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、棚
板や天板等からなる機器載置板に可動板片をその
板面に沿う方向にスライド可能に装着し、該可動
板片に挾持部を設けると共に、該挾持部を付勢手
段により前記機器載置板に近接する方向に付勢す
る構成となし、筺体容器を前記可動板片に載置し
て、該筺体容器を前記挾持部に作用する付勢手段
の付勢力により固定する構成としたことをその特
徴とするものである。
[作用] 可動板片を付勢手段に抗して機器載置板から離
間する方向に引き出して、可動板片側の挾持を機
器載置板から離間させる。そして、この可動板片
上に筺体容器を載置することにより、該筺体容器
は、付勢手段の付勢力により固定することができ
る。また、この筺体容器を取り外すと、可動板片
が付勢手段の作用によつて機器載置板側に引き込
まれることになり、該機器載置板の側方に非突出
状態に収納されることになる。ここで、筺体容器
を固定するに当つては、可動板片と機器載置板の
端面との間に挾持するようにしてもよく、また機
器載置板に可動板片の挾持部に対向するように固
定挾持部を立設するようになし、この可動及び固
定の両挾持部間に筺体容器を挾持させるように固
定するようにしてもよい。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
まず、第1図に筺体容器の固定具の全体構成を
示す。図中において、11は固定板片、12は可
動板片で、固定板片11は平板部11aを有し、
該平板部11aの片側部分を上方に曲折すること
によつて、挾持部11bが形成されている。一
方、可動板片12は、内部に固定板片11の挾持
部11bを挿通させることができる枠状に形成し
たフレーム部12aの一側辺を上方に曲折するこ
とにより挾持部12bが形成されている。
固定板辺11の平板部11aにはその左右の両
側部に棚板13(第2図及び第3図参照)に固着
するためのビス14を挿通させるビス挿通孔15
が形成されると共に、このビス挿通孔15を設け
た位置の内側位置には凹部16,16が形成され
ており、該凹部16の幅は可動板片12のフレー
ム部12aの一辺部分の幅より僅かに広く、また
その深さは該フレーム部12aの厚みより僅かに
大きくなつている。
従つて、可動板片12を固定板片11上に重ね
合せると、該可動板片12のフレーム部12aの
左右の両辺部が固定板片11の平板部11aに形
成した凹部16内に収納されるようになつてい
る。この状態では、固定板片11の挾持部11b
と可動板片12の挾持部12bとは相対向するよ
うになる。そして、両板片11,12を組み付け
て、固定板片11の平板部11aを棚板13の裏
面にビス14により固着することによつて、可動
板片12を固定板片11に対してスライド可能に
棚板13に装着することができる構成となつてい
る。
また、第2図に示したように、固定板片11の
平板部11aと、可動板片12のフレーム部12
aの先端辺部の裏面には、それぞれピン17,1
8が垂設されており、該各ピン17,18間には
付勢手段としてのばね19が張設されている。こ
れによつて、常時には、可動板片12は、ばね1
9の作用によつて、その挾持部12bが固定板片
11側の挾持部11bに近接した位置に保持され
るようになる。そして、この状態では、可動板片
12は棚板13を支持する支柱20より内側に位
置せしめられるようになつている。
一方、可動板片12をばね19の付勢力に抗す
る方向にスライドさせると、該可動板片12の挾
持部12bを固定板片11側の挾持部11b側か
ら離間させることができるようになる。そして、
このように可動板片12を所定量スライドさせ
て、両挾持部11b,12b間に、例えばテイシ
ユペーパの容器、ガーゼや薬品等の容器、処置用
具の容器等からなる筺体容器21を可動板片12
のフレーム部12a上に載置すると、該筺体容器
21は、第3図に示したように、ばね19の作用
によつて、両挾持部11b,12b間に挾持され
るようになる。そして、筺体容器21に対して十
分な挾持力を作用させるために、これら挾持部1
1b,12bはその上端部側が相互に近接する方
向に傾斜せしめられている。
本実施例は前述のように構成されるものであつ
て、固定板片11と可動板片12とを組み合せた
状態にして、固定板片11をビス14により棚板
13に固着する。この状態においては、可動板片
12はばね19の作用により固定板片11に近接
する方向に変位しているので、これらは棚板13
を支持する支柱20から外方に突出しない状態に
保持される。従つて、このように棚板13の側部
に固定板片11と可動板片12とからなる筺体容
器21の固定具を極めてコンパクトに収納させる
ことができ、この固定具が邪魔になることはな
い。
次に、可動板片12の挾持部12bを手で把持
して外方に引き出すことにより、両挾持部11
b,12b間に筺体容器21を収納させる空間が
出来る。そこで、可動板片12のフレーム部12
a上に筺体容器21を載置して、可動板片12に
対する引き出し力を解除すると、可動板片12は
固定板片11側に引き込まれることになり、該筺
体容器21は両挾持部11b,12b間に挾持し
た状態に固定することができる。ここで、この可
動板片12はフレーム部12aを備えているの
で、該フレーム部12aの後端辺部が固定板片1
1の平板部11aの端部に当接する位置以上に引
き出せないようになつており、このために可動板
片12が固定板片11から離脱することはない。
なお、前述した実施例においては、棚板の側部
に固定具を設けるように構成したものを示した
が、要はラツク、カートの棚板や天板、机の天板
その他各種機器を載置するための機器載置板に設
けるようにしてもよい。また、固定板片11は、
可動板片12をスライド可能に支持すると共に、
固定側の挾持部を形成するために設けられている
が、機器載置板に可動板片の挾持部との間に筺体
容器を挾持させることができる程度の厚みがあ
り、しかも可動板片をスライド可能にガイドする
機構を機器載置板の下面に設けるようにすれば、
固定板片は必ずしも設ける必要はない。さらに、
固定、可動の各板片11,12に立設した両挾持
部11b,12bは相互に近接する方向に傾斜さ
せるように構成したているが、筺体容器の形状等
により該筺体容器を安定した状態に固定すること
ができるようになつておればよく、例えば筺体容
器に対して広い接触面をもつて挾持する方が適切
であれば、挾持部を鉛直状態となるように形成す
ればよく、またこの挾持部の相対向する表面にゴ
ム等の摩擦力を有する部材を貼着する等の手段を
施せば、筺体容器をさらに安定した状態に固定す
ることができる。さらにまた、可動板片12はフ
レーム部12aを備える構成としたが、長板状の
部材を用いてもよく、また略H字状の部材等を用
いることもできる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、付勢手段によ
り機器載置板に近接する方向に付勢される回動板
片に、筺体容器を挾持するための挾持部を設ける
という極めて簡単な構成によつて、各種の物を収
納する筺体容器を機器載置板に着脱可能に取り付
けることができるようになり、しかもこの筺体容
器を取り外したときには、この固定具を機器載置
板から外方に殆ど突出させないように収納させる
ことができるようになる等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、第1図は筺体容器の固定具の分解斜
視図、第2図はこの固定具を棚板に装着して筺体
容器を設置しない状態を示す側面図、第3図は筺
体容器を設置した状態の固定具を示す側面図、第
4図は電子内視鏡の各種機器収納用のカートの外
観図である。 11……固定板片、11a……平板部、11b
……挾持部、12……可動板片、12a……フレ
ーム部、12b……挾持部、13……棚板、19
……ばね、21……筺体容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚板や天板等からなる機器載置板に可動板片を
    その板面に沿う方向にスライド可能に装着し、該
    可動板片に挾持部を設けると共に、該挾持部を付
    勢手段により前記機器載置板に近接する方向に付
    勢する構成となし、筺体容器を前記可動板片上に
    載置して、該筺体容器を前記挾持部に作用する付
    勢手段の付勢力により固定する構成としたことを
    特徴とする筺体容器の固定具。
JP5242289U 1989-05-08 1989-05-08 Expired - Lifetime JPH0532104Y2 (ja)

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JPH02143915U JPH02143915U (ja) 1990-12-06
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