JPH09178919A - 反射鏡及びその製造方法 - Google Patents

反射鏡及びその製造方法

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JPH09178919A
JPH09178919A JP22915796A JP22915796A JPH09178919A JP H09178919 A JPH09178919 A JP H09178919A JP 22915796 A JP22915796 A JP 22915796A JP 22915796 A JP22915796 A JP 22915796A JP H09178919 A JPH09178919 A JP H09178919A
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glass
thin film
mixed
reflecting mirror
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JP22915796A
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English (en)
Inventor
Seiji Toyoda
誠司 豊田
Yoshio Kuromitsu
祥郎 黒光
Kunio Sugamura
邦夫 菅村
Akira Nakabayashi
明 中林
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い反射率特性と高い耐熱性を有し、Au薄
膜の密着性と放熱性に優れる。 【解決手段】 反射鏡10は、窒化アルミニウム焼結体
からなる基体11と、この基体11上にAl23層12
を介して設けられAl23にガラスが混在したガラス混
在Al23層13と、このガラス混在Al23層13上
に設けられた主ガラス層16と、この主ガラス層16上
にAu有機化合物を含むペーストを塗布し焼成して形成
されたAu薄膜17とを備える。このAu薄膜17はS
iO2、B23、PbO、Bi23、Al23、M2Oで
表されるアルカリ金属酸化物(但し、MはLi,Na又
はKである。)及びM’Oで表されるアルカリ土類金属
酸化物(但し、M’はMg,Ca又はBaである。)か
らなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物を0.
1〜20重量%含み、残部がAuにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線の反射に適す
る反射鏡に関する。更に詳しくはハロゲンヒータのよう
な赤外線ヒータから放射された赤外線を反射するに適し
た反射鏡及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽エネルギ吸収装置に用いられ
る反射鏡として、アルミニウム、鋼板、ステンレスなど
の金属、合金又はプラスチックなどの適宜な材料で形成
された基板上にアルミニウム、銀などからなる金属反射
膜が被着され、この金属反射膜の表面にSiO2のよう
なガラス質膜からなる透明性無機質保護膜が形成された
反射鏡が開示されている(特開昭57−4003)。こ
の反射鏡によれば、紫外域から可視域及び赤外域まで広
い範囲で高い反射率を有し、反射膜が透明性無機質保護
膜で保護されているため、反射面が平滑で汚損しにく
く、反射率が低下することがない。またこの保護膜によ
り耐酸性、耐アルカリ性、耐塩性に優れ、長期にわた
り、反射特性を維持できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記反射鏡に
は、反射鏡が赤外線ヒータの放射熱のように1000℃
以上の高温の熱線を受けてこれを反射すると、基板が金
属の場合には金属粒子が粒成長を起こし、また基板がプ
ラスチックの場合には熱変形を生じ、これにより金属反
射膜が剥離して、それぞれ反射率を低下させる不具合が
あった。本発明の目的は、高い反射率特性と高い耐熱性
を有する反射鏡及びその製造方法を提供することにあ
る。本発明の別の目的は、Au薄膜の密着性に優れた反
射鏡及びその製造方法を提供することにある。本発明の
更に別の目的は、放熱性に優れた反射鏡及びその製造方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1の拡大図に示すように窒化アルミニウム焼結体から
なる基体11と、この基体11上にAl23層12を介
して設けられAl2にガラスが混在したガラス混在
Al3層13と、このガラス混在Al23層13上
に設けられた主ガラス層16と、この主ガラス層16上
にAu有機化合物を含むペーストを塗布し焼成して形成
されたAu薄膜17とを備えた反射鏡10である。この
Au薄膜17はSiO2、B23、PbO、Bi23
Al23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化物(但
し、MはLi,Na又はKである。)及びM’Oで表さ
れるアルカリ土類金属酸化物(但し、M’はMg,Ca
又はBaである。)からなる群より選ばれた1種又は2
種以上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残部がAu
により構成される。図示しないが、この反射鏡10の別
の構成は、窒化アルミニウム焼結体からなる基体上にA
23にガラスが混在したガラス混在Al23層が直接
形成されたものである。
【0005】反射鏡10において、Al23層12は焼
結体である基体11との界面で焼結体との整合性が高
く、基体11と強固に接合される。このAl23層12
は基体11に対するガラスのバリヤ層として機能し、基
体11界面での気泡の発生を防止する。また熱酸化によ
り形成されたAl23層が多孔質であることから、次の
特長がある。即ち、熱膨張係数が7〜8×10-6/℃の
Al23に対して窒化アルミニウムの熱膨張係数は約4
×10-6/℃と小さいため、多孔質のAl23層にガラ
スが侵入して形成されたガラス混在Al23層13は、
ガラスの熱膨張係数がAl23の熱膨張係数より小さい
場合はその熱膨張係数が窒化アルミニウムに近づき、層
形成時の熱処理過程で発生する熱応力を十分に緩和で
き、Al23層13にクラックが生じることがない。A
u薄膜17中の酸化物の含有量が0.1重量%未満では
主ガラス層16のガラス成分との結合力に劣り、20重
量%を越えるとAuの含有量が相対的に低下し反射率が
低下するようになる。Au薄膜17中の上記酸化物の好
ましい含有割合は0.5〜10重量%である。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、Al23層12が0〜9.99μmの厚さ
に形成され、ガラス混在Al23層13が0.01〜1
0μmの厚さに形成され、主ガラス層16が0.1〜1
00μmの厚さに形成され、Au薄膜17が0.01〜
10μmの厚さに形成されたことを特徴とする。特に主
ガラス層16は2μm〜40μmの厚さに形成されるこ
とが好ましい。主ガラス層16の厚さは0.1μm未満
では基体の表面平滑性が十分でなく、結果として高い反
射率を得ることが困難になり、100μmを越えると基
体全体の熱伝導性を極端に低下させる不具合がある。ま
たAu薄膜17の厚さは反射鏡の用途に応じて0.2μ
m〜4μmの厚さに形成されることが好ましい。Au薄
膜13は0.01μm未満の厚さに作ることは至難であ
り、厚さが10μmを越えると経済的でない。。
【0007】請求項3に係る発明は、図3の拡大図に示
すように窒化アルミニウム焼結体からなる基体11と、
この基体11上にAl23層12を介して設けられAl
23にガラスが混在したガラス混在Al23層13と、
このガラス混在Al23層13上に設けられAl23
TiO2及びZrO2粒子よりなる群より選ばれた1種又
は2種以上の酸化物粒子がガラスに分散した酸化物粒子
分散ガラス層14と、この酸化物粒子分散ガラス層14
上に設けられ上記酸化物粒子が含まれない主ガラス層1
6と、この主ガラス層16上にAu有機化合物を含むペ
ーストを塗布し焼成して形成されたAu薄膜17とを備
えた反射鏡20である。このAu薄膜17はSiO2
23、PbO、Bi23、Al23、M2Oで表され
るアルカリ金属酸化物(但し、MはLi,Na又はKで
ある。)及びM’Oで表されるアルカリ土類金属酸化物
(但し、M’はMg,Ca又はBaである。)からなる
群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物を0.1〜2
0重量%含み、残部がAuにより構成される。図示しな
いが、この反射鏡20の別の構成は、別構成の反射鏡1
0と同様にAl23層12がないものである。
【0008】反射鏡20においては、酸化物粒子分散ガ
ラス層14はAl23,TiO2,ZrO2等のガラスよ
りも熱伝導性のよい粒子がガラス層中に分散するため、
この層14の熱伝導度が高くなり、反射鏡20の放熱特
性をより向上させる。また酸化物粒子分散ガラス層14
の形成は、ガラス混在Al23層の表面平滑性を良好に
する。このことは比較的表面粗さが大きい窒化アルミニ
ウム焼結体でも基体表面粗さを小さくして基体表面平滑
度を向上させることが可能であることを意味する。平滑
化した主ガラス層上に形成されたAu薄膜17の表面は
歪みのない鏡面となる。また主ガラス層16の上にAu
有機化合物ペーストを塗布して乾燥した後、焼成する
と、このペースト中のPb,Bi,Siが酸化物とな
り、これらが主ガラス層16のガラス成分と化学的に結
合する。これにより主ガラス層16の表面に高い密着力
で緻密で連続したAu薄膜17が形成される。Au薄膜
17中の酸化物の含有量が0.1重量%未満では主ガラ
ス層16のガラス成分との結合力に劣り、20重量%を
越えるとAuの含有量が相対的に低下し反射率が低下す
るようになる。Au薄膜17中の上記酸化物の好ましい
含有割合は0.5〜10重量%である。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項3に係る発
明であって、Al23層12が0〜9.99μmの厚さ
に形成され、ガラス混在Al23層13が0.01〜1
0μmの厚さに形成され、酸化物粒子分散ガラス層14
が0.1〜10μmの厚さに形成され、主ガラス層16
が0.1〜100μmの厚さに形成され、Au薄膜17
が0.01〜10μmの厚さに形成されたことを特徴と
する。
【0010】請求項5に係る発明は、窒化アルミニウム
焼結体11を酸化してこの焼結体11上にAl23層を
形成し、このAl23層の微細孔に軟化したガラスを侵
入させて上記焼結体11上にAl23層12、ガラス混
在Al23層13及び主ガラス層16の3層構造を形成
した後、この主ガラス層16上にAu有機化合物を含む
ペーストを塗布し焼成してAu薄膜17を形成する反射
鏡10の製造方法である。
【0011】請求項6に係る発明は、窒化アルミニウム
焼結体11を酸化してこの焼結体11上にAl23層を
形成し、このAl23層の微細孔に軟化したガラスを侵
入させて上記Al23層を焼結体11側から順にAl2
3層12及びガラス混在Al 23層13にし、このガ
ラス混在Al23層13上にAl23、TiO2及びZ
rO2粒子よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の
酸化物粒子が分散したガラス層14を形成し、この酸化
物粒子分散ガラス層14上に上記酸化物粒子が分散しな
い主ガラス層16を形成した後、この主ガラス層16上
にAu有機化合物を含むペーストを塗布し焼成してAu
薄膜17を形成する反射鏡20の製造方法である。この
反射鏡20を上記方法で製造するときにおいて、Al2
3、TiO2、Zr02粒子は、最終のガラス焼成時に
その軟化したガラスが多孔質Al23層を通過しにくく
し、結果としてガラスを窒化アルミニウム焼結体に到達
しにくくする働きもある。
【0012】請求項7に係る発明は、窒化アルミニウム
焼結体11を酸化してこの焼結体11上にAl23層を
形成し、このAl23層上にAl23、TiO2及びZ
rO2粒子よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の
酸化物粒子とSiO2粒子が溶剤に分散した懸濁液を塗
布し乾燥した後焼成して酸化物粒子とSiO2粒子の複
合もしくは混合層を形成し、この複合もしくは混合層上
にガラス粒子が溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥して
ガラス粒子層を形成し、このガラス粒子層が軟化する温
度で熱処理して上記ガラス粒子層の軟化したガラスが上
記複合もしくは混合層のSiO2粒子を溶解し更に上記
Al23層中に侵入して上記焼結体11上にAl23
12とガラス混在Al23層13と酸化物粒子分散ガラ
ス層14と主ガラス層16の4層構造を形成した後、こ
の主ガラス層16上にAu有機化合物を含むペーストを
塗布し焼成してAu薄膜17を形成する反射鏡20の製
造方法である。
【0013】請求項5ないし7のいずれかに係る発明に
おいて、Au薄膜17はSiO2、B23、PbO、B
23、Al23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化
物(但し、MはLi,Na又はKである。)及びM’O
で表されるアルカリ土類金属酸化物(但し、M’はM
g,Ca又はBaである。)からなる群より選ばれた1
種又は2種以上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残
部がAuにより構成される。Au薄膜17中の酸化物の
含有量が0.1重量%未満では主ガラス層16のガラス
成分との結合力に劣り、20重量%を越えるとAuの含
有量が相対的に低下し反射率が低下するようになる。A
u薄膜17中の上記酸化物の好ましい含有割合は0.5
〜10重量%である。
【0014】
【発明の実施の形態】初めに、請求項1及び請求項3に
係る反射鏡に共通する点について述べる。本発明の基体
となる窒化アルミニウム焼結体は、窒化アルミニウム単
体のみからなる焼結体に限らず、窒化アルミニウムを主
成分とし、各種添加物、例えばCaO,Y23等を含有
する焼結体でもよい。この基体11は図1に示すように
板状の基板でも、図3に示すようにバルク状でもよい。
また反射面は、図1及び図3に示すように凹面でも、図
示しないが、凸面でも平面でもよい。この基体上に設け
られるAl23層は、窒化アルミニウム焼結体を1×1
-2atm以上の酸素分圧であってかつ1×10-3at
m以下の水蒸気分圧の雰囲気において、1100〜15
00℃で3〜0.5時間程度熱処理することにより作ら
れる。温度を高くする程、処理時間は短くてよい。この
熱処理により窒化アルミニウム焼結体の表面が酸化さ
れ、気孔率0.01〜15容積%のAl23層が形成さ
れる。
【0015】本発明の主ガラス層16上に形成されたA
u薄膜17はSiO2、B23、PbO、Bi23、A
23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化物(但し、
MはLi,Na又はKである。)及びM’Oで表される
アルカリ土類金属酸化物(但し、M’はMg,Ca又は
Baである。)からなる群より選ばれた1種又は2種以
上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残部がAuによ
り構成される。
【0016】(a) 請求項1に係る反射鏡 この反射鏡のAu薄膜を形成する前の基体上のガラス混
在Al23層及び主ガラス層は、上記熱酸化により作ら
れたAl23層上にガラス粒子が溶剤に分散した懸濁液
を塗布し乾燥した後焼成し、このガラスが軟化する温度
で熱処理してAl23層上部の微細孔に軟化したガラス
を侵入させることにより作られる。なおガラスを侵入さ
せるに当り、軟化したガラスを窒化アルミニウム焼結体
に到達させないことが必要である。換言すれば、窒化ア
ルミニウム焼結体上にAl23層を残存させておくこと
が必要である。ガラスと焼結体との反応に起因して焼結
体の界面に気泡を生じさせないためである。図1の拡大
図に示すように、この反射鏡10では、焼結体からなる
基体11上に、酸化により形成された、ガラスが侵入し
ていないAl23層12と、ガラスが侵入してAl23
にガラスが混在したガラス混在Al23層13と、主ガ
ラス層16と、Au薄膜17とがこの順に形成される。
ここでガラス混在Al23層13には熱酸化により作ら
れたAl23層の気孔率に応じてガラスを0.01〜1
5容積%含ませることが好ましい。
【0017】この主ガラス層16上に形成されるAu薄
膜17は、Au有機化合物を含むペーストを塗布し焼成
してなるAu薄膜である。このAu薄膜17に含まれる
金属はAu又はその合金であって、Au又はその合金は
ペースト中に15〜75重量%含まれることが好まし
い。20〜50重量%が更に好ましい。Au又はその合
金の含有量が15重量%未満では連続した緻密な薄膜が
得難く、75重量%を越えると主ガラス層に対する密着
力が劣るようになる。従来のAuペーストと異なり、本
発明のAuペーストはAu又はその合金が粉末の状態で
なく、Au成分及び微量の他の金属成分が有機成分と化
合物を形成し、液状になっているため、1μm以下の厚
さの連続した薄膜も得られる特長がある。この液状のA
u有機化合物に、例えばα−テレピネオール、エチルセ
ルロース等の有機物を添加し、ペースト化する。この有
機物はペーストに粘性を付与して塗工性を高めるととも
に、焼成後のバインダとしての機能を有する。Au以外
の他の金属成分としてはB,Pb,Bi,Al,Li,
Na,K,Mg,Ca,Ba等が挙げられる。Au薄膜
17は、Au有機化合物ペーストを主ガラス層16の表
面にスクリーン印刷、スプレーコーティング、ディップ
コーティング、スピンコーティング等の方法により塗布
して乾燥した後、焼成することにより形成される。この
Au薄膜17の上に更にAuめっきを施せば、反射率特
性がより向上し好ましい。
【0018】またこの反射鏡は、上記熱酸化により作ら
れたAl23層にガラス前駆体としてのアルコキシドも
しくはゾルを含浸させ、それを焼成し、このAl23
中にガラスを固着させることによっても作られる。この
場合にはガラスが侵入していないAl23層12を残存
させる必要はなく、焼結体である基体11とガラス混在
Al23層13との接合界面に気泡を生じさせずにAl
23層12のない反射鏡10が作られる。この方法は後
述する請求項3に係る反射鏡20にも同様に適用でき
る。
【0019】(b) 請求項3に係る反射鏡 図3の拡大図に示すこの反射鏡20は次の一の方法で作
られる。先ず熱酸化により作られたAl23層上にガラ
ス粒子が溶剤に分散した懸濁液を反射鏡10と同程度に
塗布し乾燥した後焼成することにより、上記Al23
の微細孔に軟化したガラスを侵入させてこのAl23
を焼結体からなる基体11側から順にAl23層12及
びガラス混在Al23層13にする。続いてこのガラス
混在Al23層13上にAl23、TiO2及びZrO2
粒子よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物
粒子とガラス粒子が溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥
した後焼成することによりこのガラス粒子を軟化させ
て、上記酸化物粒子が分散したガラス層14を形成す
る。更にこの酸化物粒子分散ガラス層14上にガラス粒
子が溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥した後焼成する
ことによりこのガラス粒子を軟化させて主ガラス層16
を形成する。この主ガラス層16上にAu薄膜17を形
成する方法は、反射鏡10の場合と同様である。
【0020】図3の拡大図に示す反射鏡20は次の別の
方法でも作られる。先ず熱酸化により作られたAl23
層上にAl23、TiO2及びZrO2粒子よりなる群よ
り選ばれた1種又は2種以上の酸化物粒子とSiO2
子が溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥した後焼成して
酸化物粒子とSiO2粒子の複合もしくは混合層を形成
する。続いてこの複合もしくは混合層上にガラス粒子が
溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥してガラス粒子層を
形成する。最後にガラス粒子層が軟化する温度で熱処理
して上記ガラス粒子層の軟化したガラスが上記複合もし
くは混合層のSiO2粒子を溶解し更に上記多孔質Al2
3層中に侵入する。これにより図3に示すように、焼
結体からなる基体11上にAl23層12とガラス混在
Al23層13と酸化物粒子分散ガラス層14と主ガラ
ス層16の4層構造が形成され、更にこの主ガラス層1
6上にAu薄膜17が形成される。この場合もガラス層
の軟化条件を制御して軟化したガラスを窒化アルミニウ
ム焼結体に到達させないことが必要である。換言すれ
ば、窒化アルミニウム焼結体上にAl23層を残存させ
ておくことが必要である。反射鏡20のガラス混在Al
23層13には熱酸化により作られたAl23層の気孔
率に応じて0.01〜15容積%ガラスが含まれ、酸化
物粒子分散ガラス層14にはガラスが5容積%以上10
0容積%未満含まれることが好ましい。また各層の厚さ
は、酸化物粒子分散ガラス層14が0.1〜10μmの
厚さに形成される以外、反射鏡10の場合と同様であ
る。
【0021】反射鏡10及び反射鏡20の主ガラス層、
酸化物粒子分散ガラス層及びガラス混在Al23層中の
ガラス成分は、PbO−SiO2−B23系にAl
23、アルカリ土類金属、アルカリ金属等が添加された
系である。このガラス層は、熱膨張係数が基体であるA
lNの熱膨張係数に近いことが、これらの層の形成時に
クラック等の欠陥を生じないため、好ましい。具体的に
はこれらの層の熱膨張係数はAlNの熱膨張係数に近い
4.4±1.0×10-6/℃であることが好ましい。ま
たこのガラス層は、これらのガラス粉末を溶剤と混合し
てガラスペーストとし、このガラスペーストを熱酸化に
より作られたAl23層上にスクリーン印刷、スプレー
コーティング、ディップコーティング、スピンコーティ
ング等の方法によりコーティングして乾燥した後、焼成
して形成される。更にこのガラス層はガラスペーストを
プラスチックベースシートに塗布した後、このシートの
ペースト面を被積層面に重ねてベースシートを剥離する
方法、ゾル−ゲル法、スパッタリング法等により形成す
ることもできる。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。 <実施例1>図1に示す反射鏡10を次の方法により製
造した。先ず凹面を有する窒化アルミニウム焼結基板
を、大気中、1300℃で1時間熱処理し、焼結基板の
表面に3.0μm厚の多孔質Al23層を形成した。次
にこのAl23層の上にガラス粒子が均一に溶剤に分散
した懸濁液をスプレーコーティング法により塗布し、1
50℃で30分間乾燥してガラス粒子層を形成した。続
いて1000℃で30分間焼成し、ガラス粒子層のガラ
スを軟化させた。これにより窒化アルミニウム焼結体か
らなる基板11の凹面上にAl23層12、ガラス混在
Al23層13及び主ガラス層16がこの順で形成され
た。
【0023】この主ガラス層16上に厚さ1μmのAu
薄膜17を形成した。このAu薄膜17は他の金属成分
としてPbとBiを含有する。即ち、Au薄膜17は、
Au27重量%とPb0.1重量%とBi0.2重量%
とSi0.1重量%をそれぞれ含む有機化合物と、残部
がα−テレピネオール、エチルセルロース等の有機物か
らなるAu有機化合物ペーストをスプレーコーティング
法により塗布して乾燥した後、大気中で700℃で10
分間焼成することにより形成された。反射鏡10の2次
曲線の焦点近傍には定格電圧200V、消費電力100
0Wのハロゲンヒータ18が設置された。
【0024】<実施例2>図3に示す反射鏡20を次の
方法により製造した。先ず凹面を有する窒化アルミニウ
ム焼結体を、大気中、1300℃で1時間熱処理し、焼
結体の表面に3.0μm厚の多孔質Al23層を形成し
た。Al23粒子とSiO2粒子とをAl23粒子が3
4重量%、SiO2粒子が66重量%の割合で溶剤に均
一に分散した懸濁液を調製した後、この懸濁液を上記多
孔質Al23層上にスプレーコーティング法により塗布
した後、300℃で1時間乾燥させ、次いで1100℃
で1時間焼成することによりAl23粒子とSiO2
子の複合もしくは混合層を形成した。次にこの複合もし
くは混合層の上にガラス粒子が均一に溶剤に分散した懸
濁液をスプレーコーティング法により塗布し、150℃
で30分間乾燥してガラス粒子層を形成した。続いて1
000℃で30分間焼成し、ガラス粒子層のガラスを軟
化させた。これにより窒化アルミニウム焼結体からなる
基板11の凹面上にAl23層12、ガラス混在Al2
3層13、酸化物粒子分散ガラス層14及び主ガラス
層16がこの順で形成された。この主ガラス層16上に
実施例1と同様にして厚さ1μmのAu薄膜17を形成
した。反射鏡20の2次曲線の焦点近傍には実施例1と
同一のハロゲンヒータ(図示せず)が設置された。
【0025】<比較例1>実施例1と同一の凹面を有す
る窒化アルミニウム焼結基板を熱処理せずに、その基板
表面に直接実施例1と同様の方法により厚さ1μmのA
u薄膜を形成した。この反射鏡の2次曲線の焦点近傍に
は実施例1と同一のハロゲンヒータが設置された。
【0026】<比較例2>実施例1と同一の凹面を有す
る窒化アルミニウム焼結基板を熱処理せずに、その基板
表面に直接実施例1と同一のガラス粒子が均一に溶剤に
分散した懸濁液をスプレーコーティング法により塗布
し、150℃で30分間乾燥してガラス粒子層を形成し
た。続いて1000℃で30分間焼成し、ガラス粒子層
のガラスを軟化させた。これにより窒化アルミニウム焼
結体からなる基板の凹面上にガラス層を形成した。この
ガラス層の上に実施例1と同様の方法により厚さ1μm
のAu薄膜を形成した。この反射鏡の2次曲線の焦点近
傍には実施例1と同一のハロゲンヒータが設置された。
【0027】<比較試験と評価>実施例1、実施例2、
比較例1及び比較例2の反射鏡について、それぞれ赤外
線の反射率と耐熱性と基板に対するAu薄膜の密着性を
比較試験した。その結果を表1に示す。反射率は基板上
のAu薄膜に対して波長2.5μmの赤外線を照射した
ときの赤外線の全反射率を測定することにより求め、ま
た耐熱性はAu薄膜を形成した基板を大気中、500℃
で100時間、エージング処理した後のAu薄膜の外観
変化の有無を目視により判断した。更に基板に対するA
u薄膜の密着性は上述のエージング処理の後にAu薄膜
のピーリング(引き剥がし)試験を行い、その剥離箇所
又は破壊箇所により判断した。
【0028】
【表1】
【0029】表1から明らかなように、ガラス層のない
比較例1では反射率が50%未満であって、ガラス層を
有するもののAl23層及びガラス混在Al23層を有
しない比較例2では反射率が55%であった。これに対
して、基板上にAl23層、ガラス混在Al23層及び
ガラス層を有する実施例1及び2では98%の高い反射
率を示した。また高熱処理で比較例1及び2の反射鏡で
は微細な膨れが発生したのに対して、実施例1及び2で
はAu薄膜に変化がなく、高い耐熱性を示すことが判っ
た。更にピーリング試験で比較例1の反射鏡でAu薄膜
が剥離し、比較例2の反射鏡ではガラス層の内部が割れ
たのに対して、実施例1及び2の反射鏡ではAu薄膜は
剥離せずにその下層の基板自体が内部で割れを生じた。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の反射鏡によ
れば、焼結体の表面粗さが大きくても、ガラス混在Al
23層及び主ガラス層、或いはガラス混在Al23層、
酸化物粒子分散ガラス層及び主ガラス層がこれを平坦化
し、主ガラス層上に形成されたAu薄膜の表面を歪みの
ない鏡面とする。基体上の主ガラス層上にAu有機化合
物を含むペーストを塗布し焼成することによりAu薄膜
が形成されているので、ガラス層の表面に高い密着力で
Au薄膜を形成できる。また窒化アルミニウム焼結体か
らなる基体上に主ガラス層を介してAu薄膜が形成され
るため、高い耐熱性と放熱性を有する。特に従来の反射
鏡と比較して、反射率特性及び耐熱性に優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射鏡の断面図。
【図2】その斜視図。
【図3】本発明の別の反射鏡の断面図。
【符号の説明】
10,20 反射鏡 11 基体 12 Al23層 13 ガラス混在Al23層 14 酸化物粒子分散ガラス層 16 主ガラス層 17 Au薄膜 18 ハロゲンヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 明 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化アルミニウム焼結体からなる基体(1
    1)と、前記基体(11)上にAl23層(12)を介して又はA
    23層(12)を介さずに設けられAl23にガラスが混
    在したガラス混在Al23層(13)と、前記ガラス混在A
    23層(13)上に設けられた主ガラス層(16)と、前記主
    ガラス層(16)上にAu有機化合物を含むペーストを塗布
    し焼成して形成されたAu薄膜(17)とを備えた反射鏡で
    あって、 前記Au薄膜(17)がSiO2、B23、PbO、Bi2
    3、Al23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化物(但
    し、MはLi,Na又はKである。)及びM’Oで表さ
    れるアルカリ土類金属酸化物(但し、M’はMg,Ca
    又はBaである。)からなる群より選ばれた1種又は2
    種以上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残部がAu
    により構成されたことを特徴とする反射鏡。
  2. 【請求項2】 Al23層(12)が0〜9.99μmの厚
    さに形成され、ガラス混在Al23層(13)が0.01〜
    10μmの厚さに形成され、主ガラス層(16)が0.1〜
    100μmの厚さに形成され、Au薄膜(17)が0.01
    〜10μmの厚さに形成された請求項1記載の反射鏡。
  3. 【請求項3】 窒化アルミニウム焼結体からなる基体(1
    1)と、前記基体(11)上にAl23層(12)を介して又はA
    23層(12)を介さずに設けられAl23にガラスが混
    在したガラス混在Al23層(13)と、前記ガラス混在A
    23層(13)上に設けられAl23、TiO2及びZr
    2粒子よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸
    化物粒子がガラスに分散した酸化物粒子分散ガラス層(1
    4)と、前記酸化物粒子分散ガラス層(14)上に設けられ前
    記酸化物粒子が含まれない主ガラス層(16)と、前記主ガ
    ラス層(16)上にAu有機化合物を含むペーストを塗布し
    焼成して形成されたAu薄膜(17)とを備えた反射鏡であ
    って、 前記Au薄膜(17)がSiO2、B23、PbO、Bi2
    3、Al23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化物(但
    し、MはLi,Na又はKである。)及びM’Oで表さ
    れるアルカリ土類金属酸化物(但し、M’はMg,Ca
    又はBaである。)からなる群より選ばれた1種又は2
    種以上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残部がAu
    により構成されたことを特徴とする反射鏡。
  4. 【請求項4】 Al23層(12)が0〜9.99μmの厚
    さに形成され、ガラス混在Al23層(13)が0.01〜
    10μmの厚さに形成され、酸化物粒子分散ガラス層(1
    4)が0.1〜10μmの厚さに形成され、主ガラス層(1
    6)が0.1〜100μmの厚さに形成され、Au薄膜(1
    7)が0.01〜10μmの厚さに形成された請求項3記
    載の反射鏡。
  5. 【請求項5】 窒化アルミニウム焼結体(11)を酸化して
    前記焼結体(11)上にAl23層を形成し、 前記Al23層の微細孔に軟化したガラスを侵入させて
    前記焼結体(11)上にAl23層(12)、ガラス混在Al2
    3層(13)及び主ガラス層(16)の3層構造を形成し、 前記主ガラス層(16)上にAu有機化合物を含むペースト
    を塗布し焼成してAu薄膜(17)を形成する反射鏡の製造
    方法であって、 前記Au薄膜(17)がSiO2、B23、PbO、Bi2
    3、Al23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化物(但
    し、MはLi,Na又はKである。)及びM’Oで表さ
    れるアルカリ土類金属酸化物(但し、M’はMg,Ca
    又はBaである。)からなる群より選ばれた1種又は2
    種以上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残部がAu
    により構成されたことを特徴とする反射鏡の製造方法。
  6. 【請求項6】 窒化アルミニウム焼結体(11)を酸化して
    前記焼結体(11)上にAl23層を形成し、 前記Al23層の微細孔に軟化したガラスを侵入させて
    前記Al23層を前記焼結体(11)側から順にAl23
    (12)及びガラス混在Al23層(13)にし、 前記ガラス混在Al23層(13)上にAl23、TiO2
    及びZrO2粒子よりなる群より選ばれた1種又は2種
    以上の酸化物粒子が分散したガラス層(14)を形成し、 前記酸化物粒子分散ガラス層(14)上に前記酸化物粒子が
    分散しない主ガラス層(16)を形成し、 前記主ガラス層(16)上にAu有機化合物を含むペースト
    を塗布し焼成してAu薄膜(17)を形成する反射鏡の製造
    方法であって、 前記Au薄膜(17)がSiO2、B23、PbO、Bi2
    3、Al23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化物(但
    し、MはLi,Na又はKである。)及びM’Oで表さ
    れるアルカリ土類金属酸化物(但し、M’はMg,Ca
    又はBaである。)からなる群より選ばれた1種又は2
    種以上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残部がAu
    により構成されたことを特徴とする反射鏡の製造方法。
  7. 【請求項7】 窒化アルミニウム焼結体(11)を酸化して
    前記焼結体(11)上にAl23層を形成し、 前記Al23層上にAl23、TiO2及びZrO2粒子
    よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物粒子
    とSiO2粒子が溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥し
    た後焼成して酸化物粒子とSiO2粒子の複合もしくは
    混合層を形成し、 前記複合もしくは混合層上にガラス粒子が溶剤に分散し
    た懸濁液を塗布し乾燥してガラス粒子層を形成し、 前記ガラス粒子層が軟化する温度で熱処理して前記ガラ
    ス粒子層の軟化したガラスが前記複合もしくは混合層の
    SiO2粒子を溶解し更に前記Al23層中に侵入して
    前記焼結体(11)上にAl23層(12)とガラス混在Al2
    3層(13)と酸化物粒子分散ガラス層(14)と主ガラス層
    (16)の4層構造を形成し、 前記主ガラス層(16)上にAu有機化合物を含むペースト
    を塗布し焼成してAu薄膜(17)を形成する反射鏡の製造
    方法であって、 前記Au薄膜(17)がSiO2、B23、PbO、Bi2
    3、Al23、M2Oで表されるアルカリ金属酸化物(但
    し、MはLi,Na又はKである。)及びM’Oで表さ
    れるアルカリ土類金属酸化物(但し、M’はMg,Ca
    又はBaである。)からなる群より選ばれた1種又は2
    種以上の酸化物を0.1〜20重量%含み、残部がAu
    により構成されたことを特徴とする反射鏡の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7080915B2 (en) 2003-04-14 2006-07-25 Nec Toshiba Space Systems, Ltd. Mirror substrate, mirror body using the same, and optical device using mirror body

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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