JPH09178437A - 3次元計測装置 - Google Patents
3次元計測装置Info
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- JPH09178437A JPH09178437A JP35052295A JP35052295A JPH09178437A JP H09178437 A JPH09178437 A JP H09178437A JP 35052295 A JP35052295 A JP 35052295A JP 35052295 A JP35052295 A JP 35052295A JP H09178437 A JPH09178437 A JP H09178437A
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Abstract
測物を非接触で不可視領域なく計測することができる3
次元計測装置を提供する。 【構成】被計測物(歯模型)1は相異なる2つの姿勢で
取り付けられ、それぞれ回動軸まわりの複数の回動位置
に支持台4により設定されるので、計測手段2により、
被計測物1の3次元形状を光の不可視領域なく正確に計
測することができる。
Description
の印象を採った歯模型のようなオーバーハング部分を有
する被計測物の3次元形状を非接触で計測する3次元計
測装置に関する。
石膏模型である歯模型は、患者の口腔内情報を具体的に
3次元的に示すものであるので、患者の現状が容易に認
識でき、歯科治療に役立つ場合が多い。
タ化すべく計測する手段として、例えば、三角測量に基
づくレーザスリット光切断法により、非接触で計測する
3次元計測装置が知られている。
顎模型からなるものであり、歯科治療においては、両模
型を咬み合わせた状態を確認して、良好な咬合状態での
歯模型のデータを取得する必要がある。しかしながら、
従来装置では、この咬合状態を再現、維持しつつデータ
を取得するのが困難であるという問題があった。
方向に凹んだオーバーハング部分があり、この部分がレ
ーザ光計測での不可視領域となる。従来装置において
は、こうした歯模型のように不可視領域となるオーバー
ハング部分を有する被計測物について、その完全な3次
元形状データを精度よく取得するのが著しく困難であっ
た。
ーバーハング部分を有する3次元形状の被計測物を非接
触で不可視領域なく計測することができる3次元計測装
置を提供することを目的としている。
に、この発明は、3次元形状の被計測物を支持して一定
の回動軸まわりの複数の回動位置に設定する支持台と、
被計測物に光を前記回動軸と直交する方向に照射して、
その形状を計測する計測手段とを備え、前記支持台は、
被計測物を相異なる2つの姿勢で取り付ける取付部を有
している。上記構成によれば、被計測物は相異なる2つ
の姿勢で取り付けられ、それぞれ回動軸まわりの複数の
回動位置に支持台により設定されるので、光の不可視領
域をなくして、被計測物の3次元形状を正確に計測する
ことができる。
面上で90度回転した相異なる2つの姿勢で支持台に取
り付けられる。これにより、種々の形状のオーバーハン
グ部分を有する被計測物について、効果的に光の不可視
領域をなくすることができる。
に基づいて説明する。図1に、この発明の一実施形態に
係る歯模型の3次元計測装置の斜視図を示す。この装置
は、患者から採った上下顎の歯と顎堤の印象石膏模型で
ある歯模型1の3次元形状を光照射により非接触で計測
する計測手段2と、歯模型1を支持する支持台4とを備
えている。支持台4は、歯模型1を支持して回動軸であ
るX軸まわりの複数の回動位置に設定するものであり、
相異なる2方向の歯模型1の前後(XX)方向と左右
(YY)方向のそれぞれを回動軸のX軸方向にほぼ合致
させた2つの姿勢で歯模型1が取り付けられる取付部6
を有している。
レーザスリット光切断法により、歯模型1を非接触で計
測するパターン投影方式(光切断方式)計測装置であ
る。半導体レーザのようなレーザ光源11からレーザ光
を発生させ、ポリゴンミラー14を回転することによ
り、スリット光を歯模型1に照射する。歯模型1は、支
持台4上の取付部6に固定され、例えばステッピングモ
ータを有する駆動手段19により、所定位置に移動され
る。そして、例えば2台のCCDカメラ12A,12B
を有する撮像部12により、歯模型1に照射されたスリ
ット光像が撮影される。計測手段2として、この他にマ
ルチスリットレーザとCCDカメラとによる多重露光高
速計測装置やレーザスポットによるポイント計測装置な
どを用いてもよい。なお、この図では、上下顎の歯模型
1が表されているが、これは上下顎の咬合状態を確認す
るためのものであり、実際には、歯模型1を形成する上
顎模型1aまたは下顎模型1bが単独で計測される(図
3参照)。
部に設けられて歯模型1を固定する取付部6を支持する
R(回転)テーブル16とを備えており、それぞれ駆動
手段19により駆動される。XYテーブル14は、例え
ばリニアガイドとボールねじからなり、基台K上をXX
方向およびYY方向に移動する。Rテーブル16は、取
付部6をX軸まわりの複数の回動位置に設定する。な
お、XYテーブル14と同様にリニアガイドとボールね
じからなるZテーブル15も設けられているが、光測定
座標の空間を設定するキャリブレーション用であり計測
には直接用いられない。
ブル16に支持される取付部6は、上側取付部6aと下
側取付部6bからなる。両取付部6a,6bは、それぞ
れ左右スライド部22、突出部24、上下スライド部2
6および上下顎の歯模型1を固定する模型取付台28を
備えている。左右スライド部22は、クランプ35を回
して緩めて突出部24を左右に移動させ、適切な左右位
置で停止させてクランプ35を締めて固定する。
側面図に示すように、クランプ37を緩めた状態でノブ
36を回して、このノブ36に固定されたねじ棒に螺合
させた模型取付台28を上下に移動させ、適切な上下位
置で停止させてクランプ37を締めて固定する。上下顎
の歯模型1を咬合させた状態で両取付部6a,6bに取
り付ける場合には、両取付部の模型取付台28,28間
で挟み込み、両取付部のクランプ37を緩めノブ36を
回して、咬合状態の上下顎の歯模型1の中心を、Rテー
ブル16のほぼ中心軸に位置させてクランプ37を締め
て固定する。なお、計測の際には、歯模型1を形成する
上顎模型1aと下顎模型1bの一方とその取付部6が左
右スライド部22から取り外され、他方のみが取付部6
に取り付けられて単独で計測される。また、歯模型1は
Rテーブル16によりX軸まわりに回動されるので、模
型取付台28上で位置ずれを生じないように、両面テー
プのような固定手段で固定される。
上に、歯模型1の前後(XX)方向と左右(YY)方向
のそれぞれを回動軸のX軸方向にほぼ合致させた2つの
姿勢で歯模型1が取り付けられるようにしている。すな
わち、図2および図3のように、模型取付台28に、そ
のほぼ中心位置Oに円孔32と、その外周に径方向のX
軸方向とY軸方向に延びる2つの長孔34とからなる係
止キー溝30が設けられており、また、歯模型1と取付
台28間に固定用のプレートPLが設けられて、この固
定用のプレートPLに、その底面方向に突出した円柱ピ
ン31と、その外周にXX方向に延びるノブ33からな
る係止キー38が設けられている。歯模型1の底面とプ
レートPの上面とは、両面テープのような接着手段によ
り接着される。この歯模型1の係止キー38を模型取付
台28のX軸方向またはY軸方向の長孔34の係止キー
溝30に挿入することにより、歯模型1は、歯模型1の
XX方向を回動軸のX軸方向にほぼ合致させた図4
(a)の第1の取付位置と、その位置から同一平面上で
90度回転させて歯模型1のYY方向を回動軸のX軸方
向にほぼ合致させた図4(b)の第2の取付位置とにそ
れぞれ設定される。これは、歯模型1の前歯部および臼
歯部それぞれが特有の形状を有しており、歯模型1を1
つの取付位置だけで計測したのでは、各部のスリット光
像が明確に現れないからである。
位置O(0,0,0)を、歯模型1および模型取付台2
8の中心位置ではなく、歯模型1のエリア外の任意の所
定位置に設けている。これは、回動軸のX軸に歯模型1
の中心位置を目視で合致させるのは困難であり煩雑なた
めである。このようにしても、同一原点の下でエリア全
体が回転移動されると考えることにより、後述する座標
変換を、回転角度やXYZオフセット量等のパラメータ
を用いて自動的に行うことができる。
第1の取付位置または第2の取付位置にある歯模型1
を、Rテーブル16を回転させることにより、それぞれ
の位置で水平方向からX軸まわりに複数(例えば、反時
計回りの45度,90度,135度、時計回りの−45
度,−90度,−135度の6回動角度)の回動位置に
回転させるようにしている。図5(a)は上顎模型1a
の回動位置を、図5(b)は下顎模型1bの回動位置を
示す。これは、歯模型1の前歯の裏側の凹部や顎堤上の
へこみ部分のような水平に凹入したオーバーハング部分
は、各模型1a,1bを水平に設定した状態では、レー
ザ光線が当たらず不可視領域となるので、回動させるこ
とによって該部分にレーザ光線が当たるようにするため
である。
測手段2の構成図を示す。まず、患者の上下顎の印象が
公知の印象材により採られて作成された歯模型1が、模
型取付台28上に固定される。駆動手段16は、この模
型取付台28を、図1のXYテーブル14によりX軸方
向に移動することにより、スリット光を歯模型1に対し
スキャン(走査)するように駆動する。この状態で、光
源検出部17は、撮像部12から送られてくるビデオ信
号の各走査線上における、スリット光像の画面座標(ラ
スタ座標)と輝度データをA/D変換して検出する。こ
うして、歯模型1の3次元形状を計測する。データ生成
部18は、この計測データに基づいて、歯模型1の3次
元形状を示すディジタルデータを生成する。
ローチャートに基づいて説明する。この実施形態では、
上顎模型1aと下顎模型1bとを第1の取付位置で計測
し、次いで上顎模型1aと下顎模型1bとを第2の取付
位置で計測するものとする。まず、上顎模型1aと下顎
模型1bとを第1の取付位置で計測する。この場合、歯
模型1の臼歯部と前歯部のそれぞれ特有の形状および配
列から、第1の取付位置での計測によって、臼歯部の形
状が明確に現れるので臼歯部主体のデータが得られ、第
2の取付位置での計測によって、前歯部の形状が明確に
現れるので前歯部主体のデータが得られる。
3の上顎模型1aを第1の取付位置で下側取付部6bに
置き、下顎模型1bを咬合させて咬合状態を確認した後
に、両取付部6の模型取付台28間で上下顎の歯模型1
を挟み込み、両取付部6のクランプ37を緩めノブ36
を回して、咬合状態の上下顎の歯模型1の中心が、Rテ
ーブル16のほぼ中心軸上にくるように調整される(ス
テップS1)。そして、下顎模型1bおよび上側取付部
6aが取り外される(ステップS2)。
8面に両面接着テープのような固定手段で固定される
(ステップS3)。そして、上顎模型1aのX,Y軸方
向における測定範囲やX軸方向の計測ピッチなどの測定
条件が設定される(ステップS4)。次に、歯模型1の
先端部が検出された(ステップS5)後で、上顎模型1
aの計測が計測手段2により自動的に開始され、光源検
出部17により第1の取付位置でのスリット光像が検出
される(ステップS6)。
Rテーブル16によりそれぞれX軸まわりに回動され
て、図5(a)の45度,90度,135度,−45
度,−90度,−135度の回動位置で、同様にステッ
プS1〜S6により、それぞれのスリット光像が検出さ
れる。こうして、上顎の臼歯部主体データが、各方向か
らの周分割された計測データとして計測される。
測する。まず、図9のフローチャートにおいて、図3の
水平状態の下側取付部6bに固定された上顎模型1aの
上に下顎模型1bを置き、咬合状態が確認される(ステ
ップS11)。そして、上側取付部6aをそのノブ36
を回して下げて、模型取付台28の下面に下顎模型1b
の底面が固定手段によって固定される(ステップS1
2)。その後、上顎模型1aおよび下側取付部6bが取
り外される(ステップS13)。次に、下顎模型1bの
X,Y軸方向における測定範囲やX軸方向の計測ピッチ
などの測定条件が設定されて(ステップS14)、計測
手段2により計測される(ステップS15)。
でRテーブル16によりそれぞれX軸まわりに回動され
て、図5(b)の45度,90度,135度,−45
度,−90度,−135度の回動位置で、同様にステッ
プS11〜S15により、それぞれのスリット光像が検
出される。こうして、上下顎の臼歯部主体データが、X
軸回りの各方向からの周分割された計測データとして取
得される。
れぞれ第2の取付位置で計測する。上記と同様に、上顎
模型1aに次いで下顎模型1bが計測される。この場
合、上下顎模型は、図4(b)のように、図4(a)の
第1の取付位置から同一平面上で90度回転された第2
の取付位置で模型取付台28面に固定されて、第1の取
付位置の場合と同様に計測され、図8および図9のフロ
ーチャートにしたがって計測動作が行われる。こうし
て、上下顎の前歯部主体データが、各方向からの周分割
された計測データとして計測される。
bのそれぞれについて、第1および第2の取付位置とそ
れらのX軸回りの回動位置でのレーザスリット光切断に
よる計測が行われ、X軸回りで周分割された計測データ
として臼歯部主体データおよび前歯部主体データが取得
される。これにより、例えば、図10(a)に示す第1
の取付位置の計測だけでは光の不可視領域となっていた
前歯の顎堤上のへこみ部分のようなオーバーハング部分
(図示70)が、図10(b)に示す第2の取付位置の
計測により、光の可視領域となって正確なデータが得ら
れることになる。
1のフローチャートに基づいて説明する。まず、上記の
第1の取付位置において、X軸回りで周分割された計測
データとして取得された上顎(下顎)の臼歯部主体デー
タが(ステップS21)、各データ間でオーバーラップ
する部分についてオーバーラップ処理がされて、3次元
形状が明確に表れるように全周合成される(ステップS
22)。これにより、臼歯部主体データが1本ずつのル
ープ(輪郭)データの集合としてループデータ化され
る。なお、全周合成上、それぞれのX軸回りの回動位置
の座標変換は、三角関数演算により容易に変換される。
れた計測データとして取得された上顎(下顎)の前歯部
主体データが(ステップS23)、同様に、各データ間
でオーバーラップする部分のオーバーラップ処理がされ
て全周合成される(ステップS24)。これにより、前
歯部主体データが、ループデータ化される。
ータと臼歯部主体データについて、座標変換処理(フィ
ッティング)される(ステップS25)。第1の取付位
置と第2の取付位置との座標変換は、例えば、図4にお
いて、90度の回転角度やXYZオフセット量等のパラ
メータを用いて,第2の取付位置における位置Q(x2
,y2 ,z2 )が第1の取付位置における位置P(x1
,y1 ,z1 )に容易に変換される。なお、第1の取
付位置と第2の取付位置でスリット光切断方向が異なる
ので両データのループデータ方向は異なっている。
ジ)するための採用データの選択が行われて、データ合
成位置が決定される(ステップS26)。すなわち、前
述の座標変換処理(フィッティング)されたそれぞれの
主体データを基に歯模型1の臼歯部と前歯部の所定のX
座標上の位置が決定されて、その位置のX軸に垂直な平
面で切り分けられて、臼歯部主体データと前歯部主体デ
ータとが合成される。なお、所定のX座標は歯模型1の
特徴形状に応じて変更される。
れる(ステップS27)。すなわち、臼歯部主体データ
と前歯部主体データのループデータ方向が異なっている
ので、前歯部主体データのループデータ方向を臼歯部主
体データのループデータ方向に合わせる必要があるから
である。図7(c)のように、臼歯部については、X軸
に垂直な平面をピッチP(例えば、0.25mm)の間
隔で、各平面ごとに点列からなるループ直線で形状を表
現できるが、前歯部については垂直面に近いアーチ状な
ので、臼歯部と同じピッチでは形状を表現することがで
きない。従って、座標変換処理した前歯部主体データを
用いて、上記ピッチP間を例えば5等分にピッチを細か
くして、この細分化した仮想平面と前歯部ループデータ
の交点を補間演算することで形状を求める。
28)。このデータ編集において、ループデータのクロ
スチェックおよびデータの順序方向の逆転チェックを行
う。本来、スリット光の投射であるので表面でクロスす
ることはあり得ず、ステップS22,24の全周合成時
に接続ミスで発生する。例えば、図12(a)のような
場合にはデータの並び方向が明確で編集の必要はない
が、図12(b)のように、点がクロスしている場合に
は、データの並び方向が不明となって編集を行う必要が
ある。修正方法として点列間の接続線を分断してクロス
しない点に接続方向を変更する。垂直面の形状を表現す
るために補間演算をした場合にデータの格納される順序
が一定に制限できないので、点列の順序が逆転する場合
があり、変更はデータの逆転している始点と終点を指示
して、その間のデータの順序を入れ替える。こうして、
歯模型1の3次元形状を示すディジタルデータが生成さ
れる。
タをループデータ化して持っているが、ステップS26
のデータマ−ジ位置決定の後に、それぞれ、以下に示す
ような三角形面素による演算方法により取得された3次
元形状データを持つようにしてもよい。この場合、ステ
ップS27の前歯部主体データの補間演算が不要にな
る。
いては、歯模型1は、図7(a)のように、レーザスリ
ット光で照射されて、図7(c)のように指定ピッチP
間隔で計測される。そのスリット光像は、図7(b)の
拡大図に示すように、各スリット光像の切断面のループ
直線Sが線分列P0 P1 ,P1 P2 ,…、Q0 Q1 ,Q
1 Q2 ,…で与えられている。最初にS上の任意の箇所
において、前後の交点のペアで最も近い距離にあるもの
を1つ求める(P0 ,Q0 )。このペアの一方、例えば
P0 から前後の輪郭線を一定の方向、例えば右方向に交
互に検出して、三角形でデータをつないで、三角形面素
をつくっていく。この操作をすべての断面間について行
えば、表面が三角形面素の集合の形でつくられる。
形態の装置は、図13に示すように、歯模型1の取付部
6に代えて取付部46を用いている。その他の構成は、
第1実施形態と同一であるので、その詳しい説明を省略
する。図13は、取付部46に上顎模型1aが取り付け
られた状態を示す側面図である。下顎模型1bも同様
に、取付部46の台座57の上部に取り付けられるが、
この図では省略されている。この装置の取付部46は、
模型取付台28面に横断面形状がU字形のガイド溝を有
するガイド部51とストッパ52とを備えている。一
方、上顎模型1aは、図13(a)において、歯模型1
を保持する保持部49と、保持部49の底面側に設けら
れた第1レール部47と、側面側に設けられた第2レー
ル部48とを有している。2つのレール部47,48
は、それぞれ対角が90度に設定され、スライド方向が
X軸方向にほぼ合致して同一面上に位置するように調整
されている。図13(a)のように、取付部46のガイ
ド部51に上顎模型1aの第1レール部47を差し込ん
でストッパ52に当て付け、ネジ53を挿入して固定す
ることにより、上顎模型1aは、上顎模型1aの前後X
X方向をX軸方向にほぼ合致させる第1の取付位置に設
定される。また、図13(b)のように、取付部46の
ガイド部51に歯模型1の第2レール部48を差し込ん
でストッパ52に当て付け、ネジ53を挿入して固定す
ることにより、上顎模型1aは、その前後XX方向をX
軸方向にほぼ合致させ、かつ、垂直方向に立てた第2の
取付位置に設定される。
の両取付位置でそれぞれ、第1実施形態と同様に、X軸
まわりに回動され、歯模型1の3次元形状を示すディジ
タルデータが生成される。この場合、図13(b)に示
した第2の取付位置でX軸まわりに回動させることによ
り、前歯部における唇側の顎堤上のへこみ部分55の計
測が容易になる。
2方向のXX方向およびYY方向のそれぞれを、回動軸
のX軸方向にほぼ合致させているが、X軸方向と多少ず
れていてもよい。
勢を同一平面上で90度回転させているが、90度でな
くともよい。
型を3次元計測しているが、光の不可視領域となるオー
バーハング部分を有する例えば型材などを3次元計測し
てもよい。
姿勢で取り付けられ、それぞれ回動軸まわりの複数の回
動位置に支持台により設定されるので、光の不可視領域
をなくして、被計測物の3次元形状を正確に計測するこ
とができる。
測装置を示す斜視図である。
ある。
ある。
ート図である。
部、X軸…回動軸。
Claims (2)
- 【請求項1】 3次元形状の被計測物を支持して一定
の回動軸まわりの複数の回動位置に設定する支持台と、 被計測物に光を前記回動軸と直交する方向に照射して、
その形状を計測する計測手段とを備え、 前記支持台は、被計測物を相異なる2つの姿勢で取り付
ける取付部を有している3次元計測装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記被計測物は同一平面上で90度回転した相異なる2
つの姿勢で取り付けられる3次元計測装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP35052295A JP3602632B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 3次元計測装置 |
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JP35052295A Expired - Fee Related JP3602632B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 3次元計測装置 |
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