JP2003520620A - 顆軸に対する歯列弓の位置を、口腔内で記録し、作業場で再現するため、特に歯科医療または歯科技工の分野で用いる器具 - Google Patents

顆軸に対する歯列弓の位置を、口腔内で記録し、作業場で再現するため、特に歯科医療または歯科技工の分野で用いる器具

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JP2003520620A
JP2003520620A JP2000608968A JP2000608968A JP2003520620A JP 2003520620 A JP2003520620 A JP 2003520620A JP 2000608968 A JP2000608968 A JP 2000608968A JP 2000608968 A JP2000608968 A JP 2000608968A JP 2003520620 A JP2003520620 A JP 2003520620A
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ロレンツォ バッティストゥッタ
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ロレンツォ バッティストゥッタ
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Abstract

(57)【要約】 顆軸に対する歯列弓の位置を、口腔内で記録し、作業場で再現するための器具であり、特に歯科医療または歯科技工の分野で用いる器具である。この装置は、金属板(1)と、該板(1)を支持する目盛ロッド(3)と、ゴニオメータ(10)が配設された咬合面部(5)と、回動部(29)と、前記金属板(1)〜目盛ロッド(3)から成るアセンブリをベ−ス(11)上に支持する目盛ロッド(18)とを具備する。この装置は、患者の顆軸に対する前記板(1)の位置を示す数値座標を口腔内で記録し、作業場で再現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の目的は、顆軸に対する歯列弓の位置を、口腔内で記録し、作業場で再
現する器具である。 本発明の分野は、一般的に歯科医療および歯科技工の分野において義歯の製造
に使われる器械、器具に関するものである。この分野では、出来るかぎり正確に
顆軸に対する歯列弓の位置を測定し、再現することが重要である。この位置が、
義歯製造の重要な要素である。
【0002】 現在この目的のために使われている公知の「顔弓」という器具では、一方の側
に顆軸に対する参照点(いわゆる「咬合面」)を設け、他方の側に歯型をつける
ためにワックスが塗布された金属板が設けられている。更に、異なった骨格に当
該器具を対応させるためには金属板を、咬合面へ移動可能に搭載し、螺子等の着
脱手段によって咬合面へ締めつける。 上述の従来の器具では、金属板と咬合面の接続は固定されている。その特徴は
、両者が1個の部材になっていることである。これにより、従来の器具は、以前
に記録された歯列弓の位置を失うことなく金属板を咬合面から離すことができな
い。
【0003】 この構造から歯科医および歯科技工士には問題が起きる。実際、歯科医は診療
所に完全な顔弓と同じくらい多くの計測を行ったものを持っていなければならな
い。一方、常時同じ咬合面を使い、金属板のみを交換するようになれば簡単にな
る。歯科技工士にとっては、器具全部を作業場へ移動させなければならず、それ
には容積やサイズの問題があると共に、衝撃等で移動中に顆軸に対する歯列弓の
正しい位置が失われてしまうというリスクがある(これは、部材同士が回動可能
になっているからである)。
【0004】 更に、一般的な顔弓では、義歯を作った後に他の顔の骨格を測定することによ
り前の記録が完全に失われてしまう。この理由により、現在の全ての器具では歯
列弓の位置を「記憶」しておくことができない(例えば、同一の患者に異なった
義歯を異なったときに製作した場合である)、しかし毎回先に測定したものの再
度の測定は必要である。
【0005】 また、歯科技工士の作業場へ移動した後も、顔弓は専用の回動部材へ搭載しな
ければならない。従って、歯科技工士は、必要な限り異なった顔弓とその顔弓専
用の回動部材を準備しなければならず、コストと作業の手間という問題がある。
実際、もし器具の調子が悪い等の理由があれば、顔弓の交換は回動部材も対応さ
せなければならないし、顔弓が前回と比較して異なっている場合も同じである。
【0006】 本発明の目的は、顆軸に対する歯列弓の位置を記録し、再現する新しい器具を
提供することである。この器具は、従来の顔弓と比較して簡単で使い易く全ての
異なった回動部材に適用可能である。
【0007】 (発明の開示) これらの目的は請求項1記載の構成を備えた器具によって達成できた。当該器
具の好適な態様は従属項のとおりである。
【0008】 従来の器具と比較して、本発明に係る器具は、顆軸に対する歯列弓の位置を失
うことなく金属板を咬合面部から離脱させることができる。これにより、義歯製
作のために多くの完全な器具のセットを準備する必要がなくなる。更に、歯科技
工士は作業場へ金属板のみ持って行けばよく、咬合面部は歯科医の診療室へ残し
ておける。従って、移動させる器具のスペース、容積をかなり減らすことができ
、とりわけ歯科医が口腔内で行った記録結果が移動中に変動してしまうというリ
スクを回避することができる。
【0009】 本発明によれば、歯科医は歯列弓の位置のデータを記録できる。その記録は保
存でき再利用でき、もし同じ骨格の人が異なったときに他の義歯を製作するとき
も従来のような再測定をしなくて済む。
【0010】 本発明に係る器具は、汎用性があり、歯科技工士によって使用される全ての異
なった回動部材に使用できる。
【0011】 (発明の実施の形態) 図1に示す本発明に係る器具は、次の主要部材から成る。 金属板1、 金属板1を支持する目盛ロッド、 ゴニオメータ10が設けられた咬合面部5、 回動部29、 金属板1〜目盛ロッド3から成るアセンブリを、ベ−ス11上に支持する目
盛ロッド18。
【0012】 歯列弓の位置を記録するために歯科医が使うこれらの部材は、図2〜5に示す
。 金属板1は、枢着ヘッド2を目盛ロッド3の端部に形成した雌部4へ枢着する
ことにより前部31(図5参照)へ設けられている。金属板1と反対側は、咬合
面部5の支持部42の受部6へ摺動可能に挿入されている。理想的にはロッド3
は、多角形に形成され又は突起が設けられ上記受部6内で回転しないようになっ
ている。
【0013】 咬合面部5は、略U字形をしており、前記受部6は横アーム部、すなわち底部
32に図示されている。一方、咬合面部5の縦アーム部33、34には支持部で
ある中空の受部7、8が設けられている。この支持部にはゴニオメータ10の目
盛付きスライディングロッド35が挿通される。
【0014】 ここまで説明した器具(図6〜8)を歯科医が使用する場合、適宜な厚さのワ
ックス(不図示)を金属板1に塗り、それを患者の口腔内へ入れ、歯列弓の型を
取ることができる。このとき、目盛ロッド3の枢着ヘッドが口腔から突出した金
属板1の部分31の雌部4へ接続されている。
【0015】 ロッド3を咬合面部5の受部6に導入して、ロッド3から板1と共に、咬合面
部5を縦アーム部33、34が耳の横になるように向ける(図6参照)。支持部
7、8は、患者の顆軸36の高さに合わせ(図6、8参照)、それとともに瞳孔
を結んだ線43にも合わせる。
【0016】 この位置に合わせたら適宜な樹脂を使って歯科医はヘッド2を雌部4で確実に
固定し、目盛ロッド3に対する金属板1の位置は固定される。支持部7、8の位
置を顆軸36に合わせるため、ロッド3を咬合面部5の受部6内をスライドさせ
る。
【0017】 患者の耳珠37(顆軸36からの距離は既知である)がゴニオメータ10に描
かれた対応する基準部9(図4、7)に一致したら、歯科医は螺子12を締め付
けてロッド3を咬合面部5の受部6内で固定し、目盛16が示すロッド3の受部
6からの突出距離Lを記録する。これにより、ゴニオメータ10のノッチ13(
図4、7)と一致した顆軸の位置が決まる。
【0018】 本発明に係る器具では、この位置から始めて咬合面部5からゴニオメータ10
のノッチ13の距離Hおよび同ノッチ13と目15の下のポイント14とを結ん
だ直線38の咬合面部に対する角度αを読み取ることができる。
【0019】 理想的には図7に示すようにゴニオメータ10は透明材料で形成し、ポイント
14の角度位置をゴニオメータで読み取る。
【0020】 値L、H、αを記録したら、これらの値の読み取り位置にロックされた金属板
1と共にロッド3を咬合面部5の受部6を取り出すことができる。その後、咬合
面部とゴニオメータは他の患者に使用することができる。
【0021】 義歯を作製する歯科技工士は、ロッド3に固定された金属板1を前記器具で記
録した患者の値L、H、αと共に受け取る。
【0022】 金属板1〜目盛ロッド3のアセンブリは、図9〜12に示す器具に取り付けら
れる。
【0023】 この器具のベース11は、基本的な咬合面部5の形状と機能を再現していると
共に、目盛ロッド18が摺動可能に挿通される受部17が、ベース11を含む面
(通常水平面)と直角に形成されている。また、ロッド18は、ロッド3と同様
に受部17に挿通された後に軸線を中心に回転しないような形状に形成され、ま
たは突起が形成されている。更に、ロッド18は、目盛19が設けられ、先にゴ
ニオメータ10で計測した高さHを読み取ることができる(図11参照)。
【0024】 前記受部17と嵌合する位置と反対に位置するロッド18の端部には、咬合面
部5の受部6と同様に金属板1が固定された目盛ロッド3が摺動可能に挿通され
る受部20が形成されている。使用者は、ロッド3を受部20へ摺挿し、目盛を
見て予め記録してある患者の距離Lの位置に合わせる。螺子41はロッド3をそ
の位置に固定する。
【0025】 ベース11の端部39、40(図11参照)にはそれぞれゴニオメータ21が
固定される。このゴニオメータ21には、ゴニオメータ10のノッチ13に相当
する中空受部22が形成され、顆軸36の位置を決める。スライドピンまたは顆
軸ロッド23、24が中空受部22に挿通され(図10参照)、ゴニオメータ2
1に対する位置が螺子25、26によってロックされる。
【0026】 使用者の利便のため、ゴニオメータ21から突出しているピン23、24の端
部には手で持つためのノブ27が設けられている。
【0027】 顎形の回動部29(図10参照)はピン23、24の端部28にクランプされ
ている。ゴニオメータ21に対する回動部29の正確なセンタリング位置は、回
動部29のインデックス部(不図示)上に設けられた横ロッド45のガイド基準
部44(図1a、12参照)により決められる。ピン23と24との距離を調整
するために螺子25、26を緩めると、ピンの端部28間に回動部29を挟むこ
とができる。この構成により、回動部はベースを替えることなく異なったサイズ
に対応させることができる。螺子25、26を締めると回動部はピンおよびベー
ス11に対して位置がロックされる。
【0028】 この位置において、回動部29を、予め計測され記録された患者の角度αまで
ゴニオメータ21の値を読みながら回動させる。この角度を分かり易く図示する
ため、回動部29を含む面のみを図1、9には示している。ロッド30により、
当該角度は後の工程においても維持される。
【0029】 回動部29がこの角度位置にある状態で、歯型がついた金属板1が回動部の中
に入れられる(図12参照)。その後、従来の方法で石膏による型の固定が、常
時角度αに維持されている回動部の上部で行われる。石膏がセットされた後、器
具は分解され、他の記録と共に他の金属板1〜目盛ロッド3から成るアセンブリ
に使用できる。
【0030】 歯型の付いた金属板1は、測定値L、H、αと共に保存され、同患者が別のと
きに別の義歯を作る場合に再度使用される。
【0031】 図13〜17に示す他の例において、照準器46がロッド3に設けられ、その
垂直アーム47はロッド3の孔51(図14)内に垂直に固定され、水平アーム
48は所定の高さ位置で垂直アーム47に取り付けられている。
【0032】 図17に示すように、この発明の器具の板1は歯列弓間に挟まれる。このとき
水平アーム48は瞳孔間直線43と一致させ、垂直アーム47は患者の顔の中心
線52と一致させる。咬合面部5を歯列弓に対する板1の正確な位置に対応する
この位置に合わせたら、ロッド3の位置L、咬合面部からのゴニオメータ10の
ノッチ13の高さH、およびノッチ13(顆軸の位置を決める)と目15の下の
ポイント14とを結ぶ直線38の咬合面部に対する傾斜角αを読み取る(図16
参照)。値L、H、αを記録したら、ロッド3を咬合面部から外し、歯型の製作
で使用する。
【0033】 図14に示すように、板1は、枢着関節部と該関節部の横に配設された2本の
可折アーム49、50によってロッド3へ連結されている。
【0034】 このダブル接続システムにより、もし金属板1が歯列弓に対して既にセンタリ
ングされていれば、その位置はアーム49、50により維持される。
【0035】 一方、板1の位置を調整または補正する場合、前記アーム49、50を折るこ
とができ、それにより枢着関節部2で接続された板1がロッド3に対して移動で
きるので正確にセンタリングさせることができる。
【0036】 更に使い易くすべく、歯列弓の位置を記録するとき咬合面部5を正確に水平に
位置させるため、咬合面部に水準器(不図示)を設けている。
【0037】 図18に示す他の例では、ベース11上に、一端が回動部29と軸着された回
動部の支持具が設けられている。回動部の当該軸着部と反対側の端部には、目盛
ロッド18の支持面48に下端が当接するロッド30の位置を調節する締め付け
螺子47が設けられている。
【0038】 ベース11上のロッドの高さを選択することにより、前述のとおり回動部29
の角度αを選択できる。この角度は、目盛ロッド18に設けられたロッド30を
支持する支持面48の目盛49を直接読むことで決められる。これにより、作業
場で、目盛ロッド18で角度を直接読むことで図9に示す例のゴニオメータ21
を用いることなく歯列弓の位置を再現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る器具の主要部を分解した斜視図であり、図1aは、図1
の器具をA方向から見た図である。
【図2】 図1の器具の部品であり、組み立てて歯列弓の位置を記録するものである。
【図3】 図2の咬合面部の平面図である。
【図4】 図3の咬合面部に設けられたゴニオメータの詳細を示した図である。
【図5】 金属板と、それを支持する図3の咬合面部に設けられたロッドの詳細を示した
図である。
【図6】 図2の器具を使用した状態を示した図である。
【図7】 図4のゴニオメータを使って歯列弓の位置の値を測定する方法を示した図であ
る。
【図8】 図4のゴニオメータを使って歯列弓の位置の値を測定する方法を示した図であ
る。
【図9】 図1の器具の部品であり、作業場で歯列弓の位置を再現する状態を示した図で
ある。
【図10】 図9の器具の回動部を保持する機構を示した図である。
【図11】 図10の保持機構へ金属板を締めつける機構の詳細を示した図である。
【図12】 図10の保持機構で回動部を保持した状態を示した平面図である。
【図13】 前記器具を改良した器具を示す図である。
【図14】 前記器具を改良した器具を示す図である。
【図15】 前記器具を改良した器具を示す図である。
【図16】 前記器具を改良した器具を示す図である。
【図17】 前記器具を改良した器具を示す図である。
【図18】 本発明の他の改良例を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顆軸に対する歯列弓の位置を、口腔内で記録し、作業場で再
    現するための手段を具備する義歯製造用器具。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、咬合面部(5)と、顆軸に対する歯列弓の
    位置を計測するための装置を具備する請求項1記載の義歯製造用器具。
  3. 【請求項3】 前記装置は、前記咬合面部(5)に対して位置を調整可能な
    歯型をとるための板(1)へ、前記咬合面部(5)に対して高さを調整可能であ
    ると共に、前記顆軸(36)に対する位置を示すゴニオメータ(10)が設けら
    れている請求項2記載の義歯製造用器具。
  4. 【請求項4】 前記装置は、目盛ロッド(3)を備え、該目盛ロッド(3)
    は前記咬合面部(5)に設けられ、一端部において前記板(1)の関節部(2、
    4)を介して前記板(1)を支持し、他端部において前記咬合面部(5)へ摺動
    可能に接続されている請求項3記載の義歯製造用器具。
  5. 【請求項5】 前記咬合面部(5)には前記摺動ロッド(3)へ外嵌する受
    部(6)が設けられ、該ロッドには前記板(1)の前記咬合面部(5)に対する
    位置(L)を示す目盛(16)が設けられている請求項4記載の義歯製造用器具
  6. 【請求項6】 前記ゴニオメータ(10)には、ゴニオメータ(10)の前
    記咬合面部(5)に対する位置(H)を示す目盛ロッド(35)と、患者の耳の
    耳珠(37)の位置を出す基準部(9)と、前記顆軸(36)の位置を示すノッ
    チ(13)が設けられている請求項3、4または5記載の義歯製造用器具。
  7. 【請求項7】 前記ゴニオメータ(10)は、前記ノッチ(13)と目(1
    5)の下のポイント(14)とを結んだ直線(38)の咬合面に対する傾斜(α
    )を計測値を読み取るために透明な材料で形成されている請求項6記載の義歯製
    造用器具。
  8. 【請求項8】 前記咬合面部(5)はU字形に形成され、前記目盛ロッド(
    3)を受ける前記受部(6)は横アーム部(32)に設けられ、支持部(7、8
    )が、前記ゴニオメータ(10)の目盛ロッド(35)を摺動可能に保持するた
    めアーム部(33、34)の端部に設けられている請求項5または6記載の義歯
    製造用器具。
  9. 【請求項9】 顆軸に対する歯列弓の位置を、作業場で再現するための手段
    は、ベース(11)と、前記値(H、L、α)に基づいて前記板(1)を前記ベ
    ースに対して位置決めするための装置を具備する請求項1もしくは先行する請求
    項記載の義歯製造用器具。
  10. 【請求項10】 前記装置は、前記ロッド(3)に支持された前記板(1)
    を位置(L)で該ロッドを保持する受部(20)および前記咬合面に対する前記
    板(1)の位置を示す値(H)を示す目盛(19)を有するロッド(18)と、
    前記板の位置を示す値(α)を選択するためのゴニオメータ(21)から成る請
    求項9記載の義歯製造用器具。
  11. 【請求項11】 前記ベース(11)には、目盛(19)が設けられたロッ
    ド(18)を摺動可能に受け、前記板(1)の前記値(H)を読み取るための受
    部(17)が設けられている請求項10記載の義歯製造用器具。
  12. 【請求項12】 前記ベース(11)は、前記咬合面部(5)と同形状、同
    サイズに形成され、前記ゴニオメータ(21)はベース(11)の端部(39、
    40)に固定されると共に、顆軸(36)の位置に対応する横孔受部(22)を
    有する請求項10記載の義歯製造用器具。
  13. 【請求項13】 前記横孔受部(22)へ軸線方向へ移動可能に挿通され、
    その内部で螺子手段(25、26)によって固定可能なスライドピン(23、2
    4)を有する請求項12記載の義歯製造用器具。
  14. 【請求項14】 前記ピン(23、24)の端部(28)に回動部(29)
    が設けられ、ゴニオメータ(21)で読み取られた傾斜値(α)に基づき回動部
    (29)を支持するロッド(30)を有する先行する請求項記載の義歯製造用器
    具。
  15. 【請求項15】 前記ゴニオメータ(21)に対して前記回動部(29)を
    センタリングするため横ロッド(45)に設けられた基準部(44)を有する先
    行する請求項記載の義歯製造用器具。
  16. 【請求項16】 前記咬合面部(5)の受部(6)へ前記ロッド(3)を締
    めつけるための螺子(12)と、目盛ロッド(18)の受部(20)へロッド(
    3)を締めつけるための螺子(41)と、前記ピン(23、24)を移動可能に
    保持するためのノブ(27)を有する先行する請求項記載の義歯製造用器具。
  17. 【請求項17】 前記目盛ロッド(3、18)がハウジング内で回転するの
    を防止するための手段が設けられている請求項1他記載の義歯製造用器具。
  18. 【請求項18】 歯列弓に対して前記板(1)をセンタリングするための装
    置が設けられている先行する請求項記載の義歯製造用器具。
  19. 【請求項19】 前記装置は、前記ロッド(3)に接続された照準器(46
    )を含む請求項18記載の義歯製造用器具。
  20. 【請求項20】 前記照準器(46)は、前記ロッド(3)へ接続された垂
    直アーム(47)と、該垂直アーム(47)へ適宜な高さで接続された水平アー
    ム(48)とから成り、前記アーム(47、48)は、患者の顔の中心線(52
    )と瞳孔を結んだ線(43)と一致させて前記板(1)をセンタリングさせる請
    求項19載の義歯製造用器具。
  21. 【請求項21】 前記板(1)を前記ロッド(3)へ接続するダブル接続シ
    ステムを有する先行する請求項記載の義歯製造用器具。
  22. 【請求項22】 前記ダブル接続システムは、関節部(2)と、2個の可折
    アーム(49、50)から成り、該アームは関節部(2)近傍でロッド(3)に
    対する前記板(1)の移動を許容するために折れるようになっている請求項21
    記載の義歯製造用器具。
  23. 【請求項23】 前記咬合面部(5)に水準器が設けられている先行する請
    求項記載の義歯製造用器具。
  24. 【請求項24】 前記目盛ロッド(18)には、ロッド(30)の端部に対
    応する支持面(48)が設けられ、該支持面(48)には前記ベース(11)に
    対する回動部(29)の傾斜角(α)を読み取る目盛(49)が設けられている
    先行する請求項記載の義歯製造用器具。
  25. 【請求項25】 前記先行する請求項記載の義歯製造用器具を歯科医療およ
    び歯科技工の分野で使用する使用方法。
JP2000608968A 1999-03-31 2000-03-24 顆軸に対する歯列弓の位置を、口腔内で記録し、作業場で再現するため、特に歯科医療または歯科技工の分野で用いる器具 Pending JP2003520620A (ja)

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