JPH09178313A - 自動製氷機の離氷モータ制御回路及びその制御方法 - Google Patents

自動製氷機の離氷モータ制御回路及びその制御方法

Info

Publication number
JPH09178313A
JPH09178313A JP8319992A JP31999296A JPH09178313A JP H09178313 A JPH09178313 A JP H09178313A JP 8319992 A JP8319992 A JP 8319992A JP 31999296 A JP31999296 A JP 31999296A JP H09178313 A JPH09178313 A JP H09178313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
motor
removing motor
ice removing
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8319992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kun Bin Lee
建 ビン 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH09178313A publication Critical patent/JPH09178313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/085Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against excessive load
    • H02H7/0851Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against excessive load for motors actuating a movable member between two end positions, e.g. detecting an end position or obstruction by overload signal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/04Producing ice by using stationary moulds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2305/00Special arrangements or features for working or handling ice
    • F25C2305/022Harvesting ice including rotating or tilting or pivoting of a mould or tray
    • F25C2305/0221Harvesting ice including rotating or tilting or pivoting of a mould or tray rotating ice mould
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2600/00Control issues
    • F25C2600/04Control means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離氷モータに過負荷がかかることを防止し、
離氷モータ及び関連メカニズムが破損するのを防いで自
動製氷機の信頼性を向上させる。 【解決手段】 本発明による自動製氷機の離氷モータ制
御回路は、離氷モータにかかる負荷電圧を検出する負荷
電圧検出部と、負荷電圧を所定の基準電圧と比較する比
較部と、前記比較部による比較の結果、負荷電圧が基準
電圧より大きい時、離氷モータの作動を中断させる制御
部とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動製氷機用離氷
モータ制御回路及びその制御方法に関し、より詳しく
は、過負荷の発生の時、離氷モータ及び関連素子の破損
を防ぐようにした自動製氷機用離氷モータ制御回路及び
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の冷凍室に設置される自動製氷機
は一般的に、氷になる水を収容する氷皿と、この氷皿に
水を供給する給水装置と、氷皿を反転回転及び戻り回転
させることができる離氷モータ、及び氷皿の下部に設置
されて氷を収容する貯氷容器を備える。このような自動
製氷機では、まず、氷皿が水平になった状態で給水装置
により水を供給し、製氷を行う。製氷が完了すると、離
氷モータを使って氷皿を反転回転させて、氷が氷皿から
分離して貯氷容器に落ちるようにする。氷が分離すると
氷皿を再び元の位置に戻り回転させて製氷水平位置にな
ると、給水及び製氷作業を再開する。このような離氷モ
ータによる氷皿の反転回転と戻り回転の量は、離氷モー
タの動作時間に基づいて制御され、機械的な制止手段と
して、氷皿の反転・戻り動作を制御するため、製氷を行
う水平位置において氷皿の戻り回転を止める戻り回転ス
トッパと、反転制限位置において氷皿の反転回転を止め
る反転回転ストッパが設けられている。
【0003】しかし、このような従来の自動製氷機にお
いては、冷蔵庫の最初の設置の時あるいは停電の復帰や
電源プラグが電源コンセントから抜かれたことなどによ
って電源が遮断された後、再び起動される場合、氷皿の
水平位置を設定する時、氷皿が戻り回転ストッパ或いは
反転回転ストッパにかかって、それ以上回転できないに
もかかわらず、離氷モータが続けて作動して過負荷がか
かる恐れがある。また、氷皿に過剰な水が供給されて氷
の量が多すぎる場合にも、離氷動作の時に離氷モータに
過負荷がかかる恐れがある。このような過負荷が発生す
ると、離氷モータが損傷したり、離氷モータ制御部内の
素子などが破損したりするし、場合によっては、氷皿な
どの自動製氷機内の機械的要素が破損するといった問題
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、離氷
モータの過負荷発生の有無によって離氷モータの作動を
制御することで、関連の要素の破損を防ぐことができる
ようにした自動製氷機用離氷モータ制御回路及びその制
御方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、本発明に
よって、氷皿と、氷皿を反転回転及び戻り回転させる離
氷モータと、離氷モータの回転方向を制御する離氷モー
タ制御部を備えた自動製氷機において、前記の離氷モー
タ制御部に加えて、離氷モータにかかる負荷電圧を検出
する負荷電圧検出部と、負荷電圧を所定の基準電圧と比
較する比較部と、比較部の比較の結果、負荷電圧が基準
電圧より大きい時、離氷モータの作動を中断させるよう
に離氷モータ制御部に制御信号を出力する制御部とを含
む自動製氷機用離氷モータ制御回路によって達成され
る。
【0006】前記の離氷モータ制御部は、駆動電圧をス
イッチして離氷モータの回転方向を制御するスイッチト
ランジスタ部と、制御部からの制御信号によってスイッ
チされて前記トランジスタ部のスイッチ動作を制御する
制御トランジスタ部を備えるのが好ましい。
【0007】また、前記のスイッチトランジスタ部は第
1乃至第4スイッチトランジスタを含み、駆動電圧によ
る、第1スイッチトランジスタから離氷モータ、第4ス
イッチトランジスタ及び第4スイッチトランジスタのエ
ミッタ端子に接続された抵抗を通じて接地へ流れる駆動
電流の第1電源供給ラインと、駆動電圧による、第3ス
イッチトランジスタから離氷モータ、第2スイッチトラ
ンジスタ及び第2スイッチトランジスタのエミッタ端子
に接続された抵抗を通じて接地へ流れる駆動電流の第2
電源供給ラインとを、前記の制御トランジスタ部のスイ
ッチ動作により選択的に駆動させて、離氷モータの回転
方向と中断の可否とを決定することができる。
【0008】さらに本発明は、氷皿を反転回転及び戻り
回転させる離氷モータを備えた自動製氷機の離氷モータ
制御方法において、離氷モータにかかる負荷電圧を検出
する段階と、負荷電圧を所定の基準電圧と比較する段階
と、前記の比較の結果、負荷電圧が基準電圧より大きい
時、離氷モータの作動を中断させる制御信号を出力する
段階とを含む、自動製氷機の離氷モータ制御方法を提供
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下では、添付図面を参照しなが
ら本発明の実施例を詳しく説明する。
【0010】図3は本発明が適用される自動製氷機を示
した概略図である。この図面で見られるように、氷にす
る水を収容する氷皿16は、皿回転軸25によってハウ
ジング8に回転可能なように支持されている。氷皿16
の底部には氷皿16の温度を感知して離氷時期を判断す
る為の温度信号を発生する離氷温度センサ26が取り付
けられているし、氷皿16の下方には氷皿16から分離
されて離れた氷を収容する貯氷容器27が備えられてい
る。ハウジング8にはまた、氷満杯検出レバー21が氷
満杯検出レバー軸22を中心に回動可能なように設置さ
れている。氷満杯検出レバー21は貯氷容器27内の氷
量によって昇降回動し、貯氷容器27が満杯状態である
時、点線に示されたように、上昇回動して、後述する
が、氷満杯検出スイッチを作動させて満杯状態であるこ
とを知らせる。
【0011】図4は本発明が適用される自動製氷機のハ
ウジング内部を示した縦断面図である。ハウジング8内
には、氷皿16の水平位置検出用の水平検出スイッチ1
と、貯氷容器27の氷満杯検出用の氷満杯検出スイッチ
2が並んで設置されている。これらの水平検出スイッチ
1と氷満杯検出スイッチ2は各々マイクロスイッチから
なっているし、図面上、上方からの加圧によって作動操
作されるスイッチレバー1a、2aを各々有している。
また、ハウジングの一側には氷皿16を正逆回転させる
ための離氷モータ4が設置されているし、離氷モータ4
は、ウォームギア9と、第1、第2及び第3のギア1
0、11、12からなる減速ギアを介して減速された回
転力を最終ギア13へ供給する。最終ギア13の中心に
は皿回転軸25が一体となって回転可能なように結合さ
れていて、離氷モータ4の正逆回転により氷皿16は正
逆回転するようになっている。
【0012】氷皿の製氷水平位置を容易に設定すること
ができるように、最終ギア13には半径方向の外側に氷
皿の回転軸と一体となって回転する止め突起14が設け
られている。この止め突起14は、氷皿16の製氷水平
位置に対応して設けられた戻り回転ストッパ15に接触
して最終ギア13が氷皿16の製氷水平位置を越えて回
転することを防ぎ、また、離氷モータ4に取り付けられ
た反転回転ストッパ18に接触して最終ギア13が反転
回転方向で過度に回転することを防ぐ。
【0013】最終ギア13には又、水平検出スイッチ1
と共に氷皿16の水平位置を検出するための第1検知カ
ム17が一体になって回転可能なように設置されてい
る。第1検知カム17は概ね円状のカムプロファイルを
有し、製氷水平位置と反転位置に対応して半径方向の内
側に陥没した製氷水平検出溝17aと反転水平検出溝1
7bが設けられている。水平検出スイッチ1のスイッチ
レバー1aは第1検知カム17のカムプロファイルに接
触し、スイッチレバー1aが第1検知カム17の円状カ
ムプロファイルの区間に接触している時には加圧されて
水平検出スイッチ1がオン状態になり、スイッチレバー
1aが製氷水平検出溝17a或いは反転水平検出溝17
bに該当する区間に接触している時には加圧が解除され
て水平検出スイッチ1はオフ作動状態になる。
【0014】第1検知カム17に付随して第2検知カム
19が最終ギア13と共に回転可能なように設置されて
いる。第2検知カム19は、製氷水平位置と反転位置に
対応して、作用アーム20に接触するその円周のカムプ
ロファイルにおいて、それぞれ小さい半径と大きい半径
とを有している。第2検知カム19のカムプロファイル
には作用アーム20が接触して第2検知カム19の回転
によって昇降する。作用アーム20は氷満杯検出レバー
21の氷満杯レバー軸22に偏心されて設置されている
し、これによって作用アーム20の昇降運動に従って氷
満杯検出レバー21も昇降回動する。作用アーム20が
下降回動すると作用アーム20の表面に設けられた作用
リブ23が氷満杯検出スイッチ2のスイッチレバー2a
に作用して氷満杯検出スイッチ2をオン作動させるよう
になる。したがって、氷満杯検出スイッチ2は貯氷容器
27の満杯による氷満杯検出レバー21の上昇回動によ
ることだけでなく、作用アーム20が第2検知カム19
の回動によって下降回動することでオン作動するように
なる。
【0015】図3及び図4の自動製氷機で電源又は容量
の問題で離氷モータに過負荷がかかる場合、離氷モータ
を過負荷から保護する方法を以下に示す。
【0016】図1は本発明を適用した自動製氷機の制御
の流れを示す概略ブロック図である。制御部として機能
するマイクロコンピュータ3は、水平検出スイッチ1、
氷満杯検出スイッチ2及び離氷温度センサ26からの信
号の入力を受け、離氷モータ制御部5を通じて離氷モー
タ4を制御し、また、給水モータ制御部7を通じて給水
モータ6を制御する。また、マイクロコンピュータ3に
は過負荷検出回路40からも信号が入力される。
【0017】過負荷検出回路40は、最終ギア13の止
め突起14が戻り回転ストッパ15に接触して製氷水平
位置を越えて回転できなくなるとき、この際発生する過
負荷即ち戻り回転止め負荷を検出してこれを示す信号を
マイクロコンピュータ3に送り、マイクロコンピュータ
3はこの信号に基づいて氷皿16が製氷水平位置にある
ことを判断する同時に離氷モータ4の作動を中断させ
る。同様に、過負荷検出回路40は、最終ギア13の止
め突起14が反転回転ストッパ18に接触して回転が阻
止される時、この際発生する過負荷即ち反転回転止め負
荷を検出してこれを示す信号をマイクロコンピュータ3
に送り、マイクロコンピュータ3はこの信号に基づいて
離氷モータ4の反転回転駆動を中断させる。
【0018】図2は図1の離氷モータ制御部5と過負荷
検出回路40を示した詳細回路図である。この回路図で
見られるように、離氷モータ制御部5は駆動電源から供
給される駆動電圧V2を適切にスイッチして離氷モータ
4の回転方向を制御する第1乃至第4スイッチトランジ
スタ31、32、34、35と、マイクロコンピュータ
3からの制御信号によってスイッチされ第1乃至第4ス
イッチトランジスタ31、32、34、35のスイッチ
動作を制御する一対の第1及び第2制御トランジスタ3
3、36を有する。スイッチトランジスタ31、32、
34、35の中、第2及び第4スイッチトランジスタ3
2、35は離氷モータ4と接地端子との間を断続し、第
1及び第3スイッチトランジスタ31、34は駆動電源
と離氷モータ4との間を断続する。
【0019】したがって、離氷モータ4には2通りの電
源供給ラインが形成され得る。即ち、駆動電源―第1ス
イッチトランジスタ31―離氷モータ4―第4スイッチ
トランジスタ35―抵抗41―接地端子からなる第1電
源供給ラインと、駆動電源―第3スイッチトランジスタ
34―離氷モータ4―第2スイッチトランジスタ32―
抵抗42―接地端子とからなる第2電源供給ラインとが
形成され得る。これらの二つの電源供給ラインは離氷モ
ータ4にそれぞれ反対方向の駆動電圧を供給して、離氷
モータ4を正方向又は逆方向に駆動する。
【0020】このような離氷モータ制御部5の構成によ
り、マイクロコンピュータ3の第1出力端子(OUT1)と第
2出力端子(OUT2)とから各々ロジック”ロー”の制御信
号が出力されて制御トランジスタ33、36のベース端
子に印加されると、NPN 型に構成された制御トランジス
タ33、36はターンオフ状態になる。これらの制御ト
ランジスタ33、36がターンオフされることによっ
て、各コレクタ端子に印加されている正電圧V1は制御ト
ランジスタ33、36によって遮られることになり、こ
れによって接地端子側のスイッチトランジスタ32、3
5のベース端子はロジック”ロー”の状態になる。ベー
ス端子がロジック”ロー”の状態であると、NPN 型に構
成されたスイッチトランジスタ32、35はターンオフ
状態になって、二つの電源供給ラインが同時に遮断され
て駆動電圧V2が離氷モータ4に供給されないので離氷モ
ータ4は停止状態にあるようになる。
【0021】次に、マイクロコンピュータ3の第1出力
端子(OUT1)からロジック”ロー”の制御信号が出力さ
れ、第2出力端子(OUT2)からはロジック”ハイ”の制御
信号が出力されて各該当制御トランジスタ33、36の
ベース端子に印加されると、第1制御トランジスタ33
はターンオフ状態になるが、第2制御トランジスタ36
はターンオンされるようになる。第1制御トランジスタ
33がターンオフされることによって、コレクタ端子に
印加されている正電圧(V1)は第1制御トランジスタ33
により遮られて、第2スイッチトランジスタ32のベー
ス端子はロジック”ロー”の状態になる。これによっ
て、第2スイッチトランジスタ32はターンオフ状態に
なって、第2スイッチトランジスタ32を含む第2電源
供給ラインが遮断されるようになる。第2制御トランジ
スタ36がターンオンされると、正電圧(V1)が第4スイ
ッチトランジスタ35のベース端子に印加されるので、
NPN 型の第4スイッチトランジスタ35はターンオンさ
れるようになり、これによって、第4スイッチトランジ
スタ35のコレクタ端子はグラウンドレベルに位置する
ようになり、これに連動して第1スイッチトランジスタ
31のベース電位は、ロジック”ロー”の状態になるよ
うになる。第1スイッチトランジスタ31はPNP型に構
成されているので、ベーズ電位が”ロー”であるとター
ンオンされるようになる。これによって、駆動電源―第
1スイッチトランジスタ31―離氷モータ4―第4スイ
ッチトランジスタ35―抵抗41―接地端子を繋ぐ第1
電源供給ラインが形成されるようになる。そうして、駆
動電源から供給された駆動電圧(V2)は離氷モータ4を一
定方向例えば離氷のための反転方向に回転させ、離氷モ
ータ4にギアによって連動した氷皿16は反転回転する
ようになる。
【0022】そして、マイクロコンピュータ3の第1出
力端子(OUT1)からロジック”ハイ”の制御信号が出力さ
れ、第2出力端子(OUT2)からはロジック”ロー”の制御
信号が出力されて各該当制御トランジスタ33、36の
ベース端子に印加されると、第1制御トランジスタ33
はターンオン状態になる。一方、第2制御トランジスタ
36はターンオフされる。第2制御トランジスタ36が
ターンオフされることに応じて、そのコレクタ端子に印
加されている正電圧V1は第2制御トランジスタ36によ
り遮断されて、第4スイッチトランジスタ35のベース
端子はロジック”ロー”の状態になる。これによって、
第4スイッチトランジスタ35はターンオフ状態になっ
て、第4スイッチトランジスタ35を含む第1電源供給
ラインが遮断されるようになる。第1制御トランジスタ
33がターンオンされると、正電圧V1が第2スイッチト
ランジスタ32のベース端子に印加されるので、第2ス
イッチトランジスタ32はターンオンされるようにな
り、これによって、第2スイッチトランジスタ32のコ
レクタ端子はグラウンドレベルに位置するようになり、
これに連動して第3スイッチトランジスタ34のベース
電位はロジック”ロー”の状態になるようになる。第3
スイッチトランジスタ34はPNP 型に構成されているの
で、ベース電位が”ロー”であるとターンオンされるよ
うになる。これによって、駆動電源―第3スイッチトラ
ンジスタ34―離氷モータ4―第2スイッチトランジス
タ32―抵抗42―接地端子を繋ぐ第2電源供給ライン
が形成されるようになる。そうして、駆動電源から供給
されている駆動電圧V2は離氷モータ4を前述の場合と反
対方向即ち離氷の後の復帰の為の戻り方向に回転させ
る。
【0023】一方、過負荷検出回路40は、第4スイッ
チトランジスタ35のエミッタ端子に接続されて離氷モ
ータ4が正回転する時、離氷モータ4にかかる電圧即ち
負荷電圧を検出する電流検出抵抗41と、第2スイッチ
トランジスタ32のエミッタ端子に接続されて離氷モー
タ4が逆回転する時、離氷モータ4にかかる電圧を検出
する電流検出抵抗42と、正電圧V1の印加を受けてこれ
を所定の大きさの基準電圧に分圧する一対の分圧抵抗4
3、44を有する。電流検出抵抗41、42により検出
された負荷電圧は比較器46の反転端に入力され、二つ
の分圧抵抗43、44を通じて得られた基準電圧は比較
器46の非反転端に入力されて相互比較される。比較器
46で比べられた結果はマイクロコンピュータ3の入力
端子IN1に入力される。
【0024】離氷モータ4は正回転と逆回転のうちの一
つの方向にのみ選択的に駆動されるので、比較器46の
反転端には電流検出抵抗41、42のうちのいずれかに
よって検出された一つの負荷電圧のみが入力されるよう
になる。そして、基準電圧値は、離氷モータ4に許され
る最大の負荷に対応する電圧値として、検出された負荷
電圧が超過してはならない値に設定される。
【0025】このような過負荷検出回路40の構成によ
り、離氷モータ4が電力の供給を受けて正回転或いは逆
回転すると、離氷モータ4には駆動電圧V2に比例する駆
動電流が流れるようになり、この電流は電流検出抵抗4
1、42及び抵抗45によりモータ負荷に対応する所定
の負荷電圧値に変換されて比較器46の反転端に入力さ
れる。比較器46に入力された負荷電圧は分圧抵抗4
3、44を通じて非反転端に入力された基準電圧と比べ
られる。
【0026】負荷電圧が基準電圧より小さい場合、即ち
離氷モータ4にかかる負荷が許容範囲内にある場合に
は、比較器46からロジック”ハイ”の信号がマイクロ
コンピュータ3の入力端子IN1 に入力され、マイクロコ
ンピュータ3は比較器46からの入力信号によって離氷
モータ4が過負荷無き作動していることと判断する。
【0027】もし離氷モータ4に過負荷がかかった場
合、例えば氷皿16に氷が多すぎて離氷の時の回転負荷
が大きいとか、又は氷皿16を反転或は戻り回転させて
いる時に止め突起14が戻り、戻り回転ストッパ15又
は反転回転ストッパ18にぶつかって回転が止まった場
合には、検出された負荷電圧が増大して、これによって
負荷電圧が基準電圧を超過するようになる。そうすれ
ば、比較器46からはロジック”ロー”の信号が出力さ
れてマイクロコンピュータ3に入力されるようになる。
この場合には、マイクロコンピュータ3は離氷モータ4
に過負荷がかかったことに気付いて二つの出力端子(OUT
1、OUT2)を通じてロジック”ロー”の信号を送り、離氷
モータ4の作動を中断させる。
【0028】したがって、離氷モータ4に過負荷が発生
すると、離氷モータ4は自動的に停止するようになるの
で、過負荷に因る離氷モータ4の損傷や関連素子の破壊
を予め防ぐことができるようになる。なお、図2におい
てR1 〜R11はバイアス抵抗であり、D1 〜D4 は逆流
防止ダイオードである。
【0029】過負荷検出回路40からの過負荷信号によ
って離氷モータ4の作動を中断させる制御信号を出力す
るマイクロコンピュータ3は、水平検出スイッチ1、及
び/又は氷満杯検出スイッチ2からの信号を組み合わせ
て離氷モータ4を適切に制御する。例えば、離氷モータ
4が戻り回転して製氷水平位置に到達した後に、過負荷
検出回路40により過負荷が発生したことと認められた
場合には、氷皿16の止め突起14が戻り回転ストッパ
15にかかっている状態であるので、離氷モータ4の作
動を中断させたうえ、給水の後の製氷動作を行うとよ
い。また、氷皿16が離氷の為の反転動作中、過負荷が
発生した場合には、氷皿16が反転制限範囲まで反転さ
れたか、又は過剰結氷によって氷皿16の回転負荷が大
きい場合であるので、離氷モータ4を逆転させるなどの
適切の措置を取ることができる、尚、必要に応じて報知
手段(図示せず)を用いて報知するようにすることもで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によると、離
氷モータに過負荷がかかることを予め防止することで、
離氷モータ及び関連メカニズムを破損から保護して自動
製氷機の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動製氷機の制御の流れを示
す概略ブロック図である。
【図2】図1の離氷モータ制御部と過負荷検出回路を示
した詳細回路図である。
【図3】本発明が適用される自動製氷機を示す概略図で
ある。
【図4】本発明が適用される自動製氷機のハウジング内
部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 水平検出スイッチ 1a、1b スイッチレバー 2 氷満杯検出スイッチ 3 マイクロコンピュータ 4 離氷モータ 5 離氷モータ制御部 6 給水モータ 7 給水モータ制御部 8 ハウジング 9 ウォームギア 10 第1のギア 11 第2のギア 12 第3のギア 13 最終ギア 14 止め突起 15 戻り回転ストッパ 16 氷皿 17 第1検知カム 17a 製氷水平検出溝 17b 反転水平検出溝 18 反転回転ストッパ 19 第2検知カム 20 作用アーム 21 氷満杯検出レバー 22 氷満杯検出レバー軸 23 作用リブ 25 皿回転軸 26 離氷温度センサ 27 貯氷容器 33 第1制御トランジスタ 36 第2制御トランジスタ 31 第1スイッチトランジスタ 32 第2スイッチトランジスタ 34 第3スイッチトランジスタ 35 第4スイッチトランジスタ 40 過負荷検出回路 41、42 電流検出抵抗 43、44 分圧抵抗 45 抵抗 46 比較器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷皿と、前記氷皿を反転回転及び戻り回
    転させる離氷モータと、前記離氷モータの回転方向を制
    御する離氷モータ制御部を備えた自動製氷機において、
    前記離氷モータ制御部に加えて、 前記離氷モータにかかる負荷電圧を検出する負荷電圧検
    出部と、 前記負荷電圧を所定の基準電圧と比較する比較部と、 前記比較部の比較の結果、前記負荷電圧が前記基準電圧
    より大きい時、前記離氷モータの作動を中断させる制御
    信号を出力する制御部とをさらに含む、自動製氷機の離
    氷モータ制御回路。
  2. 【請求項2】 前記離氷モータ制御部が、駆動電圧をス
    イッチして離氷モータの回転方向を制御するスイッチト
    ランジスタ部と、前記制御部からの制御信号によってス
    イッチされて前記トランジスタ部のスイッチ動作を制御
    する制御トランジスタ部とを含む、請求項1に記載の自
    動製氷機の離氷モータ制御回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチトランジスタ部が第1乃至
    第4スイッチトランジスタを含み、 前記駆動電圧による、前記第1スイッチトランジスタか
    ら前記離氷モータ、前記第4スイッチトランジスタ及び
    前記第4スイッチトランジスタのエミッタ端子に接続さ
    れた抵抗を通じて接地へ流れる駆動電流の第1電源供給
    ラインと、前記駆動電圧による、前記第3スイッチトラ
    ンジスタから前記離氷モータ、前記第2スイッチトラン
    ジスタ及び前記第2スイッチトランジスタのエミッタ端
    子に接続された抵抗を通じて接地へ流れる駆動電流の第
    2電源供給ラインとを、前記制御トランジスタ部のスイ
    ッチ動作により選択的に駆動させて前記離氷モータの回
    転方向と中断の可否とを決定する、請求項2に記載の自
    動製氷機の離氷モータ制御回路。
  4. 【請求項4】 氷皿を反転回転及び戻り回転させる離氷
    モータを備えた自動製氷機の離氷モータ制御方法におい
    て、前記離氷モータにかかる負荷電圧を検出する段階
    と、前記負荷電圧を所定の基準電圧と比較する段階と、
    前記比較の結果、前記負荷電圧が前記基準電圧より大き
    い時、前記離氷モータの動作を中断させる制御信号を出
    力する段階とを含む、自動製氷機の離氷モータ制御方
    法。
JP8319992A 1995-11-30 1996-11-29 自動製氷機の離氷モータ制御回路及びその制御方法 Pending JPH09178313A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR19950045707 1995-11-30
KR1995-45707 1995-11-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09178313A true JPH09178313A (ja) 1997-07-11

Family

ID=19437123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8319992A Pending JPH09178313A (ja) 1995-11-30 1996-11-29 自動製氷機の離氷モータ制御回路及びその制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5735130A (ja)
JP (1) JPH09178313A (ja)
KR (1) KR100199977B1 (ja)
CN (1) CN1080864C (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100868347B1 (ko) * 2007-02-12 2008-11-13 엘지전자 주식회사 냉장고용 제빙장치
JP2010197015A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Nidec Sankyo Corp 自動製氷機の駆動ユニット
US8381535B2 (en) * 2009-07-01 2013-02-26 Hankscraft Inc. Control module for automatic ice makers
CN103162484A (zh) * 2011-12-09 2013-06-19 上海酒店设备股份有限公司 具有供电电压超低保护功能的制冰机
DE102012223628A1 (de) * 2012-12-18 2014-06-18 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät mit einem Eisbereiter-Temperatursensor
MX357171B (es) * 2013-09-06 2018-06-28 Hankscraft Inc Sistema ahorrador de energía de productor de hielo y módulo de control.
JP6760361B2 (ja) * 2018-12-27 2020-09-23 ダイキン工業株式会社 製氷機の運転制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2846633A (en) * 1955-01-14 1958-08-05 Theodore K Banks Protection device for motor driven equipment
US4123792A (en) * 1977-04-07 1978-10-31 Gephart Don A Circuit for monitoring the mechanical power from an induction motor and for detecting excessive heat exchanger icing
US4426851A (en) * 1982-08-26 1984-01-24 Reynolds Products Inc. Ice maker diagnostic system
JPH0733943B2 (ja) * 1989-11-15 1995-04-12 株式会社東芝 自動製氷装置
KR950025378A (ko) * 1994-02-15 1995-09-15 김광호 제빙기의 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN1153890A (zh) 1997-07-09
KR100199977B1 (ko) 1999-06-15
CN1080864C (zh) 2002-03-13
US5735130A (en) 1998-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2925510B2 (ja) 自動製氷機及び自動製氷機の氷皿位置制御方法
JP2827164B2 (ja) 自動製氷機の離氷モータの制御方法
US11125484B2 (en) Flexing tray ice-maker with AC drive
JPH09178313A (ja) 自動製氷機の離氷モータ制御回路及びその制御方法
JP2011017348A (ja) 給水装置
JPH06105402A (ja) 電気自動車の制御装置
JPH09159332A (ja) 自動製氷装置
JPH1183260A (ja) 自動製氷装置
KR0182735B1 (ko) 자동제빙장치의 동력제어방법
JPH0541914B2 (ja)
US5839286A (en) Method for protecting an ice maker from operation failure
JPH0658264A (ja) 自動給水装置
KR100231150B1 (ko) 자동제빙기의 이빙모드 제어방법 및 그 장치
JPH0544683Y2 (ja)
EP0208027B1 (en) Movable motor vehicle headlamp mechanism
JPH0677689B2 (ja) 循環式精米機の始動装置
JP2629916B2 (ja) 自動炊飯器
KR890000689B1 (ko) 자동 제빙기의 제어회로
JPH0932736A (ja) 送水ポンプの運転制御方法
KR890000763Y1 (ko) 자동 제빙기 제어회로
KR100198282B1 (ko) 펌프의 역회전 및 공운전 방지 장치와 방법
JPH05159686A (ja) 回路遮断器の電動操作装置
JPH01110087A (ja) モータ制御装置
JPH10259973A (ja) 自動製氷機
KR19980083916A (ko) 차량 에어콘 작동 제어 장치