JPH0932736A - 送水ポンプの運転制御方法 - Google Patents

送水ポンプの運転制御方法

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Publication number
JPH0932736A
JPH0932736A JP7181405A JP18140595A JPH0932736A JP H0932736 A JPH0932736 A JP H0932736A JP 7181405 A JP7181405 A JP 7181405A JP 18140595 A JP18140595 A JP 18140595A JP H0932736 A JPH0932736 A JP H0932736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
general
inverter
failure
operation control
Prior art date
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Pending
Application number
JP7181405A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Saito
忠雄 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP7181405A priority Critical patent/JPH0932736A/ja
Publication of JPH0932736A publication Critical patent/JPH0932736A/ja
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常用ポンプに対応するインバータ内部の電源
回路が損傷等により故障した場合にも予備ポンプの運転
への自動切換えが可能で、送水機能の中断を防止するこ
とができるようにする。 【構成】 汎用インバータ1Aを介して常用ポンプ2A
を自動運転しているとき、その汎用インバータ1A内部
の電源回路が故障したか否かを、常用ポンプ2Aの回転
数の低下あるいはインバータ1Aの出力電圧の低下によ
り検知する故障検知手段5をコントローラ4側に設け
て、その検知動作に基づいて予備ポンプ2Bの運転に自
動切換えするようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送水ポンプの運転制
御方法、詳しくは、複数台の送水ポンプのうち、通常は
所定台数のポンプを汎用インバータを介して駆動して自
動運転し、その運転中のポンプが故障した場合に運転休
止中のポンプの運転に自動的に切換えるようにした送水
ポンプの運転制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば上水道送水ポンプ設備にように、
複数台の送水ポンプをそれぞれ汎用インバータを介して
駆動し、自動運転するようになされている送水ポンプ設
備においては、図3の(a)で示すように、通常の所定
台数のポンプ(以下、常用ポンプと称する)を運転して
いる状態において過負荷や過電流など常用ポンプに対応
するインバータ内部の構成部品に異常や故障が発生した
時にはインバータ故障信号が外部に送出され、その故障
信号によって運転休止中のポンプ(以下、予備ポンプと
称する)の運転に自動切換えする運転制御手段を備えて
いるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、汎用インバ
ータは、トランジスタやサイリスタなどのインバータ構
成部品が異常や故障を発生した場合に限って、上記した
故障信号を外部に送出するようになっており、インバー
タ内部の電源回路が損傷したり、異常を起こしたりして
故障した場合は上記インバータ故障信号が送出されな
い。そのために、インバータ内部の電源回路の損傷時な
どには、図3の(b)で示すように、常用ポンプの運転
は停止されるものの、予備ポンプの運転への自動切換え
はなされず、その結果、複数台のポンプの全てが運転停
止されて所定の送水機能が不測に中断されてしまうとい
う問題があった。
【0004】そこで本発明のうち請求項1記載の発明は
上記のような実情に鑑みてなされたもので、常用ポンプ
に対応するインバータ内部の電源回路が損傷等により故
障した場合にも予備ポンプの運転への自動切換えを可能
にして、送水機能の中断を防止することができる送水ポ
ンプの運転制御方法を提供することを目的としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明
の目的に加えて、インバータ内部の電源回路の損傷等の
故障を簡単な構成にて検知することができる送水ポンプ
の運転制御方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1記載の発明に係る送水ポン
プの運転制御方法は、汎用インバータを介して常用ポン
プを自動運転しているとき、その常用ポンプに対応する
汎用インバータ内部の電源回路が故障したか否かを検知
する故障検知手段を運転制御部側に設けて、該故障検知
手段の検知動作に基づいて予備ポンプの運転に自動切換
えすることを特徴とするものである。ここで、常用ポン
プおよび予備ポンプは、それぞれが1台づつであって
も、複数台づつであってもよい。また、インバータ内部
の電源回路の故障とは、回路構成要素の損傷、電圧低
下、寿命などを含むものである。また、ここで運転制御
部は、マイクロコンピュータからなるコントローラで、
汎用インバータの構成部品であるトランジスタやサイリ
スタなどに過負荷が作用したり、過電流が流れたりして
異常や故障を発生した場合に送出される故障信号を受け
て、常用ポンプの運転停止および予備ポンプへの運転切
換えを行なう働きを持っているものである。
【0006】また、請求項2記載の発明に係る送水ポン
プの運転制御方法は、請求項1記載の発明の構成のう
ち、上記故障検知手段による故障検知条件は、運転中の
ポンプの回転数もしくは運転中のポンプに対応する汎用
インバータの出力電圧が設定値以下であること、およ
び、その状態が所定時間に亘り継続することに設定され
ているものである。ここで、ポンプ回転数が設定値以下
であるか否かは、予め運転制御部に入力されているポン
プの設定回転数と実際の運転中に回転計によって計測さ
れ運転制御部にフィードバックされるポンプの実回転数
とを比較することで検知される。また、汎用インバータ
の出力電圧が設定値以下であるか否かも上記回転数の場
合と同様に、予め運転制御部に入力されている設定出力
電圧と実際の運転中に電圧計によって計測され運転制御
部にフィードバックされる実出力電圧とを比較すること
で検知される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は、本発明に係る送水ポン
プの運転制御方法を実施するために送水ポンプ設備の全
体構成を示すブロック図であり、同図において、1A,
1Bは汎用インバータで、これらの構成部品であるとこ
ろのトランジスタやサイリスタなどに過負荷が作用した
り過電流が流れるなどして異常や故障を発生した場合、
外部に故障信号S1を送出する。2A,2Bはポンプ
で、それぞれ上記汎用インバータ1A,1Bを介して駆
動されるもので、これら両ポンプ2A,2Bには回転数
検出センサ3A,3Bが取り付けられている。。
【0008】4は運転制御部としてのコントローラで、
マイクロコンピュータからなり、後述する故障検知手段
5および運転切換え手段6を備えているとともに、上記
ポンプ2A,2Bの回転数や汎用インバータ1A,1B
の出力電圧などを設定する設定器7が接続されている。
上記故障検知手段5は上記汎用インバータ1A,1B内
部の電源回路(図示省略する)が故障したか否かを検知
するもので、運転中のポンプ2Aまたは2Bに取り付け
た上記回転数検出センサ3A,3Bにより検出される実
回転数R1と上記設定器7により予め入力設定される設
定回転数R0とを比較して、R1≦R0になり、かつ、
その状態がタイマ(図示省略する)に設定された所定時
間tに亘り継続することを検知条件とし、その検知動作
に基づいて切換え手段6を介して運転休止中のポンプ2
Bまたは2Aの運転に自動的に切換え制御するように構
成されている。
【0009】つぎに、上記構成の送水ポンプ設備におけ
る運転制御動作について、図2に示すフローチャートを
参照して説明する。なお、ここでは一方のポンプ2Aを
常用ポンプ、他方のポンプ2Bを予備ポンプとしてい
る。汎用インバータ1Aを作動させることによって常用
ポンプ2Aを駆動して自動運転する(ステップS1
0)。この自動運転時において、過負荷や過電流など常
用ポンプ2Aに対応するインバータ1A内部での異常や
故障の発生によりインバータ故障信号S1が外部に送出
されてコントローラ4にフィードバックされたときは、
図3の(a)で示したと同様に、切換え手段6を介して
常用ポンプ2Aの運転が停止されるとともに予備ポンプ
2Bの運転に自動的に切り換えられる(ステップS11
〜S13)。
【0010】また、上記の常用ポンプ2Aの自動運転中
に回転数検出センサ3Aにより検出される実回転数R1
と設定回転数R0との関係が、R1≦R0になり、か
つ、その状態が所定時間tに亘り継続した場合(ステッ
プS14,S15)は汎用インバータ1Aの電源回路が
故障したときであり、この場合は故障検知手段5が検知
動作して(ステップS16)、図3の(a)で示したと
同様に、切換え手段6を介して常用ポンプ2Aの運転が
停止されるとともに予備ポンプ2Bの運転に自動的に切
り換えられる(ステップS11〜S13)。これによっ
て、全てのポンプ1A,1Bが停止することにともなう
送水機能の不測の中断を防止することができる。
【0011】なお、上記の実施の形態では、一方のポン
プ2Aを常用ポンプとして、これが故障したとき、他方
の予備ポンプ2Bの運転に自動切換えすることができる
だけでなく、その予備ポンプ2Bの運転中にこれに対応
する汎用インバータ1B内部の電源回路が故障したとき
も同様に、常用ポンプ2A側の運転に自動切換えするこ
とができる構成となっている。ただし、この場合は、常
用ポンプ2A側の汎用インバータ1A内部の電源回路の
故障が修復されていることが条件である。
【0012】また、上記の実施の形態では、汎用インバ
ータ1A,1B内部の電源回路の故障検知条件として、
ポンプ2A,2Bの回転数が設定値以下であることとし
たが、汎用インバータ1A,1B自体の出力電圧を電圧
計で計測し、その計測電圧値が設定電圧値以下であるか
否かを条件としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、過負荷や過電流などのインバータ内部の構成部品
の異常や故障だけでなく、常用ポンプに対応するインバ
ータ内部の電源回路が損傷等により故障した場合にも予
備ポンプの運転への自動切換えが可能であり、送水機能
の不測の中断を防止することができるという効果を奏す
る。また、請求項2記載の発明によれば、請求項1に記
載の発明の効果に加えて、インバータ内部の電源回路の
損傷等の故障を回転数検出センサや電圧計などの簡単な
構成を付加するだけで検知し、所定の送水機能保持効果
を低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送水ポンプの運転制御方法を実施
するために送水ポンプ設備の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】運転制御動作のフローチャートである。
【図3】従来の送水ポンプの運転制御方法を示す概略フ
ローで、(a)はインバータ内部の構成部品に異常や故
障が発生した時のフロー、(b)はインバータ内部の電
源回路の損傷時などにおけるフローである。
【符号の説明】
1A,1B 汎用インバータ 2A,2B ポンプ 4 コントローラ(運転制御部) 5 故障検知手段 6 切換え手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用インバータを介して駆動される複数
    台の送水ポンプのうち所定台数のポンプを自動運転して
    いるとき、その運転中のポンプに対応する汎用インバー
    タ内部の電源回路が故障したか否かを検知する故障検知
    手段を運転制御部側に設けて、該故障検知手段の検知動
    作に基づいて運転休止中のポンプの運転に自動切換えす
    ることを特徴とする送水ポンプの運転制御方法。
  2. 【請求項2】 上記故障検知手段による故障検知条件
    は、運転中のポンプの回転数もしくは運転中のポンプに
    対応する汎用インバータの出力電圧が設定値以下であ
    り、かつ、その状態が所定時間に亘り継続することに設
    定されている請求項1記載の送水ポンプの運転制御方
    法。
JP7181405A 1995-07-18 1995-07-18 送水ポンプの運転制御方法 Pending JPH0932736A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7181405A JPH0932736A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 送水ポンプの運転制御方法

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Publications (1)

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JPH0932736A true JPH0932736A (ja) 1997-02-04

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ID=16100191

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JP7181405A Pending JPH0932736A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 送水ポンプの運転制御方法

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JP (1) JPH0932736A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108612658A (zh) * 2018-04-22 2018-10-02 大连理工大学 一种用于屏蔽泵的故障检测预警装置
CN112502960A (zh) * 2021-02-07 2021-03-16 天津飞旋科技有限公司 磁悬浮制冷压缩机自检系统及方法

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CN108612658A (zh) * 2018-04-22 2018-10-02 大连理工大学 一种用于屏蔽泵的故障检测预警装置
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