JP2967753B2 - 電源制御装置 - Google Patents

電源制御装置

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JP2967753B2
JP2967753B2 JP9070204A JP7020497A JP2967753B2 JP 2967753 B2 JP2967753 B2 JP 2967753B2 JP 9070204 A JP9070204 A JP 9070204A JP 7020497 A JP7020497 A JP 7020497A JP 2967753 B2 JP2967753 B2 JP 2967753B2
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博 立川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源制御装置に関
し、特にコンピュータ装置の電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置等で使用される電源制御回
路は、装置の電源システムを統括して制御する回路であ
り、近年の勘定系処理システムは24時間運転を行うこ
とが多く、高い信頼性を要求される。
【0003】そのため、電源制御装置内部の制御回路に
供給する電源は、信頼度を向上するため、従来において
は冗長運転や二重化する等の方式により、片系電源に故
障が発生した場合においても、情報処理装置全体に影響
を及ぼさないように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の方
式は装置が大型になり、また、高価になるという欠点が
あった。すなわち、冗長運転方式や二重化方式では、電
源ユニットの数を増すことが必要となり、また、制御回
路も複雑な回路構成を採ることになるので、大型化・高
価格を招くことになる。
【0005】本発明の目的は上述の問題点を解決した電
源制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、制御用
電源の故障等が発生し所定の電圧を得られなくなった場
合に、故障した電源を保守するまでの一定時間電力を供
給できるように、あらかじめ設けたバッテリ(図1の
3)からサイリスタ(図1の7)を介して、CPU電源
投入信号(図1の103)のドライブ回路(図1の1
0)に給電するように構成される。
【0007】電源故障時には保守員に通報し保守作業を
行うと共に、電源制御回路が情報処理装置のCPU用電
源に送信している投入信号を保持するように、バッテリ
からの電圧を投入信号ドライブ回路の入力に印加し(図
1の201)、さらに、投入信号ドライブ回路をバッテ
リの電力により駆動する(図1の301)。
【0008】バッテリユニットからの電力がドライブ回
路以外に供給されないようにダイオードで遮断してい
る。
【0009】このため、消費電力を節減することができ
るので、バッテリユニットを小型軽量にすることができ
る。
【0010】さらに、AC入力監視部によりAC入力が
ない場合は、バッテリユニットからの電力が消費されな
いようにサイリスタを介してドライブ回路に給電してい
る。このため、バッテリからの電力は、制御用電源の故
障時にのみ電力を供給することが可能で、電力を効率よ
く使用し、バッテリユニットを小型軽量にすることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、電源制御回路6と、制御用電源2と、CPU用電源
4と、CPU5と、AC入力監視部1と、バッテリユニ
ット3と、制御用電源の異常を通知するための電圧異常
検出部11と、バッテリユニット3からの電流に対して
逆流を防止するダイオード8と、AC入力監視部1がA
Cが入力されている状態を検出したときにトリガするサ
イリスタ7と、サイリスタ7がトリガするとバッテリユ
ニット3からの電力が供給されると共に電源投入信号を
保持するためにプルアップ抵抗を入力に設けた投入信号
ドライブ回路10とから構成される。
【0013】制御用電源2はAC入力101を与えら
れ、DC出力303を出力する。DC出力303はダイ
オード8と電圧異常検出部11とに供給される。電圧異
常検出部11は異常通知102を出力する。ドライブ回
路10の入力側には電源投入切断を指示するスイッチ9
が接続されている。
【0014】CPU用電源4は、CPU電源投入信号に
より電源投入が指示された場合、CPU5にDC出力3
04を供給する。
【0015】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図2を参照して詳細に説明する。
【0016】商用交流100V等のAC入力101が入
力されると、AC入力監視部1がこのAC入力を検出
し、AC状態信号106を出力する。
【0017】さらに、制御用電源2がDC出力303を
出力する。また、CPU用電源4にもAC入力101が
入力されるが、CPU電源投入信号103は、この時点
では電源非投入を指示するよう設定されているため、D
C出力304は、まだ出力されない状態にある。
【0018】バッテリユニット3は、満充電の状態にあ
り、DC出力305は所定の電圧を出力している。DC
出力305に接続されているサイリスタ7は、AC入力
101の投入と同時に出力されるAC状態信号106に
よりトリガされ、DC出力307を出力する。
【0019】制御用電源2はAC入力101の印加によ
りDC出力303を出力する。DC出力303はダイオ
ード8を介してDC出力307を出力する。ここで、D
C出力303は、ダイオード8における電位差値とDC
出力305の電圧値とサイリスタ7における電位差値と
の和よりも高い電位になるよう出力電圧値を設定してい
る。その結果、通常状態では、バッテリユニット3から
の電流が流れなくなり、バッテリの消費を防ぐことがで
きる。
【0020】電圧異常検出部11は、DC出力303の
状態を検出し、DC出力303の電位が所定の値以下に
なると異常通知102を出力する。
【0021】次に、CPU用電源を投入するため、スイ
ッチ9をオン状態に設定すると、投入信号がドライブ回
路10に入力され、CPU用電源4に対してCPU電源
投入信号103を送出する。すると、CPU5にDC出
力304が印加される。
【0022】次に制御用電源2の故障によりDC出力3
03が遮断された場合、電圧異常検出部11が電圧低下
を検出し、異常通知102を送出する。さらに、バッテ
リユニット3からの電流が流れ、バッテリユニット3か
らの電力により、ドライブ回路10および投入信号20
1オン状態が確定される。ドライブ回路10は、制御用
電源2の故障以前の動作を継続し、CPU用電源4およ
びCPU5の動作が正常に維持される。
【0023】制御用電源2の故障が発生し、バッテリユ
ニット3からの電力供給が所定の時間継続すると、バッ
テリの蓄電量が低下し、DC出力305が遮断される。
するとDC出力304が遮断しCPU5の動作が停止す
る。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明には、制御用電源の二重化
が不要になり、これにより制御用電源部分を小型・軽量
・安価にすることが可能になるという効果がある。その
理由は、制御用電源が故障した場合、投入信号ドライブ
回路のみ駆動することで省電力化したため、バッテリユ
ニットを使用することができるようになり、また、電源
制御回路を簡素化できるようになったからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
1 AC入力監視部 2 制御用電源 3 バッテリユニット 4 CPU用電源 5 CPU 6 電源制御回路 7 サイリスタ 8 ダイオード 9 スイッチ 10 ドライブ回路 11 電圧異常検出部 101 AC入力 102 異常通知 103 CPU電源投入信号 106 AC状態信号 107 トリガー信号 201 投入信号 303 DC出力 304 DC出力 305 DC出力 307 DC出力

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、電源制御回路と、前記交流
    電源に接続され前記電源制御回路に電源を供給する制御
    用電源と、CPUと、前記交流電源に接続され前記CP
    Uに電源を供給するCPU用電源と、前記交流電源が入
    力されている状態を検出する交流入力監視部と、バッテ
    リーユニットを含む電源制御装置において、 前記電源制御回路は、前記CPU用電源に対して前記C
    PUへの電源投入の制御を与えるドライブ回路と、前記
    交流入力監視部が前記交流電源の入力されている状態を
    検出するとトリガされて前記バッテリーユニットからの
    直流出力を前記ドライブ回路に供給するサイリスタと、
    前記制御用電源からの直流出力を入力側に接続して出力
    側から前記ドライブ回路に供給するダイオードと、この
    ダイオードの入力側に接続され前記制御用電源の異常を
    検出して異常通知を出力する電圧異常検出部とを含むこ
    とを特徴とする電源制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御用電源の出力は、前記ダイオー
    ドにおける電位差と前記バッテリーユニットの出力の電
    圧値と前記サイリスタにおける電位差値との和よりも高
    い電位であることを特徴とする請求項1記載の電源制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ドライブ回路の入力側に接続され、
    電源投入切断を指示するスイッチをさらに含むことを特
    徴とする請求項2記載の電源制御装置。
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JPH10268982A JPH10268982A (ja) 1998-10-09
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