JPH09159332A - 自動製氷装置 - Google Patents

自動製氷装置

Info

Publication number
JPH09159332A
JPH09159332A JP8268091A JP26809196A JPH09159332A JP H09159332 A JPH09159332 A JP H09159332A JP 8268091 A JP8268091 A JP 8268091A JP 26809196 A JP26809196 A JP 26809196A JP H09159332 A JPH09159332 A JP H09159332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
motor
water
ice making
automatic ice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8268091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2798131B2 (ja
Inventor
Kun Bin Lee
ビン リー クン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH09159332A publication Critical patent/JPH09159332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2798131B2 publication Critical patent/JP2798131B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/10Producing ice by using rotating or otherwise moving moulds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/04Producing ice by using stationary moulds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C5/00Working or handling ice
    • F25C5/18Storing ice
    • F25C5/182Ice bins therefor
    • F25C5/187Ice bins therefor with ice level sensing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/04Level of water

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離氷モーターが正回転離氷動作及び逆回転離
氷動作を遂行し、離氷モーターの負荷量をチェックして
離氷モーターの駆動状態を制御し、給水タンクの水位が
設定値以下である時に警報を出力し、自動製氷装置とデ
ィスペンサーが同時に駆動される場合、ディスペンサー
に優先的に水を供給し、給水ホースに残留する水の結氷
を防止することにある。 【解決手段】 離氷モーター4の回転動作を制御する離
氷モーター回転制御部5と、給水モーター6の回転動作
を制御する給水モーター回転制御部7と、給水モーター
6によりポンピングされた水が自動製氷装置とディスペ
ンサーに供給される状態を制御する給水状態制御部11
と、給水タンクの水位を検出する水位検出部12と、水
位検出部12により検出された給水タンクの水位によっ
て所定警報信号を発生する警報発生部13と、前記各構
成部を制御するマイクロコンピューター9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動製氷装置及び
製氷方法に関するもので、より詳しくは自動製氷装置へ
の製氷用水の供給状態を制御する給水モーター制御部
と、製氷が完了されたかをチェックする離氷判断部と、
製氷された氷をさせる離氷モーターと、モーターの駆動
を制御するモーター回転制御部とを備える通常の自動製
氷装置において、正回転動作と逆回転動作を交互に遂行
するようにしたモーター正/逆回転制御機能と、モータ
ーが過負荷状態である時、モーターを保護するようにし
たモーター保護機能と、給水タンクの水位を感知する機
能と、給水タンク内の水量が所定値以下であると自動製
氷装置の駆動状態を遮断させ、ディスペンサーに水を供
給するようにする機能と、自動製氷装置に水を供給する
ための給水ホースに残留する水の結氷を防止する機能と
を備える自動製氷装置及び自動製氷方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動製氷は、冷蔵庫の冷凍室に
装着されて、水がトレーに自動的に供給を受け、製氷状
態をチェックして、製氷が完了されると製氷された氷を
トレーから自動的に離脱させて製氷容器に貯蔵するよう
にしたものである。また、自動製氷は、製氷動作のため
の使用者の別の操作の必要がなくて非常に便利であるた
め、最近、使用者が冷蔵庫のドアを開けなくても飲料水
が取られるようにしたディスペンサーとともに冷蔵庫の
必須構成要素になっているのが実情である。
【0003】このような従来の自動製氷装置に関し、図
19を参照して説明すると次のようである。
【0004】図19は従来の自動製氷装置を概略的に示
すブロック図である。
【0005】同図に示すように、自動製氷装置内に駆動
電圧を供給する電源部1と、トレー(図示せず)の回転
位置を判断するトレー位置判別部2と、外部で使用者が
自動製氷機能を選択し得るように該当機能キーが装着さ
れた機能選択部3と、離氷モーター4の回転状態を制御
する離氷モーター回転制御部5と、給水モーター6を制
御して自動製氷装置のトレーに水を供給する給水モータ
ー制御部7と、トレーの下部に装着され、離氷状態をチ
ェックする離氷判断部8と、前述した全構成部を制御す
るマイクロコンピューター9とから構成されている。
【0006】前述したような構成を有する従来の自動製
氷装置の動作過程を説明すると次のようである。
【0007】使用者が機能選択部3の自動製氷機能キー
を操作すると、この信号はマイクロコンピューター9に
印加される。又、電源部1から発生した駆動電圧はマイ
クロコンピューター9に供給される。
【0008】マイクロコンピューター9は機能選択部3
から印加された制御信号に応じて給水モーター制御部7
に制御信号を出力して給水モーター6を駆動させる。こ
れにより、給水タンク内の水がトレーに供給される。こ
の際に、トレーは水平状態を維持する。
【0009】その後、離氷判断部8により製氷が完了さ
れたかをチェックした後、製氷が完了されると、マイク
ロコンピューター9は離氷モーター回転制御部5に制御
信号を出力して離氷モーター4を所定方向に回転させ
る。離氷モーター4が回転するにつれてトレーが製氷容
器に向けて回転すると、トレーの一側は段差部にかかっ
てそれ以上回転し得なく、トレーの他側は離氷モーター
4により回転しつづけ、結局トレーが捻じれることにな
る。
【0010】これにより、製氷された氷はトレーから離
脱されて製氷容器に貯蔵され、以後、離氷判断部8で検
出された制御信号に応じて離氷動作が完了されたと判断
されると、マイクロコンピューター9は離氷モーター回
転制御部5を制御して離氷モーター4を反対方向に回転
させトレーを初期状態に復帰することとなる。
【0011】以後、マイクロコンピューター9はトレー
位置判別部2から、トレーが水平状態に復元されたかを
チェックし、トレーが水平状態であると、前述した製氷
動作を反復的に遂行する。
【0012】仮に、製氷容器に氷が一杯に満ちた状態、
つまり満氷状態となって、トレーが水平状態を維持する
状態で満氷スイッチがターンオン状態を維持すると、マ
イクロコンピューター9は自動製氷装置の駆動状態を停
止させ製氷動作をそれ以上遂行しない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の自動製氷装置によると、次のような問題
点が発生する。
【0014】トレーが離氷動作を遂行する場合にトレ
ーが一方向にだけ回転することによりトレーが一方向に
捻じれつづけ、原形を維持しにくくなり、結果的にトレ
ーの寿命が短縮される。
【0015】離氷動作を遂行するためにトレーが捻じ
れるため、離氷モーターに過負荷がかかり、離氷モータ
ーの寿命が短縮されて頻繁な故障が発生する原因とな
る。
【0016】給水タンクの水位が所定値以下である
時、これを表示する機能がなくて、給水タンクの水量を
使用者が直接確認しなければならない。
【0017】自動製氷機能とディスペンサーが全て具
備された冷蔵庫において、自動製氷機能とディスペンサ
ーが同時に駆動される条件である場合、給水モーターに
よりポンピングされた水が自動製氷とディスペンサーに
同時に供給されることにより、ディスペンサーから排出
される水量が減少することとなる。従って、使用者は所
望分量の水を獲得するため、長時間ディスペンサーを操
作しなければならない。
【0018】トレーに水を供給した後、給水ホースに
残留する水が冷凍室の温度により結氷されるため、給水
タンクからトレーに水が供給されない場合が発生する。
【0019】他の従来の技術が特開平5ー306863
号公報に記載されているが、この技術もやはり離氷動作
時にトレーが一方向に捻じれるため、トレーの寿命が短
縮される問題点を有する。
【0020】従って、本発明は前述した問題点を解決す
るためのもので、本発明の目的は、トレーの正回転離氷
動作と逆回転離氷動作を交互に遂行するように回転方向
を制御する離氷モーター回転制御機能を有する自動製氷
装置及び製氷方法を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、離氷動作を遂行する
ことにおいて、離氷モーターにかかる負荷量を感知し、
離氷モーターが過負荷状態である時、離氷モーターを保
護するようにした離氷モーター保護機能を有する自動製
氷装置及び製氷方法を提供することにある。
【0022】本発明のさらに他の目的は、給水タンクの
水位を感知し、給水タンクの水量が所定値以下である
時、警報を発生させることにより、給水タンクに水を補
充すべき時期を表示するようにした給水警報表示機能を
有する自動製氷装置及び製氷方法を提供することにあ
る。
【0023】本発明のさらに他の目的は、自動製氷装置
とディスペンサーが同時に駆動される場合、自動製氷を
停止させ、ディスペンサーに優先に水を供給するように
して給水制御機能を有する自動製氷装置及び製氷方法を
提供することにある。
【0024】本発明のさらに他の目的は、トレーに水を
供給するための給水ホースに残留する水の結氷を防止す
るよう、給水モーターを逆回転させて給水ホースに残留
する水を給水タンクに帰還させるようにした給水モータ
ー制御機能を有する自動製氷装置及び製氷方法を提供す
ることにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】前述したような目的を達
成するために請求項1記載の第1の発明の特徴は、自動
製氷装置の離氷動作を遂行するようにトレーを所定方向
に回転させる離氷モーターと、給水タンク内の水をポン
ピングする給水モーターと、トレーの回転位置を感知す
るトレー位置判別部と、自動製氷装置の各種機能を選択
し得るようになった機能選択部と、冷蔵庫の外部で飲料
水の供給を受け得るようになったディスペンサーと、製
氷状態を把握する離氷判断部とを備える自動製氷装置に
おいて、離氷モーターの回転動作を制御する離氷モータ
ー回転制御部と、給水モーターの回転動作を制御する給
水モーター回転制御部と、給水モーターによりポンピン
グされた水が前記トレーとディスペンサーに供給される
状態を制御する給水状態制御部と、給水タンクの水位を
検出する水位検出部と、水位検出部により検出された給
水タンクの水位によって所定警報信号を発生する警報発
生部と、前述した各構成部を制御するマイクロコンピュ
ーターとを備えるたことを要旨とする。従って、トレー
が正方向離氷動作と逆方向離氷動作を交互に遂行するこ
とにより、トレーが捻じれることを防止し、結果的にト
レーの寿命を延長させることができる。
【0026】請求項2記載の第2の発明は、前述した離
氷モーター回転制御部は、電源部から印加された駆動電
圧が離氷モーターに印加されることをスイッチングして
離氷モーターの回転方向を制御する正方向スイッチング
素子及び逆方向スイッチング素子と、マイクロコンピュ
ーターから所定の制御信号の印加を受けて正方向スイッ
チング素子及び逆方向スイッチング素子のオン−オフ状
態を制御する制御素子とから構成されることが望まし
い。従って、離氷モーターの寿命を延長させるととも
に、故障発生を未然に防止することができる。
【0027】請求項3記載の第3の発明は、前述した正
方向スイッチング素子は、電源部から供給される駆動電
圧が離氷モーターの一端に印加されることをスイッチン
グする第1スイッチングトランジスタと、離氷モーター
の他端が接地端に接続されることをスイッチングする第
2スイッチングトランジスタとから構成することもでき
る。従って、離氷モーターの寿命を延長させるととも
に、故障発生を未然に防止することができる。
【0028】請求項4記載の第4の発明は、前述した逆
方向スイッチング素子は、電源部から供給される駆動電
圧が前記離氷モーターの他端に印加されることをスイッ
チングする第3スイッチングトランジスタと、記離氷モ
ーターの一端が接地端に接続されることをスイッチング
する第4スイッチングトランジスタとから構成すること
もできる。従って、離氷モーターの寿命を延長させると
ともに、故障発生を未然に防止することができる。
【0029】請求項5記載の第5の発明は、前述した制
御素子は、マイクロコンピューターから出力された第1
制御信号に応じて正方向スイッチング素子をターンオン
させる第1制御トランジスタと、マイクロコンピュータ
ーから出力された第2制御信号に応じて逆方向スイッチ
ング素子をターンオンさせる第2制御トランジスタとか
ら構成することもできる。従って、離氷モーターの寿命
を延長させるとともに、故障発生を未然に防止すること
ができる。
【0030】請求項6記載の第6の発明は、前記給水モ
ーター制御部は、電源部から印加された駆動電圧が前記
給水モーターに印加されることをスイッチングして給水
モーターの回転方向を制御する正方向スイッチング素子
及び逆方向スイッチング素子と、マイクロコンピュータ
ーから所定の制御信号の印加を受けて正方向スイッチン
グ素子及び逆方向スイッチング素子のオン−オフ状態を
制御する制御素子とから構成することが望ましい。従っ
て、離氷モーターの寿命を延長させるとともに、故障発
生を未然に防止することができる。
【0031】請求項7記載の第7の発明は、前述した正
方向スイッチング素子は、電源部から供給される駆動電
圧が前記給水モーターの一端に印加されることをスイッ
チングする第5スイッチングトランジスタと、給水モー
ターの他端が接続されることをスイッチングする第6ス
イッチングトランジスタとから構成することもできる。
従って、離氷モーターの寿命を延長させるとともに、故
障発生を未然に防止することができる。
【0032】請求項8記載の第8の発明は、前述した逆
方向スイッチング素子は、電源部から供給される駆動電
圧が前記給水モーターの他端に印加されることをスイッ
チングする第7スイッチングトランジスタと、給水モー
ターの一端が接続されることをスイッチングする第8ス
イッチングトランジスタとから構成することもできる。
従って、離氷モーターの寿命を延長させるとともに、故
障発生を未然に防止することができる。
【0033】請求項9記載の第9の発明は、前述した制
御素子は、マイクロコンピューターから出力された第3
制御信号に応じて前記正方向スイッチング素子をターン
オンさせる第3制御トランジスタと、マイクロコンピュ
ーターから出力された第4制御信号に応じて前記逆方向
スイッチング素子をターンオンさせる第4制御トランジ
スタとから構成することもできる。従って、離氷モータ
ーの寿命を延長させるとともに、故障発生を未然に防止
することができる。
【0034】請求項10記載の第10の発明は、前述し
た給水状態制御部は、使用者が操作し得るように冷蔵庫
の外部面所定位置に装着されたディスペンサースイッチ
と、電源部から駆動電圧の印加を受けて駆動されて自動
製氷装置に供給される水の供給状態を制御する開閉素子
と、開閉素子の一側端子が接地端子に接続されることを
スイッチングして開閉素子の駆動状態をスイッチングす
るスイッチング素子と、ディスペンサースイッチのオン
−オフ状態によって前記スイッチング素子の駆動状態を
制御する制御素子とから構成することが望ましい。従っ
て、使用者は所望分量の水を獲得するために長時間ディ
スペンサーを駆動させなくてもよい。
【0035】請求項11記載の第11の発明は、前述し
た開閉素子は、スイッチング素子がターンオンされると
駆動されて、給水モーターによりポンピングされた水が
ディスペンサーに供給されるように給水タンクとディス
ペンサー間の水路を開通し、スイッチング素子がターン
オフされると駆動停止されて、給水モーターによりポン
ピングされた水が自動製氷装置に供給されるように給水
タンクと自動製氷装置間の水路を開通するソレノイドバ
ルブで構成することもできる。従って、使用者は所望分
量の水を獲得するために長時間ディスペンサーを駆動さ
せなくてもよい。
【0036】請求項12記載の第12の発明は、前述し
た制御素子は、ディスペンサースイッチがターンオンさ
れるとスイッチング素子をターンオンさせて、給水タン
クとディスペンサー間の水路が開通されるように制御
し、ディスペンサースイッチがターンオフされるとスイ
ッチング素子をターンオフさせて、給水タンクと自動製
氷装置間の水路が開通されるように制御する制御トラン
ジスタで構成することが望ましい。従って、使用者は所
望分量の水を獲得するために長時間ディスペンサーを駆
動させなくてもよい。
【0037】請求項13記載の第13の発明は、前述し
た水位検出部は、給水タンクが収納されるように冷蔵室
の所定位置に形成された隔室と、隔室の底面の大略中央
部位に装着され、一対の突出部を有する大略凹形の水位
感知センサーと、給水タンクが隔室に収納されることに
より水位感知センサーが入るよう給水タンクの下部の大
略中央部位に垂直方向に形成され、水位感知センサーの
突出部に対応する一対の凹溝を有する折曲部と、折曲部
に形成された一対の凹溝の内側対向面に装着された透明
窓と、水位感知センサーに形成された一対の突出片の内
側対向面にそれぞれ装着されて光信号を送受信する光信
号送受信素子とから構成することが望ましい。従って、
給水ホースの結氷を防止して自動製氷装置の安定給水動
作が実現され、誤動作を防止することができる。
【0038】請求項14記載の第14の発明は、前述し
た光信号送受信素子は、突出片の内側対向面の一面に装
着されて光信号を出力するフォトダイオードと、対向面
の他面に装着されて、フォトダイオードから出力された
光信号を受信するフォトトランジスタとが組合されたフ
ォトカップラで構成することもできる。従って、給水ホ
ースの結氷を防止して自動製氷装置の安定給水動作が実
現され、誤動作を防止することができる。
【0039】請求項15記載の第15の発明は、前述し
た警報発生部は、電源部から供給された駆動電圧をカソ
ード端子で印加を受け、マイクロコンピューターの制御
信号をアノード端子で印加を受けて光信号を出力する発
光ダイオードで構成することもできる。従って、使用者
が給水タンクに水を補充供給すべき時期を容易に把握し
得ることになる。
【0040】請求項16記載の第16の発明は、離氷モ
ーターにかかる負荷量を感知して離氷モーターの駆動状
態を制御する離氷モーター保護部をさらに備えることが
望ましい。従って、離氷モーターの寿命を延長させると
ともに、故障発生を未然に防止することができる。
【0041】請求項17記載の第17の発明は、前述し
た離氷モーター保護部は、離氷モーターに連結され、離
氷モーターが正回転及び逆回転する時に離氷モーターに
かかる電圧を検出する電圧検出素子と、電源部から駆動
電圧の印加を受けて所定値に分圧する一対の分圧抵抗
と、分圧抵抗により分圧された分圧電圧を非反転端子で
印加を受け、電圧検出素子から印加された検出電圧を反
転端子で印加を受けてこれらを比較し、比較結果によっ
て離氷モーターの駆動状態を制御するようにマイクロコ
ンピューターに論理信号を出力する比較器とから構成す
ることが望ましい。従って、離氷モーターの寿命を延長
させるとともに、故障発生を未然に防止することができ
る。
【0042】請求項18記載の第18の発明は、前述し
た電圧検出素子は、氷モーターの一端に装着され、離氷
モーターの正回転時、離氷モーターにかかる電圧を検出
する第1電圧検出抵抗と、離氷モーターの他端に装着さ
れ、離氷モーターの逆回転時、離氷モーターにかかる電
圧を検出する第2電圧検出抵抗とから構成することもで
きる。従って、離氷モーターの寿命を延長させるととも
に、故障発生を未然に防止することができる。
【0043】請求項19記載の第19の発明は、前述し
たマイクロコンピューターは、離氷モーターが正回転離
氷動作と逆回転離氷動作を遂行するようにする離氷モー
ター回転制御過程と、前記離氷モーターの過負荷検出信
号に応じて離氷モーターの駆動状態を制御する離氷モー
ター保護過程と、給水タンクの水位を感知し、感知され
た水位が設定値以下である時、警報を発生する給水警報
表示過程と、自動製氷とディスペンサーと同時に駆動さ
れる場合、自動製氷機能を停止させ、ディスペンサーに
優先的に水を供給するようにする給水状態制御過程と、
トレーに水を供給するための給水ホースに残留する水を
給水タンクに帰還させるようにする給水モーター制御過
程とを遂行することが望ましい。従って、トレーが正方
向離氷動作と逆方向離氷動作を交互に遂行することによ
り、トレーが捻じれることを防止し、結果的にトレーの
寿命を延長させることができる。
【0044】請求項20記載の第20の発明は、前記離
氷モーター保護過程は、離氷モーター保護部から印加さ
れた論理信号が定常状態信号であると離氷モーター回転
制御部を正常駆動させ、前記離氷モーター保護部から印
加された論理信号が過負荷状態信号であると離氷モータ
ー回転制御部をターンオフさせて離氷モーターの駆動を
停止させることが望ましい。従って、離氷モーターの寿
命を延長させるとともに、故障発生を未然に防止するこ
とができる。
【0045】請求項21記載の第21の発明は、前記給
水警報表示過程は、給水タンクの総容量を計算し、給水
量を累積計算した後、給水タンクの総容量と累積された
給水量の差で給水タンク内の水の残量を計算し、検出さ
れた残量が設定値以下であると警報を発生させるように
することもできる。従って、使用者は給水タンク50に
水を補充すべき時期を把握し得ることになる。
【0046】請求項22記載の第22の発明は、前記累
積された給水量の計算は、給水モーターが秒当たりにポ
ンピングされる水量と累積計算された使用時間とを乗算
した値により計算されることが望ましい。従って、使用
者は給水タンク50に水を補充すべき時期を把握し得る
ことになる。
【0047】請求項23記載の第23の発明は、前記給
水警報表示過程は、使用者が給水タンク内に水を一杯に
満たした初期状態であるとカウンティング状態を初期化
させる段階と、給水モーターを稼動させる場合に稼動時
間を累積カウントする段階と、給水モーターが停止され
る場合に前記カウンティングした累積時間と給水モータ
ーの給水量で全ての給水量を計算する段階と、給水タン
クの総容量と前記段階で計算された全ての給水量との差
で残量を検出する段階と、前記検出した残量が設定値以
下である場合に警報を発生させるようにすることもでき
る。従って、使用者は給水タンク50に水を補充すべき
時期を把握し得ることになる。
【0048】請求項24記載の第24の発明は、前記給
水警報表示過程は、離氷動作が完了された後のトレーの
初期温度を検出し、水が供給された後のトレーの現在温
度を検出した後、初期温度と現在温度との差を計算し、
計算された差が設定値以下である場合に警報を発生させ
るようにすることもできる。従って、使用者は給水タン
ク50に水を補充すべき時期を把握し得ることになる。
【0049】請求項25記載の第25の発明は、前記給
水警報表示過程は、離氷動作を完了した初期状態でトレ
ーの初期温度を検出する段階と、離氷動作を完了して水
を供給した後、トレーの現在温度を検出する段階と、前
記検出したトレーの初期温度と現在温度との差を計算
し、計算された差が設定値以下である場合に警報を発生
させるようにする段階とを遂行することが望ましい。従
って、使用者は給水タンク50に水を補充すべき時期を
把握し得ることになる。
【0050】請求項26記載の第26の発明は、前記給
水状態制御過程は、ディスペンサーの操作状態によるデ
ィスペンサースイッチがオン状態であるかをチェックす
る段階と、前記ディスペンサースイッチがターンオンさ
れるとディスペンサーに水を供給する段階と、ディスペ
ンサースイッチがオフされると自動製氷の給水過程であ
るかをチェックする段階と、自動製氷の給水過程である
とトレーに水を供給する段階とを遂行することが望まし
い。従って、使用者は所望分量の水を獲得するために長
時間ディスペンサーを駆動させなくてもよい。
【0051】請求項27記載の第27の発明は、前記給
水モーター制御過程は、自動製氷装置が給水モードであ
ると所定時間水を供給した後、給水モーターを所定時間
逆回転させることが望ましい。従って、離氷モーターの
寿命を延長させるとともに、故障発生を未然に防止する
ことができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動製氷装置
及び製造方法の望ましい実施形態に関して添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0053】図1は本発明による自動製氷装置を概略的
に示すブロック図を示す。
【0054】なお、同図で図19と同一の参照符号は同
一部品を示す。
【0055】図1に示すように、自動製氷装置内に駆動
電圧を供給する電源部1と、トレーの回転位置を判断す
るトレー位置判別部2と、外部で使用者が自動製氷機能
を選択し得るように該当機能キーが装着された機能選択
部3と、離氷モーター4の回転状態を制御する離氷モー
ター回転制御部5と、トレーに水を供給する給水モータ
ー6の回転状態を制御する給水モーター制御部7と、ト
レーの下部に装着され、離氷状態をチェックする離氷判
断部8と、離氷モーター4にかかる負荷量を感知して離
氷モーターを保護する離氷モーター保護部10と、トレ
ーとディスペンサーの給水状態を制御する給水状態制御
部11と、給水タンク内の水位を感知する水位検出部1
2と、水位検出部12で検出された給水タンク内の水量
が所定値以下である時、所定の警報を発生する警報発生
部13と、前述した全構成部を制御するマイクロコンピ
ューター9とから構成されている。
【0056】一方、前述した離氷モーター回転制御部5
の構成は、図2に示すように、電源部1から印加された
駆動電圧(V2)が離氷モーター4に印加されることを
スイッチングして離氷モーター4の回転方向を制御する
複数のスイッチングトランジスタ14〜17と、マイク
ロコンピューター9から制御信号の印加を受けてスイッ
チングされて、複数のスイッチングトランジスタ14〜
17の動作を制御する一対の制御トランジスタ18、1
9とから構成されている。
【0057】ここで、スイッチングトランジスタ15、
17は離氷モーター4の接地端子に接続されることをス
イッチングし、スイッチングトランジスタ14、16は
電源部1から供給された駆動電圧(V2)が離氷モータ
ー4に印加されることをスイッチングするように構成さ
れている。
【0058】又、スイッチングトランジスタ15、16
は制御トランジスタ18のオン−オフ状態によってスイ
ッチング状態が連動制御され、スイッチングトランジス
タ14、17は制御トランジスタ19のオン−オフ状態
によってスイッチング状態が連動制御される。
【0059】一方、前述した保護部10は、図2に示す
ように、前述した離氷モーター回転制御部5内に構成さ
れたスイッチングトランジスタ17のエミッタ端子に接
続され、離氷モーター4が正回転する時、離氷モーター
4にかかる電圧を検出する電圧検出抵抗20と、スイッ
チングトランジスタ15のエミッタ端子に接続されて、
離氷モーター4が逆回転する時、離氷モーター4にかか
る電圧を検出する電圧検出抵抗21と、電源部1から駆
動電圧の印加を受け、この駆動電圧(V1)を所定大き
さに分圧する一対の分圧抵抗22、23と、電圧検出抵
抗20、21により検出された検出電圧を反転端子
(−)で印加を受け、分圧抵抗22、23により分圧さ
れた所定大きさの電圧を非反転端子(+)で印加を受
け、入力された二つの電圧値を比較し、比較結果をマイ
クロコンピューター1に出力する比較器24とから構成
されている。
【0060】又、前述した給水モーター制御部7は、図
3に示すように、電源部1から印加された駆動電圧(V
2)が給水モーター6に印加されることをスイッチング
して給水モーター6の回転方向を制御する複数のスイッ
チングトランジスタ25〜28と、マイクロコンピュー
ター9から制御信号の印加を受けスイッチングされて複
数のスイッチングトランジスタ25〜28のスイッチン
グ動作を制御する一対の制御トランジスタ29、30と
から構成されている。
【0061】ここで、スイッチングトランジスタ26、
28は給水モーター6が接地端子に接続されることをス
イッチングし、スイッチングトランジスタ25、27は
電源部1から供給された駆動電圧(V2)が給水モータ
ー6に印加されることをスイッチングするように構成さ
れている。
【0062】又、スイッチングトランジスタ26、27
は制御トランジスタ29のオン−オフ状態によってスイ
ッチング状態が連動制御され、スイッチングトランジス
タ25、28は制御トランジスタ30のオン−オフ状態
によってスイッチング状態が連動制御される。
【0063】一方、前述した給水状態制御部11は、図
4に示すように、使用者が操作し得るように冷蔵庫の外
部面の所定位置に装着されたディスペンサースイッチ3
1と、電源部1から駆動電圧(V2)の印加を受けて駆
動され、トレーに供給される水の供給状態を制御するソ
レノイドバルブ32と、ソレノイドバルブ32の一側端
子がグラウンド端子に接続されることをスイッチングし
てソレノイドバルブ32の駆動状態をスイッチングして
ソレノイドバルブ32の駆動状態をスイッチングするス
イッチングトランジスタ33と、ディスペンサースイッ
チ31のオン−オフ状態によって、マイクロコンピュー
ター9から所定の制御信号の印加を受けスイッチングさ
れてスイッチングトランジスタ33の駆動状態を制御す
る制御トランジスタ34とから構成されている。
【0064】又、前述した警報発生部13は、図5に示
すように、電源部1から駆動電圧(V1)の印加を受
け、マイクロコンピューター9の制御信号に応じて所定
の光信号を出力する発光ダイオード35から構成されて
いる。
【0065】このような自動製氷装置の構造は、図6、
図7(A)および図7(B)に示すように、自動製氷装
置のハウジング36内の一側に離氷モーター4が装着さ
れており、この離氷モーター4のシャフト軸にはウォー
ムギア37が固定装着されている。又、ウォームギア3
7は第1乃至第3ギア38〜40が順次噛み合って、ウ
ォームギア37の回転力が第1ギア38から第3ギア4
0まで順次伝達されるように構成されている。又、第3
ギア40とはカムギア41が噛み合って、第3ギア40
の回転力によりカムギア41が連動されるように構成さ
れている。
【0066】又、カムギア41の軸41Aにはトレー4
2が固定されカムギア41と共に回転するように構成さ
れている。又、カムギア41の外周面部には係合突起6
0が形成され、トレー42が水平状態を維持する場合に
係合突起60が係合されて回転を停止させる水平停止突
起61と、離氷動作時、過回転する場合に係合突起60
が係合されて回転を停止させる過回転防止突起62が構
成されている。そして、前記係合突起60には凹部60
Aが形成され係合突起60を補強するように構成されて
いる。
【0067】又、カムギア41の下側には、トレー42
の水平状態を感知し得るよう、水平スイッチ43が装着
されており、この水平スイッチ43はカムギア41に装
着された水平スイッチ調整リブ44によりスイッチング
されるように構成されている。
【0068】一方、水平スイッチ43に隣接した地点に
満氷スイッチ45が装着され、カムギア41に付着され
た満氷レバー調整リブ46によりレバーコネクタ47が
押されると、レバーコネクタ47に一体型に装着された
満氷レバー48が回転されて満氷スイッチ45をターン
オンさせるように構成されている。
【0069】又、トレー42の下端部の所定位置には、
トレーの温度変化を感知して製氷状態及び離氷状態を判
断し得るよう、離氷センサー(ここでは、”サーミス
タ”が使用された)49が装着されている。この離氷セ
ンサー49は離氷判断部8に装着されて、離氷センサー
49の温度変化による電圧値の変動状態をチェックして
製氷及び離氷状態を把握し得るようにした。
【0070】前述したような構成を有する本発明の動作
に関して説明すると、次のようである。
【0071】(I)先ず、本発明によりトレーの正回転
離氷過程と逆回転離氷動作が遂行される過程に関し、図
8(A)、図8(B)、図9(A)、図9(B)、図1
0(A)、図10(B)および図11、それに図12、
図13のフローチャートを参照して説明する。
【0072】マイクロコンピューター9は自動製氷機能
が選択されたかをチェックする(S1)。この段階(S
1)で自動製氷機能が選択されなかったら、図8(A)
に示すように、カムギア41の係合突起60が水平停止
突起61に接して、水平スイッチ43はカムギア41に
装着された水平スイッチ調整リブ44の凹部に位置する
のでオフ状態を維持する。又、レバーコネクタ47はカ
ムギア41に装着された満氷レバー調整リブ46の凹部
に位置するので、レバーコネクタ47が押されなく、こ
れにより満氷レバー48が回転されなくて満氷スイッチ
45はオフ状態を維持することとなる。
【0073】仮に、前記段階(S1)で自動製氷機能が
選択されたと判断されると、マイクロコンピューター9
はカウンティング値を初期化させ(C=0)(S2)、
離氷判断部8が制御信号を出力して、製氷動作が完了さ
れたかをチェックし(S3)、製氷が完了されなかった
と判断されると製氷が完了されたかをチェックしつづけ
る。
【0074】仮に、前記段階(S3)で製氷が完了され
たと判断されると、マイクロコンピューター9はカウン
ティング値が偶数であるかをチェックし(S4)、カウ
ンティング値が偶数であると判断されると離氷モーター
回転制御部5を制御してトレー42を正方向に回転させ
(S5)、カウンティング値が奇数であると判断される
と離氷モーター回転制御部5を制御してトレー42を逆
方向に回転させる(S6)。
【0075】即ち、マイクロコンピューター9の第1出
力端子(OUT1)からロジック”ロー”状態の制御信
号が出力され、第2出力端子(OUT2)からロジッ
ク”ハイ”状態の制御信号が出力されると、第1出力端
子(OUT1)から出力されたロジック”ロー”状態の
制御信号は制御トランジスタ18のベース端子に印加さ
れ、第2出力端子(OUT2)から出力されたロジッ
ク”ハイ”状態の制御信号は制御トランジスタ19のベ
ース端子に印加される。
【0076】この際に、制御トランジスタ18、19は
それぞれNPN型であるので、マイクロコンピューター
9の第1出力端子(OUT1)から出力されたロジッ
ク”ロー”状態の制御信号は制御トランジスタ18をタ
ーンオフさせ、第2出力端子(OUT2)から出力され
たロジック”ハイ”状態の制御信号は制御トランジスタ
19をターンオンさせる。制御トランジスタ18がター
ンオフされると、前述したように、スイッチングトラン
ジスタ15、16が連動されてターンオフされる。
【0077】一方、制御トランジスタ19がターンオン
されると、電源部1から印加された駆動電圧(V1)は
制御トランジスタ19を介してスイッチングトランジス
タ17のベース端子に供給されてスイッチングトランジ
スタ17をターンオンさせる。スイッチングトランジス
タ17がターンオンされると、スイッチングトランジス
タ17のコレクタ電位はグラウンドレベルに転換され、
これに連動されてスイッチングトランジスタ14のベー
ス電位はロジック”ロー”状態を維持することになる。
【0078】この際に、スイッチングトランジスタ14
はPNP型であるので、ベース電位がロジック”ロー”
状態となると、ターンオンされる。従って、電源部1→
スイッチングトランジスタ14→離氷モーター4→スイ
ッチングトランジスタ17→接地端子のループが形成さ
れ、これにより電源部から供給された駆動電圧(V2)
は離氷モーター4に供給されて離氷モーター4を時計回
りに回転させる。離氷モーター4が回転するにつれて、
カムギア41が回転され、カムギア41に装着されたト
レー42はカムギア41に連動されて回転される。
【0079】一方、マイクロコンピューター9の第1出
力端子(OUT1)からロジック”ハイ”状態の制御信
号が出力され、第2出力端子(OUT2)からロジッ
ク”ロー”状態の制御信号が出力されると、第1出力端
子(OUT1)から出力されたロジック”ハイ”状態の
制御信号は制御トランジスタ18のベース端子を印加し
て、第2出力端子(OUT2)から出力されたロジッ
ク”ロー”状態の制御信号は制御トランジスタ19のベ
ース端子を印加する。
【0080】この際に、制御トランジスタ18、19は
それぞれNPN型であるので、マイクロコンピューター
9の第1出力端子(OUT1)から出力されたロジッ
ク”ハイ”状態の制御信号は制御トランジスタ18をタ
ーンオンさせ、第2出力端子(OUT2)から出力され
たロジック”ロー”状態の制御信号は制御トランジスタ
19をターンオフさせる。制御トランジスタ19がター
ンオフされると、前述したように、スイッチングトラン
ジスタ14、17が連動されてターンオフされる。
【0081】一方、制御トランジスタ18がターンオン
されると、電源部1から印加された駆動電圧(V1)は
制御トランジスタ18を介してスイッチングトランジス
タ15のベース端子に供給されてスイッチングトランジ
スタ15をターンオンさせる。スイッチングトランジス
タ15がターンオンされると、スイッチングトランジス
タ15のコレクタ電位はグラウンドレベルに転換され、
これに連動されてスイッチングトランジスタ16のベー
ス電位はロジック”ロー”状態を維持することになる。
【0082】この際に、スイッチングトランジスタ16
はPNP型であるので、ベース電位がロジック”ロー”
状態となると、ターンオンされる。従って、電源部1→
スイッチングトランジスタ16→離氷モーター4→スイ
ッチングトランジスタ15→接地端子のループが形成さ
れ、これにより電源部1から供給された駆動電圧(V
2)は離氷モーター4に供給されて離氷モーター4を反
時計回りに回転させる。離氷モーター4が回転するにつ
れて、カムギア41が回転され、カムギア41の軸41
Aに装着されたトレー42はカムギア41に連動されて
回転される。
【0083】前述したように、トレー42が回転するに
つれて、カムギア41に装着された水平スイッチ調整リ
ブ44が回転し、水平スイッチ43は水平スイッチ調整
リブ44の凸部に位置するのでオン状態に転換すること
になる。又、レバーコネクタ47は、まだカムギア41
に装着された満氷レバー調整リブ46の凸部に位置する
ので、レバーコネクタ47が押され、これにより満氷レ
バー48が回転された状態を維持し、満氷スイッチ45
は満氷レバー調整リブ46によりオン状態を続けて維持
する。
【0084】この時、離氷モーター4が過回転した場合
に係合突起60が過回転防止突起62に係合され、これ
によってカムギア41及びトレー42はその以上回転で
きなくなる。
【0085】この際に、マイクロコンピューター9は水
平スイッチ43がオフ状態であることを判断し、満氷ス
イッチ45がオン状態であることを確認し(S8)、現
在自動製氷装置が離氷状態にセッティングされたと判断
する(図9(A)及び図10(A)参照)。従って、マ
イクロコンピューター9は離氷モーター回転制御部5を
制御して離氷モーター4を停止させる(S9)。
【0086】以後、マイクロコンピューター9は製氷さ
れた氷がトレー42から離脱されるまで所定時間待機し
た後(S10)、離氷モーター回転制御部5を制御して
トレー42を離氷方向に対して反対方向に回転させる
(S11)。これにより、水平スイッチ43はカムギア
41に装着された水平スイッチ調整リブ44の凸部に位
置してターンオンされ、レバーコネクタ47はカムギア
41に装着された満氷レバー調整リブ46の凸部に位置
するので続けてオン状態を維持することになる。この際
に、マイクロコンピューター9は水平スイッチ43と満
氷スイッチ45がそれぞれオン状態であることを確認し
(S12)、現在自動製氷装置が復帰状態にセッティン
グされたと判断する。
【0087】以後、トレー42が回転し続けるにつれ
て、水平スイッチ43と満氷スイッチ45はそれぞれ水
平スイッチ調整リブ44と満氷スイッチ調整リブ46の
凹部に位置するので、水平スイッチ43はオフ状態に転
換される。
【0088】この際に、マイクロコンピューター9は水
平スイッチ43がターンオフされたかをチェックし(S
13)、現在自動製氷装置が初期状態に復帰したと判断
した後(図9(B)及び図11参照)、離氷モーター回
転制御部5を制御して離氷モーター4を停止させる(S
14)。ここで、製氷容器に氷が一杯に満たされるにつ
れて満氷レバー48が上昇して満氷スイッチ45をター
ンオンさせるので、マイクロコンピューター9は、満氷
スイッチ45のオン−オフ状態にかかわらず、水平スイ
ッチ43がターンオフされると、水平状態に復帰された
と判断することが望ましい。
【0089】以後、マイクロコンピューター9は自動製
氷機能が中止されたかをチェックし(S15)、自動製
氷機能が中止されなかったと判断されると、現在のカウ
ンティング値を一段階増加させた後(C=C+1)(S
16)、前述した段階(S3)に帰還して段階(S3)
以後の全過程を反復的に遂行し、前記段階(S15)で
自動製氷機能が中止されたと判断されると、全ての進行
を終える。
【0090】この際に、自動製氷機能が続けて維持され
ると、カウンティング値が一段階増加することにより、
段階(S4)でカウンティング値が偶数から奇数に、又
は奇数から偶数に変換され、これによりトレー42の回
転方向が変化することになる。従って、トレー42が正
方向離氷動作と逆方向離氷動作を交互に遂行することに
より、トレー42が捻じれるか破損されることを防止す
ることができる。
【0091】(II)次に、離氷モーターにかかる負荷量
を感知して、離氷モーターが過負荷状態である時、離氷
モーターを保護する離氷モーター保護機能が遂行される
過程を説明する。
【0092】離氷モーター4が正方向に回転する場合、
換言すればスイッチングトランジスタ14、17がター
ンオンされている場合、離氷モーター4には駆動電圧
(V2)に比例する駆動電流が流れ、この電流は電流検
出抵抗20により所定電圧値に変換されて比較器24の
反転端子(−)に印加される。又、電源部1から供給さ
れた駆動電圧(V1)は二つの分圧抵抗22、23によ
り所定値に分圧され比較器24の非反転端子(+)に印
加される。
【0093】又、離氷モーター4が逆方向に回転する場
合、換言すればスイッチングトランジスタ15、16が
ターンオンされている場合、離氷モーター4には駆動電
圧(V2)に比例する駆動電流が流れ、この電流は電流
検出抵抗21により所定電圧値に変換されて比較器24
の反転端子(−)に印加される。又、電源部1から供給
された駆動電圧(V1)は二つの分圧抵抗22、23に
より所定値に分圧され比較器24の非反転端子(+)に
印加される。
【0094】比較器24は非反転端子(+)に印加され
た分圧電圧を基準電圧と設定し、反転端子(−)に印加
された検出電圧を基準電圧に比較し、その結果をマイク
ロコンピューター1の第1入力端子(IN1)に出力す
る。
【0095】仮に、離氷モーター4が過負荷状態でない
場合は、離氷モーター4に流れる電流値は所定レベルを
維持するので、電圧検出抵抗20、21により検出され
た検出電圧は基準電圧より小さな値となる。従って、比
較器24はロジック”ハイ”状態の制御信号をマイクロ
コンピューター9の第1入力端子(IN1)に出力し、
比較器24からロジック”ハイ”状態の制御信号の印加
を受けたマイクロコンピューター9は、前述した過程の
ように、離氷モーター4を正常的に駆動させる。
【0096】仮に、トレー42を捻る状態が長時間続い
て離氷モーター4に過負荷がかかる場合は、離氷モータ
ー4に流れる電流値は所定レベル以上に上昇するので、
電圧検出抵抗20、21により検出された検出電圧は基
準電圧より大きい値となる。従って、比較器24はロジ
ック”ロー”状態の制御信号をマイクロコンピューター
9の第1入力端子(IN1)に出力し、比較器24から
ロジック”ロー”状態の制御信号の印加を受けたマイク
ロコンピューター9は第1及び第2出力端子(OUT
1、OUT2)を介してロジック”ロー”状態の制御信
号を出力して離氷モーター4を強制停止させる。従っ
て、離氷モーター4は過負荷状態で自動的に停止するこ
とにより、過負荷による破損及び故障発生が未然に防止
される。
【0097】(III)次に、給水タンクの水位を感知し
て、給水タンクの水量が所定値以下である時に警報を発
生させることにより、給水タンクに水を補充すべき時期
を自動的に表示するようにした給水警報表示機能が遂行
される過程を説明する。
【0098】i)給水タンクの水位を感知する一実施形
態として、自動製氷装置及びディスペンサーに水を供給
する給水モーターの給水性能と給水タンクの容量を計算
する方法に関し図14を参照して説明する。
【0099】マイクロコンピューター9は水位感知機能
が初期状態であるかをチェックする(S17)。この際
に、水位感知機能の初期状態とは、使用者が給水タンク
内に水を一杯に満たした状態をいう。この段階(S1
7)で水位感知機能が初期状態でないと判断されると、
マイクロコンピューター9は段階(S17)に帰還して
水位感知機能が初期状態であるかをチェックし続ける。
【0100】仮に、前記段階(S17)で水位感知機能
が初期状態にセッティングされたと判断されると、マイ
クロコンピューター9はタイマー(図示せず)をリセッ
トさせた後(S18)、給水モーター6が稼動されるか
をチェックする(S19)。
【0101】ここで、使用者が自動製氷装置を駆動させ
るかディスペンサーを駆動させると、給水モーター6が
稼動され、これによりマイクロコンピューター9は給水
モーター6が稼動されたことを感知する。給水モーター
6が稼動されると、マイクロコンピューター9はタイマ
ー(図示せず)に制御信号を出力してカウンティングを
開始する(S20)。
【0102】以後、マイクロコンピューター9は給水モ
ーター6が中止されたかをチェックし(S21)、給水
モーター6が中止されたと判断されると、カウンティン
グを停止した後(S22)、給水量を計算する(S2
3)。ここで、給水量は給水モーター6の給水性能と累
積された使用時間との乗算で計算することができる。即
ち、給水モーター6が秒当たりポンピングする水量と給
水モーター6が駆動された総時間を累積して計算する
と、その結果として給水量が計算される。
【0103】又、マイクロコンピューター9は給水タン
ク(図示せず)内の水の残量を計算する(S24)。即
ち、給水タンクの総容量から前述した段階(S23)で
計算された給水量を減算すると、現在給水タンク内の水
の残量を計算することができる。
【0104】以後、マイクロコンピューター9は前記段
階(S24)で計算された残量が初期設定値より小さな
値であるかをチェックする(S25)。この段階(S2
5)で残量が設定値より小さな値でないと判断される
と、これは給水タンク内に十分量の水が残っていること
を示すので、マイクロコンピューター9は第2入力端子
(IN2)をロジック”ハイ”状態に転換した後、前述
した段階(S19)に帰還し、段階(S19)以後の全
過程を反復的に遂行する。
【0105】マイクロコンピューター9の第2入力端子
(IN2)がロジック”ハイ”状態に転換されると、警
報発生部13内に装着された発光ダイオード35のアノ
ード端子とカソード端子間には電位差が発生しなくなり
発光ダイオード35は駆動されない。
【0106】仮に、前記段階(S25)で計算された残
量が初期設定値より小さな値であると判断されると、こ
れは給水タンク内の水が殆ど消尽されたことを示すの
で、マイクロコンピューター9は第2入力端子(IN
2)をロジック”ロー”状態に転換した後、全ての進行
を終える(図5参照)。
【0107】一方、マイクロコンピューター9の第2入
力端子(IN2)がロジック”ロー”状態に転換される
と、警報発生部13内に装着された発光ダイオード35
のアノード端子とカソード端子間に所定レベルの電位差
が発生して発光ダイオード35が駆動され、これにより
使用者は給水タンク50に水を補充すべき時期を把握し
得ることになる。
【0108】ii )給水タンクの水位を感知する他の実
施形態として、離氷判断部8内に装着された離氷センサ
ー49の温度変化をチェックする方法に関し図15を参
照して説明する。
【0109】通常、冷蔵庫の冷蔵室は大略3℃〜7℃の
温度範囲を維持し、冷凍室は大略零下12℃〜零下20
℃の温度範囲を維持する。ここでは、冷蔵室の基準温度
を4℃に設定し、冷凍室の基準温度を零下18℃に設定
して説明する。
【0110】マイクロコンピューター9は、自動製氷装
置が離氷動作を完了してから水平状態に復帰した状態、
つまり初期状態にセッティングされているかをチェック
する(S27)。この段階(S27)で自動製氷装置が
初期状態にセッティングされなかったと判断されると、
マイクロコンピューター9は自動製氷装置が初期状態に
セッティングされるまでチェックし続ける。
【0111】仮に、前記段階(S27)で自動製氷装置
が初期状態にセッティングされたと判断されると、マイ
クロコンピューター9は離氷判断部8に制御信号を出力
し、離氷センサー49からトレー42の初期温度(T
1)を検出する(S28)。ここで、初期に冷凍室の基
準温度が零下18℃であると仮定したので、トレー42
に給水されなかった状態でトレー42の初期温度(T
1)は零下18℃となる。
【0112】以後、マイクロコンピューター9はトレー
42の初期温度(T1)と現在温度(T2)の差を計算
し、計算された温度差(|T1−T2|)が初期設定値
より大きな値であるかをチェックする(S31)。この
際に、段階(S31)で計算された温度差(|T1−T
2|)が設定値より大きな値であると判断された場合
は、トレー42に水が正常的に供給された状態を意味す
るので、マイクロコンピューター9は製氷モードを遂行
するように自動製氷装置を制御した後(S32)、前述
した段階(S27)に帰還して段階(S27)以後の全
過程を反復的に遂行する。
【0113】仮に、前述した段階(S31)で計算され
た温度差(|T1−T2|)が設定値より大きな値でな
いと判断された場合はトレー42に水が供給されなかっ
た状態を意味し、このような場合、給水タンクの水が殆
ど消尽されたことを示すので、マイクロコンピューター
9は第2入力端子(IN2)をロジック”ロー”状態に
転換し警報発生部13で警報を発生させた後(S3
3)、全進行を終える。
【0114】マイクロコンピューター9の第2入力端子
(IN2)からロジック”ロー”状態の制御信号が出力
されると、警報発生部13内に装着された発光ダイオー
ド35のアノード端子とカソード端子間には所定レベル
の電位差が発生して発光ダイオード35が駆動され、こ
れにより使用者は給水タンク50に水を補充すべき時期
を把握し得ることになる。
【0115】iii)給水タンクの水位を感知するさらに
他の実施形態として、給水タンクに水位感知センサーを
装着して水位感知センサーの感知状態をチェックする方
法に関し図16(A)、図16(B)及び図17を参照
して説明する。
【0116】図16(A)、図16(B)は冷蔵庫内に
装着される給水タンク50と水位感知センサー51の設
置例を示す。
【0117】図16(A)に示すように、冷蔵室の所定
位置に給水タンク50が装着されるように別の隔室52
を備え、この隔室52内で給水タンク50が前後方向に
スライド方式で移動するにつれて、給水タンク50が隔
室52から離脱されるか隔室52に収納されるように構
成されている。
【0118】又、隔室52の底面の大略中央部位には、
一対の突出部を有する大略凹形の水位感知センサー51
が固定装着され、図16(B)に示すように、給水タン
ク50の下部の大略中央部位には、水位感知センサー5
1が収納されるように、垂直方向に所定形状の折曲部5
3が加工形成されている。即ち、給水タンク50の下部
に水位感知センサー51の形状に対応する形状の折曲部
53が形成されるので、給水タンク50が隔室52の内
部でスライド移動するにつれて水位感知センサー51が
給水タンク50に形成された折曲部53に収納される。
【0119】又、給水タンク50に形成された折曲部5
3は水位感知センサー51に形成された一対の突出片に
対応する一対の凹溝54を備え、この凹溝54の内側対
向面には光が投射できるように透明窓55が装着され
る。
【0120】又、水位感知センサー51に形成された一
対の突出片の内側対向面には光信号を出力するフォトダ
イオード56とフォトダイオード56から出力された光
信号を受信するフォトトランジスタ57とから構成され
たフォトカップラが装着されている。
【0121】結局、給水タンク50が隔室52の内部に
収納された状態、つまり水位感知センサー51が給水タ
ンク50の折曲部53に収納された状態では、水位感知
センサー51に装着されたフォトダイオード56から出
力された光信号が凹溝54に装着された透明窓55を介
してフォトトランジスタ57に受信される。
【0122】一方、図2を参照して水位感知部の回路構
成を説明すると、電源部1から供給される駆動電圧(V
1)がフォトダイオード56に供給され、フォトトラン
ジスタ57はフォトダイオード56の光信号によりスイ
ッチングされて、電源部1から供給された駆動電圧(V
1)がマイクロコンピューター9の第2入力端子(IN
2)に供給されることを制御するように構成されてい
る。
【0123】前述したような構成によると、給水タンク
50内に所定量以上の水が残留する場合、水位感知セン
サー51に装着されたフォトダイオード56から出力さ
れた光信号は給水タンク50に装着された透明窓55を
透過するが、水により乱反射されてフォトトランジスタ
57には到達し得ない。
【0124】従って、フォトトランジスタ57ではフォ
トダイオード56から出力された光信号を受信し得ない
ので、ターンオフ状態を維持することになる。これによ
り、電源部1から供給された駆動電圧(V1)はフォト
トランジスタ57によりマイクロコンピューター9の第
3入力端子(IN3)に供給されなく遮断されるので、
マイクロコンピューター9の第3入力端子(IN3)は
ロジック”ロー”状態を維持することになる。
【0125】よって、マイクロコンピューター9は第2
入力端子(IN2)をロジック”ハイ”状態に転換し、
これにより警報発生部13は駆動されない。
【0126】一方、給水タンク50内に所定量以下の水
が残留する場合、つまり水が殆ど消尽された場合は、水
位感知センサー51に装着されたフォトダイオード56
から出力された光信号が給水タンク50に装着された透
明窓55を透過してからフォトトランジスタ57に印加
される。
【0127】従って、フォトトランジスタ57ではフォ
トダイオード56から出力された光信号を受信すること
により、ターンオン状態に転換することになる。これに
より電源部1から供給された駆動電圧(V1)はフォト
トランジスタ57を介してマイクロコンピューター9の
第3入力端子(IN3)に供給されて、マイクロコンピ
ューター9の第3入力端子(IN3)をロジック”ハ
イ”状態に転換させる。
【0128】よって、マイクロコンピューター9は第3
入力端(IN3)に印加されたロジック”ハイ”状態の
制御信号により、給水タンク50が殆ど空いたと判断し
て第2入力端子(IN2)をロジック”ロー”状態に転
換し、これにより警報発生部13は図5の動作説明のよ
うに駆動され、これにより使用者は給水タンク50に水
を補充すべき時期を把握し得ることになる。
【0129】ここで、前述した警報発生部13は発光ダ
イオードの代わりに、視覚的に表示し得る他の光発生装
置を使用してもかまわない。
【0130】(IV)次に、自動製氷装置とディスペンサ
ーが同時に駆動される場合、自動製氷装置の駆動状態を
停止させ、ディスペンサーに優先的に水を供給するよう
にした給水状態制御機能が遂行される過程に関し図4及
び図18を参照して説明する。
【0131】マイクロコンピューター9はディスペンサ
ースイッチ31がオン状態であるかを判断する(S3
4)。仮に、使用者がディスペンサーを使用するために
ディスペンサースイッチ31をターンオンさせると、マ
イクロコンピューター9はディスペンサースイッチ31
のターンオン状態を感知し、第5出力端子(OUT5)
からロジック”ハイ”状態の制御信号を出力する。マイ
クロコンピューター9の第5出力端子(OUT5)から
出力されたロジック”ハイ”状態の制御信号は制御トラ
ンジスタ34のベース端子に供給されて制御トランジス
タ34をターンオンさせる。これにより、電源部1から
供給された駆動電圧(V1)は制御トランジスタ34を
介してスイッチングトランジスタ33のベース端子に供
給されてスイッチングトランジスタ33をターンオンさ
せる。スイッチングトランジスタ33がターンオンされ
ると、ソレノイドバルブ32の一側端子がグラウンドレ
ベルに転換されるので、電源部から印加された駆動電圧
(V2)がソレノイドバルブ32をターンオンさせる。
ソレノイドバルブ32がターンオンされることにより、
自動製氷装置の水路が閉鎖され、ディスペンサーの水路
が開通される。又、マイクロコンピューター9は給水モ
ーター制御部7に制御信号を出力し給水モーター6を駆
動して、給水タンクからディスペンサーに水をポンピン
グして供給する(S35)。
【0132】以後、マイクロコンピューター9はディス
ペンサースイッチ31がターンオフされたかをチェック
し(S36)、ディスペンサースイッチ31がターンオ
フされなかったと判断されると、前述した段階(S3
5)に帰還してディスペンサーの給水動作を続けて遂行
するよう、ソレノイドバルブ32と給水モーター6を制
御する。
【0133】仮に、前述した段階(S36)でディスペ
ンサースイッチ31がターンオフされたと判断される
と、マイクロコンピューター9は自動製氷装置が給水モ
ードに転換されたかをチェックする(S37)。この段
階(S37)で自動製氷装置が給水モードに転換された
と判断されると、マイクロコンピューター9は第5出力
端子(OUT5)にロジック”ロー”状態の制御信号を
出力する。マイクロコンピューター9の第5出力端子
(OUT5)から出力されたロジック”ロー”状態の制
御信号は制御トランジスタ34のベース端子に供給され
て制御トランジスタ34をターンオフさせる。
【0134】これにより、電源部1から供給された駆動
電圧(V1)は制御トランジスタ34により遮断され、
その結果、スイッチングトランジスタ33のベース端子
はロジック”ロー”状態に転換されスイッチングトラン
ジスタ33がターンオフされる。スイッチングトランジ
スタ33がターンオフされると、ソレノイドバルブ32
の一側端子が所定電位値を有するので、ソレノイドバル
ブ32はターンオフされる。ソレノイドバルブ32がタ
ーンオフされることにより、ディスペンサーの水路が閉
鎖され自動製氷装置の水路が開通される。又、マイクロ
コンピューター9は給水モーター制御部7に制御信号を
出力し給水モーター6を駆動させて、給水タンク50か
ら自動製氷装置に水をポンピングして供給する(S3
8)。以後、マイクロコンピューター9は前述した段階
(S34)に帰還して段階(S34)以後の全過程を反
復的に遂行する。
【0135】仮に、前記段階(S37)で自動製氷装置
が給水モードでないと判断されると、給水モーター6を
駆動させなく、前述した段階(S34)に帰還して段階
(S34)以後の全過程を反復的に遂行する。
【0136】一方、前述した段階(S34)でディスペ
ンサースイッチがターンオフされたと判断されると、前
述した段階(S37)に直接進行して段階(S37)以
後の全過程を反復的に遂行する。
【0137】従って、自動製氷装置とディスペンサーが
同時に給水モードに転換される場合にもディスペンサー
が優先的に駆動される。
【0138】(V)終わりに、自動製氷装置に水を供給
するための給水ホースに残留する水の結氷を防止するよ
う、給水モーターを逆回転させて、給水ホースに残留す
る水を給水タンクに帰還させるようにした給水モーター
制御機能が遂行される過程に関し図3を参照して説明す
ると次のようである。
【0139】マイクロコンピューター9は第3出力端子
(OUT3)からロジック”ロー”状態の制御信号を出
力し、第4出力端子(OUT4)からロジック”ハイ”
状態の制御信号を出力する。これにより、マイクロコン
ピューター9の第3出力端子(OUT3)から出力され
たロジック”ロー”状態の制御信号は制御トランジスタ
29のベース端子に印加され、第4出力端子(OUT
4)から出力されたロジック”ハイ”状態の制御信号は
制御トランジスタ30のベース端子に印加される。この
際に、制御トランジスタ29、30はそれぞれNPN型
であるので、マイクロコンピューター9の第3出力端子
(OUT3)から出力されたロジック”ロー”状態の制
御信号は制御トランジスタ29をターンオフさせ、第4
出力端子(OUT4)から出力されたロジック”ハイ”
状態の制御信号は制御トランジスタ30をターンオンさ
せる。制御トランジスタ29がターンオフされることに
より、前述したように、スイッチングトランジスタ2
6、27が連動されてターンオフされる。
【0140】一方、制御トランジスタ30がターンオン
されると、電源部1から印加された駆動電圧(V1)は
制御トランジスタ30を介してスイッチングトランジス
タ28のベース端子に供給されてスイッチングトランジ
スタ28をターンオンさせる。スイッチングトランジス
タ28がターンオンされることにより、スイッチングト
ランジスタ28のコレクタ電位はグラウンド電位とな
り、これに連動してスイッチングトランジスタ25のベ
ース電位はロジック”ロー”状態を維持することにな
る。この際に、スイッチングトランジスタ25はPNP
型であるので、ベース電位がロジック”ロー”状態にな
ると、ターンオンされる。
【0141】従って、電源部1→スイッチングトランジ
スタ25→給水モーター6→スイッチングトランジスタ
28→接地端子のループが形成され、これにより、電源
部から供給された駆動電圧(V2)は給水モーター6に
供給されて給水モーター6を時計回りに回転させる。
【0142】前述した給水モーター制御部7の動作によ
り給水モーター6が時計回りに回転すると、給水タンク
50から水は所定時間ポンピングされて自動製氷装置の
トレー42に供給される。
【0143】この際に、給水ホースには、給水タンク5
0から自動製氷装置のトレー42に未だ供給されなかっ
た水が残留することになり、このような場合、冷凍室の
温度が非常に低いため、給水ホース内の水が結氷される
ことが発生し、給水ホースが結氷されると、給水タンク
50から自動製氷装置のトレー42に水が正常的に供給
されなくて自動製氷動作に誤謬が発生することになる。
これを防止するため、給水ホースに残留する水を給水タ
ンク50に帰還させる動作が必要である。
【0144】従って、給水タンク50から自動製氷装置
のトレー42に水を供給する給水動作が遂行されてから
所定時間が経過すると、マイクロコンピューター9は第
3出力端子(OUT3)からロジック”ハイ”状態の制
御信号を出力し、第4出力端子(OUT4)からロジッ
ク”ロー”状態の制御信号を出力する。これにより、マ
イクロコンピューター9は、第3出力端子(OUT3)
から出力されたロジック”ハイ”状態の制御信号が制御
トランジスタ29のベース端子に印加され、第4出力端
子(OUT4)から出力されたロジック”ロー”状態の
制御信号は制御トランジスタ30のベース端子に印加さ
れるようにする。この際に、制御トランジスタ29、3
0はそれぞれNPN型であるので、マイクロコンピュー
ター9の第3出力端子(OUT3)から出力されたロジ
ック”ハイ”状態の制御信号は制御トランジスタ29を
ターンオンさせ、第4出力端子(OUT4)から出力さ
れたロジック”ロー”状態の制御信号は制御トランジス
タ30をターンオフさせる。制御トランジスタ30がタ
ーンオフされることにより、前述したように、スイッチ
ングトランジスタ25、28が連動されてターンオフさ
れる。
【0145】一方、制御トランジスタ29がターンオン
されると、電源部1から印加された駆動電圧(V1)は
制御トランジスタ29を介してスイッチングトランジス
タ26のベース端子に供給されてスイッチングトランジ
スタ26をターンオンさせる。スイッチングトランジス
タ26がターンオンされることにより、スイッチングト
ランジスタ26のコレクタ電位はグラウンド電位とな
り、これに連動してスイッチングトランジスタ27のベ
ース電位はロジック”ロー”状態を維持することにな
る。この際に、スイッチングトランジスタ27はPNP
型であるので、ベース電位がロジック”ロー”状態にな
ると、ターンオンされる。従って、電源部1→スイッチ
ングトランジスタ27→給水モーター6→スイッチング
トランジスタ26→接地端子のループが形成され、これ
により、電源部から供給された駆動電圧(V2)は給水
モーター6に供給されて給水モーター6を反時計回りに
回転させる。
【0146】前述した給水モーター7の動作により給水
モーター6が反時計回りに回転すると、給水ホースに残
留する水が給水タンク50に帰還される。
【0147】以後、所定時間が経過すると、マイクロコ
ンピューター9は第3出力端子(OUT3)と第4出力
端子(OUT4)にそれぞれロジック”ロー”状態の制
御信号を出力して給水モーター6の駆動を停止させる。
【0148】従って、給水ホースの結氷を防止し得るこ
とになる。
【0149】
【発明の効果】前述したように、第1の発明は、離氷モ
ーターの回転動作を制御する離氷モーター回転制御部
と、給水モーターの回転動作を制御する給水モーター回
転制御部と、給水モーターによりポンピングされた水が
前記トレーとディスペンサーに供給される状態を制御す
る給水状態制御部と、給水タンクの水位を検出する水位
検出部と、水位検出部により検出された給水タンクの水
位によって所定警報信号を発生する警報発生部と、前述
した各構成部を制御するマイクロコンピューターとを備
えたので、トレーが正方向離氷動作と逆方向離氷動作を
交互に遂行することにより、トレーが捻じれることを防
止し、結果的にトレーの寿命を延長させることができ
る。
【0150】第2の発明は、前述した離氷モーター回転
制御部は、電源部から印加された駆動電圧が離氷モータ
ーに印加されることをスイッチングして離氷モーターの
回転方向を制御する正方向スイッチング素子及び逆方向
スイッチング素子と、マイクロコンピューターから所定
の制御信号の印加を受けて正方向スイッチング素子及び
逆方向スイッチング素子のオン−オフ状態を制御する制
御素子とから構成されるので、離氷モーターの寿命を延
長させるとともに、故障発生を未然に防止することがで
きる。
【0151】第3の発明は、前述した正方向スイッチン
グ素子は、電源部から供給される駆動電圧が離氷モータ
ーの一端に印加されることをスイッチングする第1スイ
ッチングトランジスタと、離氷モーターの他端が接地端
に接続されることをスイッチングする第2スイッチング
トランジスタとから構成するので、離氷モーターの寿命
を延長させるとともに、故障発生を未然に防止すること
ができる。
【0152】第4の発明は、前述した逆方向スイッチン
グ素子は、電源部から供給される駆動電圧が前記離氷モ
ーターの他端に印加されることをスイッチングする第3
スイッチングトランジスタと、記離氷モーターの一端が
接地端に接続されることをスイッチングする第4スイッ
チングトランジスタとから構成するので、離氷モーター
の寿命を延長させるとともに、故障発生を未然に防止す
ることができる。
【0153】第5の発明は、前述した制御素子は、マイ
クロコンピューターから出力された第1制御信号に応じ
て正方向スイッチング素子をターンオンさせる第1制御
トランジスタと、マイクロコンピューターから出力され
た第2制御信号に応じて逆方向スイッチング素子をター
ンオンさせる第2制御トランジスタとから構成するの
で、離氷モーターの寿命を延長させるとともに、故障発
生を未然に防止することができる。
【0154】第6の発明は、前記給水モーター制御部
は、電源部から印加された駆動電圧が前記給水モーター
に印加されることをスイッチングして給水モーターの回
転方向を制御する正方向スイッチング素子及び逆方向ス
イッチング素子と、マイクロコンピューターから所定の
制御信号の印加を受けて正方向スイッチング素子及び逆
方向スイッチング素子のオン−オフ状態を制御する制御
素子とから構成するので、離氷モーターの寿命を延長さ
せるとともに、故障発生を未然に防止することができ
る。
【0155】第7の発明は、前述した正方向スイッチン
グ素子は、電源部から供給される駆動電圧が前記給水モ
ーターの一端に印加されることをスイッチングする第5
スイッチングトランジスタと、給水モーターの他端が接
続されることをスイッチングする第6スイッチングトラ
ンジスタとから構成するので、離氷モーターの寿命を延
長させるとともに、故障発生を未然に防止することがで
きる。
【0156】第8の発明は、前述した逆方向スイッチン
グ素子は、電源部から供給される駆動電圧が前記給水モ
ーターの他端に印加されることをスイッチングする第7
スイッチングトランジスタと、給水モーターの一端が接
続されることをスイッチングする第8スイッチングトラ
ンジスタとから構成するので、離氷モーターの寿命を延
長させるとともに、故障発生を未然に防止することがで
きる。
【0157】第9の発明は、前述した制御素子は、マイ
クロコンピューターから出力された第3制御信号に応じ
て前記正方向スイッチング素子をターンオンさせる第3
制御トランジスタと、マイクロコンピューターから出力
された第4制御信号に応じて前記逆方向スイッチング素
子をターンオンさせる第4制御トランジスタとから構成
するので、離氷モーターの寿命を延長させるとともに、
故障発生を未然に防止することができる。
【0158】第10の発明は、前述した給水状態制御部
は、使用者が操作し得るように冷蔵庫の外部面所定位置
に装着されたディスペンサースイッチと、電源部から駆
動電圧の印加を受けて駆動されて自動製氷装置に供給さ
れる水の供給状態を制御する開閉素子と、開閉素子の一
側端子が接地端子に接続されることをスイッチングして
開閉素子の駆動状態をスイッチングするスイッチング素
子と、ディスペンサースイッチのオン−オフ状態によっ
て前記スイッチング素子の駆動状態を制御する制御素子
とから構成するので、使用者は所望分量の水を獲得する
ために長時間ディスペンサーを駆動させなくてもよい。
【0159】第11の発明は、前述した開閉素子は、ス
イッチング素子がターンオンされると駆動されて、給水
モーターによりポンピングされた水がディスペンサーに
供給されるように給水タンクとディスペンサー間の水路
を開通し、スイッチング素子がターンオフされると駆動
停止されて、給水モーターによりポンピングされた水が
自動製氷装置に供給されるように給水タンクと自動製氷
装置間の水路を開通するソレノイドバルブで構成するの
で、使用者は所望分量の水を獲得するために長時間ディ
スペンサーを駆動させなくてもよい。
【0160】第12の発明は、前述した制御素子は、デ
ィスペンサースイッチがターンオンされるとスイッチン
グ素子をターンオンさせて、給水タンクとディスペンサ
ー間の水路が開通されるように制御し、ディスペンサー
スイッチがターンオフされるとスイッチング素子をター
ンオフさせて、給水タンクと自動製氷装置間の水路が開
通されるように制御する制御トランジスタで構成するの
で、使用者は所望分量の水を獲得するために長時間ディ
スペンサーを駆動させなくてもよい。
【0161】第13の発明は、前述した水位検出部は、
給水タンクが収納されるように冷蔵室の所定位置に形成
された隔室と、隔室の底面の大略中央部位に装着され、
一対の突出部を有する大略凹形の水位感知センサーと、
給水タンクが隔室に収納されることにより水位感知セン
サーが入るよう給水タンクの下部の大略中央部位に垂直
方向に形成され、水位感知センサーの突出部に対応する
一対の凹溝を有する折曲部と、折曲部に形成された一対
の凹溝の内側対向面に装着された透明窓と、水位感知セ
ンサーに形成された一対の突出片の内側対向面にそれぞ
れ装着されて光信号を送受信する光信号送受信素子とか
ら構成するので、給水ホースの結氷を防止して自動製氷
装置の安定給水動作が実現され、誤動作を防止すること
ができる。
【0162】第14の発明は、前述した光信号送受信素
子は、突出片の内側対向面の一面に装着されて光信号を
出力するフォトダイオードと、対向面の他面に装着され
て、フォトダイオードから出力された光信号を受信する
フォトトランジスタとが組合されたフォトカップラで構
成するので、給水ホースの結氷を防止して自動製氷装置
の安定給水動作が実現され、誤動作を防止することがで
きる。
【0163】第15の発明は、前述した警報発生部は、
電源部から供給された駆動電圧をカソード端子で印加を
受け、マイクロコンピューターの制御信号をアノード端
子で印加を受けて光信号を出力する発光ダイオードで構
成するので、使用者が給水タンクに水を補充供給すべき
時期を容易に把握し得ることになる。
【0164】第16の発明は、離氷モーターにかかる負
荷量を感知して離氷モーターの駆動状態を制御する離氷
モーター保護部をさらに備えるので、離氷モーターの寿
命を延長させるとともに、故障発生を未然に防止するこ
とができる。
【0165】第17の発明は、前述した離氷モーター保
護部は、離氷モーターに連結され、離氷モーターが正回
転及び逆回転する時に離氷モーターにかかる電圧を検出
する電圧検出素子と、電源部から駆動電圧の印加を受け
て所定値に分圧する一対の分圧抵抗と、分圧抵抗により
分圧された分圧電圧を非反転端子で印加を受け、電圧検
出素子から印加された検出電圧を反転端子で印加を受け
てこれらを比較し、比較結果によって離氷モーターの駆
動状態を制御するようにマイクロコンピューターに論理
信号を出力する比較器とから構成するので、離氷モータ
ーの寿命を延長させるとともに、故障発生を未然に防止
することができる。
【0166】第18の発明は、前述した電圧検出素子
は、氷モーターの一端に装着され、離氷モーターの正回
転時、離氷モーターにかかる電圧を検出する第1電圧検
出抵抗と、離氷モーターの他端に装着され、離氷モータ
ーの逆回転時、離氷モーターにかかる電圧を検出する第
2電圧検出抵抗とから構成するので、離氷モーターの寿
命を延長させるとともに、故障発生を未然に防止するこ
とができる。
【0167】第19の発明は、前述したマイクロコンピ
ューターは、離氷モーターが正回転離氷動作と逆回転離
氷動作を遂行するようにする離氷モーター回転制御過程
と、前記離氷モーターの過負荷検出信号に応じて離氷モ
ーターの駆動状態を制御する離氷モーター保護過程と、
給水タンクの水位を感知し、感知された水位が設定値以
下である時、警報を発生する給水警報表示過程と、自動
製氷とディスペンサーと同時に駆動される場合、自動製
氷機能を停止させ、ディスペンサーに優先的に水を供給
するようにする給水状態制御過程と、トレーに水を供給
するための給水ホースに残留する水を給水タンクに帰還
させるようにする給水モーター制御過程とを遂行するの
で、トレーが正方向離氷動作と逆方向離氷動作を交互に
遂行することにより、トレーが捻じれることを防止し、
結果的にトレーの寿命を延長させることができる。
【0168】第20の発明は、前記離氷モーター保護過
程は、離氷モーター保護部から印加された論理信号が定
常状態信号であると離氷モーター回転制御部を正常駆動
させ、前記離氷モーター保護部から印加された論理信号
が過負荷状態信号であると離氷モーター回転制御部をタ
ーンオフさせて離氷モーターの駆動を停止させるので、
離氷モーターの寿命を延長させるとともに、故障発生を
未然に防止することができる。
【0169】第21の発明は、前記給水警報表示過程
は、給水タンクの総容量を計算し、給水量を累積計算し
た後、給水タンクの総容量と累積された給水量の差で給
水タンク内の水の残量を計算し、検出された残量が設定
値以下であると警報を発生させるので、使用者は給水タ
ンク50に水を補充すべき時期を把握し得ることにな
る。
【0170】第22の発明は、前記累積された給水量の
計算は、給水モーターが秒当たりにポンピングされる水
量と累積計算された使用時間とを乗算した値により計算
されるので、使用者は給水タンク50に水を補充すべき
時期を把握し得ることになる。
【0171】第23の発明は、前記給水警報表示過程
は、使用者が給水タンク内に水を一杯に満たした初期状
態であるとカウンティング状態を初期化させる段階と、
給水モーターを稼動させる場合に稼動時間を累積カウン
トする段階と、給水モーターが停止される場合に前記カ
ウンティングした累積時間と給水モーターの給水量で全
ての給水量を計算する段階と、給水タンクの総容量と前
記段階で計算された全ての給水量との差で残量を検出す
る段階と、前記検出した残量が設定値以下である場合に
警報を発生させるので、使用者は給水タンク50に水を
補充すべき時期を把握し得ることになる。
【0172】第24の発明は、前記給水警報表示過程
は、離氷動作が完了された後のトレーの初期温度を検出
し、水が供給された後のトレーの現在温度を検出した
後、初期温度と現在温度との差を計算し、計算された差
が設定値以下である場合に警報を発生させるので、使用
者は給水タンク50に水を補充すべき時期を把握し得る
ことになる。
【0173】第25の発明は、前記給水警報表示過程
は、離氷動作を完了した初期状態でトレーの初期温度を
検出する段階と、離氷動作を完了して水を供給した後、
トレーの現在温度を検出する段階と、前記検出したトレ
ーの初期温度と現在温度との差を計算し、計算された差
が設定値以下である場合に警報を発生させるようにする
段階とを遂行するので、使用者は給水タンク50に水を
補充すべき時期を把握し得ることになる。
【0174】第26の発明は、前記給水状態制御過程
は、ディスペンサーの操作状態によるディスペンサース
イッチがオン状態であるかをチェックする段階と、前記
ディスペンサースイッチがターンオンされるとディスペ
ンサーに水を供給する段階と、ディスペンサースイッチ
がオフされると自動製氷の給水過程であるかをチェック
する段階と、自動製氷の給水過程であるとトレーに水を
供給する段階とを遂行するので、使用者は所望分量の水
を獲得するために長時間ディスペンサーを駆動させなく
てもよい。
【0175】第27の発明は、前記給水モーター制御過
程は、自動製氷装置が給水モードであると所定時間水を
供給した後、給水モーターを所定時間逆回転させるの
で、離氷モーターの寿命を延長させるとともに、故障発
生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動製氷装置の概略ブロック図で
ある。
【図2】図1に示した離氷モーター回転制御部及び離氷
モーター保護部の詳細回路図である。
【図3】図1に示した給水モーター制御部の詳細回路図
である。
【図4】図1に示したディスペンサー制御部の詳細回路
図である。
【図5】図1に示した警報発生部の詳細回路図である。
【図6】本発明による自動製氷装置の詳細構造図であ
る。
【図7】(A)〜(B)は本発明による自動製氷装置の
詳細構造図である。
【図8】本発明による自動製氷装置の動作状態図であ
る。
【図9】本発明による自動製氷装置の動作状態図であ
る。
【図10】本発明による自動製氷装置の動作状態図であ
る。
【図11】本発明による自動製氷装置の動作状態図であ
る。
【図12】本発明による自動製氷方法の正回転離氷機能
及び逆回転離氷機能を遂行するためのマイクロコンピュ
ーターの動作流れ図である。
【図13】本発明による自動製氷方法の正回転離氷機能
及び逆回転離氷機能を遂行するためのマイクロコンピュ
ーターの動作流れ図である。
【図14】本発明による自動製氷方法の給水タンクの水
位検出機能の一実施例を遂行するためのマイクロコンピ
ューターの動作流れ図である。
【図15】本発明による自動製氷装置の給水タンクの水
位検出機能の他の実施例を遂行するためのマイクロコン
ピューターの動作流れ図である。
【図16】本発明による自動製氷装置の給水タンクの水
位検出機能のさらに他の実施例による給水タンクと水位
感知センサーの構造を示す部分斜視図である。
【図17】図16の水位検出部の詳細回路図である。
【図18】本発明による自動製氷方法の給水制御機能を
遂行するためのマイクロコンピューターの動作流れ図で
ある。
【図19】従来の自動製氷装置を示す概略ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 電源部 2 トレー位置判別部 3 機能選択部 4 離氷モーター 5 離氷モーター回転制御部 6 給水モーター 7 給水モーター回転制御部 8 離氷判断部 9 マイクロコンピューター 10 離氷モーター保護部 11 給水状態制御部 12 水位検出部 13 警報発生部 14〜17、25〜28、33 スイッチングトランジ
スタ 18、19、29、30、34 制御トランジスタ 20、21 電圧検出抵抗 22、23 分圧抵抗 24 比較器 31 ディスペンサースイッチ 32 ソレノイドバルブ 35 発光ダイオード 41 カムギア 42 トレー 43 水平スイッチ 44 水平スイッチ調整リブ 45 満氷スイッチ 46 満氷スイッチ 47 レバーコネクタ 48 満氷コネクタ 49 離氷センサー 50 給水タンク 51 水位感知センサー 52 隔室 53 折曲部 54 凹溝 55 透明窓 56 フォトダイオード 57 フォトトランジスタ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動製氷装置の離氷動作を遂行するよう
    にトレーを所定方向に回転させる離氷モーターと、給水
    タンク内の水をポンピングする給水モーターと、トレー
    の回転位置を感知するトレー位置判別部と、自動製氷装
    置の各種機能を選択し得るようになった機能選択部と、
    冷蔵庫の外部で飲料水の供給を受け得るようになったデ
    ィスペンサーと、製氷状態を把握する離氷判断部とを備
    える自動製氷装置において、 前記離氷モーターの回転動作を制御する離氷モーター回
    転制御部と、 前記給水モーターの回転動作を制御する給水モーター回
    転制御部と、 前記給水モーターによりポンピングされた水が前記自動
    製氷装置と前記ディスペンサーに供給される状態を制御
    する給水状態制御部と、 給水タンクの水位を検出する水位検出部と、 前記水位検出部により検出された給水タンクの水位によ
    って所定警報信号を発生する警報発生部と、 前述した各構成部を制御するマイクロコンピューターと
    を備えたことを特徴とする自動製氷装置。
  2. 【請求項2】 前記離氷モーター回転制御部は、電源部
    から印加された駆動電圧が前記離氷モーターに印加され
    ることをスイッチングして離氷モーターの回転方向を制
    御する正方向スイッチング素子及び逆方向スイッチング
    素子と、前記マイクロコンピューターから所定の制御信
    号の印加を受けて正方向スイッチング素子及び逆方向ス
    イッチング素子のオン−オフ状態を制御する制御素子と
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の自動製
    氷装置。
  3. 【請求項3】 前記正方向スイッチング素子は、電源部
    から供給される駆動電圧が前記離氷モーターの一端に印
    加されることをスイッチングする第1スイッチングトラ
    ンジスタと、前記離氷モーターの他端が接地端に接続さ
    れることをスイッチングする第2スイッチングトランジ
    スタとから構成されることを特徴とする請求項2記載の
    自動製氷装置。
  4. 【請求項4】 前記逆方向スイッチング素子は、電源部
    から供給される駆動電圧が前記離氷モーターの他端に印
    加されることをスイッチングする第3スイッチングトラ
    ンジスタと、前記離氷モーターの一端が接地端に接続さ
    れることをスイッチングする第4スイッチングトランジ
    スタとから構成されることを特徴とする請求項2記載の
    自動製氷装置。
  5. 【請求項5】 前記制御素子は、前記マイクロコンピュ
    ーターから出力された第1制御信号に応じて前記正方向
    スイッチング素子をターンオンさせる第1制御トランジ
    スタと、前記マイクロコンピューターから出力された第
    2制御信号に応じて前記逆方向スイッチング素子をター
    ンオンさせる第2制御トランジスタとから構成されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の自動製氷装置。
  6. 【請求項6】 前記給水モーター制御部は、電源部から
    印加された駆動電圧が前記給水モーターに印加されるこ
    とをスイッチングして給水モーターの回転方向を制御す
    る正方向スイッチング素子及び逆方向スイッチング素子
    と、前記マイクロコンピューターから所定の制御信号の
    印加を受けて正方向スイッチング素子及び逆方向スイッ
    チング素子のオン−オフ状態を制御する制御素子とから
    構成されることを特徴とする請求項1記載の自動製氷装
    置。
  7. 【請求項7】 前記正方向スイッチング素子は、電源部
    から供給される駆動電圧が前記給水モーターの一端に印
    加されることをスイッチングする第5スイッチングトラ
    ンジスタと、前記給水モーターの他端が接続されること
    をスイッチングする第6スイッチングトランジスタとか
    ら構成されることを特徴とする請求項6記載の自動製氷
    装置。
  8. 【請求項8】 前記逆方向スイッチング素子は、電源部
    から供給される駆動電圧が前記給水モーターの他端に印
    加されることをスイッチングする第7スイッチングトラ
    ンジスタと、前記給水モーターの一端が接続されること
    をスイッチングする第8スイッチングトランジスタとか
    ら構成されることを特徴とする請求項6記載の自動製氷
    装置。
  9. 【請求項9】 前記制御素子は、前記マイクロコンピュ
    ーターから出力された第3制御信号に応じて前記正方向
    スイッチング素子をターンオンさせる第3制御トランジ
    スタと、前記マイクロコンピューターから出力された第
    4制御信号に応じて前記逆方向スイッチング素子をター
    ンオンさせる第4制御トランジスタとから構成されるこ
    とを特徴とする請求項6記載の自動製氷装置。
  10. 【請求項10】 前記給水状態制御部は、使用者が操作
    し得るように冷蔵庫の外部面所定位置に装着されたディ
    スペンサースイッチと、電源部から駆動電圧の印加を受
    けて駆動されて自動製氷装置に供給される水の供給状態
    を制御する開閉素子と、前記開閉素子の一側端子が接地
    端子に接続されることをスイッチングして開閉素子の駆
    動状態をスイッチングするスイッチング素子と、前記デ
    ィスペンサースイッチのオン−オフ状態によって前記ス
    イッチング素子の駆動状態を制御する制御素子とから構
    成されることを特徴とする請求項1記載の自動製氷装
    置。
  11. 【請求項11】 前記開閉素子は、前記スイッチング素
    子がターンオンされると駆動されて、給水モーターによ
    りポンピングされた水がディスペンサーに供給されるよ
    うに給水タンクとディスペンサー間の水路を開通し、前
    記スイッチング素子がターンオフされると駆動停止され
    て、給水モーターによりポンピングされた水が自動製氷
    装置に供給されるように給水タンクと自動製氷装置間の
    水路を開通するソレノイドバルブで構成されることを特
    徴とする請求項10記載の自動製氷装置。
  12. 【請求項12】 前記制御素子は、前記ディスペンサー
    スイッチがターンオンされるとスイッチング素子をター
    ンオンさせて、給水タンクとディスペンサー間の水路が
    開通されるように制御し、前記ディスペンサースイッチ
    がターンオフされるとスイッチング素子をターンオフさ
    せて、給水タンクと自動製氷装置間の水路が開通される
    ように制御する制御トランジスタで構成されることを特
    徴とする請求項10記載の自動製氷装置。
  13. 【請求項13】 前記水位検出部は、給水タンクが収納
    されるように冷蔵室の所定位置に形成された隔室と、前
    記隔室の底面の大略中央部位に装着され、一対の突出部
    を有する大略凹形の水位感知センサーと、給水タンクが
    前記隔室に収納されることにより水位感知センサーが入
    るよう前記給水タンクの下部の大略中央部位に垂直方向
    に形成され、前記水位感知センサーの突出部に対応する
    一対の凹溝を有する折曲部と、前記折曲部に形成された
    一対の凹溝の内側対向面に装着された透明窓と、前記水
    位感知センサーに形成された一対の突出片の内側対向面
    にそれぞれ装着されて光信号を送受信する光信号送受信
    素子とから構成されることを特徴とする請求項1記載の
    自動製氷装置。
  14. 【請求項14】 前記光信号送受信素子は、前記突出片
    の内側対向面の一面に装着されて光信号を出力するフォ
    トダイオードと、前記対向面の他面に装着されて、前記
    フォトダイオードから出力された光信号を受信するフォ
    トトランジスタとが組合されたフォトカップラで構成さ
    れることを特徴とする請求項13記載の自動製氷装置。
  15. 【請求項15】 前記警報発生部は、電源部から供給さ
    れた駆動電圧をカソード端子で印加を受け、前記マイク
    ロコンピューターの制御信号をアノード端子で印加を受
    けて光信号を出力する発光ダイオードで構成されること
    を特徴とする請求項1記載の自動製氷装置。
  16. 【請求項16】 前記離氷モーターにかかる負荷量を感
    知して離氷モーターの駆動状態を制御する離氷モーター
    保護部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の
    自動製氷装置。
  17. 【請求項17】 前記離氷モーター保護部は、前記離氷
    モーターに連結され、前記離氷モーターが正回転及び逆
    回転する時に離氷モーターにかかる電圧を検出する電圧
    検出素子と、電源部から駆動電圧の印加を受けて所定値
    に分圧する一対の分圧抵抗と、前記分圧抵抗により分圧
    された分圧電圧を非反転端子で印加を受け、前記電圧検
    出素子から印加された検出電圧を反転端子で印加を受け
    てこれらを比較し、比較結果によって前記離氷モーター
    の駆動状態を制御するように前記マイクロコンピュータ
    ーに論理信号を出力する比較器とから構成されることを
    特徴とする請求項16記載の自動製氷装置。
  18. 【請求項18】 前記電圧検出素子は、前記離氷モータ
    ーの一端に装着され、前記離氷モーターの正回転時、離
    氷モーターにかかる電圧を検出する第1電圧検出抵抗
    と、前記離氷モーターの他端に装着され、前記離氷モー
    ターの逆回転時、離氷モーターにかかる電圧を検出する
    第2電圧検出抵抗とから構成されることを特徴とする請
    求項17記載の自動製氷装置。
  19. 【請求項19】 離氷モーターが正回転離氷動作と逆回
    転離氷動作を遂行するようにする離氷モーター回転制御
    過程と、 前記離氷モーターの過負荷検出信号に応じて離氷モータ
    ーの駆動状態を制御する離氷モーター保護過程と、 給水タンクの水位を感知し、感知された水位が設定値以
    下である時、警報を発生する給水警報表示過程と、 自動製氷とディスペンサーと同時に駆動される場合、自
    動製氷機能を停止させ、ディスペンサーに優先的に水を
    供給するようにする給水状態制御過程と、 トレーに水を供給するための給水ホースに残留する水を
    給水タンクに帰還させるようにする給水モーター制御過
    程とを遂行することを特徴とする自動製氷方法。
  20. 【請求項20】 前記離氷モーター保護過程は、離氷モ
    ーター保護部から印加された論理信号が定常状態信号で
    あると離氷モーター回転制御部を正常駆動させ、前記離
    氷モーター保護部から印加された論理信号が過負荷状態
    信号であると離氷モーター回転制御部をターンオフさせ
    て離氷モーターの駆動を停止させるようにすることを特
    徴とする請求項19記載の自動製氷方法。
  21. 【請求項21】 前記給水警報表示過程は、給水タンク
    の総容量を計算し、給水量を累積計算した後、給水タン
    クの総容量と累積された給水量の差で給水タンク内の水
    の残量を計算し、検出された残量が設定値以下であると
    警報を発生させるようにすることを特徴とする請求項1
    9記載の自動製氷方法。
  22. 【請求項22】 前記累積された給水量の計算は、給水
    モーターが秒当たりにポンピングされる水量と累積計算
    された使用時間とを乗算した値により計算されることを
    特徴とする請求項21記載の自動製氷方法。
  23. 【請求項23】 前記給水警報表示過程は、使用者が給
    水タンク内に水を一杯に満たした初期状態であるとカウ
    ンティング状態を初期化させる段階と、給水モーターを
    稼動させる場合に稼動時間を累積カウントする段階と、
    給水モーターが停止される場合に前記カウンティングし
    た累積時間と給水モーターの給水量で全ての給水量を計
    算する段階と、給水タンクの総容量と前記段階で計算さ
    れた全ての給水量との差で残量を検出する段階と、前記
    検出した残量が設定値以下である場合に警報を発生させ
    るようにする段階とを遂行することを特徴とする請求項
    21記載の自動製氷方法。
  24. 【請求項24】 前記給水警報表示過程は、離氷動作が
    完了された後のトレーの初期温度を検出し、水が供給さ
    れた後のトレーの現在温度を検出した後、初期温度と現
    在温度との差を計算し、計算された差が設定値以下であ
    る場合に警報を発生させるようにすることを特徴とする
    請求項19記載の自動製氷方法。
  25. 【請求項25】 前記給水警報表示過程は、離氷動作を
    完了した初期状態でトレーの初期温度を検出する段階
    と、離氷動作を完了して水を供給した後、トレーの現在
    温度を検出する段階と、前記検出したトレーの初期温度
    と現在温度との差を計算し、計算された差が設定値以下
    である場合に警報を発生させるようにする段階とを遂行
    することを特徴とする請求項24記載の自動製氷方法。
  26. 【請求項26】 前記給水状態制御過程は、ディスペン
    サーの操作状態によるディスペンサースイッチがオン状
    態であるかをチェックする段階と、前記ディスペンサー
    スイッチがターンオンされるとディスペンサーに水を供
    給する段階と、ディスペンサースイッチがオフされると
    自動製氷の給水過程であるかをチェックする段階と、自
    動製氷の給水過程であるとトレーに水を供給する段階と
    を遂行することを特徴とする請求項19記載の自動製氷
    方法。
  27. 【請求項27】 前記給水モーター制御過程は、自動製
    氷装置が給水モードであると所定時間水を供給した後、
    給水モーターを所定時間逆回転させることを特徴とする
    請求項19記載の自動製氷方法。
JP8268091A 1995-12-08 1996-10-09 自動製氷装置 Expired - Fee Related JP2798131B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1995-47714 1995-12-08
KR1019950047714A KR0153209B1 (ko) 1995-12-08 1995-12-08 자동제빙장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09159332A true JPH09159332A (ja) 1997-06-20
JP2798131B2 JP2798131B2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=19438487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8268091A Expired - Fee Related JP2798131B2 (ja) 1995-12-08 1996-10-09 自動製氷装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5836168A (ja)
JP (1) JP2798131B2 (ja)
KR (1) KR0153209B1 (ja)
CN (1) CN1130534C (ja)
DE (1) DE19641609C2 (ja)
FR (1) FR2742217B1 (ja)
MX (1) MX9606123A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3542271B2 (ja) * 1998-05-15 2004-07-14 株式会社三協精機製作所 製氷装置および製氷装置の制御方法
NL1011915C2 (nl) 1999-04-28 2000-10-31 Wiltoe Innovatie B V IJsblokjesapparaat en inzetelement voor een ijsblokbakje daarvan.
KR100642362B1 (ko) * 2004-11-02 2006-11-03 엘지전자 주식회사 제빙기의 급수량 제어장치 및 제어방법
CN100357683C (zh) * 2004-11-23 2007-12-26 广东科龙电器股份有限公司 一种自动制冰的冰箱及控制方法
US7543453B2 (en) * 2005-12-09 2009-06-09 Whirlpool Corporation Measured fill water dispenser for refrigerator
KR100756992B1 (ko) * 2006-03-07 2007-09-07 주식회사 대창 냉장고용 자동 제빙기의 이중 급수 제어장치 및 이중 급수제어방법
US8613203B2 (en) * 2007-11-05 2013-12-24 Lg Electronics Inc. Refrigerator and control method thereof
KR101421735B1 (ko) * 2008-02-28 2014-07-22 엘지전자 주식회사 냉장고의 제빙장치
US20120186288A1 (en) * 2011-01-21 2012-07-26 Hapke Kenyon A Ice-harvest drive mechanism with dual position bail arm
CN102829591A (zh) * 2012-09-03 2012-12-19 海信容声(广东)冰箱有限公司 一种搅冰碎冰驱动装置
CN106473688B (zh) * 2016-10-31 2020-01-07 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 洗碗机和用于洗碗机的进水控制方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3570266A (en) * 1969-06-02 1971-03-16 Gen Electric Refrigerator including ice maker water reservoir
IT1198360B (it) * 1982-03-09 1988-12-21 Eurodomestici Ind Riunite Apparecchio produttore di ghiaccio con pompetta alimentatrice,particolarmente per frigoriferi domestici a piu' vani di conservazione
US4774814A (en) * 1986-09-05 1988-10-04 Mile High Equipment Company Ice making machine
JPH01234772A (ja) * 1988-03-12 1989-09-20 Toshiba Corp 自動製氷機付冷蔵庫
US5035118A (en) * 1990-04-16 1991-07-30 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha Automatic ice making machine
JP2609741B2 (ja) * 1990-04-26 1997-05-14 株式会社東芝 自動製氷装置付冷蔵庫
JP2551870B2 (ja) * 1991-02-22 1996-11-06 ホシザキ電機株式会社 製氷機のための電気制御装置
US5135645A (en) * 1991-03-28 1992-08-04 Raytheon Company Refrigerator water filter
JP2807373B2 (ja) * 1992-04-30 1998-10-08 株式会社東芝 自動製氷装置
FR2707744B1 (fr) * 1993-07-13 1995-09-22 Ardech Const Metall Installation permettant de réaliser simultanément le rafraîchissement de liquides (boissons) dans des bouteilles, la production d'eau fraîche et de glaçons démoulés et distribués automatiquement.
JP2874087B2 (ja) * 1994-03-24 1999-03-24 松下冷機株式会社 製氷装置
US5527470A (en) * 1994-11-16 1996-06-18 Everpure Inc. Water quality monitoring and control system for an ice maker

Also Published As

Publication number Publication date
CN1130534C (zh) 2003-12-10
DE19641609A1 (de) 1997-06-26
FR2742217A1 (fr) 1997-06-13
US5836168A (en) 1998-11-17
KR970047503A (ko) 1997-07-26
KR0153209B1 (ko) 1999-01-15
JP2798131B2 (ja) 1998-09-17
FR2742217B1 (fr) 1999-03-26
DE19641609C2 (de) 1999-07-22
MX9606123A (es) 1997-08-30
CN1153278A (zh) 1997-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1417445B1 (en) Ice maker for refrigerator and method of testing the same
JP2798131B2 (ja) 自動製氷装置
US7543453B2 (en) Measured fill water dispenser for refrigerator
JP2827164B2 (ja) 自動製氷機の離氷モータの制御方法
NZ540522A (en) Measured fill water dispenser for refrigerator freezers
WO2009008619A2 (en) Refrigerator and method for controlling the same
JPH09178312A (ja) 冷蔵庫用自動製氷機
KR0182126B1 (ko) 냉장고의 급수장치 및 물탱크 수량부족검출방법
MXPA96006123A (en) Apparatus for the automatic production of hi
US5813238A (en) Automatic ice production apparatus
JP3572175B2 (ja) 自動製氷装置
KR100276738B1 (ko) 냉장고의 얼음투출 제어장치 및 그 방법
JP2875997B2 (ja) 自動製氷機の離氷モード制御方法
KR0177739B1 (ko) 자동제빙기의 오동작 방지방법
KR19980030889A (ko) 냉장고용 자동제빙기의 급수기 제어장치
KR100373070B1 (ko) 냉장고의 얼음잔량 표시장치 및 제어방법
KR100200787B1 (ko) 자동제빙장치의 제어방법
KR0125751B1 (ko) 제빙기의 제빙검사방법
KR100566403B1 (ko) 검빙레버 결빙방지방법
JP2006308136A (ja) 冷蔵庫
KR100557764B1 (ko) 제빙장치 및 그 제어방법
JPH06159878A (ja) 冷蔵庫の製氷制御システムおよび制御方法
KR101326110B1 (ko) 제빙기
KR0171368B1 (ko) 자동 제빙기의 얼음그릇내 잔빙제어방법
JPH07270007A (ja) 自動製氷装置付冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070703

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080703

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees