JP2551870B2 - 製氷機のための電気制御装置 - Google Patents

製氷機のための電気制御装置

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JP2551870B2
JP2551870B2 JP3050551A JP5055191A JP2551870B2 JP 2551870 B2 JP2551870 B2 JP 2551870B2 JP 3050551 A JP3050551 A JP 3050551A JP 5055191 A JP5055191 A JP 5055191A JP 2551870 B2 JP2551870 B2 JP 2551870B2
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    • F25C5/08Apparatus for disintegrating, removing or harvesting ice without the use of saws by heating bodies in contact with the ice
    • F25C5/10Apparatus for disintegrating, removing or harvesting ice without the use of saws by heating bodies in contact with the ice using hot refrigerant; using fluid heated by refrigerant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25C1/12Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除氷給水行程、製氷行
程及び排水行程からなる1サイクルの行程を前記各行程
順に繰り返し行って製氷庫内に氷を自動的に蓄積する製
氷機のための電気制御装置に係り、特に前記排水行程を
行う排水制御手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、開昭63−1
05381号公報に示されているように、除氷給水行程
において除氷給水制御手段がホットガスバルブ及びウォ
ータバルブを所定期間オン状態に設定して製氷板の表面
上の氷を貯氷庫に落下させるとともに製氷水タンクに給
水するようにし、製氷行程において製氷制御手段が循環
ポンプを所定期間作動させて製氷板の表面上にて氷を生
成すようにし、排水行程において排水制御手段が排水装
置を作動させて製氷水タンク内の水を排出するようにし
ている。これにより、製氷水タンク内には不純物が蓄積
されないようになり、良質な氷が製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
装置にあっては、各サイクル毎に排水行程が必ず行われ
るので、不純物のほとんどと含まれていない水も排水さ
れることになり、水が無駄に消費されるという問題があ
った。本発明は上記問題に対処するためになされもの
で、その目的は、水の無駄使いをなくすようにした製氷
機のための電気制御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、製氷水
タンクの上方にほぼ垂直に設けた製氷板と、製氷板の裏
面に設けた蒸発器と、圧縮機、兵兵客及び膨張バルプか
らなり蒸発器に冷媒を循環させる冷凍回路と、冷却器及
び膨張バルプをバイバスしたバイパス路に設けられ圧縮
機から蒸発器へのホットガスの供給を制御するホットガ
スバルブと、製氷水タンク内の水を製氷板の表面側上部
に供給する循環ポンプと、外部から製氷板の裏面側上部
への除氷水の供給を制御するウォータバルブと、製氷水
タンク内の水を排出する排水装置とを備えた製氷機のた
めの電気制御装置であって、ホットガスバルブ及びウォ
ータバルブを所定期間オン状態に設定して製氷板の表面
上の氷を貯氷庫に落下させるとともに製氷水タンクに給
水する除氷給水行程を行う除氷給水制御手段と、循環ポ
ンプを所定期間作動させることにより製氷板の表面上に
氷を生成させる製氷行程を行う製氷制御手段と、排水装
置を所定期間作動させて製氷水タンク内の水を排出する
排水行程を行う排水制御手段とを備え、除氷給水行程、
製氷行程及び排水行程からなる1サイクルの行程を各行
程順に繰り返し行う製氷機のための電気制御装置におい
て、前記排水制御手段を、1サイクル毎にカウントアッ
プするカウンタ手段と、カウンタ手段のカウント値に応
じて所定サイクル数毎に排水装置を作動させるとともに
それ以外のときには同排水装置の作動を禁止する排水頻
度制御手段とで構成するとともに、前記除氷給水制御手
段を、排水行程の終了時にホットガスバルブ及びウオー
タバルブをオンする除氷給水開始手段と、同排水行程の
終了時に時間計測を開始するタイマ手段と、前回の排水
行程にて排水装置が作動された場合にはタイマ手段によ
る時間計測値が第1所定時間に達したときホットガスバ
ルブ及びウォータバルブをオフし、かつ前回の排水行程
にて排水装置が作動されなかった場合にはタイマ手段に
よる時間計測値が第1所定時間より短い第2所定時間に
達したときホットガスバルブ及びウォータバルブをオフ
する除氷給水終了手段とで構成したことにある。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、カウンタ手段が、除氷給水行程、
製氷行程及び排水行程からなる1サイクル毎に、そのカ
ウント値をカウントアップさせ、このカウント値が所定
サイクル数を示すとき、排水頻度制御手段は排水装置を
作動させる。また、このカウント値が所定サイクル数を
示さないとき、排水頻度制御手段は排水装置の作動を禁
止する。これにより、製氷水タンク内の水が所定サイク
ル毎に排出されることになる。その結果、この請求項1
に係る発明によれば、不純物がある程度蓄積してから製
氷水タンク内の水が排出されることになり、不純物が少
ない場合には後の製氷行程にてそのまま利用されるの
で、製氷水の不純物濃度が低く保たれて良質の氷が製造
されるとともに、水が無駄に消費されることがなくな
る。
【0008】
【0009】さらに、この請求項1に係る発明において
は、排水行程終了後、除氷給水開始手段によりホットガ
スバルブ及びウォータバルブがオンされ、タイマ手段に
よる所定時間の計測の後に、除氷給水終了手段により前
記両バルブがオフされて除氷給水行程が終了する。この
場合、前回の排水行程にて排水装置が作動した場合には
前記所定時間は第1所定時間に設定され、また前回の排
水行程にて排水装置が作動しなかった場合には同所定時
間は第1所定時間より短い第2所定時間に設定されるの
で、排水行程にて製氷水の排水が行われなかった場合に
は、同排水が行われた場合に比べて、除氷給水行程にお
ける給水時間が短くなる。その結果、この請求項に係
る発明によれば、製氷水の排水が行われなくて製氷水の
多少の補充で充分な場合には、無駄な給水が行われない
で、さらに節水効果が高まる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は同実施例に係る流下式製氷機を概略的に
示している。この製氷機は、製氷水を収容する製氷水タ
ンク11の上方にほぼ垂直に設けた製氷板12を有す
る。この製氷板12は熱伝導率の低いステンレス板で構
成されていて、その表面12aにて氷Aを生成するもの
で、その裏面12bには蛇行させたパイプで構成した蒸
発器13がはんだ付け固定されている。この蒸発器13
の入口と出口との間には、圧縮機14、電動の冷却ファ
ン15が付設された凝縮器16、及び膨張バルブ17か
らなる公知の冷凍回路が接続されており、同蒸発器13
に冷媒が循環するようになっている。また、この冷凍回
路には凝縮器16及び膨張バルブ17をバイパスするバ
イパス路が設けられ、同バイパス路にはホットガスバル
ブ18が介装されている。
【0011】製氷板12の裏面12bの上方には除氷用
散水器21が設けられている。除氷用散水器21は多数
の散水孔21aを備え、外部の水道管に接続されたパイ
プ22を介して供給される水を製氷板12の裏面12b
に流す。このパイプ22には、電気的にオンオフ制御さ
れるウォータバルブ23が介装されている。製氷板12
の表面12aの上方には製氷用散水器24が設けられて
いる。製氷用散水器24も多数の散水孔24aを備え、
循環ポンプ25により製氷水タンク11からパイプ26
を介して供給される水を製氷板12の表面12aに流
す。
【0012】循環ポンプ25は正逆転が切り換え制御さ
れる電動のポンプで構成されており、正転時には製氷水
タンク11内の水をパイプ26側に圧送し、逆転時には
同タンク11内の水をパイプ27側に圧送するものであ
る。パイプ27には圧力バルブ28が介装されている。
圧力バルブ28は弁体28a及びスプリング28bを備
えており、弁体28aは常時スプリング28bの付勢力
によりパイプ27の連通を禁止し、循環ポンプ25から
水が圧送されたとき上方へ変位して同パイプ27の連通
を許容する。このパイプ27の末端は、製氷水タンク1
1の中央に設けられて同タンク11内の最高液面高さを
規定するオーバフローパイプ31の上方に位置してお
り、パイプ27内を流れてきた水はオーバフローパイプ
31を介して外部へ排出されるようになっている。
【0013】パイプ27の中間部はパイプ32を介して
サブタンク33に接続されていて、パイプ27を流れる
水の一部はサブタンク33にも供給されるようになって
いる。サブタンク33はその底部にて製氷水タンク11
に連通しているとともに、フロートスイッチ34を収容
している。このフロートスイッチ34は製氷水タンク1
1内の液面の高さを検出するもので、同液面の高さが規
定値より高ければオン状態となり、かつ同液面の高さが
規定値にまで低下するとオフ状態となるものである。ま
た、製氷板12の下方には、同板12の表面12aにて
形成されて落下する氷Aを貯氷庫35に導く案内板36
が傾斜して配置されている。案内板36には複数個の孔
36aが設けられていて、同孔36aを通して水が製氷
水タンク10内に流下するようになっている。
【0014】次に、上記のように構成した製氷機を電気
的に制御するための電気制御装置について図面を用いて
説明すると、図2は同装置の回路図を示している。この
電気制御装置は3本の入力母線L1,L2,L3を有してお
り、同母線L1,L2,L3 には、圧縮機14の電動モータ
14aと、ホットガスバルブ18の電磁ソレノイド18
aと、冷却ファン15の電動モータ15aと、循環ポン
プ25の電動モータ25aと、ウォータバルブ23の電
磁ソレノイド23aと、これらの各モータ及びソレノイ
ドの通電を制御する制御回路40とが接続されている。
入力母線L1,L2,L3 は単相3線式商用電源に接続され
ており、入力母線L1,L2 間は120Vに設定されると
ともに、入力母線L1,L3 間は240Vに設定されてい
る。
【0015】電動モータ14aの一端はリレー51の常
開接点51aを介して入力母線L1 に接続され、同モー
タ14aの他端は入力母線L3に接続されている。な
お、常開接点51aと電動モータ14aとの間には、同
モータ14aを起動するための起動キャパシタ52及び
起動リレー53も接続されている。リレー51の常開接
点51aはコイル51bの通電時にオンするもので、同
コイル51bの一端は貯氷スイッチ54を介して入力母
線L1 に接続されるとともに、他端はリレー55の常開
接点55aを介して入力母線L2 に接続されている。貯
氷スイッチ54は、図1に示すように、貯氷庫35の内
側上部に組み付けられた常閉型のサーモスイッチで構成
され、貯氷庫35内に氷が満たされると温度に感応して
オフするものである。リレー55の常開接点55aはコ
イル55bの通電時にオンするもので、同コイル55b
はスイッチングトランジスタ56のオン時に通電され
る。
【0016】電磁ソレノイド18a及び電動モータ15
aの各一端はリレー57の切り換え接点57a及び貯氷
スイッチ54を介して入力母線L1 に接続され、同ソレ
ノイド18aの他端は入力母線L2 に接続され、同モー
タ15aの他端はリレー55の常開接点55aを介して
入力母線L2に接続されている。リレー57の切り換え
接点57aはコイル57bの非通電時に図示状態にあっ
て電動モータ15aを入力母線L1 に接続し、かつコイ
ル57bの通電時に図示状態から切り換えられて電磁ソ
レノイド18aを入力母線L1 に接続するもので、同コ
イル57bはスイッチングトランジスタ58のオン時に
通電される。
【0017】電動モータ25aの正転制御端25a1は
リレー61の常閉接点61a、リレー57の切り換え接
点57a及び貯氷スイッチ54を介して入力母線L1
接続され、同モータ25aの逆転制御端25a2はリレ
ー61の常開接点61b及び貯氷スイッチ54を介して
入力母線L1 に接続され、同モータ25aの共通端25
a3はリレー55の常開接点55aを介して入力母線L
2 に接続されている。リレー61の常閉接点61aはコ
イル61cの非通電時にオンするとともに、常開接点6
1bはコイル61cの通電時にオンするもので、同コイ
ル61cはスイッチングトランジスタ62のオン時に通
電される。電磁ソレノイド23aの一端はリレー63の
常開接点63a及び貯氷スイッチ54を介して入力母線
1 に接続され、同ソレノイド23aの他端は入力母線
2 に接続されている。リレー63の常開接点63aは
コイル63bの通電時にオンするもので、同コイル63
bはスイッチングトランジスタ64のオン時に通電され
る。
【0018】制御回路40は、CPU、ROM、RA
M、タイマ、I/Oなどからなるマイクロコンピュータ
により構成されており、図3のフローチャートに対応し
た「メインプログラム」を実行し続けるとともに、前記
タイマからの割り込み命令により所定時間毎に図7のフ
ローチャートに対応した「タイマ割り込みプログラム」
を割り込み実行して、スイッチングトランジスタ56,
58,62,64のオンオフを制御する。この制御回路
40と各スイッチングトランジスタ56,58,62,
64との間には出力ゲート41が接続されており、この
出力ゲート41は制御回路40からの出力制御信号に応
じてオンオフして各トランジスタ56,58,62,6
4に対する制御信号の供給を許容し又は禁止する。
【0019】また、この制御回路40には、直流電源回
路70、排水時間設定スイッチ42、排水頻度設定スイ
ッチ43、フロートスイッチ34及び温度センサ44も
接続されている。
【0020】直流電源回路70は、入力母線L1,L2
に貯氷スイッチ54を介して接続されたトランス71
と、同トランス71に接続された全波整流回路72と、
同全波整流回路72に平滑コンデンサ73を介して接続
されたレギュレータ74とを備えている。レギュレータ
74の出力は平滑コンデンサ75を介して制御回路40
に接続されていて、同回路40に直流電圧VC (例えば
5V)を供給する。なお、この直流電圧VC はスイッチ
ングトランジスタ56,58,62,64にも供給され
ている。また、レギュレータ74の入力は直列接続した
2個の抵抗からなる分圧回路76にも接続されている。
この分圧回路76はトランス71の交流入力電圧が12
0Vであるときに2.5V程度の電圧を出力するように
設定されていて、同分圧回路76の出力はA/D変換器
77の入力に接続されている。A/D変換器77は入力
電圧をディジタル信号に変換して制御回路40に出力す
るもので、このディジタル信号は制御回路40にて入力
母線L1,L2 に印可された電圧のチェックに利用され
る。なお、このA/D変換器77にもレギュレータ74
の出力電圧VC が電源電圧として供給されている。
【0021】排水時間設定スイッチ42は複数の選択ス
イッチで構成され、それらの選択操作に応じて製氷水タ
ンク11内の水を排水する時間(例えば、0秒,10
秒,20秒)を表す信号を出力する。排水頻度設定スイ
ッチ43も複数の選択スイッチで構成され、何サイクル
(例えば、1,2,5,10サイクル)に1回排水を行
うかを表す信号を出力する。フロートスイッチ34は上
述したとおりである。温度センサ44は、図1に示すよ
うに、蒸発器13の出口部に設けられ、同出口部の温度
を表す信号を出力する。
【0022】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。電源スイッチ(図示しない)が投入される
と、入力母線L1,L2,L3 に交流電圧が供給されるとと
もに、同電圧が直流電源回路70にて直流電圧に変換さ
れて制御回路40に供給され、同回路40は図3のステ
ップ100にて「メインプログラム」の実行を開始す
る。なお、この場合、貯氷庫35に氷が満たされていて
貯氷スイッチ54がオフ状態にある場合には、制御回路
40に電力が供給されないので、以下に説明する制御動
作は実行されない。この「メインプログラム」の実行開
始後、制御回路40はステップ102にて初期設定処理
を実行する。この初期設定処理においては、給水フラグ
WFLG及び電圧チェックフラグVFLGが”0”に初期設定さ
れるとともに、サイクルカウント値Nが「0」に初期設
定されることを含めて、各種変数が初期値に設定され
る。また、出力ゲート41がオン状態に設定される。
【0023】この初期設定処理後、制御回路40はステ
ップ104にて初期給水行程を実行する。この行程にお
いては、スイッチングトランジスタ64がオン状態に設
定され、リレー63の作用により、電磁ソレノイド23
aが通電されるので、ウォータバルブ23がオンする。
これにより、パイプ22を介した水道水が除氷用散水器
21に供給され、前記水が製氷板12の裏面12bに沿
って流れ落ちて製氷水タンク11に流入する。この初期
給水行程はタイマの作用により所定時間(例えば1分
間)だけ行われ、同時間が経過するとプログラムはステ
ップ106へ進められる。ステップ106においてはフ
ロートスイッチ34がオン状態にあるか否かが判定され
る。この場合、製氷水タンク11に流入した水量が少な
くてフロートスイッチ34がオンしていなければ、次の
ステップ106にて「NO」と判定され、再びステップ
104の初期給水行程が行われる。
【0024】一方、前記水量が充分でフロートスイッチ
34がオンしていれば、前記ステップ106における
「YES」との判定の基に、制御回路40はステップ1
08にてスイッチングトランジスタ56をオン状態に設
定する。これにより、リレー55の常開接点55aがオ
ンするとともに、リレー51の常開接点51aもオン
し、圧縮機14の電動モータ14aが起動され、以降、
圧縮機14は蒸発器13の出口からの冷媒を圧縮して凝
縮器16、膨張バルブ17及び蒸発器13からなる冷凍
回路に循環させるとともに、ホットガスバルブ18にも
供給する。次に、制御回路40はステップ110の除氷
給水行程、ステップ114の製氷行程、及びステップ1
16の排水行程からなる循環処理を繰り返し実行する。
このような「メインプログラム」の実行中、制御回路4
0は、タイマの作用により、「タイマ割り込みプログラ
ム」を所定時間毎に割り込み実行する。この「タイマ割
り込みプログラム」は図7のステップ200にて開始さ
れ、ステップ202にて除氷完了検出カウント値FDCT、
給水完了カウント値WFCT、排水制御カウント値WOCT及び
電圧チェックカウント値VCCTがそれぞれ「1」ずつカウ
ントアップされる。
【0025】また、この「タイマ割り込みプログラム」
においては、ステップ204〜224にて入力電圧のチ
ェックも行われる。この入力電圧のチェックは、コンセ
ントの差し違え、外部からの異常電圧の入力などによっ
て入力母線L1,L2,L3 の電圧が規定値より異常に上昇
した場合に、電気制御装置による製氷機の制御を停止す
るものである。前記入力電圧が正常な場合には、A/D
変換器77から取り込んだ電圧値Vinは約2.5Vであ
って、約3.5Vに設定された基準電圧値Vref より小
さいので、ステップ206にて常に「YES」と判定さ
れて、ステップ208にて電圧チェックカウント値VCCT
が常に「0」にクリアされる。その結果、電圧チェック
カウント値VCCTは常に「0」に保たれて所定値CT6 (例
えば30秒に相当するカウント値)に達することはな
く、ステップ210にて常に「NO」と判定されて、ス
テップ226にてこのプログラムが終了するので、電圧
チェックフラグVFLGは上記ステップ102(図3)にて
初期設定された”0”に保たれるとともに、出力ゲート
41もオン状態に保たれる。また、前記入力電圧が上昇
した場合には、ステップ206にて「NO」すなわち電
圧値Vinが基準電圧値Vref 未満でないと判定されて、
ステップ208のクリア処理が実行されないので、電圧
チェックカウント値VCCTは増加する。しかし、この入力
電圧の上昇が突発的なものであって短時間のうちに同電
圧が下降すれば、前記ステップ206,208の処理に
よって電圧チェックカウント値VCCTは所定値CT6 に達す
る前にクリアされるので、前述のように、電圧チェック
フラグVFLGは初期値”0”に保たれるとともに、出力ゲ
ート41もオン状態に保たれる。
【0026】一方、異常電圧の入力が長時間続いた場合
には、電圧チェックカウント値VCCTは所定値CT6 以上に
なり、ステップ210における「YES」との判定の基
に、ステップ212にて出力ゲート41がオフ制御され
るとともに、ステップ214にて電圧チェックフラグVF
LGが異常値”1”に変更される。これにより、出力ゲー
ト41は制御回路40からのスイッチングトランジスタ
56,58,62,64に対する制御信号の出力を禁止
するので、電気制御装置内の各種装置の保護が図られ
る。そして、この状態では、電圧チェックフラグVFLGが
異常値”1”に設定されているので、この「タイマ割り
込みプログラム」の実行毎に、ステップ204にて「N
O」と判定されて、ステップ216〜224の処理が実
行されるようになる。この場合、前記異常電圧の入力が
続けば、ステップ216にて「YES」すなわち電圧値
Vinは基準電圧値Vref 以上であると判定され、ステッ
プ218にて電圧チェックカウント値VCCTが「0」にク
リアされる。その結果、電圧チェックカウント値VCCTは
常に「0」に保たれて所定値CT6 に達することはなく、
ステップ220にて常に「NO」と判定されて、ステッ
プ226にてこのプログラムが終了するので、電圧チェ
ックフラグVFLGは異常値”1”に保たれるとともに、出
力ゲート41もオフ状態に保たれる。また、短時間だけ
入力電圧が下降しても、ステップ216,218の処理
によって電圧チェックカウント値VCCTは所定値CT6 に達
する前にクリアされるので、前述のように、電圧チェッ
クフラグVFLGは異常値”1”に保たれるとともに、出力
ゲート41もオフ状態に保たれる。
【0027】一方、前記入力電圧の異常が正常に復帰し
た場合には、長時間、電圧値Vinは基準電圧値Vref 未
満に保たれる。この場合、ステップ216にて「NO」
と判定され続けるので、電圧チェックカウント値VCCTは
所定値CT6 に達し、ステップ220にて「YES」と判
定されて、ステップ222にて出力ゲート41がオン状
態に設定されるとともに、電圧チェックフラグVFLGも初
期値”0”に戻される。そして、再び、ステップ206
〜214の処理が実行されるようになる。この状態で
は、出力ゲート41は制御回路40からスイッチングト
ランジスタ56,58,62,64に対する制御信号の
出力を許容するので、ふたたび電気制御装置内の各種装
置が制御回路40により制御されるようになる。以下、
このような入力電圧が正常な場合について、電気制御装
置の作動説明を続ける。
【0028】ふたたび、図3の「メインプログラム」の
説明に戻ると、ステップ110〜116からなる循環処
理中のステップ110の除氷給水行程は、図4に詳細に
示すように、ステップ120にて開始される。この開始
後、ステップ122にてスイッチングトランジスタ6
4,58がオン状態に設定される。これにより、リレー
63の常開接点63aがオンするとともに、リレー57
の切り換え接点57aが図示状態から切り換えられて、
電磁ソレノイド23a,18aが通電され、ウォータバ
ルブ23及びホットガスバルブ18がオンする。これら
の両バルブ23,18のオン状態への設定により、除氷
用散水器21には水道水が供給され続けて製氷水タンク
11には水が流入され続けるとともに、蒸発器13の入
口には圧縮器14により圧縮されたホットガスが供給さ
れるようになる。次に、ステップ124にて、給水完了
カウント値WFCTが初期値「0」にクリアされるととも
に、温度検出フラグTFLGが初期値”0”に設定される。
これにより、このカウント値WFCTは、この時点から前記
「タイマ割り込みプログラム」の実行される所定時間毎
に、「0」から「1」ずつ順次カウントアップするよう
になる。
【0029】前記ステップ124の処理後、制御回路4
0はステップ126〜142からなる循環処理により、
製氷板12の表面12aに生成されている氷の除氷と製
氷水タンク11に対する給水を行う。しかし、この電源
スイッチの投入直後においては、通常、氷は生成されて
いないので、前記除氷については後述するとして、前記
給水についてのみ説明する。ステップ126〜132の
処理後、ステップ134にて「YES」すなわち給水フ
ラグWFLGは”0”であると判定され、ステップ138に
て給水完了カウント値WFCTが所定値CT2 (例えば2分間
に相当するカウント値)以上であるか否かが判定され
る。この場合、給水完了カウント値WFCTが所定値CT2
満であれば、ステップ138における「NO」との判定
の基に、プログラムはステップ126に戻されて、再び
ステップ126〜138からなるの処理が実行され続け
る。一方、給水完了カウント値WFCTが所定値CT2 以上に
なれば、ステップ138にて「YES」と判定され、ス
テップ144にてスイッチングトランジスタ64,58
がオフ状態に設定されて、ステップ146にて除氷給水
行程が終了する。これにより、リレー63の常開接点6
3aがオフするとともに、リレー57の切り換え接点5
7aが図示状態に切り換えられて、電磁ソレノイド23
a,18aの通電が解除されるので、ウォータバルブ2
3及びホットガスバルブ18がオフする。その結果、製
氷水タンク11への水の流入が停止するとともに、蒸発
器13の入口にホットガスが供給されなくなって膨張バ
ルブ17からの冷たい冷媒が供給されるようになる。
【0030】このような除氷給水行程(図3のステップ
110)の処理後、ステップ112にて、前記ステップ
106と同様、フロートスイッチ34がオン状態にある
か否かが判定される。この場合も、製氷水タンク11に
流入した水量が少なくてフロートスイッチ34がオンし
ていなければ、ステップ112における「NO」との判
定の基に、プログラムは再びステップ104の初期給水
行程に戻される。また、製氷水タンク11に流入した水
量が充分でフロートスイッチ34がオンしていれば、ス
テップ112における「YES」との判定の基に、プロ
グラムはステップ114の製氷行程へ進められる。
【0031】製氷行程においては、制御回路40は、ま
ず、スイッチングトランジスタ58,62をオフ状態に
設定する。なお、これらのトランジスタ58,62は除
氷給水行程の終了時にオフ状態に設定されているので、
制御回路40は実質的には両トランジスタ58,62の
以前の状態を維持するのみである。その結果、リレー5
7,61の作用により、電動モータ15aが通電される
とともに、電動モータ25aの正転制御端25a1に電
力が供給されて、冷却ファン15が回転し始めるととも
に、循環ポンプ25が正転し始める。循環ポンプ25は
前記正転により製氷水タンク11内の水をパイプ26を
介して製氷用散水器24に供給するので、製氷板12の
表面12aには製氷水が流れる。この場合、ホットガス
バルブ18はオフ状態にあるとともに、冷却ファン15
が回転するので、蒸発器13には膨張バルブ17から冷
たい冷媒が供給されて、同蒸発器13は製氷板12をそ
の裏面12bから冷却し始める。一方、製氷板12は熱
伝導率の低いステンレスで構成されているので、蒸発器
13が密着している付近の製氷板12の表面12aの温
度のみが下がり、同付近にてのみ氷Aが除々に生成され
る。なお、製氷用散水器24から散水された製氷水のう
ちで氷Aの生成に利用されなかった残り水は、製氷水タ
ンク11にふたたび流入する。
【0032】このようにして氷Aが除々に成長して大き
くなると、氷Aに変化した分だけ製氷水タンク11内の
水量が減少する。そして、製氷水タンク11内の液面の
低下によってフロートスイッチ34がオフ状態になる
と、制御回路40はスイッチングトランジスタ58をオ
ン状態に設定する。その結果、リレー57の作用によっ
て切り換え接点57aが図示状態から切り換えられて、
電動モータ15a,25aの通電が解除され、冷却ファ
ン15及び循環ポンプ25が停止して、製氷行程が終了
する。
【0033】この製氷行程後、制御回路40はステップ
116にて排水行程を実行する。この排水行程は、図
5,6に詳細に示すように、ステップ150にて開始さ
れ、ステップ152にて排水時間設定スイッチ42及び
排水頻度設定スイッチ43の状態が読み込まれて、同状
態により表された各値が排水時間値CTX及び排水頻度NX
としてそれぞれ設定される。なお、この排水時間値CTX
は、通常、フロートスイッチ34により規定される製氷
水タンク11内の液面レベルに応じた値に設定される。
次に、ステップ154にてスイッチングトランジスタ5
8がオン状態に設定されるとともに、スイッチングトラ
ンジスタ62,64がオフ状態に設定される。その結
果、リレー57,61,63の作用によってリレー57
の切り換え接点57aは図示状態から上側へ切り換えれ
るとともに、リレー61,63の作用によってリレー6
1,63の各常開接点61b,63aがオフし、電磁ソ
レノイド18aが通電されるとともに電動モータ25a
及び電磁ソレノイド23aへの通電が解除されて、ホッ
トガスバルブ18がオンし、冷却ファン15が停止し、
循環ポンプ25が停止し、かつウォータバルブ23がオ
フする。
【0034】前記ステップ154の処理後、ステップ1
56にて前記設定した排水時間値CTX が「0」であるか
否かが判定される。まず、この排水時間値CTX が「0」
でない場合について説明すると、前記ステップ156に
て「NO」と判定され、ステップ158にてサイクルカ
ウント値Nに「1」が加算されて、ステップ160にて
同カウント値Nが「1」であるか否かが判定される。こ
の場合、初回の排水行程であって、サイクルカウント値
Nは上記ステップ102(図3)の処理により以前
「0」に設定されていたので、この時点では同カウント
値Nは「1」となっており、前記ステップ160にて
「YES」と判定されて、ステップ162にて同カウン
ト値Nが排水頻度NXに等しいか否かが判定される。こ
の場合、排水頻度NXが「1」以外の値(例えば
「2」,「5」,「10」)に設定されていれば、前記
ステップ162にて「NO」と判定され、プログラムは
ステップ166,168に進められる。ステップ166
においては排水制御カウント値WOCTが「0」にクリアさ
れ、ステップ168においては同カウント値WOCTが所定
値CT5(例えば2秒に相当するカウント値)になるま
で、プログラムの進行が停止される。そして、この排水
制御カウント値WOCTが、上述した「タイマ割り込みプロ
グラム」の実行毎に増加して、所定値CT5 に達すると、
前記ステップ168にてプログラムがステップ170以
降へ進められる。これにより、循環ポンプ25が所定時
間(例えば2秒間)停止する。このように循環ポンプ2
5を所定時間停止させるのは、回転中の循環ポンプ25
を急に停止させることができないためである。
【0035】ステップ170においては、スイッチング
トランジスタ62がオン状態に設定される。この場合、
スイッチングトランジスタ58は前記ステップ154の
処理によってオン状態に設定されているので、リレー5
7,61の作用により、電動モータ25aの逆転制御端
25a2に電力が供給されて循環ポンプ25は逆転し始
める。次に、前記ステップ166,168と同様なステ
ップ172,174の処理により、プログラムの進行が
排水時間値CTX に対応する時間だけ停止し、その後、ス
テップ176にてスイッチングトランジスタ62がオフ
状態に設定される。これにより、逆転中の循環ポンプ2
5がふたたび停止する。その結果、循環ポンプ25は排
水時間値CTX に対応する時間だけ逆転し、この逆転によ
り、製氷水タンク11内の水がパイプ27側に圧送され
るので、圧力バルブ28がオン状態になり、同タンク1
1内の水はパイプ27を介してオーバーフローパイプ3
1へ送られて外部へ排出される。また、パイプ27内に
流入した水の一部はパイプ32を介してサブタンク33
にも供給され、同タンク33とフロートスイッチ34の
洗浄にも利用される。そして、ステップ178にて給水
フラグWFLGが”1”に変更されて、ステップ186にて
排水行程が終了する。
【0036】この排水行程の終了後、プログラムはステ
ップ110の除氷給水行程(図3)に再び戻される。こ
の除氷給水行程においては、上述のように、ステップ1
22(図4)の処理によって水道水(除氷水)が製氷板
12の裏面12bに供給されるとともに、蒸発器13に
ホットガスが供給され、ステップ124の処理によって
給水完了カウント値WFCTが初期値「0」にクリアされる
とともに、温度検出フラグTFLGが初期値”0”に設定さ
れる。その結果、製氷板12は除氷水及びホットガスに
より暖められ始めるとともに、給水完了カウント値WFCT
が「0」からカウントアップを開始する。
【0037】これらのステップ122,124の処理
後、ステップ126にて温度検出フラグTFLGが”0”で
あるか否かが判定される。この場合、温度検出フラグTF
LGは前記ステップ124の処理により初め”0”に設定
されているので、前記ステップ126における「YE
S」との判定の基に、ステップ128にて温度センサ4
4により検出された蒸発器13の出口付近の温度が所定
温度T1 以上であるか否かが判定される。なお、この所
定温度T1 は、除氷給水行程にて製氷板12の表面12
a上の氷Aが融け始めて前記出口付近の温度がほとんど
変化しなくなる(飽和する)直前の温度であり、例えば
摂氏9度に設定されている。今、除氷給水行程の開始か
ら短時間しか経過していなくて、製氷板12及び蒸発器
13の温度が低く、前記検出温度が所定温度T1 未満で
あれば、前記ステップ128における「NO」との判定
の基に、プログラムはステップ126へ戻されて、以
降、ステップ126,128からなる循環処理が実行さ
れ続ける。この間、除氷水が製氷板12の裏面12bに
供給され続けるとともに、ホットガスが蒸発器13に供
給され続け、製氷板12及び蒸発器13の温度は徐々に
上昇して、製氷板12の表面12aに生成されている氷
Aは徐々に同面12aから離れ始める。
【0038】そして、前記循環処理中、温度センサ44
により検出された蒸発器13の出口付近の温度が所定温
度T1 以上になると、ステップ128における「YE
S」との判定の基に、ステップ130にて除氷完了検出
カウント値FDCTが初期値「0」にクリアされるととも
に、温度検出フラグTFLGが”1”に変更されて、プログ
ラムはふたたびステップ126に戻される。これによ
り、除氷完了検出カウント値FDCTは、上述した「タイマ
割り込みプログラム」の実行により、「0」からカウン
トアップし始める。ステップ126においては前記”
1”に変更された温度検出フラグTFLGに基づいて「N
O」と判定され、以降、プログラムはステップ126か
らステップ132へ進められるようになる。ステップ1
32においては、除氷完了検出カウント値FDCTが所定値
CT1 (例えば1分間に相当するカウント値)以上である
か否かが判定される。この場合、前記検出温度が所定温
度T1に達してから短時間しか経過していなければ、同
ステップ132における「NO」との判定の基に、プロ
グラムはステップ126に戻されてステップ126,1
32からなる循環処理が実行され続ける。この循環処理
中、除氷完了検出カウント値FDCTが増加して所定値CT1
以上になると、ステップ132にて「YES」と判定さ
れ、プログラムはステップ134,136へ進められ
る。なお、この状態では、製氷板12の表面12a上の
氷Aが案内板36上に落下し、落下した氷Aは同板36
に誘導されて貯氷庫35に蓄えられる。
【0039】ステップ134,136においては、給水
フラグWFLGが”0”又は”1”であるか判定される。こ
の場合、上述した排水行程のステップ178(図6)に
て同フラグWFLGは”1”に設定されているので、前記ス
テップ136にて「YES」と判定され、ステップ14
0にて給水完了カウント値WFCTが所定値CT3 以上である
か否かが判定される。なお、この所定値CT3 は排水後の
製氷水タンク11内に水を満たすのに必要な時間に対応
した前記所定値CT2 より大きな値であり、例えば3分に
相当するカウント値に設定されている。この場合、給水
完了カウント値WFCTが所定値CT3 未満であれば、ステッ
プ140にて「NO」と判定され、ステップ126,1
32〜136,140からなる循環処理が実行され続け
る。この間、ウォータバルブ23はオン状態にあるの
で、製氷水タンク11内には水道水が製氷板12を介し
て供給され続ける。この循環処理中、給水完了カウント
値WFCTが前記「タイマ割り込みプログラム」の実行によ
り増加して所定値CT3 以上になると、前記ステップ14
0にて「YES」と判定され、上述のように、ステップ
144にてウォータバルブ23及びホットガスバルブ1
8がオフ状態に設定されて、ステップ146にて除氷給
水行程が終了する。その結果、製氷水タンク11への水
道水の供給が停止する。このように、上述した排水行程
で製氷水タンク11内の水を排出した場合には、給水時
間CT3 を上述した初期給水後の除氷給水行程における給
水時間CT2 よりも長くしたので、製氷水タンク11内に
いずれの場合も適量の水が供給される。
【0040】この除氷給水行程の終了後、上述した製氷
行程が実行され、その後、ふたたび排水行程が実行され
る。この排水行程においては、図5のステップ152〜
156の処理後、ステップ158にてサイクルカウント
値Nに「1」が加算されると、同値Nは「2」になり、
ステップ160にて「NO」と判定されて、ステップ1
80,182の処理後、ステップ184(図6)にて給
水フラグWFLGが”2”に設定されて、排水行程が終了す
る。これにより、この排水行程においては、製氷水タン
ク11内の水が排水されない。そして、次の除氷給水行
程(図4)においては、上述したステップ122〜13
2の処理後、ステップ134,136にて共に「NO」
と判定されて、ステップ142にて給水完了カウント値
WFCTが所定値CT4 以上であるか否かが判定される。な
お、この所定値CT4 は製氷に使われた分の製氷水を製氷
水タンク11内に補充するのに必要な時間に対応してい
て前記所定値CT3 より小さな値であり、例えば2分程度
に相当するカウント値に設定されている。この場合も、
前述した場合と同様、給水完了カウント値WFCTが所定値
CT4 になるまで、ステップ142における「NO」との
判定の基に、ステップ126,132〜136,142
からなる循環処理が実行され続けて、この間、製氷水タ
ンク11内には水道水が製氷板12を介して供給され続
ける。そして、この循環処理中、給水完了カウント値WF
CTが所定値CT4 以上になると、前記ステップ142にて
「YES」と判定され、上述のように、ステップ144
にてウォータバルブ23及びホットガスバルブ18がオ
フ状態に設定されて、ステップ146にて除氷給水行程
が終了する。これにより、製氷水タンク11への水道水
の供給が停止し、この場合も、製氷水タンク11には適
量の水が供給される。
【0041】一方、この場合、前記ステップ180(図
5)の判定時には、サイクルカウント値Nが「2」であ
るので、ステップ152にて設定された排水頻度NX
「2」に設定されていれば、同ステップ180における
「YES」との判定の基にステップ182にて同カウン
ト値Nは「0」に設定される。この場合、次の排水行程
のステップ158にてこのサイクルカウント値Nに
「1」が加算されると、同カウント値Nは「1」にな
り、上述のようなステップ160における「YES」と
の判定の基に、ステップ162〜178の処理が行われ
て、製氷水タンク11内の水は外部へ排出される。な
お、この場合には、給水フラグWFLGは”1”に設定され
るので、次の除氷給水行程においては、給水時間は前記
所定CT3 に対応した長い時間になる。このようにして、
排水頻度NX が「2」に設定された場合には、除氷給水
行程、製氷行程及び排水行程からなる一連の行程の2サ
イクル毎に製氷水タンク11内の水は外部へ排出され
る。
【0042】また、排水頻度NX が「5」又は「10」
に設定されていれば、前記ステップ180にて5サイク
ル又は10サイクル毎に「YES」と判定されので、製
氷水タンク11の排水が5サイクル又は10サイクル毎
に行われる。また、排水頻度NX が「1」に設定されて
いれば、排水行程のステップ162にて常に「YES」
と判定されるとともに、ステップ164にてサイクルカ
ウント値Nが常に「0」に更新されるので、各サイクル
毎に製氷水タンク11の排水が行われる。
【0043】さらに、ステップ152にて設定される排
水時間値CTX が「0」であれば、ステップ156にて常
に「YES」と判定され、ステップ184にて給水フラ
グWFLGが”2”に設定されて、ステップ186にて排水
行程が終了する。これにより、この場合には、製氷水タ
ンク11内の排水は全く行われない。なお、この場合
も、除氷給水行程において、給水完了カウント値WFCTが
所定値CT4 以上なると給水が停止し、製氷水タンク11
には製氷に使われた量だけの水が補充される。
【0044】このように、上記実施例によれば、ステッ
プ158〜182(図5)の処理によって、排水頻度N
X により表されたサイクル数毎に製氷水タンク11内の
水が排水されるようにしたので、不純物がある程度蓄積
してから製氷水タンク内の水が捨てられることになり、
不純物が少ない場合には後の製氷行程にてそのまま利用
されるので、製氷水の不純物濃度が低く保たれて良質の
氷が製造されるとともに、水が無駄に消費されることが
なくなる。また、この排水頻度NX は使用者が適宜選択
できるので、製氷機の使用地域、使用季節などにより水
質が変化しても、節水効果を上げながら、良質の氷を製
造できる。さらに、ステップ178,184(図6)及
びステップ134〜142(図4)の処理によって、製
氷水タンク11の排水を行った場合と行わない場合と
で、除氷給水行程における給水時間を変更制御するよう
にしたので、節水効果をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る製氷機の概略図であ
る。
【図2】 図1の製氷機を制御するための電気制御装置
の回路図である。
【図3】 図2の制御回路により実行される「メインプ
ログラム」のフローチャートである。
【図4】 図3の除氷給水行程を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図5】 図3の排水行程の一部を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図6】 図3の排水行程の一部を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図7】 図1の制御回路により実行される「タイマ割
り込みプログラム」のフローチャートである。
【符号の説明】
11…製氷水タンク、12…製氷板、13…蒸発器、1
4…圧縮機、14a…電動モータ、15…冷却ファン、
15a…電動モータ、16…凝縮器、17…膨張バル
ブ、18…ホットガスバルブ、18a…電磁ソレノイ
ド、21…除氷用散水器、23…ウォータバルブ、23
a…電磁ソレノイド、24…製氷用散水器、25…循環
ポンプ、31…オーバフローパイプ、34…フロートス
イッチ、35…貯氷庫、40…制御回路、43…排水頻
度設定スイッチ、44…温度センサ、51,53,5
5,57,61,63…リレー、56,58,62,6
4…スイッチングトランジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷水タンクの上方にほぼ垂直に設けた
    製氷板と、前記製氷板の裏面に設けた蒸発器と、圧縮
    機、冷却器及び膨張バルブからなり前記蒸発器に冷媒を
    循環させる冷凍回路と、前記冷却器及び膨張バルブをバ
    イパスしたバイパス路に設けられ前記圧縮機から前記蒸
    発器へのホットガスの供給を制御するホットガスバルブ
    と、前記製氷水タンク内の水を前記製氷板の表面側上部
    に供給する循環ポンプと、外部から前記製氷板の裏面側
    上部への除氷水の供給を制御するウォータバルブと、前
    記製氷水タンク内の水を排出する排水装置とを備えた製
    氷機のための電気制御装置であって、前記ホットガスバ
    ルブ及び前記ウォータバルブを所定期間オン状態に設定
    して前記製氷板の表面上の氷を貯氷庫に落下させるとと
    もに前記製氷水タンクに給水する除氷給水行程を行う除
    氷給水制御手段と、前記循環ポンプを所定期間作動させ
    ることにより前記製氷板の表面上に氷を生成させる製氷
    行程を行う製氷制御手段と、前記排水装置を所定期間作
    動させて前記製氷水タンク内の水を排出する排水行程を
    行う排水制御手段とを備え、前記除氷給水行程、製氷行
    程及び排水行程からなる1サイクルの行程を前記各行程
    順に繰り返し行う製氷機のための電気制御装置におい
    て、前記排水制御手段を、 前記1サイクル毎にカウントアップするカウンタ手段
    と、 前記カウンタ手段のカウント値に応じて所定サイクル数
    毎に前記排水装置を作動させるとともにそれ以外のとき
    には同排水装置の作動を禁止する排水頻度制御手段とで
    構成するとともに、 前記除氷給水制御手段を、 排水行程の終了時に前記ホットガスバルブ及び前記ウォ
    ータバルブをオンする除氷給水開始手段と、 同排水行程の終了時に時間計測を開始するタイマ手段
    と、 前回の排水行程にて前記排水装置が作動された場合には
    前記タイマ手段による時間計測値が第1所定時間に達し
    たとき前記ホットガスバルブ及び前記ウォータバルブを
    オフし、かつ前回の排水行程にて前記排水装置が作動さ
    れなかった場合には前記タイマ手段による時間計測値が
    前記第1所定時間より短い第2所定時間 に達したとき前
    記ホットガスバルブ及び前記ウォータバルブをオフする
    除氷給水終了手段とで構成 したことを特徴とする製氷機
    のための電気制御装置。
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